週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー) 発売日・バックナンバー

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週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/5/6号

This Week
On the Cover

「世界の人を呼べるセレブに」 タレントの渡辺直美さん

5月6日号の表紙は、いま大人気のお笑い芸人で俳優の渡辺直美さんです。Asahi Weekly のインタビューに応じた際の一枚をご紹介しています。テレビなどで引っぱりだこの渡辺さんですが、米国の著名メディアに取りあげられるなど、その活躍は近年、国内にとどまりません。インタビューでは、将来は海外に出向くだけでなく、日本に人を呼べるようなセレブになりたい、と語ります。芸だけでなく、自分らしさの表現の仕方でも共感を集める彼女の魅力に迫ります。

◇今週の注目記事 ================

◇Special: 「日本と世界、半々の活動が目標」 渡辺直美さんインタビュー
今週号の特集では、タレントの渡辺直美さんのインタビューを詳報します。最近では米紙ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストの取材を受けたり、米アパレル大手GAPのキャンペーンに登場したりと、海外のメディアにも露出する機会が多い渡辺さん。現在のような人気を得るに至る転換点になったのが、2014年のニューヨークへの留学だったそうです。インタビューでは、「まさしくゼロから」英語を学びに出たという当時の経験を振り返っています。また、海外の有名俳優やモデルと並んでも、常にリラックスしているように見えるその秘訣はどこにあるのでしょうか。今後の仕事の展開についても、目標を語っています。今回の特集では、700万人以上のフォロワーがいるという彼女のインスタグラムものぞいてみて、書き込みの「英訳」にも挑戦しています。

◇News: 前嶋和弘のGlobal beat ニュースを読み解く
国際ニュースを解説する新しい連載が始まりました。上智大学総合グローバル学部の前嶋和弘教授(米国政治)が、世界で話題になっているニュースを外国通信社の配信記事から抜粋して英語の表現や単語を解説し、ニュースの背景も読み解きます。頻出する単語や表現が学べるだけでなく、単発の報道だけではわかりにくいニュースも深く理解できるようになるはずです。今回取りあげたのは、米国社会と銃の問題です。フロリダ州の高校で起きた銃乱射事件をきっかけにして、銃規制の強化を求める動きが盛り上がっていますが、それでも米国では、根本的な銃規制は進んでいるとは言えません。なぜ米国から銃がなくならないのでしょうか。「合衆国憲法修正第2条(The Second Amendment)」にさかのぼり、考えていきます。

◇Novel :Animal Island 警察犬ロッキーの冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になります。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。今週号から始まるのが、「Animal Island」です。舞台は1955年のハワイ・ホノルル。そこでは、人間と動物たちが言葉で意思を通い合わせる世界がありました。警察犬のロッキーは、相棒の警官アンジーとともに、犯罪を取り締まります。ロッキーが「犬の目線」から物語を語ります。

◇和t’s cooking?  ナスの揚げ浸し
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米フィラデルフィア在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。今回は、ナスの揚げ浸しを紹介します。筆者によると、米国ではナスは「人気のない野菜」とされているそうですが、この料理を振る舞うと、外国の人たちにも好評なのだそうです。海外でも受け入れられやすくする秘訣も、今回はお教えします。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる東京周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京都北区にある区立中央図書館を訪ねます。旧陸軍の兵器工場だった倉庫を改装・増築してつくられ、「赤レンガ図書館」の愛称で親しまれています。その歩みに触れながら、リサさんが知的空間としての魅力を語ります。

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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげていきますので、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、英国のエリザベス女王の92歳の誕生日の話題や、北極で開かれた過酷なマラソン大会のニュースなどを取りあげています。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、マリーが学校の駐車場で、父親のジョージから車の運転の手ほどきを受けます。米国では高校生も運転することがごく普通にあるそうで、今回の会話の中には自動車をめぐる単語や表現が多く出てきます。米国の生活を紹介するミニコラムもテーマは「運転の練習」です。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。4月から6月までを担当するのは、米オハイオ州クリーブランド出身のマーセラス・ニーリーさんです。来日後、ポップスグループのマネジメントやツアーの企画などに携わり、その後、企業の英語講師などを経験。現在は順天堂大学で、英語での医師と患者のコミュニケーションなどについて教えています。今回は、東京・渋谷の路上で出会った若手バンドの話です。努力を続け、ついには紅白歌合戦で演奏するまでになった彼らの成功までの軌跡を、ニーリーさんが思い入れたっぷりに語ります。

◆英語豆知識 こぼれっぱなし
 学習院大学文学部の真野泰教授による新連載です。英語をめぐる豆知識を、肩のこらないコラムでお届けします。今回は「ごくつぶし」に相当する英語表現をとっかかりにして、うんちくを傾けます。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今週号で紹介するのは、米フィギュアスケート界で一大スキャンダルを巻き起こした元選手、トーニャ・ハーディングの半生を描いた「アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル」です。1994年のリレハンメル冬季五輪の代表選考を兼ねた全米選手権の会場で、有力選手のナンシー・ケリガンが殴打される事件が起き、後日、ライバルであったトーニャの元夫、ジェフが逮捕されます。トーニャも関与を疑われ、連日の報道は過熱しました。今回の映画は、トーニャらへのインタビューをもとに作られています。これまで「悪役」と見られてきたトーニャの人物像と、彼女が育った特異な環境に焦点を当てたこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。外国人と接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。今回は、リサコの働くギフトショップに、アイルランドから商談で来日したジェイムズがやって来ました。扇子の値段を聞かれたリサコは、接客中だったため少し待ってほしいとお願いしたつもりでしたが、ジェイムズは怒り始めます。いったい何が問題だったのでしょう?

◆翻訳者泣かせの日本語
 日本語に精通した日英翻訳者のクレア田中さんによる新連載です。「よろしくお願いします」や「前向きに検討します」といった日本語は、英語に翻訳するのがなかなか難しいものです。ぴったりくる英語にするためにはどんな方法があるのか、実践的なアドバイスをもらいます。今回は、クレアさんが避けている「ある訳語」についてお話しします。

◆シミケンの比べてわかる英単語
 これまで「語源でサクサク英単語」を連載していた清水建二さんによる新連載です。同じように「望む」と訳される単語でも、want/hope/wishといろいろあります。こうした似た単語を比較しながら、その使い分けを勉強していきます。

◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「録音音声の営業電話、もう勘弁」「孫への甘いしつけが気になる」の相談2題をお届けします。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel: Beppu’s bamboo and baths
今週のトラベルのコーナーは大型連休に合わせ、趣向を変えて日本国内の旅行をお届けします。旅の筆者が訪ねたのは、温泉で有名な大分県別府市。大分県はマダケの生産地として有名で、別府では竹を編んで作った籠などが、庶民の生活用具や湯治客の土産物として作られてきました。公立で唯一という竹工芸訓練センターもあり、伝統工芸の担い手を育成しています。筆者が注目したのは、若手の職人たちでした。伝統に現代の息吹を吹き込み、斬新な作品を生み出していたのです。旅の過程で、筆者は竹細工の明るい未来を確信するのです。あわせて温泉地の観光や食の魅力も紹介しています。旅情あふれる写真の数々とともに、「旅行記」をお楽しみください。

◆Weekly Picks  南北会談で見えた「等身大の」金正恩氏
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナーです。今週号では、4月27日に板門店で行われた歴史的な南北首脳会談をめぐる記事を取りあげます。韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との間の会談は、朝鮮半島の非核化が大きな焦点でしたが、同時に世界が注目したのは、テレビで生中継された金委員長の一挙手一投足でした。これまでベールに包まれていた素顔が、明るみに出たのです。西側の政治家とあまり変わらないようなその振る舞いは、特に韓国の人々にとっては新鮮な驚きだったようです。
南北首脳会談は、Newsのページでも紹介しています。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/4/29号

This Week
On the Cover

フィギュアスケートの宮原知子さん

今週の表紙は、女子フィギュアスケート選手の宮原知子さんです。2月の平昌冬季五輪での4位入賞に続き、世界選手権では銅メダルを獲得するなど、大活躍したシーズンが終わりました。五輪に向けて競技に集中しようと、在籍する関西大学を休学していましたが、このほど復学。文学部の英米文学英語学専修の所属だそうで、今年は好きな英語の勉強にも意欲十分です。今週号の特集で、宮原さんのインタビューを詳報しています。

◇今週の注目記事 ================

◇Interview:「スケートで忙しくても英語学習は続ける」宮原知子さんに聞く
今週号の特集は、女子フィギュアスケート選手の宮原知子さんへのインタビューです。平昌冬季五輪では4位に入賞する活躍をした宮原さんですが、スケーティングだけでなく、海外の記者団の質問にも英語で受け答えをする姿が印象的でした。子どものころに米ヒューストンで過ごしたという宮原さんですが、その後も英語力を維持する努力を続けてきたそうです。どんな方法で勉強してきたのか、ちょっぴり教えてもらいました。さらに今回のインタビューでは、自身の学習面での目標も披露してくれました。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、千葉県栄町にある「房総のむら」を訪ねます。房総の伝統的な生活様式が学べる博物館で、江戸時代の商家の町並みなどが再現されているほか、張り子作りやそば打ちなどの昔ながらの技術を実際に体験できるそうです。家族連れでも楽しめるこの施設の魅力を、リサさんがリポートしてくれています。

◇英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、京都の「舞妓(まいこ)・芸妓(げいこ)」です。古都を象徴する存在として外国人観光客にも人気です。その由来から厳しい修業の中身までを、英語で解説していきます。

◇Novel :Animal Island 警察犬ロッキーの冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなるはずです。4月から新しく始まったのが、「Animal Island」です。舞台は1955年のハワイ・ホノルル。そこでは、人間と動物たちが言葉で意思を通い合わせる世界がありました。警察犬のロッキーは、相棒の警官アンジーとともに、犯罪を取り締まります。ロッキーが「犬の目線」から物語を語ります。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。さて今週は、帰宅前にマリーとジュリアが話をします。週末から学校での劇の上演が始まるマリーはリハーサルを終えたところ。でも、これまでにない大役に、プレッシャーが高まっている様子です。ジュリアがそんなマリーにアドバイスをします。米国の高校生の生活についてのミニコラムでは、高校生の演劇に関連し、「緊張」に関係する英語表現を学びます。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。4月から6月までを担当するのは、米オハイオ州クリーブランド出身のマーセラス・ニーリーさんです。来日後、ポップスグループのマネジメントやツアーの企画などに携わり、その後、企業の英語講師などを経験。現在は順天堂大学で、英語での医師と患者のコミュニケーションなどについて教えています。東京で暮らしていると、お互いにあいさつも交わさず、人と人とのつながりを持とうとしない場面に出くわすことが多くあるというニーリーさん。「海外ではそんなことはない」と語り、「世界とつながる」ことの大切さを訴えています。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、米ボストンマラソンで「公務員ランナー」の川内優輝選手が初優勝を飾ったニュースのほか、英国で清涼飲料水の砂糖に課税する「砂糖税」が導入された話題などを紹介しています。

◆英語豆知識 こぼれっぱなし
 学習院大学文学部の真野泰教授による新連載です。英語をめぐる豆知識を、肩のこらないコラムでお届けします。今回は、英語の語呂合わせや、英語流の「水金地火木……」について、うんちくを傾けます。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、ラップを取りあげた「パティ・ケイク$」です。23歳のパティは米ニュージャージーで、飲んだくれの元ロック歌手の母親、車いすの祖母と一緒に貧しい暮らしをしています。「ダンボ」とからかわれるような外見で、定職もありませんが、路上でのラップバトルで自信を取り戻していきます。ラップ仲間で彼女の良き理解者でもあるジェリに勧められ、ラップのスターになることを夢見るようになる彼女の成長が描かれます。せりふにもラップが多くちりばめれたこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する場面をクローズアップ。親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまった失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。英国人観光客のマリアが帰国のため空港に向かおうとしていたところ、あいにくスーツケースが壊れてしまいました。ホテルの近くにある修理店で働くタケシが対応しますが、修理の終了時間をめぐって、話がかみ合わない様子です。いったい何が問題だったのでしょう?

