週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー) 発売日・バックナンバー

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週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2017/06/11号

This Week
On the Cover
アリアナ・グランデさん、慈善公演でマンチェスターを再訪
今週の表紙は、6月4日に英マンチェスターでコンサートを開いた米人気歌手のアリアナ・グランデさんです。自らのコンサート会場で5月に爆弾テロが起き、その被害者を追悼・支援するために開いたものでした。ステージには趣旨に賛同したジャスティン・ビーバーさんら人気アーティストも参加。「テロには屈しない」というメッセージを発しました。英国では前日にもロンドンで再びテロ事件が発生し、コンサート会場は厳重な警備態勢が敷かれましたが、アリアナさんが「マンチェスターはきっと大丈夫」と呼びかけると、歓喜の声と拍手がわき起こったといいます。
ロンドンのテロ事件の報道は、Newsのページでも取りあげています。

◇今週の注目記事 ================

◇Interview : 世界で活躍するインド人写真家ダヤニータ・シンさんに聞く
格差やジェンダーなど現代の問題をテーマにした写真の数々を、チーク材の構造物で額装する独特な作風で知られるインド人写真家、ダヤニータ・シンさんの個展が、東京・恵比寿の東京都写真美術館で開かれています。額装した写真は、都市から都市へと移動する「ポータブル美術館」。この「美術館」を携え、個展に合わせて来日したダヤニータさんにインタビューしました。なぜ彼女が写真の世界に飛び込んだのか。写真を通じて彼女が目指してきたことを語ります。

◇Essay:Risa’s Journal クロスカルチャーな毎日
4月から始まったリサ・ステッグマイヤーさんによる新連載です。バイリンガルタレントとして活躍してきたリサさんは現在、シンガポール在住。仕事場である東京との間を、海をまたいで行き来する毎日です。子育ての真っ最中でもあり、2人の子どもをバイリンガルに育てようと奮闘中です。今回は、自分の中にある「日本人的な部分」と「米国人的な部分」について。「どっちが本当のリサさん?」と聞かれても、返答に困るそうです。そんなリサさんの目に映る、日本人と米国人の気質の違いについても語っています。

◇森住史の英語のアレコレQ&A
NHKラジオ「入門ビジネス英語」でも講師を務めた森住先生の好評連載を、新年度からも引き続きお楽しみいただきます。英語学習者からの質問に答える形で、英語の文法や語法などをめぐる素朴な疑問を、先生が分かりやすく解き明かします。今回は、文法についての質問です。Mary as well as her brothers のように A as well as B が主語になった場合、述語動詞を決めるのは、A?それとも B? 文法をめぐる二つの大きな立場の違いから、解説します。

◇Novel:「Caught on Camera 消えた子どもたち」
昨年連載されて好評だった「The Haunted Snow Globe スノードームにとらわれて」でおなじみの、アンドリュー・ヒッチェンさんによる連載小説です。英国の海辺の小さな町クラウドベリーに、ロンドンから引っ越してきたビリーとその両親。母親は不安障害にさいなまれ、その療養が転居の主な目的でした。しかし落ち着く間もなく、愛犬のモンティが行方不明になってしまいます。さらに地元の新聞には奇妙な事件の報道が……。愛犬を捜しに出かけたビリーは、大切な人が目の前から消えたという近所の人と会い、不思議な写真を目にします。そして、その写真を撮った写真家を訪ねることになります。英国の雰囲気たっぷりのストーリーテリングをお楽しみください。イラストもヒッチェンさん自身が手がけています。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「サービス」という単語を含んだ表現がテーマです。「モーニングサービス」を英語で言うには?「サービスしておく」はどう表現したらいい?

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。新年度から取りあげる本数を増やしました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、女子ゴルフの宮里藍選手の引退や、自動車レースのインディ500で日本人として初優勝した佐藤琢磨選手の話題などを取りあげました。

◆句動詞 de 英作文
英語の表現力を磨く新しいコーナーです。句動詞とは、基本的な動詞と副詞や前置詞を組み合わせた用法のこと。難しい単語を駆使するのではなく、こうした基本的な単語を使いこなすことを目指して、英作文にトライしていきます。目指すのは「普段着の英語表現」です。筆者は専修大学文学部教授の田邉祐司さん。今後の連載にぜひご期待ください。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Movies 最新映画のシナリオと対訳
今週紹介する作品は、英国の文学作品を映画化した「怪物はささやく」です。主人公は13歳の少年コナー。大好きな母親は深刻な病に侵され、父親は幼い頃に離婚して遠く離れて暮らしています。代わりに世話をしてくれる祖母とは馬が合わず、学校では同級生にいじめられる孤独な日々。そんなとき、家の向かいの墓地に立つ一本のイチイの木が、怪物の姿になって現れます。怪物はコナーのもとを訪れ、三つの物語を語るのですが、「四つ目はお前の真実を語れ」と命じます。シガニー・ウィーバーやフェリシティー・ジョーンズが脇を固めた作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英文ライティング道場
毎月第2週に掲載される読者参加型のコーナー。与えられた課題の「和文英訳」に、たくさんの読者の皆さんが挑戦しています。投稿作品は、大学で教鞭をとる2人の評者によって入念に添削・講評され、紙上で優秀者が発表されます。今回の題材は、最近注目を集めているというジュエリーの動向について。少し難度が高かったのですが、新年度とあって、新たな挑戦者も多数迎えています。この連載は皆さんの書く力を試す絶好の機会ですので、今後もぜひご参加ください。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、日本人が長く親しんできた履物の「げた・草履」です。最近注目を集めているというげたや草履の健康効果から、豊臣秀吉の出世をめぐるエピソードまで、縦横無尽に英語で解説していきます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel Popayan, COLOMBIA
今回の旅では、南米コロンビア南西部の都市ポパヤンを訪ねます。スペイン植民地時代の面影が残るカラフルな街並みが多いコロンビアにおいては珍しく、白一色の街並みが魅力で、「白い街」のニックネームがあるそうです。このほかにも、コロンビアで最も古い大学を擁する街、イースター(復活祭)の時期に大きなイベントが開催される街といった、さまざまな顔をもっています。さらに、最近になって加わったのは「食文化」。ユネスコのプロジェクトである「創造都市ネットワーク」の食部門で、「食文化創造都市」の称号を受けたのです。そんな中、旅の筆者が特に注目したのが、街のあちこちで味わうことができる「スナック(軽食)」でした。美しい写真の数々とともに、お楽しみください。

◆News
 今週号のニュースのページでは、地球温暖化対策に世界各国が取り組むための「パリ協定」からの離脱をトランプ米大統領が正式に表明した報道について、大きく取りあげています。トランプ大統領の発言内容のほか、批判を強める各国の反応も紹介しています。

◆Business News ~ニュースで学ぶ経済英語~
経済やビジネスに関するニュースを取り上げます。毎月第2、4週に、株式、為替、景気、財政、企業戦略、新商品・サービス、IT(情報技術)など、国内外で起きた注目の報道を選んで、ヒントつきでお届けします。社会人をはじめ、就職活動中の学生の方々も必読です。「経済英語」には難しいイメージがありますが、背景知識があればニュースの理解度がグンとアップします。独特の用語や言い回しを学びながら、グローバル社会で通用する英語力を身につけましょう。今回は、石油輸出国機構(OPEC)が米シェールオイル業界との共存関係を模索しているという話題と、米スリーマイル島原発が閉鎖するニュースを紹介しています。

◆Weekly Picks フェイスブックのザッカーバーグ氏、母校ハーバード大卒業式で演説
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナーが始まりました。米国はいま、卒業式シーズンを迎えています。全米各地の大学では、その大学の卒業生を中心とする多彩なゲストが招かれ、式典でスピーチをしています。AWが今回取りあげたのは、ハーバード大学。在学中に現在のSNSの前身となるサービスを立ち上げ、そのまま中退した「最も有名なドロップアウト」とも呼ばれるフェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグ氏が登場しました。卒業生らに「世の中を変えるためには、小さくても一歩踏み出すことが大切」と訴えた演説の模様を、AP通信の記事を通じて紹介します。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2017/6/4号

This Week
On the Cover

日本とタイの懸け橋に 俳優のジェームス・ジラユさん

今週号の表紙に登場するのは、タイの国民的アイドルにして人気俳優のジェームス・ジラユさんです。今年は日本とタイの修好130年の節目で、親善大使を務めるジラユさんはこのほど来日。イベントに出席する傍ら、AWのインタビューに応じてくれました。日本でレッスンを受けたことがあるほか、テレビ番組の企画で東北地方を訪ねたこともあるというジラユさんは親日家で、今度は日本中を鉄道で旅行することを楽しみにしているそうです。
今週号はちょっとしたタイ特集を組んでいます。ジラユさんのインタビューのほか、TRAVELのコーナーでも、バンコクのマーケットを取りあげています。


◇今週の注目記事 ================

◇Interview: 「言葉は勇気」 英語を学び続けるジェームス・ジラユさんインタビュー表紙に続き、紙面ではジェームス・ジラユさんのインタビューを詳報しています。尋ねたのは、ジラユさんと英語のかかわりについてです。今回、AWの求めに応じて、英語でインタビューに答えてくれました。実は、映画やドラマ、ファッションショーと多忙な中でも、米国で暮らしていたアシスタントと英語で会話することを日々続けているのだそうです。「英語が話せれば、もっと世界に触れることができる」と語るジラユさんにとって、英語はこれからも、日本やほかの国々で活躍の場を広げるためにも、欠かすことのできないツールとなりそうです。

◇和t’s cooking?  鳥の空揚げ
4月から始まったこの連載では、今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介します。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米フィラデルフィア在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。もちろん、英語でのレシピと手順もついていますので、ご家庭でのクッキングの参考にしてください。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。今回取りあげるのは、和食の中でも屈指の人気料理「鳥の空揚げ」です。海外でも似た料理のフライドチキンがあるので、外国人に振る舞うには不向きでは、と思われがちですが、実は海外の人にも好まれるのだそうです。海外の調理法との違いを意識しながら、レシピをお教えします。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
連載「リサの東京案内」で東京の隠れた魅力を紹介してきたフォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、今度は連載の装いも新たに、日帰りで出かけることができる東京周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回訪ねたのは、東京のど真ん中の六本木。Asahi Weeklyの連載でもおなじみの「スヌーピーミュージアム」です。ミュージアムでは最近、筆者を喜ばせる「変化」があったといいます。ミュージアムの魅力と合わせて紹介します。

◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。これまで、連載「ヘンな英語修理します」で日常生活の様々な場面で誤解を招きやすい日本人英語のミスを指摘して、正しい用法を伝授してきました。4月から始まった今度の連載のテーマは「おもてなし」。日本を訪れた外国人と接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。成田空港行きのバスを探している米国人観光客のジェームズが、通行人のアキラに話しかけます。アキラは停留所の場所と次の出発時間を教えたつもりですが、どうもうまく伝わっていないようです。いったい何が問題だったのでしょう?

