週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー) 発売日・バックナンバー

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週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2019/2/10号

This Week
On the Cover
ブレイディ選手、スーパーボウルで最年長の優勝QBに
今週号の表紙は、米プロフットボールリーグ(NFL)の年間王者を決めるスーパーボウルで、2季ぶり6度目の優勝を果たしたニューイングランド・ペイトリオッツのクオーターバック(QB)、トム・ブレイディ選手です。娘のビビアンさんが勝利を祝福すると、親子で喜びを爆発させました。日本ではまだまだなじみの薄いアメリカンフットボールですが、スーパーボウルは米国では最大のプロスポーツイベント。そんなビッグゲームで、ブレイディ選手は伝説的なプレイヤーの仲間入りを果たしたと言えそうです。自身9回目の出場で6度目の優勝は過去最多。41歳でのQBとしての勝利は最年長記録です。


◇今週の注目記事 ===============

◇Feature  兼高かおるさん、25年前のメッセージ
今週号の特集は、先頃亡くなった旅行ジャーナリスト、兼高かおるさんの生前のインタビュー記事を取りあげます。兼高さんは25年前の1994年、AWの姉妹紙だった朝日イブニングニュース(2001年に廃刊)の戦後50年企画で、インタビューに応じていました。今回はその際のイブニングニュースの記事を再掲します。兼高さんは人気旅行番組「兼高かおる 世界の旅」を通じて、日本人の視聴者に一番何を伝えたかったのでしょうか。彼女が注目していたのは、日本人の人種差別意識でした。

◇Essay:Marty’s Playlist
世界的なギタリスト、マーティ・フリードマンさんによる連載です。毎月1曲ずつ、マーティさんが記憶に残る「特別な曲」を紹介してくれます。今週号は、ニール・セダカの「バッド・ブラッド」です。セダカは1950年代から60年代にかけて最も人気のあるシンガー・ソングライターの一人でしたが、ビートルズの登場とともに人気は下火に。それが70年代半ば、劇的なカムバックを果たします。「バッド・ブラッド」はその当時の作品で、全米1位の大ヒットとなりましたが、なぜか、人々の記憶にはあまり残っていないようです。マーティさんは、そんな楽曲の不思議な運命に思いをはせます。いつものように、歌詞に登場する英語表現についても解説しています。興味をもった方はぜひ、オリジナルの楽曲に触れてみてください。

◇森住史の英語のアレコレQ&A
NHKラジオ「入門ビジネス英語」でも講師を務めた森住先生の好評連載を、引き続きお楽しみいただいています。英語学習者からの質問に答える形で、英語の文法や語法などをめぐる素朴な疑問について、先生が分かりやすく解き明かします。今週号は、「ミッション・インポッシブル」という映画のタイトルから思いついた質問です。「形容詞+名詞」が普通の語順なのに、そもそも「mission impossible」という言い方は正しいのでしょうか? 実は「名詞+形容詞」という使い方も、英語ではよく見られるようですが、どんなルールがあるのでしょう。森住先生と一緒に、例文を交えながら考えていきます。

◇地球うおっちんぐ: 米国の長男夫婦を訪問
アグネス・チャンさんによる人気連載エッセーです。毎月第2週の掲載で、引き続きお楽しみいただきます。今週号では、先頃結婚したばかりで米国で暮らしている長男の和平(かずへい)さん夫婦のもとを、アグネスさんが訪ねました。アグネスさんはずっと、男女同権を訴えてきましたが、滞在中に目にした長男夫婦の新婚生活は、その教えを体現するものだったそうです。アグネスさんは職場や家庭での男女平等という理想の実現に向けて、若い世代に期待をかけています。

◇Novel : Bridget Jones’s Diary ブリジット・ジョーンズの日記
 AWではこれまで、オリジナルの作品を掲載してきましたが、1月から3月は、映画などでおなじみの「ブリジット・ジョーンズの日記」を、読みやすくまとめた「Retold版」でお届けします。ブリジット・ジョーンズはロンドンの大手出版社で働く独身女性。ぽっちゃりした体形と、母親からいつも早く結婚相手を見つけるようにと言われることが悩みの種です。物語は彼女の日記形式で進みます。上司のダニエルとの恋模様に加え、目下の彼女の気がかりは、最近になって父と別居した母親のことのようです。彼女の日々の奮闘ぶりと、恋の行方を見守っていきましょう。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「ゆっくり・遅い」に関係のある表現がテーマです。「のんびりした雰囲気」や「遅咲きの人」は英語でどのように言うのでしょう?

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、政財界の要人が集うダボス会議に電車を乗り継いで駆けつけ、気候変動対策を訴えた少女の話題のほか、皆既月食の最中にいん石が月面に衝突する様子が観測されたという科学ニュースなどを取りあげています。

◆句動詞 de 英作文
英語の表現力を磨くコーナーを引き続きお楽しみいただきます。句動詞とは、基本的な動詞と副詞や前置詞を組み合わせた用法のこと。難しい単語に頼るのではなく、こうした基本的な単語を使いこなすことを狙って、英作文にトライしていきます。筆者は専修大学文学部教授の田邉祐司さん。目指すのは「普段着の英語表現」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画のシナリオと対訳
今週紹介するのは、スーパーマンやバットマンなどに続き、DCコミックスのヒーローが実写映画になった「アクアマン」です。主人公は、海底王国アトランティスの女王アトランナと、人間の灯台守トムの間に生まれたアーサー。超人的な能力をもつ青年に成長しました。そんな彼のもとに、海底王国ゼベルの王女メラがやって来て、アーサーの異父弟オーム王が地上の人類に戦いを仕掛けようとしていることを知らせます。王位をめぐる争いには気が進まないアーサーでしたが、海底と陸上の二つの世界を救うために、立ち上がります。派手なアクションなどが見どころのこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英文ライティング道場
毎月第2週に掲載される読者参加型のコーナーです。与えられた課題の「和文英訳」に、読者の皆さんが挑戦しています。投稿作品は、大学で教壇に立つ2人の評者によって入念に添削・講評され、紙上で優秀者が発表されます。道場は新たな挑戦者も多く迎え、活況を呈しています。この連載は皆さんの書く力を試す絶好の機会ですので、ぜひ引き続きご参加ください。今回の題材は、ワニやヘビの革を製品に使うことをやめた有名ファッションブランドについての新聞記事の一節です。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、「ガチャガチャ」「ガチャポン」などの呼び名で知られる「カプセルトイ」です。その歴史や魅力だけでなく、抱えている課題についても、幅広く英語で説明してみましょう。

◆日本全国英文表記珍百景
 筆者は、日本国内で目にする英文表記の誤りについて長年研究を続けている小樽商科大学大学院の小林敏彦教授です。各地の商店や飲食店、ホテルや駅などで目にする誤った英文表記を取りあげ、どこに問題があるのかを文法、語法、語彙(ごい)など様々な角度から検証します。小林さんが自ら撮影した写真をもとにわかりやすく解説。「おもてなし」の質の向上にも役立ちそうです。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel In search of pygmy giants in Borneo
今週号のトラベルのコーナーでは、東南アジアのボルネオ島を訪ねました。世界で3番目に大きいこの島は、マレーシア、インドネシア、ブルネイの3カ国の領土から成り立ちますが、旅の筆者が滞在したのは、マレーシアのサバ州です。古代から残る熱帯雨林と豊かな生態系で知られていますが、アブラヤシのプランテーション農業のために大規模な伐採が進み、深刻な森林破壊が問題になっています。多くの動物が絶滅の危機にさらされているのですが、旅の筆者のお目当ては、やはり生息域の減少が問題になっている「世界最小の象」と言われるボルネオゾウでした。キナバタンガン川を下り、様々な生き物たちを目の当たりにした筆者は、ようやく彼らの群れに出会うことができたのです。生き物たちの姿を写した美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は経済関連のニュースを集めました。世界規模で貧富の格差が拡大しているという民間団体「オックスファム」の調査結果のほか、少子化が深刻になっている韓国でペットビジネスが急成長しているといった話題をお届けします。

◆Weekly Picks  フェイクニュース
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナー。今回は、米デューク大学の研究チームが、テレビ中継される政治家の発言の真偽を瞬時に判定するシステムを開発し、来年秋の大統領選までの実用化を目指している、という話題を取りあげます。トランプ大統領が就任以来、虚偽だったり、根拠がはっきりしなかったりする発言を繰り返していることから、メディアは「ファクトチェック」に強い関心を持つようになりましたが、この新システムにすぐに飛びつくかというと、慎重にならざるをえない事情があるようです。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2019/2/3号

This Week
On the Cover

大坂なおみ選手、世界ランク1位に

今週号の表紙は、女子テニスの大坂なおみ選手です。AWでもこれまで何度か紹介してきた大坂選手ですが、このほどメルボルンで開かれた全豪オープン女子シングルス決勝で、クビトバ選手(チェコ)を破って初優勝を果たしました。昨年の全米オープンに続く4大大会2連勝で、世界ランキングも一気に1位に躍り出ました。アジア勢としては男女を通じて初めてとなる快挙です。表紙の写真は表彰式での一枚で、正座をしながらトロフィーを大切そうに扱う様子が印象的でした。大坂選手については、今週号はWeekly Picks のコーナーでも紹介しています。

◇今週の注目記事 ================

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今週号で紹介するのは、かつての名作の続編「メリー・ポピンズ リターンズ」です。世界中でヒットしたミュージカル映画「メリー・ポピンズ」(1964年)から半世紀あまり。前作の20年後という設定で、あの不思議なナニー(乳母)がロンドンのバンクス一家のもとへ帰ってきました。バンクス家の長男マイケルとその姉ジェーンはすでに成長し、大人になっていますが、不況のあおりを受けて苦境に立たされ、住み慣れた家を追われそうになっています。そんな折り、マイケルの3人の子どもたちのもとに、メリー・ポピンズが突然、空から現れるのです。彼女は友人ジャックの助けを借り、一家が失いつつある夢や希望を取り戻すのに一役買います。主演はエミリー・ブラント。前作で活躍したかつての名優も出演しているこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇Special: メリー・ポピンズの魔法と再会
今週号の特集では、映画欄で紹介している「メリー・ポピンズ リターンズ」の公開に合わせて、1964年に公開された前作「メリー・ポピンズ」を少しだけ振り返ってみます。実写とアニメーションの融合という画期的な手法が話題になり、主演のジュリー・アンドリュースらが歌った名曲の数々は、今も人々の記憶に残っています。今回の特集では、前作から場面の一部を抜き出して脚本と対訳を掲載。「メリー・ポピンズ」の世界をもっと深く知るためのほかの映像作品や、本を紹介しています。実は、映画に登場するメリー・ポピンズは原作とはかなりキャラクターが異なっているそうです。メリー・ポピンズの文化的・社会的な背景についても知ることができます。

◇Special : 韓国の巨匠イ・チャンドン監督、村上春樹作品「納屋を焼く」を映画化

 今週号では特集がもう1本。韓国の映画監督、イ・チャンドンさんのインタビューです。これまで多くの映画賞を受賞してきた韓国映画界の巨匠ですが、このほど、村上春樹氏の短編小説「納屋を焼く」を映画化した「バーニング 劇場版」でメガホンを取りました。「韓国では村上春樹はただの人気作家にとどまらない」といい、韓国社会で彼の作品がどのように受け入れられてきたのかを語っています。これまでに映画化された主な村上作品もリスト形式で紹介していますので、興味のある方はぜひご覧になってください。一方、日韓関係は政治の面ではレーザー照射問題や徴用工問題などをめぐって緊張が高まっていますが、インタビューでは両国の文化交流についても聞きました。

◇Novel : Bridget Jones’s Diary ブリジット・ジョーンズの日記
 AWではこれまで、オリジナルの小説を掲載してきましたが、1月から3月には、映画などでおなじみの「ブリジット・ジョーンズの日記」を、読みやすくまとめた「Retold版」でお届けします。ブリジット・ジョーンズはロンドンの大手出版社で働く独身女性。ぽっちゃりした体形と、母親からいつも早く結婚相手を見つけるようにと言われることが悩みの種です。物語は彼女の日記形式で進みます。彼女の日々の奮闘ぶりと、恋の行方を見守っていきましょう。

◇和t’s cooking?  ほうれん草のごま和え
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米ニューヨーク在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。今回は、手軽に作ることができる「ほうれん草のごま和え」を取りあげます。おもてなし料理としては地味な印象がありますが、実は料理教室でも、外国人に大変人気のあるひと皿なのだそうです。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげますので、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、英国のエリザベス女王の夫であるフィリップ殿下が交通事故を起こしたというニュースのほか、米メーン州の川に現れた巨大な氷の円盤の話題などを取りあげています。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、雨が降った日曜の午後に、マリーが読書にふけっています。すっかり夢中になっているようですが、いったいどんな本を読んでいるのでしょうか。米国の生活を紹介するミニコラムでは、最近の読書事情について触れています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。1月から3月までを担当するのはクレア・ドンマリー・ギテンズさんです。クレアさんはカリブ海の国、バルバドスの出身。2008年に来日後、東北各地で英語教師として勤務し、現在は福島・郡山の学校に勤めながら、翻訳者やフリーランスライターとしても活躍しています。母語である英語以外にも、日本語、フランス語、イタリア語、スペイン語にも精通し、最近はスワヒリ語も学び始めたのだとか。そんなクレアさんは今回、自身が愛してやまない「飲み屋」の数々について語っています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる東京周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回紹介するのは、東京都武蔵野市の「武蔵野クリーンセンター」です。「清掃工場なのに、なぜ」と言いたくなるところですが、訪れたリサさんはおしゃれなたたずまいに驚いた様子です。見学コースも整っていて、ごみ処理の仕組みがよくわかるそうです。

◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。英語のネイティブスピーカーと接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。今回は、病院の受付で働くタカコのところに、旅行中に風邪をこじらせた米国人のロバートがやって来ます。長い待ち時間にうんざりしている様子のロバートに、タカコは雑誌をすすめますが、即座に断られてしまいました。いったい何が問題だったのでしょう?

◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「賭けごとびたりの友人が心配」などの相談2題をお届けします。



上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Inverness, SCOTLAND
今週号のTravelのコーナーでは、英国スコットランド北部、ネッシーの伝説で有名なネス湖にほど近いところにある都市、インバネスを訪ねます。旅の筆者はここで、多くの風変わりな人々との出会いを楽しみました。悲劇の豪華客船タイタニック号の10分の1模型を作ってしまった男性、エルビス・プレスリーをイメージしたトラックを大事にしている夫婦、大道芸をしている男性の意外な素顔、古い教会を活用した古書店で本に囲まれた生活を楽しむご主人……。筆者はさらに、19世紀の城を改装したホテルを訪れ、その内装にひかれます。ネス湖の風景などを写した美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◇News: 前嶋和弘のGlobal beat ニュースを読み解く
国際ニュースを解説する連載です。上智大学総合グローバル学部の前嶋和弘教授(米国政治)が、世界で話題になっているニュースを外国通信社の配信記事から抜粋して英語の表現や単語を解説し、ニュースの背景も読み解きます。頻出する単語や表現が学べるだけでなく、単発の報道だけではわかりにくいニュースも深く理解できるようになるはずです。今回は、米連邦政府機関の一部閉鎖と、こうした事態を招いたトランプ大統領と野党民主党の対立の構図について解説します。

◆Weekly Picks  大坂なおみさん、コート外でも善戦
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今週取りあげるのは、テニスの全豪オープン女子シングルスで初優勝し、世界ランキングも1位に上り詰めた大坂なおみ選手です。大坂選手が注目を集めるのはそのプレーだけではありません。試合後のインタビューなどで繰り出すユーモアあふれる言葉の数々もまた、彼女の人気の秘密のようです。今週号のこのコーナーではいつもと趣向を少し変えて、今大会での大坂選手の言葉をAW編集チームが拾いました。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2019/1/27号

This Week
On the Cover

米政治家を演じるヒュー・ジャックマンさん

1月27日号の表紙は、米俳優のヒュー・ジャックマンさんです。「グレイテスト・ショーマン」など近年、話題作に相次いで出演している彼の最新作は、1988年の米大統領選で最有力候補と目されていたゲイリー・ハート上院議員(当時)の栄光と挫折を描いた「フロントランナー」です。2月の公開に先立って来日し、東京都内で記者会見を開きました。自身も学生時代にジャーナリズムを専攻していたというジャックマンさんは今回の出演作について触れ、「米国の政治制度のみならず、世界中の出来事を考えさせられた」と語っています。今週号では、映画のコーナーでも同作品を紹介しています。


◇今週の注目記事 ================


◇Special: ニューヨーク最新日本料理事情
今週号は、本紙連載「和t’s cooking?」でおなじみの滑志田真理さんがお届けするニューヨークの最新日本料理事情です。滑志田さんは現在、ニューヨーク在住。現地で人気のお店を2軒、紹介してくれました。一つ目は、日本の老舗料亭やすし店で修業したデレク・ウィルコクスさんがカウンターを切り盛りする懐石料理店「Shoji」。どのように地元の食材、旬の食材を生かしているかを聞きました。もう1軒は、手頃な価格設定で人気の「Izakaya MEW」。オリジナルの居酒屋メニューが楽しめます。ニューヨークではかつて、すしやラーメンがちょっとしたブームを起こしましたが、今ではさらに多様な和食が受け入れられるようになったそうです。

◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミいれてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。ツッコミの切れ味はますます好調です。ジェイソンさんは今回、今年4月から外国人労働者の受け入れが拡大されることになったというニュースについて考えます。日本政府は入管法の改正で、新たに30万人以上の労働者を受け入れる考えですが、ジェイソンさんはこうした見通しについて厳しい見方をしています。外国人にとってあまり魅力的でない条件なのに、日本語に堪能で社会にも溶け込めるような人材が、そんなに多く日本にやって来るとは思えない、と言います。

◇Novel : Bridget Jones’s Diary ブリジット・ジョーンズの日記
 今月から新しい連載小説が始まりました。AWではこれまで、オリジナルの作品を掲載してきましたが、1月から3月は、映画などでおなじみの「ブリジット・ジョーンズの日記」を、読みやすくまとめた「retold版」でお届けします。ブリジット・ジョーンズはロンドンの大手出版社で働く独身女性。ぽっちゃりした体形と、母親からいつも早く結婚相手を見つけるようにと言われることが悩みの種です。そんなブリジットに、新たな火だねが降りかかってきています。日記形式で進む物語を読みながら、彼女の日々の奮闘ぶりと、恋の行方を見守っていきましょう。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、マリーの父親のジョージが家の中で眼鏡をなくしてしまいます。遊びに来ていたクリフたちが捜すのを手伝ったところ……。今週号は、スキットに登場する英語表現についての解説もついています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。1月から3月までを担当するのはクレア・ドンマリー・ギテンズさんです。クレアさんはカリブ海の国、バルバドスの出身。2008年に来日後、東北各地で英語教師として勤務し、現在は福島・郡山の学校に勤めながら、翻訳者やフリーランスライターとしても活躍しています。母語である英語以外にも、日本語、フランス語、イタリア語、スペイン語にも精通し、最近はスワヒリ語も学び始めたのだとか。クレアさんは今回、日本人にはなじみの薄い「ゴッドファーザー」という存在について語っています。

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「継続」や「がんばり」に関係のある表現がテーマです。「持ちこたえる」や「一点張り」は英語でどのように言ったらよいのでしょうか。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、鹿児島県の奄美大島で2人の中学生がマグロを素手で捕まえたというニュースのほか、ニューヨーク・マンハッタンを象徴する存在のクライスラービルが売りに出されたといった話題などをお届けしています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、ヒュー・ジャックマンが主演する「フロントランナー」です。1988年の米大統領選に向けて、コロラド州選出の上院議員、ゲイリー・ハートは民主党史上最年少の46歳ながら、最有力候補(フロントランナー)に躍り出ます。ハンサムでカリスマ性あふれる彼は、ジョン・F・ケネディの再来とも言われ、党内では「1強」として優位に選挙戦を進めていました。しかし、ある地方紙が若いモデルとのスキャンダルを報じ、情勢は一変するのです。ハートはスキャンダルについての説明を拒み、「もっと政策論争を」と訴えますが……。実話に基づいたこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆Books:放課後ブッククラブ
英語多読に関する著書がある林剛司さんが、中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナーです。今週号でも、古典的な小説をわかりやすく書き直した「retold 版」を2冊紹介します。いずれもMacmillan Readers のシリーズからです。1冊目は、英国の作家、ジェーン・オースティンの「Emma」。もう1冊は米国の作家、ヘンリー・ジェームズの「Daisy Miller」です。このシリーズでは、裏表紙にあらすじが書かれているので、先にそれを読むと物語が理解しやすくなるそうです。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが、日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回は、この季節に旬を迎える「牡蠣(かき)」を取りあげます。養殖の方法やその歴史など、幅広い話題を英語で説明してきます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Lisbon, PORTUGAL
今週号のTravelのコーナーでは、ポルトガルの首都リスボンを訪ねます。リスボンはイベリア半島の西側に位置し、大西洋に面した「欧州最西端の街」。欧州の各都市の中でも古い歴史を誇るほか、「七つの丘の街」の異名の通り、起伏の多い地形が特徴です。旅の筆者は一日を、名物のスイーツでスタートさせます。いわゆるカフェにあたる「パステラリア」で「パステル・デ・ナタ」(エッグタルト)を?張ります。さらに路面電車(トラム)に乗って名所めぐりを。坂の多いリスボンでは、トラムを有効活用すると良いのだとか。この街は1755年のリスボン地震で大きな被害を受けていますが、昔の面影が色濃く残るアルファマ地区を歩くのです。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は、環境についての報道を取りあげます。地球温暖化の結果、南極での氷の消失が加速しているというニュースのほか、オーストラリアを干ばつが襲い、水量が減った河川で魚が大量死しているという話題を読んでいきましょう。

◆Weekly Picks  中国の人口、70年ぶりに減少か
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今週取りあげるのは、中国の話題。2016年に「一人っ子政策」を緩和し、2人目の子どもを持つことを認めましたが、その人口が昨年、70年ぶりに減少したと主張する論文がこのほど発表されました。長年続いた人口抑制策の影響で、子どもを産める年齢の女性が減ったことや、経済的な負担を嫌い、子どもを持たない夫婦が増えたため、と見られています。論文をまとめた研究者は「歴史的転換点」と指摘するとともに、世界経済への影響も心配しています。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2019/1/20号

This Week
On the Cover

市川海老蔵さん、団十郎を襲名へ

1月20日号の表紙は、2020年に十三代目市川団十郎を襲名することになった歌舞伎俳優の市川海老蔵さんと、その長男の堀越勸玄さん(5)です。勸玄さんも、海老蔵さんの前名である市川新之助を八代目として襲名します。そろって東京・歌舞伎座で記者会見に臨んだ海老蔵さんは「己の命のかぎり、懸命に歌舞伎に生きてまいりたいと思う所存でございます」とあいさつ。さらに、13年に亡くなった父の十二代目団十郎、17年に34歳の若さで世を去った妻の麻央さんに触れ、襲名について「やはり一番伝えたいのは父と麻央」と語りました。団十郎は江戸時代初期から続く歌舞伎の大名跡で、「荒事」の創始者の初代をはじめ、代々の団十郎は歌舞伎界をリードしてきました。早くから注目を集めていた海老蔵さんもどんな団十郎になっていくのか、ファンの期待が高まっています。


◇今週の注目記事 ================

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、「ライ麦畑でつかまえて」で知られる作家、J.D.サリンジャーの半生を描いた「ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー」です。1951年に発刊された「ライ麦畑」は若い世代から絶大な支持を得て、世界的なベストセラーとなりますが、サリンジャーの生誕100年に合わせて作られた今回の映画は、同作の誕生秘話であると同時に、後に公の場から離れ、隠遁(いんとん)生活を送ることになるまでの彼の体験をつぶさに追っていきます。20歳のサリンジャーは大学教授で編集者のウィットに師事して短編を書き始めますが、ほどなく第2次世界大戦に従軍。帰還後は心的外傷に苦しみながら創作活動を続けます。初の長編である「ライ麦畑」で一躍、時の人となりますが、やがて世間の注目に背を向けるようになるのです。ニコラス・ホルトが伝説的な作家を演じているこの映画を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇Special:  生誕100年のサリンジャーを読む
今週号では、映画欄にあわせる形で、米作家のJ.D.サリンジャーを特集します。生涯に4冊の本を出しただけで引退してしまったこの作家。初期の短編と最後の作品とされる中編をまとめた作品集「このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年」を翻訳した金原瑞人さんにインタビューし、その魅力と「読み解き方」を聞きました。金原さんが薦める作品も紹介してくれています。今回はあわせて、「もっと深くサリンジャーを知るための4冊」を紹介。映画の原作となったサリンジャーの評伝などを取りあげていますので、読書のお供にご活用ください。

◇Special:  「目的に応じて英語の学習法を決める」 加藤雅也さんインタビュー
今週号のもう一つの特集は、俳優の加藤雅也さんのインタビューです。多くのテレビや映画で活躍し、現在はNHKの朝の連続ドラマ「まんぷく」にも出演中の加藤さん。「なら国際映画祭」のプロジェクトでイラン人監督を迎えて撮影された「二階堂家物語」で、主役を務めました。5年ほど米国に住み、英語が堪能な加藤さんは、国際派の俳優として知られ、これまでも外国人監督のもとでの映画制作に関わってきました。外国人の監督とどのように向き合ってきたのか。また、英語の学習法について語っていただきました。「英語ができるじゃなくて、英語で何ができるか」「それぞれの目的に応じて学習法を決めること」などといったアドバイスに耳を傾けましょう。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京都品川区にある「建築倉庫ミュージアム」を訪ねます。建築模型に特化したユニークな展示施設で、倉庫を活用したスペースに、国内外で活躍する建築家や設計事務所の作品模型が集められています。建築好きであれば充実した時間が過ごせそう、とのこと。建築とは何か、リサさんは根源的な問いかけにぶつかったようです。

◇Novel : Bridget Jones’s Diary ブリジット・ジョーンズの日記
 今月から新しい連載小説が始まりました。AWではこれまで、オリジナルの作品を掲載してきましたが、1月から3月は、映画などでおなじみの「ブリジット・ジョーンズの日記」を、読みやすくまとめた「Retold版」でお届けします。ブリジット・ジョーンズはロンドンの大手出版社で働く独身女性。ぽっちゃりした体形と、母親からいつも早く結婚相手を見つけるようにと言われることが悩みの種です。そんなブリジットですが、今週は新たな悩み事が大きく浮上してきます。日記形式で進む物語を読みながら、彼女の日々の奮闘ぶりと、恋の行方を見守っていきましょう。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回はケイトとハンナが昼食時に食堂で話をしています。帽子で髪形を隠しているケイト。自分で前髪を切っていて、不ぞろいになってしまった、とのことで、落ち込む彼女をハンナが励まします。今週号では、スキットに出てくる単語の用法を解説しています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。1月から3月までを担当するのはクレア・ドンマリー・ギテンズさんです。クレアさんはカリブ海の国、バルバドスの出身。2008年に来日後、東北各地で英語教師として勤務し、現在は福島・郡山の学校に勤めながら、翻訳者やフリーランスライターとしても活躍しています。母語である英語以外にも、日本語、フランス語、イタリア語、スペイン語にも精通し、最近はスワヒリ語も学び始めたのだとか。そんなクレアさんは今回、自身のアイデンティティーについて考えます。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、宇都宮大学に通う女性カップルが、同性婚の認められている26の国と地域に出かけていって結婚式を挙げる計画を立てているという話題のほか、米国の航空機内で乗客が持ち込んだ電子たばこから出火するぼや騒ぎがあったというニュースを取りあげています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、美術館ガイドとして働く初日を迎えたサトコが、見学客のマーサに自分が案内する、と伝えます。しかし、マーサは「ひとりで見て回る」と言い出しました。いったい何が問題だったのでしょう?