◆翻訳者泣かせの日本語
 日本語に精通した日英翻訳者のクレア田中さんによる新連載です。「お世話になります」や「お疲れさまです」といった日本語は、英語に翻訳するのがなかなか難しいものです。ぴったりくる英語にするためにはどんな方法があるのか、実践的なアドバイスをもらいます。

◆シミケンの比べてわかる英単語
 これまで「語源でサクサク英単語」を連載していた清水建二さんによる新連載です。同じように「させる」と訳される単語でも、make/have/let/getといろいろあります。こうした似た単語を比較しながら、その使い分けを勉強していきます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Montpellier, FRANCE
今週号のTravel欄では、地中海にほど近いフランス南部の都市モンペリエを訪ねます。南仏のほかの著名な都市と比べて観光客も比較的少なく、静かなひとときを過ごすことができるというこの街。13世紀にローマ教皇の命で現在のモンペリエ大学がつくられて以来、発展を続け、今も学生の街として親しまれているそうです。市街地を歩いた旅の筆者も、公園の芝生やカフェ、広場でくつろぎながら読書する学生たちと出会って、その雰囲気にひたりました。さらに、近郊にも足を延ばします。湿地帯のカマルグには塩湖や塩田が広がり、フラミンゴの大群に出会うのです。美しい写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週はスポーツのニュース。米大リーグで衝撃的なデビューを果たした「二刀流」の大谷翔平選手についてのリポートのほか、サッカー・ワールドカップを間近に控え、ブラジル代表をめぐる話題をお届けします。


◆Weekly Picks  社会派ラッパーのケンドリック・ラマーにピュリツァー賞
フィーチャーストーリーや、ニュースを掘り下げた分析記事を紹介するコーナー。今回は、米国の優れた報道などに与えられるピュリツァー賞についてです。今年の音楽賞には、社会派ラッパーのケンドリック・ラマーさんが、ポピュラーミュージックの分野から初めて選ばれました。音楽賞ではこれまで、クラシックやジャズのミュージシャンが選ばれるのが常だったのです。商業的にも成功しているラマーさんの歌詞は、現代のアフリカ系米国人が直面する問題を的確に表現している、などと高く評価されました。AP通信は、彼の歩みやほかのアーティストの声などを紹介しています。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/4/22号

This Week
On the Cover

情報流出問題で矢面に立つマーク・ザッカーバーグ氏

4月22日号の表紙の写真は、米フェイスブックの最高経営責任者、マーク・ザッカーバーグ氏です。フェイスブックの利用者の個人情報が不正に流出した問題を受けて、米議会の公聴会に出席し、議員らの追及を受けました。一連の問題では、最大で8700万件の個人情報がフェイスブックから英国の選挙コンサルタント会社にわたり、2016年の米大統領選でトランプ氏の陣営に有利なメッセージが送られ続けた疑惑がもたれています。世界的IT企業を育て上げ、時代の寵児(ちょうじ)とされてきたザッカーバーグ氏ですが、同社のビジネスモデルが民主主義の根幹を揺るがしたとの疑いが浮上したことで、苦しい立場に追い込まれています。同社の不祥事と議会公聴会についてはニュースの欄でも取りあげています。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: Speak up @ Work 入社後に学び直した英語 大塚製薬の廣田直輝さん
「Speak up @ Work」は、仕事で英語を多用している人を訪問してインタビューする企画です。その仕事ではどんな表現が頻繁に使われているのか。働く人たちはどうやって英語力を磨いてきたのか。そんな「働くための英語」を現場から学んでいきます。英語にかかわる仕事に就くことを夢見る中高生や大学生には必見のシリーズです。今週号は、大塚製薬で新薬開発の仕事に携わる廣田直輝さんに登場していただきます。近年の医薬品開発はグローバル化に伴い、海外と連携するケースが増えているといい、廣田さんの仕事にとっても英語は不可欠。入社後に英語を学び直したという廣田さんに、どんな勉強法が有効か、実践的なノウハウをお聞きしました。

◇Books:新年度に読みたい1冊
今週号では、毎月掲載している林剛司さんの「放課後ブッククラブ」の代わりに、英語の児童書のエキスパートである大島英美さんが、「新年度に読みたい1冊」を紹介してくれています。4月は進学や進級の季節。社会人デビューを果たした方もいらっしゃることでしょう。今回挙げたのは、決意を新たにしたり、慣れない環境に戸惑ったりしている人にお薦めの本ばかり。「英語を学び始めたみなさんに」「新中高生に贈りたい」「新社会人に贈りたい」と三つのカテゴリーで、計6冊を紹介しています。

◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミ入れてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。ツッコミの切れ味はますます好調です。さて、街ではリクルートスーツの学生をよく見かけます。来春卒業する学生は就職活動のまっただ中なのです。しかし、ジェイソンさんは日本の「就活」のあり方に疑問を投げかけます。同じ時期に同じようなスーツを着て面接に向かったり、授業を休んでまで会社説明会に出席したり。「企業側は新人の採用のやり方を考え直した方がいいのでは」と言います。ジェイソンさん自身の学生時代も振り返ります。今週号では、「就活」について書かれた昨年の朝日新聞のコラム「天声人語」の英訳もあわせて掲載しています。

◇Essay:Risa’s Journal クロスカルチャーな毎日
リサ・ステッグマイヤーさんによる人気エッセーを、引き続きお楽しみいただきます。米国と日本の両方の文化の中で育ち、バイリンガルタレントとして活躍してきたリサさんは現在、育児の真っ最中。2人の子どももバイリンガルに育てようと奮闘中です。今回は、昨年まで家族で暮らしていたシンガポールを再び訪れた際のお話です。最初は、暑く湿気の多い気候などになかなかなじめなかったというリサさんですが、住み慣れるうちに、子どもに優しい国際的な都市国家の良さが見えてきたといいます。今回の再訪も、そのことを改めて確認する機会になったようです。

◇Novel :Animal Island 警察犬ロッキーの冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になります。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなるはずです。4月から新しく始まったのが「Animal Island」です。舞台は1955年のハワイ・ホノルル。そこでは、人間と動物たちが言葉で意思を通い合わせる世界がありました。警察犬のロッキーは、相棒の警官アンジーとともに、犯罪を取り締まります。ロッキーが「犬の目線」から物語を語ります。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今朝はマリーとハンナが、ハンナの兄であるトーマスの車に乗りこみ、学校まで送ってもらいます。寝ぼけまなこのマリーがコーヒーを買いたいと言いだし、一行は日本でもおなじみのスターバックスに立ち寄ります。米国の生活を紹介するミニコラムでは、米国のファストフード店やコーヒーショップでの飲み物の「サイズ」について触れています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。4月から6月までを担当するのは、米オハイオ州クリーブランド出身のマーセラス・ニーリーさんです。来日後、ポップスグループのマネジメントやツアーの企画などに携わり、その後、企業の英語講師などを経験。現在は順天堂大学で、英語での医師と患者のコミュニケーションなどについて教えています。今回は、ニーリーさんが日本にやって来るに至るまでの出会いについて、語ってくれています。

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週のテーマは「基本単語の意外な用法」です。「クレジットカードが使える」や「子をもうける」は、英語でどのように言ったらよいのでしょうか。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、2020年の東京五輪の際に混雑緩和を狙って祝日を開会式の前日や当日などに移すことが検討されているというニュースや、お風呂に浮かべて遊ぶアヒルのおもちゃが細菌に汚染されているという研究結果などをお届けします。

◆句動詞 de 英作文
英語の表現力を磨くコーナーを引き続きお楽しみいただきます。句動詞とは、基本的な動詞と副詞や前置詞を組み合わせた用法のこと。難しい単語を駆使するのではなく、こうした基本的な単語を使いこなすことを狙って、英作文にトライしていきます。筆者は専修大学文学部教授の田邉祐司さん。目指すのは「普段着の英語表現」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、今年のアカデミー賞で脚色賞に輝いた「君の名前で僕を呼んで」です。17歳の少年エリオは、大学教授の父や翻訳家の母とともに、北イタリアで夏を過ごしています。そこに父の研究の手伝いをするために、大学院生のオリヴァーがやって来ます。はじめは反発を感じていたエリオでしたが、自信にあふれた様子の彼に、次第にひかれていくのです。青年たちのひと夏の恋を描いたこの作品では、微妙で味わい深い会話が繰り広げられます。こうした会話を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回は、この季節に日本のあちこちで見かける「こいのぼり」を取りあげます。こいのぼりのいわれや歴史、最近のトレンドまで、英語で説明を加えていきます。

◆Dear Annie 十人十色の人生模様
コラムニストのAnnie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えます。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「わが家でしたい放題の親族」という相談を紹介しています。

◆日本全国英文表記珍百景
 新年度から新たに始まった連載です。筆者は、日本国内で目にする英文表記の誤りについて長年研究を続けている小樽商科大学大学院の小林敏彦教授です。各地の商店や飲食店、ホテルや駅などで目にする誤った英文表記を取りあげ、どこに問題があるのかを文法、語法、語彙(ごい)など様々な角度から検証します。小林さんが自ら撮影した写真をもとにわかりやすく解説。「おもてなし」の質の向上にも役立ちそうです。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel: San Diego, CALIFORNIA
今週のトラベルのコーナーは、米カリフォルニア州南部の都市、サンディエゴを訪ねます。「カリフォルニア発祥の地」と呼ばれることもあるように古くからの歴史を誇り、国境を接するメキシコ文化の影響も色濃く残っていて、多くの観光客を引きつけてやみません。旅の筆者は、太平洋に面したこの街らしく、まずは海洋博物館で海の歴史に触れました。その後は、有名シェフらとともに食べ歩きに出かけます。ここでの名物は海の幸ですが、どうも筆者はお気に召さない様子です。それでも、さまざまな国の要素が混じり合った料理の数々に、舌鼓を打っていました。カリフォルニアの空を写しだした美しい写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は教育関連のニュースを特集しました。米国では、教員の待遇改善が大きな問題となっているそうです。各地で行われているストライキなどのニュースを紹介します。

◆Weekly Picks  女子テニスのウィリアムズ姉妹、男女の賃金格差の戦いに挑む
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今回は、米国の著名なテニス選手の間で受け継がれようとしている活動について取りあげたAP通信の記事を紹介します。1960年代から70年代にかけて活躍し、女子テニス界の伝説とも言われるビリー・ジーン・キングさんは長年、男女同権を熱心に訴える団体を主導してきました。このほど、この団体の役員に、ともに世界ランキング1位になったことがあるウィリアムズ姉妹が加わることになりました。特に姉のビーナス・ウィリアムズ選手は、全英大会の直前に、男女の賞金格差を是正するよう主催者を説得した実績で知られ、妹のセリーナ・ウィリアムズ選手とともに、キングさんの後継者になる、と期待されています。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2017/4/15号

This Week
On the Cover

「二刀流」の大谷翔平選手、大リーグデビューで活躍

4月15日号の表紙は、米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手です。投手と野手の「二刀流」に挑戦する大谷選手がいよいよメジャーデビューを果たしました。1日に初先発すると勝利投手に。その後、野手として出場した3試合で3本塁打を放ち、米国内外で大きな注目を集めています。さらに8日には、本拠地の球場で初登板し、七回途中まで相手を完全に抑える快投を披露しました。大谷選手には、やはり二刀流で知られたほぼ100年前の「ベーブ・ルース以来」という触れ込みがついて回っています。
大谷選手の活躍は、初級ニュースでもお届けしています。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: 「小学校英語」導入から20年 韓国の公立小学校の授業を参観
今週号の特集では、韓国の英語教育の現場をルポします。日本では2020年度から新しい学習指導要領が実施されて、小学5、6年で行われている英語に親しむ活動が3、4年に前倒しされ、5、6年生では正式な教科となりますが、韓国では1997年から、英語が小学3年以降で必修となっています。20年が経過した「小学校英語」は、どんな変化を韓国社会にもたらしたのでしょうか。編集チームの記者が実際にソウルの公立小学校を訪れ、どんな授業が繰り広げられているかを見てきました。韓国の英語教育の専門家にもインタビューしています。日本の将来像を探るヒントがあるかもしれません。

◇英語ガイドに挑戦! 実践編
大手旅行会社に長年勤務し、通訳ガイドの指導などの経験も豊富な根岸正さんによる連載がリニューアルしました。佐藤道子さんにも新たに筆者に加わってもらい、「実践編」が始まります。2020年の東京五輪・パラリンピックを前にして、海外から日本を訪れる観光客をもてなしたいというニーズが高まっています。通訳ガイドやボランティアを目指す読者に向けて、簡単な英語で旅のお手伝いをする秘訣(ひけつ)を伝授します。「実践編」では、実際の観光地を訪ねる想定で、外国からのお客をご案内してみます。取りあげるスポットは関東圏が多くなりますが、それ以外にお住まいの方も応用が可能です。今回訪ねるのは、東京・明治神宮。境内を歩きながらの案内に役立つ表現が盛りだくさんです。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京都調布市にある「マヨテラス」を訪ねます。キユーピー仙川工場の跡地につくられたこの施設。完全予約制のツアーに参加すれば、マヨネーズの歴史や製造方法が楽しく学べます。日本にはなじみのなかった調味料が、いまや「マヨラー」と呼ばれるようなファンを多く集めるに至った歩みを知ることができ、「大人の社会科見学」にもってこいだそうです。

◇Novel :Animal Island 警察犬ロッキーの冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなるはずです。4月から新しく始まったのが、「Animal Island」です。舞台は1955年のハワイ・ホノルル。そこでは、人間と動物たちが言葉で意思を通い合わせる世界がありました。警察犬のロッキーは、相棒の警官アンジーとともに、犯罪を取り締まります。ロッキーが「犬の目線」から物語を語ります。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、ハンナやトーマスら家族が、春休みの旅行でカリフォルニアのディズニーリゾートを訪れます。キャロルとロイの両親はすっかりお疲れ。子どもたちでアトラクションに出かけます。米国の生活を紹介するミニコラムも、ディズニーリゾートについてです。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。4月から6月までを担当するのは、米オハイオ州クリーブランド出身のマーセラス・ニーリーさんです。来日後、ポップスグループのマネジメントやツアーの企画などに携わり、その後、企業の英語講師などを経験。現在は順天堂大学で、英語での医師と患者のコミュニケーションなどについて教えています。今回は、落とし物をめぐる日本での経験について語ります。新幹線にノートパソコンを置き忘れたというニーリーさん。あまり期待せずに駅に連絡してみたところ……。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、ベルギーで開かれたチョコレートの祭典の話題のほか、東京を巨大台風が襲った場合の被害想定のニュースなどを紹介しています。

◆英語豆知識 こぼれっぱなし
 学習院大学文学部の真野泰教授による新連載です。英語をめぐる豆知識を、肩のこらないコラムでお届けします。今回はジャズの名曲「ビギン・ザ・ビギン」を足がかりに、英単語の発音をカタカナで表記する際の落とし穴について、うんちくを傾けます。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、ロボットを介した純愛を描いた「きみへの距離、1万キロ」です。ロボットを米デトロイトから遠隔操作し、北アフリカの石油パイプラインを見張る青年ゴードン。仕事でモニター画面を見ていた彼は、若い女性アユーシャに目をとめます。恋人がいるにもかかわらず、親が強引に推し進める結婚話に悩むアユーシャ。ゴードンは彼女に助け舟を出すうち、恋に落ちます。キム・グエン監督、出演はジョー・コールとモロッコ系フランス人俳優のリナ・エル=アラビ。情報通信技術が発達し、グローバル化が進む時代ならではの恋愛の形を描いたこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、みそメーカーで働くユキコが、ニュージーランドから来た観光客の一行を工場に案内します。ツアーが始まり、参加者のブライアンが質問をしようとしましたが、すぐに口をつぐんでしまいました。いったい何が問題だったのでしょう?

