週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー) 発売日・バックナンバー

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週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2020/5/3-10号

This Week
On the Cover

米映画界の「顔」復活

5月3-10日合併号の表紙は、米映画界の「顔」ともいえる俳優トム・ハンクスさんです。
ロケ先のオーストラリアで妻とともに新型コロナウイルスに感染し、療養の末に回復。米コメディー番組「サタデー・ナイト・ライブ」特別編の司会を自宅から務めました。また、「コロナ」という名前のためにいじめを受けたオーストラリアの少年に、激励の手紙とともに、趣味で収集したコロナ社製タイプライターを贈りました。人々の笑顔を取り戻すために早くも活躍しています。


◇今週の注目記事 ================

◇Movies: ライブリポート
かつての相棒である警察署長の娘が誘拐された。はみ出し警察官ペニーは、被害者を捜す唯一の手がかりである容疑者を射殺してしまう。停職を命じられながら独断で捜査を続けるペニーと、その様子をリアルタイムでネット配信する若きリポーターの2人組は、期限までに被害者を見つけることができるか――。 スリリングな状況下での世代間ギャップがある2人の会話を、シナリオ対訳と解説でお楽しみください。

◇Travel: MALDIVES  インド洋の島でスローライフ体験
インド洋に浮かぶ1200の島々からなる楽園モルディブ。1島あたり1リゾートが基本だと言います。サンゴ礁と貝殻の堆積物からなる島での滞在は、時がゆったりと流れます。水に浮かぶコテージタイプの部屋から青い海や水平線に沈む夕日を眺めるもよし、海辺ならではのスポーツに興じるもよし。美しい写真と文章を通じて、つかの間、リゾート気分を味わっていただければと思います。

◇Weekly Picks: Life in hiding アンネ・フランクの隠れ家生活を映像化
第2次世界大戦終戦75周年を記念して、「アンネの日記」の著者アンネ・フランクの隠れ家生活をリアルに再現したオンライン・ビデオをオランダにある博物館が作りました。新型コロナウイルス対策でホロコースト終結を記念するイベントは中止になっていますが、ビデオは外出が制限され、不自由な生活を強いられている若者たちの共感を集めています。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげ、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、「謎の路上芸術家バンクシーも在宅勤務」、新型コロナウイルスと戦う医療従事者を支援するため、「100歳の誕生日までに自宅の庭100周」のチャリティーウォークで多額の寄付金を集めた英国の退役軍人の話題などを取りあげています。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学びましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◆Listen & Write 英語耳を鍛えよう 
新しい大学入学共通テストではリスニングの配点が上がり、英語を聞き取る能力がこれまで以上に重視されます。そこで過去のニュース記事を使いながら、一部分を虫食いにした「穴埋め式のディクテーション」問題を用意しました。「聞く・書く」能力の向上に役立ててください。あわせて重要語句の用法を紹介します。音声は無料アプリ「朝日コネクト」かAWのウェブサイトで聞くことができます。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。ついにグリーンビルにもコロナ禍が及んでしまいました。外出禁止になったので登校できず、マリーはろくに着替えもせずに家で勉強やDVD鑑賞に明け暮れています。昔見た作品を見返して、その良さや思い出を再発見する機会になったようです。

◆On the Keyboard リレーエッセー
異文化エッセーは、マレーシアの高原リゾート地キャメロンハイランドの生まれのジェニファー・チャー・ウィー・ファンさんの連載です。2011年に交換留学生として来日し、現在は東京大学大学院の博士課程で環境システム学を専攻しているジェニファーさん。日本の加工食品の過剰包装問題を取り上げ、地球温暖化の進行を止めるためにも、消費者が政府や企業に働きかけて改善を進めるべきだと訴えています。

◆シミケンの語源で比べる英単語
英単語には、漢字の部首に相当する「語根」に「接頭辞」と「接尾辞」が組み合わさって出来上がった単語が数多くあります。この連載では、このような三つのパーツで成り立つ英単語を、類義語をテーマに分類し、それぞれの使い分けをイラストで図解しながら解説します。類義語と語源の知識が身につく一石二鳥のコラム。単語の使い分けができないために、英語の母語話者と会話をしていてけげんな顔をされた経験は誰にでもあるはず。類義語に精通することは、正確な英語を書き、話す際に不可欠です。今回は「軽蔑する」の様々な言い方を解説します。筆者は英語教材クリエーターで、語学学習書としては大ベストセラーとなった「語源図鑑」でもおなじみの清水建二さん(KEN’S ENGLISH INSTITUTE代表)です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Essay: POSTCARDS FROM A BILINGUAL FAMILY
バイリンガル家族の日常をマンガで描く田村記久恵さんのエッセー。今回も新型コロナウイルス対策で自宅にこもる日々をとりあげています。外に出られない分、爪にマニキュアをしたり、断捨離をしたり、普段やろうと思ってできない身の回りを整えることに時間をかけると、満足感を得られるようです。

◆Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる周辺のおすすめスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京・竹芝桟橋から高速船で2時間の伊豆大島を訪れました。

◆Omotenashi: 和’s Cooking?
米ニューヨーク在住の料理家・滑志田真理さんが英語で教える日本の家庭料理。今回はイワシのつみれ汁を取り上げます。英語のレシピつきなので、外国人に日本料理の作り方を教える時に役立ちそうです。イワシのほかに、タラなどの白身魚でつくってもおいしそうですよ。

◆カタカナ語がワカラナイ!
日本語の中で使われるカタカナ語の数は年々増える一方で、日本語の語彙を豊かにするのに一役買っています。しかし、日本語のわかる外国人でも、カタカナ語の意味を正確に理解するのは至難の業というのも事実。英語母語話者には通じないおかしな和製英語をはじめ、日本人が英語と思い込んで使っている外国語なども混乱の原因です。日本で活躍する英国人フリーランスライターのスティーブ・ウォルッシュさんが、自らの経験をもとに、カタカナ語が生んだ誤解やその対処法についてつづってくれます。今回取り上げるのは、オートバイ回りに関する和製英語です。

◆:Special: 「コロナ時代」の決断
新型コロナウイルスの流行によって、生活のいろいろな場面で決断を迫られることが増えました。「いま外出する必要があるのか」「どのぐらい手を洗えば十分か」――。AP通信で長く米国の文化を取材してきた記者が、「現代社会の選択肢の多さに起因する決断疲れ」について書きました。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Topics  
世界報道写真で大賞に選ばれた千葉康由さんの写真とともに、撮影の背景を紹介します。ほかに、卒業式シーズンを迎えた米国で、式典が中止された卒業生に向かい、ヒラリー・クリントン氏やジミー・ファロン氏ら著名人がポッドキャストを通じて祝辞を贈る動きについてのニュースを取り上げました。

◆News  
3000人に新型コロナウイルスの抗体検査をした米ニューヨーク州で、14%の人から抗体が見つかりました。予想より多くの州民がすでに感染している可能性を示しています。ほかに、認知症患者の安楽死を一定の条件で容認したオランダ最高裁の判断、原油先物取引価格が史上初のマイナスになったニュースを取り上げます。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2020/4/26号

This Week
On the Cover

晴れわたる空

4月26日号の表紙は、ニューデリーにあるインド門の以前の写真と現在の写真を並べています。ニューデリーは大気汚染のひどさで知られ、普段はインド門も霞がかかったようにぼんやりとしか見えません。しかし、新型コロナウイルス対策で都市封鎖され、経済活動が止まったり交通量が著しく減ったりした結果、ニューデリーに青空が戻り、インド門もくっきりと見えるようになりました。新型コロナの皮肉な副作用と言えそうです。折しも22日は地球環境を考える「アースデイ」でした。

◇今週の注目記事 ================

◇Movies: デンジャー・クロース 極限着弾
泥沼の戦いが続いたベトナム戦争には、米国以外にも多くの国が出兵しました。オーストラリアもその一つです。しかし、ベトナム参戦は負の歴史なのでしょう。1966年にオーストラリア軍基地が南ベトナム解放民族戦線に急襲された「ロングタンの戦い」の詳細は、長く歴史の闇に埋もれてきました。その闇に光をあてた映画の一部を、シナリオ対訳と解説でお読みください。

◇Omotenashi: 英語で案内してみよう!
通訳ガイドのノウハウを2人の筆者が交代で「おすそわけ」するこのコーナー。今号は神社を英語で紹介します。参拝の方法や神社の歴史、そして自然保護の場として機能している現代の姿などを英語でどう説明すればいいでしょうか?

◇Special: ロックダウン下 ニューヨークの日常 
新型コロナウイルスの死者が世界最多になった米国。感染拡大を防ぐためにロックダウン(都市封鎖)されたニューヨークのまちを、現地在住のフリーライター、マイケル・ウェストさんがリポートします。白昼にもかかわらず無人の駅、スーパーマーケットの外に間隔を空けて行列する人々、立ち入り禁止になった公園、家ごもりのための買い出しなど、ニューヨーカーの生活はすっかり様変わりしています。

◇Weekly Picks: 霊長類学者ジェーン・グドール氏語る
アフリカのチンパンジー研究で知られる霊長類学者のジェーン・グドールさんが行ったオンライン会見での発言を紹介します。自然破壊によって野生動物から家畜などを介して新型ウイルスが人間に広がりやすくなっているといい、新型コロナウイルスの感染拡大を「人間が自然と動物を軽視してきたつけだ」と断じました。「自然を破壊する行為は、子どもたちの未来を奪うことにほかならない」とも述べています。

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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげ、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、新型コロナウイルスの影響で記録的な旅客数の少なさを記録した米航空業界、従業員の半数以上を一時帰休させた米フロリダ州のディズニーワールド、最年少女性市長が誕生した徳島市長選などを取りあげています。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学びましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。基本動詞を使いこなすことは表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◆Listen & Write 英語耳を鍛えよう 
新しい大学入学共通テストではリスニングの配点が上がり、英語を聞き取る能力がこれまで以上に重視されます。そこで過去のニュース記事を使いながら、一部分を虫食いにした「穴埋め式のディクテーション」問題を用意しました。「聞く・書く」能力の向上に役立ててください。あわせて重要語句の用法を紹介します。音声は無料アプリ「朝日コネクト」かAWのウェブサイトで聞くことができます。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回はマリーの友人たちがフラフープに挑戦します。うまく回すのは、見た目よりずっと難しいのですよ!

◆On the Keyboard リレーエッセー
異文化エッセーはマレーシアの高原リゾート地キャメロンハイランド生まれのジェニファー・チャー・ウィー・ファンさんの連載です。2011年に交換留学生として来日し、現在は東京大学大学院の博士課程で環境システム学を専攻しているジェニファーさん。今回は、日本の小学生独特の「ランドセル」と、物を大切にする文化についての考察を書いています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Essay: 放課後ブッククラブ
中学生から大人まで、英語を学ぶ人が無理なく楽しく読める英語図書を紹介するコーナーです。たくさん読んで、たくさんの英文に出会うと語感が身につきます。継続の極意は、辞書を頻繁に引かないで読めるような、自分の英語力よりはるかにやさしい英語で書かれた本を選ぶことだそうです。今回紹介する本は「Max Has a Fish」です。

◆厚切りジェイソンの時事放談
米国出身の芸人、厚切りジェイソンさんの連載です。日本のことや世界のニュースを取り上げていきます。今週号は、スウェーデンの十代の環境活動家グレタ・トゥンベリさんの活躍で注目される環境問題と、国や企業の役割について提言していきます。

◆Dear Annie 十人十色の人生相談
おなじみの人生相談コーナー。今回は、大学の専攻分野で悩む高校生の悩みを紹介します。自分が興味をもっている分野に行くべきか、高い授業料を払うのだから、将来高給取りになれる職業に結びつくだろう専攻に行くべきか。日本にも同じ悩みを持つ中高生は多いのではないでしょうか。二つ目の相談は、余命幾ばくもない高校時代の親友から切ない恋心を打ち明けられた夫に関する相談です。

◆Feature Fashion fight back
新型コロナウイルスが猛威を振るい、名だたるファッションブランドも大打撃を受けています。春先のファッションショーや中止や無観客になり、店舗は休業になっています。しかし、ファッション業界にはファッション業界の戦い方がありました。高い技術を備えた生産ラインを、マスクや防護服の生産に切り替えているのです。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Topics  
観光客がいなくなったウィーンで、観光用の馬車が食事宅配サービスに利用されています。運動が必要な馬を歩かせながら、自宅にこもる人を支える一石二鳥の作戦です。あわせて、安倍首相の「自宅でくつろぎツイート」に批判が集まったニュースを英語で紹介しています。

◆Reading Comprehension 英訳・社説で英文読解
今号は、朝日新聞の社説を素材に、河合塾講師の矢次隆之さんがつくった大学入試対策用の英文読解問題を掲載しています。新型コロナウイルス流行下の中国で言論統制が進む状況を危惧した内容です。

週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2020/4/19号

This Week
On the Cover

バチカン、静かな復活祭

4月19日号の表紙は、バチカンのサンピエトロ大聖堂で復活祭(イースター)のミサを行い、祈りを捧げるフランシスコ教皇です。キリスト教徒にとって最も重要な日であり、例年、大聖堂には多くのカトリック教徒が詰めかけます。しかし、今年は新型コロナウイルス感染防止のため、大聖堂に一般信者は入れませんでした。異例の対応ですが、ミサの様子はインターネットやテレビで中継されました。

◇今週の注目記事 ================

◇Movies: カセットテープ・ダイアリーズ
貸レコード店で借りたレコードをカセットテープに録音し、携帯型オーディオプレーヤーで聴く。今回紹介する作品は、そんな懐かしい文化が全盛期の、1980年代の英国が舞台です。音楽好きのパキスタン系の少年ジャベドは、人種差別がはびこる閉鎖的な町に住み、うっくつした青春時代を過ごしています。息子には自分より良い人生を送らせたいと願う父は、勉学を強要するばかり。ジャベドが唯一自分を表現できるのが作詞です。ある日、ジャベドはブルース・スプリングスティーンの歌に出会い、衝撃を受けます。その歌詞に共鳴し、自分の進むべき道を見つけ出していきます。映画の解説とシナリオ対訳でお楽しみください。