◇Essay:マーティにまかせろ Bring it on!
ヘビーメタル・バンド MEGADETH の元ギタリスト、マーティ・フリードマンさんが、読者の皆さんからの様々な質問に英語でお答えします。音楽や外国語の勉強法から人生相談まで、「なんでも来い!」の意気込みで、難問奇問に挑戦してくれます。これまでの第2週掲載から、第1週に引っ越しをし、新年度もますます好調です。6月に入り、就職活動も佳境に入ってきました。今回は、将来に悩む現役の学生さんたちからの質問を集めてみました。

◇Dear Annie
新しい回答者にコラムニストの Annie Laneさんを迎え、衣替えした人気コーナー。新年度もこれまでに引き続き、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えてもらいます。今回は「結婚式での『無銭飲食』は勘弁」「親が僕の事を評価してくれない」の相談2題を紹介します。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。新年度から取りあげる本数を増やしましたので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今回は、トランプ米大統領がユダヤ教の聖地を訪ねたニュースや、千葉沖で珍しい巨大ザメが捕獲された話などを紹介しています。国内で報道されたニュースも多く取りあげていきますので、「このニュースは英語でどう報じられているのかな?」といった疑問にも答えていきます。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載。新年度も、高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。米国の生活についてのミニコラムもあります。今回は、ハンナが洗濯物の苦情を言ったところ、母親のキャロルに洗濯機の使い方を習うことになります。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。4月から6月までを担当するのは、ロンドン生まれのアニサ・ダさんです。父親はケニア、母親はポーランド出身というアニサさんは、世界各地を旅する間に立ち寄った日本に魅了されて来日。現在は幼児向け英語教室のインストラクターや中学校の英語講師として活躍しています。今回は、ロンドンの最新事情について。アニサさんおすすめの街、ダルストンの魅力を語ります。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、名優マシュー・マコノヒーが主演する「ゴールド/金塊の行方」です。1990年代に証券市場に大混乱をもたらした実際の事件をもとにしたストーリーです。採掘会社の経営を引き継いだものの、経営不振にあえいでいる主人公ウェルスは、一攫千金を夢見てインドネシアに渡り、地質学者のマイク・アコスタと手を組みます。そこで過去最大の金脈を発見し、一躍世界中の注目を集めることに。しかし、金塊サンプルの偽装工作が報じられると、一転して渦中の人物となります。ついにはFBIの捜査の手が伸びて……。インドネシア大統領の関係者まで巻き込んだ騒動を、脚本(スクリプト)と日本語の対訳で楽しんでください。

◆シミケンの語源でサクサク英単語
「語源によるビジュアル記憶法」という英単語の学習方法を提唱する埼玉県立草加南高校教諭、清水建二さんによる新連載です。漢字が「へん」や「つくり」で構成されているように、英単語も接頭辞や語根、接尾辞といったパーツから成り立っています。こうしたパーツを活用し、ボキャブラリーを増やしてしまおう、という狙いです。今回は、missile とpromise、一見関係のなさそうな単語の、共通の語源を探ります。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel  Bangkok markets, THAILAND
タイ特集の一環として、今回訪ねたのは、首都バンコクのマーケットの数々です。バンコクには大小様々な市場があり、それぞれに専門で扱っている商品があります。生花を扱うパークローン市場では花々の香りを楽しみ、タイカレーやタイ風やきそばを売る屋台がひしめくワンラン市場では、現地の人々に交じって腹ごしらえをしました。中には偽ブランド品を扱うような店もあり、旅の筆者は戸惑いますが、普通の観光ツアーではなかなか出会えないような、現地の人々の素顔に触れることができるのも、市場巡りの楽しみの一つです。バンコクの街の活気を感じることができる写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。

◆Weekly Picks  米国の老舗サーカス団、146年の歴史に幕
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介する新コーナーが始まりました。今週号では、米国で長年親しまれた人気サーカス団「リングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリー・サーカス」がこのほど、最後の公演をしたというニュースを取りあげます。多くの米国人の心に残るサーカス団で、惜しむ声も聞かれますが、ゲームやインターネットなど娯楽が増えた時代の流れにはあらがえなかったようです。とどめを刺したのは、動物愛護団体からの批判で、ゾウやライオンなどを使った人気のショーができなくなったことだったといいます。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2017/5/28号

This Week
On the Cover

英国キャサリン妃、妹の結婚式でお母さんの顔

5月28日号の表紙は、英王室のキャサリン妃の妹ピッパ・ミドルトンさんの結婚式からの一コマです。ピッパさんは5月20日に、投資会社CEOのジェームズ・マシューズさんと挙式し、ウィリアム王子やキャサリン妃ら王室関係者も多数参列しました。そんな中、キャサリン妃は、花嫁の付添人を務めるジョージ王子やシャーロット王女ら子どもたちを引率し、お母さんらしい姿を見せていました。日本国内でも、秋篠宮家の長女、眞子さまが婚約に向けた準備をしていることが明らかになりましたが、英国でも王室と結婚の話題で持ちきりだったようです。


◇今週の注目記事 ================

◇Feature:Speak up @ Work 英語を使う機会を積極的に 日本航空・松本明香さん
仕事で英語を使っている人にインタビューしたり、英語を多用する職場を訪問したりする新企画が始まりました。その職場ではどんな表現が頻繁に使われているのか。働く人たちはどうやって英語力を磨いてきたのか。そんな「働くための英語」を現場から学んでいきます。英語にかかわる仕事に就くことを夢見る中高生や大学生には必見のシリーズ。月1回程度の掲載を予定しています。今週号では、日本航空の国際提携部共同事業・アライアンスグループに所属する松本明香さんに話を聞きました。海外の航空会社との提携を進める仕事で、日常的に英語を使っています。英語力を長年磨いてきた松本さんですが、それでも英語を母国語とする交渉相手に自分の考えを正しく伝えようと、米国人の上司に相談するなどして努力を重ねているといいます。自身の現在の英語勉強法を披露してもらい、就職活動をしている学生さんたちへのアドバイスもいただきました。

◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミ入れてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセーです。新年度に入ってもツッコミの切れ味はますます好調です。今回のテーマは、5月31日の世界禁煙デーにあわせ、日本のたばこ規制についてです。ジェイソンさんは日本の分煙技術のすばらしさをほめながらも、欧米に比べてまだまだ不十分とされる日本の喫煙規制に対して、厳しい視線を送ります。

◇Novel:「Caught on Camera 消えた子どもたち」
昨年連載されて好評だった「The Haunted Snow Globe スノードームにとらわれて」でおなじみの、アンドリュー・ヒッチェンさんによる新しい連載小説です。英国の海辺の小さな町クラウドベリーに、ロンドンから引っ越してきたビリーとその両親。母親は不安障害にさいなまれ、その療養が転居の主な目的でした。しかし落ち着く間もなく、愛犬のモンティが行方不明になってしまいます。さらに、地元の新聞には奇妙な事件の報道が……。愛犬を捜しに出かけたビリーは、我が子が何年も前に行方不明になったという女性と出会い、不思議な写真を目にします。英国の雰囲気たっぷりのストーリーテリングをお楽しみください。イラストもヒッチェンさん自身が手がけています。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。米国の生活についてのミニコラムもあります。5月末のメモリアルデー(戦没者追悼記念日)の週末、マリーの家ではピクニックの準備が進んでいます。どんな顔ぶれが集まるのでしょう。おいしそうなごちそうも用意されているようです。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。4月から6月までを担当するのは、ロンドン生まれのアニサ・ダさんです。父親はケニア、母親はポーランド出身というアニサさんは、世界各地を旅する間に立ち寄った日本に魅了されて来日。現在は幼児向け英語教室のインストラクターや中学校の英語講師として活躍しています。今回は、自身の母親の出身国であるポーランドについてです。まだまだ日本人にとってなじみのある国とは言えませんが、アニサさんによると、様々な魅力にあふれた土地のようです。

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「困難、不安」に関係のある表現がテーマです。「前途多難」や「頭を抱える」は、英語でどう表現したらよいのでしょう。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。新年度から取りあげる本数を増やしました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、東京駅にイスラム教徒向けの祈とうの部屋がオープンするニュースなどを取りあげています。

◆句動詞 de 英作文
英語の表現力を磨く新しいコーナーです。句動詞とは、基本的な動詞と副詞や前置詞を組み合わせた用法のこと。難しい単語を駆使するのではなく、こうした基本的な単語を使いこなすことを目指して、英作文にトライしていきます。目指すのは「普段着の英語表現」です。筆者は専修大学文学部教授の田邉祐司さん。ぜひご期待ください。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Books:放課後ブッククラブ
中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナーです。今回は、中学校で習うレベルの単語で読みこなすことができるシリーズを紹介。「がまくんとかえるくん」の題で日本語にも翻訳され、一部は国語の教科書でも採用されている「Frog and Toad」のシリーズです。すぐにでも会話で使える表現が豊富なので、簡単な会話表現を習得したい読者におすすめです。朗読のCDも発売されているので、音声を聴いたり、音読したりといった活用法もできるそうです。

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介するのは、アメリカンコミックス(アメコミ)を映画化した「X-MEN」シリーズの最新作「LOGAN/ローガン」です。超人的な能力をもつミュータントの大半が死滅した2029年が舞台。主人公のローガン(ウルヴァリン)も、不死身の治癒能力がすでに衰えています。生きる意味を失い、荒野の廃工場で暮らす日々。そんな彼の前にひとりのメキシコ人女性が現れ、少女をカナダ国境まで連れて行ってくれと頼みます。これが彼の最後の闘いの始まりでした。英語の脚本と対訳をお楽しみください。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、夏の衣服を軽装にすることでエアコンの設定温度を高めにし、節電につなげようという「クールビズ」です。政府の旗振りで始まり、今では民間企業にも広く浸透しましたが、その歩みを英語で解説していきます。


◆Dear Annie 十人十色の人生模様
コラムニストのAnnie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答える連載は、新年度もますます好調です。今回は「4歳の息子の外国語教育に悩む」と「突然縁を切った息子よ、なぜ」の相談2題を取り上げています。

上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel: Cork, IRELAND
今回のトラベルのコーナーは、アイルランド第2の都市コークとその周辺を訪ねます。コーク湾は世界最大級の天然の港とされ、その海岸線は今では多くの観光客を引きつけていますが、歴史を振り返っても、この土地はアイルランドで重要な役割を果たしてきました。かつて多くの移民がこの地から米国などの新天地に旅立ったのです。また、処女航海中に氷山に激突して沈没したタイタニック号も、ここで最後の寄港をしたといいます。旅の筆者はこうした地域の歴史をたどりつつ、観光名所となっているマーケットを歩き、湾内を周遊しました。印象的な写真の数々とともに、お楽しみください。

◇Business News ~ニュースで学ぶ経済英語~
株式、為替、景気、財政、企業戦略、新商品・サービス、IT(情報技術)など、国内外で起きた注目の経済関連のニュースを選んで、ヒントつきでお届けします。社会人だけでなく、就職活動中の学生も必読です。「経済英語」には難しいイメージがありますが、背景知識があればニュースの理解度がグンとアップします。独特の用語や言い回しを学びながら、グローバル社会で通用する英語力を身につけてください。毎月第2・4週の掲載です。今回は、中国が新たに巨大な経済圏を築こうとしている「一帯一路」構想などについて紹介します。

◆Weekly Picks  曲がり角にNYメトロポリタン・オペラ
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介する新コーナーが始まりました。今回は、芸術の話題から。米ニューヨークを本拠とする名門歌劇団「メトロポリタン・オペラ」はこのほど、現在のリンカーン・センターに拠点を移して50年の節目を祝いました。しかしながら、新しい観客をなかなか呼び込めず、一部の後援者の支援に頼る状況が続いているといいます。「メト」とオペラの今をリポートします。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2017/5/21号

This Week
On the Cover

韓国の文在寅大統領、波乱の船出

今週の表紙は、韓国の新大統領に当選したばかりの文在寅(ムン・ジェイン)さんです。朴槿恵(パク・クネ)前大統領の罷免(ひめん)に伴って行われた大統領選で圧勝した文氏ですが、早速、大きな試練にさらされています。北朝鮮との対話の可能性を語り、朝鮮半島の緊張緩和を目指す融和的な姿勢を打ち出していましたが、その北朝鮮が14日、弾道ミサイルを発射。日本や中国といった近隣諸国や米国との関係強化が求められています。写真は、安倍晋三首相と電話協議を行った際の一枚。日韓関係では、慰安婦問題をめぐる日韓合意などが焦点になりそうです。北朝鮮のミサイル発射は「News for Beginners」のページでも扱っています。

◇今週の注目記事 ================

◇地球うおっちんぐ: シリア難民キャンプ訪問報告
アグネス・チャンさんによる人気連載エッセーは、今週号では2ページにわたる特集を組んでいます。国連児童基金(ユニセフ)のアジア親善大使を務めるアグネスさんは、ユニセフのミッションで、内戦が続くシリアの周辺国、ヨルダン、レバノン、トルコを訪ねました。3カ国のシリア人難民キャンプなどで、母国から逃れてきた人々の窮状を目の当たりにします。子どもたちの多くが労働にかり出され、女の子は若くしての結婚を強いられているそうです。中には、過激派組織による勧誘が繰り広げられるケースもあります。アグネスさんは、子どもたちの教育の機会が奪われている現状を心配し、支援の必要性を訴えています。

◆英語ガイドに挑戦!
大手旅行会社に長年勤務し、通訳ガイドの指導などの経験も豊富な根岸正さんによる新連載です。2020年の東京五輪・パラリンピックを前にして、海外から日本を訪れる観光客をもてなしたいというニーズが高まっています。通訳ガイドやボランティアを目指す読者に向けて、簡単な英語で旅のお手伝いをする秘訣を伝授します。毎月の年中行事や観光スポットを案内する設定で、役に立つやさしい表現を紹介。ガイドをする際の心遣いに触れた「ガイドのヒント」もあります。今回のテーマは「梅雨」。観光客やガイドにとって、気がめいる季節ですが、少しでも旅を楽しんでもらうには、どんな案内方法があるでしょうか。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
連載「リサの東京案内」で東京の隠れた魅力を紹介してきたフォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、今度は連載の装いも新たに、東京とその周辺、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京都渋谷区の富ケ谷を紹介します。チョコレートをこよなく愛するリサさんが、自信をもってお薦めするお店があるのだそうです。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。米国の生活についてのミニコラムもあります。天候に恵まれた5月のある日、マリーたち3人は昼休みにのんびりしています。どうやら、「スプリングフィーバー」にかかってしまったらしい3人は、授業を抜け出す相談を始めますが……。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。4月から6月までを担当するのは、ロンドン生まれのアニサ・ダさんです。父親はケニア、母親はポーランド出身というアニサさんは、世界各地を旅する間に立ち寄った日本に魅了されて来日。現在は幼児向け英語教室のインストラクターや中学校の英語講師として活躍しています。今回は、日本で経験した「便利な暮らし」についてです。アニサさんのお気に入りは、あの24時間営業の施設だそうです。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースのページです。新年度から、内容をさらに充実させました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、ふだんは青空に恵まれることが多い米カリフォルニア州南部が、荒天に見舞われたニュースなどを取りあげています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、ベン・アフレックが監督・脚本・主演を務めた「夜に生きる」です。舞台は禁酒法時代の米ボストン。アイルランド系のジョーは、警察幹部の息子でありながら、仲間と犯罪に手を染めます。アイルランド系とイタリア系のギャングの両方に勧誘されながら、どちらにも距離を置きますが、アイルランド系ギャングのボスの愛人と恋に落ちたことで、運命の歯車が狂い始めます。アウトローの生き方を描いたこの作品を、英文のスクリプト(脚本)と対訳で楽しんでください。

◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。これまで連載「ヘンな英語修理します」で、日常生活の様々な場面で誤解を招きやすい日本人英語のミスを指摘して、正しい用法を伝授してきました。新たに始まった連載のテーマは「おもてなし」。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。留学生のリチャードを東京観光に連れ出し、お好み焼きを一緒に食べることになったケンタ。店の場所を伝えると、リチャードは複雑な表情になりました。何が問題だったのでしょう?