◆翻訳者泣かせの日本語
 日本語に精通した日英翻訳者のクレア田中さんによる新連載です。「よろしくお願いします」や「お疲れさまです」といった日本語は、英語に翻訳するのがなかなか難しいものです。ぴったりくる英語にするためにはどんな方法があるのか、実践的なアドバイスをもらいます。

◆シミケンの比べてわかる英単語
 これまで「語源でサクサク英単語」を連載していた清水建二さんによる新連載です。同じように「持って行く/持って来る」と訳される単語でも、take/bring/fetchといろいろあります。こうした似た単語を比較しながら、その使い分けを勉強していきます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Bali’s less-visited islands, INDONESIA
今週号のTravelのコーナーでは、バリ島から高速船で30分ほどのところにあるレンボンガン島とチュニンガン島を訪ねます。旅の筆者はまず、南国のリゾート地として名高いバリ島に10年ぶりに向かったのですが、観光地化が進んだこの地には、かつてのような「神々のすむ島」の面影はありませんでした。そこで足をのばしたのが、ダイビングやサーフィンに絶好の場所として知られ始めた二つの島でした。筆者はレンボンガン島で、美しい夕日を堪能します。さらに、歩行者とオートバイが通れる幅しかない橋を渡り、チュニンガン島へ。海への飛び込み台がある海辺のスポットでくつろぎます。島では観光客向け施設の建設ラッシュが続き、こちらに観光客が多く押し寄せるようになるのも、時間の問題かもしれません。筆者はそれでも、バリの喧噪(けんそう)から逃れた静かなひとときを楽しんだようです。島の様子を写した写真の数々とあわせて、旅行記をお楽しみください。

◆Science News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は科学技術のニュース。米国のNASAが太陽系外の未知の惑星を見つけるための探査活動を強化するニュースのほか、犬の認知機能に関するユニークな研究成果を紹介します。英語を学ぶだけでなく、理系の話題にも興味がある方にはもってこいのコーナーです。

◆Weekly Picks  キング牧師暗殺から50年 アフリカ諸国に根付いた共感
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナー。今回は、米国の公民権運動のリーダーだったマーチン・ルーサー・キング牧師がテネシー州メンフィスで凶弾に倒れてから半世紀の節目を迎えたニュースを巡ってのAP通信の記事です。キング牧師の精神は、米国内の反人種差別の取り組みだけでなく、アフリカでも受け継がれています。旧植民地の独立運動や、南アフリカの反アパルトヘイトの運動にも大きな影響を与えていたのです。キング牧師の胸像が、白人支配当時の南アにひそかに持ち込まれていたといったあまり知られていない事実にも、光を当てます。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/4/8号

This Week
On the Cover
役になりきる 俳優の寺島しのぶさん
今週号の表紙は、俳優の寺島しのぶさんです。最新の映画「オー・ルーシー!」に出演。地味な独身OLだったのが、怪しげな英会話学校に通って「ルーシー」と呼ばれるうちに「大変身」を遂げる、という役どころを見事に演じています。映画公開に先立ち、朝日ウイークリーのインタビューに応じた寺島さんは、今回の作品での役作りや、普段の演技で心がけていることなどを縦横無尽に語っています。

◇今週の注目記事 ===============

◇Feature : 寺島しのぶさんインタビュー 演技を支えるするどい観察眼
今週号の特集では、俳優の寺島しのぶさんへのインタビューを詳報します。ベルリン国際映画祭で銀熊賞を獲得した「キャタピラー」などで知られるように、幅広い役どころをこなす寺島さんですが、インタビューでは最新作「オー・ルーシー!」を紹介しながら、寺島さんがどのように主役の演技に入り込んでいったのかを解き明かしていきます。どうやらカギとなるのは、「人間を観察する目」のようです。また、歌舞伎という男性優位の社会で名門の家に生まれ育った寺島さんが、どのようにして俳優への道を歩んだのかについても語ってくれています。

◇Essay:Marty’s Playlist
世界的なギタリスト、マーティ・フリードマンさんによる新しい連載が始まりました。毎月1曲ずつ、マーティさんが記憶に残る「特別な曲」を紹介してくれます。初回となる今週号は、ロッド・スチュアートの名作「Maggie May」です。若い男性が年上の女性と関係を持ってしまい、自分が振り回されていることに気づきながらも、別れを切り出せないでいる――。そんな切ない思いを歌ったバラードです。マーティさんによると、この曲はリリースされた1971年当時、異色の存在だったとか。曲にまつわるマーティさん自身の思い出も披露してくれています。この連載では、歌詞からの一節を引用し、英語のフレーズも学んでいきます。興味をもった方はぜひ、オリジナルの楽曲に触れてみてください。

◇森住史の英語のアレコレQ&A
NHKラジオ「入門ビジネス英語」でも講師を務めた森住先生の好評連載を、引き続きお楽しみいただいています。英語学習者からの質問に答える形で、英語の文法や語法などをめぐる素朴な疑問を、先生が分かりやすく解き明かします。今週号のテーマは、「似た形容詞の使い分け」です。たとえば、economic と economical。意味が異なってくるので、注意が必要です。このように今回は、-c/-calのような語尾をもつ形容詞のペアについて、英英辞典を使いながら考えていきます。

◇Novel :Animal Island 警察犬ロッキーの冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になります。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなるはずです。4月から新しく始まったのが、「Animal Island」です。舞台は1955年のハワイ・ホノルル。そこでは、人間と動物たちが言葉で意思を通い合わせる世界がありました。警察犬のロッキーは、相棒の警官アンジーとともに、犯罪を取り締まります。ロッキーが「犬の目線」から物語を語ります。

◇地球うおっちんぐ: 銃を恐れなくて良い学びやを
アグネス・チャンさんによる人気連載エッセーです。毎月第2週の掲載で、引き続きお楽しみいただきます。今回は、米国社会と銃について、アグネスさん自身が思いを語ります。フロリダ州の高校で2月、銃の乱射があり、多くの生徒らが犠牲になった事件を受けて、米国では高校生らが立ち上がり、銃規制の強化を求める声が広がっています。殺傷を目的とした武器を持つ権利など理解できないというアグネスさんは、子どもたちの安全を第一に考えるように呼びかけています。

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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「商品」に関係のある表現がテーマです。「段ボール箱」や「発泡酒」を英語で言うには、どうしたらよいでしょう?

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、カンヌ国際映画祭のレッドカーペットで写真の「自撮り」が禁止されたという話題や、米カリフォルニア州の住宅地に野生のピューマが迷い込み、騒ぎになったニュースなどをお届けします。

◆句動詞 de 英作文
英語の表現力を磨くコーナーを引き続きお楽しみいただきます。句動詞とは、基本的な動詞と副詞や前置詞を組み合わせた用法のこと。難しい単語を駆使するのではなく、こうした基本的な単語を使いこなすことを狙って、英作文にトライしていきます。筆者は専修大学文学部教授の田邉祐司さん。目指すのは「普段着の英語表現」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画のシナリオと対訳
今週紹介するのは、「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」です。学校の地下室で居残りを命じられた高校生の男女4人が古いテレビゲームを発見。それで遊ぼうとしたとたん、自分とはまったく違うキャラクターの姿になり、ジャングルのまっただ中に放り込まれてしまいます。現実世界に戻るには、ゲームを攻略するしかない――。1995年製作のヒット作「ジュマンジ」のいわば「アップデート版」で、奇想天外な展開が魅力だそうです。ドウェイン・ジョンソンら個性豊かな俳優たちが、コミカルなやりとりを繰り広げる本作を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英文ライティング道場
毎月第2週に掲載される読者参加型のコーナーです。与えられた課題の「和文英訳」に、読者の皆さんが挑戦しています。投稿作品は、大学で教壇に立つ2人の評者によって入念に添削・講評され、紙上で優秀者が発表されます。道場は新たな挑戦者も多く迎え、活況を呈しています。この連載は皆さんの書く力を試す絶好の機会ですので、ぜひ引き続きご参加ください。今回の題材は、この冬のインフルエンザの大流行を伝える新聞記事の一節です。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、大型連休の季節の風物詩とも言える「潮干狩り」です。潮干狩りをめぐる基礎知識の紹介から、事故を防ぐための注意点まで、英語で説明を加えていきます。

◆日本全国英文表記珍百景
 新年度から新たに始まった連載です。筆者は、日本国内で目にする英文表記の誤りについて長年研究を続けている小樽商科大学大学院の小林敏彦教授です。各地の商店や飲食店、ホテルや駅などで目にする誤った英文表記を取りあげ、どこに問題があるのかを文法、語法、語彙(ごい)など様々な角度から検証します。小林さんが自ら撮影した写真をもとにわかりやすく解説。「おもてなし」の質の向上にも役立ちそうです。

上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel Ballarat, AUSTRALIA
今週号のトラベルのコーナーでは、豪州南部の町バララットを訪ねます。この地にはかつて多くの金鉱脈があり、1850年代に始まる豪州のゴールドラッシュの時代には大いに栄えたそうです。ゴールドラッシュは豪州の歴史において重要な節目とされているそうで、旅の筆者はこの町で、豪州史の一部を体感します。ゴールドラッシュ当時の町並みや生活を再現したソブリンヒルという野外博物館を見学。さらには、金鉱の鉱夫らが反乱を起こし、豪州の民主主義確立に大きな役割を果たしたとされる「ユリーカ砦(とりで)の反乱」の跡もたどります。現地に残る老舗ホテルにも、歴史の足跡が残されていました。美しい写真の数々と合わせて旅行記をお楽しみください。

◆Business News
毎月第2週以降、経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は経済ニュース。株式、為替、景気、財政、企業戦略、新商品・サービス、IT(情報技術)など、国内外で起きた注目の報道を選んで、ヒントつきでお届けします。社会人をはじめ、就職活動中の学生の方々も必読です。「経済英語」には難しいイメージがありますが、背景知識があればニュースの理解度がグンとアップします。独特の用語や言い回しを学びながら、グローバル社会で通用する英語力を身につけましょう。今週は、米国と韓国のFTA再交渉が妥結したニュースなどを紹介します。

◆Weekly Picks  米老舗銃器メーカーが経営破たん 業界に厳しい風当たり
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナーです。今回は、米国社会と銃をめぐるリポートを取りあげます。3月下旬、200年の歴史をもつという銃器メーカー・レミントン社が、業績の悪化を理由に破産法の適用を申請しました。フロリダ州の高校での銃乱射事件以降、銃規制強化を求める世論が米国でも高まっていますが、金融機関や流通業者も、銃に対して厳格な態度を取り始めているそうです。レミントン社の破たんの経緯をたどってみました。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/4/1号

This Week
On the Cover

銃規制訴え、立ち上がる米国の若者たち

4月1日号の表紙は、全米各地であった銃規制を求めるデモからの一枚です。2月にフロリダ州の高校で17人が殺される銃乱射事件が起きて以降、米国では若者を中心に、銃犯罪の根絶を求める声が高まっています。3月24日には、高校生が呼びかけた「私たちの命のための行進(March for our Lives)」が開かれ、首都ワシントンだけで約80万人が参加しました。キング牧師が人種差別撤廃を訴えた1963年の「ワシントン大行進」を超える規模とされ、特設ステージでは、事件が起きたフロリダの高校の生徒エマ・ゴンザレスさんが演説をしました。ゴンザレスさんは約2分かけて犠牲者一人ひとりの名前を挙げた後、沈黙し、涙を流しました。再び語り始めたのは、登壇してから6分余り後。銃の乱射が続き、友人たちの命が奪われたのと同じ時間を刻みました。

◇今週の注目記事 ================

◇Special: 楽しみながら英語を学ぶ AW、読者とともに歩んで45年
Asahi Weekly(AW)は、この4月で創刊45周年を迎えました。今週号の特集では、その歩みを振り返っています。まずは、創刊号だった1973年4月8日号のページをめくってみます。あわせてこの年、国内外でどんな出来事があったのかをおさらいします。この45年で、AWの「顔」である表紙がどのように変遷してきたのかも追っていて、かつての名物連載も振り返ってみました。

◇News: 前嶋和弘のGlobal beat ニュースを読み解く
国際ニュースを解説する新しい連載が始まりました。上智大学総合グローバル学部の前嶋和弘教授(米国政治)が、世界で話題になっているニュースを外国通信社の配信記事から抜粋して英語の表現や単語を解説し、ニュースの背景も読み解きます。頻出する単語や表現が学べるだけでなく、単発の報道だけではわかりにくいニュースも深く理解できるようになるはずです。初回に取りあげたのは「Dreamer」。幼少期に親とともに米国に不法入国した若い移民のことです。米国では今もなお、移民問題が大きな政治問題であり続けていて、議会は機能不全に陥り、司法の場で政策の是非が争われています。米国でなぜここまで移民が大きな政治テーマになるのか、考えてみます。

◇Novel :Animal Island 警察犬ロッキーの冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になります。続けて読むことができるため、ストーリーの流れが追いやすくなります。今週号から始まるのが、「Animal Island」です。舞台は1955年のハワイ・ホノルル。そこでは、人間と動物たちが言葉で意思を通い合わせる世界がありました。警察犬のロッキーは、相棒の警官アンジーとともに、犯罪を取り締まります。ロッキーが「犬の目線」から物語を語ります。

◇和t’s cooking?  ゴマプリン
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米フィラデルフィア在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。今回は、様々な国から来た人たちをもてなすのにもってこいのスイーツを紹介します。アレルギーの心配や宗教的な理由から材料に配慮が必要な場面もありますが、今回紹介するゴマを使った「ゴマプリン」であれば、より多くの人に楽しんでいただけるそうです。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる東京周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、千葉県成田市にある全国有数の大寺院、成田山新勝寺を訪ねます。今年、開基1080年を祝う催しが開かれる新勝寺は、成田空港が近いことから、近年は外国人観光客も急増しているのだとか。その魅力や歴史の一端を紹介しています。

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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげていきますので、「このニュースは英語でどう報じられているのかな?」といった疑問にも答えていきます。今回は、1970年大阪万博の象徴的存在である「太陽の塔」の内部が約半世紀ぶりに公開されたニュースや、北欧の国々が上位を占めたという世界幸福度調査などの話題を取りあげています。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。米国の生活を解説するミニコラムもあります。今回は、春休みの旅行で荷造りをしているハンナを、マリーが手伝います。家族でカリフォルニアのディズニーランドに行くというハンナのことがうらやましくて仕方ないマリーですが……。米国の生活を紹介するミニコラムは「春休み」がテーマです。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。今週号から新しい筆者を迎えます。4月から6月までを担当するのは、米オハイオ州クリーブランド出身のマーセラス・ニーリーさんです。来日後、ポップスグループのマネジメントやツアーの企画などに携わり、その後、企業の英語講師などを経験。現在は順天堂大学で、英語での医師と患者のコミュニケーションなどについて教えています。今回は、故郷では米大リーグのクリーブランド・インディアンスを応援してきたニーリーさんが、日本での野球観戦を語ります。

◆英語豆知識 こぼれっぱなし
 学習院大学文学部の真野泰教授による新連載です。英語をめぐる豆知識を、肩のこらないコラムでお届けします。今回は「新学期」にまつわる英語表現に触れながら、うんちくを傾けます。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
 今週号の映画コーナーは、過去の名作を取りあげる「AW名画座」です。4月1日号ということで、エープリルフールにちなみ、「トリックスター(奇術師、詐欺師)」がテーマです。まずは、大がかりな詐欺工作が見る者をとりこにする「スティング」です。ロバート・レッドフォードとポール・ニューマンが演じるコンビが、大物ギャングへの報復を決意するまでのくだりを紹介します。さらに紹介するもう一作は、大物俳優が顔をそろえた「オーシャンズ11」です。仮出所したばかりのダニーがかつての仲間に、ラスベガスにあるカジノの地下金庫を襲うという大胆な計画を持ちかけます。英語による脚本(スクリプト)と日本語の対訳を、語句の解説とあわせてお楽しみください。

◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。外国人と接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。今回は、サユリが働く和食レストランに、米国人観光客のマーサがやって来ました。おすすめの料理を聞かれたので、「そば」を提案してみましたが、マーサは気乗りしない様子です。いったい何が問題だったのでしょう?

