週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー) 発売日・バックナンバー

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週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2020/6/28号

This Week
On the Cover

GAME ON プロ野球開幕

6月28日号の表紙は、3カ月の延期を経て史上初めて無観客で開幕を迎えたプロ野球です。DeNA―広島戦があった横浜スタジアムでは、内野席にDeNAファンの写真パネルが並ぶなか広島の大瀬良大地投手が完投勝利を挙げました。ヤクルト―中日戦があった神宮球場には、メッセージを掲げたファンのパネルが飾られました。球場が寂しく見えないよう、各球場が工夫を凝らしています。


◇今週の注目記事 ================

◇Movies: ワイルド・ローズ
英国・スコットランドのグラスゴーに暮らすシングルマザーのローズリン。軽犯罪を犯して刑務所から仮出所し、母に預けていた幼い子ども2人の元に戻ります。しかし、カントリーミュージックの本場・米国のナッシュビルに行って歌手になるという夢を諦めきれないローズリンは、家政婦として働きながら、時に子どもの世話そっちのけで夢を追い、母に責められます。恵まれない境遇から、強い意志と才能で道を切りひらこうとする女性の物語です。脚本と対訳でお楽しみください。

◇Travel: クルーズ船で巡るパタゴニア  雄大な氷河と野生動物
南米大陸の最南端にあるパタゴニア。アルゼンチンとチリにまたがるこの地域を、10日間かけてクルーズ船で巡る旅をご紹介します。氷河の間近まで行ったり、山岳と草原が広がる国立公園で野生動物の姿を追いかけたり。ペンギンやアシカの子ども、ラマの一種グアナコなどの写真もかわいいですが、青い空を背景に、崖の上に並んで母親の狩りを見守るピューマ四きょうだいの、りりしい姿をご覧ください。

◇Special: ロックダウン緩和のスペイン 村のバルに活気再び
各国で暮らす寄稿者が、それぞれの都市封鎖下の暮らしをリポートする企画を不定期に掲載しています。今回はスペイン・カタルーニャ州北部の小さな村に滞在中に都市封鎖を経験した写真家が、50日にわたった封鎖解除前後の村の変化や、スペイン人の生活や文化と切っても切れない関係にあるバル(カフェ兼居酒屋)の様子を描写します。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。今回は、世界中でクルーズ船の乗員計約4万人がいまも海上に取り残されている話、サンリオ初の社長交代、黒人差別反対デモの後にごみを清掃した青年が様々な形で称賛されているという話題、東京の反差別デモの様子などを取り上げています。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学びましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
新しい大学入学共通テストではリスニングの配点が上がり、英語を聞き取る能力がこれまで以上に重視されます。そこで過去のニュース記事を使いながら、一部分を虫食いにした「穴埋め式のディクテーション」問題を用意しました。「聞く・書く」能力の向上に役立ててください。あわせて重要語句の用法を紹介します。音声は無料アプリ「朝日コネクト」かAWのウェブサイトで聞くことができます。今回は、英議会がテレビ審議を導入したニュースを聞き取ります。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、保安官ロイと息子のクリフが川に釣りに行きました。


◆On the Keyboard リレーエッセー
異文化エッセーは、マレーシアの高原リゾート地キャメロンハイランドの生まれのジェニファー・チャー・ウィー・ファンさんの連載が最終回を迎えました。2011年に交換留学生として来日し、現在は東京大学大学院の博士課程で環境システム学を専攻しているジェニファーさん。日本の若者たちに向けて、何事も右へならえ、ではなく「踏み固められていない道を選ぼう」と呼びかけています。

◆シミケンの語源で比べる英単語
英単語には、漢字の部首に相当する「語根」に「接頭辞」と「接尾辞」が組み合わさって出来上がった単語が数多くあります。この連載では、このような三つのパーツで成り立つ英単語を、類義語をテーマに分類し、それぞれの使い分けをイラストで図解しながら解説します。類義語と語源の知識が身につく一石二鳥のコラム。単語の使い分けができないために、英語の母語話者と会話をしていてけげんな顔をされた経験は誰にでもあるはず。類義語に精通することは、正確な英語を書き、話す際に不可欠です。今回は「説明する」の様々な言い方を解説します。筆者は英語教材クリエーターで、語学学習書としては大ベストセラーとなった「語源図鑑」でもおなじみの清水建二さん(KEN’S ENGLISH INSTITUTE代表)です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Omotenashi: 英語で案内してみよう!
2人の通訳ガイドが交代で、外国人をおもてなしする際に役立つ英語や知識を紹介してくれるコーナー。今回は伊東正子さんが「登山」の歴史や環境への影響を解説します。

◆Books: 放課後ブッククラブ
翻訳家であり、大学で米文学などを教える林剛司さんが、英語力向上に役立つ多読の方法やそれに適した本を紹介します。今週号では、英作文ならぬ「英借文」のための読書の仕方を教えてくれます。

◆Essay: 厚切りジェイソンの時事放談
テレビでおなじみの米国出身の芸人・厚切りジェイソンさんが、辛口の論評を繰り広げるこのコーナー。今回は「在宅勤務を強いられて再考した働き方」をテーマに考察します。

◆Novel: サーカス連続殺人事件
サーカス団で起きた連続殺人事件。今回が最終回です。団員を親に持つ仲良し2人組の活躍でついに事件は解決し、大団円を迎えました。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Topics  
今週号は、動物の話題を二つお届けします。種の繁殖のために飼育されていた100歳のガラパゴスゾウガメが役目を終えて故郷の島に解放された話題と、ロックダウン下の英国で犬を飼いたがる人が急増し、ブリーダーが憂慮している話を採り上げました。

◆News  
北朝鮮が南北共同連絡事務所を爆破し、韓国への敵対姿勢を鮮明にしている話と、45年ぶりに死者が出た中印衝突のニュースをお伝えします。

◆Weekly Picks  
黒人差別反対デモの発端となった黒人男性の暴行死事件。AP通信の黒人ジャーナリストで編集主幹補佐が、日頃感じている怒りをコラムにぶつけました。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2020/6/21号

This Week
On the Cover

ブラジル先住民の叫び

6月21日号の表紙は、民族衣装とマスクを身につけたブラジル先住民たちの写真です。豊かな生活を夢見て数万人が故郷から大都市マナウスに移住してきたのに、貧しい暮らしからは抜け出せず、新型コロナウイルスが流行しても政府の援助は届きません。AP通信の取材に応じて民族衣装姿でポーズを取ることで、苦境を訴えているのです。



◇今週の注目記事 ================

◇Movies: ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語
世代を超えて読み継がれる名作「若草物語」の何度目かのリメイク作品です。原作は米国の南北戦争を背景に4姉妹の成長を描いていますが、この映画は、次女ジョーに原作者のルイザ・メイ・オルコットの姿を重ね、成人後の4姉妹が等身大の幸せを見つける姿を描きます。俳優・脚本家のグレタ・ガーウィグが、単独監督2作品目で、古典作品を現代の女性に通じる物語に生まれ変わらせています。脚本と対訳でお楽しみください。

◇Special: 「若草物語」とL・M・オルコットの世界
映画の紹介に合わせ、講談社から昨年、抄訳「若草物語1&2」を出した翻訳家の谷口由美子さんに、物語の魅力や翻訳についてインタビューしました。あわせて、オルコットの生涯やほかの作品についても紹介しています。

◇Travel: Rapa Nui  モアイ像が守るイースター島
太平洋に浮かぶ火山島のイースター島は、現地の言葉でラパ・ヌイと呼ばれています。「広い大地」という意味だそうです。一番近い有人島まで2千キロ。モアイ像や青い海などを目当てに観光客が集まる島では、環境保全が死活問題になっています。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。今回は、韓国の人気歌手グループ「BTS」やスポーツ用品大手のナイキが黒人差別反対に立ち上がった話、新型コロナウイルスの影響で4月の二酸化炭素排出量は減ったが、大気中の濃度は過去最高を記録したニュース、北朝鮮拉致被害者救出運動の中心人物だった横田滋さんの訃報をお伝えしています。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学びましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
新しい大学入学共通テストではリスニングの配点が上がり、英語を聞き取る能力がこれまで以上に重視されます。そこで過去のニュース記事を使いながら、一部分を虫食いにした「穴埋め式のディクテーション」問題を用意しました。「聞く・書く」能力の向上に役立ててください。あわせて重要語句の用法を紹介します。音声は無料アプリ「朝日コネクト」かAWのウェブサイトで聞くことができます。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、マリーの友人ハンナが、母キャロルから部屋を掃除するように言われています。日本の家庭でもよくある光景ですね。

◆On the Keyboard リレーエッセー
異文化エッセーは、マレーシアの高原リゾート地キャメロンハイランドの生まれのジェニファー・チャー・ウィー・ファンさんの連載です。2011年に交換留学生として来日し、現在は東京大学大学院の博士課程で環境システム学を専攻しているジェニファーさん。今週号では、日本のお盆とよく似た中国人社会の「清明節」について教えてくれます。

◆シミケンの語源で比べる英単語
英単語には、漢字の部首に相当する「語根」に「接頭辞」と「接尾辞」が組み合わさって出来上がった単語が数多くあります。この連載では、このような三つのパーツで成り立つ英単語を、類義語をテーマに分類し、それぞれの使い分けをイラストで図解しながら解説します。類義語と語源の知識が身につく一石二鳥のコラム。単語の使い分けができないために、英語の母語話者と会話をしていてけげんな顔をされた経験は誰にでもあるはず。類義語に精通することは、正確な英語を書き、話す際に不可欠です。今回は「含む、入っている」の様々な言い方を解説します。筆者は英語教材クリエーターで、語学学習書としては大ベストセラーとなった「語源図鑑」でもおなじみの清水建二さん(KEN’S ENGLISH INSTITUTE代表)です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Omotenashi: Lisa’s In and Around Tokyo
世界各地を旅するフォトグラファー、リサ・ヴォートさんが、東京近辺の見どころを紹介するシリーズ。今回は東京都中央区にある数寄屋橋交差点に生まれた銀座ソニーパークを紹介します。「ソニービル」の跡地にできた最先端の公園です。

◆Essay: POSTCARDS FROM A BILINGUAL FAMILY
筆者の家庭を舞台にした漫画エッセー。今回は、新型コロナウイルス対策で導入されたリモート授業の内容や、子どもたちが楽しむ様子を紹介しています。

◆Essay: Marty’s Playlist 「エレス・トゥ」
米ワシントンDC出身のミュージシャン兼プロデューサー、マーティ・フリードマンさんが、スペインの人気グループ・モセダデスの1970年代の大ヒット曲を紹介し、坂本九さんの「上を向いて歩こう」と比較するなどして、言語の違いを超えて愛される曲の背景を分析しました。

◆Essay: Street Smart English
米国生活の長かった詩人の伊藤比呂美さんが、日米の生活のあれこれについて考察します。今回は、日本人の陥りやすいLet’s の誤った使い方を、自身の間違いを交えて解説しています。誰かと何かを「一緒にやろう!」と思ったとき、気軽に何にでもつけてはいけないのですね。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Topics  
都市封鎖で不自由な生活を強いられたオーストラリアの都市住民の間で、封鎖解除後、サバイバルツアーへの参加が流行しているそうです。生きるすべを多く知ることは自信につながり、よりよい選択ができるのだとか。イスラエルの古代遺跡から、儀式で使用したとみられる大麻の痕跡が発見されたニュースとともにお届けします。

◆News  
米国で黒人男性ジョージ・フロイドさんが警察官の暴行によって死亡した事件に端を発した黒人差別反対デモは、世界中に広がっています。暴行のきっかけは、偽20ドル札が使われたという商店からの通報でした。フロイドさんはたまたま近くにいたのです。フロイドさんの弟は米議会下院の公聴会に出席し、声を震わせて「黒人の命はたった20ドルか」と訴えました。ほかに、9月に予定されている国連総会が、史上初めてビデオ会議で行われることなどをお伝えしています。

◆Weekly Picks  
新型コロナウイルスの流行前、欧米ではマスクを着けることは一般的ではありませんでした。むしろ、恐怖や嫌悪感すら抱かせるものだったといえるでしょう。しかし、コロナの流行があって人々の意識が一変したことを、フランスの社会学者が研究発表しました。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2020/6/14号

This Week
On the Cover

分断を超えて

6月14日号の表紙は、前号に続き黒人差別に反対するデモを採り上げました。差別に対する人々の怒りは各国に拡大しましたが、デモの様子は変化してきています。米国では、デモ隊と警官隊が自転車でつくったバリケードを挟みながらも連帯の気持ちを示しあい、英国では、奴隷商人の彫像が川に投げ入れられました。
(※紙面では「海に投げ入れた」となっていますが、「川」の誤りでした。訂正します)