◇英語ガイドに挑戦! 実践編
大手旅行会社に長年勤務し、通訳ガイドの指導などの経験も豊富な根岸正さんによる連載がリニューアル。佐藤道子さんにも新たに筆者に加わってもらった「実践編」です。2020年の東京五輪・パラリンピックを前にして、海外から日本を訪れる観光客をもてなしたいというニーズが高まっています。通訳ガイドやボランティアを目指す読者に向けて、簡単な英語で旅のお手伝いをする秘訣(ひけつ)を伝授します。「実践編」では、実際の観光地を訪ねる想定で、外国からのお客様をご案内してみます。取りあげるスポットは関東圏が多くなりますが、それ以外にお住まいの方も応用が可能です。今回は先月に引き続き、横浜を訪ねます。山下公園などの観光スポットを、順番に案内していきます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Bodensee, GERMANY
今週号のTravelのコーナーでは、ドイツ、スイス、オーストリアの境界にあるボーデン湖(英語ではコンスタンス湖)の周辺を訪ねます。ボーデン湖は氷河が消えた後の谷に水がたまってできた「氷河湖」で、大昔から周囲には人が住んでいました。水陸両方の恵みが享受できるように作られた「杭上住居」は世界遺産にも登録されています。湖のほとりには、石器時代や青銅器時代の住居を復元した博物館があり、ちょっとしたタイムトラベルを楽しむことができるそうです。メーアスブルクの街に移動した旅の筆者は、今度は博物館として公開されている中世の古城を訪ねます。当時の台所を再現したパン焼きの様子を見学したりしながら、筆者は中世の暮らしに思いをはせるのです。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は、「健康」をテーマにしたニュースを集めてみました。キューバの米国大使館で、職員らが体調不良を訴え、「音響攻撃」の可能性が指摘されていましたが、研究者が音声の録音を解析したところ、意外な「正体」が判明したというニュースを紹介。ほかにも、若者のSNS利用をめぐる調査結果の話題などをお届けします。

◆Weekly Picks  世界の魅力をお茶の間に届けたパイオニア、兼高かおるさん死去
今週号はいつもと少し趣向を変えて、写真を多めに配置した記事をお届けします。海外紀行番組の草分けとなった「兼高かおる 世界の旅」(TBS系列)で知られる旅行ジャーナリスト、兼高かおるさんがこのほど、90歳で亡くなりました。日本人の海外渡航が制限されていた時代に、テレビを通じて世界の魅力をお茶の間に届けた兼高さん。番組を見て海外に憧れ、英語を学び始めたという読者も多いかもしれません。朝日新聞の訃報(ふほう)記事から、兼高さんの足跡をたどります。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2019/1/13号

This Week
On the Cover
囲碁界の新星は9歳 仲邑菫さん
今週号の表紙は、囲碁界に突如として現れた新星、仲邑菫(なかむら・すみれ)さん(9)です。大阪市の小学4年生である仲邑さんは、4月に史上最年少の10歳0カ月で囲碁のプロ棋士になることが発表されました。プロ棋士の父親と囲碁の元インストラクターの母親の間に生まれ、3歳で囲碁を始めた彼女は、7歳のときから、囲碁の強豪国である韓国に両親とともに渡り、腕を磨いてきたそうです。1月6日には第一人者の井山裕太五冠(29)と公開対局。勝負はつきませんでしたが、その成長ぶりに井山五冠も驚きを隠しませんでした。写真はその際のツーショットを使用しています。


◇今週の注目記事 ===============

◇Special  豊洲新市場を歩く
今週号の特集は、10月の開業以来、3カ月が経過し、初の新年を迎えた東京・豊洲市場のレポートです。AW編集チームのオフィスのすぐ近くにあった旧築地市場には多くの外国人観光客が集まり、ちょっとした名所になっていましたが、「日本の台所」は移転に伴い、すっかり様変わりしたようです。AWの英文エディターであるデーヴィッド・マーハーが新市場を歩き、その印象をつづります。飲食店にできる長い行列は築地時代と変わりませんでしたが、機能性を重視した新市場には、かつての築地のような雑然とした味わいは望むべくもないのかもしれません。新市場の雰囲気を写しだした写真とともに、お届けします。豊洲市場でのマグロの初競りについては、初級ニュースのページでも詳報しています。

◇Essay:Marty’s Playlist
世界的なギタリスト、マーティ・フリードマンさんによる連載です。毎月1曲ずつ、マーティさんが記憶に残る「特別な曲」を紹介してくれます。今週号は、カナダのロックシンガー、ダンコ・ジョーンズの「ファースト・デート」です。休暇中のカーラジオで耳にして、すっかり気に入ったというマーティさん。その後、彼と連絡をとり、友達になったそうです。マーティさんはこんな具合に、ほかのミュージシャンとの交友関係を広げているのだとか。いつものように、歌詞に登場する英語表現についても解説しています。興味をもった方はぜひ、オリジナルの楽曲に触れてみてください。

◇森住史の英語のアレコレQ&A
NHKラジオ「入門ビジネス英語」でも講師を務めた森住先生の好評連載を、引き続きお楽しみいただいています。英語学習者からの質問に答える形で、英語の文法や語法などをめぐる素朴な疑問について、先生が分かりやすく解き明かします。今週号は、「オリンピック」の語法についての質問です。オリンピックを英語で言うには、Olympic ではなくOlympicsが正しい用法です。では、単数扱いなのでしょうか、複数扱いなのでしょうか。森住先生が「これだけは覚えておいて」という要点を教えてくれます。

◇地球うおっちんぐ: 出口の見えない米中貿易摩擦
アグネス・チャンさんによる人気連載エッセーです。毎月第2週の掲載で、引き続きお楽しみいただきます。今週号では、トランプ大統領の制裁関税に端を発した米中の貿易摩擦について考えます。昨年末には中国通信機器大手ファーウェイの幹部が逮捕され、両国の対立はさらに激化していますが、アグネスさんは中国側の視点から見ると、今回の騒動がどのように映るかを伝えてくれています。その影響は意外にも、アグネスさんの周辺にも及んでいるそうですが、「関税では中国の人たちの消費行動は変えられない」と言います。一連の対立の背景には、「世界の工場」から脱皮して技術力で米国を脅かしつつある中国産業の変化があるようです。

◇Novel : Bridget Jones’s Diary ブリジット・ジョーンズの日記
 今月から新しい連載小説が始まりました。AWではこれまで、オリジナルの作品を掲載してきましたが、1月から3月は、映画などでおなじみの「ブリジット・ジョーンズの日記」を、読みやすくまとめた「Retold版」でお届けします。ブリジット・ジョーンズはロンドンの大手出版社で働く独身女性。ぽっちゃりした体形と、母親からいつも早く結婚相手を見つけるようにと言われることが悩みの種です。物語は彼女の日記形式で進みます。ブリジットは今年のバレンタインデーをどのように過ごすのでしょうか。彼女の日々の奮闘ぶりと、恋の行方を見守っていきましょう。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「発言」に関係のある表現がテーマです。「口車に乗せられる」や「ああ言えばこう言う」は英語でどのように言うのでしょう?

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、平成最後となる新年の皇居一般参賀のニュースのほか、米国で84歳の女性が学士号を取得した話題などを取りあげています。

◆句動詞 de 英作文
英語の表現力を磨くコーナーを引き続きお楽しみいただきます。句動詞とは、基本的な動詞と副詞や前置詞を組み合わせた用法のこと。難しい単語に頼るのではなく、こうした基本的な単語を使いこなすことを狙って、英作文にトライしていきます。筆者は専修大学文学部教授の田邉祐司さん。目指すのは「普段着の英語表現」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画のシナリオと対訳
今週紹介するのは、グレン・クローズが主人公を好演する「天才作家の妻―40年目の真実―」です。現代文学の巨匠として名高いジョーとその妻のジョーンのもとに、ジョーがノーベル文学賞を受賞するという知らせが届きます。作家を志す息子のデビッドとともに、夫妻は授賞式が行われるストックホルムを訪れますが、称賛を浴びる夫とは対照的に、ジョーンは不満を募らせていくのです。実はジョーンには、文才に恵まれながら男性社会の壁に阻まれ、作家の夢をあきらめた過去があり、夫の創作活動へのサポートは、単なる「内助の功」ではなかったのです。ジョーの経歴に疑いをもつ記者の追及を受けたジョーンの心はさらに揺れます。夫婦の絆の複雑さを描いたこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英文ライティング道場
毎月第2週に掲載される読者参加型のコーナーです。与えられた課題の「和文英訳」に、読者の皆さんが挑戦しています。投稿作品は、大学で教壇に立つ2人の評者によって入念に添削・講評され、紙上で優秀者が発表されます。道場は新たな挑戦者も多く迎え、活況を呈しています。この連載は皆さんの書く力を試す絶好の機会ですので、ぜひ引き続きご参加ください。今回の題材は、人工知能(AI)の最新事情をめぐる新聞記事の一節です。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、1月に全国各地で開かれる「成人式」です。現在の成人式の起源やその移り変わり、近年の成人式をめぐるビジネス事情まで、幅広く英語で説明してみましょう。

◆日本全国英文表記珍百景
 筆者は、日本国内で目にする英文表記の誤りについて長年研究を続けている小樽商科大学大学院の小林敏彦教授です。各地の商店や飲食店、ホテルや駅などで目にする誤った英文表記を取りあげ、どこに問題があるのかを文法、語法、語彙(ごい)など様々な角度から検証します。小林さんが自ら撮影した写真をもとにわかりやすく解説。「おもてなし」の質の向上にも役立ちそうです。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel Tierra del Fuego, CHILE / ARGENTINA
今週号のトラベルのコーナーでは、南米南端の地、フエゴ諸島を訪ねました。そこは雄大な自然に恵まれ、まさに「最果ての地」と呼ぶのにふさわしい所でした。旅の筆者は南極圏にほど近いこの土地で、島やフィヨルドが織りなす迷路のような海峡をクルーズで旅します。諸島の中心であるフエゴ島では、雪と氷に閉ざされた国立公園に上陸。壮大な山脈を背景に、深い森にも足を踏み入れます。さらに船は氷をかき分けながらビーグル水道を進み、突然目の前に現れた巨大な氷河に目を奪われます。そして筆者は、念願だった「世界の果て」、オルノス島のホーン岬に到達するのです。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は若い世代、特に子どもたちが置かれた状況に焦点を当てたニュースを集めました。80年前、親元を離れてナチスドイツから逃れたユダヤ人の生存者に、ドイツが賠償金を支払うことを決めたという報道のほか、シリア内戦で影響を被った同国の児童をめぐるユニセフの報告のニュースをお届けします。

◆Weekly Picks  米国でDNA検査がブームに
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナー。今回は、米国で安価な遺伝子検査が流行しているという話題を取りあげます。100ドルもしない検査キットで唾液を採取し、送り返すだけで、簡単に検査が受けられるといいます。移民が集まって生まれた国だけに、自らのルーツが分かるという発見があり、この冬のクリスマスのプレゼントとしても人気だったそうです。長年音信不通だった肉親が見つかるといったうれしいニュースもありますが、時には、実の父親がほかにいることがわかるという衝撃的な結果が出ることもあるとか。安易な気持ちでの検査に、専門家は警鐘を鳴らしています。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2019/1/1-6号

This Week
On the Cover

バイリンガルファミリーが語る「新しいニッポン」

2019年1月1日-6日合併号の表紙は、本紙連載「POSTCARDS FROM A BILINGUAL FAMILY」でおなじみの「バイリンガルファミリー」、田村/バラティ一家です。新年号のために、一家の初詣の様子を描いたイラストを、特別に描き下ろしていただきました。今週号の表紙は、新年特集「New Faces of Japan 多様化していく『日本の顔』」と連動しています。女子テニスの大坂なおみ選手の活躍以来、「日本人とは何か」という議論が巻き起こり、AWでも何度か関連する記事を掲載してきました。バイリンガルファミリーにとっても、無関心ではいられないテーマです。開かれた、多様性あふれる日本をどうやったら実現できるのか、AWは2019年も問い続けていきます。

◇今週の注目記事 ================

◇Special: New Faces of Japan 多様化してゆく「日本の顔」
グローバル化の波に洗われている日本社会ですが、旧態依然とした物の見方が根強く残っています。その代表的なものが、「日本人」に対するイメージではないでしょうか。海外にルーツをもつ人たちを「ハーフ」と呼んで特別視したり、差別したり。そんな現実にそろそろ目を向け、変えていく時代になった、と感じます。新年特集号では、「バイリンガルファミリー」の田村/バラティ一家が、彼らを取り巻く環境や将来の展望について、ざっくばらんに語り合います。さらに、アフリカ中部カメルーンから幼いころに来日し、その後、ずっと日本で育った自称「アフリカ系関西人」、漫画家の星野ルネさんにもインタビュー。漫画もAWのために描き下ろしていただきました。さらには、ふだんはWeekly Picksとしてお届けしている裏表紙でも、モデル兼タレントの宮本エリアナさんのインタビューを紹介しています。米国人の父と日本人の母の間に生まれたエリアナさんは、3年前にミス・ユニバースの日本代表に選ばれましたが、「ハーフは日本代表にはふさわしくない」などと心ない言葉を浴びせられました。いま、一児の母となったエリアナさんは、大きな願いを、胸に抱いているそうです。

◇Feature : アフリカ・ヒスパニック系のスパイダーマン参上 多様性の波、アニメにも

 今週号では、新年特集と連動する形で、Feature のページでも多様性を考える記事を掲載します。まずは米国のヒーローものの話題から。日本でも3月に公開予定の「スパイダーマン」のアニメ版最新作では、アフリカ系・ヒスパニック系の主人公、マイルス・モラレスが登場します。海外通信社の配信記事は「ブラックパンサー」や「ワンダーウーマン」のヒットに見るように、映画の観客たちはすでに多様性に対する準備ができている、と分析しています。もう1本は日本のニュース記事から。女の子向けのアニメとして知られる「プリキュア」シリーズで初めて、「男の子のプリキュア」が登場した、と話題になっています。

◇Novel : Bridget Jones’s Diary ブリジット・ジョーンズの日記
 今週から新しい連載小説が始まります。AWではこれまで、オリジナルの小説を掲載してきましたが、1月から3月には、映画などでおなじみの「ブリジット・ジョーンズの日記」を、読みやすくまとめた「Retold版」でお届けします。ブリジット・ジョーンズはロンドンの大手出版社で働く独身女性。ぽっちゃりした体形と、母親からいつも早く結婚相手を見つけるようにと言われることが悩みの種です。物語は彼女の日記形式で進みます。新年を迎えたブリジットは、生活を変えるべく、新たな誓いを立てるのです。彼女の日々の奮闘ぶりと、恋の行方を見守っていきましょう。