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Davao City, PHILIPPINES
今回は、フィリピン第3の都市ダバオを訪ねます。ダバオはミンダナオ島に位置し、フィリピン南部の政治や経済の中心地。最近ではドゥテルテ大統領が長年、市長を務めたことで知られるようになりました。かつては日本人移民が多くこの町に住み、その後も日本とのつながりが強い土地柄でもあります。筆者は今回、「食」を旅のテーマにしました。ダバオでは、「フルーツの王様」とも称されるドリアンが有名です。新鮮な魚にも恵まれており、かつての日本人移民の影響を思わせるような、おいしいマグロ料理に舌鼓を打ちました。南国ムードあふれる写真の数々とともに、お楽しみください。

◆Weekly Picks フェイスブックが監視体制を大幅増強へ 不適切な動画アップに対し
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介する新コーナーが始まりました。今回は、不適切な動画投稿に揺れるSNS大手フェイスブックなどの取り組みを紹介します。フェイスブックは、人を殺す様子を映した動画が投稿されたにもかかわらず、すぐに削除するなどの対応をとらなかったため、批判を浴びました。このほど、不適切動画を監視するスタッフを増員すると発表しましたが、どのような基準で「不適切」と判断するかなど、課題も多いようです。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2017/05/14号

This Week
On the Cover
仏大統領に勝利したエマニュエル・マクロン氏
今週の表紙は、5月7日の仏大統領選で勝利したエマニュエル・マクロン前経済相です。中道のマクロン氏は親EUの立場を訴え、右翼・国民戦線のマリーヌ・ルペン氏を大差で破りました。39歳。フランス史上最年少の大統領となります。同氏をめぐっては、25歳年上の妻ブリジットさんも大きな話題です。マクロン氏の高校時代の教師で、大恋愛の末に結婚したのだとか。今回の表紙写真も、ブリジットさんとともに、支持者らの祝福を受けている一枚です。
仏大統領選の報道は、Newsのページでも取りあげています。

◇今週の注目記事 ================

◇Interview : 英文雑誌「Sumo World」編集長、クライド・ニュートンさんに聞く
大相撲の情報を英語で発信する雑誌「Sumo World」は、1970年代から発行され、日本語を読めない相撲好きな外国人にとって、貴重な情報源となってきました。この雑誌の編集に長年携わる発行人兼編集長のクライド・ニュートンさんのインタビューです。ニュージーランド出身のニュートンさんは子どものころに来日。瞬く間に相撲のとりこになったと言います。会社勤めをする傍ら、雑誌の編集をしてきました。自身を「編集者というよりは相撲のコレクター」と称するニュートンさんは、相撲のどんなところにひかれるのでしょうか。その「相撲愛」を語り、相撲への「強いこだわり」も披露してくれています。

◇Essay:Risa’s Journal クロスカルチャーな毎日
4月から始まったリサ・ステッグマイヤーさんによる新連載です。バイリンガルタレントとして活躍してきたリサさんは現在、シンガポール在住。仕事場である東京との間を、海をまたいで行き来する毎日です。と同時に、5歳の長男と3歳の長女の子育ての真っ最中で、子どもたちをバイリンガルに育てようと奮闘中でもあります。今回は、多民族国家であるシンガポールで暮らすことで、感じていることを語ってくれています。お互いの文化を尊重し合う国での暮らしは、子どもたちにどんなメリットをもたらすのでしょうか。

◇森住史の英語のアレコレQ&A
NHKラジオ「入門ビジネス英語」でも講師を務めた森住先生の好評連載を、新年度からも引き続きお楽しみいただきます。英語学習者からの質問に答える形で、英語の文法や語法などをめぐる素朴な疑問を、先生が分かりやすく解き明かします。今回は、AWでのアグネス・チャンさんの連載からわいてきた読者の疑問に答えます。「smoke-free」のような「-free」という用法について、解説します。

◇Novel:「Caught on Camera 消えた子どもたち」
昨年連載されて好評だった「The Haunted Snow Globe スノードームにとらわれて」でおなじみの、アンドリュー・ヒッチェンさんによる新しい連載小説がスタートしました。英国の海辺の小さな町クラウドベリーに、ロンドンから引っ越してきたビリーとその両親。母親は不安障害にさいなまれ、その療養が転居の主な目的でした。しかし落ち着く間もなく、愛犬のモンティが行方不明になってしまいます。さらに、地元の新聞には奇妙な事件の報道が……。英国の雰囲気たっぷりのストーリーテリングをお楽しみください。イラストもヒッチェンさん自身が手がけています。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「学習・習得」に関係のある表現がテーマです。「いい勉強になる」や「手に職をつける」は、英語でどう言ったらよいのでしょう。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。新年度から取りあげる本数を増やしました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、フランスのブドウ農家が厳しい春の霜への対応に追われているニュースなどを取りあげました。

◆句動詞 de 英作文
英語の表現力を磨く新しいコーナーです。句動詞とは、基本的な動詞と副詞や前置詞を組み合わせた用法のこと。難しい単語を駆使するのではなく、こうした基本的な単語を使いこなすことを目指して、英作文にトライしていきます。目指すのは「普段着の英語表現」です。筆者は専修大学文学部教授の田邉祐司さん。今後の連載にぜひご期待ください。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Movies 最新映画のシナリオと対訳
今週紹介する作品は、主演のケイシー・アフレックがアカデミー主演男優賞を受賞した「マンチェスター・バイ・ザ・シー」です。題名は、米マサチューセッツ州に実在する港町のこと。主人公のリーは、兄の死を受けて、故郷であるこの町に帰ってきます。遺言で甥(おい)の後見人になるように求められましたが、できることなら、この場所には戻りたくはなかったのです。彼は、一生消えることのない罪の意識を抱えていました。英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英文ライティング道場
毎月第2週に掲載される読者参加型のコーナー。与えられた課題の「和文英訳」に、たくさんの読者の皆さんが挑戦しています。投稿作品は、大学で教鞭をとる2人の評者によって入念に添削・講評され、紙上で優秀者が発表されます。この連載は皆さんの書く力を試す絶好の機会ですので、今後もぜひご参加ください。今回の題材は、サウジアラビアの国王が来日したニュース。新年度とあって、新たな挑戦者も多数迎えています。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、バスや鉄道の車体を使った「ラッピング車両」です。単なる広告媒体にとどまらず、車両自体がお客を引きつける観光資源になっているケースも多くあります。そんな日本の事情を、英語で解説していきます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel Jerusalem
今回の旅では、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の三つの宗教の聖都とされるエルサレムを訪ねました。中心地である旧市街は、キリスト教徒地区、ムスリム地区、ユダヤ人地区などに分かれますが、それぞれのエリアで、祈りを捧げる人々が生み出す独特の雰囲気に触れることができます。筆者は、イエス・キリストが十字架にかけられたゴルゴダの丘があったとされる場所に建つ聖墳墓教会や、ユダヤ教の聖地である「嘆きの壁」、預言者ムハンマドが昇天したとされる「岩のドーム」などを訪ねていきます。さらに新市街に足を延ばし、美術館や市場といったスポットも堪能します。宗教色あふれる写真の数々とともに、お楽しみください。

◆Business News ~ニュースで学ぶ経済英語~
経済やビジネスに関わるニュースを取り上げます。第2、4週に掲載しています。株式、為替、景気、財政、企業戦略、新商品・サービス、IT(情報技術)など、国内外で起きた注目の経済関連のニュースを選んで、ヒントつきでお届けします。社会人をはじめ、就活生の方々も必読です。「経済英語」には難しいイメージがありますが、背景知識があればニュースの理解度がグンとアップします。独特の用語や言い回しを学びながら、グローバル社会で通用する英語力を身につけましょう。今回は、トランプ米大統領の税制改革をめぐるニュースのほか、日本のコンビニ経営が人手不足に揺らいでいるといった話題を紹介しています。

◆Weekly Picks 中国人観光客を囲い込め 米国でも「おもてなし」作戦
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介する新コーナーが始まりました。今回取りあげたのは、米国でも中国人観光客を取り込もうと、各地で「おもてなし」の準備が進んでいるという話題です。日本では中国人観光客による「爆買い」が話題になって久しいですが、米国でも同様の現象がみられるようです。ニューヨークのような大都市だけでなく、もう少し小規模な都市でも、中国人をターゲットにした対策が次々と打ち出されています。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2017/5/7号

This Week
On the Cover

「赤毛のアン」を演じたエラ・バレンタインさん

今週号の表紙に登場するのは、今月公開される映画「赤毛のアン」で、主人公アンを演じたエラ・バレンタインさんです。不朽のベストセラーである「アン」が出版されて100年あまり。この間、作品は何度も映画や舞台、そして日本ではアニメにもなってきました。AW読者にも、「アン」のファンはきっと多いのではないでしょうか。今回の最新作で主演するのは、カナダ・トロント在住の15歳の高校生です。自身とアンは「うり二つ」と語る彼女は、「アンは型破りな女の子だったところが好き」とも話します。映画の中のアンのようなイメージで、写真撮影にも応じてもらいました。「アン」については、特集ページでも詳報しています。


◇今週の注目記事 ================

◇Interview: 世代を超えて輝き続ける「赤毛のアン」
映画「赤毛のアン」が公開されるのに先立ち、主演のエラ・バレンタインさんと、原作者であるモンゴメリの孫で今回の映画で製作総指揮を務めたケイト・マクドナルド・バトラーさんが来日し、AWのインタビューに応じました。まずはバトラーさんが、「なぜ今、『赤毛のアン』なのか」という疑問に答えます。「アン」は有名な作品であるがゆえに、実際の作品を読んだことがない人でも知ったような気分になりがちです。今回の映画は、原作の世界をより忠実に描いていると言います。さらに、なぜ日本でこれほどまでに「アン」が愛されるのか、さらにはテレビドラマ「花子とアン」以降の変化も語ります。続いてバレンタインさんも、アンを演じるにあたって抱いた思いを語ります。

◇和t’s cooking?
4月から始まったこの連載では、今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介します。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米フィラデルフィア在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。もちろん、英語でのレシピと手順もついていますので、ご家庭でのクッキングの参考にしてください。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。今回取りあげるのは、アレンジ和食の代表格とも言うべき「カリフォルニアロール」です。寿司(すし)は世界に広がり、各地で独自の「進化」を遂げていますが、カリフォルニアロールも米国人に受け入れられやすいようにと考案されたのが始まりでした。世界の変わり種の寿司を紹介しつつ、意外と知られていないカリフォルニアロールのレシピも教えます。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
連載「リサの東京案内」で東京の隠れた魅力を紹介してきたフォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、今度は連載の装いも新たに、東京の外にも飛び出します。東京から日帰りで出かけることができる周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回足をのばしたのは、川崎市多摩区。旧日本陸軍の「登戸研究所」です。戦時中にはスパイ活動などの情報戦、生物兵器や風船爆弾の開発などを担った秘密の組織でした。現在は明治大学生田キャンパスで、戦争の負の遺産を伝える資料館として、一般に開放されています。リサさんはここで歴史を学びつつ、平和の尊さを再確認しました。

◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。これまで、連載「ヘンな英語修理します」で日常生活の様々な場面で誤解を招きやすい日本人英語のミスを指摘して、正しい用法を伝授してきました。4月から始まった今度の連載のテーマは「おもてなし」。日本を訪れた外国人と接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。自分の勤務する外資系企業の日本支社に転勤してきたシャロンを歌舞伎に誘ったヒロコ。チケット代を教えると、シャロンはなぜか驚いた表情を見せます。いったい何が問題だったのでしょう?