◆翻訳者泣かせの日本語
 日本語に精通した日英翻訳者のクレア田中さんによる新連載です。「よろしくお願いします」や「前向きに検討します」といった日本語は、英語に翻訳するのがなかなか難しいものです。ぴったりくる英語にするためにはどんな方法があるのか、実践的なアドバイスをもらいます。

◆シミケンの比べてわかる英単語
 これまで「語源でサクサク英単語」を連載していた清水建二さんによる新連載です。同じように「見る」と訳される単語でも、see/look/watchといろいろあります。こうした似た単語を比較しながら、その使い分けを勉強していきます。

◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「警笛鳴らしまくる隣人に消耗」「冷凍庫に食料をため込む母」の相談2題をお届けします。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel: Mars chronicle: A typical day on the Red Planet
今週のトラベルのコーナーは特別編。人類がまだ足を踏み入れたことのない地への旅に、AWがご案内します。旅の筆者が訪れたのは、高さ2万メートルを超えるオリンポス山がそびえる「火星」です――。もうおわかりと思いますが、今週は4月1日号。エープリルフールということで、ちょっとしたジョークをお楽しみください。とはいえ今回の記事は「綿密な取材」に基づいています。火星探査推進の民間団体「マース・ソサエティー」が運営する北極圏などの研究施設で、長期間にわたる火星探査の「模擬体験」をしてきた村上祐資さんにご協力いただき、その体験談をもとに記事を書いています。写真は2017年にカナダのデボン島で行われた模擬探査の様子です。そんな写真の数々とともに、「旅行記」をお楽しみください。

◆Weekly Picks  米国:自動運転車による死亡事故で開発競争に暗雲
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナーです。今週号では、米アリゾナ州で公道を試験走行中だった自動運転車が、歩行者をはねて死亡させた事故をめぐる記事を取りあげます。配車サービスのウーバーが実施した試験走行で起きた今回の事故は、関係者に衝撃を与えています。自動運転は交通事故の最大の原因である「ヒューマンエラー」を減らすことが期待されている「切り札」ですが、急ぎすぎる試験走行に対しては規制を強化すべきだという意見が出ています。一方で、開発の手を緩めてはならないという声も交錯しており、しばらく議論は続きそうです。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/3/25号

This Week
On the Cover

テニスの大坂なおみ選手、ツアー初優勝

3月25日号の表紙の写真は、女子テニスの大坂なおみ選手です。4大大会に次ぐ規模とされるBNPパリバ・オープンのシングルスに出場。18日に米カリフォルニア州で開かれた決勝で、ロシアのダリア・カサキナ選手を6-3、6-2のストレートで破り、ツアー初制覇を果たしました。今大会、元世界ランキング1位のマリア・シャラポワ選手や現世界1位のシモン・ハレプ選手を撃破。「優勝した実感がない」と笑う大坂選手は、自身の世界ランクも44位から22位に急上昇しています。ハイチ出身の父と日本人の母の間に生まれ、パワーを生かした強打が持ち味。国別対抗戦フェド杯で日本代表入りしており、2020年東京五輪での活躍も期待されています。


◇今週の注目記事 ================

◇Interview:スティーブン・スピルバーグ監督 今も通ずる権力とメディアの戦い
今週号の特集では、最新作「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」が3月末に公開されるスティーブン・スピルバーグ監督のインタビューを紹介します。映画は1971年、報道の自由を封じ込めようとするニクソン政権に立ち向かった米紙ワシントン・ポストが舞台です。トランプ大統領が報道機関を「フェイク(虚偽)ニュースだ」として攻撃する現状とは、通じ合うものがあります。スピルバーグ監督はなぜ今、この映画を撮ったのでしょうか。また、現在のアメリカの政治と世論、メディアの関係を、どのように見ているのでしょうか。朝日新聞の単独インタビューと、国際メディア各社の合同インタビューをもとに、構成しています。
「ペンタゴン・ペーパーズ」は、今週の映画コーナーでも取りあげています。

◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミ入れてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。ツッコミの切れ味はますます好調です。さて、もうすぐ4月。今週号のテーマは「エイプリルフール」です。欧米の場合、個人だけでなく企業や役所までもが、この日にユーモアを振りまく伝統があるのだそうです。ジェイソンさんが紹介してくれるのは、英国のBBCが過去に話題をさらったユニークな放送や、米国の企業が大きな広告効果を上げたという「ウソ」の事例。「日本の企業も、もっとエイプリルフールを活用してみては」と提案しています。

◇Novel:「The Farmhouse on Windy Hill 風の丘の子どもたち」
これまで「グレイハースト校」シリーズを執筆してきたクリストファー・ベルトンさんによる連載です。今回の物語の舞台は、スイス・ジュネーブ。街のはずれに、様々な事情で家庭を出ざるをえなかった子どもたちばかりが集まって共同生活を送る小さな農園「ウィンディーヒル」があります。そんな農園をある日、身なりの良い中年男性が訪れます。男性はその後も農園のことをあれこれ聞き回っている様子で、男性の素性を調べると、やり手のビジネスマンと判明します。リーダー役を務めるケイトリン・ビューラーは、いよいよ立ち退きを迫られると覚悟します。家には新しいカギがとりつけられて、ついにはあのビジネスマンが農園に現れます。好評だった連載も今回が最終回を迎えました。どんな結末が待ってるのでしょうか。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。「グリーンビル10マイルレース」にそろってエントリーしたマリーとエレンの親子。ジョギングによるトレーニングを始めます。練習は久しぶりというエレンは不安そうですが、新品のシューズを買いそろえて、やる気満々です。米国の生活を紹介するミニコラムでは、マラソンやランニングの最近のイベント事情を解説します。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。1月から3月までを担当したのは、カナダのブリティッシュ・コロンビア州出身のクレア田中さんです。交換留学生として日本の大学で学んだ後、JETプログラムで再来日し、地方自治体で働きました。現在はフリーの通訳・翻訳者として主に日本の演劇関連の分野で活躍しています。今回はクレアさんが担当する最終回。カナダで日本語を学んでいた大学時代に、日本人の劇団員を自分のアパートに泊めた時のエピソードを語ってくれます。ただでさえ手狭なアパートでしたが、思わぬトラブルが起きて……。

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週のテーマは「不快な態度・発言」に関係のある表現です。「嫌な顔をする」や「二枚舌を使う」は、英語でどのように言ったらよいのでしょうか。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、男尊女卑の考えが根強いインドで多発しているという女性への「硫酸攻撃」をめぐる話題や、第2次世界大戦で沈没した米空母の残骸が海底で見つかったニュースなどをお届けします。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Books:放課後ブッククラブ
英語多読に関する著書がある林剛司さんが、中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナーです。今週号は、Oxford Bookworms Library というシリーズから、2冊を紹介します。1冊目は、映画や舞台にもなり、日本でもよく知られた「The Elephant Man」。見せ物にされていた Merrick が病院で生活するようになり、次第に明るく前向きに生きるようになりますが、思わぬ結末が待っていました。もう1冊は、短編の名手として知られるO・ヘンリーの作品のretold版「New Yorkers ― Short Stories」です。林さんは「これを読んで理解できたら、オリジナル版で再度読んでみる。理解できなかったら日本語の翻訳で読んでみて、再度英語で挑戦する」ことをお勧めするそうです。

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、スティーブン・スピルバーグ監督の最新作「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」です。邦題の「ペンタゴン・ペーパーズ」とは、米国の歴代政権が国民に偽って勝算のないベトナム戦争を続けていたことを示す国防総省の機密文書のことです。1971年、米紙ニューヨーク・タイムズのスクープで明るみに出ました。映画の舞台となっているのは、そのライバル紙のワシントン・ポストです。同紙が続報のスクープを世に出すまでの、関係者たちの葛藤と勇気を描きます。社主のキャサリン・グラハム役にメリル・ストリープ、編集主幹のベン・ブラッドリー役にトム・ハンクス。名優2人が、時のニクソン政権と向き合い、報道の自由を守ろうと苦悩する姿を、つぶさに演じます。英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回は、日本の家庭で多く見られる「仏壇」を取りあげます。仏壇の起源や歴史、最近のデザイン事情まで、英語で説明を加えていきます。

◆Dear Annie 十人十色の人生模様
コラムニストのAnnie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えます。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「テイクアウトでのチップに迷う」という相談に加え、過去の相談でも登場したことがあるという、交通事故の悲劇をうたった詩を紹介しています。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel: Hangzhou, CHINA
今週のトラベルのコーナーは、中国浙江省の杭州市を訪ねます。古くから文化や経済の中心地として栄え、かつて蘇州と並んで「地上の楽園」と並び称されたこの街は、観光地として知られています。また現代では、中国IT大手の「阿里巴巴集団(アリババグループ)」が本拠を構えるなど、ハイテク産業のハブ都市としての顔も持つようになりました。そんな中で、旅の筆者が最もひかれたのが、世界遺産にも登録されている西湖(せいこ)でした。美しい景観で知られる湖の周辺を巡り、寺院などの名所を歩きます。旅の途中で、北京から来たという旅行客と出会い、夕食をともにしました。楽しい会話を重ねながら、筆者は杭州の旅の思い出に浸り、再訪への思いを強くするのです。美しい写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。

◆Weekly Picks  難病を患いながら宇宙に思考を巡らせたホーキング博士逝く
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今回は、英国の宇宙物理学者スティーブン・ホーキング博士が死去したことを伝えるAP通信の記事を取りあげます。体の自由を奪われる難病を患いながら、宇宙の謎に挑み続けた博士は、著書の「ホーキング、宇宙を語る」(邦題)が世界的ベストセラーになるなど、一般の人々に科学の面白さを伝え続けました。記事は博士の歩みと功績を振り返り、その活躍が多くの難病患者を励ましたことを紹介しています。また、博士が意外なテレビ出演を果たしていたこと、知られざる人脈があったことなどにも触れています。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2017/3/18号

This Week
On the Cover

平昌パラリンピック開幕、村岡桃佳選手がメダル第1号

今週号の表紙は、3月9日に開幕した平昌冬季パラリンピックからの一枚です。史上最多となる49の国と地域から約570人が参加している今回の大会ですが、日本選手の活躍も期待されています。メダル第1号となったのは、アルペンスキー女子滑降座位の村岡桃佳選手(21)でした。2回目のパラリンピック出場で、今回の開会式では日本選手団の旗手も務めた村岡選手は、10日の競技で銀メダル。表紙の写真では、優勝したアナ・シャフェルフーバー選手とともに笑顔を見せています。さらに、翌日のスーパー大回転でも銅メダルを獲得し、ほかの選手たちにも勢いを与えそうです。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: Speak up @ Work 「好きな英語と映画を仕事に」外国映画輸入・配給の東宝東和、井上敬志さん
「Speak up @ Work」は、英語を多用する仕事をしている人を訪問してインタビューする企画です。その仕事ではどんな表現が頻繁に使われているのか。働く人たちはどうやって英語力を磨いてきたのか。そんな「働くための英語」を現場から学んでいきます。英語にかかわる仕事に就くことを夢見る中高生や大学生には必見のシリーズです。今週号は、外国映画の輸入・配給をしている東宝東和の井上敬志さんに登場していただきます。外国部という部署で、米ユニバーサル側と社内を結ぶ窓口業務を担当し、映画の邦題やポスターをめぐる調整や海外の俳優の来日時のお世話などをしています。高いレベルでの英語力が求められるそうで、日々の勉強が欠かせないと言います。また、同社はアニメ作品の輸入・配給も手がけていますが、アニメの場合、上映地での観客にアピールしやすいように、内容を変えたり、ポスターやDVDのパッケージを変更したりするそうです。こうして作品を「ローカライズ」する作業についても、特集で解説していきます。

◇英語ガイドに挑戦!
大手旅行会社に長年勤務し、通訳ガイドの指導などの経験も豊富な根岸正さんによる連載です。2020年の東京五輪・パラリンピックを前にして、海外から日本を訪れる観光客をもてなしたいというニーズが高まっています。通訳ガイドやボランティアを目指す読者に向けて、簡単な英語で旅のお手伝いをする秘訣(ひけつ)を伝授します。毎月の年中行事や観光スポットを案内する設定で、役に立つやさしい表現を紹介。ガイドをする際の心遣いに触れた「ガイドのヒント」もあります。さて、3月も半ば。いよいよ新年度となる4月が近づいてきます。4月は日本では、入学や就職など新たなスタートの季節。海外から日本を訪れた観光客にとっては、様々な日本の風物を目にすることができる機会です。4月の日本を英語でどう案内したらよいか、学んでいきましょう。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、新横浜ラーメン博物館を訪ねます。ラーメン文化と歴史を学べる施設で、ラーメン愛好家だけでなく、家族連れにも人気です。国内外のえりすぐりのラーメンの名店の味が楽しめるため、リサさんは目移りしながら食べる店を選びました。昭和のレトロな町並みが再現された館内を歩き、その雰囲気を満喫できたようです。