◇Travel :  十字軍の要塞都市とイスラエル第三の都会
今週号のTravelのコーナーは、イスラエルのアッカとハイファです。どちらも地中海に面し、フェリーで30分ほどの距離にあります。いずれも12世紀に十字軍に征服され、イスラエル建国後もアラブ系住民の割合が高い地域です。アッカの旧市街はユネスコの文化遺産に登録されているほど、古くからの建築物が多数残っています。地下に現存する十字軍時代の遺構には、要塞や礼拝堂、商店などが昔の姿のまま保存されています。一方、ハイファは打って変わってハイテクな都市で、イスラエル唯一かつ非常に短い地下鉄が走っています。そして、イスラエルに行ったら絶対に外してはならない食べ物、フムス。ひよこ豆をすりつぶし、レモン汁やオリーブオイル、ニンニクなどを混ぜたペーストですが、店や家庭によって味わいが変わるそうです。地元有名店のメニューでご紹介します。

◇Special: なぜ?イスラエルに日本の美術専門の美術館 
イスラエルのハイファには、日本の美術品を専門に展示するティコティン美術館があります。17-19世紀の貴重な刀剣類や衣類、版画、漆器などを所蔵しています。今年、創立60周年を迎えました。もとになったのは、日本の美術を愛し、20世紀初頭にシベリア鉄道を使って何度も来日しては美術品を収集したユダヤ系ドイツ人フェリックス・ティコティンのコレクションです。美術館創立の背景には、ユダヤ人の苦難の歴史がありました。ティコティンはナチス・ドイツの支配から脱するためにヨーロッパを点々とし、コレクションは散逸していたのです。戦後に取り戻し、娘が居住するイスラエルに移しました。現在の美術館関係者の悩みは日本人来館者の少ないことだそうです。

◇Essay: パープル・レイン
ミュージシャン兼プロデューサーのマーティ・フリードマンさんが、何かと見過ごされがちな「卓越したギタリストとしてのプリンス」について、熱く解説します。2007年の米プロフットボールリーグNFLのスーパーボウルで、ハーフタイムショーに演奏した際には雨が降り注ぎ、まさに神がかっていました。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげ、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、米国で外出禁止になる直前に起きたアルコール飲料の「新型コロナ特需」、環境保護活動家C.W.ニコルさんの訃報、数学の難問「ABC予想」を解いた京都大の望月新一教授、国連安保理がメールで決議案を採択、などのニュースを取りあげています。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学びましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◆Listen & Write 英語耳を鍛えよう 
新しい大学入学共通テストではリスニングの配点が上がり、英語を聞き取る能力がこれまで以上に重視されます。そこで過去のニュース記事を使いながら、一部分を虫食いにした「穴埋め式のディクテーション」問題を用意しました。「聞く・書く」能力の向上に役立ててください。あわせて重要語句の用法を紹介します。音声は無料アプリ「朝日コネクト」かAWのウェブサイトで聞くことができます。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回はママとパパが友人の息子の結婚式に参列することになり、マリーが服選びを手伝います。米国での暮らしぶりを紹介するミニコラムは、米国の結婚事情です。

◆On the Keyboard リレーエッセー
異文化エッセーは、マレーシアの高原リゾート地キャメロンハイランドの生まれのジェニファー・チャー・ウィー・ファンさんの連載です。2011年に交換留学生として来日し、現在は東京大学大学院の博士課程で環境システム学を専攻しているジェニファーさん。今回は、若者が新しい環境に直面した時に超えなければならない「安心領域」について、自身の考えを述べています。

◆シミケンの語源で比べる英単語
英単語には、漢字の部首に相当する「語根」に「接頭辞」と「接尾辞」が組み合わさって出来上がった単語が数多くあります。この連載では、このような三つのパーツで成り立つ英単語を、類義語をテーマに分類し、それぞれの使い分けをイラストで図解しながら解説します。類義語と語源の知識が身につく一石二鳥のコラム。単語の使い分けができないために、英語の母語話者と会話をしていてけげんな顔をされた経験は誰にでもあるはず。類義語に精通することは、正確な英語を書き、話す際に不可欠です。筆者は英語教材クリエーターで、語学学習書としては大ベストセラーとなった「語源図鑑」でもおなじみの清水建二さんです。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Essay: POSTCARDS FROM A BILINGUAL FAMILY
バイリンガル家族の日常をマンガで描く田村記久恵さんのエッセー。今回は新型コロナウイルス対策で自宅にこもる日々をとりあげています。在宅で働くことになれている親たちにとっては意外に快適な日々のようです。子どもたちも想像力と創造力を働かせて、窮屈な暮らしの中に楽しみを見つけています。

◆Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる東京周辺のおすすめスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京・墨田区にあるブレーキ博物館を紹介します。日本の物作りを体感できる小さな博物館です。

◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。英語のネイティブスピーカーと接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。今回は、ちょっとお手洗いに中座するときの婉曲で上品な英語表現を教えてくれます。覚えておくと、「え、せっかく来たのにもう帰っちゃうの?」なんていう誤解をしないで済みますよ!

◆カタカナ語がワカラナイ!
日本語の中で使われるカタカナ語の数は年々増える一方で、日本語の語彙を豊かにするのに一役買っています。しかしながら、日本語のわかる外国人でも、カタカナ語の意味を正確に理解するのは至難の業というのも事実。英語母語話者には通じないおかしな和製英語をはじめ、日本人が英語と思い込んで使っている外国語なども混乱の原因です。日本で活躍する英国人フリーランスライターのスティーブ・ウォルッシュさんが、自らの経験をもとに、カタカナ語が生んだ誤解やその対処法についてつづってくれます。今回取り上げるのは「ペアルック」。えっ、洋ナシ(Pear)って思われちゃうんですか!


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Weekly Picks  米国で新型コロナ感染が拡大したのはリーマンショックが原因
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナー。今週は、米国で新型コロナウイルスの感染が急拡大した背景を検証する記事を紹介します。米国は、いまや感染者数も死者数も世界最多になってしまいました。2008年のリーマンショックで連邦政府・州政府が保健衛生部門の予算をカットしたために、慢性的な人手不足に陥っていました。景気が回復基調になっても予算は復活されず、今回の事態でも第一線で感染拡大防止に取り組むべき職員が足りなかったのです。

◆News Topics  
地球温暖化でクジラの回遊する水域が変わり、航行する船との衝突が増えたというニュースや、ニューヨーク州のクオモ知事の弟で、新型コロナウイルスに感染した米CNNキャスターのクリス・クオモ氏が、自宅の地下室から自身の病状を交えながら番組を司会した様子などを紹介します。

週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2020/4/12号

This Week
On the Cover

英首相、新型コロナで入院

4月12日号の表紙は、新型コロナウイルス感染による症状が改善しないため、予防措置として入院した英国のボリス・ジョンソン首相です。3月27日に感染を発表し、公邸で執務してきました。入院の3日前には、自宅のバルコニーから医療従事者に感謝の拍手を送る国民の動きに同調し、公邸の玄関前に立って拍手をしました。2ページの「医療従事者への称賛がバルコニーからわき上がる」と合わせてごらんください。

◇今週の注目記事 ================

◆Movies : 夢をあきらめないで
今週号では、平均年齢72歳のチアリーダーたちをユーモアたっぷりに、かつほろ苦さも絡めて描く「チア・アップ!」を紹介します。ガンの治療を続けるより、最後まで自分らしく生きることを選んだダイアン・キートン演じる主人公が入居した、ジョージア州の高齢者居住区が舞台です。そこでは住民はみんな、何かひとつクラブに入る決まりがあります。主人公は高校時代、レギュラー入りを目前にチアリーダーを断念した経験があり、チア部創立を決意します。夢を叶えるため人に笑われながらもメンバーを募り、大会出場目指して練習に打ち込みます。何かに挑戦するのに年齢は関係ないことを教えてくれる素敵な映画を、英語の脚本と、対訳でお楽しみください。

◆Travel :  Oregon’s country roads
Travelのコーナーは、カナダ~北米の西海岸を縦断する壮大な「カスケード山脈」のうち、オレゴン州部分を訪れます。ポートランド出身の筆者は、これまでに世界6大陸の約50カ国を旅してきましたが、18歳で後にした故郷の魅力は十分に理解しきれていなかったようです。カスケード山脈は、富士山ほどの高度の山の連なりを挟んでまったく気候が変わり、西側には肥沃な谷、東側には乾燥地帯が広がります。そのために多様な動植物が生息しています。急峻なトレイルやカルデラ湖などもある故郷の大自然の魅力を、筆者が「再発見」する旅におつきあいください。


◇Dear Annie: 十人十色の人生相談
家族が食卓につくと、日本ではまず「いただきます」と言いますよね。米国のクリスチャンの家庭では、食物を与えてくれた神への感謝の祈りから始まることが多いようです。ところが、「お祈りを強制されるのは嫌でたまらない」という人もいて、相談を寄せてきました。「今週の言葉から」では食前のお祈りについて解説しています。

◇Novel : Circus of Fear サーカス連続殺人事件
アンドリュー・ヒッチェンさんの新作連載小説。英国のとある小さな町で活動するサーカス団「ビリー・クラッカーズ・サーカス」。その団員が一人、また一人と謎の死を遂げる事件に謎のコウモリが登場して、謎はいよいよ深まっていきます。


◇Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学びます。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◇Listen & Write 英語耳を鍛えよう 
新しい大学入学共通テストではリスニングの配点が上がり、英語を聞き取る能力がこれまで以上に重視されます。そこで過去のニュース記事を使いながら、一部分を虫食いにした「穴埋め式のディクテーション」問題を用意しました。「聞く・書く」能力の向上に役立ててください。あわせて重要語句の用法を紹介します。音声は無料アプリ「朝日コネクト」かAWのウェブサイトで聞くことができます。

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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげますので、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、コロナウイルスの影響で始まった紙製品の買い占めを解決するアプリや、髪の毛をつくる細胞の自家移植、リニア中央新幹線の走行試験の予定などを取りあげています。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回はトーマスと弟のクリフが、誕生日におばあちゃんにもらったお小遣いの使い方について話し合っています。米国での暮らしぶりを紹介するミニコラムは、「米国のお小遣い事情」がテーマです。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。先週号からは、マレーシアの高原リゾート・キャメロンハイランド出身のジェニファー・チャー・ウィー・ファンさんの連載が続いています。2011年に交換留学生として来日し、現在は東京大学大学院の博士課程で環境システム学を専攻しています。家族から遠く離れた彼女の心の支えであり活力の源は、仲良しの妹と交わすメッセージです。

◆シミケンの語源で比べる英単語
英単語には、漢字の部首に相当する「語根」に「接頭辞」と「接尾辞」が組み合わさって出来上がった単語が数多くあります。この連載では、このような三つのパーツで成り立つ英単語を、類義語をテーマに分類し、それぞれの使い分けをイラストで図解しながら解説します。類義語と語源の知識が身につく一石二鳥のコラム。単語の使い分けができないために、英語の母語話者と会話をしていてけげんな顔をされた経験は誰にでもあるはず。類義語に精通することは、正確な英語を書き、話す際に不可欠です。筆者は英語教材クリエーターで、語学学習書としては大ベストセラーとなった「語源図鑑」でもおなじみの清水建二さんです。

中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◇Essay:「ネイティブの先生」は何と言う?
AW読者にはおなじみの、成蹊大学文学部教授・森住史さんによる「英語のアレコレ」。日本語の日常会話の中にも数多く登場するようになった「ネイティブ」という言葉ですが、英語で使い方を間違えると意図したことがまったく通じないか、べつの意味にとられてしまいます。「私の先生は英語のネイティブスピーカー」はどう言ったらいいでしょう?

◇Essay: 未曽有の世界的大流行に団結して立ち向かおう
日本と香港を行き来して活動するアグネス・チャンさん。都市封鎖や旅行制限のため、仕事に影響がでています。しかし、日本に足止めされ、仕事がキャンセルになったために、米国に暮らす子どもたちと電話で話す機会が増え、家族の絆の大切さや自由に往来できるありがたさを再確認しています。忍耐強く、団結してコロナウイルスに立ち向かおう、と呼びかけています。

上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Weekly Picks  ロックダウンをどう耐え抜く?宇宙飛行士の知恵
コロナウイルス感染を防ぐためには、自宅にこもり、可能な限り外部との接触を断つのが最も有効な策だといいます。しかし、外出などを大幅に制限するロックダウン(都市封鎖)状況が続くと、長期間自宅で一人きりで過ごしたり限られた人とだけ顔を合わせたりする日々が続くことになり、精神的なダメージを受けるそうです。究極の封鎖状態ともいえる宇宙空間で長期間を過ごす宇宙飛行士たちは、衣食住など日常生活をどのように工夫して過酷な環境を乗り切るのでしょう?
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2020/4/5号

This Week
On the Cover

新型コロナで休校、いまは我慢

4月5日号の表紙は、新型コロナウイルスの影響で変わりつつある日常の光景を切り取ります。世界各地で学校が休校になり、子どもたちや先生たちは工夫をしながら学びを続けたり、結びつきを再確認したりしています。ドイツでは家で自習する女の子を飼い猫が見守ります。米テキサス州では小学校の先生が子どもたちの自宅近くを車でパレードし、子どもたちにもつかの間の笑顔が戻りました。

◇今週の注目記事 ================

◇Special: ようこそAWへ! 活用法を指南&在宅学習のおすすめ
いよいよ新しい年度を迎えました。新たにAWの購読を始めた方も多いと思います。そこで今週号の特集では、主に初級~中級の読者を対象に、AWでのおすすめの記事や活用法を解説します。また、新型コロナウイルスの影響を受けて自宅で過ごす時間が長くなっていることから、在宅での英語学習に向いているアプリや本をご紹介します。AWでの学習と合わせて、ぜひご活用ください。

◇Novel : Circus of Fear サーカス連続殺人事件
4月から6月までお届けする連載小説は、アンドリュー・ヒッチェンさんの新作です。英国のとある小さな町で活動するサーカス団「ビリー・クラッカーズ・サーカス」。その団員が一人、また一人と謎の死を遂げます。空中ブランコの曲芸師の息子ベンと、ピエロの娘ポリーの仲良しコンビがその謎を解こうとするのです。ロンドンを拠点に活動するイラストレーターでファンタジー作家のヒッチェンさんはこれまでもAWで「Danny and the Dinner Ladies 魔女から学校を救え」「Weather Boy 天気をつかさどる者」などを連載しています。

◇和t’s cooking?  グリーンピースのすり流し
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米ニューヨーク在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。今回は、懐石料理のひと品として知られている「すり流し」をとりあげます。実は家でも簡単に作れる料理だそうで、様々な食材を使うことができますが、滑志田さんは春らしい野菜、それも扱いやすいグリーンピースを選びました。

◇Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学びましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◇Listen & Write 英語耳を鍛えよう 
新しい大学入学共通テストではリスニングの配点が上がり、英語を聞き取る能力がこれまで以上に重視されます。そこで過去のニュース記事を使いながら、一部分を虫食いにした「穴埋め式のディクテーション」問題を用意しました。「聞く・書く」能力の向上に役立ててください。あわせて重要語句の用法を紹介します。音声は無料アプリ「朝日コネクト」かAWのウェブサイトで聞くことができます。

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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげますので、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、コロナウイルスの影響を受けた花見の様子や、白血病で闘病中の競泳の池江璃花子選手の話題などを取りあげています。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は学校の食堂に集まったマリー、ハリソン、ハンナ、カズの4人が、コロナウイルスについて不安を打ち明け合います。米国での暮らしぶりを紹介するミニコラムは、テーマが「くしゃみ」です。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。今週号からは、4月から6月までを担当するジェニファー・チャー・ウィー・ファンさんの連載が始まります。ジェニファーさんはマレーシアの高原リゾート地キャメロンハイランドの生まれ。2011年に交換留学生として来日し、現在は東京大学大学院の博士課程で環境システム学を専攻しています。今回は、多言語国家であるマレーシアで生まれ育ち、4カ国語を操るという彼女の言語体験について語ります。寝ぼけた状態で口から出た言葉は、いったい何語だったでしょう?