◇Essay:マーティにまかせろ Bring it on!
ヘビーメタル・バンド MEGADETH の元ギタリスト、マーティ・フリードマンさんが、読者の皆さんからの様々な質問に英語でお答えします。音楽や外国語の勉強法から人生相談まで、「なんでも来い!」の意気込みで、難問奇問に挑戦してくれます。これまでの第2週掲載から、第1週に引っ越しをし、新年度もますます好調です。今回は、音楽やギターの奏法に関する質問が集まったので、マーティさんにぶつけてみました。このほか今週号では、マーティさんが「ヘビメタのギター」と「日本の三味線」の関係についても考察しています。

◇Dear Annie
新しい回答者にコラムニストのAnnie Laneさんを迎え、衣替えした人気コーナー。新年度もこれまでに引き続き、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えてもらいます。今回は「モテ要素満載な俺 容姿が……」「仮想ゲームに夢中な夫」の相談2題を紹介します。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。新年度から取りあげる本数を大幅に増やしましたので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今回は、沖縄の米軍普天間飛行場の移設計画で辺野古沿岸部の埋め立て工事が始まったニュースなどを紹介しています。国内で報道されたニュースも多く取りあげていきますので、「このニュースは英語でどう報じられているのかな?」といった疑問にも答えていきます。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載。新年度も、高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。米国の生活についてのミニコラムもあります。今回は、放課後の学校が舞台。演劇のセリフを覚えようと必死のマリーに、ハンナが近づいて話しかけます。ハンナがメールを送っても、電話をかけても、マリーからは返事がないとのこと。ハンナはすっかり心配になってしまいました。マリーはいったいどうしたというのでしょう。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。4月から6月までを担当するのは、ロンドン生まれのアニサ・ダさんです。父親はケニア、母親はポーランド出身というアニサさんは、世界各地を旅する間に立ち寄った日本に魅了されて来日。現在は幼児向け英語教室のインストラクターや中学校の英語講師として活躍しています。今回は、英国の方言について語ります。スコットランドの人と話すと、アニサさんも理解できないことが多いそうです。また、階級によって違いがあるという様々なアクセントや話し方を紹介してくれます。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、巨匠ウディ・アレン監督の「カフェ・ソサエティ」です。1930年代のハリウッドを舞台にしたロマンチックコメディーです。映画業界で成功した叔父を頼りにして、ニューヨークからハリウッドにやって来た青年ボビーは、叔父の秘書であるヴォニーに恋をします。しかし、このヴォニーが訳ありでした。失恋したボビーはニューヨークに戻り、また別の女性と出会います。英文の脚本(スクリプト)と日本語の対訳を合わせて楽しんでください。

◆シミケンの語源でサクサク英単語
「語源によるビジュアル記憶法」という英単語の学習方法を提唱する埼玉県立草加南高校教諭、清水建二さんによる新連載です。漢字が「へん」や「つくり」で構成されているように、英単語も接頭辞や語根、接尾辞といったパーツから成り立っています。こうしたパーツを活用し、ボキャブラリーを増やしてしまおう、という狙いです。今回は、salt とsalmon、一見関係のなさそうな単語の、共通の語源を探ります。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel  Lago di Como, ITALY
今回訪ねたのは、イタリア北部の高級リゾート地、コモ湖です。アルプスの山々に囲まれたこの湖は、保養地として古代ローマ時代からの歴史があるのだとか。これまでも多くの文学作品や映画で取りあげられています。美しい絶景は多くの人々を引きつけ、ハリウッド俳優のジョージ・クルーニーや歌手のマドンナといったセレブたちが、こぞって別荘を建てているのだそうです。旅の筆者は、妻の友人の結婚式に出席する目的で、この地を訪れました。湖畔の町を散策し、結婚式で楽しい時間を過ごし、優雅な滞在を満喫します。美しい写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。

◆Weekly Picks トランプ大統領就任100日
フィーチャーストーリーや、ニュースを掘り下げた分析記事を紹介する新コーナーが始まりました。ドナルド・トランプ氏が米大統領に就任して、4月29日で100日たちました。過激な公約の数々はなかなか実現できず、これまでの発言についても軌道修正が目立つようになってきました。今週号では、そんな「トランプ政権のいま」を見つめ、トランプ氏に何が起きているかを分析します。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2017/4/30号

This Week
On the Cover

海外メディアの注目を浴びる小池百合子・東京都知事

今週の表紙は東京都知事の小池百合子さんです。2020年東京五輪や築地市場移転問題などで議論を巻き起こしている小池知事ですが、最近では、海外メディアの注目度も高くなっています。フィナンシャル・タイムズ紙のインタビューに登場したと思えば、米誌タイム恒例の「世界で最も影響力がある100人」に「パイオニア(開拓者)部門」で選ばれました。政治やビジネスで男性の影響力が強い中、初の女性の東京都知事として「先駆者で、日本と世界の女性の模範」と評されています。選出理由は、自身も女性であるパリのアンヌ・イダルゴ市長が寄稿。より持続可能で他者を受け入れる寛容な街をめざす姿勢に触れ、「彼女のビジョンが将来にしっかり向けられていたことに感銘を受けた」としています。

◇今週の注目記事 ================

◇Feature:短縮語の最新事情 米国社会のいまを映す
LGBTQA に、MSM、LLL、MAGA ……。米メディアの記事やソーシャルメディアへの書き込みには、こんななじみの薄い短縮語がしばしば登場します。今週号の特集では、こうした短縮語の最新事情を紹介。どんな意味なのかを解説していきます。登場する言葉は、性的少数者に配慮したものであったり、人種問題を扱っていたり、トランプ政権誕生に関するものであったりします。最近目にするこうした言葉の数々は、まさに米国社会の「いま」を映しだしていると言えそうです。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
連載「リサの東京案内」で東京の隠れた魅力を紹介してきたフォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、今度は連載の装いも新たに、東京とその周辺、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京都心を散策します。港区にある愛宕山は、標高26メートルながら、東京23区内の天然の山で一番の高さを誇ります。この地に残る歴史の逸話に触れ、世界最初と言われる放送専門のミュージアムも訪ねます。

◇英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、海外での愛好者も多い「空手」です。2020年の東京五輪では正式種目に決まり、さらなる知名度の向上が期待されています。沖縄発祥とされるこの武術の歴史や、競技の簡単なルールなどを、英語で解説していきます。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。米国の生活についてのミニコラムもあります。コンサートでトランペットのソロを披露したハリソンを、メルバズカフェに連れてきたマリーたち。オーダーの相談を始めます。様々なメニューがありますが、どれもおいしそう。みんなのおごりと聞いたハリソンは、何を注文するのでしょう。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。4月から6月までを担当するのは、ロンドン生まれのアニサ・ダさんです。父親はケニア、母親はポーランド出身というアニサさんは、世界各地を旅する間に立ち寄った日本に魅了されて来日。現在は幼児向け英語教室のインストラクターや中学校の英語講師として活躍しています。今回は、日本の各地を旅しての印象について語っています。大阪は地中海地域? 沖縄はカリブ海地域? その説明に耳を傾けてみましょう。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。新年度からボリュームアップしました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、外国人観光客向けに案内用マークが見直されるニュースや、大リーグのイチロー選手がかつての本拠地シアトルに凱旋(がいせん)したニュースなどを取りあげています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies AW名画座
今週は、過去の名作を振り返って紹介するAW名画座をお送りします。テーマは「青春映画」です。まずは1960年代のカリフォルニアを描いた名作「アメリカン・グラフィティ」から。高校を卒業し、米東部の大学に進学するため旅立とうとするスティーブら。最後の夜に、旧友らと思い出の母校を訪ねます。続いては、80年代の作品「ブレックファスト・クラブ」。土曜に懲罰登校した5人の高校生が、次第に心を通わせます。最後に紹介するのは、エマ・ワトソンらが出演する2012年の作品「ウォールフラワー」です。どの作品も、誰もが経験する青春時代の一コマをみずみずしく描いています。英文のスクリプト(脚本)と対訳で楽しんでください。

◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。これまで、連載「ヘンな英語修理します」で日常生活の様々な場面で誤解を招きやすい日本人英語のミスを指摘して、正しい用法を伝授してきました。新たに始まった連載のテーマは「おもてなし」。日本を訪れる外国人と接する場面を取りあげて、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまった失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。大学で知り合った米国人留学生のサリーを自宅に招待したマリコ。自慢の手料理でおもてなしをしますが、なぜかサリーは困惑した様子です。何が問題だったのでしょう?


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Sake brewers of HIROSHIMA
今回はいつもと趣向を変えて、日本国内を旅します。旅の筆者が訪れたのは、広島県内の酒蔵の数々。伏見(京都)、灘(兵庫)と並ぶ三大酒どころとして知られる西条(東広島市)を目指します。伝統的な酒蔵を見学し、酒造りの過程を学んだ筆者は、西条の酒が高い評価を得るようになるまでには苦心の歩みがあったことを語ります。竹原市の酒蔵を訪ねたところ、驚いたことに、英国人の蔵人に出会いました。日本酒の魅力が海を越えて伝わっていることを再確認する旅となりました。酒造りの様子をとらえた写真の数々とともに、お楽しみください。

◆Weekly Picks スマホで「告発」 ネット時代の企業の危機管理とは
フィーチャーストーリーや、ニュースを掘り下げた分析記事を紹介する新コーナーが始まりました。今回のテーマは、ネット時代における企業の危機管理です。米ユナイテッド航空機から男性客が引きずりおろされた様子の動画を、ほかの乗客がスマートフォンで撮影し、その動画が瞬く間に世界中に拡散。ユナイテッドは大きな批判にさらされることとなりました。ネットで広まった動画などがきっかけとなり、大企業が糾弾されるケースは、ほかにも相次いでいます。記事はこうした時代の変化を分析。企業はどのように対応すべきか、専門家の意見を聞きます。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2017/4/23号

This Week
On the Cover

新しい世界を知る喜び アナウンサーの青山愛さん

4月23日号の表紙には、テレビ朝日アナウンサーの青山愛(めぐみ)さんが登場しています。今週号から始まる新企画「Speak up @ Work」でふだんの仕事ぶりを紹介しており、それに合わせて表紙でも取りあげました。海外ニュースを紹介するBS朝日の番組「いま世界は」に出演している青山さんは、日ごろから英語のニュースに触れる機会が多く、仕事場でも英語が飛び交っているそうです。そんな青山さんは自身の仕事の魅力について、「知らない世界や考え方を知るチャンスをもらえる」と語ります。また、仕事に英語のスキルをどのように生かしているかも話してくれています。


◇今週の注目記事 ================

◇Feature:Speak up @ Work 英語で世界に飛びだそう アナウンサーの青山愛さん
仕事で英語を使っている人にインタビューしたり、英語を多用する職場を訪問したりする新企画が始まりました。その職場ではどんな表現が頻繁に使われているのか。働く人たちはどうやって英語力を磨いてきたのか。そんな「働くための英語」を現場から学んでいきます。英語にかかわる仕事に就くことを夢見る中高生や大学生には必見のシリーズ。月1回程度の掲載を予定しています。初回となる今週号では、BS朝日の番組「いま世界は」で、海外ニュースをお茶の間に届けているテレビ朝日アナウンサーの青山愛さんが登場します。自身は帰国子女で、大学時代も米国に留学していますが、それでも英語力を維持する努力は怠りません。英語を身につけたいと考えている学生さんたちへのメッセージもいただきました。

◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミ入れてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセーです。新年度に入ってもツッコミの切れ味はますます好調です。今回のテーマは、大型連休明けに経験する人も多い「五月病」です。五月病には日本社会独特の要因もあり、その働き方に問題があるのではとジェイソンさんは見ています。ジェイソンさんは企業の役員ならではの視点から、貴重な人材を失わないための提言をしてくれます。