◇今週の注目記事 ================

◇Movies: サンダーロード
米テキサス州の警官ジムは、母親の葬儀で、彼女の好きだったブルース・スプリングスティーンの曲を流してダンスを踊り、追悼しようとしますが、プレーヤーが壊れており、曲なしのダンスは参列者を困惑させます。妻とは別居、小学生の娘との仲もうまくいかず、仕事も失敗続き。何事にも一生懸命なのに、やることなすこと空回りする警官の人生描く、笑えて泣ける切ない映画です。

◇Travel: Haarlem, The Netherlands  数百年変わらぬ街
米ニューヨーク・ハーレム地区の名前の由来となったオランダの古都を訪ねます。赤れんがづくりの古い建物が随所にあり、中世の面影が濃い街ですが、中心部ではコミックマーケットが開かれ、日本語の題名が付けられた漫画の同人誌が販売されていました。巨大なパイプオルガンのある教会や、現存するオランダ最古の養老院など見どころがたくさんあります。もちろん、おいしいシーフードも逃せません。

◇Weekly Picks: 米ビジネススクールへの留学にためらい
新型コロナウイルスの感染防止対策のため、世界各地で教育のオンライン化が一気に進みました。しかし、最先端の経営学を学ぶために世界中から留学生が集まる米国のビジネススクールは、入学をためらう人が増えているそうです。経営学修士(MBA)の取得に高い授業料を支払うのは、学びながら将来の人脈作りもできるからなのに、オンラインではそれはかなわないからです。ビザの発給停止も重なり、留学生が来なくなった名門大学は経営を直撃されて頭を抱えています。

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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。今週号は、1年前に大火災に見舞われたパリのノートルダム大聖堂前の広場がようやく一般に開放されたニュースや、日本のプロ野球とサッカーJリーグの開幕日や米フロリダ州のディズニー・ワールドの営業再開日が決まった話、「ハリー・ポッター」シリーズの作者J・K・ローリングさんが新作の童話をネットで公表した話題を紹介しています。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学びましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
新しい大学入学共通テストではリスニングの配点が上がり、英語を聞き取る能力がこれまで以上に重視されます。そこで過去のニュース記事を使いながら、一部分を虫食いにした「穴埋め式のディクテーション」問題を用意しました。「聞く・書く」能力の向上に役立ててください。あわせて重要語句の用法を紹介します。音声は無料アプリ「朝日コネクト」かAWのウェブサイトで聞くことができます。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。コロナウイルス感染対策で家ごもりが続くマリーの一家。土曜の夜にテレビを見ていた父親を、マリーがゲームに誘います。実際に、米国ではコロナ対策需要でボードゲームが売れているそうです。

◆On the Keyboard リレーエッセー
異文化エッセーは、マレーシアの高原リゾート地キャメロンハイランドの生まれのジェニファー・チャー・ウィー・ファンさんの連載です。2011年に交換留学生として来日し、現在は東京大学大学院の博士課程で環境システム学を専攻しているジェニファーさん。日本の家庭料理の作り方を解説したサイトやパック入りの合わせ調味料の存在を知ってから、日本料理のレパートリーが格段に増えたそうです。

◆シミケンの語源で比べる英単語
英単語には、漢字の部首に相当する「語根」に「接頭辞」と「接尾辞」が組み合わさって出来上がった単語が数多くあります。この連載では、このような三つのパーツで成り立つ英単語を、類義語をテーマに分類し、それぞれの使い分けをイラストで図解しながら解説します。類義語と語源の知識が身につく一石二鳥のコラム。単語の使い分けができないために、英語の母語話者と会話をしていてけげんな顔をされた経験は誰にでもあるはず。類義語に精通することは、正確な英語を書き、話す際に不可欠です。今回は「説明する」の様々な言い方を解説します。筆者は英語教材クリエーターで、語学学習書としては大ベストセラーとなった「語源図鑑」でもおなじみの清水建二さん(KEN’S ENGLISH INSTITUTE代表)です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Omotenashi: 英語で案内してみよう!
通訳ガイドの海生郁子さんが、日本の国立公園の成り立ちや役割、所在地などについて解説してくれます。また、「理想のガイド」になるために、観光客の減った今だからこそできることなどを教えてくれます。

◆Essay: 森住史の英語のアレコレQ&A
あまり数にこだわらない言語である日本語で育った私たちにとって、可算名詞と不可算名詞は、いつまでも悩みのタネです。しかし、それによって冠詞が付かなかったり代名詞が変わったりもするので、大問題でもあります。今回は「数えられないはずの抽象名詞なのに、可算名詞として使われる時があるの?」という疑問に、成蹊大学文学部の森住史教授がお答えします。

◆Essay: 地球うおっちんぐ
おなじみのアグネス・チャンさんの連載です。今回は黒人差別問題を採り上げます。自身の米国留学中の体験も踏まえ、「黒人に生まれるとはどういうことか」「差別されるとはどういうことか」を丁寧に解説し、根深い差別意識を改善するよう呼びかけています。

◆English Writing : 英文ライティング道場
今回は、タレントの志村けんさんの訃報を英訳するという課題に、190人の方から投稿をいただきました。もちろん自分で訳してみるのは英語の一番の勉強方法ですが、成績優秀者に選ばれる人たちの訳のどこが良くてどこをどう改善したらいいのかを解説した愛知学院大学講師の杉浦正好先生の添削や、愛知教育大学准教授のトニー(アンソニー・ライアン)先生のコメントを読むと、英語学習に役立ちます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Topics  
長距離走にまつわる二つの話題を紹介しています。まず、伝統あるボストンマラソンが、新型コロナウイルスの感染防止対策のため124年の歴史で初めて中止されました。また、靴メーカーのアディダスは、がんと戦いながらカナダ横断に挑戦した義足ランナーの靴の復刻版を、40年ぶりに発売したそうです。

◆News  
黒人差別反対デモを沈静化するため、米国のトランプ大統領が軍の派遣も辞さない姿勢を示したところ、国防長官とその前任者が反対の姿勢を示しました。香港では、中国の民主化運動が軍によって鎮圧された天安門事件から31年目の追悼集会が、当局の禁止令に逆らって開かれました。政府同士の対立が目立つ米国と中国で、同時期に起きている人権を巡るニュースを採り上げました。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2020/6/7号

This Week
On the Cover

怒れる米社会

米ミネソタ州ミネアポリスで、黒人男性ジョージ・フロイドさんが警察官に拘束された際に亡くなった事件で、全米に抗議デモが広がっています。6月7日号の表紙は、アリゾナ州ツーソンで警官隊とにらみ合うデモ参加者の写真を採り上げました。新型コロナウイルス流行から立ち直りきる前に、民衆の怒りが、米社会にとって文字どおりの火種となっています。



◇今週の注目記事 ===============

◇Movies: 15年後のラブソング
英国の海辺にある田舎町に暮らすカップルと、かつて大ヒット曲を出したものの表舞台から消えて久しい、いわゆる一発屋のロック歌手による中年の三角関係を描いたラブコメディーです。ロック歌手をイーサン・ホークが演じます。脚本と対訳でお楽しみください。

◇Travel: ネパール・バンディプール ヒマラヤ山脈を望む宿場町
ネパールの首都カトマンズと、ヒマラヤ・トレッキングの基地として知られるポカラの中間にある古都バンディプール。かつてチベットとインドを結ぶ交易路の宿場町として栄えました。カトマンズとポカラを結ぶ自動車道路の経路からはずれたために、現代の交通の要所ではなくなってしまいましたが、そのお陰で18世紀の街並みや建築が残り、風情のある観光地として注目を浴びるようになりました。

◇Special: Snapshot: Hanoi in lockdown
ベトナム・ハノイで英語教師として働くフィリピン人ジャーナリストが、新型コロナウイルス封じ込めに成功し、死者ゼロを続けるベトナムの都市封鎖について内側から報告します。ジャーナリストは母国で大統領派の「敵性左派リスト」に載っていることを知り、身の危険を避けるためハノイに移住しました。死者ゼロの国と、ジャーナリストの殺害が相次ぐ母国の状況の比較も交えて語ります。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。今回は、戦時中にベルリン動物園から逃げだし、その後発見されてモスクワ動物園に送られた高齢のワニが死亡したニュースや、作家の村上春樹さんが自宅からラジオ番組のDJを務めた話、富士山の全登山道閉鎖、新型コロナウイルス対策でタイ・バンコクに登場したペダルで操作するエレベーターなどの話題を採り上げています。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学びましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
新しい大学入学共通テストではリスニングの配点が上がり、英語を聞き取る能力がこれまで以上に重視されます。そこで過去のニュース記事を使いながら、一部分を虫食いにした「穴埋め式のディクテーション」問題を用意しました。「聞く・書く」能力の向上に役立ててください。あわせて重要語句の用法を紹介します。音声は無料アプリ「朝日コネクト」かAWのウェブサイトで聞くことができます。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、マリーの友人ハンナの一家が、夕飯に何を食べるか相談しています。どうやらタイ料理のテイクアウトに決まったようです。エビのレッドカレー? おいしそうです。

◆On the Keyboard リレーエッセー
異文化エッセーは、マレーシアの高原リゾート地キャメロンハイランドの生まれのジェニファー・チャー・ウィー・ファンさんの連載です。2011年に交換留学生として来日し、現在は東京大学大学院の博士課程で環境システム学を専攻しているジェニファーさん。今回は日本語の「頑張って」という言葉に注目しました。言語の壁を越えた励ましの言葉なので、ぜひ「スシ」や「ラーメン」のように英単語に採用してほしいと主張しています。

◆シミケンの語源で比べる英単語
英単語には、漢字の部首に相当する「語根」に「接頭辞」と「接尾辞」が組み合わさって出来上がった単語が数多くあります。この連載では、このような三つのパーツで成り立つ英単語を、類義語をテーマに分類し、それぞれの使い分けをイラストで図解しながら解説します。類義語と語源の知識が身につく一石二鳥のコラム。単語の使い分けができないために、英語の母語話者と会話をしていてけげんな顔をされた経験は誰にでもあるはず。類義語に精通することは、正確な英語を書き、話す際に不可欠です。今回は「説明する」の様々な言い方を解説します。筆者は英語教材クリエーターで、語学学習書としては大ベストセラーとなった「語源図鑑」でもおなじみの清水建二さん(KEN’S ENGLISH INSTITUTE代表)です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Omotenashi: Lisa’s In and Around Tokyo
世界を旅するフォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、東京と近郊の「隠れた名所」を案内します。今回は静岡県伊東市の「象牙と石の彫刻美術館」を訪れました。ワシントン条約で象牙の輸入が禁じられている今では、世界的にも貴重な品を見ることができます。

◆Essay: POSTCARDS FROM A BILINGUAL FAMILY
筆者の家庭を舞台にした漫画エッセー。自宅での巣ごもり生活が続いたために、子どもたちの以前は完璧だった英語と日本語の使い分けが混乱してきたようです。

◆Omotenashi: 和’s Cooking?
米ニューヨーク在住の料理家・滑志田真理さんが英語で教える日本の家庭料理。今回は「いももち」をご紹介します。北海道出身のお母様を持つ滑志田さんの、お気に入りの一品です。

◆カタカナ語がワカラナイ!
日本語の中で使われるカタカナ語の数は年々増える一方で、日本語の語彙を豊かにするのに一役買っています。しかし、日本語のわかる外国人でも、カタカナ語の意味を正確に理解するのは至難の業というのも事実。英語母語話者には通じないおかしな和製英語をはじめ、日本人が英語と思い込んで使っている外国語なども混乱の原因です。日本で活躍する英国人フリーランスライターのスティーブ・ウォルッシュさんが、自らの経験をもとに、カタカナ語が生んだ誤解やその対処法についてつづってくれます。今回は、巣ごもり生活のため、自宅のベランダでくつろぐウォルシュさんに、子どもが「ベランピングだ」と叫びました。



上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Topics  
コロナ禍で暮らしが成り立たなくなったインドの貧しい少女が、身体の不自由な父親を自転車に乗せ、故郷の村まで1200㌔メートルをこいで帰った話題と、11人の米大統領に仕えたホワイトハウスの執事が、新型コロナに感染して92歳で亡くなったという訃報をお伝えしています。

◆News  
中国の全国人民代表大会が国家安全法導入を可決したために、風前のともしびとなった「一国二制度」など香港情勢を巡る話と、自身のツイートに警告マークを食らったトランプ米大統領が、SNS企業の免責を制限する大統領令に署名したニュース、コロナ禍をきっかけに豪州最大のメディアグループが地方紙110紙をリストラしたことなど、表現・報道の自由に関係する話題を中心に採り上げました。