◆シミケンの語源で比べる英単語
英単語には、漢字の部首に相当する「語根」に「接頭辞」と「接尾辞」が組み合わさって出来上がった単語が数多くあります。この連載では、このような三つのパーツで成り立つ英単語を、類義語をテーマに分類し、それぞれの使い分けをイラストで図解しながら解説します。類義語と語源の知識が身につく一石二鳥のコラム。単語の使い分けができないために、英語の母語話者と会話をしていてけげんな顔をされた経験は誰にでもあるはず。類義語に精通することは、正確な英語を書き、話す際に不可欠です。筆者は英語教材クリエーターで、語学学習書としては大ベストセラーとなった「語源図鑑」でもおなじみの清水建二さんです。

中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今週号で紹介する作品は、ゾンビが登場するコメディー「デッド・ドント・ダイ」です。舞台は、警察官が3人だけというのどかな米国の田舎町センターヴィル。ビル・マーレイ演じる警察署長とアダム・ドライバー扮する巡査のコンビは今日も町でたわいもないトラブルの対処に追われています。そんな中、突然時計が止まったり、夜なのに日が沈まなかったりとおかしな現象が起き始めるのです。そしてついに、ダイナーで女性の変死体が見つかり、巡査は「ゾンビの仕業」と言い始めます。インディーズ映画の巨匠ジム・ジャームッシュ監督の最新作を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇Essay:Street Smart English
 「とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起」などで知られる詩人の伊藤比呂美さんによる連載です。二十数年の間、「移民」として米国と日本を何度となく往復してきた経験に加え、カリフォルニアでの暮らしの中で出会った英語表現や米国文化についてつづっていきます。日本語で執筆する詩人が、どのように異文化と外国語の中で暮らしてきたのか、リアルな体験を踏まえて語ります。英語監修は日本在住歴40年以上のStewart Johnsonさんです。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる東京周辺のおすすめスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京都江東区にある「チームラボボーダレス」を訪ねます。約2年前にお台場にオープンしたこの施設は、世界に類を見ない「境界のない世界」を体感できるデジタルアートミュージアムです。最新鋭の技術を駆使したアート空間は、人気の観光スポットになっているそうです。

◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。英語のネイティブスピーカーと接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。今回は、イチローが働くホテルで、米国人観光客のスチュアートがチェックアウトしようとしています。オンラインのアンケートに好意的な感想を書くつもりだと話すスチュアートですが、どうも話が混乱しているようです。いったい何が問題だったのでしょう。

◇カタカナ語がワカラナイ!
 日本語の中で使われるカタカナ語の数は年々増える一方で、日本語の語彙を豊かにするのに一役買っています。しかしながら、日本語のわかる外国人でも、カタカナ語の意味を正確に理解するのは至難の業というのも事実。英語母語話者には通じないおかしな和製英語をはじめ、日本人が英語と思い込んで使っている外国語なども混乱の原因です。この連載では日本で活躍する英国人フリーランスライターのスティーブ・ウォルッシュさんが、自らの経験をもとに、カタカナ語が生んだ誤解やその対処法についてつづってくれます。肩の凝らないエッセーから、カタカナ語を通じる英語に変えるためのヒントを学んでください。

上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel :  Kruger National Park, SOUTH AFRICA
今週号のTravelのコーナーは、大自然に野生動物が多く暮らす南アフリカのクルーガー国立公園を訪ねます。ライオンを見るために車で走り出し、「渋滞」に巻き込まれてしまうような体験もした旅の筆者ですが、私営の動物保護区の高級ロッジに宿をとると、多くの動物たちとの「出会い」を独占することができました。ヒョウを樹上に見つけ、カバやクロコダイル、めったにお目にかかれないリカオンも目撃します。さらにはガイドに導かれ、ライオンの群れにも遭遇。数メートル先でライオンがたわむれる様子を、何時間もじっと見つめることができました。動物たちを写しだした美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆Weekly Picks  あけたらバンクシー! 弁当箱をアートに
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナー。今週は、ほっと一息つけるような話題をお届けします。見た目にも美しい日本のお弁当は海外でも有名ですが、広島県に住む自称「前衛弁当作家」は、家族のための弁当をさらに工夫して「アート」にまで高めました。英国の覆面芸術家バンクシーの作品から、ムンクの「叫び」、さらには有名人の肖像まで、弁当で表現しています。ついには美術館での企画展も始まりました。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2020/3/29号

This Week
On the Cover

ウイルスに負けない心

3月29日号の表紙は、新型コロナウイルスが猛威を振るうなか、脅威に立ち向かおうとする世界の人々の姿をとらえました。米ニューヨークのウォール街では「恐れを知らぬ少女」の像にマスクがかけられています。株式市場を象徴する雄牛に立ち向かう姿で、女性の地位向上に向けて多くの人に勇気を与えたとされる少女像ですが、今はウイルスに負けない姿勢を表しているかのようです。人影もまばらなタイムズスクエアで踊るダンサー、感染防止の観点から間隔をあけてスーパーの前で並ぶ人々。そして、感染の中心地となっているイタリア・ミラノでは、祈りをささげる姿が見られました。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: 4月からの新紙面を紹介
AWでは次号4月5日号から、新しい連載や企画がスタートします。今週号では、こうした新しい紙面をご紹介します。4月からのAWでは、「読む」だけでなく、「聞く」「書く」「話す」力のアップもサポート。基本的な動詞を使ったイディオムでの表現を磨く「Phrase It Right 句動詞で話そう」や、リスニングの力を鍛える「Listen & Write 英語耳を鍛えよう」は、いずれも朝日コネクトやAWのサイトでの音声コンテンツを使いこなす連載です。
「語源」でおなじみのシミケン先生も新しい連載をスタート。新しいコラムの筆者に、人気漫画「ダーリンは外国人」の「ダーリン」でおなじみのトニー・ラズロさんが登場します。もちろん、これまでの連載もパワーアップ。初級向けのニュースも充実させ、中高生の読者にもさらに取り組みやすくなります。

◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国人の思考がよくわかる人気連載です。今週号はその特別編をお届けします。Annieさんは様々な相談に対し、いつも温かみのある回答を返してくれていますが、回答の中には、Annieさんお得意の言い回しがよく登場します。今回は今年度に掲載した相談の中から、Annieさんの「口癖」を選び、まとめて紹介します。日常の会話で応用できるものも多いので、こうしたフレーズをぜひおさらいしてみてください。今週号の相談は、「好きな乗馬にお金がかかる」です。


◇Novel : The Pilgrimage 母と娘の旅立ち
今週号では、1月から3月までお届けしたスザンヌ鎌田さんの連載小説がいよいよ最終回を迎えます。物語の主人公は、日本人の父と米国人の母の間に生まれた中学生ミサキ。出生時の脳性まひの影響で手足に障がいがあります。両親はミサキが生まれる前に別れたそうで、父親の顔さえ知りません。そんなミサキに、母親は一緒にフランスに行こうと声をかけます。パリに着き、いよいよ思いをぶつけ合った2人。奇跡が起きるという巡礼地ルルドを訪ねます。そこで2人に起きたことは……。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回はマリーと母親のエレンの会話です。エレンがマリーに、庭のスイセンを摘んで、メルバと博士の夫妻のところに持って行ってくれるよう頼んでいます。ここのところ、メルバと博士に会っていないマリーも、2人のことを心配しているようです。今週のスキットからよく使う英語表現を紹介するコーナーでも、人に何かをお願いする際の言い方を取りあげています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。今週号は、1月から3月までを担当したアマンダ・ロシャさんの最終回です。ロシャさんはブラジルの首都ブラジリア生まれ。大学では美術・インテリアデザインを専攻しました。ブラジル外務省に勤務する夫の転勤で2018年に来日し、現在は東京暮らし。日本建築に関心が高く、環境保護や動物愛護にも熱心で、母国語のポルトガル語のほか、スペイン語、英語に堪能だそうです。さて今回は、気候変動への対策を求めてストライキで立ち向かおうとしている若者たちに向けて、ロシャさんが大切にしている言葉を贈ります。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、JR山手線の新駅「高輪ゲートウェイ駅」が開業したというニュースのほか、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うパリの話題などを取りあげています。

◆シミケンの語源でラクラク英単語
英単語を語根、接頭辞、接尾辞といった「パーツ」でとらえ直し、語源から理解することで語彙(ごい)を増やしてしまおうというシミケン先生こと清水建二先生の連載も、今週号が最終回です。語源をイメージでとらえるイラストも添えられ、より理解がしやすくなっています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する映画は、発明王として知られるトーマス・エジソンが繰り広げた「電流戦争」がテーマの「エジソンズ・ゲーム」です。19世紀末、「直流」での送電方式を推進するエジソンに対し、技術者で実業家のウェスティングハウスは「交流」の方が優れていると主張します。エジソンは、高圧電流を扱う交流方式は死を招くと反撃し、中傷や訴訟も辞さない一大事件に発展するのです。エジソンをベネディクト・カンバーバッチが演じるこの作品では、偉人伝中の人物というよりも、感情的で癖のある人物像を描き出しています。ほかにも有名俳優らが脇を固める本作を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。英語でお客様を街に案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京都品川区にある「原美術館」を訪ねました。リサさんのお気に入りというこの美術館は、閑静な住宅街にたたずむ特徴的な建物で、現代美術を中心に様々な企画展を開いてきました。今年の末で閉館してしまうというこの美術館にまつわる数奇な歴史やその魅力を、リサさんがたっぷりと語っています。

◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、観光案内所でアルバイトをしている大学生のマキコが、カナダ人観光客のスティーブから英語をほめられました。しかし、スティーブが口にした一言で、マキコは不安な気分になってしまいます。いったい何が問題だったのでしょう。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、筆者自らの体験をもとにガイドの際に注意すべき点などを指摘する「ノウハウおすそわけ」のコーナーも、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、日本家屋で長年使われてきた「屋根瓦」です。その起源や歴史について、英語で説明していきましょう。訪日客を案内して日本のことを知ってもらいたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

◇カタカナ語がワカラナイ!
 日本語の中で使われるカタカナ語の数は年々増える一方で、日本語の語彙を豊かにするのに一役買っています。しかしながら、日本語のわかる外国人でも、カタカナ語の意味を正確に理解するのは至難の業というのも事実。英語母語話者には通じないおかしな和製英語をはじめ、日本人が英語と思い込んで使っている外国語なども混乱の原因です。この連載では日本で活躍する英国人フリーランスライターのスティーブ・ウォルッシュさんが、自らの経験をもとに、カタカナ語が生んだ誤解やその対処法についてつづってくれます。肩の凝らないエッセーから、カタカナ語を通じる英語に変えるためのヒントを学んでください。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel Morelia, MEXICO
今週号のトラベルのコーナーでは、メキシコ中部のミチョアカン州の州都モレリアを訪ねます。古くから先住民が住んでいましたが、16世紀にスペイン人が進出し、さらに開発されました。その名残でコロニアル様式の建物を街の至るところで見ることができ、歴史地区は世界遺産にも登録されています。早速街に繰り出した旅の筆者は、モレリア大聖堂や、街の名前の由来になったメキシコ独立運動の英雄、ホセ・マリア・モレーロスの生家といった名所を歩きます。さらに市場に足を延ばした筆者は、チャヨーテやスターフルーツ、グアナバナといった色とりどりの野菜や果物を楽しむのです。見どころが盛りだくさんの旅行記を、美しい写真の数々と合わせてお楽しみください。

◆News
週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けするこのコーナー。今週は、女性の地位にかかわるニュースを読んでいきます。女子代表選手を蔑視するような文書の責任をとって米サッカー連盟会長が辞任したというニュースのほか、有力候補が「副大統領候補には女性を選ぶ」と宣言した米大統領選の民主党の予備選の動向を取りあげています。


◆Weekly Picks  カナダのトルドー首相が自主隔離 コロナでテレワークのお手本?
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するこのコーナー。今週も、新型コロナウイルスをめぐる話題をお届けします。カナダのトルドー首相の妻ソフィーさんがコロナウイルスに感染していることが判明したことから、首相自身も公邸で2週間の自主的な隔離に入りました。会見を公邸前で開いたり、書斎で重要な電話やメールに応じたり。G7の一角をなす国のかじ取りを、「テレワーク」でこなす姿は、おおむね好意的に受け止められているようです。ロイター通信は「各国のリーダーを含めた多くの人に、今後訪れる状況を垣間見せるもの」と論評しています。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2020/3/22号

This Week
On the Cover

東京五輪聖火の採火式、ここでもウイルスの影

3月22日号のAWの表紙は、古代五輪発祥の地であるギリシャ・オリンピアで12日に行われた東京五輪の聖火の採火式です。ギリシャの俳優がトーチに採火してリレーが始まり、日本から現地入りした元マラソン選手の野口みずきさんも走者を務めました。しかし、新型コロナウイルスの流行はここでも影響を及ぼしています。採火式は無観客で開催され、その後、ギリシャ国内でのリレーは中止になりました。夏の東京五輪・パラリンピックが予定通りに開催できるのか、予断を許さない状況が続いています。


◇今週の注目記事 ================

◇Feature:  新型コロナウイルス関連ニュースの用語集
今週号では、感染拡大が止まらない新型コロナウイルスを特集します。連日、関連のニュースが大々的に報道されていますが、英文ニュースを読むための「用語集」をご用意しました。AP通信が配信した記事に、AW編集チームで独自に用語を追加。さらに、例文も加えました。これを参考にして、英語のニュースを読んだり、聞いたりして、最新情報の入手に役立ててください。また、新型コロナウイルスをめぐる米国と中国のつばぜり合いについてリポートしたAFP通信の記事も合わせて紹介しています。