◇和t’s cooking?  いなり寿司
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米ニューヨーク在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。今回は、手軽に作ることができる「いなり寿司(ずし)」を取りあげます。実は欧米でも人気で、特にベジタリアンの人たちには主菜としても好まれているのだそうです。時に「甘すぎる」として敬遠されますが、ほんのひと工夫で、立派なおもてなし料理にもなるのだとか。レシピも紹介していますので、ぜひ挑戦してみてください。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげますので、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、幼児向け番組の「セサミストリート」に、ホームレスの少女のキャラクターが登場したという話題や、世界最速を目指す次世代新幹線のニュースなどを取りあげています。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、冬休みが明けたマリーたちが、新年の抱負について語り合います。「他の人について否定的なことは言わない」と誓ったのがマリー。ハリソンは毎日トランペットを練習すると宣言します。さて、ジュリアは? 米国の生活を紹介するミニコラムでも、「新年の抱負」について説明しています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。今週は、1月から3月までを担当するクレア・ドンマリー・ギテンズさんの第1回です。クレアさんはカリブ海の国、バルバドスの出身。2008年に来日後、東北各地で英語教師として勤務し、現在は福島・郡山の学校に勤めながら、翻訳者やフリーランスライターとしても活躍しています。母語である英語以外にも、日本語、フランス語、イタリア語、スペイン語にも精通し、最近はスワヒリ語も学び始めたのだとか。そんなクレアさんは今回、母国のバルバドスについて、基礎的なことを教えてくれています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今週号で紹介するのは、かつての名作「ロッキー」シリーズのスピンアウト映画「クリード 炎の宿敵」です。ボクシングのヘビー級王者だったロッキー。その好敵手にして親友だったアポロ・クリードは、「ロッキー4」(1985年)の中で、ソ連(当時)の王者イワン・ドラゴと対戦し、命を落とします。今回の作品の主人公は、アポロの息子アドニス。ロッキーの薫陶を受けてプロボクサーになり、世界王者に上り詰めた彼は、イワンの息子の挑戦を受けるのです。対戦に反対するロッキー。しかし、アドニスはリングに上ります。前作のキャストも出演するこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる東京周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回紹介するのは、東京都渋谷区は原宿にある太田記念美術館です。世界でも有数の浮世絵を専門とする美術館で、葛飾北斎や歌川広重などの人気絵師の代表作をはじめ、幅広い作品を月ごとのテーマに応じて展示しています。リサさんは「浮世」という言葉の意味をたどりながら展示を楽しみ、美術館の魅力を伝えてくれています。

◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。英語のネイティブスピーカーと接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。今回は、人気の日本食レストランで働いているユキコが、米国人女性のラメルさんから予約の電話を受けます。あいにく希望日はレストランが改築中だと伝えましたが、ラメルさんはなぜかひどく驚いた様子です。いったい何が問題だったのでしょう?

◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「婚活話で場を独占する知人」「息子夫婦との同居の心構え」の2題をお届けします。



上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◇News: 前嶋和弘のGlobal beat ニュースを読み解く
国際ニュースを解説する連載です。上智大学総合グローバル学部の前嶋和弘教授(米国政治)が、世界で話題になっているニュースを外国通信社の配信記事から抜粋して英語の表現や単語を解説し、ニュースの背景も読み解きます。頻出する単語や表現が学べるだけでなく、単発の報道だけではわかりにくいニュースも深く理解できるようになるはずです。新年最初の掲載となる今回は、2019年の展望を。トランプ大統領と民主党が主導する議会下院の緊張関係が予想される米国、英国のEU離脱の見通しが立たない欧州、そして緊張を高める米中関係の行方などについて、記事を引用しながら説明していきます。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/12/23号

This Week
On the Cover

クリスマス2018: 子どもたちに明るい未来を

12月23日号の表紙は、クリスマスの風景を写した一枚です。コソボ共和国の首都プリシュティナでは、恵まれない家庭に向けた資金を募るチャリティーイベント「サンタクロース・ラン」が開かれました。サンタに扮したランナーたちが走る催しですが、同じような格好で応援する子どもたちの姿も見られました。今年も世界各地から、子どもたちの置かれた厳しい状況が報道されています。ノーベル平和賞を受賞したコンゴ民主共和国の医師デニ・ムクウェゲさんは、紛争下での女性や子どもへの性暴力の実態に国際社会の目を向けさせたことが評価されました。中米の国から米国へ向かおうという「移民キャラバン」でも、子どもたちの苦境が問題になっています。新年は子どもたちにとって平和で楽しい年になりますように。


◇今週の注目記事 ================


◇Special: 世紀の歌姫マリア・カラスが語る「もう一人の私」
今週号は、世紀の歌姫と絶賛されたオペラ歌手のマリア・カラスを特集します。今月、全編がマリア・カラス自身の歌と言葉だけでつづられるドキュメンタリー映画「私は、マリア・カラス」が公開されます。数々のスキャンダルと恋愛に彩られた彼女の人生は、これまでも伝記などになっていますが、今回の映画はこれまで公開されていなかった映像や資料などがふんだんに盛り込まれています。記事では、この作品が長編映画デビューとなるトム・ヴォルフ監督にインタビューし、作品の狙いなどについて聞きました。また、カラスの言葉には、印象的なものが数多くあります。映画で取りあげられた未公開インタビューや手紙などから、彼女の「語録」を紹介します。

◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミいれてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。ツッコミの切れ味はますます好調です。ジェイソンさんは今回、日本の性教育のあり方について疑問を投げかけます。ジェイソンさんによると、米国では小学校などの早い段階から性教育が始まり、子どもたちは性的虐待などの被害から身を守ることを学ぶのだそうです。しかし、一方の日本では、性的な情報があふれた雑誌がコンビニエンスストアなどに無造作に置かれているのに、学校現場などで十分な性教育が行われていないのでは、と指摘するのです。

◇Essay:Risa’s Journal クロスカルチャーな毎日
リサ・ステッグマイヤーさんによる人気エッセーを、引き続きお楽しみいただきます。米国と日本の両方の文化の中で育ち、バイリンガルタレントとして活躍してきたリサさんは現在、育児の真っ最中。2人の子どももバイリンガルに育てようと奮闘中です。さて今回は、間近に迫ったクリスマスとお正月についてです。リサさんは米国で育った子どもの頃からクリスマスを家族で楽しんでいました。それと同時に、日本人である母親がお正月のごちそうを作ってくれて、紅白歌合戦も見たのだとか。そんな両方の伝統に親しんだ子ども時代を懐かしみつつ、他文化の伝統を大切にすることの意味もかみしめます。

◇Novel : The Southern Belle Spy: Behind Enemy Lines エージェント・パール 危険すぎる冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。10月から始まった連載も最終回を迎えました。舞台は第2次世界大戦中の欧州戦線。ドイツ軍から解放されて間もないパリに、一人の米国人女性が現れます。新たに生まれた米国の諜報(ちょうほう)機関、戦略諜報局(OSS)に勤務するエージェントのパール・デュボアです。米南部の裕福な家庭出身ですが、世界各地を旅してきた冒険家でもあり、国の役に立ちたいと志願したのでした。危険な任務に名乗りをあげる彼女の冒険を描きます。作者は、米ミシガン州出身で現在は徳島県に住むスザンヌ鎌田さんです。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、マリーとジュリア、ハンナが、大みそかの予定について話します。ジュリアは友人の家で開かれるパーティーに興味津々で、ハンナを誘うのですが、断られてしまいます。3人はいったいどんな過ごし方をすることになるのでしょうか。米国の生活を紹介するミニコラムも、今週は大みそかがテーマです。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。10月から12月までを担当したのはジョーン・アンダーソンさんです。ジョーンさんはスコットランドの出身。子どもの支援を専門とするNGO「セーブ・ザ・チルドレン」への勤務などを経て、仏教哲学を学ぶために来日。現在は東京在住で、フリーランスライターとして活躍しています。最終回となる今回は、自身が住んでいる東京・新宿のある街の魅力について語っています。ふつうは「夜の街」と思われがちですが、ジョーンさんが注目したのは、朝のたたずまいでした。

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「商品」に関係のある表現がテーマです。「品薄状態」や「模造品」は英語でどのように言ったらよいのでしょうか。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、米ロードアイランド州のバレエ劇団の歳末恒例の公演「くるみ割り人形」に、長年出演してきた人気者の犬が引退するという話題のほか、中国が月の裏側を観測する探査機を打ち上げたというニュースなどをお届けしています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、エイミー・シューマー主演の「アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング」です。高級コスメ会社に勤める主人公のレネーは、ぽっちゃり体形。モデルのような社員たちが働く本社ではなく、地下のオフィスで地味な仕事に携わり、コンプレックスは増すばかりでした。せめて痩せようとジムに通ったところ、バイクから転倒して頭を打ち、失神してしまいます。目覚めた彼女が鏡をのぞくと、以前のさえない自分は消え、容姿抜群の美女になっていました――。といっても、そう見えているのは自分だけで、実際は外見は何も変わっていないのです。しかし、自信を手に入れた彼女は、夢に向かって堂々と歩き始めます。ユーモアの中で本当の美しさとは何かを考えさせるこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆Books:放課後ブッククラブ
英語多読に関する著書がある林剛司さんが、中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナーです。今週号でも、世界でよく知られた物語をわかりやすく書き直した「retold 版」を2冊紹介します。いずれもPearson English Readers のシリーズからです。1冊目は、「Jim Smiley and his Jumping Frog and Other Stories」。19世紀の米国の偉大な作家、マーク・トウェインの短編集です。もう1冊は、トム・ハンクス主演の映画がよく知られている「Forrest Gump」です。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが、日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回は、この季節には毎年の恒例行事となっている「駅伝」を取りあげます。駅伝の起源や名前の由来、そのルールなどについて、英語で説明を加えていきます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Rovaniemi, FINLAND
今週号のTravelのコーナーでは、北欧フィンランドの北極圏近くの街、ロバニエミを訪ねます。首都ヘルシンキからは800キロ以上北上したところにあるこの街は、「サンタクロースが住む村」があることで有名で、日本からもサンタやオーロラを目当てに多くの観光客が訪れます。一方、豊かな自然に恵まれたこの街では、自然と共生するライフスタイルも魅力の一つで、旅の筆者は特に、自然からインスピレーションを受けたデザインや手工芸品に魅せられます。さらにもう一つ、この地で注目すべきものは建築です。1944年にナチスドイツに破壊された街は戦後、20世紀を代表する建築家であるアルバ・アアルトが中心となって再建を果たし、今も彼の作品を多く目にすることができるのです。街の雰囲気を写し出す写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は、ノーベル賞をめぐる報道から、平和賞を受賞したデニ・ムクウェゲさんとナディア・ムラドさんがどんなことを訴えたかを読んでいきましょう。

◆Weekly Picks  フランスのデモから見える「炭素税」の難しさ
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。フランスが「ジレジョーヌ(黄色いベスト)」と呼ばれる大規模デモに揺れています。燃料税の引き上げ方針がきっかけとなった運動で、マクロン大統領は増税の見送りを打ち出さざるをえませんでした。化石燃料に課税する「炭素税」は、気候変動の抑制や再生可能エネルギーの普及促進の切り札と考えられてきましたが、実はフランス以外でも、こうした課税に反対する動きが続発しています。AP通信の記事は識者の声を拾いつつ、地球環境を守ろうという人たちの苦悩ぶりを伝えています。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2018/12/16号

This Week
On the Cover

紀平梨花選手、初挑戦でGPファイナル制覇

12月16日号の表紙は、女子フィギュアスケートの紀平梨花選手です。16歳の紀平選手はグランプリシリーズ上位6人で競うグランプリファイナルに出場し、同い年の平昌冬季五輪金メダリスト、アリーナ・ザギトワ選手(ロシア)を破って初優勝を果たしました。シニアデビュー1年目の紀平選手は、得意技であるトリプルアクセル(3回転半)を成功させ、自己ベストの得点をマーク。世界の舞台に鮮烈に飛び出しました。グランプリシリーズ初挑戦でのファイナル優勝は、日本勢としては自身の憧れの存在でもある浅田真央選手以来、13年ぶり2人目の快挙です。「(2022年の)北京五輪で優勝するっていう夢がある」と力強く語っています。


◇今週の注目記事 ================

◇Special:  A British-style Christmas
今週号の特集では、英国のクリスマスの様子を、ロンドン在住のトラベルライター、トリシア・ピーターズさんが紹介してくれます。ロンドンの街は11月ともなると、すっかりクリスマスムードに彩られます。街の中心にある高級デパートは、それぞれのテーマを掲げた華やかなウィンドーディスプレーで競い合うのです。また、ロンドンのクリスマスで欠かせないのが、屋外のスケートリンクだそうです。楽しげなリンクの様子も、美しい写真で伝えてくれています。このほかにも、伝統的なクリスマスの過ごし方を盛りだくさんで紹介しています。今週の特集では、やはり豪華なクリスマスディスプレーで有名だったニューヨークの老舗百貨店が閉店するニュースも、あわせてお伝えしています。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京・新宿の歌舞伎町にある「サムライミュージアム」を訪ねます。最初は、観光客目当ての安っぽい施設では、と勘ぐりましたが、かぶとや武具などが展示され、英語が話せるスタッフもいるそうで、日本通のリサさんも十分に満足することができたそうです。リサさんは「サムライ」について、どんなことを学んだのでしょうか。

◇Novel : The Southern Belle Spy: Behind Enemy Lines エージェント・パール 危険すぎる冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。10月からお届けしている連載もいよいよクライマックスです。舞台は第2次世界大戦中の欧州戦線。ドイツ軍から解放されて間もないパリに、一人の米国人女性が現れます。新たに生まれた米国の諜報(ちょうほう)機関、戦略諜報局(OSS)に勤務するパール・デュボアです。米南部の裕福な家庭出身ですが、世界各地を旅してきた冒険家でもあり、国の役に立ちたいと志願したのでした。危険な任務に名乗りをあげる彼女の冒険を描きます。作者は、米ミシガン州出身で現在は徳島県に住むスザンヌ鎌田さんです。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。もうすぐクリスマスです。今週号は冬休み前の最後の登校日。マリーが腕利きのコックである父親と一緒に作ったクリスマスクッキーを持参します。ハンナやハリソンたちは自分の好みのクッキーを楽しみます。米国の生活を紹介するミニコーナーでも、クリスマスクッキーの習慣について説明しています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。10月から12月までを担当するのは、ジョーン・アンダーソンさんです。ジョーンさんはスコットランドの出身。子どもの支援を専門とするNGO「セーブ・ザ・チルドレン」への勤務などを経て、仏教哲学を学ぶために来日。現在は東京在住で、フリーランスライターとして活躍しています。今回は、故郷スコットランドで親しまれている食事について語っています。国民食と言われる「ハギス」やラムチョップなどは、ジョーンさんにとって思い出の味です。あるとき、スコットランドゆかりの「フィッシュ・アンド・チップス」と日本酒を一緒に楽しもうとしたジョーンさんでしたが……。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、大阪の万博記念公園にある太陽の塔にプロジェクションマッピングが投影されたというニュースのほか、クリスマスを前にベルギーのキャビア生産者が繁忙期を迎えているといった話題を取りあげています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、歌の才能を見いだされ、一躍スターにのし上がる一人の女性を、世界の歌姫レディー・ガガが演じた「アリー/スター誕生」です。歌手を夢見るウェートレスのアニーは、人気歌手のジャックと巡り合い、歌の才能を認められます。彼のコンサートで衝撃的なデビューを飾ったアニーは、やがてジャックと結婚。スター街道を突き進みます。しかし一方のジャックは、酒と麻薬におぼれていくのです。1937年の作品の3度目のリメイクですが、現代的な切り口でドラマは描かれます。ジャック役のブラッドリー・クーパーがメガホンもとりました。登場人物の歌のパフォーマンスも見ものになっているこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、米国から商用で来日しているリチャードが、最終電車に乗りそこねてしまいます。宿泊先のホテルで働いていて、リチャードからの電話を受けたタケルは、リチャードに同情しますが、どうもやりとりがかみ合いません。いったい何が問題だったのでしょう?