◇Novel:「Caught on Camera 消えた子どもたち」
昨年連載されて好評だった「The Haunted Snow Globe スノードームにとらわれて」でおなじみの、アンドリュー・ヒッチェンさんによる新しい連載小説がスタートしました。英国の海辺の小さな町クラウドベリーに、ロンドンから引っ越してきたビリーとその両親。母親は不安障害にさいなまれ、その療養が転居の主な目的でした。しかし落ち着く間もなく、愛犬のモンティが行方不明になってしまいます。さらに、地元の新聞には奇妙な事件の報道が……。愛犬を捜しに出かけたビリーは、我が子が何年も前に行方不明になったという女性と出会い、不思議な体験をします。英国の雰囲気たっぷりのストーリーテリングをお楽しみください。イラストもヒッチェンさん自身が手がけています。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。米国の生活についてのミニコラムもあります。友だちのハリソンが音楽室でトランペットを吹いているのを見つけたマリー。思わずその音色に聞き入ってしまいます。春のコンサートのために練習をしているというハリソンに、マリーはある約束をします。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。4月から6月までを担当するのは、ロンドン生まれのアニサ・ダさんです。父親はケニア、母親はポーランド出身というアニサさんは、世界各地を旅する間に立ち寄った日本に魅了されて来日。現在は幼児向け英語教室のインストラクターや中学校の英語講師として活躍しています。今回は、英国人の気質について語ります。さらに、英国、そしてロンドンの街の良さは多様性にあるといい、英国のEU離脱の投票後も、その良さが維持されていることに胸をなで下ろしたようです。

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「天候」に関係のある表現がテーマです。「天気がぐずつく」や「気象予報士」は、英語でどう言ったらよいのでしょう。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。新年度から取りあげる本数を増やしました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、ノーベル平和賞受賞者のマララ・ユスフザイさんの近況などを取りあげました。

◆句動詞 de 英作文
英語の表現力を磨く新しいコーナーです。句動詞とは、基本的な動詞と副詞や前置詞を組み合わせた用法のこと。難しい単語を駆使するのではなく、こうした基本的な単語を使いこなすことを目指して、英作文にトライしていきます。目指すのは「普段着の英語表現」です。筆者は専修大学文学部教授の田邉祐司さん。ぜひご期待ください。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Books:放課後ブッククラブ
中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナーです。今回は、英国の多くの小学校で「国語」の教科書として採用されている Oxford Reading Tree(ORT)のシリーズを紹介します。シリーズを通して同じような表現が繰り返し登場し、単語や表現の使い方が理解しやすいのが特徴。英国の家庭生活や学校生活で使用される日常会話を存分に味わうことができます。今回は特に、日本のことを扱った2冊を紹介しています。ストーリーに何らかの「オチ」があるのも特徴で、きっと楽しんで読めるはずです。

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介するのは、マイケル・ファスベンダーとアリシア・ヴィキャンデルが、孤島で灯台守をして暮らす夫婦を演じた「光をくれた人」です。戦争体験で傷ついたトムにひかれ、嫁ぐイザベル。孤島で日々を送る2人のもとに、赤ん坊を乗せたボートが流れ着きます。イザベルの強い希望で自分たちの娘として赤ん坊を育て始めた2人。幸せな日々が流れますが、娘の生みの親が現れます。母親としての本能をむき出しにするイザベル。妻への思いと理性の間で葛藤するトム。主演2人の演技に注目です。英語の脚本と対訳をお楽しみください。

◆Dear Annie 十人十色の人生模様
コラムニストのAnnie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答える連載は、新年度もますます好調です。今回は「借金に困る友人、援助すべき?」と「若者のいちゃつく姿が目に余る」の相談2題を取り上げています。

上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel: Innsbruck, AUSTRIA
今回のトラベルのコーナーは、アルプスの山々に囲まれた町、インスブルックを訪ねます。2度にわたって冬季五輪が開かれ、ウィンタースポーツの名所でも知られる町ですが、かつてはハプスブルク家のマクシミリアン1世が、神聖ローマ帝国の都をこの地に移した「古都」でもあります。それゆえ町には、帝国の栄華を物語る跡が多くあります。その一つが旧市街に残る「黄金の小屋根」であり、女帝マリア・テレジアが造らせたという凱旋(がいせん)門です。また、この町にはオーストリアで最も有名とされる鐘の鋳造所もあり、旅の筆者はその老舗の関係者から町の案内を受ける光栄に恵まれました。町の様子を写しだした写真の数々とともに、お楽しみください。

◇Business News ~ニュースで学ぶ経済英語~
株式、為替、景気、財政、企業戦略、新商品・サービス、IT(情報技術)など、国内外で起きた注目の経済関連のニュースを選んで、ヒントつきでお届けします。社会人だけでなく、就職活動中の学生も必読です。「経済英語」には難しいイメージがありますが、背景知識があればニュースの理解度がグンとアップします。独特の用語や言い回しを学びながら、グローバル社会で通用する英語力を身につけてください。毎月第2・4週の掲載です。今回は、米国の電気自動車メーカーであるテスラが、時価総額でGMを抜き、米自動車業界の首位に立ったという話題などを紹介します。

◆Weekly Picks 外国メディアが見た浅田真央さんの引退 彼女が愛されるわけ
フィーチャーストーリーや、ニュースを掘り下げた分析記事を紹介する新コーナーが始まりました。今回は、日本中の話題をさらったフィギュアスケートの浅田真央さんの現役引退のニュースを取りあげます。記事は、浅田さん引退をめぐる日本メディアの熱狂ぶりを紹介し、彼女のキャリアを紹介します。そして、なぜ日本人はこれほどまでに浅田さんを愛し、応援するのかを考えます。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2017/4/16号

This Week
On the Cover

ヒット作の続編に20年ぶりに出演したユアン・マクレガーさん

今週の表紙は、俳優のユアン・マクレガーさんです。マクレガーさんは、英国のポップカルチャーが脚光を浴びるきっかけの一つとなった映画「トレインスポッティング」に主演し、一躍スターに上り詰めました。その続編「T2 トレインスポッティング」がこのほど公開されましたが、前作で4人の不良を演じたマクレガーさんらメインキャストが、今回、再結集しました。40代となった彼らは今回の作品でも、「愛すべき不良たち」を演じつつ、円熟した魅力を存分に発揮しています。今週号では、「T2」をめぐる特集も組んでいます。

◇今週の注目記事 ================

◇Feature:年を重ねてもなお、ワルな4人 「T2 トレインスポッティング」
1990年代に大ヒットし、英国ポップカルチャーの代名詞となった映画「トレインスポッティング」。その続編が20年の時を隔てて公開されました。クスリと酒に明け暮れた4人の若者たちも40代に。人生を立て直そうとする彼らの姿を描いています。今週号では、両作品の原作者であるアーヴィン・ウェルシュさんにインタビューしています。「トレインスポッティング」に代表される「クール・ブリタニア現象」を、自身はどのようにとらえているのでしょうか。また、製作までに20年を要した続編は、どのようにして生まれたのでしょうか。あわせて、今回の続編でも登場したラップ調のセリフを、脚本の英語原文と対訳で紹介しています。

◇地球うおっちんぐ: アグネス流、心をこめた贈り物
アグネス・チャンさんによる人気連載エッセーは新年度もますます好調です。人生の節目ごとに、また四季折々に、贈り物をするのが日本の文化です。アグネスさんは当初は煩わしいと感じたものの、今では、受け取る人の喜ぶ顔を期待しながら、この贈答文化を楽しんでいるそうです。日ごろから贈り物の選択に工夫をこらしているというアグネスさんの「とっておき」も紹介してくれます。

◆英語ガイドに挑戦!
大手旅行会社に長年勤務し、通訳ガイドの指導などの経験も豊富な根岸正さんによる新連載です。2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて、海外から日本を訪れる観光客をもてなしたいというニーズが高まっています。通訳ガイドやボランティアを目指す読者に向けて、簡単な英語で旅のお手伝いをする秘訣を伝授します。毎月の年中行事や観光スポットを案内する設定で、役に立つやさしい表現を紹介。ガイドをする際の心遣いに触れた「ガイドのヒント」もあります。初回のテーマは「大型連休」。どんな祝日があるかを英語で説明してみましょう。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
連載「リサの東京案内」で東京の隠れた魅力を紹介してきたフォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、今度は連載の装いも新たに、東京の外にも守備範囲を広げます。東京とその周辺、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京から伊豆諸島や小笠原諸島への玄関口となっている竹芝ふ頭を紹介します。伊豆諸島にゆかりのある見どころのほか、伊豆諸島の味覚も楽しむことができるそうです。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。米国の生活についてのミニコラムもあります。学校に出かけようとしているマリーに、母親のエレンが声をかけます。ショートパンツにタンクトップというマリーの服装が、気になるようです。マリーにも言い分はあるようですが……。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。4月から6月までを担当するのは、ロンドン生まれのアニサ・ダさんです。父親はケニア、母親はポーランド出身というアニサさんは、世界各地を旅する間に立ち寄った日本に魅了されて来日。現在は幼児向け英語教室のインストラクターや中学校の英語講師として活躍しています。今回は、母国である英国と、米国での英語の違いについて語っています。米国人との間で誤解が生じたことはよくあるそうで、そんな体験も教えてくれています。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。新年度から内容をより充実させました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、福島県で原発事故に伴う避難指示が解除されたニュースなどを取りあげました。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、等身大の17歳の少女の葛藤や成長を描いた「スウィート 17 モンスター」です。ネイディーンは自分のことを「イケてない」と思い込み、ふだんから母親や教師のブルーナーをてこずらせてばかりいます。心の支えはただ一人の親友でしたが、その親友も自身がコンプレックスを抱いている兄とつきあい始め、関係が一変してしまいます。ヒロインは複雑で繊細な心情を過激に、そしてコミカルにさらけ出します。英文のスクリプト(脚本)と対訳で楽しんでください。

◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。これまで、連載「ヘンな英語修理します」で日常生活の様々な場面で誤解を招きやすい日本人英語のミスを指摘して、正しい用法を伝授してきました。新たに始まった連載のテーマは「おもてなし」。日本を訪れる外国人と接する機会が多い交通機関やホテル、デパート、飲食店などを場面として設定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまった失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。電車で偶然乗り合わせたヒロシとサミュエル。何げない気持ちでサミュエルに話しかけたヒロシでしたが、どうも様子がおかしいようです。何が問題だったのでしょう?


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Suzhou, CHINA
今回は、中国・江蘇省に位置する蘇州を訪ねます。かつて「蘇州夜曲」にも歌われたこの街は、上海に近く、交通の便も良いため、日本人観光客にも人気です。その観光の定番と言えば、まずは庭園巡りだそうです。歴史ある庭園群は、ユネスコの世界遺産に登録されており、見逃せません。また、「東洋のベネチア」の異名をとるように、情緒あふれる運河沿いの散策も、人々を引きつけてやみません。そしてこの街を有名にしたもう一つの名物は、絹織物です。旅の筆者は、その精巧な刺繡(ししゅう)の技に、驚きの声をあげるのでした。美しい写真の数々とともに、お楽しみください。

◆Weekly Picks 米陸軍がジャングル戦訓練再開 アジア太平洋重視への転換で
フィーチャーストーリーや、ニュースを掘り下げた分析記事を紹介する新コーナーが始まりました。今回取りあげたのは、米軍の最近の動向をめぐる話題です。米陸軍は2013年に、ハワイにジャングル戦のための訓練施設を設けました。10数年ぶりのことと言います。その背景にあるのは、オバマ前政権で進められたアジア太平洋地域重視政策への転換です。ここのところ米軍は中東での活動の比重が高くなっていましたが、アジア重視に伴い、こうしたスキルが再び求められようとしているのだそうです。しかし、いったん失われたノウハウや経験を取り戻すには、苦労も多いようです。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2016/04/09号

This Week
On the Cover
試練に立ち向かうテリーザ・メイ英首相
今週の表紙は、英国のテリーザ・メイ首相を取りあげました。メイ氏は今、英国の首相として、かつてない困難な仕事に向き合うことになりました。3月29日に、欧州連合(EU)からの離脱を正式に通知し、Brexitの手続きがスタートしましたが、交渉は難航が予想されています。22日にはロンドン中心部でテロ事件が発生して4人が死亡し、市民に衝撃を与えましたが、メイ氏はテロには屈しない姿勢を示しています。表紙の写真は、テロ事件の翌朝、首相官邸を出て議会に向かうところのメイ氏をとらえた一枚です。
英国のEU離脱の正式通知の報道は、Newsのページで取りあげています。

◇今週の注目記事 ================

◇Interview : 日米関係に貢献する日系米国人 アイリーン・ヒラノ・イノウエさんに聞く
草の根レベルの日米交流を進める民間団体・米日カウンシルの会長を務め、故ダニエル・イノウエ元上院議員の妻でもあったアイリーン・ヒラノ・イノウエさんのインタビューです。今年の2月19日は、第2次世界大戦中、日系人の強制収容に道を開いた大統領令から75年の節目でした。米国各地で記念する集会が開かれ、トランプ米大統領の移民政策が波紋を呼ぶ中で、この大統領令の意味が改めて問い直されたといいます。米国の日系人社会は、トランプ政権の政策をどのように受け止めているのでしょうか。さらには今後の日米関係において、日系人はどのような役割を果たしていくのでしょうか。