◆Books:放課後ブッククラブ STEP UP 多読
英語多読に関する著書がある林剛司さんが、中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナー「放課後ブッククラブ」。今回は、星一つ未満の簡単な本から星四つのレベルまで、徐々にレベルアップしていったこの一年のまとめです。多読の狙いや意味について、林先生がもう一度説明してくれています。今週号でも前回に引き続き、ロアルド・ダールの児童書を紹介します。

◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミいれてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。ツッコミの切れ味はますます好調です。ジェイソンさんは今回、2月に発表された米アカデミー賞で、2度目のメーキャップ・ヘアスタイリング賞を受賞したカズ・ヒロさんについて触れながら、日本にいながらにしてクリエーティブな活動をすることについて考えます。カズ・ヒロさんは受賞後の記者会見で日本文化から受けた影響について問われ、「あまりに従順でいることを求められる日本文化にうんざりしてしまった」と語りましたが、ジェイソンさんはそのことがすべての人にあてはまるわけではないと考えています。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、トーマス、ハンナ、クリフの家での一コマ。母親のキャロルが今夜は病院のボランティアで不在といい、父親のロイが料理にとりかかっているようです。しかし、3人の子どもたちは戦々恐々。ロイは以前にも料理をしていますが、そのときの評判がどうも芳しくないようです。相談した3人は……。米国での生活ぶりを紹介するミニコラムは、ロイが今回作ろうとしているというキャセロールというメニューについて説明しています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。1月から3月までを担当するのは、アマンダ・ロシャさんです。ロシャさんはブラジルの首都ブラジリア生まれ。大学では美術・インテリアデザインを専攻しました。ブラジル外務省に勤務する夫の転勤で2018年に来日し、現在は東京暮らし。日本建築に関心が高く、環境保護や動物愛護にも熱心で、母国語のポルトガル語のほか、スペイン語、英語に堪能だそうです。さて今回は、ブエノスアイレスに住んでいた数年前、捨てられた子猫を見つけて面倒をみてあげた際の思い出を語っています。元気を取り戻した子猫たち。引き取り手が見つかったのは良かったのですが、それは同時に、かわいい子猫たちとの別れを意味していました。

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。プロ野球の開幕は延期になってしまいましたが、今週は「要注意の和製野球英語」がテーマです。「シートノック」や「フォアボール」は、英語でどのように言ったらよいのでしょうか。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、「実物大のガンダム」が公開されたという話題のほか、新型コロナウイルスの感染拡大で豪州でも買い占めが広がり、トイレットペーパーをスーパーで奪い合った女性2人が起訴されたといったニュースなどをお届けしています。

◆シミケンの語源でラクラク英単語
英単語を語根、接頭辞、接尾辞といった「パーツ」でとらえ直し、語源から理解することで語彙(ごい)を増やしてしまおうというシミケン先生こと清水建二先生の連載が、AWに帰ってきました。語源をイメージでとらえるイラストも添えられ、より理解がしやすくなっています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies  AW名画座
今週は、過去の名作映画を振り返る「AW名画座」をお届けします。このところ、過去のヒット作の続編の公開が相次いでいて、特に1980年代の作品に注目が集まっているようです。シルベスター・スタローンのアクション映画「ランボー」や、エディ・マーフィーのコメディー「星の王子 ニューヨークへ行く」など、話題作が目白押しです。そこで今回の名画座は、近く続編が公開される80年代のヒット作を紹介。米軍のパイロットを描いた「トップガン」と、超常現象を駆除するメンバーが登場する「ゴーストバスターズ」を取りあげます。英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、筆者自らの体験をもとにガイドの際に注意すべき点などを指摘する「ノウハウおすそわけ」のコーナーも、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、日本で様々な場面で活躍してきた「手ぬぐい」です。その歴史や近年の使われ方について、英語で説明していきましょう。東京五輪・パラリンピックに向けて、訪日客を案内したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

◇Novel : The Pilgrimage 母と娘の旅立ち
1月から3月までお届けする連載小説は、スザンヌ鎌田さんの新作です。物語の主人公は、日本人の父と米国人の母の間に生まれた中学生ミサキ。出生時の脳性まひの影響で手足に障がいがあります。両親はミサキが生まれる前に別れたそうで、父親の顔さえ知りません。そんなミサキに、母親は一緒にフランスに行こうと声をかけます。いよいよパリにやって来たミサキたち。それぞれの思いをぶつけ合うことになるのです。作者のスザンヌ鎌田さんは米ミシガン州出身。1988年に来日後、大学で教えながら小説家としても活動しています。AWでは2018年に、「The Southern Belle Spy: Behind Enemy Lines」を連載しています。

◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「欲しくないお返しをくれる人」「世界はスマホ中毒?」の相談2題をお届けします。さらに毎月第2、4週には、「Dear Annie」に登場する英語のフレーズについて解説する「A PLUS 今週の言葉から」を掲載しています。「Dear Annie」は米国の口語表現やイディオムの宝庫です。例文を交えながら、そんなフレーズを深く学んでしまおうという狙いです。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel :  Lady Elliot Island, AUSTRALIA
今週号のTravelのコーナーは、豪州東海岸北部沖合に浮かぶレディー・エリオット島を訪ねます。グレートバリアリーフの最南端に位置するサンゴ礁の島です。リゾート地で有名なゴールドコーストから小型機で約90分。45ヘクタールほどの小島ですが、周辺のサンゴ礁には1200種類もの海洋生物が生息すると言われます。美しい海が魅力なわけですが、筆者は実は、泳ぎはあまり得意ではないと言います。やや緊張気味に現地に到着した筆者は、最初は尻込みをしている様子。しかし、意を決し海の中をのぞいて見ると、そこには想像をはるかに超える美しい世界が広がっていました。遠目にサメやマンタが見え、人間を恐れずに近づいてきたアオウミガメと並んで泳ぐこともできたのです。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2、4週は、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は、スペインで女性保護を強化する法整備が進んでいるというニュースのほか、仏最高裁がウーバーと運転手の雇用関係を認める判断をし、今後のビジネスモデルへの影響が予想されているといった話題を読んでいきます。

◆Weekly Picks  イタリア北部の封鎖直前、「脱出」した記者が伝える
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今週は、欧州などで感染拡大に歯止めがかからない新型コロナウイルスの話題を取りあげます。イタリアは8日、感染が深刻な北部地域を事実上封鎖し、10日には移動制限を全土に拡大しました。同様の動きが世界各地で広がっていますが、ここでは、移動制限がかかる直前の7日深夜に、北部の街からローマに急ぎ「脱出」したAP通信の記者のリポートを読んでいきます。自由に移動できなくなると知った人々は、どのように行動するのでしょうか。そして、やっとの思いでローマにたどり着いた記者たちを待っていたものとは。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2020/3/15号

This Week
On the Cover

国際女性デー、各地でデモ

3月8日は「国際女性デー」でした。日本国内では性暴力に抗議する「フラワーデモ」がありましたが、世界各地でも、女性に対する暴力と性差別に抗議する大規模な集会が開かれました。15日号の表紙では、フランス・パリでの一コマをお届けしています。新型コロナウイルスの流行を意識したのでしょう。ガスマスクを装着し、プラカードを掲げています。「家父長制はウイルス。私たちはその特効薬」。男性優位の社会の仕組みを批判する、こうしたちょっと過激なメッセージに、注目が集まっています。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: さまざまな食事制限を可能にするニューヨークの食文化
今週号の特集では、連載「和t’s Cooking」でおなじみの滑志田真理さんが、ニューヨークの食事情をリポートします。世界中から人が集まるこの街では、ベジタリアンやビーガンの人たち、宗教上の理由などで食事に制限がある人たちにも、食事を楽しんでもらえるような仕組みが整っているようです。卵や乳製品を含めたあらゆる動物由来食品を食べないビーガンの人向けのメニューには「V」のマークをつけるなどの工夫が、レストランでは一般的だそうです。翻って、五輪を間近に控え、外国からの来客も増えると予想されている日本の現状はどうでしょうか。滑志田さんの指摘に耳を傾けてみましょう。

◆News: News demystified いちからわかる!
朝日新聞朝刊でそのときどきのニュースを分かりやすく解説している「いちからわかる!」。その豊富なラインアップの中から厳選し、AW編集チームが英訳してお届けします。毎月第3週掲載。今話題になっているニュースはどんな英語で表現したらよいかが分かります。ニュースそのものを「いちから」解説しますので、大学入試や就職活動での時事問題対策にも役立ちます。今週号では、中東で影響力を増しているとされるイランについて、その歴史と背景から解説します。

◇Essay:Marty’s Playlist
世界的なギタリスト、マーティ・フリードマンさんによる連載です。毎月1曲ずつ、マーティさんが記憶に残る「特別な曲」を紹介してくれます。今週号は、ディスコブームが世界中に広がった1970年代にヒットしたシックの「おしゃれフリーク」という曲を紹介します。ディスコミュージックの代表格のように見られていて、マーティさんのようなロックファンが目の敵にしていたのだとか。マーティさんはそんな時代の空気を振り返りつつ、楽曲には一定の評価を与えています。興味をもった方はぜひ、オリジナルに触れてみてください。

◇Novel : The Pilgrimage 母と娘の旅立ち
1月から3月までお届けする連載小説は、スザンヌ鎌田さんの新作です。物語の主人公は、日本人の父と米国人の母の間に生まれた中学生ミサキ。出生時の脳性まひの影響で手足に障がいがあります。両親はミサキが生まれる前に別れたそうで、父親の顔さえ知りません。そんなミサキに、母親は一緒にフランスに行こうと声をかけます。パリに着いた2人は、いよいよ思いをぶつけ合うことになるのです。作者のスザンヌ鎌田さんは米ミシガン州出身。1988年に来日後、大学で教えながら小説家としても活動しています。AWでは2018年に、「The Southern Belle Spy: Behind Enemy Lines」を連載しています。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、校内のカフェテリアで顔を合わせたジュリアたちの会話です。ジュリアはケイト、マリー、ハンナたちを次々とほめていきます。いったいどういうつもりなのでしょうか。今週のスキットからよく使う英語表現を紹介するコーナーでも、「ほめ言葉(compliment)」について取りあげています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。1月から3月までを担当するのは、アマンダ・ロシャさんです。ロシャさんはブラジルの首都ブラジリア生まれ。大学では美術・インテリアデザインを専攻しました。ブラジル外務省に勤務する夫の転勤で2018年に来日し、現在は東京暮らし。日本建築に関心が高く、環境保護や動物愛護にも熱心で、母国語のポルトガル語のほか、スペイン語、英語に堪能だそうです。さて今回は、ロシャさんが尊敬してやまないという福岡正信氏(1913-2008)についてです。自然農法と呼ばれる手法を編みだし、貧しい地域を救ったという福岡氏。ロシャさんはどんなところを高く評価しているのでしょうか。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、ネット販売大手のアマゾンが初のレジ無しスーパーを米シアトル市に開店したというニュースのほか、世界の首都のうち、インドのニューデリーが2年連続で大気汚染最悪の都市になったという話題などを取りあげています。

◆シミケンの語源でラクラク英単語
英単語を語根、接頭辞、接尾辞といった「パーツ」でとらえ直し、語源から理解することで語彙(ごい)を増やしてしまおうというシミケン先生こと清水建二先生の連載が、AWに帰ってきました。語源をイメージでとらえるイラストも添えられ、より理解がしやすくなっています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する映画は、世界中で親しまれているヒュー・ロフティングの児童文学作品「ドリトル先生」シリーズを実写化した「ドクター・ドリトル」です。動物と会話できるドクター・ドリトルは、名医だが変わり者。女王から贈られた庭園で動物たちとひっそり暮らしていましたが、女王が毒を盛られたことを突き止め、解毒剤となる「エデンの樹(き)」の果実を手に入れるために、動物たちと伝説の島へと出発します。ともに冒険の旅に出るのは、しっかり者のオウムや怖がりのゴリラなど、様々な動物たちです。ロバート・ダウニーJr.が主演し、エマ・トンプソン、ラミ・マレックらそうそうたる顔ぶれが動物たちの声優を演じるこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇Essay:Street Smart English
 「とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起」などで知られる詩人の伊藤比呂美さんによる連載です。二十数年の間、「移民」として米国と日本を何度となく往復してきた経験に加え、カリフォルニアでの暮らしの中で出会った英語表現や米国文化についてつづっていきます。日本語で執筆する詩人が、どのように異文化と外国語の中で暮らしてきたのか、リアルな体験を踏まえて語ります。英語監修は日本在住歴40年以上のStewart Johnsonさんです。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、川崎市にある「藤子・F・不二雄ミュージアム」を訪ねました。「ドラえもん」や「パーマン」をはじめ、数多くの名作で知られる漫画家が残した原画や、オリジナルの映像が鑑賞できます。カフェやギフトショップも併設され、ドラえもんなどのファンには見逃せない施設だとか。リサさんがたっぷりと魅力を紹介しています。

◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、アイルランドから観光に来たダンが、ミホがアルバイトをしているビジネスホテルに宿泊中です。ミホが部屋の感想を聞いたところ、ダンはあまり気に入っていないような反応だった、というのですが……。いったい何が問題だったのでしょう。

◇カタカナ語がワカラナイ!
 日本語の中で使われるカタカナ語の数は年々増える一方で、日本語の語彙を豊かにするのに一役買っています。しかしながら、日本語のわかる外国人でも、カタカナ語の意味を正確に理解するのは至難の業というのも事実。英語母語話者には通じないおかしな和製英語をはじめ、日本人が英語と思い込んで使っている外国語なども混乱の原因です。この連載では日本で活躍する英国人フリーランスライターのスティーブ・ウォルッシュさんが、自らの経験をもとに、カタカナ語が生んだ誤解やその対処法についてつづってくれます。肩の凝らないエッセーから、カタカナ語を通じる英語に変えるためのヒントを学んでください。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel WALES, from south to north
今週号のトラベルのコーナーでは、グレートブリテン島の南西に位置するウェールズ地方を訪ねます。日本人にとっては昨年のラグビー・ワールドカップでの活躍が記憶に新しいかもしれませんが、旅の筆者が心奪われたのは、面積の大部分を占めるという山地の景観でした。国土の約2割が国立公園に指定されているといい、それだけ美しい自然に恵まれているのだそうです。また、ウェールズは古城がとても多いことでも有名で、世界で最も城の密集度が高いとも言われているのだとか。筆者は古城巡りを楽しみ、さらには古本で有名な街にも足を延ばします。そのほかにも見どころが盛りだくさんの旅行記を、美しい写真の数々と合わせてお楽しみください。