◇地球うおっちんぐ: 子どもの結婚式の準備でてんやわんや
アグネス・チャンさんによる人気連載エッセーです。アグネスさんの3人の息子のうち、長男のアーサーさんがこのほど結婚することになりました。今週号では、その結婚式準備の様子を、アグネスさん自身がつづっています。お相手は米国生まれの中国系の女性だそうで、祝宴は日本のほか香港、台湾、米国の4カ所で開くことになりました。ただ困ったことに、アグネスさんは中国式の結婚のしきたりを何も知りません。親戚や友人の助言を受けながら、あたふたと準備に走ったそうです。今回の結婚を機にアグネスさんは、子育ての際に自身を励ましてくれた人たちへの感謝の思いを新たにするのでした。

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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。さて今回は、ハンナやトーマスら家族が、雨続きの最近の天候について語ります。父親のロイによると、この季節のオレゴンには雨がつきものだそうですが、トーマスは大学に進学する際はもっと気候の良いところに行きたいと言い出します。米国の生活を紹介するミニコラムは、オレゴン州とそのお隣のワシントン州の気候についてです。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。1月から3月までを担当するのは、カナダのブリティッシュ・コロンビア州出身のクレア田中さんです。交換留学生として日本の大学で学んだ後、JETプログラムで再来日し、地方自治体で働きました。現在はフリーの通訳・翻訳者として主に日本の演劇関連の分野で活躍しています。住まいがある四国を案内してほしいと友人から頼まれることが多いクレアさんですが、今回は、友人のお母さんを高松市の栗林公園に案内した際のお話です。このお母さんは、浮世絵で有名な葛飾北斎の大ファンだそうで、北斎の作品を通じて、日本語の単語をずいぶんと知っていました。ボランティアのガイドさんをまじえた3人は、どんな会話を交わしたのでしょう。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、東日本大震災から7年がたった福島県大熊町のニュースのほか、先日開かれたアカデミー賞授賞式をめぐるトピックを紹介しています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、第2次世界大戦下の英国の元首相を描いた「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」です。1940年5月、ナチスドイツが欧州で勢力を拡大する中、英国ではチェンバレン首相が辞任し、後任にチャーチルが選出されます。ヒトラーへの徹底抗戦を主張するチャーチル。フランスが陥落間近となり、英国にも危機が迫る中、彼は大きな決断を迫られます。妻との夫婦愛や風変わりな生活習慣なども丹念に描かれていますが、見どころはなんと言っても、チャーチルの姿や話し方を見事に再現した演説の場面だといいます。主演のゲイリー・オールドマンが米アカデミー賞の主演男優賞を、特殊メイクを担当した辻一弘氏がメーキャップ&ヘアスタイリング賞を、それぞれ受賞したことも納得できます。英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、観光案内所で働くユキコのところに、豪州からの観光客ロバートが、京都巡りの相談にやって来ます。ユキコは喜んで手伝うと言ったつもりでしたが、ロバートは少し戸惑っている様子です。いったい何が問題だったのでしょう?


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Khe Sanh, VIETNAM
今週号のTravelのコーナーでは、ベトナム中部のケサンを訪ねます。ブルース・スプリングスティーンのヒット曲「ボーン・イン・ザ・USA」の歌詞にも登場するベトナム戦争の激戦地の一つです。ここには当時、米軍の基地があり、激しい戦闘の末、北ベトナムの攻撃を退けましたが、結局は自ら基地を破壊しての撤退に追い込まれたのです。現在のケサンには、当時の戦況についての写真や米軍の所持品を展示した博物館があるほか、戦闘機や戦車があちこちに残されており、米国の退役軍人もよく訪れるのだそうです。地元の人たちの多くはバナナやコーヒーの栽培で生計を立てているようですが、こうした観光客向けの仕事をする例も多いようです。旅の筆者は現地のガイドの手を借りながら、地元の人たちと触れあいます。戦争の爪痕と現在が交錯したような写真とあわせて、旅行記をお楽しみください。

◆Weekly Picks  映画「シェイプ・オブ・ウォーター」オスカー受賞で沸くメキシコ
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナー。今回は、先日授賞式があった米アカデミー賞をめぐる話題をお届けします。今年のアカデミー賞で作品賞など4部門を制したのが、口のきけない女性と半魚人のような生き物との愛を描いた「シェイプ・オブ・ウォーター」でした。監督はメキシコ出身のギレルモ・デル・トロ氏。実はアカデミー賞では、この5年のうち4回までもが、メキシコ出身の監督が監督賞を獲得しているのです。今年は長編アニメ映画部門でも、メキシコを舞台にした「リメンバー・ミー」が受賞。トランプ大統領がメキシコをはじめとする国に対して排外的な言動を繰り返すなか、メキシコでは、米国でのメキシコの文化的影響力を示したと快哉(かいさい)を叫ぶ声が上がっているといいます。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/3/11号

This Week
On the Cover
米アカデミー賞 辻一弘さん、「チャーチル」の特殊メイクでオスカー
今週号の表紙は、3月4日にあった米アカデミー賞授賞式からの一枚です。京都出身でロサンゼルス在住のアーティスト、辻一弘さんが、日本人として初めて、メーキャップ部門でオスカーを獲得しました。映画「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」で、主演のゲイリー・オールドマンさんを英チャーチル元首相に見事に変身させた特殊メイクが評価されたものです。これまで2度、メーキャップ部門で候補になっていましたが、ここ数年はハリウッドから身を引き、美術彫刻家として活動をしていました。今回はオールドマンさんから請われ、制作に加わったといいます。

◇今週の注目記事 ===============

◇Feature : Asahi Weeklyで「英語熱」に火を付けよう 教育・研究現場で広がる取り組み
今週号の特集は、Asahi Weeklyの活用法についてのリポートです。学校の教育現場や大学の研究現場で、AWを活用しようという取り組みが広がっています。今回取りあげたのは、福岡県飯塚市の県立嘉穂東高校の英語科です。毎朝10分間の「朝読書」の時間に、生徒たちはAWから好きな記事を選んで読むことにしています。はじめはなかなか読み進めることができなかった生徒たちですが、毎日の積み重ねで、徐々に読みこなせるようになってきたといいます。また、課外での英語の授業でも、AWは教材として活躍していました。先生や生徒たちの生の声を拾っています。大学では、理系の現場から東京電機大の取り組みを報告しています。

◇Essay:Risa’s Journal クロスカルチャーな毎日
リサ・ステッグマイヤーさんによる人気エッセーです。米国と日本の両方の文化の中で育ち、バイリンガルタレントとして活躍してきたリサさんは現在、育児の真っ最中。2人の子どももバイリンガルに育てようと奮闘中です。さて、もうすぐ新学期。今回は、シンガポールから最近日本に戻り、子どもをインターナショナルスクールに通わせるようになったリサさんが、日米の学校での教科書などの教材事情を語ります。日本では新学期になると、新しい教科書が配られ、自分のものになりますが、リサさんによると、米国では、教科書は「借りるもの」、つまり、新学期に配られ、年度末に回収されてしまうものなのだそうです。リサさんは米国で過ごした自身の学校時代を振り返ります。さらに、最近の米国での教材事情についても、教えてくれています。

◇森住史の英語のアレコレQ&A
NHKラジオ「入門ビジネス英語」でも講師を務めた森住先生の好評連載を、引き続きお楽しみいただいています。英語学習者からの質問に答える形で、英語の文法や語法などをめぐる素朴な疑問を、先生が分かりやすく解き明かします。卒業式シーズンを迎えた今週号では、「卒業式」を意味するcommencementという単語について解説。卒業と言えば、graduationではなかったの?という疑問にも答えていきます。合わせて、graduateという単語の使い方も徹底解説します。

◇Novel:The Farmhouse on Windy Hill 風の丘の子どもたち
これまで「グレイハースト校」シリーズを連載してきたクリストファー・ベルトンさんによる連載です。今回の物語の舞台は、スイス・ジュネーブ。街のはずれに子どもたちだけが集まって共同生活を送る小さな農園「ウィンディーヒル」があります。ここにいるのは、様々な事情で家を出ざるを得なかった子どもばかり。そんな農園にある日、身なりの良い中年男性が現れます。男性はその後も農園のことをあれこれ聞き回っている様子で、男性の素性を調べると、やり手のビジネスマンと判明します。リーダー役を務めるケイトリン・ビューラーは、いよいよ立ち退きを迫られると覚悟します。新たにみんなで住める場所を探しに出かけますが、成果はありませんでした。物語も終盤。子どもたちの運命はいったいどうなるのでしょう。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「報道」に関係のある表現がテーマです。「視聴率」や「特ダネ写真」を英語で言うには、どうしたらよいでしょう?

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、英国のエリザベス女王がロンドンのファッションウィークの会場を初めて訪れた話題や、東京マラソンで新たな日本新記録が生まれ、ランナーが1億円の報奨金を得たニュースなどを紹介していきます。

◆句動詞 de 英作文
英語の表現力を磨くコーナーです。句動詞とは、基本的な動詞と副詞や前置詞を組み合わせた用法のこと。難しい単語を駆使するのではなく、こうした基本的な単語を使いこなすことを狙って、英作文にトライしていきます。筆者は専修大学文学部教授の田邉祐司さん。目指すのは「普段着の英語表現」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画のシナリオと対訳
今週紹介するのは、昨年亡くなった俳優ハリー・ディーン・スタントンの遺作となった「ラッキー」です。スタントンが演じたのは、ラッキーという名の90歳の偏屈な老人。近所のダイナーでクロスワードを解き、行きつけのバーでいつものカクテルを飲むという、相も変わらぬ毎日を過ごしています。そんな彼がある日、突然倒れてしまい、自分にも近づきつつある「死」を意識するようになります。ペットのリクガメに逃げられ落胆している友人を、映画監督として知られるデヴィッド・リンチが演じるなど、多彩なキャストが出演しています。英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英文ライティング道場
毎月第2週に掲載される読者参加型のコーナーです。与えられた課題の「和文英訳」に、読者の皆さんが挑戦しています。投稿作品は、大学で教鞭をとる2人の評者によって入念に添削・講評され、紙上で優秀者が発表されます。道場は新たな挑戦者も多く迎え、活況を呈しています。この連載は皆さんの書く力を試す絶好の機会ですので、ぜひ引き続きご参加ください。今回の題材は、天候不順のために野菜の値段が高騰していることを報じる新聞記事の一節です。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、西洋料理を日本人がアレンジした「オムライス」です。専門店まで生まれているというオムライスの最新事情だけでなく、日本の料理文化に根付いている「洋食」というジャンルについても英語で説明を加えていきます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel The Scottish lowlands
今週号のトラベル欄では、スコットランド低地、ローランド地方を巡ります。ニュージーランド人の旅の筆者にとり、ここは父親やその先祖の出身地なのだそうです。筆者は今回、兄弟とともに父祖の地を訪ねたのでした。筆者の父親はかつて、この地で行われた大規模なトンネル工事で働いたことがありました。この際の労働者は「トンネルタイガーズ」と呼ばれていて、今でも彼らをたたえる声を聞くことができました。筆者はその後、野生動物が多くすむグレンクローバの谷や、歴史ある町ダンケルドを回ります。さらに、海沿いに向かった筆者らは、父親も愛した魚の薫製を買い求めます。かつて栄えたという漁港では、時代の流れも感じることになったようでした。美しい写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。

◆Business News ~ニュースで学ぶ経済英語~
経済やビジネスに関するニュースを取り上げます。毎月第2、4週に、株式、為替、景気、財政、企業戦略、新商品・サービス、IT(情報技術)など、国内外で起きた注目の報道を選んで、ヒントつきでお届けします。社会人をはじめ、就職活動中の学生の方々も必読です。「経済英語」には難しいイメージがありますが、背景知識があればニュースの理解度がグンとアップします。独特の用語や言い回しを学びながら、グローバル社会で通用する英語力を身につけましょう。東日本大震災から7年となるタイミングに合わせて、今回は、被災地関連のニュースを掲載しました。水産物の輸出や福島を訪れる外国人観光客についての報道を紹介します。

◆Weekly Picks  平昌五輪 宴(うたげ)のあとに残るのは負の遺産?
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナーです。今回は、熱戦の幕を閉じたばかりの平昌冬季五輪をめぐる話題を取りあげます。近年、五輪を開催する都市にとっては、大会のために建設された豪華な施設をその後にどう生かすかが大きな課題となっていますが、AP通信の記事は、平昌も例外ではないと指摘します。日本人選手も活躍したスキーやスケートの会場は今後どうなっていくのかを占いますが、かつてのソウル五輪のような「成功」を望むのは、難しいのかもしれません。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/3/4号

This Week
On the Cover

日本とハリウッドで活躍するすみれさん

3月4日号の表紙に登場するのは、俳優で歌手のすみれさんです。俳優の松原千明さんの娘として日本で生まれ、7歳のときに米国ハワイに移り住んだすみれさんは、高校時代、モデルとして活躍する一方で演劇に目覚め、カーネギーメロン大学の演劇科に進学。その後、日本で多くのテレビ番組などに登場し、お茶の間でもおなじみの顔となりました。米国のテレビドラマやハリウッド映画にも出演し、活動の場を日米両国で広げている彼女は、3月4日に米ロサンゼルスで開かれる第90回アカデミー賞授賞式のレッドカーペットで、リポーターにもチャレンジするそうです。
すみれさんのインタビューは、今週号の特集でも読めます。


◇今週の注目記事 ================

◇Interview: すみれさんにインタビュー 「夢のオスカーデビュー」を語る
今週号の特集は、日米両国で活躍する俳優で歌手のすみれさんです。アカデミー賞授賞式のレッドカーペットでリポーターを務めるのに先立ち、AWのインタビューに答えました。授賞式は幼い頃にテレビで見て以来、そのきらびやかな様子に心引かれてきたと言います。その晴れの舞台に臨むすみれさんに、意気込みを聞いています。また、日本と米国を行き来しながら芸能活動をしてきたこれまでの歩みを振り返り、時に戸惑った日米の文化の違いについても語ります。日本に拠点を移して活動をするきっかけは、東日本大震災だったとか。その思いにも耳を傾けてみましょう。