◇Essay:Risa’s Journal クロスカルチャーな毎日
今週号から始まったリサ・ステッグマイヤーさんによる新連載です。バイリンガルタレントとして活躍してきたリサさんは現在、シンガポール在住。仕事場である東京との間を、海をまたいで行き来する毎日です。と同時に、5歳の長男と3歳の長女の子育ての真っ最中で、子どもたちをバイリンガルに育てようと奮闘中でもあります。今回は、そんな「バイリンガル子育て」がテーマです。米国人の父と日本人の母の間に生まれたリサさん自身も、日本語を身につけるのに大変な苦労をしたといいます。自身をバイリンガルに育てあげてくれた母親に対する思いも、披露してくれています。

◇森住史の英語のアレコレQ&A
NHKラジオ「入門ビジネス英語」でも講師を務めた森住先生の好評連載を、新年度からも引き続きお楽しみいただきます。英語学習者からの質問に答える形で、英語の文法や語法などをめぐる素朴な疑問を先生が分かりやすく解き明かします。今回は、新年度スタートに合わせた話題です。「年度」を英語でどう表現するか、解説します。

◇Novel:「Caught on Camera 消えた子どもたち」
昨年連載されて好評だった「The Haunted Snow Globe スノードームにとらわれて」でおなじみの、アンドリュー・ヒッチェンさんによる新しい連載小説がスタートしました。英国の海辺の小さな町クラウドベリーに、ロンドンから引っ越してきたビリーとその両親。母親は不安障害にさいなまれ、その療養が転居の主な目的でした。しかし落ち着く間もなく、愛犬のモンティが行方不明になってしまいます。さらに、地元の新聞には奇妙な事件の報道が……。英国の雰囲気たっぷりのストーリーテリングをお楽しみください。イラストもヒッチェンさん自身が手がけています。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「約束」に関係のある表現がテーマです。「次回にしてもらう」や「デートをすっぽかす」は、英語でどう言ったらよいのでしょう。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。新年度から取りあげる本数を大幅に増やしました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、栃木・那須で起きた雪崩事故などを取りあげました。

◆句動詞 de 英作文
英語の表現力を磨く新しいコーナーです。句動詞とは、基本的な動詞と副詞や前置詞を組み合わせた用法のこと。難しい単語を駆使するのではなく、こうした基本的な単語を使いこなすことを目指して、英作文にトライしていきます。目指すのは「普段着の英語表現」です。筆者は専修大学文学部教授の田邉祐司さん。今後の連載にぜひご期待ください。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画のシナリオと対訳
今週紹介する作品は、デヴ・パテル出演の「LION/ライオン~25年目のただいま~」です。インドの貧しい田舎で母親や兄たちと暮らしていた5歳のサルーは、ある日迷子になります。その後、家族に会えぬままオーストラリアに養子に出され、養父母のもとで幸せに成長しました。しかしサルーは、実の家族への思いが募り、地図ソフトなどを使いながら故郷を捜し始めたのです。実話をもとにしたこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英文ライティング道場
毎月第2週に掲載される読者参加型のコーナー。与えられた課題の「和文英訳」に、たくさんの読者の皆さんが挑戦しました。投稿作品は、大学で教鞭をとる2人の評者によって入念に添削・講評され、紙上で優秀者が発表されています。この連載は皆さんの書く力を試す絶好の機会ですので、今後もぜひご参加ください。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、入学したばかりの新1年生を目にする機会も多い「集団登校」です。日本の学校制度や学区、通学方法について説明する格好の題材を、英語で解説していきます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel Tasmania, AUSTRALIA
今回の旅では、豪州キャンベラに暮らす筆者が、本土の南に位置するタスマニア州を訪ねました。豪州唯一の島の州であるタスマニアは、国立公園や自然保護区に恵まれ、豊かな自然で知られています。筆者は、そうした自然に育まれた現地の食材を堪能(たんのう)しました。きれいな海の水から生まれた塩づくりについて学び、新鮮な魚介類を生み出す養殖場の担当者から話を聴きます。さらには、豊富な農畜産物や水産物を一手に扱う市場でも、その味を楽しむことができました。思わずおなかが鳴りそうなレポートを、美しい写真の数々とともにお楽しみください。

◆Business News ~ニュースで学ぶ経済英語~
経済やビジネスに関わるニュースを取り上げます。第2、4週に掲載しています。株式、為替、景気、財政、企業戦略、新商品・サービス、IT(情報技術)など、国内外で起きた注目の経済関連のニュースを選んで、ヒントつきでお届けします。社会人をはじめ、就活生の方々も必読です。「経済英語」には難しいイメージがありますが、背景知識があればニュースの理解度がグンとアップします。独特の用語や言い回しを学びながら、グローバル社会で通用する英語力を身につけましょう。今回は、経営が揺らいでいる東芝関連で、子会社のウェスチングハウスの破産法申請のニュースのほか、動画サイト・ユーチューブの広告をめぐる話題にも触れていきます。

◆Weekly Picks 冷え込む対キューバ関係、米国の葉巻愛好家が大慌て
フィーチャーストーリーや、ニュースを掘り下げた分析記事を紹介する新コーナーが始まりました。今回取りあげたのは、トランプ新政権の外交政策による思わぬ余波の話題です。キューバの名物と言えば葉巻ですが、長らく米国では持ち込みが制限されていました。オバマ前大統領がキューバとの関係改善を進め、国交回復にこぎ着けたことで、一部解禁されたものの、今度はトランプ政権の誕生です。従来の対キューバ政策を見直すとしているだけに、葉巻愛好家が駆け込みで大量に買い付けているのだそうです。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2017/4/2号

This Week
On the Cover

異文化を楽しむ タレントのリサ・ステッグマイヤーさん

今週号からAsahi Weeklyは紙面のデザインを一新し、新たな連載もスタートさせます。新紙面の最初の表紙に登場するのは、新たに今月からAWでエッセーの連載を始めるタレントのリサ・ステッグマイヤーさんです。日英バイリンガルのタレントとして長く活躍しているリサさんは現在、家族とともにシンガポールに住んでいます。職場となる東京との間を頻繁に行き来する生活です。海をまたいで仕事と家庭のバランスをとる難しさに、日々苦心しながら、それを「自分らしい生き方」と楽しんでいるそうです。今週号では、リサさんのインタビューも掲載しています。


◇今週の注目記事 ================

◇Interview: リサ・ステッグマイヤーさんインタビュー 二つの文化圏を行き来し、見えたこと
次号から連載「Risa’s Journal クロスカルチャーな毎日」をスタートさせるに先立ち、筆者のリサさんに話を聞きました。米国人の父と日本人の母の間に生まれたリサさん。幼いころから、米国と日本という二つの国の間を行き来していました。シンガポールと日本を往復する最近の暮らしぶりを語ってもらうと同時に、シンガポールで子育てをすることの意味も聞いています。多文化国家であるシンガポールでの子育てとは、どんなものなのでしょう。子どもたちに与える影響はあるのでしょうか。リサさん自身の生い立ちと重ね合わせながら、語ってくれています。

◇和t’s cooking?
新たに始まったこの連載では、今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介していきます。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米フィラデルフィア在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。初回に取りあげるのは「味噌(みそ)田楽」。お花見のお供にもぴったりの一品です。海外では日本の味噌がどのように受け入れられているのか、興味深いお話が聞けそうです。もちろん、英語でのレシピと手順もついていますので、ご家庭でのクッキングの参考にしてください。世界中で人気の「和食」を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。

◇Lisa’s In and Around Tokyo

連載「リサの東京案内」で東京の隠れた魅力を紹介してきたフォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、今度は連載の装いも新たに、東京の外にも飛び出します。東京から日帰りで出かけることができる周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回足をのばしたのは、神奈川県の小田原です。「鈴廣かまぼこの里」を訪ね、かまぼこの歴史や科学に触れました。お薦めのお土産情報も飛び出しそうです。

◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。これまで、連載「ヘンな英語修理します」で日常生活の様々な場面で誤解を招きやすい日本人英語のミスを指摘して、正しい用法を伝授してきました。新たに始まる今度の連載のテーマは「おもてなし」。日本を訪れる外国人と接する機会が多いホテル、デパート、飲食店などを場面として設定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまった失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。今回の舞台はホテルのフロントです。ユキコはチェックインするサリーに予定を聞き、ちょっとしたアドバイスをしようとしたのですが……。

◇Essay:マーティにまかせろ Bring it on!
ヘビーメタル・バンド MEGADETH の元ギタリスト、マーティ・フリードマンさんが、読者の皆さんからの様々な質問に英語でお答えします。音楽や外国語の勉強法から人生相談まで、「なんでも来い!」の意気込みで、難問奇問に挑戦してくれます。これまでの第2週掲載から、第1週に引っ越しをし、新年度もますます好調です。入学や入社、転勤など、慣れない環境で様々な疑問が生まれることもありますが、マーティさんはそんな疑問にも親身になって答えてくれます。今回は、子育てをめぐる質問が続いたようです。

◇Dear Annie
新しい回答者にコラムニストのAnnie Laneさんを迎え、衣替えした人気コーナー。新年度もこれまでに引き続き、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えてもらいます。今回は「私の『安全』運転をなぜ恐れる」「正直者は時代遅れなのか?」といった相談2題を紹介します。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。新年度から取りあげる本数を大幅に増やしましたので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今回は、アフリカで世界最大級のダイヤモンドの原石が見つかったニュースなどを紹介しています。今週号からは、国内で報道されたニュースも多く取りあげていきますので、「このニュースは英語でどう報じられているのかな?」といった疑問にも答えていきます。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載。新年度も、高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。引き続き、米国の生活についてのミニコラムもあります。今回は、日曜の午後が舞台です。家でテレビシリーズをまとめて見ているハンナに、兄のトーマスが話しかけます。いったん見始めるとなかなか止められない番組のようで……。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。今週号から新しい筆者の登場です。4月から6月までを担当するのは、ロンドン生まれのアニサ・ダさんです。父親はケニア、母親はポーランド出身というアニサさんは、世界各地を旅する間に立ち寄った日本に魅了されて来日。現在は幼児向け英語教室のインストラクターや中学校の英語講師として活躍しています。里帰りした際には、隠れたバーを開拓するのが楽しみといい、今回は最近の「発見」を教えてくれます。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
新紙面のスタートを彩る作品は、今年のアカデミー賞作品賞を獲得した「ムーンライト」です。フロリダ州のアフリカ系住民が多数を占める地域に住む内気な少年シャロンの、自分探しの物語です。彼の心のよりどころは、優しくて面倒見の良い麻薬ディーラーのフアンとその妻、そして同級生のケヴィンだけでした。やがてシャロンは、ケヴィンに対して友情以上の感情を抱いていきます。色彩の加工を経たこの作品は、映像美が際立っています。英文の脚本(スクリプト)は、文法的には正しくない箇所も多くありますが、これも「生きた英語」。日本語の対訳と合わせて楽しんでください。

◆シミケンの語源でサクサク英単語
「語源によるビジュアル記憶法」という英単語の学習方法を提唱する埼玉県立草加南高校教諭、清水建二さんによる新連載です。漢字が「へん」や「つくり」で構成されているように、英単語も接頭辞や語根、接尾辞といったパーツから成り立っています。こうしたパーツを活用し、ボキャブラリーを増やしてしまおう、という狙いです。今回紹介するのは「港の外に運ぶ」というのが元々の意味合いの単語と、その仲間たちです。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel  An Antarctic Cruise
今回訪ねたのは、なんと南極大陸です。実はこのように南極を訪ねる観光客は、年間約4万人を数えるのだそうです。筆者は、アルゼンチンの南端からのクルーズに参加し、多くの動物たちを目にし、手つかずの自然に触れました。筆者の乗り込んだ砕氷船は、人気のあるクルーズ船と比べると小型で、旅の苦労も多かったそうですが、その分、陸地に近づいてより迫力のある光景を楽しめたそうです。迎えてくれたのは、ペンギンやクジラたち。どうもうなヒョウアザラシにも遭遇したそうです。美しい写真の数々とともに、お楽しみください。

◆Weekly Picks 人種の壁を越えヒットを飛ばした「ロックの父」チャック・ベリーさん
フィーチャーストーリーや、ニュースを掘り下げた分析記事を紹介する新コーナーが始まりました。今回取りあげたのは、3月18日に亡くなったロック音楽の創始者の一人、チャック・ベリーさんの評伝です。人種の壁を乗り越えて、広く受け入れられるようになった最初の黒人スーパースターと言われる男の人生を追います。彼は音楽シーンに、そして米国の社会に、どんな足跡を残したのでしょうか。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2017/3/26号