◆Weekly Picks  娘の恐怖和らげるため、父親が思いついた「ゲーム」 シリア
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するこのコーナー。今週は、内戦が続くシリアからの話題。最近、一本の動画が話題を呼びました。外で大きな爆発音が鳴る中、幼い女の子と父親がカメラに向かって笑っている姿が映っているのです。父親は爆音を怖がる娘を見て、「爆弾が落ちる音を聞いたら笑う」という「ゲーム」を考案したといいます。娘の気持ちを和らげたいという父親の思いに共感が広がる一方で、「そうした子どもの姿に心が痛む」という声も上がっています。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2020/3/8号

This Week
On the Cover
新型肺炎で縮小開催 東京マラソン
今週号の表紙は、このほど開催された東京マラソンからの一コマです。男子では大迫傑(すぐる)選手が日本人最高の4位に。自身の持つ日本記録を更新する2時間5分29秒をマークしました。写真はゴールインして笑みを見せる大迫選手をとらえていますが、周囲の関係者はいずれもマスク姿です。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、大会は一般参加が中止になり、「エリートの部」のみの開催に。例年であれば100万人が沿道での応援に詰めかけますが、今回は主催者が観戦自粛を求めた結果、7万人あまりの人出にとどまったそうです。

◇今週の注目記事 ===============

◇英語教育最前線  小学生に「話す」授業 教師向けの研修を取材
いよいよこの4月から、小学校での英語教育が本格化します。これまでの5、6年生の「外国語活動」は「教科」に格上げされ、3、4年生にも「外国語活動」が導入されます。英語の教育現場が大きく変わるわけですが、外国語の指導法を学んでいない小学教員には不安を感じる人も多いはずです。そこで今週のこの企画では、小学校の教師を対象にしたブリティッシュ・カウンシルでの研修の様子を取材しました。なんとウェールズ語で繰り広げられた研修など、意外な展開もありました。先生たちも手探りで授業のやり方を模索しているようです。

◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は「ハグをしたがる男性」「仕事の愚痴を言う兄弟」の相談2題をお届けします。さらに、「Dear Annie」に登場する英語のフレーズについて解説する「A PLUS 今週の言葉から」を掲載しています。「Dear Annie」は米国の口語表現やイディオムの宝庫。例文を交えながら、そんなフレーズを深く学んでしまおうという狙いです。「A PLUS」は毎月第2、4週の掲載です。

◇森住史の英語のアレコレQ&A
NHKラジオ「入門ビジネス英語」でも講師を務めた森住先生の好評連載を、引き続きお楽しみいただいています。英語学習者からの質問に答える形で、英語の文法や語法などをめぐる素朴な疑問を、先生が分かりやすく解き明かします。今週号では、英語の「二重否定」について学んでいきます。「二重否定は間違いなので、使わないように」と習うこともあるようですが、実際には、「使うべくして使う二重否定」もあるそうです。また、文法的に問題があるとされる用法についても、実際にはよく使われているのだとか。詳しい説明に耳を傾けてみましょう。

◇Novel : The Pilgrimage 母と娘の旅立ち
1月から3月までお届けする連載小説は、スザンヌ鎌田さんの新作です。物語の主人公は、日本人の父と米国人の母の間に生まれた中学生ミサキ。出生時の脳性まひの影響で手足に障がいがあります。両親はずっと前に別れたそうで、父親の顔さえ知りません。そんなミサキに、母親は一緒にフランスに行こうと声をかけます。パリにやって来た2人は、いよいよ思いをぶつけ合うことになるのです。作者のスザンヌ鎌田さんは米ミシガン州出身。1988年に来日後、大学で教えながら小説家としても活動しています。AWでは2018年に、「The Southern Belle Spy: Behind Enemy Lines」を連載しています。

◇地球うおっちんぐ: きちんとした食生活が心身を鍛える
アグネス・チャンさんによる人気連載エッセーです。毎月第2週の掲載で、引き続きお楽しみいただきます。今回は、アグネスさんが「食育」について語っています。バランスのとれた食事の大切さを伝えることも、子育ての重要な一部だとアグネスさんは言い、近く食育をめぐる新しい本を出版するそうです。中国の伝統的な食事についての考え方に加え、自身は子育ての中で、子どもたちにどんなことを伝えてきたのか、振り返っています。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「介護・援助」に関係のある表現をテーマにお届けします。「おむつを交換する」や「認知症」を英語で表現する際に、どのように言ったら良いのでしょうか?

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、新型コロナウイルスの感染が拡大する中でのフィリピンの結婚式の話題のほか、英国で風景画家ターナーをあしらった新しい紙幣がデビューしたというニュースなどを取りあげています。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週は、試験を翌日に控えたハンナの様子です。アメリカ史で大事な試験があるとのことで、夜遅くまで勉強をしているハンナに、母親のキャロルが声をかけます。今回のスキットから英語表現を学ぶコーナーでは、「~しても意味がない」「~しても仕方がない」という表現を学びます。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。1月から3月までを担当するのは、アマンダ・ロシャさんです。ロシャさんはブラジルの首都ブラジリア生まれ。大学では美術・インテリアデザインを専攻しました。ブラジル外務省に勤務する夫の転勤で2018年に来日し、現在は東京暮らし。日本建築に関心が高く、環境保護や動物愛護にも熱心で、母国語のポルトガル語のほか、スペイン語、英語に堪能だそうです。今回は建築に詳しいロシャさんが、東京都三鷹市にある「三鷹の森ジブリ美術館」の感想を語ります。

◆シミケンの語源でラクラク英単語
英単語を語根、接頭辞、接尾辞といった「パーツ」でとらえ直し、語源から理解することで語彙(ごい)を増やしてしまおうというシミケン先生こと清水建二先生による連載が、AWに帰ってきました。語源をイメージでとらえるイラストも添えられ、より理解がしやすくなりました。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画のシナリオと対訳
今週紹介する映画は、荒れた農地に理想的な農場を作り上げた夫婦の8年間を描いたドキュメンタリー「ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方」です。ジョンとモリーの夫婦は都会のアパートに暮らしていましたが、殺処分寸前だった犬のトッドと出会い、その鳴き声が原因でアパートを追い出されてしまいます。そこで2人は、料理家であるモリーの長年の夢だった農場を郊外に築くことにします。しかし、手に入れたのは200エーカーの荒れ果てた土地。2人はため池や水路を作り、堆肥(たいひ)で土をよみがえらせて、伝統的な農法を採り入れます。やがてこの土地には作物が実り、野生生物や昆虫が戻り、自然と共生する農場へと生まれ変わっていくのです。動物カメラマンのジョンが、農場で仕事をしながらとらえた美しい映像が見ものとなっているこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。また、自ら監督を務めた本人、ジョン・チェスターさんへのインタビューも紹介しています。

◆英文ライティング道場
毎月第2週に掲載される読者参加型のコーナーです。与えられた課題の「和文英訳」に、読者の皆さんが挑戦しています。投稿作品は、大学で教壇に立つ2人の評者によって入念に添削・講評され、紙上で優秀者が発表されます。道場は新たな挑戦者も多く迎え、活況を呈しています。この連載は皆さんの書く力を試す絶好の機会です。ぜひ引き続きご参加ください。レイアウトも一新して、より読みやすくする工夫をしています。今回の題材は、日本経済の未来予測について触れた記事の一節です。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、筆者自らの体験をもとにガイドの際に注意すべき点などを指摘した「ノウハウおすそわけ」のコーナーも、ガイドを目指す人の参考になります。今回は、かつて日本では多くの庶民に親しまれた「銭湯」についてです。銭湯の起源やその歴史、近年のトレンドまで、英語で説明していきましょう。東京五輪・パラリンピックに向けて、訪日客を案内したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel Ziguinchor, SENEGAL
今週号のトラベルのコーナーでは、アフリカ大陸西部にある国セネガルで、南側に隣接するギニアビサウとの国境に近いところに位置する都市、ジガンショールを訪ねます。ボロボロのタクシーに乗って、何とかホテルにたどり着いた旅の筆者。翌日は地元の市場に出かけ、モッドフルーツと呼ばれる名物の果物に出会います。また、旅先で布や生地を購入するのが好きだという筆者は、店を何軒も回るのです。ホテルの夕食でも、モッドフルーツを使ったディナーに舌鼓を打ち、旅の楽しみを満喫するのでした。エキゾチックな街の雰囲気を写す写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2、4週は、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週号では、科学技術にかかわる報道を掲載。NASAの探査機インサイトが、「火星の地震」を観測したというニュースのほか、中国が新型コロナウイルス対策で、すでに感染した人の血漿(けっしょう)を利用した治療に取り組んでいるというリポートを読んでいきます。

◆Weekly Picks  中国、新型肺炎が就活中の学生を直撃
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナー。今週号でも、新型コロナウイルスの感染拡大をめぐる報道をお届けします。感染者が最も多い中国では、企業が社員の新規採用を控えたり、人員を削減したりする動きが出ています。大量に採用する企業の割合も激減しているといい、中国政府は軍や地方自治体などへの就職が選択肢として奨励されるとしているそうです。日本でも就活イベントが相次いで中止になるなど影響が広がってきており、対岸の火事とは言えない状況になってきました。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2020/3/1号

This Week
On the Cover

映画「Minamata」に主演したジョニー・デップさん

3月1日号の表紙は、このほど開幕したベルリン国際映画祭での一コマ。水俣病を世界に伝えた米写真家ユージン・スミス(1918-78)を描いた映画「Minamata」が初めて公開され、主人公を演じた人気俳優のジョニー・デップさんと、スミスの元妻アイリーン・美緒子・スミスさんが会見に臨みました。写真は映画祭のレッドカーペットでの一枚です。スミス夫妻は71年から3年間、熊本県水俣市で暮らし、写真集「MINAMATA」を世に出しました。今回の映画は、その写真集に基づく内容だそうです。デップさんは「メディアや映画には社会問題を伝える力があり、その力を使って伝えていきたいと思った。それが自分の夢だった」と語っています。

◇今週の注目記事 ================

◇Special: 新しいスタイルの観光案内所 shibuya-san の挑戦
今週号の特集では、昨年12月に東京・渋谷駅近くにオープンした新しい観光案内所についてリポートします。その名も「shibuya-san(シブヤサン)」。再開発ビル「渋谷フクラス」の1階にあります。風変わりな名前だけでなく、ここにはいくつかの特色があります。案内するスタッフ全員が外国人で、英語と日本語の2カ国語で対応してくれます。スタッフの一人ひとりが、日ごろから渋谷を歩いてリサーチし、彼らの視点からの「おすすめ」を案内できるようにしているそうです。スタッフによる英会話交流会など、様々なイベントも用意されていて、外国人観光客だけでなく、日本人にとっても新たな交流の場となりそうです。特集では、ここで働くスタッフに英語でインタビューをしています。

◇Novel : The Pilgrimage 母と娘の旅立ち
1月から3月までお届けする連載小説は、スザンヌ鎌田さんの新作です。物語の主人公は、日本人の父と米国人の母の間に生まれた中学生ミサキ。出生時の脳性まひの影響で手足に障がいがあります。両親はミサキが生まれる前に別れたそうで、父親の顔さえ知りません。そんなミサキに、母親は一緒にフランスに行こうと声をかけます。いよいよパリにやって来たミサキたち。母は過去について語り始めます。作者のスザンヌ鎌田さんは米ミシガン州出身。1988年に来日後、大学で教えながら小説家としても活動しています。AWでは2018年に、「The Southern Belle Spy: Behind Enemy Lines」を連載しています。

◇News: 英文ニュース読解のテクニック
 英字新聞には国内外の政治・経済・社会のニュースのほか、文化、スポーツなどの話題、社説や論説など様々な記事が載っており、まさに生きた英語の宝庫です。この豊かな英語の世界に慣れ親しむためには、いくつかのルールを学んでおくことが早道です。英文ニュースの読み方を毎月第1週に基礎から解説するシリーズも今回が最終回。今週号では、時事英語の語彙(ごい)力をチェックするクイズを用意しました。学校では習わないような単語や用法も出てきますが、ぜひ挑戦してみてください。

◇和t’s cooking?  ワカメとマグロの酢みそあえ
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米ニューヨーク在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。今回は、春に旬を迎えるワカメを、筆者が大好きだという酢みそあえでいただきます。ホタルイカを使いたいところですが、日本食に慣れていない人のことを考えて、マグロや鶏のささ身を使うレシピを提案してくれています。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげますので、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、アフリカ東部でバッタが大量発生して甚大な被害を与えているというニュースのほか、シンガー・ソングライターのエルトン・ジョンさんが、軽い肺炎のためにコンサートを途中で切り上げたといった話題などを取りあげています。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回はロイとトーマスの親子が理髪店に行きます。どんな髪形にするかを理容師さんと話しながらカットをしてもらう2人。どんな会話か耳を傾けてみましょう。米国での暮らしぶりを紹介するミニコラムも、理髪店についてです。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。1月から3月までを担当するのはアマンダ・ロシャさんです。ロシャさんはブラジルの首都ブラジリア生まれ。大学では美術・インテリアデザインを専攻しました。ブラジル外務省に勤務する夫の転勤で2018年に来日し、現在は東京暮らし。日本建築に関心が高く、環境保護や動物愛護にも熱心で、母国語のポルトガル語のほか、スペイン語、英語に堪能だそうです。さて今回は、東京に来て初めて見たというカラスについてです。カラスはえてして嫌われ者ですが、ロシャさんはそこから人間と自然について、ある考察を深めていきます。

◆シミケンの語源でラクラク英単語
英単語を語根、接頭辞、接尾辞といった「パーツ」でとらえ直し、語源から理解することで語彙(ごい)を増やしてしまおうというシミケン先生こと清水建二さんの連載が、AWに帰ってきました。語源をイメージでとらえるイラストも添えられ、より理解がしやすくなりました。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今週号で紹介する作品は、伝説的なミュージカル俳優ジュディ・ガーランドの晩年を描いた「ジュディ 虹の彼方に」です。名作映画「オズの魔法使」で一世を風靡(ふうび)し、絶大な人気を誇ったジュディですが、40代になると仕事が激減し、巡業で細々と生計を立てるようになります。2人の子どもを元夫に預けて、ロンドンで再起を目指しますが、10代の頃からの薬物依存や飲酒癖に加え、子どもたちと会えない不安が彼女をさいなむのです。少女時代に味わったハリウッドの光と影が、大スターのその後の人生に与えた心の傷を、映画は明らかにしていきます。レネー・ゼルウィガーが歌唱シーンも自ら演じ、アカデミー主演女優賞を獲得したこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇Essay:Street Smart English
 「とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起」などで知られる詩人の伊藤比呂美さんによる連載です。二十数年の間、「移民」として米国と日本を何度となく往復してきた経験に加え、カリフォルニアでの暮らしの中で出会った英語表現や米国文化についてつづっていきます。日本語で執筆する詩人が、どのように異文化と外国語の中で暮らしてきたのか、リアルな体験を踏まえて語ります。英語監修は日本在住歴40年以上のStewart Johnsonさんです。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる東京周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、食品大手「味の素」の川崎工場(川崎市)に併設されている「味の素グループうま味体験館」を訪ねます。世界で注目されている「うま味」やアミノ酸についての知識が学べるこの施設。予約制のツアーに参加して、製品づくりの一部にトライします。

◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。英語のネイティブスピーカーと接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。今回は、大学生の奈々子が、米国人観光客のマイクから、最寄りのバス停の場所を聞かれます。バスより電車の方が、運賃が安いと教えてあげたのですが、マイクの予期せぬ答えに、奈々子は混乱気味です。何が問題だったのでしょう。

◇辞書BIKI再入門
英語の勉強に辞書は不可欠。紙の辞書しかなかった一昔前とは異なり、現在では、電子、オンラインに加え、スマホのアプリや、パソコンにインストールするタイプなど様々な辞書があります。とはいえ、あなたは愛用の辞書を「使いこなしている」と自信を持って言えるでしょうか? この連載では、英和・和英・英英辞典からどのように必要な情報を引き出すかのコツをていねいに解説します。せっかく買った高価な辞書を宝の持ち腐れにしないためのアドバイスが満載。普段何気なく使っている英語辞書の奥深さが実感できます。筆者は筑波大学教授で辞書学が専門の磐崎弘貞さんです。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel :  Greater Phoenix, ARIZONA
今週号のTravelのコーナーは、米アリゾナ州の保養地スコッツデール市や隣接するフェニックス市周辺を訪ねます。午前中は砂地の荒野を馬で駆け回り、午後は現代的な美術品に囲まれ、夜はきらめく星空のもとで食事。そんな一日を過ごすことができるのが、この地の自慢のようです。旅の筆者は、建築家フランク・ロイド・ライトの邸宅「タリエッセン・ウエスト」や、川久保玲や草間彌生の作品に触れることができる美術館を訪れ、さらには砂漠植物園にも足を延ばします。西部開拓時代のカウボーイのように、砂漠の荒野に分け入って馬を走らせるという体験もして、その自然美を満喫するのです。美しい建築や雄大な自然を写しだした写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆Weekly Picks  五輪に向けテレワークを推奨、新型肺炎で試される日本
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナー。今週は、感染拡大が止まらない新型肺炎に関連する記事をお届けします。さらなる蔓延(まんえん)を防ぐ対策として、企業の従業員らが自宅で仕事をこなす「テレワーク」に注目が集まっています。もともと、今夏の五輪・パラリンピックでの混雑緩和のために、政府や東京都が推奨している働き方ですが、なかなか普及していないのが実情のようです。ロイター通信の配信記事は、日本社会の働き方も論じながら、その背景を読み解いています。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2020/2/23号

This Week
On the Cover

八村塁選手、米バスケの球宴でプレー

2月23日号のAWの表紙は、14日にあった米プロバスケットボールNBAのゲームでの一コマです。プロ2年目までの若手が世界選抜と米国選抜に分かれて対戦するオールスター戦「ライジング・スターズ」に、ワシントン・ウィザーズで活躍する八村塁選手が出場しました。日本選手がこのNBAの球宴でプレーするのは初めてのことです。八村選手はこの試合でもダンクシュートを決めるなど存在感を示します。14得点、7リバウンドの活躍でした。今週号は特集ページでもNBAを題材にしています。あわせてお楽しみください。


◇今週の注目記事 ================

◇Special:  NBA特集 八村選手の元コーチに聞く/K・ブライアントさんを悼む
今週号は、米プロバスケットボールNBAを特集します。ウィザーズの八村塁選手の活躍で日本でも広く親しまれるようになりました。今回は、八村選手のNBA入りの足がかりになった米ゴンザガ大のコーチ、トミー・ロイドさんのインタビューを掲載します。また、米国などでは高い人気を誇るバスケは、多くの英語の表現も生んでいます。代表的なものをいくつか紹介します。一方、NBAといえば、かつてのスター選手、コービー・ブライアントさんの急逝という衝撃的なニュースが流れたばかりです。米国の内外から追悼する声がやみません。なぜ彼はそこまで愛されたのか。AP通信の記事を紹介します。

◆Books:放課後ブッククラブ STEP UP 多読
英語多読に関する著書がある林剛司さんが、中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナー「放課後ブッククラブ」。星一つ未満の簡単な本から、星四つのレベルまで、徐々にレベルアップしていく構成になりました。あわせて、英語多読への取り組み方についても解説していきますので、ご期待ください。今週号では、林先生流の英語学習法も、より詳しく紹介しています。取りあげる本は、英国の作家ロアルド・ダールの作品です。

◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミいれてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。ツッコミの切れ味はますます好調です。ジェイソンさんは今回、保釈中に国外に逃亡した日産のカルロス・ゴーン前会長について触れ、日本の司法制度について意見を述べています。米国の制度を詳しく説明しながら、ジェイソンさんが感じているという「不安」についても語っています。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、トーマスと弟のクリフがスキーに出かけています。スキーがうまくなりたいというクリフですが、なかなかトーマスのスピードにはついて行けないようです。とうとう音を上げたクリフは……。米国での生活ぶりを紹介するミニコラムも、スキー事情について説明しています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。1月から3月までを担当するのは、アマンダ・ロシャさんです。ロシャさんはブラジルの首都ブラジリア生まれ。大学では美術・インテリアデザインを専攻しました。ブラジル外務省に勤務する夫の転勤で2018年に来日し、現在は東京暮らし。日本建築に関心が高く、環境保護や動物愛護にも熱心で、母国語のポルトガル語のほか、スペイン語、英語に堪能だそうです。さて今回は、日本建築のファンだというロシャさんがその魅力を語ります。特に注目したのが、店先に掲げられる「のれん」でした。

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は日本語の「四文字熟語」を含んだ表現がテーマです。「暗中模索」や「三日坊主」は、英語でどのように言ったらよいのでしょうか。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、新型コロナウイルスに関する話題のほか、外食チェーン大手のすかいらーくが傘下のファミレスの24時間営業をやめるというニュースなどをお届けしています。

◆シミケンの語源でラクラク英単語
英単語を語根、接頭辞、接尾辞といった「パーツ」でとらえ直し、語源から理解することで語彙(ごい)を増やしてしまおうというシミケン先生こと清水建二先生の連載が、AWに帰ってきました。語源をイメージでとらえるイラストも添えられ、より理解がしやすくなっています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する映画は、実際に起きたセクハラ事件を取りあげた「スキャンダル」です。2016年、米ニュース専門放送局FOXニュースの元キャスターの女性が、CEOのロジャー・エイルズにセクハラを受けたとして訴訟を起こしました。絶大な影響力を誇ったエイルズは辞任に追い込まれます。映画は一連のスキャンダルを、FOXで働く3人の女性を通して描きます。シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビーといった人気俳優が顔をそろえ、セロンに特殊メイクを施したカズ・ヒロ(辻一弘)さんがアカデミー賞のメーキャップ・ヘアスタイリング賞を受賞したこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、筆者自らの体験をもとにガイドの際に注意すべき点などを指摘する「ノウハウおすそわけ」のコーナーも、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、近年では海外の競技人口も増えているという「剣道」です。その歴史や特徴について、英語で説明していきましょう。2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて、訪日客を案内したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

◇Novel : The Pilgrimage 母と娘の旅立ち
1月から3月までお届けする連載小説は、スザンヌ鎌田さんの新作です。物語の主人公は、日本人の父と米国人の母の間に生まれた中学生ミサキ。出生時の脳性まひの影響で手足に障がいがあります。両親はミサキが生まれる前に別れたそうで、父親の顔さえ知りません。そんなミサキに、母親は一緒にフランスに行こうと声をかけます。いよいよパリにやって来たミサキたちは……。作者のスザンヌ鎌田さんは米ミシガン州出身。1988年に来日後、大学で教えながら小説家としても活動しています。AWでは2018年に、「The Southern Belle Spy: Behind Enemy Lines」を連載しています。

◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「もう新しい友達は必要ない」「隣人の出す音がストレス」の相談2題をお届けします。さらに毎月第2、4週には、「Dear Annie」に登場する英語のフレーズについて解説する「A PLUS 今週の言葉から」を掲載しています。「Dear Annie」は米国の口語表現やイディオムの宝庫です。例文を交えながら、そんなフレーズを深く学んでしまおうという狙いです。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel :  Ouarzazate: Morocco’s movie town
今週号のTravelのコーナーは、モロッコのワルザザートという町を訪ねます。大都市マラケシュからアトラス山脈を越えたところにあるこの町には、世界最大級の規模を誇る映画スタジオ「アトラススタジオ」があり、「映画の町」として人気を集めています。旅の筆者がこの地を訪れるのは30年ぶり。かつては隊商が立ち寄る小さな町だったのに、すっかり観光地になっていたそうです。映画スタジオでは実物大のエジプトの遺跡など大がかりなセットを見学。さらに、世界遺産にもなっている城壁の村、アイット・ベン・ハドゥに向かいます。ここでも映画が撮影されたことがあるそうですが、筆者はそこで、絶景を目にしたようです。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2、4週は、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週はビジネス関連の報道を特集します。マラソンで好記録が相次いでいる「厚底シューズ」をめぐる話題のほか、世界的な高級ブランドが人種差別解消への取り組みを始めるというニュースを読んでいきます。

◆Weekly Picks  米大統領選 まとまらない民主党、広がる焦り
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今週は、いよいよ火ぶたが切って落とされた米大統領選についての報道を取りあげます。現職のトランプ大統領に挑むことになる民主党の候補者選びが混迷しています。アイオワ州であった最初の党員集会では、集計ミスで結果発表が大幅にずれ込む失態を演じました。さらには、本命視されていたバイデン前副大統領が苦戦を強いられ、続くニューハンプシャー州の予備選を制したのは、革新系とされるサンダース上院議員でした。こうした序盤戦の情勢に、果たして一枚岩になることができるのか、という不安が民主党支持者の間に広がっているそうです。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2020/2/16号

This Week
On the Cover

外国語映画として初のオスカー作品賞

2月16日号の表紙は、このほど開かれた米アカデミー賞の授賞式からのひとこまです。今年のアカデミー賞で最も脚光を浴びたのは、韓国映画「パラサイト 半地下の家族」でした。外国語の映画として史上初めて、最高の栄誉とされる作品賞を受賞。監督賞などを含めた4部門でオスカーをつかんだのです。表紙の写真では、プロデューサーとともに報道陣の前に姿を見せたポン・ジュノ監督がオスカーを手にしながら、満面の笑みを見せています。今年のアカデミー賞の話題は、今週号のWeekly Picksでも取りあげています。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: ドラえもん50周年
今週号の特集では、AWでもおなじみの人気キャラクター、ドラえもんを特集します。漫画「ドラえもん」の連載が雑誌で始まったのは1970年の1月号。今年で50周年を迎えました。AWでは、朝日新聞に掲載されている「しつもん!ドラえもん」を英訳していますが、今週号の特集ではそのうち、「ドラえもん編」から「しつもん!」を集めてみました。作品の50年の歩みを振り返りつつ、英語でドラえもんにまつわるクイズに挑戦してみてください。

◆News: News demystified いちからわかる!
朝日新聞朝刊でそのときどきのニュースを分かりやすく解説している「いちからわかる!」。その豊富なラインアップの中から厳選し、AW編集チームが英訳してお届けします。毎月第3週掲載。今話題になっているニュースはどんな英語で表現したらよいかが分かります。ニュースそのものを「いちから」解説しますので、大学入試や就職活動での時事問題対策にも役立ちます。今週号では、長い選挙戦がスタートした米大統領選挙について解説します。

◇Essay:Marty’s Playlist
世界的なギタリスト、マーティ・フリードマンさんによる連載です。毎月1曲ずつ、マーティさんが記憶に残る「特別な曲」を紹介してくれます。今週号は、1970年代に Wild Cherry というバンドがヒットさせた「Play That Funky Music」という曲を紹介します。マーティさんによると、R&Bのアレンジとボーカルの声の質から、黒人が歌っていると思われがちだったとか。ミュージックビデオが一般的でなかった時代、歌手がどんな姿をしているかはあまり知られていなかったのです。マーティさんは、米国の人種間の緊張がこのようにうまく姿を現すことがある、と語っています。興味をもった方はぜひ、オリジナルの楽曲に触れてみてください。

◇Novel : The Pilgrimage 母と娘の旅立ち
1月から3月までお届けする連載小説は、スザンヌ鎌田さんの新作です。物語の主人公は、日本人の父と米国人の母の間に生まれた中学生ミサキ。出生時の脳性まひの影響で手足に障がいがあります。両親はミサキが生まれる前に別れたそうで、父親の顔さえ知りません。そんなミサキに、母親は一緒にフランスに行こうと声をかけます。いよいよパリに着いた2人ですが、ミサキはあることから感情を爆発させてしまいます。作者のスザンヌ鎌田さんは米ミシガン州出身。1988年に来日後、大学で教えながら小説家としても活動しています。AWでは2018年に、「The Southern Belle Spy: Behind Enemy Lines」を連載しています。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、放課後でのひとこま。慌ててリュックの中を調べているジュリアですが、どうやら携帯電話をなくしてしまったようです。これまでも何度かなくしているジュリアは大騒ぎ。マリーとケイトが手を貸そうとしています。米国の生活を紹介するミニコラムでも、若い世代の携帯電話事情について解説しています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。1月から3月までを担当するのは、アマンダ・ロシャさんです。ロシャさんはブラジルの首都ブラジリア生まれ。大学では美術・インテリアデザインを専攻しました。ブラジル外務省に勤務する夫の転勤で2018年に来日し、現在は東京暮らし。日本建築に関心が高く、環境保護や動物愛護にも熱心で、母国語のポルトガル語のほか、スペイン語、英語に堪能だそうです。さて今回は、息子を妊娠していることがわかった際のことを振り返ってくれています。それはちょっとした騒動だったようですが、ロシャさんは今、息子と過ごすことの喜びをかみしめています。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、かつては環境に優しくないと言われ続けた大型車のブランド「ハマー」が、電気自動車として生まれ変わるというニュースのほか、納豆などの大豆発酵食品の健康効果をめぐる話題などを取りあげています。