◇和t’s cooking?  ポキ丼
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米フィラデルフィア在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。さて、ひな祭りの食べ物といえば、ちらしずし。筆者にとっても特別な思い出のある料理だそうです。しかしながら、米国ではあまり受けが良くなかったのだとか。そこで今回は、ハワイ料理のポキ(マグロなどをごま油やしょうゆなどでマリネしたもの)を使った「ポキ丼」を紹介します。具材次第で様々なアレンジもできそうです。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる東京周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京都大田区にある「大森 海苔(のり)のふるさと館」を訪ねます。東京湾では江戸時代から海苔の養殖が盛んで、大田区大森はその中心地でした。同館では、1963年に幕を閉じた海苔養殖の歴史を紹介し、体験学習で海苔を実際に作ってみることもできるそうです。貴重な資料を後世に残す施設を、リサさんは存分に楽しみます。

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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげていきますので、「このニュースは英語でどう報じられているのかな?」といった疑問にも答えていきます。今回は、「雪は食べても安全なのか」といった素朴な疑問に答える科学ニュースのほか、ソニー・ミュージックエンタテインメントがレコード生産を久しぶりに再開するという話題などを紹介しています。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。米国の生活を解説するミニコラムもあります。今回は、編み物をしているハンナに、マリーが話しかけます。何でも、ジュリアの誕生日にニット帽をプレゼントするつもりなのだとか。米国の生活を紹介するミニコラムも、米国の編み物事情を紹介します。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。1月から3月までを担当するするのは、カナダのブリティッシュ・コロンビア州出身のクレア田中さんです。交換留学生として日本の大学で学んだ後、JETプログラムで再来日し、地方自治体で働きました。現在はフリーの通訳・翻訳者として主に日本の演劇関連の分野で活躍しています。今回は、来日後に運転免許を取得しようと自動車教習所に通った際のお話です。オートマ車でなくマニュアル車の運転にチャレンジしたクレアさんは、どんな体験をしたのでしょうか。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
 今週号の映画コーナーは、クリント・イーストウッド監督の最新作「15時17分、パリ行き」を紹介します。取りあげているのは、2015年、パリに向かうタリス鉄道の車内で起きた襲撃事件。この列車に乗り合わせ、テロを未然に防いだ3人の米国人の若者に焦点を当てます。スペンサー、アレク、アンソニーの3人は幼なじみで、高校卒業後も絆は続いていました。欧州旅行に出かけた3人は、乗車した高速列車が武装した過激派の男に襲われ、命がけで立ち向かうことになります。イーストウッド監督は、キャストに実際にテロを防いだ当事者を採用。自分自身を演じさせました。3人の足取りを丹念に追った本作を、英語による脚本(スクリプト)と日本語の対訳で楽しんでください。

◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。外国人と接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。今回は、ギフトショップで働くヤスコが、米国人観光客のサリーに、扇子の値段を尋ねられます。「ちょうど3万円」と答えたヤスコでしたが、どうも会話がかみ合っていない様子です。いったい何が問題だったのでしょう?

◇Essay:マーティにまかせろ Bring it on!
ヘビーメタル・バンド MEGADETH の元ギタリスト、マーティ・フリードマンさんが、読者の皆さんからの様々な質問に英語でお答えします。音楽や外国語の勉強法から人生相談まで、「なんでも来い!」の意気込みで、難問奇問に挑戦してくれます。さて、読者からの質問に答えるスタイルでの連載は、今回が最終回になります。日本では年末に大掃除をする習慣がありますが、欧米では、雪解けの季節に部屋の窓を開けて、たまったほこりを払うspring cleaning が広く行われます。そこで今回は、「掃除」をテーマにした質問をぶつけました。

◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「男友達とゲームに励む妻に疑念」「よみがえるサッカーへの情熱」の相談2題をお届けします。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel: Valais, SWITZERLAND
今週のトラベルのコーナーでは、スイス南部のバレー州を訪ねます。欧州最大の「アレッチ氷河」は世界遺産に登録された範囲の多くが同州に属するほか、アイガーなどのアルプスの高峰をこの地から望むことができます。旅の筆者が宿泊地の村に着いた時には、冷たい霧雨が降っていましたが、翌朝は見事な晴天に。アルプスの山々をバックに、味わいのある家々が並ぶ眺めを楽しみます。スキーをレンタルして高所に向かうと、アレッチ氷河を目の当たりにすることができました。翌日もクロスカントリースキーを楽しみ、雄大な自然に触れます。一方で、筆者が心配になったのは、地球温暖化が氷河に及ぼす影響でした。このままのペースで氷河が後退を続ければ、いずれ消滅してしまうと言うのです。壮大な自然をとらえた写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。

◆Weekly Picks  感動を呼んだ小平選手と李選手の友情
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナーです。今週号は、このほど閉幕した平昌冬季五輪から、特に印象に残ったシーンを取りあげます。スピードスケート女子500メートルで、五輪新記録をたたき出して金メダルを獲得した小平奈緒選手と、銀メダルに終わって五輪3連覇を逃した李相花(イ・サンファ)選手。レース後に抱き合って互いをねぎらいました。その後、2人は長年培った友情のエピソードを語ります。両者の心温まる関係は大きな話題となり、「五輪精神を体現している」と称賛されましたが、ロイター通信も取りあげ、日韓両国の反応を紹介しています。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/2/25号

This Week
On the Cover

羽生結弦選手、復活の金メダル

2月25日号の表紙の写真は、平昌冬季五輪で金メダルを獲得した男子フィギュアスケートの羽生結弦選手です。11月に右足首を大けがし、一時は出場さえ危ぶまれながら、見事な演技を披露。男子フィギュアでは66年ぶりとなる五輪連覇を果たし、日本中を熱狂の渦に巻き込みました。平昌五輪ではこのほかにも日本選手の活躍が目立ち、フィギュア男子では宇野昌磨選手も羽生選手に続く銀メダル。スピードスケート女子500メートルでは小平奈緒選手が五輪新記録で優勝しています。
今週号のAWでも、五輪の記事が盛りだくさんです。ニュースのページを中心に、様々な話題を取りあげています。


◇今週の注目記事 ================

◇Feature:ソフィア・コッポラ監督に聞く「男女の確執をリアルに表現したかった」
今週号の特集では、最新作「The Beguiled ビガイルド 欲望のめざめ」の公開に先立ち、来日した映画監督ソフィア・コッポラさんのインタビューを紹介します。今回の作品は「白い肌の異常な夜」の邦題で公開された1971年の映画のリメイクですが、コッポラさんは「女性からの視点」を重視して撮った、と言います。折しも米ハリウッドでは、有力プロデューサーによるセクハラに端を発した「#Me Too」の運動が注目され、女性の地位向上を訴える声が支持を集めています。男女の葛藤を描いた今回の作品は、図らずもタイムリーなものとなりました。著名な映画監督の両親のもとに生まれ、俳優など様々な道を模索してきたコッポラさんのこれまでの歩みもあわせて振り返ります。今週号では、最終面に掲載している Weekly Picks のコーナーも使って、コッポラさんの関連記事を掲載しています。

◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミ入れてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。ツッコミの切れ味はますます好調です。今週号では、日本の製造業の慣行について、持論を展開します。製品の高い品質を誇る日本のものづくりですが、製造過程では外部委託や下請けに大きく依存しています。ジェイソンさんは、外注の長所と短所を比べながら、その危うさを指摘します。

◇Novel:「The Farmhouse on Windy Hill 風の丘の子どもたち」
これまで「グレイハースト校」シリーズを執筆してきたクリストファー・ベルトンさんによる連載です。今回の物語の舞台は、スイス・ジュネーブ。街のはずれに、様々な事情で家庭を出ざるをえなかった子どもたちばかりが集まって共同生活を送る小さな農園「ウィンディーヒル」があります。そんな農園にある日、身なりの良い中年男性が現れます。男性はその後も農園のことをあれこれ聞き回っている様子で、男性の素性を調べると、やり手のビジネスマンと判明します。リーダー役を務めるケイトリン・ビューラーは、いよいよ立ち退きを迫られるのではないかと覚悟します。新たにみんなで住める場所を探しに出かけるのですが……。イラストはジェイミー・ベルトンさんです。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。マリーの父親であるジョージが風邪をひいてしまい、熱があるようです。マリーはあれこれと世話を始めます。米国の生活を紹介するミニコラムでは、今週は米国人の風邪への対処の仕方について解説します。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。1月から3月までを担当するのは、カナダのブリティッシュ・コロンビア州出身のクレア田中さんです。交換留学生として日本の大学で学んだ後、JETプログラムで再来日し、地方自治体で働きました。現在はフリーの通訳・翻訳者として主に日本の演劇関連の分野で活躍しています。今回は、日本での自転車をめぐる体験について語っています。友人の自転車を借りて出かけましたが、夜遅く返ってくると、駐輪場にとめたはずの自転車が見つかりません。そこでクレアさんがとった行動は……。

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週のテーマは「トラブル」に関係のある表現です。「足止めをくう」や「酔いをさます」は、英語でどのように言ったらよいのでしょうか。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、熱戦が続く平昌冬季五輪からの話題を紹介。カナダの国歌が性的平等に配慮して歌詞を変更するというニュースもお届けします。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Books:放課後ブッククラブ
英語多読に関する著書がある林剛司さんが、中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナーです。今週号は、日本でもよく知られた作家、レオ・レオニの絵本を取りあげます。1959年に「あおくんときいろちゃん」でデビューし、「スイミー」などの作品で、米国の優れた児童書に贈られるCaldecott Honor を受賞しています。STEP INTO READING という学習絵本のシリーズで読むことができますが、今回紹介するのはそのうち、「Frederick」「Alexander and the Wind-Up Mouse」の2作です。

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」。米国社会での異文化ギャップをユーモラスに描き、大ヒットしている映画です。主演のクメイル・ナンジアニが妻との実話をもとに、夫婦共同で脚本を執筆したそうです。パキスタン移民の売れない芸人のクメイルは、女子大学院生のエミリーと意気投合しますが、同郷人との結婚を望む両親に、交際を打ち明けられずにいます。クメイルが親のすすめるお見合い相手と会っていることを知ったエミリーは別れを告げますが、その後、重病で入院してしまうのです。アカデミー賞女優も脇を固める本作を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回は、日本料理の基本の食材とも言うべき「昆布」を取りあげます。最近は海外でも広く使われるようになった昆布の特徴、漁のやり方や産地について、英語で説明を加えていきます。

◆Dear Annie 十人十色の人生模様
コラムニストのAnnie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えます。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「菜食に目覚めた父に寂しさ」「家中の菓子を食べ尽くす夫」の相談2題を紹介しています。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel: Jodhpur, INDIA
今週のトラベルのコーナーは、インド北部の街、ジョードプルを訪ねます。タール砂漠の入り口に位置するこの街の旧市街は、青色に塗られた建物が密集し、「ブルーシティー」の異名で知られています。旅の筆者は30年ほど前にバックパッカーとして訪れたことがあり、今回は息子とともに再訪したのでした。まず向かったのが、サダルバザールと呼ばれる市場です。活気あふれる市場の喧噪(けんそう)は昔のままで、つい思い出に浸ります。さらに、かつてのマハラジャが建てた宮殿を訪ねます。宮殿の一部は現在、ホテルとなり、30年前のように自由に振る舞うことはできませんでした。ジョードプルの様々な表情に触れることができ、筆者は名残惜しそうに街を離れるのでした。ダイナミックな景観を写す写真とともに、旅行記をお楽しみください。

◆Business News ~ニュースで学ぶ経済英語~
経済やビジネスに関するニュースを取り上げます。毎月第2、4週に、株式、為替、景気、財政、企業戦略、新商品・サービス、IT(情報技術)など、国内外で起きた注目の報道を選んで、ヒントつきでお届けします。社会人をはじめ、就職活動中の学生の方々も必読です。「経済英語」には難しいイメージがありますが、背景知識があればニュースの理解度がグンとアップします。独特の用語や言い回しを学びながら、グローバル社会で通用する英語力を身につけましょう。今回は、国際オリンピック委員会の公式スポンサーでありながら、今回の平昌冬季五輪では露出を控えているトヨタの戦略についてです。あわせて、南北の融和ムードで開城(ケソン)工業団地の再開に期待をかける韓国のビジネスマンの思惑もリポートします。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2018/2/18号

This Week
On the Cover

平昌五輪、スキージャンプの高梨沙羅選手が雪辱の銅

今週号の表紙は、熱戦が続く平昌冬季五輪からの一枚。スキージャンプ女子で銅メダルを獲得した高梨沙羅選手です。「ほっとした。金メダルは取れなかったけれど、最後の最後に、渾身(こんしん)の、ここに来て一番いいジャンプができた」。高梨選手が競技後に語った言葉です。前回のソチ五輪では、金メダルの大本命と言われながら4位に終わり、悔し涙を流しました。今季もワールドカップで勝てない日々が続き、苦しみましたが、見事に雪辱を果たし、笑顔がはじけました。
今週号では、平昌五輪を大特集。ニュースの各ページでも関連記事を掲載しています。

◇今週の注目記事 ================

◇Interview: スコットランド人の気質伝える 「ウイスキーと2人の花嫁」のマッキノン監督に聞く
今週号の特集では、映画のコーナーでも紹介している「ウイスキーと2人の花嫁」のギリーズ・マッキノン監督へのインタビューを紹介します。映画の舞台は、スコットランド沖に浮かぶ孤島。戦争の影響で配給が途絶え、ウイスキーをこよなく愛する島の人々が右往左往する物語です。元々は第2次世界大戦中、実際に起きた珍事件をもとにしたストーリーで、1949年に公開された映画「ウイスキー・ガロール(ウイスキーがいっぱい)」のリメイク版です。自身もスコットランド出身のマッキノン監督が表現したかったのは、スコットランド人特有の気質だと言います。オリジナル版とどのような違いがあるのでしょう。映画をめぐる背景事情やちょっとした話題も、あわせて紹介しています。