◆Weekly Picks  
世界各地で都市封鎖が続き、自宅にこもらなければならない時でも、世界記録に挑戦しようという人々の熱い気持ちを抑えることはできません。記録を認定するギネス社がオンライン申請を受け付け始めたところ、以前と変わらぬ数の申請が殺到しました。中には風変わりな記録もあるようで・・・。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2020/5/31号

This Week
On the Cover

ありのままで 池江璃花子選手

5月31日号の表紙は、白血病からの復帰を目指す競泳女子の池江璃花子選手です。白血病の治療で髪の毛が抜けたのでしょう。これまではウィッグをかぶっていましたが、化粧品ブランドとの共同企画で、ウィッグを外した姿を初めて公開しました。新型コロナウイルスに苦しむ人たちにありのままの自分をみてもらい、少しでも希望を感じて欲しい、という願いが込められた写真です。力強い美しさに目を奪われます。



◇今週の注目記事 ================

◇Movies: オフィシャル・シークレット
2003年3月のイラク戦争開戦に先立つ米国の情報工作について、英国情報機関の実在の職員キャサリンの体験をもとに描いた映画です。キャサリンはある日、国連安保理内の開戦反対論を押さえこむよう、違法な工作を依頼する米国情報機関からのメールを受信します。「自分は政府ではなく国民に仕えている」という信念を持つキャサリンは、義憤に駆られてメールをマスコミにリークしますが、イラク侵攻は始まり、キャサリン自身は機密保持法違反容疑で逮捕されます。逮捕されても戦い続ける彼女を、支える人々も現れます。現在の情勢とも重なって見える映画を、脚本と対訳でお楽しみください。

◇Travel: フォークランド諸島  ペンギンなど多様な野生動物の宝庫
かつて英国とアルゼンチンが領有を争ったことで知られる、南米大陸南端の諸島です。南極にも近く、数種類のペンギンのほかゾウアザラシなど多くの動物が生活する、豊かな自然に恵まれた島々です。住民の生活様式は英国式ですが、ペンギンの数はなんと人口の285倍にもなります。動物たちの写真とともに島の様子を紹介します。

◇Special: Dharamsala in lockdown
中国政府による抑圧的な統治が続くチベットを逃れた人々によって亡命政府が置かれる北インド・ダラムサラ。幼少時に父親と共にこの地に亡命したチベット人の筆者が、新型コロナウイルス対策のための都市封鎖が難民たちやインドの人々の暮らしに及ぼした影響についてリポートします


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。今回は、新型コロナ感染防止のため、信徒に聖水をかけるのに水鉄砲を使う米カトリック教会の神父、コロナ禍をきっかけに在宅勤務を本格導入する米ツイッター社、米ロサンゼルスのビーチの封鎖解除、自家用車で幹線道路を走った5歳児の話題を紹介しています。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学びましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
新しい大学入学共通テストではリスニングの配点が上がり、英語を聞き取る能力がこれまで以上に重視されます。そこで過去のニュース記事を使いながら、一部分を虫食いにした「穴埋め式のディクテーション」問題を用意しました。「聞く・書く」能力の向上に役立ててください。あわせて重要語句の用法を紹介します。音声は無料アプリ「朝日コネクト」かAWのウェブサイトで聞くことができます。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、在宅生活に飽き飽きした高校生男子2人が、どうやって退屈を紛らわそうか電話で話し合っています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
異文化エッセーは、マレーシアの高原リゾート地キャメロンハイランドの生まれのジェニファー・チャー・ウィー・ファンさんの連載です。2011年に交換留学生として来日し、現在は東京大学大学院の博士課程で環境システム学を専攻しているジェニファーさん。小さい頃、お父さんから「お前はココナツの実から生まれた」と聞かされて育ったそうです。桃太郎みたいですね。大きくなってから、お父さんの話に込められた心情と愛情に気づいたということです。

◆シミケンの語源で比べる英単語
英単語には、漢字の部首に相当する「語根」に「接頭辞」と「接尾辞」が組み合わさって出来上がった単語が数多くあります。この連載では、このような三つのパーツで成り立つ英単語を、類義語をテーマに分類し、それぞれの使い分けをイラストで図解しながら解説します。類義語と語源の知識が身につく一石二鳥のコラム。単語の使い分けができないために、英語の母語話者と会話をしていてけげんな顔をされた経験は誰にでもあるはず。類義語に精通することは、正確な英語を書き、話す際に不可欠です。今回は「説明する」の様々な言い方を解説します。筆者は英語教材クリエーターで、語学学習書としては大ベストセラーとなった「語源図鑑」でもおなじみの清水建二さん(KEN’S ENGLISH INSTITUTE代表)です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Omotenashi: 英語で案内してみよう!
2人の通訳ガイドが交代で、外国人をおもてなしする際に役立つ英語や知識を紹介してくれるコーナー。今回は伊東正子さんが「分煙」をとりあげます。改正健康増進法が4月に施行され、受動喫煙防止のための取り決めが一段と厳しくなりました。

◆Books: 放課後ブッククラブ
翻訳家であり、大学で米文学などを教える林剛司さんが、英語力向上に役立つ多読の方法やそれに適した本を紹介します。分からない単語が出てくるたびに意味を調べていると、読書ははかどりませんし楽しさも半減。どうやったらなるべく辞書を引かずに読書をつづけていけるのでしょうか。

◆Essay: 厚切りジェイソンの時事放談
テレビでおなじみの米国出身の芸人・厚切りジェイソンさんが、辛口の論評を繰り広げるこのコーナー。今回は「コロナ対応に見える各国のお国柄」をテーマに、日本、中国、米国の対応や政策の違いについて考察します。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Topics  
先住民族の文化を口伝で伝えてきた長老たちを新型コロナウイルスから守るために、南米で集落封鎖が進んでいる話や、英国の名門イートン校が教育格差是正のために1億ユーロを拠出する話を紹介しています。

◆News  
新型コロナウイルス後を見据えた米中のせめぎ合いが激化しています。米国が中国の通信機器大手ファーウェイへの制裁を強化したニュースは、先鋭化する両国関係の象徴になっています。そのほか、渦中の黒川検事長辞職や、英ケンブリッジ大学が来年度の講義をすべてオンライン化することなどをとりあげています。

◆Weekly Picks  
南アジアではおなじみの巨大果実ジャックフルーツ。採れすぎて廃棄されることも多いのですが、菜食主義の人たちを中心に、肉の代用として注目されています。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2020/5/24号

This Week
On the Cover

グランドキャニオン、一部再オープン

5月24日号の表紙は、雄大なグランドキャニオン国立公園を背景に卒業記念の写真を撮影する大学生たちです。米国では、新型コロナウイルス感染防止対策で実施された都市封鎖が一部緩和され、毎年多数の観光客を集めるグランドキャニオンも一部立ち入りができるようになりました。一方で、感染拡大を懸念する声も根強くあります。



◇今週の注目記事 ================

◇Movies: ルース・エドガー
米国の高校に通う17歳のルース・エドガーは、文武両道に秀でた快活な優等生。実は母国のアフリカ・エリトリアで幼少期に子ども兵士として戦場にかりだされたこともありましたが、7歳で渡米し、白人夫妻の養子になった過去を持っています。ルースが書いたリポートを、人権意識や政治的主張の強い黒人教師ウィルソンが問題視したことから、養父母とルースら登場人物たちの間で不信感が沸きだし、それぞれの価値観が揺さぶられ、さらに社会にはびこる諸問題が浮かびあがります。鑑賞後も考え込んでしまうのは間違いないでしょう。公開が待たれる映画を、脚本と対訳でお楽しみください。

◇Travel: Esslingen, GERMANY  河畔に広がる中世の街並み
ドイツ南西部シュツットガルト近郊の古都エスリンゲンを訪ねます。ネッカー川を利用した水運とワイン醸造で古くから栄えた町で、中世の街並みが残ります。ドイツで最初に「ゼクト」と呼ばれる発泡ワインを製造したケスラー社、濃いピンク色の外観で天文時計に飾られた旧市庁舎やドイツ最古の木組み建築が並ぶ広場、丘の上の城塞、ゴシック様式の教会、ブドウ畑、居心地のよいカフェなど、小さいながらも見どころ満載の町のたたずまいを、写真とともに堪能してください。

◇Special: 英語で話すとき、発音よりも大事なこと
発音に気をつけて話しても、英国人や米国人に英語がぜんぜん通じない――。そんな経験がありませんか? 実は英語を話すうえで、発音よりも大切なことがあります。それが呼吸法とイントネーションです。会話に正しく山場をつくれば、ぐっと通じやすくなるそうです。同志社大学や関西大学で教える言語文化学博士・森庸子さんが、コツを伝授してくれます。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。今回は、ボクシングの元世界ヘビー級統一王者マイク・タイソンさんが慈善試合でリングに復帰するかもしれないという話と、新型コロナの巣ごもり需要でゲームメーカー任天堂の業績が好調、豪華愛蔵版「100年ドラえもん」発売、ロックンロールのパイオニア、リトル・リチャードさんの訃報などを紹介しています。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学びましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
新しい大学入学共通テストではリスニングの配点が上がり、英語を聞き取る能力がこれまで以上に重視されます。そこで過去のニュース記事を使いながら、一部分を虫食いにした「穴埋め式のディクテーション」問題を用意しました。「聞く・書く」能力の向上に役立ててください。あわせて重要語句の用法を紹介します。音声は無料アプリ「朝日コネクト」かAWのウェブサイトで聞くことができます。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、マリーの友人ハンナが、コロナウイルス対策で家ごもり中にオンラインのヨガレッスンに取り組んでいます。そこに、体の硬い兄トーマスが参加します。

◆On the Keyboard リレーエッセー
異文化エッセーは、マレーシアの高原リゾート地キャメロンハイランドの生まれのジェニファー・チャー・ウィー・ファンさんの連載です。2011年に交換留学生として来日し、現在は東京大学大学院の博士課程で環境システム学を専攻しているジェニファーさん。中国系の食文化でよく言われる「体を温める食べ物」「体を冷やす食べ物」について教えてくれます。

◆シミケンの語源で比べる英単語
英単語には、漢字の部首に相当する「語根」に「接頭辞」と「接尾辞」が組み合わさって出来上がった単語が数多くあります。この連載では、このような三つのパーツで成り立つ英単語を、類義語をテーマに分類し、それぞれの使い分けをイラストで図解しながら解説します。類義語と語源の知識が身につく一石二鳥のコラム。単語の使い分けができないために、英語の母語話者と会話をしていてけげんな顔をされた経験は誰にでもあるはず。類義語に精通することは、正確な英語を書き、話す際に不可欠です。今回は「説明する」の様々な言い方を解説します。筆者は英語教材クリエーターで、語学学習書としては大ベストセラーとなった「語源図鑑」でもおなじみの清水建二さん(KEN’S ENGLISH INSTITUTE代表)です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Omotenashi: Lisa’s In and Around Tokyo
世界各地を旅するフォトグラファー、リサ・ヴォートさんが、東京近辺の見どころを紹介するシリーズ。今回は東京都中央区にある日本橋高島屋を紹介します。百貨店の建物で初めて国の重要文化財に指定されています。

◆Essay: POSTCARDS FROM A BILINGUAL FAMILY
筆者の家庭を舞台にした漫画エッセー。今回はコロナ対策で認識されるようになった「社会的距離」の、英語での言い方を考えます。間違うと差別主義者になってしまいますので、気をつけて!