◇英語ガイドに挑戦! 実践編
大手旅行会社に長年勤務し、通訳ガイドの指導などの経験も豊富な根岸正さんによる連載がリニューアル。佐藤道子さんにも新たに筆者に加わってもらった「実践編」です。2020年の東京五輪・パラリンピックを前にして、海外から日本を訪れる観光客をもてなしたいというニーズが高まっています。通訳ガイドやボランティアを目指す読者に向けて、簡単な英語で旅のお手伝いをする秘訣(ひけつ)を伝授します。「実践編」では、実際の観光地を訪ねる想定で、外国からのお客様をご案内してみます。取りあげるスポットは関東圏が多くなりますが、それ以外にお住まいの方も応用が可能です。今月と来月は2回にわたって横浜を訪ねます。まずは観光スポットが周囲に点在する関内駅を出発します。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Pristina, KOSOVO
今週号のTravelのコーナーでは、独立を宣言して10年が経つコソボの首都プリシュティナを訪ねます。かつては旧ユーゴスラビアの自治州だったコソボは、1990年代に民族紛争に苦しみ、米国などを中心としたNATOの介入を経て、ようやく独立にこぎ着けました。旅の筆者にとっても「紛争」「危険」といったイメージがつきまとっていましたが、空港に降り立ってみて、その近代的な街並みに印象が一変します。折しもクリスマスシーズンで、人々は平和に祝日を楽しんでいました。確実に復興への道を進むプリシュティナでしたが、筆者はその後、紛争で亡くなった人たちの多くの墓碑を目にすることになるのです。街の今を写しだした写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は、「環境」をテーマにしたニュースを集めてみました。EUが新たな温室効果ガスの削減目標を打ち出したというニュースのほか、「ブラジルのトランプ」とも呼ばれる新大統領が誕生する同国が、気候変動をめぐる国際会議の自国開催をとりやめるといった話題をお届けします。

◆Weekly Picks  ジョージ・H・W・ブッシュ元米大統領が死去
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナー。今週号は、11月30日に94歳で死去した第41代米大統領、ジョージ・H・W・ブッシュ氏を悼む声を紹介します。東西冷戦の終結などをリードした同氏の持ち味は、丁寧な交渉で成果を引き出す手法でした。記事は関係者の声を拾いながら、敵味方の対立をあおり立てるトランプ大統領とは明確な違いがあると指摘し、ブッシュ氏の死去を「品格の時代の終わり」と伝えています。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/12/9号

This Week
On the Cover
新冷戦時代に突入? 米中首脳会談
今週号の表紙は、米国のトランプ大統領と中国の習近平国家主席。G20サミットが開かれたブエノスアイレスで会談した際の一コマです。会談の主要テーマは両国の間の通商紛争でした。米国が知的財産の侵害を理由として中国からの輸入品に制裁関税をかけたことから対立が激化し、制裁の応酬となっていたのです。今回の会談で、ひとまずは対立の激化は回避されましたが、問題の解決には至っていません。今年は米ロの関係でもウクライナ問題などが引き金になってすきま風が吹いています。大国が覇権を争う「新たな冷戦時代の到来」ともささやかれるようになりました。


◇今週の注目記事 ===============

◇Interview  シミケン先生おすすめの「効率的な英単語の覚え方」
今週号の特集は、本紙連載中の「比べてわかる英単語」でおなじみのシミケン先生こと清水建二さんにご登場願います。シミケン先生は昨年度、AWで「語源でサクサク英単語」を連載しましたが、今年5月には「英単語の語源図鑑」を出版。これが35万部という語学書としては異例の売れ行きを見せています。そんなシミケン先生が推奨する語彙力(ごいりょく)増強法が、接頭辞・語根・接尾辞を組み合わせて単語を覚える「語源学習」です。どんな利点があるのか、聞きました。また、シミケン先生が語源に興味をもつようになったきっかけについても語ってくれています。

◇Essay:Marty’s Playlist
世界的なギタリスト、マーティ・フリードマンさんによる連載です。毎月1曲ずつ、マーティさんが記憶に残る「特別な曲」を紹介してくれます。今週号は、ザ・ロネッツが1963年に発表してヒットした「Be My Baby」です。ザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンが「これまで作られた中で最高の曲」と評しているそうですが、マーティさん自身も高く評価しています。マーティさんが語る楽曲の魅力に、耳を傾けましょう。いつものように、歌詞に登場する英語表現についても解説しています。興味をもった方はぜひ、オリジナルの楽曲に触れてみてください。

◇森住史の英語のアレコレQ&A
NHKラジオ「入門ビジネス英語」でも講師を務めた森住先生の好評連載を、引き続きお楽しみいただいています。英語学習者からの質問に答える形で、英語の文法や語法などをめぐる素朴な疑問について、先生が分かりやすく解き明かします。今週号は、「~で」「~を使って」という意味でのby とwithについて考えます。たとえば、「ペンで手紙を書いた」と言う場合、byとwithのどちらを使ったら良いのでしょう。両者の使い分けについて、詳しく説明していきます。

◇地球うおっちんぐ: 不穏な空気が立ちこめた1年でした
アグネス・チャンさんによる人気連載エッセーです。毎月第2週の掲載で、引き続きお楽しみいただきます。今週号では、英国のオックスフォード英語辞典やオンライン英語辞書「ディクショナリー・ドットコム」が選んだ「今年の言葉」から、2018年の世相を振り返ります。オックスフォードが選んだのは「toxic(有毒な)」、ディクショナリー・ドットコムは「misinformation(誤った情報)」でした。いずれも明るい言葉とは言えませんが、アグネスさんは来年こそは健やかで誠実な世界になってほしい、と願っています。

◇Novel : The Southern Belle Spy: Behind Enemy Lines エージェント・パール 危険すぎる冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。10月からの連載の舞台は、第2次世界大戦中の欧州戦線。ドイツ軍から解放されて間もないパリに、一人の米国人女性が現れます。新たに生まれた米国の諜報(ちょうほう)機関、戦略諜報局(OSS)に勤務するエージェントのパール・デュボアです。米南部の裕福な家庭出身ですが、世界各地を旅してきた冒険家でもあり、国の役に立ちたいと志願したのでした。危険な任務に名乗りをあげる彼女の冒険を描きます。作者は、米ミシガン州出身で現在は徳島県に住むスザンヌ鎌田さんです。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「気前のよさ・寛大」に関係のある表現がテーマです。「お金をポンと出す」や「見逃す」は英語でどのように言うのでしょう?

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、アムステルダムのアンネ・フランクの家博物館がリニューアルオープンしたニュースのほか、有名なピサの斜塔の傾きが改善されたという話題などを取りあげています。

◆句動詞 de 英作文
英語の表現力を磨くコーナーを引き続きお楽しみいただきます。句動詞とは、基本的な動詞と副詞や前置詞を組み合わせた用法のこと。難しい単語に頼るのではなく、こうした基本的な単語を使いこなすことを狙って、英作文にトライしていきます。筆者は専修大学文学部教授の田邉祐司さん。目指すのは「普段着の英語表現」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画のシナリオと対訳
今週紹介するのは、有名なドクター・スースの絵本を原作にしたクリスマスの物語「グリンチ」です。欧米の子どもたちに特に人気があるこのキャラクターは、過去にもジム・キャリーの主演などで実写映画になっていますが、今回はコンピューターグラフィックスを使ったアニメです。ひねくれ者のグリンチはクリスマスが大嫌い。村のクリスマスを丸ごと盗んでしまおうと計画を立てたことで、騒動が巻き起こります。ベネディクト・カンバーバッチらが声で出演。人気歌手ファレル・ウィリアムスがナレーションを担当するこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英文ライティング道場
毎月第2週に掲載される読者参加型のコーナーです。与えられた課題の「和文英訳」に、読者の皆さんが挑戦しています。投稿作品は、大学で教壇に立つ2人の評者によって入念に添削・講評され、紙上で優秀者が発表されます。道場は新たな挑戦者も多く迎え、活況を呈しています。この連載は皆さんの書く力を試す絶好の機会ですので、ぜひ引き続きご参加ください。今回の題材は、オランダ・アムステルダムの観光事情をテーマにした新聞記事の一節です。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、日本のお正月には欠かせない食べ物の「もち」です。その歴史に加え、地方によって異なるお雑煮の習慣などについても触れていきます。伝統が薄れつつある近年の「もち事情」についても、英語で説明してみましょう。

◆日本全国英文表記珍百景
 筆者は、日本国内で目にする英文表記の誤りについて長年研究を続けている小樽商科大学大学院の小林敏彦教授です。各地の商店や飲食店、ホテルや駅などで目にする誤った英文表記を取りあげ、どこに問題があるのかを文法、語法、語彙(ごい)など様々な角度から検証します。小林さんが自ら撮影した写真をもとにわかりやすく解説。「おもてなし」の質の向上にも役立ちそうです。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel Verona, ITALY
今週号のトラベルのコーナーでは、イタリア北部のベローナを訪ねました。ここはなんと言っても、シェークスピアの悲劇「ロミオとジュリエット」の舞台として名高い街です。物語はもちろん架空ですが、ジュリエットのキュピレット家のモデルとされる古い家が現存し、多くの観光客でにぎわっています。庭にあるジュリエット像には、胸に触ると生涯の愛が見つけられるという言い伝えがあり、家の壁にも無数の手紙が貼られていて、その一つ一つに様々な恋愛模様がつづられていると言います。あちこちで「愛」をモチーフにした装飾や商品に巡り合う街を歩きながら、旅の筆者は「ロミオとジュリエット」の一節を口ずさみ、愛について思いをはせるのです。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は科学ニュースを集めました。米NASAが探査機「インサイト」を火星に着陸させることに成功したニュースのほか、ジェットもプロペラもない「夢の飛行機」が米マサチューセッツ工科大学で開発されたという話題をお送りします。

◆Weekly Picks  大坂なおみ選手、宣伝効果も「女王」級
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナー。今回は、全米オープンを初制覇するなど今年大活躍したテニスの大坂なおみ選手の話題を取りあげます。大坂選手は様々な企業から広告契約を持ちかけられ、引っぱりだこの人気なのだそうです。米フォーブス誌によると、総収入ランキングではセリーナ・ウィリアムズ選手が女性アスリートとしては首位に立っているそうですが、業界関係者は、大坂選手には「女王」を上回るだけの潜在力がある、と指摘しています。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/12/2号

This Week
On the Cover

ミリー・ボビー・ブラウンさん、最年少のユニセフ親善大使に 

12月2日号の表紙は、英俳優のミリー・ボビー・ブラウンさんです。11月20日の「世界子どもの日(World Children’s Day)」に、国連児童基金(ユニセフ)から親善大使に任命されました。14歳での親善大使任命は史上最年少です。ネット配信のドラマなどで人気を集めるブラウンさんはかねてから、いじめなどの問題で積極的に発言をしてきました。「すべての子どもたちに安全な環境を作りたい」と語っているそうです。表紙の写真はこの日、ニューヨークのエンパイアステートビルでのライトアップの点灯セレモニーに出席した際の一コマです。

◇今週の注目記事 ================

◇Special: 表紙で振り返る2018年
2018年も師走を迎えます。今週号の特集では、今年のAWを彩った表紙から主だったものを紹介し、この1年を振り返ります。編集チームでは毎週、どんな表紙にするか、頭をひねっています。企画などと連動して、あらかじめカメラマンに写真の撮影をお願いしている場合もありますが、そうでない時には、国内外のニュースにアンテナを張り、何が表紙にふさわしいかを常に考えているのです。羽生結弦選手や大谷翔平選手といったアスリート、安室奈美恵さんや渡辺直美さんといった芸能人、さらには世界の政治家など、この1年で取りあげた人物も多彩です。皆さんはどの表紙が印象に残っているでしょうか。表紙をめぐってはさらに、kickerと呼ばれる、話題を端的に伝える英文見出しも議論します。今回は、そんな編集の舞台裏もちょっとだけ紹介しています。

◇Novel : The Southern Belle Spy: Behind Enemy Lines エージェント・パール 危険すぎる冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。10月からの連載の舞台は第2次世界大戦中の欧州戦線。ドイツ軍から解放されて間もないパリに、一人の米国人女性が現れます。新たに生まれた米国の諜報(ちょうほう)機関、戦略諜報局(OSS)に勤務するエージェントのパール・デュボアです。米南部の裕福な家庭の出身ですが、世界各地を旅してきた冒険家でもあり、国の役に立ちたいと志願したのでした。危険な任務に名乗りをあげる彼女の冒険を描きます。作者は、米ミシガン州出身で現在は徳島県に住むスザンヌ鎌田さんです。

◇和t’s cooking?  揚げ出し豆腐
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米ニューヨーク在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。今回は、米国でもよく知られた食材である豆腐を使った料理を取りあげます。筆者のお気に入りは、揚げ出し豆腐。外国の友人にも好評なのだとか。うまく仕上げるためのレシピも紹介していますので、ぜひ挑戦してみてください。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげますので、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、イランで女性のサッカー観戦が約40年ぶりに認められたというニュースのほか、台湾でちょっとした人気者になっているという「ポケモンじいちゃん」の話題などを取りあげています。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。グリーンビルの街は早くも雪化粧。今回は、マリーがクリフの雪だるま作りを手伝います。米国の生活を紹介するミニコラムでは、日本と米国の雪だるまの違いについて説明しています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。10月から12月までを担当するのはジョーン・アンダーソンさんです。ジョーンさんはスコットランドの出身。子どもの支援を専門とするNGO「セーブ・ザ・チルドレン」への勤務などを経て、仏教哲学を学ぶために来日。現在は東京在住で、フリーランスライターとして活躍しています。今回は、ジョーンさんの「ご近所づきあい」を話題にしています。部屋の階下に住むパクさんというおばあさん。2人の間では、心温まる交流が続いているそうです。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今週号で紹介するのは、ゴシック小説「フランケンシュタイン」を200年前に生み出した作家、メアリー・シェリーの半生を描いた「メアリーの総て」です。高名な思想家を両親にもつメアリーは、妻子ある詩人のパーシー・シェリーと出会って駆け落ちをし、やがて女の子を産みます。しかし、娘は生後間もなく命を落とすなど、悲劇に見舞われます。絶望にうちひしがれたメアリーでしたが、詩人バイロン卿(きょう)の別荘に滞在する中で、ある物語の着想を得るのです。サウジアラビア出身の女性監督、ハイファ・アル=マンスールがメガホンをとったこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる東京周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回紹介するのは、東京都荒川区にある日暮里繊維街です。日暮里駅近くに、道路の両側約1キロにわたって生地や織物、衣料用品のお店が立ち並んでいます。大正時代に、浅草で商売をしていた繊維商たちが集団で移り住んだのが元だそうです。リサさんは街を歩きながら、その品ぞろえの多彩さにすっかり魅了された様子です。

◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。外国人と接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。今回は、ホテルの受付で働いているサトコが、長期滞在中の米国人観光客のロバーツ夫人に声をかけます。夫人が髪を切ったようなので、そのことを尋ねると、夫人はなぜか困惑した様子。いったい何が問題だったのでしょう?

◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「元妻から過去を探る今の妻」「汚い男たちとの同居」の2題をお届けします。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Phu Quoc Island, VIETNAM
今週号のTravelのコーナーでは、ベトナムとカンボジアの国境近くにあるフーコック島を訪ねます。かつては流刑地だったそうですが、今では欧州などからの観光客を引きつけるリゾート地に生まれ変わりました。旅の筆者は今回、ビーチなどの雑踏を避けて、丘の上の宿を拠点に執筆活動に励みます。美しい夕日を堪能した後、夕食をとるために街に出かけ、安価でおいしいローカルフードを楽しむのです。また、筆者はアジア料理に欠かせない魚醬(ぎょしょう)の工場も訪ねます。エスニックな魅力あふれる写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◇News: 前嶋和弘のGlobal beat ニュースを読み解く
国際ニュースを解説する連載です。上智大学総合グローバル学部の前嶋和弘教授(米国政治)が、世界で話題になっているニュースを外国通信社の配信記事から抜粋して英語の表現や単語を解説し、ニュースの背景も読み解きます。頻出する単語や表現が学べるだけでなく、単発の報道だけではわかりにくいニュースも深く理解できるようになるはずです。今回は、米国の死刑制度について解説します。ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王が「死刑はいかなる場合でも容認できない」とする方針を打ち出したことで、死刑を存続させている米国にどう影響するかが注目されています。米国では死刑についても州ごとに対応が分かれており、こうした制度をおさらいするとともに、死刑をめぐる近年の動きについても説明します。

◆Weekly Picks  落ちた偶像 ゴーン日産前会長の逮捕
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今回は、世界に衝撃を与えた日産自動車のカルロス・ゴーン前会長の逮捕について、海外からの視点も読んでみましょう。AFP通信の記事は識者の見方などを紹介。ビジネスの手法などでゴーン前会長が日本人社員と摩擦を生んでいた、などと分析しています。また今回の逮捕劇で、日本企業が外国人経営者を招くのに消極的になるのでは、といった懸念の声も拾っています。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/11/25号

This Week
On the Cover

剛腕経営者、急転の失脚 ゴーン日産会長を逮捕

11月25日号の表紙は、カリスマ経営者としてその名をとどろかせながら、東京地検特捜部に突然逮捕されることになった日産自動車のカルロス・ゴーン会長です。ゴーン会長は自らの報酬を有価証券報告書に少なく記載した金融商品取引法違反の疑いがもたれています。内部通報を受けた日産が不正行為について内部調査を続け、検察当局に情報提供をしていたといいます。厳しい経営状況にあった日産で、「コストカッター」と呼ばれる手腕で業績のV字回復を果たし、長年にわたってトップに君臨したゴーン会長が、なぜ疑惑の渦中に立つことになったのか、真相解明が待たれます。写真は昨年、パリであった記者会見からの一コマです。ゴーン会長逮捕は初級ニュースのページでも扱っています。


◇今週の注目記事 ================

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、英国の文豪チャールズ・ディケンズの名作「クリスマス・キャロル」の誕生秘話を描いた「Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男」です。舞台は19世紀。すでに作家としての名声を得ていたディケンズですが、失敗作が続いて借金に追われる日々です。金策のために執筆に励むのですが、墓地で出会った偏屈そうな老人やメイドの語る精霊話から着想を得て、人々の心にクリスマス精神を呼び起こす作品を書き上げます。当時の英国では、クリスマスを祝う習慣がすでにすたれかけていたと言いますが、この「クリスマス・キャロル」こそが、現代につながる慈愛の心に満ちたクリスマスの姿を築き上げたとも言えそうです。ディケンズと父親の確執を絡めつつも、ファンタジー風な仕立てとなっているこの映画を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇Special: 「クリスマス・キャロル」を読み比べる
映画のコーナーと連動した今週号の特集では、ディケンズの名作「クリスマス・キャロル」の数ある翻訳を読み比べてみます。「クリスマス・キャロル」と言えば、この季節になると何度も読み返され、映像化された作品が繰り返しテレビで放映されたりします。日本でも明治以降、多くの翻訳が出版されていますが、今回はその中でも、特に広く親しまれている村岡花子訳、2006年に出版された池央耿訳、さらには「落語調」という小池滋訳で、同じ箇所を読んでみます。それぞれの翻訳の味がわかってくるはずです。もちろん英文のオリジナルも掲載していますので、自分なりの訳を考えてみるのも良いかもしれません。

◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミいれてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。ツッコミの切れ味はますます好調です。ジェイソンさんは今回、日本の大学の多くでこの季節に開催される学園祭について考えます。ジェイソンさんによると、米国には入学希望者を対象とする「オープンキャンパス」は一般的だけれども、学園祭のような行事は聞いたことがないのだとか。「勉強を犠牲にして準備するなんて」とも言えそうですが、ジェイソンさんは学園祭にはそれを補って余りあるメリットもある、と考えています。日米の比較論とともに、その考えに耳を傾けてみましょう。

◇Essay:Risa’s Journal クロスカルチャーな毎日
リサ・ステッグマイヤーさんによる人気エッセーを、引き続きお楽しみいただきます。米国と日本の両方の文化の中で育ち、バイリンガルタレントとして活躍してきたリサさんは現在、育児の真っ最中。2人の子どももバイリンガルに育てようと奮闘中です。さて今回は、日本人の母と米国人の父をもつリサさんが、「ハーフ」であることについて考えます。日本でも女子テニスの大坂なおみ選手の活躍をきっかけに、外国にルーツをもつ日本人に注目が集まるようになりました。リサさん自身、子どもの頃から様々な体験をしてきましたし、それは必ずしも楽しい思い出ばかりではないようです。今は自身の生い立ちを前向きにとらえているリサさん。我が子たちの未来にも思いをはせるようになりました。

◇Novel : The Southern Belle Spy: Behind Enemy Lines エージェント・パール 危険すぎる冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。10月から始まった連載の舞台は第2次世界大戦中の欧州戦線。ドイツ軍から解放されて間もないパリに、一人の米国人女性が現れます。新たに生まれた米国の諜報(ちょうほう)機関、戦略諜報局(OSS)に勤務するエージェントのパール・デュボアです。米南部の裕福な家庭出身ですが、世界各地を旅してきた冒険家でもあり、国の役に立ちたいと志願したのでした。危険な任務に名乗りをあげる彼女の冒険を描きます。作者は、米ミシガン州出身で現在は徳島県に住むスザンヌ鎌田さんです。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、マリーとハリソン、ケイトが、感謝祭を振り返ります。親戚が集まったハリソン、多くの家族が集まったマリー、家族だけで静かに食事をしたケイトと、過ごし方は様々でした。お互いの感想を述べあいます。米国の生活を紹介するミニコラムも、今週は感謝祭の過ごし方がテーマです。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。10月から12月までを担当するのは、ジョーン・アンダーソンさんです。ジョーンさんはスコットランドの出身。子どもの支援を専門とするNGO「セーブ・ザ・チルドレン」への勤務などを経て、仏教哲学を学ぶために来日。現在は東京在住で、フリーランスライターとして活躍しています。今回は、日本と故郷スコットランドの両方で山登りを楽しんできたジョーンさんが、両国の違いについて語っています。スコットランドでの山登りでは、ある「野生動物」の対策が必須なのだそうですが、いったいどんな生き物なのでしょうか。

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「無」という文字を含んだ表現がテーマです。「無理をする」や「無性に~したい」は、英語でどのように言ったらよいのでしょうか。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、インドネシアの洞窟で人類最古級の動物壁画が見つかったというニュースのほか、中国で人工知能を使った「AIアナウンサー」が開発されたといった話題などをお届けしています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Books:放課後ブッククラブ
英語多読に関する著書がある林剛司さんが、中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナーです。今週号でも、英米文学の古典をわかりやすく書き直した「retold 版」を2冊紹介します。いずれもMacmillan Readers のシリーズからです。1冊目は、「The Great Gatsby」。F・スコット・フィッツジェラルドの名作で、日本語の翻訳も多く出ているほか、映画にもなっているので、おなじみの読者も多いかもしれません。もう1冊は、200年以上にわたって読み継がれている英国文学の名作、ジェーン・オースティンの「Pride and Prejudice」です。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが、日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回は、日本料理を提供する際に欠かせない「和食器」を取りあげます。洋食器とは異なる和食器の特徴を、英語で説明していきます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Oaxaca, MEXICO
今週号のTravelのコーナーでは、メキシコ南部のオアハカ市を訪ねます。首都メキシコシティーから飛行機で1時間ほど。「死者の日」の祝祭が有名で、最近では映画「リメンバー・ミー」のモデルになったことで知られます。オアハカ州は先住民の人口比率が国内で最も高く、伝統衣装や民芸品などの工房が集まるほか、先住民族の祭りも多く、観光が主産業になっているそうです。そんな中、旅の筆者が今回注目したのは、芸術でした。街では様々なストリートアートを目にすることができ、中には政治的なメッセージも多く見受けられるのだとか。街が芸術の拠点となるきっかけは、実は一人の日本人だったそうです。筆者はその本人、竹田鎭三郎氏に会い、彼のもとから巣立った芸術家たちも訪ねます。カラフルな街の様子を写した写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週はビジネス関連のニュースを特集しました。大気汚染が深刻な問題となっているインドで、富裕層の犬向けのリゾートホテルが誕生したという話題のほか、国際エネルギー機関(IEA)による将来の原油需要の見通しについてのニュースを紹介しています。

◆Weekly Picks  第1次世界大戦終結から100年、よみがえる対立の「悪夢」
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。11月11日は第1次世界大戦が終わった日からちょうど100年。今週号では、この日にパリで開かれた追悼式典の模様をお届けします。主催したフランスのマクロン大統領は「かつての悪魔が再びよみがえろうとしている」と訴えました。トランプ大統領に代表される自国中心主義を批判したものです。平和を祈る式典であらわになったのは、フランスやドイツといった欧州諸国と、米トランプ政権の間の溝の深さだったようです。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2018/11/18号

This Week
On the Cover

大谷翔平選手、新人王に

11月18日号の表紙は、米大リーグで新人王に輝いた大谷翔平選手です。大谷選手はロサンゼルス・エンゼルスに移籍した今シーズン、打者としては22本の本塁打を放ち、投手としても4勝をあげました。伝説的な名選手であるベーブ・ルース以来と言われる本格的な投打の「二刀流」として、全米でも大きな話題となりました。その結果、新人王を決める全米野球記者協会所属の記者30人による投票でも、25票の1位票を集め、ライバルの選手たちを圧倒しました。大谷選手は「賞をいただけたのは光栄で、素直にうれしい。レベルの高いなかで1年間やってこられたのは、それ(受賞)以上に、非常にいい経験になった」と語っています。


◇今週の注目記事 ================

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、世界的ロックバンド「クイーン」のメインボーカル、フレディ・マーキュリーの半生を追った「ボヘミアン・ラプソディ」です。働きながらミュージシャンを目指していたフレディは、ブライアン・メイやロジャー・テイラーのバンドに加入し、ライブや楽曲作りに励みます。やがてシングル「キラー・クイーン」が大ヒットし、スターへの階段を上り始めるのです。映画ではサクセスストーリーだけでなく、フレディの苦悩や孤独感、ほかのメンバーや家族とのあつれきも描かれています。さらには、有名なチャリティーコンサート「ライブ・エイド」をはじめとするクイーンの演奏場面が多く登場し、この作品の最大の魅力となっているそうです。英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇Feature:  元音楽誌編集長が語る、唯一無二のロックバンド「クイーン」
今週号の特集では、映画欄で紹介した「ボヘミアン・ラプソディ」の公開に合わせ、クイーンの魅力を再確認します。日本ではCMなどに楽曲が使われ、いまだに高い人気を誇るクイーンですが、1970年代にバンドにいち早く注目し、日本でのクイーン人気を引っ張った音楽誌「ミュージック・ライフ」(ML)の元編集長で音楽評論家の東郷かおる子さんにインタビュー。東郷さんとクイーンの出会いやその魅力などについて、大いに語ってもらいます。さらには、「ドンドンチャッ」のリズムで現在もスポーツ応援やCMなどでよく耳にする名曲「We Will Rock You」の誕生秘話を、映画「ボヘミアン・ラプソディ」のスクリプトから抜粋して紹介します。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、シウマイでおなじみ、崎陽軒の横浜工場(横浜市)を訪ねます。工場見学では、シウマイの製造工程のほか歴史も学ぶことができるそうで、リサさんは、この横浜名物がどのようにして生まれ、人気を博することになったのか、その秘密を探ります。

◇Novel : The Southern Belle Spy: Behind Enemy Lines エージェント・パール 危険すぎる冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。10月から12月までお届けする連載は、女性スパイが主人公です。舞台は第2次世界大戦中の欧州戦線。ドイツ軍から解放されて間もないパリに、一人の米国人女性が現れます。新たに生まれた米国の諜報(ちょうほう)機関、戦略諜報局(OSS)に勤務するパール・デュボアです。米南部の裕福な家庭出身ですが、世界各地を旅してきた冒険家でもあり、国の役に立ちたいと志願したのでした。危険な任務に名乗りをあげる彼女の冒険を描きます。作者は、米ミシガン州出身で現在は徳島県に住むスザンヌ鎌田さんです。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、マリーとハンナが先日のテストの結果について話しています。フランス語を履修しているハンナはいま一つの成績でがっかりしている様子。マリーはスペイン語ですが、好成績だったそうで、先生からのアドバイスをハンナに伝えました。米国の生活を紹介するミニコーナーでは、米国の高校での外国語の学習について説明しています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。10月から12月までを担当するのは、ジョーン・アンダーソンさんです。ジョーンさんはスコットランドの出身。子どもの支援を専門とするNGO「セーブ・ザ・チルドレン」への勤務などを経て、仏教哲学を学ぶために来日。現在は東京在住で、フリーランスライターとして活躍しています。今回は、ジョーンさんお気に入りの場所、とある飲み屋さんを紹介してくれています。このお店の魅力の秘密は、切り盛りしているママさんにあるようです。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、ニューヨークシティー・マラソンで世界最多となる5万2千人以上が完走を果たしたというニュースのほか、英国の男性がグレートブリテン島の沿岸を泳いで1周したという話題などを取りあげています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、展示ホールの受付で働いているリョウコに、ニュージーランドから来日したキャサリンが話しかけます。飲み水が欲しいというので、ロビーにある給水器を教えましたが、なぜかキャサリンは混乱している様子です。いったい何が問題だったのでしょう?