◇英語ガイドに挑戦!
大手旅行会社に長年勤務し、通訳ガイドの指導などの経験も豊富な根岸正さんによる連載です。2020年の東京五輪・パラリンピックを前にして、海外から日本を訪れる観光客をもてなしたいというニーズが高まっています。通訳ガイドやボランティアを目指す読者に向けて、簡単な英語で旅のお手伝いをする秘訣(ひけつ)を伝授します。毎月の年中行事や観光スポットを案内する設定で、役に立つやさしい表現を紹介。ガイドをする際の心遣いに触れた「ガイドのヒント」もあります。さて、春の訪れも近づき、間もなくひな祭りを迎えます。今週号では、ひな人形の成り立ちなどと合わせて、ひな祭りの歴史も英語で説明していきましょう。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京・永田町の国会議事堂を訪ねます。言わずと知れた日本の政治の中心地ですが、リサさんは今回、その建築物としての魅力に迫ります。議事堂にまつわるトリビアも満載です。

◇地球うおっちんぐ: アグネス流子育ての新刊出ました
アグネス・チャンさんによる人気連載エッセーです。アグネスさんはこのほど、新刊の「子育てで絶対やってはいけない35のこと」を出版しました。3人の息子さんを米国の名門スタンフォード大学に進学させたアグネスさんは、これまでも教育に関する本を出してきましたが、今回は「やってはいけないこと」というキーワードで、子育て中のお父さんやお母さんへのメッセージを発しています。今週号のエッセーでは、そのエッセンスを紹介してくれています。そして、アグネスさんが伝えたかったのは、「子どもと一緒のかけがえのない時間を大切にしてほしい」ということでした。

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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。さて、間もなく春休みです。ハンナと同級生のケイトが休暇中の予定を話しています。カナダへのドライブを計画しているハンナたちに対し、ケイトの家族はグアテマラでのボランティア活動を予定しているのだそうです。米国の生活についてのミニコラムは、今週は教会での奉仕活動について紹介しています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。1月から3月までを担当するのは、カナダのブリティッシュ・コロンビア州出身のクレア田中さんです。交換留学生として日本の大学で学んだ後、JETプログラムで再来日し、地方自治体で働きました。現在はフリーの通訳・翻訳者として主に日本の演劇関連の分野で活躍しています。今回は、以前、娘さんと一緒に故郷で夏を過ごした際の、ちょっとした交流のお話です。日本食レストランに入ったところ、恥ずかしがり屋だった娘さんは、日本語を話すことを知られたくない、と言います。しかし、隠し通すことができず、店主は娘さんに語りかけてきました。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、いよいよ開幕した平昌冬季五輪の話題や、イタリアの町で500キロもの未配達の郵便物をため込んでいた配達員のニュースを紹介します。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、スコットランドの人々がこよなく愛するウイスキーをめぐってのコメディー「ウイスキーと2人の花嫁」です。第2次世界大戦の真っただ中、本土から離れた孤島のトディー島では、戦況の悪化に伴いウイスキーの配給が途絶えます。ウイスキーを「命の水」と考える島民たちの落胆は大きく、中には突然亡くなってしまう人も出る騒ぎになります。郵便局長マクルーンの2人の娘は結婚式を控えていましたが、ウイスキーなしでは式は挙げられないと保留になってしまいます。そんな折、島の沖合で大量のウイスキーを積んだ貨物船が座礁し、島民たちはウイスキーを運び込む作戦を練り始めます。英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、料亭で食事をしたジャネットが、店員のナオミからデザートの果物を薦められます。しかし、どうも会話がかみ合っていない様子です。いったい何が問題だったのでしょう?


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Brunei Darussalam
今週号のTravelのコーナーでは、東南アジアの小国ブルネイを訪ねます。ボルネオ(カリマンタン)島の北部に位置するこの国は豊かな自然に恵まれていて、観光でもはずせない目的地はやはり熱帯雨林のようです。旅の筆者はガイドに連れられて、ウル・トゥンブロン国立公園を訪ねます。そこではスリル満点のつり橋から見事な眺めを楽しんだり、滝つぼで皮膚の角質を食べてくれるドクター・フィッシュを体験したりします。さらには、世界最大の水上集落である「カンポン・アイール」へ。水の上なのに、学校からモスク、商店まで、何でもそろった集落に、目を丸くするのです。生物多様性あふれる熱帯雨林を写した写真の数々とあわせて、旅行記をお楽しみください。

◆Weekly Picks  米「核なき世界」を放棄、背景にロシアの核兵器近代化
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナー。今回は、米トランプ政権が発表した「核戦略見直し(NPR)」についてのニュースをお届けします。日本国内の報道から一歩離れ、外国通信社の配信記事に目を向けてみましょう。今回の「見直し」によると、米国は抑止力を高めるという狙いのもと、「使いやすい」とされる小型核弾頭の開発を進めると打ち出し、オバマ前政権が目指した「核なき世界」の理想を放棄した形です。ロイター通信は、ロシアの核兵器の近代化と拡大に対抗するため、と分析しますが、一方で、専門家の間では、世界的な核軍拡を招きかねないといった懸念の声もあがっているといいます。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/2/11号

This Week
On the Cover
米グラミー賞で6冠 ブルーノ・マーズさん
今週号の表紙は、ハワイ出身のR&B歌手、ブルーノ・マーズさんです。1月28日に開かれた音楽の祭典・グラミー賞の授賞式で、最優秀楽曲、最優秀レコード、最優秀アルバムの主要3部門を含む6部門を獲得しました。ふだんは華やかな雰囲気に包まれる授賞式ですが、今年は少し雰囲気が違いました。ハリウッドの大物プロデューサーのセクハラ問題に端を発し、各界に広がった「#MeToo」の動きが、もう一つの主役になりました。セクハラ被害者への連帯を表明し、男女間の不平等を告発しようと、多くの歌手らが白いバラを身につけてステージに上がったのです。グラミー賞をめぐるニュースは、初級向けニュースのページでも紹介しています。

◇今週の注目記事 ================

◇Interview : 柴田元幸さんに聞く ハックルベリー・フィン、その「語り」の魅力
今週号の特集では、当代きっての翻訳家として知られる柴田元幸さんのインタビューをお届けします。柴田さんはこのほど、マーク・トウェインの小説の新訳「ハックルベリー・フィンの冒けん」を刊行しました。従来とは違ってひらがなを多用し、その語り口を存分に生かした翻訳になっているそうです。「ハックルベリー・フィン」の作品にはどんな魅力があるのか、柴田さんはインタビューで縦横に語ります。さらに、多彩な翻訳作品で知られる柴田さんは、どんな思いで翻訳に向き合っているのでしょうか。柴田さんが語る「翻訳の楽しみ」にも耳を傾けます。今回の特集では、「ハックルベリー・フィン」の新作での訳例も紹介していますので、作品世界を味わってみてください。

◇Essay:Risa’s Journal クロスカルチャーな毎日
リサ・ステッグマイヤーさんによる人気エッセーです。米国と日本の両方の文化の中で育ち、バイリンガルタレントとして活躍してきたリサさんは現在、育児の真っ最中。2人の子どももバイリンガルに育てようと奮闘中です。さて今回は、先月に引き続き、小さな子どもを連れての飛行機の旅について、リサさんが語ります。航空会社も様々な工夫を始めているとはいえ、小さい子どもを連れた飛行機の旅は、お母さん、お父さんたちにはまだまだハードルが高いようです。リサさんは搭乗の際、ちょっとした工夫をするようにしているそうです。子連れの飛行機旅行を快適なものにするために、周囲のママ友の知恵も借りながら、いろいろと具体的なアイデアを提案してくれています。

◇森住史の英語のアレコレQ&A
NHKラジオ「入門ビジネス英語」でも講師を務めた森住先生の好評連載を、引き続きお楽しみいただいています。英語学習者からの質問に答える形で、英語の文法や語法などをめぐる素朴な疑問を、先生が分かりやすく解き明かします。今週号は、「人々」や「みんな」という意味で、we や you、theyといった複数形の人称代名詞を使う場合の使い方や注意点を学びます。これらの代名詞がまったく同じように使えるかというと、そうはいかないようです。先生によると、「自分の立ち位置」にかかわってくるのだとか。具体的な例文をもとにして、解説していきます。

◇Novel:「The Farmhouse on Windy Hill 風の丘の子どもたち」
これまで「グレイハースト校」シリーズを連載してきたクリストファー・ベルトンさんによる連載です。今回の物語の舞台は、スイス・ジュネーブ。街のはずれに子どもたちだけが集まって共同生活を送る小さな農園「ウィンディーヒル」があります。ここにいるのは、様々な事情で家を出ざるを得なかった子どもばかり。最年長のケイトリン・ビューラーがリーダーを務めています。そんな農園にある日、身なりの良い中年男性が現れます。男性はその後も農園のことをあれこれ聞き回っている様子。男性の素性を調べると、やり手のビジネスマンと判明し、ケイトリンの不安は募ります。そんな中でも、農園では子どもたちの間でトラブルが後を絶ちません。イラストはジェイミー・ベルトンさんです。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「口」を含んだ表現がテーマです。「口に合う」や「口を酸っぱくして」を英語で言うには、どうしたらよいでしょう?

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、米大リーグのクリーブランド・インディアンスが、長年議論の的となってきたロゴを変更するという話題のほか、米国でも深刻な「ネットいじめ」をめぐるニュースなどを紹介していきます。

◆句動詞 de 英作文
英語の表現力を磨くコーナーです。句動詞とは、基本的な動詞と副詞や前置詞を組み合わせた用法のこと。難しい単語を駆使するのではなく、こうした基本的な単語を使いこなすことを狙って、英作文にトライしていきます。筆者は専修大学文学部教授の田邉祐司さん。目指すのは「普段着の英語表現」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画のシナリオと対訳
今週紹介するのは、19世紀の米国で実際に活躍した興行師の半生を描いたミュージカル「グレイテスト・ショーマン」です。貧しい家に生まれたP・T・バーナムは、良家の令嬢と結婚し、妻と2人の娘を幸せにするために奮闘します。そんな彼は、身体的な特徴や肌の色のために差別されてきた人々を主役にしたショーを立ち上げ、大成功を収めます。彼の立ち上げたショーはその後、長年にわたって米国の人々を楽しませるサーカスに発展していくことになるのですが、この映画では、バーナムだけでなく、その周囲の人々も丹念に描いていきます。ヒュー・ジャックマンがカリスマ性あふれる主人公を演じたこの映画を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英文ライティング道場
毎月第2週に掲載される読者参加型のコーナーです。与えられた課題の「和文英訳」に、読者の皆さんが挑戦しています。投稿作品は、大学で教鞭をとる2人の評者によって入念に添削・講評され、紙上で優秀者が発表されます。道場は新たな挑戦者も多く迎え、活況を呈しています。この連載は皆さんの書く力を試す絶好の機会ですので、ぜひ引き続きご参加ください。今回の題材は、海外での日本食事情について書いた新聞コラムの一節です。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、日本の伝統的な遊びである「けん玉」です。その歴史だけでなく、「ワールドカップ」も開かれているという最近のけん玉事情についても、英語で解説してきます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel Bruges, BELGIUM
今週号のトラベル欄では、ベルギーの観光都市、ブリュージュを訪ねます。かつてハンザ同盟の中核都市として繁栄したこの街は、北海とつながる運河で有名で、現在では中世ヨーロッパの面影を残す「水の都」、あるいは「北のベネチア」として、多くの観光客を引きつけています。高さ80メートルを超える鐘楼など、三つの世界遺産が集中していることでも知られ、街歩きの目的地に事欠きません。さて、旅の筆者は歴史地区を歩き、ベルギー名物であるチョコレートやワッフルに目をとめます。さんざん迷ったあげく、スイーツを買い求めるのでした。夜になると、今度はやはり名物のビールを味わいます。ブリュージュの夜は、その味わいとともに、筆者にとって忘れがたいものになったようでした。美しい街並みを映す写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。

◆Business News ~ニュースで学ぶ経済英語~
経済やビジネスに関するニュースを取り上げます。毎月第2、4週に、株式、為替、景気、財政、企業戦略、新商品・サービス、IT(情報技術)など、国内外で起きた注目の報道を選んで、ヒントつきでお届けします。社会人をはじめ、就職活動中の学生の方々も必読です。「経済英語」には難しいイメージがありますが、背景知識があればニュースの理解度がグンとアップします。独特の用語や言い回しを学びながら、グローバル社会で通用する英語力を身につけましょう。今回は、大手仮想通貨取引所のコインチェックから、約580億円分もの仮想通貨が流出したニュースに関連して、仮想通貨をめぐる最新事情をお届けします。

◆Weekly Picks  高まる反ユダヤ主義に苦慮するドイツ
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナーです。今回は、最新のドイツ事情を取りあげます。ドイツはナチス時代の反省から、反ユダヤ的な言動を禁じてきましたが、ここのところ異変が起きているそうです。米国のトランプ政権がエルサレムをイスラエルの首都と認める方針を打ち出したことで、各地で反イスラエルのデモが発生。さらに、イスラム圏からの移民が急増していることから、反イスラエル感情が高まっているというのです。メルケル政権はどのように対応しようというのでしょうか。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/2/4号

This Week
On the Cover

俳優のヒュー・ボネビルさん、パディントンと東京へ

2月4日号の表紙に登場するのは、英国の俳優ヒュー・ボネビルさんです。南米ペルーからロンドンにやって来た「くまのパディントン」を描いた映画「パディントン2」の公開にあわせて来日し、Asahi Weeklyのインタビューに応じました。ボネビルさんは映画の中で、パディントンを迎えるブラウン家のお父さんを演じています。パディントンのぬいぐるみを持って現れたボネビルさんは、今回の映画に対する熱い思いを語ってくれました。東京の景色を背景にして、パディントンと一緒に写真に収まっています。
今週号は、「パディントン」にちなんだ特集を組んでいます。Special の欄では、ボネビルさんのインタビューなどを詳報。Travelでも、物語の舞台を訪ねて、ロンドンの街を歩きます。