◆Essay: “Run, Joey Run”
人気ドラマ「glee /グリー」でもカバーされた曲と、ポピュラーミュージック界に時折誕生する「一発屋」について考察します。世界中で愛されながら、いつの間にか忘れ去られる歌い手。しかし、その歌は時代を超えて愛され続けます。

◆Essay: Street Smart English
米国生活の長かった詩人の伊藤比呂美さんが、日米の生活のあれこれについて考察します。今回は、普段のあいさつや、不幸があった人の心情をおもんばかる言葉に表れる、英語文化と日本語文化の違いを実体験にもとづいて説明します。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Topics  
オランダのレストランが営業再開に向けてガラス張りの個室で試験営業をした話と、世界中にチェーン店を持つバーガーキングが、イタリア・ミラノで来店を予約制にする話題をとりあげ、都市封鎖一部解除後の欧州のいまをご紹介します。

◆News  
新型コロナウイルスを絶滅させることは難しく、戦いは長い道のりになる、という世界保健機構(WHO)の予測や、原油市場をコロナ禍が直撃したニュース、難病治療のため超高額薬の保険適用が承認された話題を紹介しています。

◆Weekly Picks  
新型コロナウイルスによって様変わりした働き方や仕事の習慣、職場のあり方などについての長文の論考を掲載しています。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2020/5/17号

This Week
On the Cover

路上芸術家が描くヒーローとは

5月17日号の表紙は、正体不明の路上芸術家バンクシーが英国の病院に贈った、医療従事者の絵です。タイトルは「流れを変える者」。幼い男の子が、それまで遊んでいたとみられるヒーローたちの人形を籠に置いたまま、マスク姿でマントをつけた看護師さんの人形で遊んでいます。絵には「皆様の働きに感謝しています」と書かれた手紙が添えられていたそうです。前号では、バンクシーが「在宅勤務」をして自宅の浴室に描いたネズミの絵をご紹介したばかり。社会派の面目躍如の活躍が続きます。



◇今週の注目記事 ================

◇Movies: ポルトガル、夏の終わり
ポルトガルの世界遺産の町シントラに、イザベル・ユペール演じる死期を悟った女優が家族や友人ら近しい人たちを集め、自分の死後も皆が幸せに暮らせるよう段取りしようとしますが…。8世紀ごろにムーア人が築いた城跡や王宮、美しい自然を背景に、登場人物の人生が浮かび上がる極上の大人の映画を紹介します。

◇Travel: Bogota, Colombia  先住民の金細工
現在のコロンビアに文明を築いていた先住民は精巧な金細工を作り出し、支配階級は金の装飾品で身を飾っていました。この地に上陸したスペイン人はそれを見て欲望に目がくらみ、先住民と戦いました。しかし、実は戦闘より欧州から持ち込まれた病気のために亡くなった先住民が多かったといいます。現在の国民に占める先住民の子孫の割合はとても低いですが、その文化や伝統を見直し、保存しようとする機運は高まっているようです。黄金博物館や色とりどりの果物が並ぶ市場などの様子とともにリポートします。

◇Weekly Picks: 「野球カード」の選手を訪ねて
アメリカの大学教授が、四半世紀前に発行された「野球カード」をもとに、元大リーガー10人の「その後」を訪ねる旅をし、その紀行文を出版しました。新型コロナウイルスでスポーツ界全体が試合の休止を余儀なくされるなか、本は野球ファンたちに熱狂的に迎えられたそうです。筆者は「彼らからは、生きていく上で大切な教訓を得た」と話しています。

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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。今回は、英国南部の村で、家々の前庭に医療従事者や清掃員の格好をしたかかしが登場し、家ごもり中の健康維持のために散歩やジョギングをする人たちの目を楽しませているという話や、都市封鎖が緩和されたニュージーランドで、ハンバーガー店のドライブスルーに長い列ができたという新型コロナウイルス関連のニュースのほか、トム・クルーズの新作映画が宇宙で撮影される話、コアラの水分補給方法の謎解明などの話題を採り上げています。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学びましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◆Listen & Write  英語耳を鍛えよう 
新しい大学入学共通テストではリスニングの配点が上がり、英語を聞き取る能力がこれまで以上に重視されます。そこで過去のニュース記事を使いながら、一部分を虫食いにした「穴埋め式のディクテーション」問題を用意しました。「聞く・書く」能力の向上に役立ててください。あわせて重要語句の用法を紹介します。音声は無料アプリ「朝日コネクト」かAWのウェブサイトで聞くことができます。

◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇! 
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。コロナウイルス感染対策で家ごもりが続くマリーの一家。いまはジグソーパズルに夢中になっています。現実に米国ではジグソーパズルの売れ行きが伸びていて、4月の数週間で昨年1年間の3~4倍も売り上げた会社があるそうです。

◆On the Keyboard リレーエッセー
異文化エッセーは、マレーシアの高原リゾート地キャメロンハイランドの生まれのジェニファー・チャー・ウィー・ファンさんの連載です。2011年に交換留学生として来日し、現在は東京大学大学院の博士課程で環境システム学を専攻しているジェニファーさん。納豆は臭くてどうも好きになれません。しかし、日本の友人たちに故郷土産のドリアンチョコを渡した時の反応を思い出しました。「臭い靴下みたい」と言われたのです。そこから、食文化こそそれぞれの国の人を特徴づけるものだと気づきます。

◆シミケンの語源で比べる英単語
英単語には、漢字の部首に相当する「語根」に「接頭辞」と「接尾辞」が組み合わさって出来上がった単語が数多くあります。この連載では、このような三つのパーツで成り立つ英単語を、類義語をテーマに分類し、それぞれの使い分けをイラストで図解しながら解説します。類義語と語源の知識が身につく一石二鳥のコラム。単語の使い分けができないために、英語の母語話者と会話をしていてけげんな顔をされた経験は誰にでもあるはず。類義語に精通することは、正確な英語を書き、話す際に不可欠です。今回は「説明する」の様々な言い方を解説します。筆者は英語教材クリエーターで、語学学習書としては大ベストセラーとなった「語源図鑑」でもおなじみの清水建二さん(KEN’S ENGLISH INSTITUTE代表)です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Omotenashi: 英語で案内してみよう!
通訳ガイドの海生郁子さんが、日本の建築に独特な「欄間」について解説します。どのように始まり、どうやって発展してきたのでしょう? そもそも、どんな役割があるのでしょうか。外国のお客様に説明するためには、どのように伝えればいいでしょうか。

◆Essay: 森住史の英語のアレコレQ&A
「入り口の両側に柱が1本ずつ立つ、を英語ではどのように言うでしょう?」という質問に、成蹊大学教授の森先生が答えます。言い方によっては柱が合計4本あるようにとられてしまったり、聞き手に「一体何本の柱の話をしているの?」とイライラされてしまったりする可能性があります。単純なようで難しい表現です。

◆Essay: 地球うおっちんぐ
おなじみのアグネス・チャンさんの連載です。4月上旬、94歳の母親に会おうと香港に向かったアグネスさん。入国時にウイルス検査をし、陰性だったため無事に入国し、母親の所有するアパートで2週間の自宅隔離に入りました。久しぶりにギターを手に取って練習を始めたら、爽快な気分を味わえたそうです。

◆Advice : メールの「!」や絵文字が苦手
アニーの人生相談に、「!」や絵文字が多用されたメールが苦手だという男性から「自分が気むずかしいだけかなあ」という悩みが寄せられました。男性がメールの返信に絵文字などを使わないために、相手から気分を害していると勘違いされることもあるそうです。これに対するアニーの回答は――。

◆English Writing : 英語教育最前線
新型コロナウイルス感染対策のために外出自粛が続く中、自宅でのオンライン学習が花盛りです。フィリピンのオンライン英会話学校は日本や中国からレッスンを受ける生徒が急増し、先生たちは大忙し。コロナ終息後を見据えて、この商機を逃すまいと意気込んでいます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Topics  
未成年の死刑やむち打ち刑の廃止など刑罰の緩和が進むサウジアラビアの政治状況や、米国でコロナ感染対策が原因とみられる洗剤や消毒液の中毒事故が増加しているニュースを紹介しています。

◆News  
EUが主導した国際会議で、日欧豪がコロナウイルスのワクチンや治療法の開発に計8500億円を支援することを約束した話や、国連が途上国のコロナ対策で7千億円の拠出を求めた話など、「コロナ後」を見据えた国際社会の動きを中心に採り上げました。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2020/5/3-10号

This Week
On the Cover

米映画界の「顔」復活

5月3-10日合併号の表紙は、米映画界の「顔」ともいえる俳優トム・ハンクスさんです。
ロケ先のオーストラリアで妻とともに新型コロナウイルスに感染し、療養の末に回復。米コメディー番組「サタデー・ナイト・ライブ」特別編の司会を自宅から務めました。また、「コロナ」という名前のためにいじめを受けたオーストラリアの少年に、激励の手紙とともに、趣味で収集したコロナ社製タイプライターを贈りました。人々の笑顔を取り戻すために早くも活躍しています。


◇今週の注目記事 ================

◇Movies: ライブリポート
かつての相棒である警察署長の娘が誘拐された。はみ出し警察官ペニーは、被害者を捜す唯一の手がかりである容疑者を射殺してしまう。停職を命じられながら独断で捜査を続けるペニーと、その様子をリアルタイムでネット配信する若きリポーターの2人組は、期限までに被害者を見つけることができるか――。 スリリングな状況下での世代間ギャップがある2人の会話を、シナリオ対訳と解説でお楽しみください。

◇Travel: MALDIVES  インド洋の島でスローライフ体験
インド洋に浮かぶ1200の島々からなる楽園モルディブ。1島あたり1リゾートが基本だと言います。サンゴ礁と貝殻の堆積物からなる島での滞在は、時がゆったりと流れます。水に浮かぶコテージタイプの部屋から青い海や水平線に沈む夕日を眺めるもよし、海辺ならではのスポーツに興じるもよし。美しい写真と文章を通じて、つかの間、リゾート気分を味わっていただければと思います。

◇Weekly Picks: Life in hiding アンネ・フランクの隠れ家生活を映像化
第2次世界大戦終戦75周年を記念して、「アンネの日記」の著者アンネ・フランクの隠れ家生活をリアルに再現したオンライン・ビデオをオランダにある博物館が作りました。新型コロナウイルス対策でホロコースト終結を記念するイベントは中止になっていますが、ビデオは外出が制限され、不自由な生活を強いられている若者たちの共感を集めています。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげ、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、「謎の路上芸術家バンクシーも在宅勤務」、新型コロナウイルスと戦う医療従事者を支援するため、「100歳の誕生日までに自宅の庭100周」のチャリティーウォークで多額の寄付金を集めた英国の退役軍人の話題などを取りあげています。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学びましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◆Listen & Write 英語耳を鍛えよう 
新しい大学入学共通テストではリスニングの配点が上がり、英語を聞き取る能力がこれまで以上に重視されます。そこで過去のニュース記事を使いながら、一部分を虫食いにした「穴埋め式のディクテーション」問題を用意しました。「聞く・書く」能力の向上に役立ててください。あわせて重要語句の用法を紹介します。音声は無料アプリ「朝日コネクト」かAWのウェブサイトで聞くことができます。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。ついにグリーンビルにもコロナ禍が及んでしまいました。外出禁止になったので登校できず、マリーはろくに着替えもせずに家で勉強やDVD鑑賞に明け暮れています。昔見た作品を見返して、その良さや思い出を再発見する機会になったようです。

◆On the Keyboard リレーエッセー
異文化エッセーは、マレーシアの高原リゾート地キャメロンハイランドの生まれのジェニファー・チャー・ウィー・ファンさんの連載です。2011年に交換留学生として来日し、現在は東京大学大学院の博士課程で環境システム学を専攻しているジェニファーさん。日本の加工食品の過剰包装問題を取り上げ、地球温暖化の進行を止めるためにも、消費者が政府や企業に働きかけて改善を進めるべきだと訴えています。

◆シミケンの語源で比べる英単語
英単語には、漢字の部首に相当する「語根」に「接頭辞」と「接尾辞」が組み合わさって出来上がった単語が数多くあります。この連載では、このような三つのパーツで成り立つ英単語を、類義語をテーマに分類し、それぞれの使い分けをイラストで図解しながら解説します。類義語と語源の知識が身につく一石二鳥のコラム。単語の使い分けができないために、英語の母語話者と会話をしていてけげんな顔をされた経験は誰にでもあるはず。類義語に精通することは、正確な英語を書き、話す際に不可欠です。今回は「軽蔑する」の様々な言い方を解説します。筆者は英語教材クリエーターで、語学学習書としては大ベストセラーとなった「語源図鑑」でもおなじみの清水建二さん(KEN’S ENGLISH INSTITUTE代表)です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Essay: POSTCARDS FROM A BILINGUAL FAMILY
バイリンガル家族の日常をマンガで描く田村記久恵さんのエッセー。今回も新型コロナウイルス対策で自宅にこもる日々をとりあげています。外に出られない分、爪にマニキュアをしたり、断捨離をしたり、普段やろうと思ってできない身の回りを整えることに時間をかけると、満足感を得られるようです。

◆Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる周辺のおすすめスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京・竹芝桟橋から高速船で2時間の伊豆大島を訪れました。

◆Omotenashi: 和’s Cooking?
米ニューヨーク在住の料理家・滑志田真理さんが英語で教える日本の家庭料理。今回はイワシのつみれ汁を取り上げます。英語のレシピつきなので、外国人に日本料理の作り方を教える時に役立ちそうです。イワシのほかに、タラなどの白身魚でつくってもおいしそうですよ。

◆カタカナ語がワカラナイ!
日本語の中で使われるカタカナ語の数は年々増える一方で、日本語の語彙を豊かにするのに一役買っています。しかし、日本語のわかる外国人でも、カタカナ語の意味を正確に理解するのは至難の業というのも事実。英語母語話者には通じないおかしな和製英語をはじめ、日本人が英語と思い込んで使っている外国語なども混乱の原因です。日本で活躍する英国人フリーランスライターのスティーブ・ウォルッシュさんが、自らの経験をもとに、カタカナ語が生んだ誤解やその対処法についてつづってくれます。今回取り上げるのは、オートバイ回りに関する和製英語です。