◇英語ガイドに挑戦! 実践編
大手旅行会社に長年勤務し、通訳ガイドの指導などの経験も豊富な根岸正さんによる連載がリニューアル。佐藤道子さんにも新たに筆者に加わってもらった「実践編」です。2020年の東京五輪・パラリンピックを前にして、海外から日本を訪れる観光客をもてなしたいというニーズが高まっています。通訳ガイドやボランティアを目指す読者に向けて、簡単な英語で旅のお手伝いをする秘訣(ひけつ)を伝授します。「実践編」では、実際の観光地を訪ねる想定で、外国からのお客様をご案内してみます。取りあげるスポットは関東圏が多くなりますが、それ以外にお住まいの方も応用が可能です。今回は、江戸時代の街並みを再現している東京都江東区の深川江戸資料館を訪ねる後編です。江戸の長屋の様子を、英語で紹介していきましょう。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Green Bay, WISCONSIN
今週号のTravelのコーナーでは、米ウィスコンシン州の五大湖近くにあるグリーンベイを訪ねます。人口10万人ほどのこの小さな町が全米で知られているのは、ここを本拠とするアメリカンフットボールチーム、グリーンベイ・パッカーズがあるからにほかなりません。全米で唯一、一般市民が保有しているプロスポーツのチームで、その人気は想像を絶するものがあります。町の至るところがチームカラーである緑色と金色に塗られ、大通りには歴代の名選手や監督の名前がつけられています。アメフトは米国の国民的スポーツと言えますが、それだけにゲームのチケットを取るのも一苦労です。そこで旅の筆者のお薦めは、夏場のキャンプシーズンだとか。町にあるスタジアムで選手たちはトレーニングを積むので、選手と子どもたちが間近に触れあうこともできるのだそうです。フットボール一色に染まった町を写す写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は、「教育」をテーマにしたニュースを集めてみました。フランスの公立学校で制服が初めて導入されたというニュースのほか、イタリアの公共放送で子ども向けのセクハラ啓発番組が作られたという話題をお届けします。

◆Weekly Picks  米中間選挙、女性議員が躍進
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナー。今週号はこの欄でも、米中間選挙からのリポートを取りあげます。今回の選挙では、女性の躍進が目立ちました。下院では100人を越える女性が当選してこれまでの記録を大幅に塗り替え、上院でも選挙の結果、女性議員の数が過去最多になります。トランプ大統領の女性を蔑視する発言などが、彼女たちを選挙の場に駆り立てたと言えそうです。こうしたうねりの結果、米国政治が変わっていくのかが注目されており、当選を果たした新議員らの生の声を拾っています。今週号では、ニュースのページでも中間選挙について詳報しています。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/11/11号

This Week
On the Cover
37年ぶり記者会見の村上春樹さん、資料を母校に
今週号の表紙は、作家の村上春樹さんです。このほど、自筆の原稿やレコードなどの所蔵資料を、母校である早稲田大学に寄贈することを発表しました。メディアの前に出ることが少ない村上さんにとって、国内では実に37年ぶりの記者会見です。表紙では、自著にサインをする様子をとらえた一枚を掲載しています。「僕には子どもがいないので、僕がいなくなったあとに散逸するのも困るなと思っていた」と語る村上さん。早大は将来的に、国内外の村上文学の研究者が資料を活用できる研究センターを目指すといい、村上さんも「文学や文化の国際交流の場になってくれたらと願っています」と思いを語っていました。


◇今週の注目記事 ===============

◇Feature  同性婚の権利勝ち取ったアイルランドの「女王」 LGBTの権利、各国大使館が啓発に取り組む
今週号の特集は、性的少数者(LGBT)の権利をめぐる近年の動きを取りあげます。世界的に見ると、LGBTの権利を認める潮流が大きなうねりとなっています。日本でも自治体レベルで同性カップルの結婚を認める動きが出てきていますが、LGBTを企画で取りあげた雑誌が「差別的だ」として批判を浴びた末に廃刊するなど、まだまだ偏見は根強く残っているようです。こうした中、LGBTの権利の問題に取り組んできた欧米各国の在日大使館が、自らの経験を伝えるイベントを相次いで開催しています。今回はその中で、アイルランドの取り組みを紹介しました。アイルランドでは2015年に同性婚を認めるよう憲法が改正されましたが、その権利獲得の原動力となった「ドラァグ・クイーン」が来日。その半生を追った映画の上映に合わせて、トークイベントに参加しました。

◇Essay:Marty’s Playlist
世界的なギタリスト、マーティ・フリードマンさんによる連載です。毎月1曲ずつ、マーティさんが記憶に残る「特別な曲」を紹介してくれます。今週号は、ブリトニー・スピアーズの「Where Are You Now」です。ヘビーメタルのギタリストとして知られるマーティさんですが、実はブリトニー・スピアーズのファンなのだそうです。ちょっと意外な印象を受けますが、マーティさんはその楽曲の数々を高く評価しているそうです。どんなところがお気に入りなのか、話に耳を傾けてみましょう。いつものように、歌詞に登場する英語表現についても解説しています。興味をもった方はぜひ、オリジナルの楽曲に触れてみてください。

◇森住史の英語のアレコレQ&A
NHKラジオ「入門ビジネス英語」でも講師を務めた森住先生の好評連載を、引き続きお楽しみいただいています。英語学習者からの質問に答える形で、英語の文法や語法などをめぐる素朴な疑問について、先生が分かりやすく解き明かします。今週号は、yetという単語の使い方を解説します。学校でまず習うのは、否定文で notと組み合わせて使い、「まだ~ない」という意味を表すというものですが、実は使い方はこれだけではありません。多くの例文を示しながら、わかりやすく説明していきます。

◇地球うおっちんぐ: 香港で久しぶりにコンサートを開きます!
アグネス・チャンさんによる人気連載エッセーです。毎月第2週の掲載で、引き続きお楽しみいただきます。アグネスさんは今年の年末に、出身地の香港で久しぶりにコンサートを開くそうです。ふだんはステージで緊張したことがないというアグネスさんも、今回ばかりはうまくいくか気をもんでいるのだとか。3人の息子たちに励まされながら、レッスンに汗を流しているそうです。今週号の記事では、コンサートの狙いなどについても明かしてくれています。アグネスさんは「ぜひ日本からも見に来てください」と呼びかけています。

◇Novel : The Southern Belle Spy: Behind Enemy Lines エージェント・パール 危険すぎる冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。10月からは新しい連載が始まりました。舞台は第2次世界大戦中の欧州戦線。ドイツ軍から解放されて間もないパリに、一人の米国人女性が現れます。新たに生まれた米国の諜報(ちょうほう)機関、戦略諜報局(OSS)に勤務するエージェントのパール・デュボアです。米南部の裕福な家庭出身ですが、世界各地を旅してきた冒険家でもあり、国の役に立ちたいと志願したのでした。危険な任務に名乗りをあげる彼女の冒険を描きます。作者は、米ミシガン州出身で現在は徳島県に住むスザンヌ鎌田さんです。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「利用・活用」に関係のある表現がテーマです。「自分の強みを生かす」や「重宝がられる」は英語でどのように言うのでしょう?

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、温室効果ガスを観測する日本の人工衛星が打ち上げられたというニュースのほか、中国の香港とマカオ、珠海をつなぐ世界最長の海上橋が開通したという話題などを取りあげています。

◆句動詞 de 英作文
英語の表現力を磨くコーナーを引き続きお楽しみいただきます。句動詞とは、基本的な動詞と副詞や前置詞を組み合わせた用法のこと。難しい単語に頼るのではなく、こうした基本的な単語を使いこなすことを狙って、英作文にトライしていきます。筆者は専修大学文学部教授の田邉祐司さん。目指すのは「普段着の英語表現」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画のシナリオと対訳
今週紹介するのは、ドキュメンタリー「いろとりどりの親子」です。様々な個性やハンデを抱えながら生きる子どもたちや、その親たちの、心の葛藤や解放を追います。映画の元となる本を書いたアンドリュー・ソロモンも自ら出演。彼はゲイであることをカミングアウトしたことで保守的な両親と断絶し、様々な「違い」に悩む多くの親子を取材することになりました。映画ではほかにも、ダウン症の子どもの可能性を世に知らしめたジェイソンとその母親や、低身長症でありながら人生を楽しむカップルらが登場します。自分や息子、娘たちのありのままの姿を受け入れるようになるさまが感動的に描かれるこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英文ライティング道場
毎月第2週に掲載される読者参加型のコーナーです。与えられた課題の「和文英訳」に、読者の皆さんが挑戦しています。投稿作品は、大学で教壇に立つ2人の評者によって入念に添削・講評され、紙上で優秀者が発表されます。道場は新たな挑戦者も多く迎え、活況を呈しています。この連載は皆さんの書く力を試す絶好の機会ですので、ぜひ引き続きご参加ください。今回の題材は、「飲み会とコミュニケーション」をテーマにした新聞記事の一節です。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、あちこちの観光地で目にするようになった「人力車」です。元々は手軽な交通手段として明治時代に発展した人力車ですが、現在では名所・旧跡を遊覧するのに欠かせない存在となってきています。そんな人力車の歴史と最近のトレンドなどを、英語で説明していきます。

◆日本全国英文表記珍百景
 筆者は、日本国内で目にする英文表記の誤りについて長年研究を続けている小樽商科大学大学院の小林敏彦教授です。各地の商店や飲食店、ホテルや駅などで目にする誤った英文表記を取りあげ、どこに問題があるのかを文法、語法、語彙(ごい)など様々な角度から検証します。小林さんが自ら撮影した写真をもとにわかりやすく解説。「おもてなし」の質の向上にも役立ちそうです。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel Pembrokeshire, WALES
今週号のトラベルのコーナーでは、英国西部のウェールズ地方を訪ねました。英国人なら夏の休暇で一度は滞在すると言われ、家族で楽しめる海岸線が売り物です。中でも、ウェールズ南西部のペンブルックシャー州では、セーリングやカヤッキングといったスポーツが存分に楽しめます。こうしたアクティビティーに興味がなくても、海辺沿いの遊歩道を歩くのがお薦めだとか。風光明媚(めいび)な海辺は、ピクニックの家族連れでにぎわっているそうです。ほかにも歴史ある小さな町が近隣に点在し、見どころは十分。落ち着いたたたずまいを伝える写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は経済ニュースを集めました。英国が米グーグルなどIT大手をターゲットにした「デジタル課税」を導入する方針を打ち出したニュースのほか、スターバックスが米ワシントンで手話が通じるお店をオープンした話題をお送りします。

◆Weekly Picks  シナゴーグ銃撃事件で米国のユダヤ人社会に衝撃
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナー。今回は、米ペンシルベニア州ピッツバーグにあるユダヤ教の礼拝所(シナゴーグ)で起きた銃乱射事件を取りあげます。11人が亡くなった今回の事件現場には、ナチスドイツによるホロコーストを生き延びたユダヤ人がいました。80歳の彼が見聞きしたものとは、何だったのでしょう。米国ではこれまで、反ユダヤ主義に基づく暴力とは無縁と思われてきただけに、事件は深刻に受け止められています。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/11/4号

This Week
On the Cover

渡辺雄太選手、NBAデビュー

11月4日号の表紙は、米プロバスケットボール協会(NBA)のメンフィス・グリズリーズに所属する渡辺雄太選手です。10月27日、本拠地・テネシー州メンフィスでのフェニックス・サンズ戦でNBAデビューを果たしました。日本人選手の出場は、2004年にサンズでプレーした田臥勇太選手以来2人目という快挙です。香川県出身の渡辺選手は身長206センチ。高校卒業後に渡米し、バスケの本場での武者修行を重ねてきました。この日の試合では4分半あまりの間、コートに立ち、2得点、2リバウンドを記録しましたが、「スタートラインに立っただけ」と気持ちを引き締めていました。

◇今週の注目記事 ================

◇Special: 豊洲市場、ようやく始動
今週号の特集では、このほど開場した東京都江東区の豊洲市場についてのリポートを、朝日新聞の英文ニュースポータル「The Asahi Shimbun Asia&Japan Watch(AJW)」から紹介します。長らく「日本の台所」として親しまれた築地市場の後継となる豊洲市場ですが、土壌汚染問題などの影響で移転は予定から2年遅れとなりました。今回のリポートでは、にぎわっている開場の様子を伝えています。また、新市場では当初の混乱が落ち着いてきてからも、様々な課題が浮かんできているようで、こうした問題点についても詳報しています。活気あふれる市場を写した写真の数々もワイドに紹介。語句のヒントも充実させています。