◇今週の注目記事 ================

◇Interview: Speak up @ Work  映像翻訳者の長島祥さん
「Speak up @ Work」は、英語を多用する仕事をしている人を訪問してインタビューする企画です。その仕事ではどんな表現が頻繁に使われているのか。働く人たちはどうやって英語力を磨いてきたのか。そんな「働くための英語」を現場から学んでいきます。英語にかかわる仕事に就くことを夢見る中高生や大学生には必見のシリーズです。今週号は、映像翻訳者として、映画の字幕をつけたり、ミュージカルの脚本を訳したりしている長島祥(さち)さんに登場していただきます。翻訳の仕事の面白さや難しさを、たっぷり語ってくれています。長島さんがこの道に入るきっかけは、役者として活動していた劇団での経験でした。役者としての経験が、せりふを訳す今の仕事に生きている、といいます。自身がこれまで訳した中で、特に気に入っているという訳例も紹介してもらいました。

◇Special: 「パディントン2」に出演するヒュー・ボネビルさんインタビュー
映画「パディントン2」に出演している俳優のヒュー・ボネビルさんが、Asahi Weeklyのインタビューに答えてくれました。児童文学として広く親しまれている「パディントン」ですが、ボネビルさんは、現代の世界にも通じるメッセージを読み取っています。移民問題などをめぐって不寛容な空気が広がっている現代ですが、パディントンが大切にしているモットーは、こうした時代を生き抜くカギを、私たちに示してくれているのかもしれません。あわせて、昨年亡くなった作者のマイケル・ボンド氏の訃報記事をひもとき、「パディントン」が生まれた背景についても、解説を加えていきます。

◇和t’s cooking?  生抹茶チョコ
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米フィラデルフィア在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。今回はバレンタインデーにちなんで、抹茶を使った生チョコスタイルのレシピを取りあげます。米国では抹茶は飲み物としてではなく、お菓子の材料として人気があり、抹茶を使ったお菓子を作ると、たいてい喜ばれるのだとか。そんなスイーツ事情も、あわせてお話ししていきます。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる東京周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、連日、多くの観光客らでにぎわう横浜中華街を訪ねます。中華街が現在のような観光スポットになるまでには、相次いだ戦争や関東大震災など、苦難の歴史がありました。そうした中華街の歩みを解説しつつ、リサさんならではの中華街の楽しみ方も披露してくれています。

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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげていきますので、「このニュースは英語でどう報じられているのかな?」といった疑問にも答えていきます。今回は、トルコで起きた航空機事故のニュースや、フランシスコ法王が南米訪問中に執り行った結婚式の話題などを紹介しています。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。米国の生活を解説するミニコラムもあります。今回は、2月2日に米国やカナダの各地で行われる「グラウンドホッグ・デー」が話題になります。春の訪れを予想するという恒例行事を、テレビ中継で見ていたマリーと父親のジョージ。どんな会話が繰り広げられているのか、耳を傾けてみましょう。米国の生活を紹介するコラムは、今週はずばり、グラウンドホッグ・デーについてです。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。1月から3月までを担当するするのは、カナダのブリティッシュ・コロンビア州出身のクレア田中さんです。交換留学生として日本の大学で学んだ後、JETプログラムで再来日し、地方自治体で働きました。現在はフリーの通訳・翻訳者として主に日本の演劇関連の分野で活躍しています。今回は、友人と一緒に大阪までコンサートに出かけた際のエピソードを紹介しています。「時には、我が道を行く方が賢明」という教訓を得たそうですが、いったい何があったのでしょう。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
 今週号の映画コーナーは、米国史上最大級と言われる「デトロイト暴動」を取りあげた「デトロイト」を紹介します。1967年7月、黒人のベトナム帰還兵を祝うパーティーが開かれていた酒場に、無許可営業として警察が押し入ったことに端を発し、街では大規模な暴動が起きます。モーテルの黒人客がおもちゃの銃を鳴らしたことで、警官らが宿に突入。白人警官のクラウスらが、若者たち数人に対し、暴力的な尋問を始めます。映画は生存者の証言などをもとに、当時の惨劇を生々しく再現していきます。英語による脚本(スクリプト)と日本語の対訳で楽しんでください。

◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。外国人と接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。今回は、カナダからの留学生サリーが、パーティー用の食材を買おうとデパ地下の精肉売り場を訪ね、店員の太郎にお薦めの牛肉を聞きます。太郎は「おいしい肉」をアピールしたつもりでしたが、サリーはどうも気に入らないようです。いったい何が問題だったのでしょう?

◇Essay:マーティにまかせろ Bring it on!
ヘビーメタル・バンド MEGADETH の元ギタリスト、マーティ・フリードマンさんが、読者の皆さんからの様々な質問に英語でお答えします。音楽や外国語の勉強法から人生相談まで、「なんでも来い!」の意気込みで、難問奇問に挑戦してくれます。さて、バレンタインデーが近づきました。今回は、男女の出会いや恋愛に関する質問が寄せられています。マーティさんが親身になって答えます。

◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「やっとできた彼 贈り物は何を」「地元に愛着 遠方の就職に迷い」の相談2題をお届けします。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel: Strolling through London in search of Paddington
今週のトラベルのコーナーでは、児童文学の名作「くまのパディントン」のゆかりの地を、ロンドンに訪ねます。旅の筆者は、クリスマスシーズンに彩られる街並みを楽しむと同時に、映画「パディントン2」の公開に先立って、その舞台を実際に訪れてみようと思い立ったのでした。一頭のクマが、ロンドン中心部にあるターミナル「パディントン駅」でスーツケースの上に座っていたところ、ブラウン一家に見いだされ、その駅名から名前をもらって「パディントン」と呼ばれるようになった、というのが物語の筋書きです。この駅にはいま、パディントンの銅像が立っているほか、グッズを売るお店も開いていて、ファンには必見のスポットとなっています。パディントンに会おうと、筆者は早朝から街をそぞろ歩きます。ロンドンの今を伝える写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。

◆Weekly Picks  ダボス会議の新潮流に「マインドフルネス」
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナーです。今週号は、政財界のリーダーを集めてスイス・ダボスで開かれた世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)をめぐる記事です。地球規模の課題を語り合う会議の場に今回はトランプ米大統領が出席したことで注目を集めましたが、話題はそれだけではありません。インドのモディ首相がヨガの指導者を連れてきたところ、ビジネスリーダーらが瞑想(めいそう)などに参加したのだそうです。記事は、ダボス会議の参加者の間でも、個人の健康や精神的な平静さへの関心が高まっている、と指摘しています。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/1/28号

This Week
On the Cover

壇蜜さん、俳優として新しい領域に

1月28日号の表紙の写真は、多彩な活動で知られるタレントで俳優の壇蜜さんです。俳優として、1月27日から全国公開される映画「星めぐりの町」でシリアスな役に挑戦し、新境地を開きました。この映画で壇蜜さんが務めたのは、東日本大震災で家族を失った少年を受け入れ、傷ついた心を開かせるという難しい役どころです。役作りの際に思い出したのは、親友を失ったかつての自分の「喪失」の体験だった、と語ります。壇蜜さんのインタビューは、今週号の特集で詳報しています。


◇今週の注目記事 ================

◇Interview: 活動範囲の幅を広げる壇蜜さん
今週号の特集では、俳優でタレントの壇蜜さんへのインタビューを詳報しています。雑誌のグラビアから深い内容のコラムまで、幅広い領域で活躍している壇蜜さんですが、大学では英文学を専攻。米国に短期留学し、日本語を教える手伝いをした経験もあるそうです。そうした海外体験が、自身にとり新しい興味関心を呼び覚ますことになった、と言います。今回のインタビューでは、こうした20代の頃の体験や現在の役作りの苦労など、自身の知られざる一面を披露してくれています。新作映画「星めぐりの町」は、東日本大震災で家族を失った少年と、実直な豆腐屋の親子が交流する物語。壇蜜さんは豆腐屋の娘を演じていますが、どんな演技を見せているのでしょう。

◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミ入れてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。ツッコミの切れ味はますます好調です。今週号では、日本の雇用の現状に疑問を投げかけます。日本企業で非正規雇用の社員が増えていますが、多くの場合、正社員との賃金格差は大きく、待遇面でも差があります。米国の会社の雇用慣習に親しんできたジェイソンさんにとって、非正規社員が低賃金や良くない労働条件でも働き続けることが不思議に映るようです。ジェイソンさんは日本の労働市場の特殊さに注目。非正規社員の待遇改善を呼びかけます。

◇Novel:「The Farmhouse on Windy Hill 風の丘の子どもたち」
これまで「グレイハースト校」シリーズを連載してきたクリストファー・ベルトンさんによる連載です。今回の物語の舞台は、スイス・ジュネーブ。街のはずれに、様々な事情で家庭を出ざるをえなかった子どもたちばかりが集まって共同生活を送る小さな農園「ウィンディーヒル」があります。そんな農園にある日、身なりの良い中年男性が現れます。男性はその後も農園のことをあれこれ聞き回っている様子。男性の素性を調べると、やり手のビジネスマンと判明し、リーダー役を務めるケイトリン・ビューラーの不安は募ります。そんな中でも、農園では子どもたちの間でトラブルが後を絶ちません。イラストはジェイミー・ベルトンさんです。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、マリーとジュリア、ハリソンが地元のスキーリゾートに出かけます。ジュリアのコーチを受けたハリソンは、ずいぶんとスキーの腕前を上げた様子です。さて、一方のジュリアは一足先にロッジで休んでいると言いますが……。米国の生活を紹介するミニコラムでは、今週は米国のスキーロッジの様子を少し紹介します。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。1月から3月までを担当するのは、カナダのブリティッシュ・コロンビア州出身のクレア田中さんです。交換留学生として日本の大学で学んだ後、JETプログラムで再来日し、地方自治体で働きました。現在はフリーの通訳・翻訳者として主に日本の演劇関連の分野で活躍しています。今回は、クレアさんが自身の日本人の夫のことを紹介しています。お話をうかがうと、その食生活やファッションは、かなりユニークなようです。

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週のテーマは「食べること」に関係のある表現です。「つまみ食いする」や「おなかを壊す」は、英語でどのように言ったらよいのでしょうか。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、相次ぐ異常気象の影響なのか、北アフリカのサハラ砂漠で雪が降った話題や、国際宇宙ステーションに滞在中の金井宣茂宇宙飛行士にまつわるニュースなどを紹介しています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Books:放課後ブッククラブ
英語多読に関する著書がある林剛司さんが、中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナーです。今週号は、英国で出版されているWalker Storiesというシリーズを紹介します。かわいらしい子どもたちが活躍する物語で、どれもほのぼのとしたストーリーばかりだそうです。今回取りあげるのは、三つ子の女の子が登場する「Happy Birthday×3」などです。気軽に手にとって読めそうな一冊から、チャレンジしてみてはどうでしょうか。

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は「スリー・ビルボード」。フランシス・マクドーマンドが主演し、すでにいくつかの映画賞を受賞している注目作です。「ビルボード」とは、道路わきなどに立つ巨大広告看板のこと。娘を殺された母親のミルドレッドは、遅々として進まない捜査に不信感を抱き、町外れの三つの看板を借りきって、警察署長のウィロビーを名指しで批判する広告を掲げます。広告は警察を激怒させただけでなく、ウィロビーを尊敬する町の人々の反感も買うことになります。そして事態は、思わぬ方向に展開していくのです。英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回は、1月はじめの「小寒」に始まる「寒」の季節について解説します。日本では厳寒の中、「寒修行」と称する宗教的な修行を行ったり、武道や芸事でも「寒稽古」をしたりする習慣があります。一見理解されにくいこうした習慣について、英語で説明を加えていきます。

◆Dear Annie 十人十色の人生模様
コラムニストのAnnie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えます。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、学校の臨時教師を務めた若者の悩みを取りあげた「思い空回り 臨時教師の空しさ」といった相談2題を紹介しています。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel: Gangneung, SOUTH KOREA
今週のトラベルのコーナーは、先週号の平昌(ピョンチャン)に引き続き、冬季五輪・パラリンピックの開幕を間近に控える江陵(カンヌン)を、編集チームの記者が訪ねます。平昌に隣接する江陵では、スケートやアイスホッケーなどの氷上競技が実施され、日本期待の種目も多くの舞台はこちらになります。五輪準備ももちろん進行中ですが、この町の近年の注目は「コーヒー」なのだとか。毎年、コーヒーフェスティバルが開かれるほか、海水浴場に面してずらりとコーヒーのお店が立ち並ぶ「コーヒー通り」があります。歴史を感じさせる観光名所もありますが、一方で、この地は北朝鮮との国境も遠くはありません。南北に分断された朝鮮半島の緊張を、否応なしに意識させられるといいます。平和の祭典を静かに待つ現地の写真とともに、旅行記をお楽しみください。

◆Business News ~ニュースで学ぶ経済英語~
経済やビジネスに関するニュースを取り上げます。毎月第2、4週に、株式、為替、景気、財政、企業戦略、新商品・サービス、IT(情報技術)など、国内外で起きた注目の報道を選んで、ヒントつきでお届けします。社会人をはじめ、就職活動中の学生の方々も必読です。「経済英語」には難しいイメージがありますが、背景知識があればニュースの理解度がグンとアップします。独特の用語や言い回しを学びながら、グローバル社会で通用する英語力を身につけましょう。今回は、トヨタとマツダが米アラバマ州に新たに工場を建設するニュースのほか、南米ベネズエラで続く経済の混乱の話題をお届けします。

◆Weekly Picks  トランプ大統領の口汚い言葉、世界各国でどう訳された?
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナーです。今週号は、トランプ米大統領のお騒がせ発言をめぐる話題を取りあげます。トランプ氏は1月11日、ホワイトハウスで超党派の議員と移民問題について協議した際、ハイチやアフリカ諸国を名指しし、「なぜ、これらのshithole のような国々から米国に人を受け入れなければならないのか」と語ったとされ、中米やアフリカ諸国に対する侮辱的な発言だとして批判を浴びています。このshithole という英語、朝日新聞の場合、「屋外便所」と訳していますが、メディアによって訳し方は様々でした。普通であれば公の場で口にするのははばかられる乱暴な言葉だけに、各国のメディアは自国の言語に訳すのに大変な苦労をしたようです。各メディアの「苦心のあと」を紹介します。
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