◆:Special: 「コロナ時代」の決断
新型コロナウイルスの流行によって、生活のいろいろな場面で決断を迫られることが増えました。「いま外出する必要があるのか」「どのぐらい手を洗えば十分か」――。AP通信で長く米国の文化を取材してきた記者が、「現代社会の選択肢の多さに起因する決断疲れ」について書きました。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Topics  
世界報道写真で大賞に選ばれた千葉康由さんの写真とともに、撮影の背景を紹介します。ほかに、卒業式シーズンを迎えた米国で、式典が中止された卒業生に向かい、ヒラリー・クリントン氏やジミー・ファロン氏ら著名人がポッドキャストを通じて祝辞を贈る動きについてのニュースを取り上げました。

◆News  
3000人に新型コロナウイルスの抗体検査をした米ニューヨーク州で、14%の人から抗体が見つかりました。予想より多くの州民がすでに感染している可能性を示しています。ほかに、認知症患者の安楽死を一定の条件で容認したオランダ最高裁の判断、原油先物取引価格が史上初のマイナスになったニュースを取り上げます。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2020/4/26号

This Week
On the Cover

晴れわたる空

4月26日号の表紙は、ニューデリーにあるインド門の以前の写真と現在の写真を並べています。ニューデリーは大気汚染のひどさで知られ、普段はインド門も霞がかかったようにぼんやりとしか見えません。しかし、新型コロナウイルス対策で都市封鎖され、経済活動が止まったり交通量が著しく減ったりした結果、ニューデリーに青空が戻り、インド門もくっきりと見えるようになりました。新型コロナの皮肉な副作用と言えそうです。折しも22日は地球環境を考える「アースデイ」でした。

◇今週の注目記事 ================

◇Movies: デンジャー・クロース 極限着弾
泥沼の戦いが続いたベトナム戦争には、米国以外にも多くの国が出兵しました。オーストラリアもその一つです。しかし、ベトナム参戦は負の歴史なのでしょう。1966年にオーストラリア軍基地が南ベトナム解放民族戦線に急襲された「ロングタンの戦い」の詳細は、長く歴史の闇に埋もれてきました。その闇に光をあてた映画の一部を、シナリオ対訳と解説でお読みください。

◇Omotenashi: 英語で案内してみよう!
通訳ガイドのノウハウを2人の筆者が交代で「おすそわけ」するこのコーナー。今号は神社を英語で紹介します。参拝の方法や神社の歴史、そして自然保護の場として機能している現代の姿などを英語でどう説明すればいいでしょうか?

◇Special: ロックダウン下 ニューヨークの日常 
新型コロナウイルスの死者が世界最多になった米国。感染拡大を防ぐためにロックダウン(都市封鎖)されたニューヨークのまちを、現地在住のフリーライター、マイケル・ウェストさんがリポートします。白昼にもかかわらず無人の駅、スーパーマーケットの外に間隔を空けて行列する人々、立ち入り禁止になった公園、家ごもりのための買い出しなど、ニューヨーカーの生活はすっかり様変わりしています。

◇Weekly Picks: 霊長類学者ジェーン・グドール氏語る
アフリカのチンパンジー研究で知られる霊長類学者のジェーン・グドールさんが行ったオンライン会見での発言を紹介します。自然破壊によって野生動物から家畜などを介して新型ウイルスが人間に広がりやすくなっているといい、新型コロナウイルスの感染拡大を「人間が自然と動物を軽視してきたつけだ」と断じました。「自然を破壊する行為は、子どもたちの未来を奪うことにほかならない」とも述べています。

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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげ、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、新型コロナウイルスの影響で記録的な旅客数の少なさを記録した米航空業界、従業員の半数以上を一時帰休させた米フロリダ州のディズニーワールド、最年少女性市長が誕生した徳島市長選などを取りあげています。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学びましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。基本動詞を使いこなすことは表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◆Listen & Write 英語耳を鍛えよう 
新しい大学入学共通テストではリスニングの配点が上がり、英語を聞き取る能力がこれまで以上に重視されます。そこで過去のニュース記事を使いながら、一部分を虫食いにした「穴埋め式のディクテーション」問題を用意しました。「聞く・書く」能力の向上に役立ててください。あわせて重要語句の用法を紹介します。音声は無料アプリ「朝日コネクト」かAWのウェブサイトで聞くことができます。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回はマリーの友人たちがフラフープに挑戦します。うまく回すのは、見た目よりずっと難しいのですよ!

◆On the Keyboard リレーエッセー
異文化エッセーはマレーシアの高原リゾート地キャメロンハイランド生まれのジェニファー・チャー・ウィー・ファンさんの連載です。2011年に交換留学生として来日し、現在は東京大学大学院の博士課程で環境システム学を専攻しているジェニファーさん。今回は、日本の小学生独特の「ランドセル」と、物を大切にする文化についての考察を書いています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Essay: 放課後ブッククラブ
中学生から大人まで、英語を学ぶ人が無理なく楽しく読める英語図書を紹介するコーナーです。たくさん読んで、たくさんの英文に出会うと語感が身につきます。継続の極意は、辞書を頻繁に引かないで読めるような、自分の英語力よりはるかにやさしい英語で書かれた本を選ぶことだそうです。今回紹介する本は「Max Has a Fish」です。

◆厚切りジェイソンの時事放談
米国出身の芸人、厚切りジェイソンさんの連載です。日本のことや世界のニュースを取り上げていきます。今週号は、スウェーデンの十代の環境活動家グレタ・トゥンベリさんの活躍で注目される環境問題と、国や企業の役割について提言していきます。

◆Dear Annie 十人十色の人生相談
おなじみの人生相談コーナー。今回は、大学の専攻分野で悩む高校生の悩みを紹介します。自分が興味をもっている分野に行くべきか、高い授業料を払うのだから、将来高給取りになれる職業に結びつくだろう専攻に行くべきか。日本にも同じ悩みを持つ中高生は多いのではないでしょうか。二つ目の相談は、余命幾ばくもない高校時代の親友から切ない恋心を打ち明けられた夫に関する相談です。

◆Feature Fashion fight back
新型コロナウイルスが猛威を振るい、名だたるファッションブランドも大打撃を受けています。春先のファッションショーや中止や無観客になり、店舗は休業になっています。しかし、ファッション業界にはファッション業界の戦い方がありました。高い技術を備えた生産ラインを、マスクや防護服の生産に切り替えているのです。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Topics  
観光客がいなくなったウィーンで、観光用の馬車が食事宅配サービスに利用されています。運動が必要な馬を歩かせながら、自宅にこもる人を支える一石二鳥の作戦です。あわせて、安倍首相の「自宅でくつろぎツイート」に批判が集まったニュースを英語で紹介しています。

◆Reading Comprehension 英訳・社説で英文読解
今号は、朝日新聞の社説を素材に、河合塾講師の矢次隆之さんがつくった大学入試対策用の英文読解問題を掲載しています。新型コロナウイルス流行下の中国で言論統制が進む状況を危惧した内容です。

週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2020/4/19号

This Week
On the Cover

バチカン、静かな復活祭

4月19日号の表紙は、バチカンのサンピエトロ大聖堂で復活祭(イースター)のミサを行い、祈りを捧げるフランシスコ教皇です。キリスト教徒にとって最も重要な日であり、例年、大聖堂には多くのカトリック教徒が詰めかけます。しかし、今年は新型コロナウイルス感染防止のため、大聖堂に一般信者は入れませんでした。異例の対応ですが、ミサの様子はインターネットやテレビで中継されました。

◇今週の注目記事 ================

◇Movies: カセットテープ・ダイアリーズ
貸レコード店で借りたレコードをカセットテープに録音し、携帯型オーディオプレーヤーで聴く。今回紹介する作品は、そんな懐かしい文化が全盛期の、1980年代の英国が舞台です。音楽好きのパキスタン系の少年ジャベドは、人種差別がはびこる閉鎖的な町に住み、うっくつした青春時代を過ごしています。息子には自分より良い人生を送らせたいと願う父は、勉学を強要するばかり。ジャベドが唯一自分を表現できるのが作詞です。ある日、ジャベドはブルース・スプリングスティーンの歌に出会い、衝撃を受けます。その歌詞に共鳴し、自分の進むべき道を見つけ出していきます。映画の解説とシナリオ対訳でお楽しみください。

◇Travel :  十字軍の要塞都市とイスラエル第三の都会
今週号のTravelのコーナーは、イスラエルのアッカとハイファです。どちらも地中海に面し、フェリーで30分ほどの距離にあります。いずれも12世紀に十字軍に征服され、イスラエル建国後もアラブ系住民の割合が高い地域です。アッカの旧市街はユネスコの文化遺産に登録されているほど、古くからの建築物が多数残っています。地下に現存する十字軍時代の遺構には、要塞や礼拝堂、商店などが昔の姿のまま保存されています。一方、ハイファは打って変わってハイテクな都市で、イスラエル唯一かつ非常に短い地下鉄が走っています。そして、イスラエルに行ったら絶対に外してはならない食べ物、フムス。ひよこ豆をすりつぶし、レモン汁やオリーブオイル、ニンニクなどを混ぜたペーストですが、店や家庭によって味わいが変わるそうです。地元有名店のメニューでご紹介します。

◇Special: なぜ?イスラエルに日本の美術専門の美術館 
イスラエルのハイファには、日本の美術品を専門に展示するティコティン美術館があります。17-19世紀の貴重な刀剣類や衣類、版画、漆器などを所蔵しています。今年、創立60周年を迎えました。もとになったのは、日本の美術を愛し、20世紀初頭にシベリア鉄道を使って何度も来日しては美術品を収集したユダヤ系ドイツ人フェリックス・ティコティンのコレクションです。美術館創立の背景には、ユダヤ人の苦難の歴史がありました。ティコティンはナチス・ドイツの支配から脱するためにヨーロッパを点々とし、コレクションは散逸していたのです。戦後に取り戻し、娘が居住するイスラエルに移しました。現在の美術館関係者の悩みは日本人来館者の少ないことだそうです。

◇Essay: パープル・レイン
ミュージシャン兼プロデューサーのマーティ・フリードマンさんが、何かと見過ごされがちな「卓越したギタリストとしてのプリンス」について、熱く解説します。2007年の米プロフットボールリーグNFLのスーパーボウルで、ハーフタイムショーに演奏した際には雨が降り注ぎ、まさに神がかっていました。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげ、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、米国で外出禁止になる直前に起きたアルコール飲料の「新型コロナ特需」、環境保護活動家C.W.ニコルさんの訃報、数学の難問「ABC予想」を解いた京都大の望月新一教授、国連安保理がメールで決議案を採択、などのニュースを取りあげています。

◆Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学びましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◆Listen & Write 英語耳を鍛えよう 
新しい大学入学共通テストではリスニングの配点が上がり、英語を聞き取る能力がこれまで以上に重視されます。そこで過去のニュース記事を使いながら、一部分を虫食いにした「穴埋め式のディクテーション」問題を用意しました。「聞く・書く」能力の向上に役立ててください。あわせて重要語句の用法を紹介します。音声は無料アプリ「朝日コネクト」かAWのウェブサイトで聞くことができます。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回はママとパパが友人の息子の結婚式に参列することになり、マリーが服選びを手伝います。米国での暮らしぶりを紹介するミニコラムは、米国の結婚事情です。

◆On the Keyboard リレーエッセー
異文化エッセーは、マレーシアの高原リゾート地キャメロンハイランドの生まれのジェニファー・チャー・ウィー・ファンさんの連載です。2011年に交換留学生として来日し、現在は東京大学大学院の博士課程で環境システム学を専攻しているジェニファーさん。今回は、若者が新しい環境に直面した時に超えなければならない「安心領域」について、自身の考えを述べています。

◆シミケンの語源で比べる英単語
英単語には、漢字の部首に相当する「語根」に「接頭辞」と「接尾辞」が組み合わさって出来上がった単語が数多くあります。この連載では、このような三つのパーツで成り立つ英単語を、類義語をテーマに分類し、それぞれの使い分けをイラストで図解しながら解説します。類義語と語源の知識が身につく一石二鳥のコラム。単語の使い分けができないために、英語の母語話者と会話をしていてけげんな顔をされた経験は誰にでもあるはず。類義語に精通することは、正確な英語を書き、話す際に不可欠です。筆者は英語教材クリエーターで、語学学習書としては大ベストセラーとなった「語源図鑑」でもおなじみの清水建二さんです。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Essay: POSTCARDS FROM A BILINGUAL FAMILY
バイリンガル家族の日常をマンガで描く田村記久恵さんのエッセー。今回は新型コロナウイルス対策で自宅にこもる日々をとりあげています。在宅で働くことになれている親たちにとっては意外に快適な日々のようです。子どもたちも想像力と創造力を働かせて、窮屈な暮らしの中に楽しみを見つけています。

◆Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる東京周辺のおすすめスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京・墨田区にあるブレーキ博物館を紹介します。日本の物作りを体感できる小さな博物館です。

◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。英語のネイティブスピーカーと接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。今回は、ちょっとお手洗いに中座するときの婉曲で上品な英語表現を教えてくれます。覚えておくと、「え、せっかく来たのにもう帰っちゃうの?」なんていう誤解をしないで済みますよ!