◇Novel : The Southern Belle Spy: Behind Enemy Lines エージェント・パール 危険すぎる冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。10月からは新しい連載が始まりました。舞台は第2次世界大戦中の欧州戦線。ドイツ軍から解放されて間もないパリに、一人の米国人女性が現れます。新たに生まれた米国の諜報(ちょうほう)機関、戦略諜報局(OSS)に勤務するエージェントのパール・デュボアです。米南部の裕福な家庭出身ですが、世界各地を旅してきた冒険家でもあり、国の役に立ちたいと志願したのでした。危険な任務に名乗りをあげる彼女の冒険を描きます。作者は、米ミシガン州出身で現在は徳島県に住むスザンヌ鎌田さんです。

◇和t’s cooking?  サバのみそ煮
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米ニューヨーク在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。今回は、和食の代表選手のひとつとも言えるサバのみそ煮を取りあげます。米国では魚があまり食されないこともあり、サバのような青魚は手軽に買うことができません。ただ、みその風味が強いこの料理なら、外国の人にも気に入ってもらえる、と滑志田さんは感じています。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげていきますので、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、米国の子ども向け番組「セサミストリート」でビッグバードを長年演じてきた男性が引退するというニュースのほか、高校生棋士の藤井聡太七段が新人王戦で勝ち、最年少記録を更新した話題などを取りあげています。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、夜の映画鑑賞の準備をしているハンナとケイトが買い物に出かけます。映画を見ながら楽しむお菓子の買い出しです。みんなのお気に入りのお菓子はどんなものなのでしょう。どの映画を見るかも話題になっているようです。米国の生活を紹介するミニコラムでは、米国で最近流行しているフレーバーを紹介しています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。10月から12月までを担当するのはジョーン・アンダーソンさんです。ジョーンさんはスコットランドの出身。子どもの支援を専門とするNGO「セーブ・ザ・チルドレン」への勤務などを経て、仏教哲学を学ぶために来日。現在は東京在住で、フリーランスライターとして活躍しています。今回は、故郷のスコットランドを話題にしています。スコットランドには「二つの謎」があるのだとか。一つは、有名なネス湖のネッシー。もう一つは……?


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今週号で紹介するのは、国連を舞台に実際に起きたスキャンダルをもとにした「バグダッド・スキャンダル」です。主人公のマイケルは国連事務次長の補佐官に就き、「石油・食料交換プログラム」を受け持つことになります。クウェート侵攻に対する経済制裁で貧困にあえいでいるイラクの民間人を救うため、国連がイラクに石油販売を許可し、その利益で生活物資を配る人道支援計画でした。しかしそこでは、ときの権力者サダム・フセインや世界の企業、政治家、国連幹部らが加わっての大規模な公金横領・不正が蔓延(まんえん)していました。不正を知ったマイケルは……。テオ・ジェームズが主演するこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる東京周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回紹介するのは、東京都中央区の晴海です。現在は複合商業施設やタワーマンションが立ち並ぶ街ですが、もともと1940年に開催されるはずだったのに幻に終わった紀元2600年記念日本万国博覧会の会場として整備されたという歴史は、あまり知られていないかもしれません。リサさんは街の「栄枯盛衰」について語ります。

◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。外国人と接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。今回は、ホテルの案内係として働いているチカコが、出発時間になっても現れない米国人観光客のジョーンズ氏を館内アナウンスで呼び出します。ジョーンズ氏が現れたので、出発することを伝えましたが、どうもやりとりがかみ合いません。いったい何が問題だったのでしょう?

◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「金持ちぶりを見せつけないで」「整形前の写真を嫌がる友」の2題をお届けします。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Canberra, AUSTRALIA
今週号のTravelのコーナーでは、オーストラリアの首都であるキャンベラを訪ねます。20世紀初めに豪州の首都を決める際に、シドニーとメルボルンの間で合意が得られず、その間にあるキャンベラが選ばれた、という歴史があるそうです。都市計画のもと新たに建設された都市であり、政府機関が集まっていることから、「人工的」「文化がない」などと評されることが多く、観光地としては必ずしも人気とは言えませんでした。筆者はしかし今回、そんな街のおすすめを紹介します。実はキャンベラは豊かな自然に囲まれて街並みも美しく、数多くある博物館、ギャラリーは一見の価値があるそうです。観光客を引きつける季節のイベントも盛りだくさんで、おいしいコーヒーが飲めるお店もあるのだとか。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◇News: 前嶋和弘のGlobal beat ニュースを読み解く
国際ニュースを解説する連載です。上智大学総合グローバル学部の前嶋和弘教授(米国政治)が、世界で話題になっているニュースを外国通信社の配信記事から抜粋して英語の表現や単語を解説し、ニュースの背景も読み解きます。頻出する単語や表現が学べるだけでなく、単発の報道だけではわかりにくいニュースも深く理解できるようになるはずです。今回は、11月6日に迫った米国の中間選挙について解説します。中間選挙は、大統領の任期(4年)のうち、半分(2年)を迎えたところで行われ、上下院の議員や州知事らを選ぶもので、米国政治の今後を占ううえで注目を集めています。今週号の記事では、中間選挙の仕組みやこれまでの傾向、今回のポイントなどについて詳しく説明していますので、ニュースの「予習」にピッタリです。

◆Weekly Picks  ソーシャルメディアが少数言語を消滅から救う?
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今回は、フェイスブックが北米アラスカ州の先住民族イヌピアトの言語を翻訳するサービスを開始したという話題を取りあげます。この言語の話者は推定で3千人しかいないとされていますが、プロの翻訳者とフェイスブックの利用者が知恵を出し合い、作業を進めているそうです。世界では消滅の危機にある少数言語がいくつもあると言われていますが、こうした取り組みが、SNSに親しむ若者らに少数言語に対する新たな関心を呼び起こすのでは、と期待されています。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/10/28号

This Week
On the Cover

本格的なミュージカル初挑戦の多部未華子さん

10月28日号の表紙は、俳優の多部未華子さんです。テレビや映画で大活躍の多部さんですが、今、新しいことにチャレンジしています。11月に東京で開幕する舞台「TOP HAT(トップ・ハット)」で、本格的なミュージカルに初めて挑戦するのです。実は多部さん自身、ミュージカルにはずっとあこがれを抱いてきました。子どものころ、ミュージカル「アニー」の舞台を見て、オーディションを受けたのですが、夢はそのときには実現しなかったそうです。その後、芸能界に入ることになった多部さんにとって、ミュージカルは演じるものではなく、もっぱら見て楽しむものだったとか。朝日ウイークリーのインタビューでは、長年の夢をかなえてリハーサルに臨むにあたっての思いを語ってくれています。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: ミュージカル特集 言葉の壁を越え「TOP HAT」の魅力伝える
今週号では、海外ミュージカルを日本で上演するためのリハーサルの現場を取材しました。かつてフレッド・アステア、ジンジャー・ロジャースのコンビでミュージカル映画の金字塔を打ち立て、2011年に舞台版がロンドンで初演された「TOP HAT(トップ・ハット)」。11月から東京と大阪で、日本人キャストによる上演が始まります。英国のオリジナルスタッフで、今回の日本公演でも演出を務めるマシュー・ホワイトさんがこのほど朝日ウイークリーのインタビューに応じ、言葉の壁を越えて日本人の役者たちと仕事をするうえで気をつけている点などについて語ってくれました。また、今週号の特集は、本格的なミュージカルに初挑戦する多部未華子さんのインタビューも詳報。映画版の「TOP HAT」のスクリプトも、対訳付きで一部紹介し、舞台版と「見比べて」もらおうという企画です。

◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミいれてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。ツッコミの切れ味はますます好調です。ジェイソンさんは今回、女子テニスの大坂なおみ選手をめぐるフィーバーをきっかけにして、「日本人とは」を考えます。大坂選手が全米オープンで初優勝した際、「日本人初」ともてはやされましたが、これまでの日本では、「日本生まれで日本育ち」のような、いわゆる「純粋な日本人」でないと、なかなか日本人として認められてこなかったのでは、と疑問を投げかけます。偉業を達成したところで、扱いを変えるのはおかしいのではないか。こうしたダブルスタンダードでは、海外からの尊敬を失うだけなのではないか――。自身も米国と日本の二つの文化を受け継ぐ子どもたちを持つだけに、ジェイソンさんは心から心配しているようです。

◇Essay:Risa’s Journal クロスカルチャーな毎日
リサ・ステッグマイヤーさんによる人気エッセーを、引き続きお楽しみいただきます。米国と日本の両方の文化の中で育ち、バイリンガルタレントとして活躍してきたリサさんは現在、育児の真っ最中。2人の子どももバイリンガルに育てようと奮闘中です。今回は前回に引き続き、子どもの習い事について考えます。リサさん自身は子どものころ、バレエにピアノといった普通の習い事に加え、日本語を勉強するようご両親から厳しく命じられていたのだとか。当時は嫌で仕方がなかった日本語の勉強ですが、今では両親に感謝していると言います。さて、今度は親の立場になったリサさんは、子どもたちにどんな習い事をさせているのでしょう。

◇Novel : The Southern Belle Spy: Behind Enemy Lines エージェント・パール 危険すぎる冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。10月からは新しい連載が始まりました。舞台は第2次世界大戦中の欧州戦線。ドイツ軍から解放されて間もないパリに、一人の米国人女性が現れます。新たに生まれた米国の諜報(ちょうほう)機関、戦略諜報局(OSS)に勤務するエージェントのパール・デュボアです。米南部の裕福な家庭出身ですが、世界各地を旅してきた冒険家でもあり、国の役に立ちたいと志願したのでした。危険な任務に名乗りをあげる彼女の冒険を描きます。作者は、米ミシガン州出身で現在は徳島県に住むスザンヌ鎌田さんです。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、ケイトが立候補した生徒会長選挙がいよいよ開票されます。人気者のカイル・マクニールが当選したに違いないと言うケイトですが、選挙を手伝ったマリーやハリソンは、彼女の労をねぎらいます。果たして選挙の結果は? 米国の生活を紹介するミニコラムでも、米国の学校での生徒会活動について解説しています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。10月から12月までを担当するのは、ジョーン・アンダーソンさんです。ジョーンさんはスコットランドの出身。子どもの支援を専門とするNGO「セーブ・ザ・チルドレン」への勤務などを経て、仏教哲学を学ぶために来日。現在は東京在住で、フリーランスライターとして活躍しています。今回は、日本での生活で出合ったコンビニエンスストアについてです。コンビニの便利さにどっぷりとつかっているというジョーンさんですが、売っている食べ物については、言いたいことがある様子です。ジョーンさんが結論としてたどり着いた「正しいコンビニの利用法」とは?

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「職場」に関係がある表現がテーマです。「こき使われる」や「ブラック企業」は、英語でどのように言ったらよいのでしょうか。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、ロンドンで英国の欧州連合離脱に反対する「犬たちのデモ」が行われたというニュースのほか、日本の小学5年生がオセロの世界選手権で最年少優勝を果たしたという話題などをお届けしています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、リチャード・ギアが主役として怪しげなフィクサーを演じる「噓はフィクサーのはじまり」です。小さな噓(うそ)を積み重ねることで人脈を築いてきたノーマンは、イスラエルの政治家エシェルと知り合い、高価な靴をプレゼントします。3年後、イスラエルの首相にまで出世したエシェルは、再会したノーマンを友人として扱います。人脈を駆使して大物たちの厄介ごとを引き受けるノーマンですが、その奮闘は思わぬ混乱を招きます。米国の経済や政治で絶大な影響力をもつユダヤ人上流社会の内幕をブラックに描いたこの映画を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆Books:放課後ブッククラブ
英語多読に関する著書がある林剛司さんが、中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナーです。今週号では、英米文学の古典をわかりやすく書き直した「retold 版」を2冊紹介します。いずれもPearson English Readers のシリーズからです。1冊目は、「Jane Eyre」。英国ビクトリア時代の作家、シャーロット・ブロンテの代表作です。もう1冊は、日本でもファンが多いエドガー・アラン・ポーの「The Black Cat and Other Stories」。タイトルにもなっている有名な恐怖小説などの短編4作品を収めています。読んでみたいけれども、原作は少し難しいと感じている方は、ぜひこちらからチャレンジしてみてはどうでしょうか。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが、日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回は、日本の秋を代表する花である「菊」を取りあげます。古くは重陽の節句で関連した行事が行われましたが、江戸時代以降は多彩な品種開発が繰り広げられ、今や菊の品評会や菊人形の展示は秋の風物詩です。こうした菊の歴史などについて、英語で説明を加えていきます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Nolita, New York City
今週号のTravelのコーナーでは、ニューヨークはマンハッタン南部のノリータ地区を訪ねます。ノリータとはNorth of Little Italyの略で、かつてはリトル・イタリーの一部と見なされてきました。しかしその後、若いエリートサラリーマンである「ヤッピー」たちが集まるようになり、おしゃれで親しみやすいエリアに様変わりしたそうです。多彩なレストランが集まり、イタリアンやメキシカンなど様々な味に出合うことができるのが大きな魅力ですが、旅の筆者にもお気に入りのお店があるようで、そのいくつかを紹介してくれています。文化の香りが漂う数々の施設のほか、都会の一角でほっと一息つける公園もあり、一度知ってしまうと、その独特な魅力にひかれ、何度でも訪れたくなるのだそうです。活力あふれる写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は環境関連のニュースを特集しました。1・5度の気温上昇に警鐘を鳴らした「国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の特別報告書のニュースのほか、このまま温暖化が進めばビールが高級品になってしまうというユニークな視点の報道を紹介しています。

◆Weekly Picks  現代アート作品、落札直後に細断 なぞの作家バンクシーの狙いは?
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今週号では、世間を大きく騒がせている覆面アーティスト、バンクシーをめぐる記事を取りあげます。このほど、代表作とされるキャンバス画の「少女と風船」が、オークションで落札された直後に、額縁に仕掛けられたシュレッダーで細断されてしまいました。実は、作家自身の仕業だったことが判明し、その意図を巡って、様々な意見が飛び交っています。オークションで落札した人も、そのまま作品を購入する運びだと言い、今回の騒動で、バンクシーへの評価はさらに高まったとも言われます。専門家の見方を紹介します。
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