This Week
On the Cover

ブロックで表現した「レゴバットマン」

3月26日号の表紙には、4月1日に公開される映画「レゴバットマン ザ・ムービー」から、Asahi Weekly(AW)に向けて特別に提供してもらった画像を使っています。レゴブロックで表現したキャラクターが活躍する作品で、バットマンとともに、新入りヒーローのロビンの顔も見えます。同じ4月1日には、名古屋でレゴをテーマにした屋外型テーマパークも開園します。子どもたちも、幼い頃ブロックで遊んだ「大きな子どもたち」も、この春はレゴの世界から目を離せそうにありません。


◇今週の注目記事 ================

◇Feature:レゴバットマン ザ・ムービー ハイライトを紹介
レゴブロックで描くバットマンが活躍する映画が、全国で公開されます。今回は、コミカルで愛らしいレゴバットマンの一面がよくわかる場面を、英語の脚本(スクリプト)を使って紹介します。レゴバットマンは街の人気者。仲間なんていらない、と強がりますが、実はその正体はとても寂しがり屋です。宿敵ジョーカーとの対面でも、思いっきり強がりますが、家に戻ると、また別の顔がのぞくのです。日本語のヒントとちょっとした解説が理解を助けます。

◇Special:4月からAWが変わります! 新紙面を紹介
次週4月2日号から、AWの紙面が変わります。紙面デザインを一新し、新しい連載も続々と始まります。今週号の特集では、新紙面の紹介をしています。

◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミ入れてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセーです。今回のテーマは、クリスマスやハロウィーンがすっかり定着した日本でも、なぜかあまりなじみのないイースター(復活祭)についてです。なぜ日本には浸透しないの?とツッコミを入れたジェイソンさん。イースターの基本的な知識のほか、米国での楽しみ方、自身の子どものころの思い出を語っています。

◇Novel : Greyhurst Manor and the Swiss Connection 海を渡る少年探偵
好評連載の「グレイハースト校」シリーズ。今回の物語は最終回を迎えます。ロンドン郊外の全寮制男子校であるグレイハースト校に通うトミーらは、学校にまつわる謎や事件を解決するのが大好き。仲間と「探偵団」を組んでいます。「あこがれの彼女」であるジェニーがスイスへの卒業旅行の途中、トラブルに巻き込まれます。異変を察知したトミーは単身、ジュネーブに渡り、地元の少女ケイトリンの助けを得て、ついにジェニーの居場所を突き止めますが……。

◇Business News ~ニュースで学ぶ経済英語~
株式、為替、景気、財政、企業戦略、新商品・サービス、IT(情報技術)など、国内外で起きた注目の経済関連のニュースを選んで、ヒントつきでお届けします。社会人だけでなく、就職活動中の学生も必読です。「経済英語」には、難しいイメージがありますが、背景知識があればニュースの理解度がグンとアップします。独特の用語や言い回しを学びながら、グローバル社会で通用する英語力を身につけてください。毎月第2・4週の掲載です。今回は、日本発のニュースを2題。ヤマト運輸の宅配料金値上げの話題と、迷走を続ける東芝についての報道を紹介します。

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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◇ジュニア英語 Let’s go abroad!
オーストラリアでホームステイする2人の子ども(健太と麻里)を主人公に、初めての海外体験をカバーします。イラストを豊富に使い、役立つ表現を様々な場面別に取り上げていきます。困ったときには、バーチャル(仮想現実)のおじいちゃんとおばあちゃんが助け船を出してくれるという設定です。好評だった連載も、今回が最終回です。日本に帰国した2人が、この1年を振り返って帰国報告をします。オーストラリアの滞在レポートも作ってみましょう。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。米国の生活についてのミニコラムもあります。父親のロイが帰宅すると、ハンナがソファで横になっています。話を聞くと、頭痛がするそうで……。

◆On the Keyboard リレーエッセー
外国人による異文化エッセーで、3カ月ごとに筆者が代わります。1月から3月までを担当したのは米国出身で現在は東京在住のボブ・ワーリーさんです。即興コントを披露する日英バイリンガル劇団で役者を務め、映画やドラマ、CMにも出演。NHK基礎英語1でも登場人物の声を担当しています。最終回となる今回は、ワーリーさんが日ごろ感じている思いを語ります。ある場所の近くにいればいるほど、いつでも行けると考えて、結局そこには行かないものだ、と。ワーリーさんは、ある誓いをたてます。

中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Books:放課後ブッククラブ
中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナーです。今回は、日本でも翻訳が出版され、人気を集めているシリーズを紹介します。Diary of a Wimpy Kidシリーズ。日本では「グレッグのダメ日記」として知られています。やさしい英語ですが、英語で日記をつける人にとっては、参考になる表現がたくさんあると言います。語数が多いので、読みごたえもありそうです。

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介するのは、ナタリー・ポートマンがかの有名なジャクリーン・ケネディを演じた「ジャッキー/ファーストレディ最後の使命」です。1963年11月、突然、凶弾に倒れたジョン・F・ケネディ大統領。ジャッキーは悲しみに沈む間もなく、さまざまな任務に追われます。ケネディが瞬く間に過去の人となっていくことに憤りを覚えた彼女は、彼が死後も長く語り継がれるように、荘厳な葬儀を計画します。ケネディ神話はいかにして生まれたのか。ファーストレディーの知られざる逸話を追った作品です。英語の脚本と対訳をお楽しみください。

◆Dear Annie 十人十色の人生模様
「Annie’s Mailbox」として親しまれてきたコーナーが、模様替えしました。新しい回答者にコラムニストのAnnie Laneさんを迎えています。これまでに引き続き、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えていて、ますます好調です。今回は、「親の恋愛観に世代の壁を感じる」「なまりを指摘されるの、もうご免」といった相談を取り上げています。

上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel: Brooklyn, NEW YORK
今回のトラベルのコーナーは、米ニューヨークのブルックリンを訪ねます。中でも、アートや若者文化の最先端を行く場所として注目を集めるウィリアムズバーグ地区を歩きました。かつては工業都市として知られましたが、その後は衰退。「退屈な郊外」というイメージが強かった街が変わり始めたのは20年ほど前のことです。家賃が高騰したマンハッタンのソーホー地区などから、アーティストらが流入してきました。今ではバーやカフェ、ギャラリーが立ち並び、多くの若者が集まっています。建物の壁の落書きも、個性豊かな街を彩っているようです。

◆森住史の英語のアレコレQ&A
英語の文法や語法などをめぐる素朴な疑問に、NHKラジオ「入門ビジネス英語」でも講師を務めた森住先生が、分かりやすく答えます。英語学習者からの質問を受けたQ&A形式です。今回は、anotherの後ろに複数形の名詞が来る用法について解説します。anotherの後ろは単数形、と記憶している人が多いと思いますが、どんな使い方なのでしょう。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2017/3/19号

This Week
On the Cover

国際女性デー、国連で演説したアン・ハサウェイさん

今週の表紙は、アカデミー賞助演女優賞を受賞した俳優で、国連親善大使も務めるアン・ハサウェイさんです。国際女性デーにあたる3月8日、米ニューヨークの国連本部で演説をしました。「私の母はキャリアか育児かを選ばねばなりませんでした」「この会場にいる皆さんの中で、幼少期にお父さんと十分に過ごせた人がどれほどいるでしょうか?」。真っ赤なドレスに身を包んだハサウェイさんは、昨年に第1子を出産した経験や自身の幼少期の記憶を語りながら、米社会に定着している男女の役割分担に疑問を投げかけます。さらに、有給の育児休暇の拡充を求めました。

◇今週の注目記事 ================

◇Interview:韓国の映画賞で2冠の國村隼さん
昨年、韓国映画に初めて出演し、その作品「哭声(コクソン)」で映画賞の2冠に輝いた俳優の國村隼さんにインタビューしました。國村さんは100本を超える映画に出演してきており、その中には、香港映画のほか、リドリー・スコットやクエンティン・タランティーノといった海外の有名監督の作品も含まれています。國村さん自身が映画を学んだのは、そんな海外の映画だったとか。自身の映画人生を語っています。

◇Interview:日本で初めて一般公開されるパキスタン映画「娘よ」 監督に聞く
 映画をめぐるインタビューを、もう1本お送りします。3月末から、パキスタン映画が日本で初めて一般公開されます。娘を強制的な結婚から救い出す母親を描いた「娘よ」。公開に先立ち、メガホンをとったアフィア・ナサニエル監督にインタビューしました。パキスタン映画では、男性ヒーローが活躍する作品が主流といい、女性が主人公の物語を、女性監督が撮った「娘よ」は異色の作品だと言います。彼女が映画に込めた思いを聞きました。

◇地球うおっちんぐ: 高齢の母と過ごすかけがえのないひととき
アグネス・チャンさんによる人気連載エッセーです。アグネスさんのお母さんは93歳。記憶力が衰え、娘のこともほとんど忘れてしまった様子だといいます。説明しても、すぐに振り出しに戻ってしまう母親を、アグネスさんは次第に受け入れられるようになりました。香港に里帰りし、そんなお母さんと一緒に過ごす時間が、かえがえのないものになったそうです。誰もが避けられない老いを、優しい視線で見つめます。

◇Lisa’s Eye on Tokyo リサの東京案内:「勝どき」
東京在住のフォトグラファーで、大学で教鞭(きょうべん)を執るリサ・ヴォートさんが、東京の魅力を紹介するエッセー。毎回1カ所を選び、その街の歴史やみどころを伝えてきましたが、最終回を迎えました。今回は、下町の雰囲気と都会の二つの顔をもつ勝どき周辺を紹介します。なぜこの地が「勝どき」と呼ばれるようになったのか、歴史をひもとき、有名な勝鬨橋(かちどきばし)の秘密にも迫ります。「弥次さん喜多さん」の生みの親が眠る場所もあるのだとか。周辺の湾岸エリアは、2020年の東京五輪・パラリンピックの中心となり、さらに開発が予定されています。五輪開催に向け、英語で東京を案内するためのヒントが、今回も詰まっています。

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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にな日常会話を繰り広げます。米国の生活についてのミニコラムもあります。ギターを弾いているケイトに、ジュリアが話しかけます。話は盛り上がり、ガールズバンドを組む相談がまとまります。米国のバンド事情も、ちょっぴり紹介しています。

◆ジュニア英語 Let’s go abroad!
オーストラリアでホームステイする2人の子ども(健太と麻里)を主人公に、初めての海外体験を出発から帰国報告までカバーします。イラストを豊富に使い、役立つ表現を様々な場面別に取り上げていきます。困ったときにはバーチャル(仮想現実)のおじいちゃんとおばあちゃんが、助け船を出してくれます。いよいよ帰国です。今回は、これまで一緒に過ごしたホストファミリーにお礼の手紙を書きます。

◆On the Keyboard リレーエッセー
外国人による異文化エッセーで、3カ月ごとに筆者が代わります。1月から3月までを担当するのは、米国出身で、現在は東京在住のボブ・ワーリーさんです。即興コントを披露する日英バイリンガル劇団で役者を務め、映画やドラマ、CMにも出演。NHK基礎英語1でも登場人物の声を担当しています。今回は、自身が愛してやまないフルーツについて語ります。米国でもフルーツを楽しんでいたワーリーさんですが、日本では驚かされることも多いそうです。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、宇宙船を舞台にしたSF「パッセンジャー」です。5千人の乗客が新たな惑星に移住しようとしている豪華宇宙船。到着までの120年間を冬眠するはずが、エンジニアのジムと、美しい女性作家オーロラの2人は、なぜか途中で目覚めてしまいます。極限状態でいつしか恋におちる2人ですが、やがて危機に見舞われます。壮大なCG映像で彩られた作品を、英文のスクリプト(脚本)と対訳で楽しんでください。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
海外から日本を訪れる方をもてなすために、覚えておきたい表現などが満載です。通訳ガイドが現場での経験を披露するコーナーもあります。今回のテーマは、間もなく本格シーズンを迎える「花見」です。その歴史を、どのように説明したらよいでしょうか。桜の開花の仕組みや、日本人にとってなじみ深い「桜前線」も、英語で語ってみましょう。

◆TOEIC®テスト ランダムトーク
TOEICテストの出題傾向を詳細に分析し、単語・文法に主眼を置いた試験対策用のコラムです。TOEIC専門校「ARE」の長本吉斉先生が担当します。今回の話題は、「狙いが何かを見極める」。特に、「比較」をテーマにした問題をとりあげ、高得点を狙うためのカギを伝授します。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Fallas Festival, Valencia, SPAIN
今回はスペイン東海岸の都市、バレンシアを旅します。高い晴天率を誇り、夏場はビーチリゾートとしてにぎわいますが、この街が一番活気づくのは、実は、春本場を迎えようという3月なのだそうです。スペイン三大祭りの一つで、ユネスコの無形文化遺産に登録されている「サン・ホセ(聖ヨセフ)の火祭り」が開かれるのです。大小さまざまな張り子人形が街を彩り、爆竹が鳴らされ、祭りのクライマックスでは、張り子人形が次々と炎に包まれます。世界遺産を擁する旧市街と、近未来をイメージした文化施設が併存し、新旧の魅力が融合した街を歩く旅。美しい写真の数々とともに、お楽しみください。