◆カタカナ語がワカラナイ!
日本語の中で使われるカタカナ語の数は年々増える一方で、日本語の語彙を豊かにするのに一役買っています。しかしながら、日本語のわかる外国人でも、カタカナ語の意味を正確に理解するのは至難の業というのも事実。英語母語話者には通じないおかしな和製英語をはじめ、日本人が英語と思い込んで使っている外国語なども混乱の原因です。日本で活躍する英国人フリーランスライターのスティーブ・ウォルッシュさんが、自らの経験をもとに、カタカナ語が生んだ誤解やその対処法についてつづってくれます。今回取り上げるのは「ペアルック」。えっ、洋ナシ(Pear)って思われちゃうんですか!


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Weekly Picks  米国で新型コロナ感染が拡大したのはリーマンショックが原因
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナー。今週は、米国で新型コロナウイルスの感染が急拡大した背景を検証する記事を紹介します。米国は、いまや感染者数も死者数も世界最多になってしまいました。2008年のリーマンショックで連邦政府・州政府が保健衛生部門の予算をカットしたために、慢性的な人手不足に陥っていました。景気が回復基調になっても予算は復活されず、今回の事態でも第一線で感染拡大防止に取り組むべき職員が足りなかったのです。

◆News Topics  
地球温暖化でクジラの回遊する水域が変わり、航行する船との衝突が増えたというニュースや、ニューヨーク州のクオモ知事の弟で、新型コロナウイルスに感染した米CNNキャスターのクリス・クオモ氏が、自宅の地下室から自身の病状を交えながら番組を司会した様子などを紹介します。

週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2020/4/12号

This Week
On the Cover

英首相、新型コロナで入院

4月12日号の表紙は、新型コロナウイルス感染による症状が改善しないため、予防措置として入院した英国のボリス・ジョンソン首相です。3月27日に感染を発表し、公邸で執務してきました。入院の3日前には、自宅のバルコニーから医療従事者に感謝の拍手を送る国民の動きに同調し、公邸の玄関前に立って拍手をしました。2ページの「医療従事者への称賛がバルコニーからわき上がる」と合わせてごらんください。

◇今週の注目記事 ================

◆Movies : 夢をあきらめないで
今週号では、平均年齢72歳のチアリーダーたちをユーモアたっぷりに、かつほろ苦さも絡めて描く「チア・アップ!」を紹介します。ガンの治療を続けるより、最後まで自分らしく生きることを選んだダイアン・キートン演じる主人公が入居した、ジョージア州の高齢者居住区が舞台です。そこでは住民はみんな、何かひとつクラブに入る決まりがあります。主人公は高校時代、レギュラー入りを目前にチアリーダーを断念した経験があり、チア部創立を決意します。夢を叶えるため人に笑われながらもメンバーを募り、大会出場目指して練習に打ち込みます。何かに挑戦するのに年齢は関係ないことを教えてくれる素敵な映画を、英語の脚本と、対訳でお楽しみください。

◆Travel :  Oregon’s country roads
Travelのコーナーは、カナダ~北米の西海岸を縦断する壮大な「カスケード山脈」のうち、オレゴン州部分を訪れます。ポートランド出身の筆者は、これまでに世界6大陸の約50カ国を旅してきましたが、18歳で後にした故郷の魅力は十分に理解しきれていなかったようです。カスケード山脈は、富士山ほどの高度の山の連なりを挟んでまったく気候が変わり、西側には肥沃な谷、東側には乾燥地帯が広がります。そのために多様な動植物が生息しています。急峻なトレイルやカルデラ湖などもある故郷の大自然の魅力を、筆者が「再発見」する旅におつきあいください。


◇Dear Annie: 十人十色の人生相談
家族が食卓につくと、日本ではまず「いただきます」と言いますよね。米国のクリスチャンの家庭では、食物を与えてくれた神への感謝の祈りから始まることが多いようです。ところが、「お祈りを強制されるのは嫌でたまらない」という人もいて、相談を寄せてきました。「今週の言葉から」では食前のお祈りについて解説しています。

◇Novel : Circus of Fear サーカス連続殺人事件
アンドリュー・ヒッチェンさんの新作連載小説。英国のとある小さな町で活動するサーカス団「ビリー・クラッカーズ・サーカス」。その団員が一人、また一人と謎の死を遂げる事件に謎のコウモリが登場して、謎はいよいよ深まっていきます。


◇Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学びます。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◇Listen & Write 英語耳を鍛えよう 
新しい大学入学共通テストではリスニングの配点が上がり、英語を聞き取る能力がこれまで以上に重視されます。そこで過去のニュース記事を使いながら、一部分を虫食いにした「穴埋め式のディクテーション」問題を用意しました。「聞く・書く」能力の向上に役立ててください。あわせて重要語句の用法を紹介します。音声は無料アプリ「朝日コネクト」かAWのウェブサイトで聞くことができます。

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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげますので、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、コロナウイルスの影響で始まった紙製品の買い占めを解決するアプリや、髪の毛をつくる細胞の自家移植、リニア中央新幹線の走行試験の予定などを取りあげています。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回はトーマスと弟のクリフが、誕生日におばあちゃんにもらったお小遣いの使い方について話し合っています。米国での暮らしぶりを紹介するミニコラムは、「米国のお小遣い事情」がテーマです。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。先週号からは、マレーシアの高原リゾート・キャメロンハイランド出身のジェニファー・チャー・ウィー・ファンさんの連載が続いています。2011年に交換留学生として来日し、現在は東京大学大学院の博士課程で環境システム学を専攻しています。家族から遠く離れた彼女の心の支えであり活力の源は、仲良しの妹と交わすメッセージです。

◆シミケンの語源で比べる英単語
英単語には、漢字の部首に相当する「語根」に「接頭辞」と「接尾辞」が組み合わさって出来上がった単語が数多くあります。この連載では、このような三つのパーツで成り立つ英単語を、類義語をテーマに分類し、それぞれの使い分けをイラストで図解しながら解説します。類義語と語源の知識が身につく一石二鳥のコラム。単語の使い分けができないために、英語の母語話者と会話をしていてけげんな顔をされた経験は誰にでもあるはず。類義語に精通することは、正確な英語を書き、話す際に不可欠です。筆者は英語教材クリエーターで、語学学習書としては大ベストセラーとなった「語源図鑑」でもおなじみの清水建二さんです。

中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◇Essay:「ネイティブの先生」は何と言う?
AW読者にはおなじみの、成蹊大学文学部教授・森住史さんによる「英語のアレコレ」。日本語の日常会話の中にも数多く登場するようになった「ネイティブ」という言葉ですが、英語で使い方を間違えると意図したことがまったく通じないか、べつの意味にとられてしまいます。「私の先生は英語のネイティブスピーカー」はどう言ったらいいでしょう?

◇Essay: 未曽有の世界的大流行に団結して立ち向かおう
日本と香港を行き来して活動するアグネス・チャンさん。都市封鎖や旅行制限のため、仕事に影響がでています。しかし、日本に足止めされ、仕事がキャンセルになったために、米国に暮らす子どもたちと電話で話す機会が増え、家族の絆の大切さや自由に往来できるありがたさを再確認しています。忍耐強く、団結してコロナウイルスに立ち向かおう、と呼びかけています。

上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Weekly Picks  ロックダウンをどう耐え抜く?宇宙飛行士の知恵
コロナウイルス感染を防ぐためには、自宅にこもり、可能な限り外部との接触を断つのが最も有効な策だといいます。しかし、外出などを大幅に制限するロックダウン(都市封鎖)状況が続くと、長期間自宅で一人きりで過ごしたり限られた人とだけ顔を合わせたりする日々が続くことになり、精神的なダメージを受けるそうです。究極の封鎖状態ともいえる宇宙空間で長期間を過ごす宇宙飛行士たちは、衣食住など日常生活をどのように工夫して過酷な環境を乗り切るのでしょう?
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2020/4/5号

This Week
On the Cover

新型コロナで休校、いまは我慢

4月5日号の表紙は、新型コロナウイルスの影響で変わりつつある日常の光景を切り取ります。世界各地で学校が休校になり、子どもたちや先生たちは工夫をしながら学びを続けたり、結びつきを再確認したりしています。ドイツでは家で自習する女の子を飼い猫が見守ります。米テキサス州では小学校の先生が子どもたちの自宅近くを車でパレードし、子どもたちにもつかの間の笑顔が戻りました。

◇今週の注目記事 ================

◇Special: ようこそAWへ! 活用法を指南&在宅学習のおすすめ
いよいよ新しい年度を迎えました。新たにAWの購読を始めた方も多いと思います。そこで今週号の特集では、主に初級~中級の読者を対象に、AWでのおすすめの記事や活用法を解説します。また、新型コロナウイルスの影響を受けて自宅で過ごす時間が長くなっていることから、在宅での英語学習に向いているアプリや本をご紹介します。AWでの学習と合わせて、ぜひご活用ください。

◇Novel : Circus of Fear サーカス連続殺人事件
4月から6月までお届けする連載小説は、アンドリュー・ヒッチェンさんの新作です。英国のとある小さな町で活動するサーカス団「ビリー・クラッカーズ・サーカス」。その団員が一人、また一人と謎の死を遂げます。空中ブランコの曲芸師の息子ベンと、ピエロの娘ポリーの仲良しコンビがその謎を解こうとするのです。ロンドンを拠点に活動するイラストレーターでファンタジー作家のヒッチェンさんはこれまでもAWで「Danny and the Dinner Ladies 魔女から学校を救え」「Weather Boy 天気をつかさどる者」などを連載しています。

◇和t’s cooking?  グリーンピースのすり流し
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米ニューヨーク在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。今回は、懐石料理のひと品として知られている「すり流し」をとりあげます。実は家でも簡単に作れる料理だそうで、様々な食材を使うことができますが、滑志田さんは春らしい野菜、それも扱いやすいグリーンピースを選びました。

◇Phrase It Right 句動詞で話そう
口語英語の宝庫と言われる「句動詞」を、実用性の高い例文を使ったクイズ形式で学びましょう。句動詞とは、「動詞+前置詞」または「動詞+副詞」で構成され、ひとつの動詞として機能する熟語(イディオム)のこと。ラテン語やギリシャ語系の高尚な単語も重要ですが、基本動詞を使いこなすことが表現力アップにつながります。tolerate(耐え忍ぶ)⇒ put up with、confiscate(取り上げる)⇒ take away、acquiesce(黙諾する)⇒ give in のように、日常会話では同じ意味を表す別の難しい動詞があっても、句動詞の方が好まれます。英字新聞の記事にも頻出し、大学入試や各種検定試験対策にも有益です。

◇Listen & Write 英語耳を鍛えよう 
新しい大学入学共通テストではリスニングの配点が上がり、英語を聞き取る能力がこれまで以上に重視されます。そこで過去のニュース記事を使いながら、一部分を虫食いにした「穴埋め式のディクテーション」問題を用意しました。「聞く・書く」能力の向上に役立ててください。あわせて重要語句の用法を紹介します。音声は無料アプリ「朝日コネクト」かAWのウェブサイトで聞くことができます。

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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげますので、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、コロナウイルスの影響を受けた花見の様子や、白血病で闘病中の競泳の池江璃花子選手の話題などを取りあげています。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は学校の食堂に集まったマリー、ハリソン、ハンナ、カズの4人が、コロナウイルスについて不安を打ち明け合います。米国での暮らしぶりを紹介するミニコラムは、テーマが「くしゃみ」です。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。今週号からは、4月から6月までを担当するジェニファー・チャー・ウィー・ファンさんの連載が始まります。ジェニファーさんはマレーシアの高原リゾート地キャメロンハイランドの生まれ。2011年に交換留学生として来日し、現在は東京大学大学院の博士課程で環境システム学を専攻しています。今回は、多言語国家であるマレーシアで生まれ育ち、4カ国語を操るという彼女の言語体験について語ります。寝ぼけた状態で口から出た言葉は、いったい何語だったでしょう?