◆シミケンの語源でラクラク英単語
英単語を語根、接頭辞、接尾辞といった「パーツ」でとらえ直し、語源から理解することで語彙(ごい)を増やしてしまおうというシミケン先生こと清水建二先生の連載が、AWに帰ってきました。語源をイメージでとらえるイラストも添えられ、より理解がしやすくなっています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する映画は、第1次世界大戦の戦場を舞台にした「1917 命をかけた伝令」です。1917年、フランスの前線で、英国軍の若い兵士2人は、進軍中の部隊への伝令を命じられます。突撃を中止しなければドイツ軍の大規模な攻撃で部隊が全滅してしまうというのです。2人は任務を全うすべく、敵陣に分け入って走ります。全編をワンカットで撮影したような映像を狙ったカメラワークで、観客は登場人物の視点を疑似体験することができると言います。アカデミー賞で撮影賞などを受けたこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇Essay:Street Smart English
 「とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起」などで知られる詩人の伊藤比呂美さんによる連載です。二十数年の間、「移民」として米国と日本を何度となく往復してきた経験に加え、カリフォルニアでの暮らしの中で出会った英語表現や米国文化についてつづっていきます。日本語で執筆する詩人が、どのように異文化と外国語の中で暮らしてきたのか、リアルな体験を踏まえて語ります。英語監修は日本在住歴40年以上のStewart Johnsonさんです。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、静岡県熱海市にある熱海城を訪ねました。歴史上、実在した城ではありませんが、熱海の海を見下ろす山頂に1959年になって建てられました。リサさんは、ちょっとレトロな魅力に気づいたようです。

◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、大学生のミナコが英国から来た留学生のジョーダンをすし店に誘います。ミナコはジョーダンが食事を楽しんでいると思っていたのですが、どうもそうでもない様子です。いったい何が起きたのでしょう。

◇カタカナ語がワカラナイ!
 日本語の中で使われるカタカナ語の数は年々増える一方で、日本語の語彙を豊かにするのに一役買っています。しかしながら、日本語のわかる外国人でも、カタカナ語の意味を正確に理解するのは至難の業というのも事実。英語母語話者には通じないおかしな和製英語をはじめ、日本人が英語と思い込んで使っている外国語なども混乱の原因です。この連載では日本で活躍する英国人フリーランスライターのスティーブ・ウォルッシュさんが、自らの経験をもとに、カタカナ語が生んだ誤解やその対処法についてつづってくれます。肩の凝らないエッセーから、カタカナ語を通じる英語に変えるためのヒントを学んでください。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel Experience ‘hygge’ in Copenhagen
今週号のトラベルのコーナーでは、北欧デンマークの首都コペンハーゲンを訪ねます。「北欧のパリ」とも呼ばれる美しい街ですが、魅力的なのは街並みだけではありません。旅の筆者は、デンマークで生まれた「hygge」を体験したいと考えていました。発音を日本語で表記すれば「ヒュッゲ」に近いこの言葉は、「快適さを追求した生活様式」といった意味合いで、近年では幸福度ランキングで上位に入るデンマークの魅力の一つとして、クローズアップされることが増えてきました。筆者はまず、宿泊先のホテルで温かい「おもてなし」に触れ、たちまちhyggeのとりこになります。さらに筆者は街に出かけてデザインミュージアムやチボリ公園といった名所を訪ね、hyggeについて理解を深めるのです。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆Weekly Picks  韓国映画「パラサイト」、変わりつつある米国映画市場
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するこのコーナー。今週は、韓国映画「パラサイト 半地下の家族」が作品賞を受賞した米アカデミー賞の話題をお届けします。貧しい家族と豪邸に住む富豪一家が出会うことで繰り広げられる悲喜劇で、カンヌ国際映画祭の最高賞獲得などで、オスカー争いでも有力な候補となっていました。とはいえ米国では、字幕を読まなくてはならない英語以外の映画には根強い抵抗感があるとされてきました。米国の映画市場も変化しつつあると指摘する識者もいます。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2020/2/9号

This Week
On the Cover
車いすテニスで日本勢が快挙 全豪オープン
今週号の表紙は、全豪オープンテニス車いす部門の女子シングルスで優勝した上地結衣選手です。表彰の後、決勝の相手だったアニク・ファンクート選手(オランダ)が自身のトロフィーのふたを王冠に見立ててか、上地選手の頭に載せ、上地選手も思わず笑顔を見せています。今大会、上地選手は女子ダブルスでも優勝し、初の2冠に輝きました。車いす部門では男子シングルスでも国枝慎吾選手が優勝し、日本選手がタイトルを独占した形です。今夏の東京パラリンピックに向けて、好スタートとなりました。

◇今週の注目記事 ===============

◇英語教育最前線  CEFRとはどんな基準?
2020年からの大学入試では、民間試験の導入こそ見送られましたが、「読む・聞く・話す・書く」の英語4技能を重視する方向性には大きな変化はありません。また、小学校で英語が教科となるなど、英語の教育現場は大きく変わりつつあります。「どのように入試に備えたら良いのか」「我が子にはどのような準備をさせたら良いのか」といった読者の皆さんの疑問に答えるべく、記者が取材に走るこの連載は、毎月第2週の掲載です。今週号では、民間試験の導入論がきっかけで世に知られるようになった「CEFR」という基準について考えます。本来はどのような基準なのでしょうか。そして私たちは、この基準をどのように活用すべきなのでしょうか。

◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は「インフルエンザ接種は必要です」「やむを得ず使った女子トイレ」の相談2題をお届けします。さらに、「Dear Annie」に登場する英語のフレーズについて解説する「A PLUS 今週の言葉から」を掲載しています。「Dear Annie」は米国の口語表現やイディオムの宝庫。例文を交えながら、そんなフレーズを深く学んでしまおうという狙いです。「A PLUS」は毎月第2、4週の掲載です。

◇森住史の英語のアレコレQ&A
NHKラジオ「入門ビジネス英語」でも講師を務めた森住先生の好評連載を、引き続きお楽しみいただいています。英語学習者からの質問に答える形で、英語の文法や語法などをめぐる素朴な疑問を、先生が分かりやすく解き明かします。今週号では前回に引き続き、自然な英語表現には不可欠とされる「コロケーション」について学んでいきます。コロケーションとは、ある特定の単語と単語の慣習的な結びつきのこと。たとえば、「大きなミスをした」という場合の「大きなミス」は、a big mistake であって、largeは使いません。間違えても相手に意味が伝わらないということはまずありませんが、それでも、より自然な英語を目指して、今年はぜひ勉強していただきたいテーマです。今週号では、コロケーションについて学ぶと、英語のどんなことがわかるのかを考えていきます。

◇Novel : The Pilgrimage 母と娘の旅立ち
1月から3月までお届けする連載小説は、スザンヌ鎌田さんの新作です。物語の主人公は、日本人の父と米国人の母の間に生まれた中学生ミサキ。出生時の脳性まひの影響で手足に障がいがあります。両親はミサキが生まれる前に別れたそうで、父親の顔さえ知りません。そんなミサキに、母親は一緒にフランスに行こうと声をかけます。いよいよパリにやって来た2人ですが……。作者のスザンヌ鎌田さんは米ミシガン州出身。1988年に来日後、大学で教えながら小説家としても活動しています。AWでは2018年に、「The Southern Belle Spy: Behind Enemy Lines」を連載しています。

◇地球うおっちんぐ: 新型肺炎流行の危機 力を合わせて戦うとき
アグネス・チャンさんによる人気連載エッセーです。毎月第2週の掲載で、引き続きお楽しみいただきます。中国・武漢市で発生した新型コロナウイルスの感染が拡大しています。中国当局は封じ込めに躍起ですが、アグネスさんの出身地である香港にも、影響が及びつつあるようです。本来ならば旧正月の季節ですが、様々なイベントがキャンセルされているのだとか。アグネスさんの友人も、職を失うなどの被害に遭っているそうです。早期に流行が終息し、人々が元の生活に戻れるよう、アグネスさんも願っています。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「賛成」に関係のある表現をテーマにお届けします。「乗り気になる」や「太鼓判を押す」を英語で表現する際に、どのように言ったら良いのでしょうか?

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、寒波が襲った米フロリダ州で、ちょっと変わった「天気予報」があったという話題のほか、英国で伝説的なロックバンド「クイーン」の記念硬貨が発行されたというニュースなどを取りあげています。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週の舞台は週末の夜のメルバズカフェです。マリーとハリソンがスノーボードを終え、遅い昼食をとっているところに、映画を見てきたケイトとカズが合流します。ケイトとカズはホラー映画を見てきたそうで、ホラーが嫌いなカズは、すっかり食欲をなくしてしまったようです。今回のスキットから英語表現を学ぶコーナーでも、食欲(appetite)についての表現を解説しています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。1月から3月までを担当するのは、アマンダ・ロシャさんです。ロシャさんはブラジルの首都ブラジリア生まれ。大学では美術・インテリアデザインを専攻しました。ブラジル外務省に勤務する夫の転勤で2018年に来日し、現在は東京暮らし。日本建築に関心が高く、環境保護や動物愛護にも熱心で、母国語のポルトガル語のほか、スペイン語、英語に堪能だそうです。バレンタインデーが近づいてきました。今回は、「自分の思いを伝える」ことについて、自身の経験を振り返りながら語ってくれています。

◆シミケンの語源でラクラク英単語
英単語を語根、接頭辞、接尾辞といった「パーツ」でとらえ直し、語源から理解することで語彙(ごい)を増やしてしまおうというシミケン先生こと清水建二先生による連載が、AWに帰ってきました。語源をイメージでとらえるイラストも添えられ、より理解がしやすくなりました。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画のシナリオと対訳
今週紹介する映画は、ダウン症の青年が夢の実現に向けて旅をするロードムービー「ザ・ピーナッツバター・ファルコン」です。養護施設で暮らすザックは、プロレスラーになるのが夢。「レスリング学校」を目指して、施設を脱走します。一方、偶然出会った漁師のタイラーは、兄を亡くして以来、孤独な日々を送っていましたが、カニの漁場に放火して逃走し、追われる身になっていました。ともに旅をすることになった2人のもとに、施設からザックを追ってきた看護師のエレノアも合流します。自身もダウン症という主演のザック・ゴッツァーゲンの長編デビュー作。彼の熱意が誕生のきっかけになったというこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英文ライティング道場
毎月第2週に掲載される読者参加型のコーナーです。与えられた課題の「和文英訳」に、読者の皆さんが挑戦しています。投稿作品は、大学で教壇に立つ2人の評者によって入念に添削・講評され、紙上で優秀者が発表されます。道場は新たな挑戦者も多く迎え、活況を呈しています。この連載は皆さんの書く力を試す絶好の機会です。ぜひ引き続きご参加ください。レイアウトも一新して、より読みやすくする工夫をしています。今回の題材は、高校の修学旅行の最新事情について触れた記事の一節です。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、筆者自らの体験をもとにガイドの際に注意すべき点などを指摘した「ノウハウおすそわけ」のコーナーも、ガイドを目指す人の参考になります。今回は、日本では持ち主のもとに戻ってくることが多いとよく話題になる「遺失物(落とし物)」についてです。過去のデータを含めた日本の遺失物事情のほか、どのような仕組みで遺失物が管理されているのかといったことについても、英語で説明していきましょう。東京五輪・パラリンピックに向けて、訪日客を案内したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel Jiufen, TAIWAN
今週号のトラベルのコーナーでは、台湾の九份を訪ねます。台北から日帰り圏内とあって、近年は人気の観光スポットとなっていますが、元々はさびれた地域だったのだとか。日本でもヒットした映画「非情城市」の舞台になったことからにわかに注目を浴びました。最近ではアニメ映画「千と千尋の神隠し」のモデルになったと言われるようになって、さらに話題を提供したようです。さて、旅の筆者がこの地を訪れたのは、1年前の旧正月の頃。老街(Old Street)を回った後、鉄道でさらに足を延ばし、地元台湾の学生や、オランダからの客と知り合います。旧正月を祝って行われる人気のイベントに一緒に出かけることになりました。願い事を書いたランタンを空に飛ばす「ランタンフェスティバル」です。活気にあふれた街やイベントの様子を写す写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2、4週は、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週号では、環境にかかわる報道を掲載。豪州の森林火災などの影響で固有種のカモノハシなどが危機に瀕(ひん)しているというニュースのほか、地球温暖化で心配されるワインへの影響についてのリポートを読んでいきます。

◆Weekly Picks  新型肺炎で心配される中国および世界経済への影響
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナー。今週号では、中国・武漢市で発生した新型コロナウイルスの流行が、今後、世界経済に与える影響について考えています。今回の新型肺炎はいまだ全体像がつかめていませんが、2003年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)のケースを参考にしながら、経済動向に関する様々な予測が出ています。旧正月の季節に例年であれば大勢の中国人観光客が訪れる日本では、観光関連産業がすでに打撃を受けているようです。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2020/2/2号

This Week
On the Cover

ビリー・アイリッシュさんに米グラミー賞

2月2日号の表紙は、米国の若手歌手、ビリー・アイリッシュさんです。このほど授賞式が開かれた権威あるグラミー賞で、主要4部門を含む5部門を独占しました。18歳での主要4部門受賞は史上最年少。4部門独占自体も1981年のクリストファー・クロスさん以来39年ぶりの快挙です。アイリッシュさんはうつ病や気候変動などの重いテーマに光を当てたことで知られています。楽曲は兄のフィニアスさんとの共同制作で、授賞式でも兄とともに壇上に上がりました。

◇今週の注目記事 ================

◇Feature: 翻訳者のはじめのい~っぽ 藤井光さん
現在活躍する英日翻訳者が、英語との最初の出会いや、初めて翻訳を意識した表現について語るエッセー。今回は、「すべての見えない光」(アンソニー・ドーア著)など現代米国文学で知られる翻訳家の藤井光さんが登場します。初めて「翻訳」に取り組んだという中学2年生のときの思い出を振り返りながら、「愛」の表現を訳すことについて語ってくれています。また、昨秋に藤井さんの新訳が出版されたスティーヴン・クレインの「勇気の赤い勲章」から、原文を一部抜粋し、藤井さんの訳を合わせて紹介します。