◆デイビッド・セインのヘンな英語修理します
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさんが、日常生活の様々な場面を想定した好評連載。誤解を招きやすい日本人英語のミスを指摘して、正しい用法を伝授してきましたが、今回が最終回です。街頭で無料配布されたハンカチをもらったユウコ。友人のトリッシュに見せるのですが、話がなぜかかみ合いません。いったい何が問題だったのでしょう。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2016/03/12号

This Week
On the Cover
各地で卒業式、被災地でも別れ
今週の表紙は、各地で行われている卒業式の表情をお伝えします。それぞれが別れと新しい門出に涙を流しました。宝塚音楽学校では、将来のタカラジェンヌ40人がそろいの紋付きはかま姿で式に出席しました。惜別の思いがさらに募るのは、東日本大震災から6年がたつ福島県の被災地です。原発事故の影響で、双葉郡の五つの高校が休校になります。住民の避難が続き、学校を維持できなくなったためです。避難先の仮設校舎で学んできた生徒らは、最後の卒業式に臨み、卒業証書を受け取りました。

◇今週の注目記事 ================

◇Feature : 米アカデミー賞を振り返る
2月末に発表された米アカデミー賞を、AP通信やロイター通信の記事で振り返ります。授賞式では、作品賞の発表を取り違えるというハプニングもありましたが、それよりも特徴的なのは、「多様性」の強調でした。演技賞のすべてが白人俳優だった昨年や一昨年とはうって変わって、黒人をテーマにした作品や黒人俳優にも幅広く与えられました。さらに、影の主役とも言えるのがトランプ大統領でした。司会や登壇した人々のコメントにも、トランプ政権への皮肉がちりばめられ、トランプ氏の移民政策への抗議で監督が授賞式を欠席したイランの作品は外国語映画賞を受賞しました。今年のアカデミー賞を象徴する作品も、一覧にしてまとめています。

◇Essay:マーティにまかせろ Bring it on!
ヘビーメタル・バンド MEGADETH の元ギタリスト、マーティ・フリードマンさんが、読者の皆さんからの様々な質問に英語でお答えします。音楽や外国語の勉強法から人生相談まで、「なんでも来い!」の意気込みで、難問奇問に挑戦してくれます。さて、マーティさんは1月にツアーのため米国を訪問しました。折しもトランプ新大統領の就任と重なりましたが、マーティさんはどんな変化を感じたのでしょうか。読者からも、トランプ政権誕生をめぐる相談が寄せられています。また、MEGADETH のグラミー賞受賞といううれしいニュースも届きました。マーティさんに感想を尋ねています。

◇スポーツでEigo!
ご愛読いただいた連載も、今回が最終回です。スポーツシーズンが本格的にスタートするこのタイミングに合わせ、今回は、スポーツの大きな魅力である「予想外」「驚き」を切り口にした表現を学びます。「意表をつく」「不意打ちを食らう」はどのように言うのでしょう。野球などから生まれた表現が出てきます。スポーツをめぐる表現については、今後も随時、紹介していく予定です。

◇Novel:「Greyhurst Manor and the Swiss Connection 海を渡る少年探偵」
好評の連載小説です。朝日ウイークリーでのこれまでの連載「Greyhurst Manor グレイハースト校のミニ事件簿」「The Greyhurst Legend 名門男子校の秘密を暴く」に続く、「グレイハースト」シリーズの第3弾です。学校にまつわる謎や事件を解決するのが趣味のトミーたち。仲間と「探偵団」を組んでいます。スイスに卒業旅行に出かけているジェニーからの連絡が途絶えました。トミーは「あこがれの彼女」を救うべく、一人でスイスに乗り込みます。ジェニーの足取りもわからず、途方に暮れるトミーに手をさしのべたのは、地元の少女でした。ジェニーがいると思われる建物を突き止めて……。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「結果」に関係のある表現がテーマです。「自業自得」や「ボロを出す」は英語でどう言ったらよいのでしょうか?

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でまとめた初心者向けのニュースページです。従来のニュース面を敬遠していた方はぜひ目を通してみて、時事英語学習の基礎づくりにご活用下さい。手厚いヒントに加えて対訳もあるので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるのでは。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。今回は、宇宙旅行のニュースに加え、スマホと育児をテーマにした記事を紹介します。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画のシナリオと対訳
今週紹介する作品は、社会派の巨匠ケン・ローチ監督がメガホンをとった「わたしは、ダニエル・ブレイク」です。昨年、カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した話題作です。ローチ監督が今回も目を向けたのは、貧困や格差に悩む社会的弱者たちです。病をえて働くことができなくなったダニエルは、失業手当を打ち切られ、お役所仕事の壁にも悩まされます。職業安定所で知り合ったシングルマザーの家族と助け合いながら食いつなぐものの、次第に追い詰められていきます。英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英文ライティング道場
毎月第2週に掲載される読者参加型のコーナー。「和文英訳」と、与えられた課題を基に想像力を働かせながら自分の意見をまとめる「自由英作文」を、毎月交互に出題してきましたが、自由英作文は今回が最終回になります。最後のテーマは「お世話になった恩人や恩師」です。卒業シーズンにふさわしく、投稿者の思いがこもった作品が多く寄せられました。投稿作品は、大学で教鞭をとる2人の評者によって入念に添削・講評され、紙上で優秀者が発表されています。この連載は皆さんの書く力を試す絶好の機会ですので、今後もぜひご参加ください。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel Kurdistan, northern Iraq
今回の旅の目的地は、観光客が気軽に訪ねられる場所ではありませんが、中東でも経済開発などで注目を集めているエリアです。クルディスタンとは、「国家なき最大の民族」と言われるクルド人の居住地のこと。トルコ、イラク、イラン、シリア、アルメニアにまたがっています。筆者が訪ねたのは、イラク北部にあるクルディスタンの中心都市です。人々の暮らしは長年、ときの政権や戦争に翻弄されてきましたが、治安が改善してきたのだそうです。「イスラム国」が占拠した地域からほど近いところにありながら、ショッピングモールやバザール(市場)には活気があり、周辺の戦禍を感じさせない平穏な雰囲気を楽しむことができました。異国情緒あるふれる写真とともに、お楽しみください。

◆Business News ~ニュースで学ぶ経済英語~
経済やビジネスに関わるニュースを取り上げます。第2、4週に掲載しています。株式、為替、景気、財政、企業戦略、新商品・サービス、IT(情報技術)など、国内外で起きた注目の経済関連のニュースを選んで、ヒントつきでお届けします。社会人をはじめ、就活生の方々も必読です。「経済英語」には難しいイメージがありますが、背景知識があればニュースの理解度がグンとアップします。独特の用語や言い回しを学びながら、グローバル社会で通用する英語力を身につけましょう。今回は、経営が揺らいでいる東芝のニュースのほか、トランプ政権の貿易政策についても触れていきます。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2017/3/5号

This Week
On the Cover

アカデミー主演女優賞のエマ・ストーンさん

今週号の表紙に登場するのは、2月26日に開かれた今年のアカデミー賞授与式で、主演女優賞を受賞したエマ・ストーンさんです。14部門でノミネートされ、主演女優賞のほか監督賞など6部門で受賞した「ラ・ラ・ランド」に出演。女優への夢を見続け、ジャズピアニストと恋に落ちる女性、ミアを演じました。ところで、今年の授与式ではハプニングもありました。「ラ・ラ・ランド」がいったんは作品賞と発表され、関係者が集まったのですが、実は誤りだったと判明したのです。作品賞は結局、黒人少年の成長を描いた「ムーンライト」に贈られました。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: 福島県新地町の今を撮った
東日本大震災から間もなく6年がたちます。今回は、津波で大きな被害を受けた福島県新地町で、地元の人たちが自ら撮影した写真の数々を紹介しています。きっかけは、米国人写真家のアリソン・クウェッセルさんが住民のための写真教室を開いたことでした。自らも被災地の写真を撮り続けてきたクウェッセルさんでしたが、何かが足りない、と感じていたそうです。そこで地元の人たちが自分たちの視点で「被災地の今」を切り取る機会を作ってもらおうと考えたのでした。地元の人たちはクウェッセルさんの教えを吸収し、独自の切り口で写真を撮り続けました。それは多くの住民たちにとっても、心の傷の癒やしにつながったといいます。クウェッセルさんの思いとともに、紹介します。

◇Lisa’s Eye on Tokyo リサの東京案内
東京在住のフォトグラファーで、大学で教鞭(きょうべん)を執るリサ・ヴォートさんが、東京の魅力を紹介するエッセー。毎回1カ所を選び、その街の歴史やみどころを伝えます。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語で東京を案内するためのヒントがいっぱい。今回散策したのは、世界有数のビジネス街として知られる丸の内周辺です。多くの注目スポットが新たに生まれているだけでなく、明治期以降の歴史的建造物も残っています。たたりが恐れられてきたあの「首塚」も紹介します。

◇Ema’s Kitchen
食のスペシャリスト、小枝絵麻さんによる人気連載が今回、最終回を迎えます。今年度のテーマ「家族みんなが喜ぶ、手作り感あふれる料理」の最後を飾るのは、「菜の花とアボガドバターのクロスティーニ」。ブランチの一品としてのほか、ワインなどを楽しむ際のおつまみとしても活用できます。複数の写真と英語(和訳付き)の手順を参考に、ぜひご家庭で試してみてください。

◇Dear Annie
新しい回答者にコラムニストのAnnie Laneさんを迎え、衣替えした人気コーナー。これまでに引き続き、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えてもらいます。今回は「顧客の身内、雇うも無能過ぎ」「介添人? そんな親しい仲じゃ…」といった相談2題を紹介します。

◇ジュニア英語 Let’s go abroad!
オーストラリアでホームステイする2人の子ども(健太と麻里)を主人公に、初めての海外体験を出発から帰国報告までカバーします。イラストを豊富に使い、役立つ表現を様々な場面別に取り上げていきます。困ったときにはバーチャル(仮想現実)のおじいちゃんとおばあちゃんが、助け船を出してくれます。いよいよ帰国の日が近づきました。今回は、オーストラリアの友達がお別れパーティーを開いてくれます。招待状も英語で作ってみましょう。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。米国の生活についてのミニコラムもあります。今回は、パパもママも不在となったクリフとトーマス。ふだんはなかなか行くことのできないファストフード店に出かけ、夕食をとることにしました。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。1月から3月までを担当するのは、米国出身で現在は東京在住のボブ・ワーリーさんです。即興コントを披露する日英バイリンガル劇団で役者を務め、映画やドラマ、CMにも出演。NHK基礎英語1でも登場人物の声を担当しています。今回は、筆者が大好きな日本食の話。その一つは牛丼だといいます。数ある日本食の中で、なぜ牛丼を選ぶのか、筆者の思い出に耳を傾けましょう。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、日本人にとってなじみの深い張り子の置物の「だるま」です。その由来とともに、だるまに託す日本人の思いについても、英語で解説していきます。

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回、紹介する作品は「ラビング 愛という名前のふたり」です。異人種の間での結婚が法律で禁止されていた時代の米国の物語です。1950年代のバージニア州で、白人の男性リチャード・ラビングと黒人女性のミルドレッドが結婚しました。逮捕と州外追放の憂き目に遭いながら、愛を貫いたふたり。やがてその愛は、国を動かし、歴史を変えることとなります。英語の脚本と日本語の対訳でお楽しみください。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel  Taipei, TAIWAN
今回訪ねたのは、日本人観光客に人気の街、台湾の台北です。日本人が多く訪れることもあり、街のあちこちで日本語に触れることができますが、一方で、東京とは大きく異なる熱気や雑踏も街の魅力です。そして旅の目玉は、やはりグルメ。旅の筆者は、名物の夜市に繰り出し、おいしい料理に舌鼓を打ちます。さらには、アニメ「千と千尋の神隠し」のモデルになったとも言われる街並みも訪ねます。日本人観光客に人気の秘密が、わかったような気がしました。バイタリティーあふれる写真の数々とともに、お楽しみください。

◆デイビッド・セインのヘンな英語修理します
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさんが、日常生活の様々な場面で誤解を招きやすい日本人英語のミスを指摘して、正しい用法を伝授します。会議に間に合うように報告書を完成させたマイク。同僚のタカシはねぎらいの言葉をかけたつもりでしたが、マイクは次第に不機嫌になります。何が問題だったのでしょう。
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