◆シミケンの語源で比べる英単語
英単語には、漢字の部首に相当する「語根」に「接頭辞」と「接尾辞」が組み合わさって出来上がった単語が数多くあります。この連載では、このような三つのパーツで成り立つ英単語を、類義語をテーマに分類し、それぞれの使い分けをイラストで図解しながら解説します。類義語と語源の知識が身につく一石二鳥のコラム。単語の使い分けができないために、英語の母語話者と会話をしていてけげんな顔をされた経験は誰にでもあるはず。類義語に精通することは、正確な英語を書き、話す際に不可欠です。筆者は英語教材クリエーターで、語学学習書としては大ベストセラーとなった「語源図鑑」でもおなじみの清水建二さんです。

中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今週号で紹介する作品は、ゾンビが登場するコメディー「デッド・ドント・ダイ」です。舞台は、警察官が3人だけというのどかな米国の田舎町センターヴィル。ビル・マーレイ演じる警察署長とアダム・ドライバー扮する巡査のコンビは今日も町でたわいもないトラブルの対処に追われています。そんな中、突然時計が止まったり、夜なのに日が沈まなかったりとおかしな現象が起き始めるのです。そしてついに、ダイナーで女性の変死体が見つかり、巡査は「ゾンビの仕業」と言い始めます。インディーズ映画の巨匠ジム・ジャームッシュ監督の最新作を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇Essay:Street Smart English
 「とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起」などで知られる詩人の伊藤比呂美さんによる連載です。二十数年の間、「移民」として米国と日本を何度となく往復してきた経験に加え、カリフォルニアでの暮らしの中で出会った英語表現や米国文化についてつづっていきます。日本語で執筆する詩人が、どのように異文化と外国語の中で暮らしてきたのか、リアルな体験を踏まえて語ります。英語監修は日本在住歴40年以上のStewart Johnsonさんです。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる東京周辺のおすすめスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京都江東区にある「チームラボボーダレス」を訪ねます。約2年前にお台場にオープンしたこの施設は、世界に類を見ない「境界のない世界」を体感できるデジタルアートミュージアムです。最新鋭の技術を駆使したアート空間は、人気の観光スポットになっているそうです。

◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。英語のネイティブスピーカーと接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。今回は、イチローが働くホテルで、米国人観光客のスチュアートがチェックアウトしようとしています。オンラインのアンケートに好意的な感想を書くつもりだと話すスチュアートですが、どうも話が混乱しているようです。いったい何が問題だったのでしょう。

◇カタカナ語がワカラナイ!
 日本語の中で使われるカタカナ語の数は年々増える一方で、日本語の語彙を豊かにするのに一役買っています。しかしながら、日本語のわかる外国人でも、カタカナ語の意味を正確に理解するのは至難の業というのも事実。英語母語話者には通じないおかしな和製英語をはじめ、日本人が英語と思い込んで使っている外国語なども混乱の原因です。この連載では日本で活躍する英国人フリーランスライターのスティーブ・ウォルッシュさんが、自らの経験をもとに、カタカナ語が生んだ誤解やその対処法についてつづってくれます。肩の凝らないエッセーから、カタカナ語を通じる英語に変えるためのヒントを学んでください。

上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel :  Kruger National Park, SOUTH AFRICA
今週号のTravelのコーナーは、大自然に野生動物が多く暮らす南アフリカのクルーガー国立公園を訪ねます。ライオンを見るために車で走り出し、「渋滞」に巻き込まれてしまうような体験もした旅の筆者ですが、私営の動物保護区の高級ロッジに宿をとると、多くの動物たちとの「出会い」を独占することができました。ヒョウを樹上に見つけ、カバやクロコダイル、めったにお目にかかれないリカオンも目撃します。さらにはガイドに導かれ、ライオンの群れにも遭遇。数メートル先でライオンがたわむれる様子を、何時間もじっと見つめることができました。動物たちを写しだした美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆Weekly Picks  あけたらバンクシー! 弁当箱をアートに
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナー。今週は、ほっと一息つけるような話題をお届けします。見た目にも美しい日本のお弁当は海外でも有名ですが、広島県に住む自称「前衛弁当作家」は、家族のための弁当をさらに工夫して「アート」にまで高めました。英国の覆面芸術家バンクシーの作品から、ムンクの「叫び」、さらには有名人の肖像まで、弁当で表現しています。ついには美術館での企画展も始まりました。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2020/3/29号

This Week
On the Cover

ウイルスに負けない心

3月29日号の表紙は、新型コロナウイルスが猛威を振るうなか、脅威に立ち向かおうとする世界の人々の姿をとらえました。米ニューヨークのウォール街では「恐れを知らぬ少女」の像にマスクがかけられています。株式市場を象徴する雄牛に立ち向かう姿で、女性の地位向上に向けて多くの人に勇気を与えたとされる少女像ですが、今はウイルスに負けない姿勢を表しているかのようです。人影もまばらなタイムズスクエアで踊るダンサー、感染防止の観点から間隔をあけてスーパーの前で並ぶ人々。そして、感染の中心地となっているイタリア・ミラノでは、祈りをささげる姿が見られました。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: 4月からの新紙面を紹介
AWでは次号4月5日号から、新しい連載や企画がスタートします。今週号では、こうした新しい紙面をご紹介します。4月からのAWでは、「読む」だけでなく、「聞く」「書く」「話す」力のアップもサポート。基本的な動詞を使ったイディオムでの表現を磨く「Phrase It Right 句動詞で話そう」や、リスニングの力を鍛える「Listen & Write 英語耳を鍛えよう」は、いずれも朝日コネクトやAWのサイトでの音声コンテンツを使いこなす連載です。
「語源」でおなじみのシミケン先生も新しい連載をスタート。新しいコラムの筆者に、人気漫画「ダーリンは外国人」の「ダーリン」でおなじみのトニー・ラズロさんが登場します。もちろん、これまでの連載もパワーアップ。初級向けのニュースも充実させ、中高生の読者にもさらに取り組みやすくなります。

◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国人の思考がよくわかる人気連載です。今週号はその特別編をお届けします。Annieさんは様々な相談に対し、いつも温かみのある回答を返してくれていますが、回答の中には、Annieさんお得意の言い回しがよく登場します。今回は今年度に掲載した相談の中から、Annieさんの「口癖」を選び、まとめて紹介します。日常の会話で応用できるものも多いので、こうしたフレーズをぜひおさらいしてみてください。今週号の相談は、「好きな乗馬にお金がかかる」です。


◇Novel : The Pilgrimage 母と娘の旅立ち
今週号では、1月から3月までお届けしたスザンヌ鎌田さんの連載小説がいよいよ最終回を迎えます。物語の主人公は、日本人の父と米国人の母の間に生まれた中学生ミサキ。出生時の脳性まひの影響で手足に障がいがあります。両親はミサキが生まれる前に別れたそうで、父親の顔さえ知りません。そんなミサキに、母親は一緒にフランスに行こうと声をかけます。パリに着き、いよいよ思いをぶつけ合った2人。奇跡が起きるという巡礼地ルルドを訪ねます。そこで2人に起きたことは……。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回はマリーと母親のエレンの会話です。エレンがマリーに、庭のスイセンを摘んで、メルバと博士の夫妻のところに持って行ってくれるよう頼んでいます。ここのところ、メルバと博士に会っていないマリーも、2人のことを心配しているようです。今週のスキットからよく使う英語表現を紹介するコーナーでも、人に何かをお願いする際の言い方を取りあげています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。今週号は、1月から3月までを担当したアマンダ・ロシャさんの最終回です。ロシャさんはブラジルの首都ブラジリア生まれ。大学では美術・インテリアデザインを専攻しました。ブラジル外務省に勤務する夫の転勤で2018年に来日し、現在は東京暮らし。日本建築に関心が高く、環境保護や動物愛護にも熱心で、母国語のポルトガル語のほか、スペイン語、英語に堪能だそうです。さて今回は、気候変動への対策を求めてストライキで立ち向かおうとしている若者たちに向けて、ロシャさんが大切にしている言葉を贈ります。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、JR山手線の新駅「高輪ゲートウェイ駅」が開業したというニュースのほか、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うパリの話題などを取りあげています。

◆シミケンの語源でラクラク英単語
英単語を語根、接頭辞、接尾辞といった「パーツ」でとらえ直し、語源から理解することで語彙(ごい)を増やしてしまおうというシミケン先生こと清水建二先生の連載も、今週号が最終回です。語源をイメージでとらえるイラストも添えられ、より理解がしやすくなっています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する映画は、発明王として知られるトーマス・エジソンが繰り広げた「電流戦争」がテーマの「エジソンズ・ゲーム」です。19世紀末、「直流」での送電方式を推進するエジソンに対し、技術者で実業家のウェスティングハウスは「交流」の方が優れていると主張します。エジソンは、高圧電流を扱う交流方式は死を招くと反撃し、中傷や訴訟も辞さない一大事件に発展するのです。エジソンをベネディクト・カンバーバッチが演じるこの作品では、偉人伝中の人物というよりも、感情的で癖のある人物像を描き出しています。ほかにも有名俳優らが脇を固める本作を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。英語でお客様を街に案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京都品川区にある「原美術館」を訪ねました。リサさんのお気に入りというこの美術館は、閑静な住宅街にたたずむ特徴的な建物で、現代美術を中心に様々な企画展を開いてきました。今年の末で閉館してしまうというこの美術館にまつわる数奇な歴史やその魅力を、リサさんがたっぷりと語っています。

◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、観光案内所でアルバイトをしている大学生のマキコが、カナダ人観光客のスティーブから英語をほめられました。しかし、スティーブが口にした一言で、マキコは不安な気分になってしまいます。いったい何が問題だったのでしょう。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、筆者自らの体験をもとにガイドの際に注意すべき点などを指摘する「ノウハウおすそわけ」のコーナーも、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、日本家屋で長年使われてきた「屋根瓦」です。その起源や歴史について、英語で説明していきましょう。訪日客を案内して日本のことを知ってもらいたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

◇カタカナ語がワカラナイ!
 日本語の中で使われるカタカナ語の数は年々増える一方で、日本語の語彙を豊かにするのに一役買っています。しかしながら、日本語のわかる外国人でも、カタカナ語の意味を正確に理解するのは至難の業というのも事実。英語母語話者には通じないおかしな和製英語をはじめ、日本人が英語と思い込んで使っている外国語なども混乱の原因です。この連載では日本で活躍する英国人フリーランスライターのスティーブ・ウォルッシュさんが、自らの経験をもとに、カタカナ語が生んだ誤解やその対処法についてつづってくれます。肩の凝らないエッセーから、カタカナ語を通じる英語に変えるためのヒントを学んでください。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel Morelia, MEXICO
今週号のトラベルのコーナーでは、メキシコ中部のミチョアカン州の州都モレリアを訪ねます。古くから先住民が住んでいましたが、16世紀にスペイン人が進出し、さらに開発されました。その名残でコロニアル様式の建物を街の至るところで見ることができ、歴史地区は世界遺産にも登録されています。早速街に繰り出した旅の筆者は、モレリア大聖堂や、街の名前の由来になったメキシコ独立運動の英雄、ホセ・マリア・モレーロスの生家といった名所を歩きます。さらに市場に足を延ばした筆者は、チャヨーテやスターフルーツ、グアナバナといった色とりどりの野菜や果物を楽しむのです。見どころが盛りだくさんの旅行記を、美しい写真の数々と合わせてお楽しみください。

◆News
週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けするこのコーナー。今週は、女性の地位にかかわるニュースを読んでいきます。女子代表選手を蔑視するような文書の責任をとって米サッカー連盟会長が辞任したというニュースのほか、有力候補が「副大統領候補には女性を選ぶ」と宣言した米大統領選の民主党の予備選の動向を取りあげています。


◆Weekly Picks  カナダのトルドー首相が自主隔離 コロナでテレワークのお手本?
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するこのコーナー。今週も、新型コロナウイルスをめぐる話題をお届けします。カナダのトルドー首相の妻ソフィーさんがコロナウイルスに感染していることが判明したことから、首相自身も公邸で2週間の自主的な隔離に入りました。会見を公邸前で開いたり、書斎で重要な電話やメールに応じたり。G7の一角をなす国のかじ取りを、「テレワーク」でこなす姿は、おおむね好意的に受け止められているようです。ロイター通信は「各国のリーダーを含めた多くの人に、今後訪れる状況を垣間見せるもの」と論評しています。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2020/3/22号