◇Novel : The Pilgrimage 母と娘の旅立ち
1月から3月までお届けする連載小説は、スザンヌ鎌田さんの新作です。物語の主人公は、日本人の父と米国人の母の間に生まれた中学生ミサキ。出生時の脳性まひの影響で手足に障がいがあります。両親はミサキが生まれる前に別れたそうで、父親の顔さえ知りません。そんなミサキに、母親は一緒にフランスに行こうと声をかけます。いよいよパリにやって来たミサキたちは……。作者のスザンヌ鎌田さんは米ミシガン州出身。1988年に来日後、大学で教えながら小説家としても活動しています。AWでは2018年に、「The Southern Belle Spy: Behind Enemy Lines」を連載しています。

◇News: 英文ニュース読解のテクニック
 英文ニュースの読み方を、毎月第1週に基礎から解説しています。英字新聞には国内外の政治・経済・社会のニュースのほか、文化、スポーツなどの話題、社説や論説など様々な記事が載っており、まさに生きた英語の宝庫です。この豊かな英語の世界に慣れ親しむためには、いくつかのルールを学んでおくことが早道です。今週号は、日本語と英語の違いを理解しながら、英文を「直読直解」で読んでいく手法について解説していきます。

◇和t’s cooking?  カキフライ
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米ニューヨーク在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。冬においしい魚介類といえば、カキ。今回は、滑志田さんがカキフライの実践的なコツを伝授してくれています。かつて東京・築地に住んでいた筆者は、カキと言えば日本と思っていましたが、米国でも様々なカキが味わえることを知り、いろいろな種類を試すようにしているそうです。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげますので、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、「チバニアン」という地質時代が新たに命名されたというニュースのほか、デモの影響で落ち込んだ香港の観光客数の話題などを取りあげています。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は日曜日の午後、マリーと友達のハンナが一緒に勉強をしています。明日、学校で数学のテストがあるそうです。窓の外では雪が降り積もってきていて、明日は休校になるかも、とついつい考えてしまう2人でした。米国での暮らしぶりを紹介するミニコラムも、悪天候と休校についてです。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。1月から3月までを担当するのはアマンダ・ロシャさんです。ロシャさんはブラジルの首都ブラジリア生まれ。大学では美術・インテリアデザインを専攻しました。ブラジル外務省に勤務する夫の転勤で2018年に来日し、現在は東京暮らし。日本建築に関心が高く、環境保護や動物愛護にも熱心で、母国語のポルトガル語のほか、スペイン語、英語に堪能だそうです。さて今回は、ブエノスアイレスに住んでいた数年前、猫の保護活動をしていた時の思い出を語ってくれています。

◆シミケンの語源でラクラク英単語
英単語を語根、接頭辞、接尾辞といった「パーツ」でとらえ直し、語源から理解することで語彙(ごい)を増やしてしまおうというシミケン先生こと清水建二さんの連載が、AWに帰ってきました。語源をイメージでとらえるイラストも添えられ、より理解がしやすくなりました。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今週号で紹介する作品は、ヘレン・ミレン、イアン・マッケランという英国の名優が共演する「グッドライアー 偽りのゲーム」です。夫を亡くして間もない資産家のベティは、ネットの出会い系サイトでロイと知り合い、交際が始まります。一見、紳士然としたロイですが、実は詐欺師。真の狙いはベティの財産でした。しかし、聡明(そうめい)なベティもカモにされそうなタイプではなく、大人の男女の駆け引きが繰り広げられ、物語は思わぬ方向に展開していきます。英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇Essay:Street Smart English
 「とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起」などで知られる詩人の伊藤比呂美さんによる連載です。二十数年の間、「移民」として米国と日本を何度となく往復してきた経験に加え、カリフォルニアでの暮らしの中で出会った英語表現や米国文化についてつづっていきます。日本語で執筆する詩人が、どのように異文化と外国語の中で暮らしてきたのか、リアルな体験を踏まえて語ります。英語監修は日本在住歴40年以上のStewart Johnsonさんです。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる東京周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京・原宿駅にほど近いところにある「フクロウのお庭」を訪ねます。フクロウのほか、タカやハヤブサといった猛禽(もうきん)類に触れあうことができる施設です。リサさんはちょっと複雑な思いを抱えながらも、施設の特徴を紹介してくれています。

◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。英語のネイティブスピーカーと接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。今回は、大学生のミカがアルバイトをしているレストランに、英国人留学生のイアンが仲間と一緒にやって来ました。ミカが希望の席を尋ねているうち、イアンは急に驚いた顔になりました。いったい何が問題だったのでしょう。

◇辞書BIKI再入門
英語の勉強に辞書は不可欠。紙の辞書しかなかった一昔前とは異なり、現在では、電子、オンラインに加え、スマホのアプリや、パソコンにインストールするタイプなど様々な辞書があります。とはいえ、あなたは愛用の辞書を「使いこなしている」と自信を持って言えるでしょうか? この連載では、英和・和英・英英辞典からどのように必要な情報を引き出すかのコツをていねいに解説します。せっかく買った高価な辞書を宝の持ち腐れにしないためのアドバイスが満載。普段何気なく使っている英語辞書の奥深さが実感できます。筆者は筑波大学教授で辞書学が専門の磐崎弘貞さんです。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel :  Another Kyoto
今週号のTravelのコーナーは、いつもと少し趣向を変えて、国内を回ります。訪ねたのは京都。といっても、近年、外国人観光客が多く押し寄せ、「オーバーツーリズム」が問題になっている名所ではありません。京都府内の、あまり外国人がやって来ないエリアを、あえて巡ってみました。旅の筆者は長岡京市の竹工会社で見事な職人の技に触れ、宇治では老舗のお茶のお店に魅了されます。さらに北部の丹後地方に足を延ばし、伝統的な丹後ちりめんの機の音に耳を傾けます。さらには、漁師町の伊根町へ。1階が舟の収容スペース、2階が居住スペースとなっている「舟屋」を訪れ、静かな夜に癒やされるのでした。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆Weekly Picks  On SDGs ダボス会議に世界の10代が集結
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナー。今週は、世界の政財界の指導者がスイスのリゾート地ダボスに集まり、地球規模の課題について話し合う「世界経済フォーラム」の年次総会(ダボス会議)をめぐる話題をお届けします。50回目となる今年の会議は、これまでと少し様子が異なっていたそうです。大人の「要人たち」に交じり、各国で変化を起こしてきた10代の活動家たちが発言し、未来に向けた具体的な行動を求めました。スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんに代表される彼らの言葉を拾いました。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2020/1/26号

This Week
On the Cover

ハリー王子夫妻、王室を「離脱」へ

1月26日号のAWの表紙は、英王室のハリー王子、メーガン妃夫妻です。夫妻は今春から公務を担わず、王室の主要メンバーから外れることになりました。活動のための公金は受け取らず、「殿下」「妃殿下」の称号も返上するそうです。結婚以来、メディアの厳しい視線にさらされてきたことから、2人はより自立した人生を目指していましたが、当初は公務を続ける意向を示していました。エリザベス女王は決断を支持する声明を出しましたが、2人は想定されていたよりも王室と距離をとる形となったのです。今週号では、関連する報道をニュースのページなどでも取りあげています。


◇今週の注目記事 ================

◇Special:  欧州で落語 字幕で伝統芸能の話芸を届ける
今週号の特集では、日本の伝統話芸である落語を取りあげます。近年、落語家たちが海を渡って海外で落語を演じる機会が増えてきました。AWの「On the Keyboard」に筆者として登場したこともあるドイツ人のクララ・クレフトさんは2011年以降、欧州での落語会を企画。「国境なき落語団」を立ち上げて、多くの落語家に演じてもらっています。落語を日本語で演じ、現地の言葉などで字幕をつけるという形式です。昨秋、2度目の欧州公演に参加した二つ目の落語家、立川こはるさんに、感想とともに、語学学習についてお話を聞きました。また今回、公演で披露した「船徳(ふなとく)」の英語字幕を抄録。道楽息子の「若旦那」は、英語でどのように説明しているのでしょうか。落語のストーリーとともに紹介します。

◆Books:放課後ブッククラブ STEP UP 多読
英語多読に関する著書がある林剛司さんが、中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナー「放課後ブッククラブ」。星一つ未満の簡単な本から、星四つのレベルまで、徐々にレベルアップしていく構成になりました。あわせて、英語多読への取り組み方についても解説していきますので、ご期待ください。今週号では、林先生流の英語学習法も紹介します。取りあげる本は、性格が正反対の2人の女の子が活躍する物語「Ivy+Bean」のシリーズです。

◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミいれてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。ツッコミの切れ味はますます好調です。最後となる大学入試センター試験も一段落しましたが、ジェイソンさんは今回、生徒が進路を選ぶ際に話題となる「文系・理系」の分け方について、ツッコミを入れます。そもそも様々な学問分野があるのに、単純に分けることができるのか、という疑問です。米国での実体験などに触れながら、意見を述べています。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、マリーと兄のジャスティンが、60歳の誕生日を迎える父親の誕生日ディナーの準備をしています。マリーはカップケーキの仕上げをしている様子。会話の話題は誕生日プレゼントのことになりました。米国での生活ぶりを紹介するミニコラムも、誕生日の過ごし方についてです。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。1月から3月までを担当するのは、アマンダ・ロシャさんです。ロシャさんはブラジルの首都ブラジリア生まれ。大学では美術・インテリアデザインを専攻しました。ブラジル外務省に勤務する夫の転勤で2018年に来日し、現在は東京暮らし。日本建築に関心が高く、環境保護や動物愛護にも熱心で、母国語のポルトガル語のほか、スペイン語、英語に堪能だそうです。さて今回は、日本で経験した「ごみ出し」のルールについてです。ロシャさんによると、日本ほど細かい分別ルールが決められている国はないとのことで、ロシャさんはそんなところから新たな「気づき」を得たといいます。

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「寒い・冷たい」に関係のある表現がテーマです。「冷や飯を食わされる」や「背筋が寒くなる」は、英語でどのように言ったらよいのでしょうか。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、京都にある任天堂の旧本社ビルがホテルに生まれ変わるというニュースのほか、豪州で猛威をふるっている森林火災をめぐる話題などをお届けしています。

◆シミケンの語源でラクラク英単語
英単語を語根、接頭辞、接尾辞といった「パーツ」でとらえ直し、語源から理解することで語彙(ごい)を増やしてしまおうというシミケン先生こと清水建二先生の連載が、AWに帰ってきました。語源をイメージでとらえるイラストも添えられ、より理解がしやすくなっています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する映画は、監督がアガサ・クリスティに捧げたというミステリー映画「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」です。舞台は大富豪の一家。家長であり、有名推理作家であるハーラン・スロンビーの85歳の誕生日を祝うため、大邸宅に一族が集まります。しかしその翌朝、ハーランが遺体で発見され、匿名の人物から依頼を受けた名探偵のブノワ・ブランが調査を始めるのです。ハーランの子どもや孫たちは一癖も二癖もある人物ばかりで、誕生日当日に故人ともめ事があった、という証言も得られます。謎解きの行方は果たして……。ジェームズ・ボンド役で知られるダニエル・クレイグが、探偵を演じるこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、筆者自らの体験をもとにガイドの際に注意すべき点などを指摘する「ノウハウおすそわけ」のコーナーも、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、日本で伝統的に計算に用いられている「そろばん」です。その起源や日本伝来後の歴史、さらには近年のトレンドなどについて、英語で説明していきましょう。2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて、訪日客を案内したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

◇Novel : The Pilgrimage 母と娘の旅立ち
1月から3月までお届けする連載小説は、スザンヌ鎌田さんの新作です。物語の主人公は、日本人の父と米国人の母の間に生まれた中学生ミサキ。出生時の脳性まひの影響で手足に障がいがあります。両親はミサキが生まれる前に別れたそうで、父親の顔さえ知りません。そんなミサキに、母親は一緒にフランスに行こうと声をかけます。いよいよパリにやって来たミサキたちは……。作者のスザンヌ鎌田さんは米ミシガン州出身。1988年に来日後、大学で教えながら小説家としても活動しています。AWでは2018年に、「The Southern Belle Spy: Behind Enemy Lines」を連載しています。

◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「ジャンクフード大好きな彼」「身に覚えのない娘からの電話」の相談2題をお届けします。さらに毎月第2、4週には、「Dear Annie」に登場する英語のフレーズについて解説する「A PLUS 今週の言葉から」を掲載しています。「Dear Annie」は米国の口語表現やイディオムの宝庫です。例文を交えながら、そんなフレーズを深く学んでしまおうという狙いです。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel :  Bodo, NORWAY
今週号のTravelのコーナーは、北欧ノルウェーの北極圏の都市、ボードーを訪ねます。首都オスロから北に1200キロ。ノルウェー海に面しています。マイナス5度の寒さの中、街に着いた旅の筆者は、まず山へ。ハスキー犬の犬ぞり体験が目的です。スピード感あふれるそりにも慣れた筆者は、すっかり犬たちをいとおしく感じるようになったそうです。筆者のもう一つのお目当ては、オーロラ。世界中を旅して目にしたものをカメラに収めてきた彼女にとって、オーロラの撮影は長年の夢でした。案内人に連れられてオーロラ観賞におすすめの海辺にやって来た筆者に、すばらしいひとときが待っていたようです。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2、4週は、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週はビジネス関連の報道を特集します。トヨタが富士山のふもとに未来都市を建設する構想を明らかにしたというニュースのほか、ファストフード大手のマクドナルドが、カナダで人工肉バーガーの試験販売を拡大するといった報道を読んでいきます。

◆Weekly Picks  ハリー王子の王室離脱 欧州王室の自立と伝統のバランスの難しさ
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今週は、ハリー王子とメーガン妃の英王室からの離脱に関連して、欧州の王室についてまとめたAP通信の記事を読んでいきます。ハリー王子夫妻の一件は、王室の伝統と現代的な生き方のバランスをとる難しさを浮き彫りにしたと言えそうですが、欧州各国の王室もこれまで、様々な経験をしてきています。経済的な自立を模索したり、自由な生き方を目指したりする中で、問題になった例も多くあるようです。
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朝日ウイークリー(AW)は朝日新聞社が発行する週刊英字新聞です。1973年創刊で50年を超える歴史があり、小学生から80代まで幅広い年齢層のみなさまにご愛読いただいています。毎号、オールカラー24ページ。難しい単語や表現には日本語の解説が付き、初心者でも楽しく英語に慣れ親しみながら、英語力のレベルアップにつなげられます。多くの記事は音声で聴けます。時事ニュースはもちろん、英語エッセー、AW独自の英作文、英文法などの学習コラムから、国内外のエンタメ、クイズ、人生相談まで、多彩な内容で飽きさせません。美しいカラー写真満載の旅行記、最新映画のシナリオ対訳、連載小説など、生きた英語が充実しています。

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