This Week
On the Cover

東京五輪聖火の採火式、ここでもウイルスの影

3月22日号のAWの表紙は、古代五輪発祥の地であるギリシャ・オリンピアで12日に行われた東京五輪の聖火の採火式です。ギリシャの俳優がトーチに採火してリレーが始まり、日本から現地入りした元マラソン選手の野口みずきさんも走者を務めました。しかし、新型コロナウイルスの流行はここでも影響を及ぼしています。採火式は無観客で開催され、その後、ギリシャ国内でのリレーは中止になりました。夏の東京五輪・パラリンピックが予定通りに開催できるのか、予断を許さない状況が続いています。


◇今週の注目記事 ================

◇Feature:  新型コロナウイルス関連ニュースの用語集
今週号では、感染拡大が止まらない新型コロナウイルスを特集します。連日、関連のニュースが大々的に報道されていますが、英文ニュースを読むための「用語集」をご用意しました。AP通信が配信した記事に、AW編集チームで独自に用語を追加。さらに、例文も加えました。これを参考にして、英語のニュースを読んだり、聞いたりして、最新情報の入手に役立ててください。また、新型コロナウイルスをめぐる米国と中国のつばぜり合いについてリポートしたAFP通信の記事も合わせて紹介しています。

◆Books:放課後ブッククラブ STEP UP 多読
英語多読に関する著書がある林剛司さんが、中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナー「放課後ブッククラブ」。今回は、星一つ未満の簡単な本から星四つのレベルまで、徐々にレベルアップしていったこの一年のまとめです。多読の狙いや意味について、林先生がもう一度説明してくれています。今週号でも前回に引き続き、ロアルド・ダールの児童書を紹介します。

◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミいれてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。ツッコミの切れ味はますます好調です。ジェイソンさんは今回、2月に発表された米アカデミー賞で、2度目のメーキャップ・ヘアスタイリング賞を受賞したカズ・ヒロさんについて触れながら、日本にいながらにしてクリエーティブな活動をすることについて考えます。カズ・ヒロさんは受賞後の記者会見で日本文化から受けた影響について問われ、「あまりに従順でいることを求められる日本文化にうんざりしてしまった」と語りましたが、ジェイソンさんはそのことがすべての人にあてはまるわけではないと考えています。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、トーマス、ハンナ、クリフの家での一コマ。母親のキャロルが今夜は病院のボランティアで不在といい、父親のロイが料理にとりかかっているようです。しかし、3人の子どもたちは戦々恐々。ロイは以前にも料理をしていますが、そのときの評判がどうも芳しくないようです。相談した3人は……。米国での生活ぶりを紹介するミニコラムは、ロイが今回作ろうとしているというキャセロールというメニューについて説明しています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。1月から3月までを担当するのは、アマンダ・ロシャさんです。ロシャさんはブラジルの首都ブラジリア生まれ。大学では美術・インテリアデザインを専攻しました。ブラジル外務省に勤務する夫の転勤で2018年に来日し、現在は東京暮らし。日本建築に関心が高く、環境保護や動物愛護にも熱心で、母国語のポルトガル語のほか、スペイン語、英語に堪能だそうです。さて今回は、ブエノスアイレスに住んでいた数年前、捨てられた子猫を見つけて面倒をみてあげた際の思い出を語っています。元気を取り戻した子猫たち。引き取り手が見つかったのは良かったのですが、それは同時に、かわいい子猫たちとの別れを意味していました。

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。プロ野球の開幕は延期になってしまいましたが、今週は「要注意の和製野球英語」がテーマです。「シートノック」や「フォアボール」は、英語でどのように言ったらよいのでしょうか。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、「実物大のガンダム」が公開されたという話題のほか、新型コロナウイルスの感染拡大で豪州でも買い占めが広がり、トイレットペーパーをスーパーで奪い合った女性2人が起訴されたといったニュースなどをお届けしています。

◆シミケンの語源でラクラク英単語
英単語を語根、接頭辞、接尾辞といった「パーツ」でとらえ直し、語源から理解することで語彙(ごい)を増やしてしまおうというシミケン先生こと清水建二先生の連載が、AWに帰ってきました。語源をイメージでとらえるイラストも添えられ、より理解がしやすくなっています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies  AW名画座
今週は、過去の名作映画を振り返る「AW名画座」をお届けします。このところ、過去のヒット作の続編の公開が相次いでいて、特に1980年代の作品に注目が集まっているようです。シルベスター・スタローンのアクション映画「ランボー」や、エディ・マーフィーのコメディー「星の王子 ニューヨークへ行く」など、話題作が目白押しです。そこで今回の名画座は、近く続編が公開される80年代のヒット作を紹介。米軍のパイロットを描いた「トップガン」と、超常現象を駆除するメンバーが登場する「ゴーストバスターズ」を取りあげます。英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、筆者自らの体験をもとにガイドの際に注意すべき点などを指摘する「ノウハウおすそわけ」のコーナーも、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、日本で様々な場面で活躍してきた「手ぬぐい」です。その歴史や近年の使われ方について、英語で説明していきましょう。東京五輪・パラリンピックに向けて、訪日客を案内したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

◇Novel : The Pilgrimage 母と娘の旅立ち
1月から3月までお届けする連載小説は、スザンヌ鎌田さんの新作です。物語の主人公は、日本人の父と米国人の母の間に生まれた中学生ミサキ。出生時の脳性まひの影響で手足に障がいがあります。両親はミサキが生まれる前に別れたそうで、父親の顔さえ知りません。そんなミサキに、母親は一緒にフランスに行こうと声をかけます。いよいよパリにやって来たミサキたち。それぞれの思いをぶつけ合うことになるのです。作者のスザンヌ鎌田さんは米ミシガン州出身。1988年に来日後、大学で教えながら小説家としても活動しています。AWでは2018年に、「The Southern Belle Spy: Behind Enemy Lines」を連載しています。

◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「欲しくないお返しをくれる人」「世界はスマホ中毒?」の相談2題をお届けします。さらに毎月第2、4週には、「Dear Annie」に登場する英語のフレーズについて解説する「A PLUS 今週の言葉から」を掲載しています。「Dear Annie」は米国の口語表現やイディオムの宝庫です。例文を交えながら、そんなフレーズを深く学んでしまおうという狙いです。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel :  Lady Elliot Island, AUSTRALIA
今週号のTravelのコーナーは、豪州東海岸北部沖合に浮かぶレディー・エリオット島を訪ねます。グレートバリアリーフの最南端に位置するサンゴ礁の島です。リゾート地で有名なゴールドコーストから小型機で約90分。45ヘクタールほどの小島ですが、周辺のサンゴ礁には1200種類もの海洋生物が生息すると言われます。美しい海が魅力なわけですが、筆者は実は、泳ぎはあまり得意ではないと言います。やや緊張気味に現地に到着した筆者は、最初は尻込みをしている様子。しかし、意を決し海の中をのぞいて見ると、そこには想像をはるかに超える美しい世界が広がっていました。遠目にサメやマンタが見え、人間を恐れずに近づいてきたアオウミガメと並んで泳ぐこともできたのです。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2、4週は、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は、スペインで女性保護を強化する法整備が進んでいるというニュースのほか、仏最高裁がウーバーと運転手の雇用関係を認める判断をし、今後のビジネスモデルへの影響が予想されているといった話題を読んでいきます。

◆Weekly Picks  イタリア北部の封鎖直前、「脱出」した記者が伝える
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今週は、欧州などで感染拡大に歯止めがかからない新型コロナウイルスの話題を取りあげます。イタリアは8日、感染が深刻な北部地域を事実上封鎖し、10日には移動制限を全土に拡大しました。同様の動きが世界各地で広がっていますが、ここでは、移動制限がかかる直前の7日深夜に、北部の街からローマに急ぎ「脱出」したAP通信の記者のリポートを読んでいきます。自由に移動できなくなると知った人々は、どのように行動するのでしょうか。そして、やっとの思いでローマにたどり着いた記者たちを待っていたものとは。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2020/3/15号

This Week
On the Cover

国際女性デー、各地でデモ

3月8日は「国際女性デー」でした。日本国内では性暴力に抗議する「フラワーデモ」がありましたが、世界各地でも、女性に対する暴力と性差別に抗議する大規模な集会が開かれました。15日号の表紙では、フランス・パリでの一コマをお届けしています。新型コロナウイルスの流行を意識したのでしょう。ガスマスクを装着し、プラカードを掲げています。「家父長制はウイルス。私たちはその特効薬」。男性優位の社会の仕組みを批判する、こうしたちょっと過激なメッセージに、注目が集まっています。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: さまざまな食事制限を可能にするニューヨークの食文化
今週号の特集では、連載「和t’s Cooking」でおなじみの滑志田真理さんが、ニューヨークの食事情をリポートします。世界中から人が集まるこの街では、ベジタリアンやビーガンの人たち、宗教上の理由などで食事に制限がある人たちにも、食事を楽しんでもらえるような仕組みが整っているようです。卵や乳製品を含めたあらゆる動物由来食品を食べないビーガンの人向けのメニューには「V」のマークをつけるなどの工夫が、レストランでは一般的だそうです。翻って、五輪を間近に控え、外国からの来客も増えると予想されている日本の現状はどうでしょうか。滑志田さんの指摘に耳を傾けてみましょう。

◆News: News demystified いちからわかる!
朝日新聞朝刊でそのときどきのニュースを分かりやすく解説している「いちからわかる!」。その豊富なラインアップの中から厳選し、AW編集チームが英訳してお届けします。毎月第3週掲載。今話題になっているニュースはどんな英語で表現したらよいかが分かります。ニュースそのものを「いちから」解説しますので、大学入試や就職活動での時事問題対策にも役立ちます。今週号では、中東で影響力を増しているとされるイランについて、その歴史と背景から解説します。

◇Essay:Marty’s Playlist
世界的なギタリスト、マーティ・フリードマンさんによる連載です。毎月1曲ずつ、マーティさんが記憶に残る「特別な曲」を紹介してくれます。今週号は、ディスコブームが世界中に広がった1970年代にヒットしたシックの「おしゃれフリーク」という曲を紹介します。ディスコミュージックの代表格のように見られていて、マーティさんのようなロックファンが目の敵にしていたのだとか。マーティさんはそんな時代の空気を振り返りつつ、楽曲には一定の評価を与えています。興味をもった方はぜひ、オリジナルに触れてみてください。

◇Novel : The Pilgrimage 母と娘の旅立ち
1月から3月までお届けする連載小説は、スザンヌ鎌田さんの新作です。物語の主人公は、日本人の父と米国人の母の間に生まれた中学生ミサキ。出生時の脳性まひの影響で手足に障がいがあります。両親はミサキが生まれる前に別れたそうで、父親の顔さえ知りません。そんなミサキに、母親は一緒にフランスに行こうと声をかけます。パリに着いた2人は、いよいよ思いをぶつけ合うことになるのです。作者のスザンヌ鎌田さんは米ミシガン州出身。1988年に来日後、大学で教えながら小説家としても活動しています。AWでは2018年に、「The Southern Belle Spy: Behind Enemy Lines」を連載しています。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、校内のカフェテリアで顔を合わせたジュリアたちの会話です。ジュリアはケイト、マリー、ハンナたちを次々とほめていきます。いったいどういうつもりなのでしょうか。今週のスキットからよく使う英語表現を紹介するコーナーでも、「ほめ言葉(compliment)」について取りあげています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。1月から3月までを担当するのは、アマンダ・ロシャさんです。ロシャさんはブラジルの首都ブラジリア生まれ。大学では美術・インテリアデザインを専攻しました。ブラジル外務省に勤務する夫の転勤で2018年に来日し、現在は東京暮らし。日本建築に関心が高く、環境保護や動物愛護にも熱心で、母国語のポルトガル語のほか、スペイン語、英語に堪能だそうです。さて今回は、ロシャさんが尊敬してやまないという福岡正信氏(1913-2008)についてです。自然農法と呼ばれる手法を編みだし、貧しい地域を救ったという福岡氏。ロシャさんはどんなところを高く評価しているのでしょうか。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、ネット販売大手のアマゾンが初のレジ無しスーパーを米シアトル市に開店したというニュースのほか、世界の首都のうち、インドのニューデリーが2年連続で大気汚染最悪の都市になったという話題などを取りあげています。

◆シミケンの語源でラクラク英単語
英単語を語根、接頭辞、接尾辞といった「パーツ」でとらえ直し、語源から理解することで語彙(ごい)を増やしてしまおうというシミケン先生こと清水建二先生の連載が、AWに帰ってきました。語源をイメージでとらえるイラストも添えられ、より理解がしやすくなっています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する映画は、世界中で親しまれているヒュー・ロフティングの児童文学作品「ドリトル先生」シリーズを実写化した「ドクター・ドリトル」です。動物と会話できるドクター・ドリトルは、名医だが変わり者。女王から贈られた庭園で動物たちとひっそり暮らしていましたが、女王が毒を盛られたことを突き止め、解毒剤となる「エデンの樹(き)」の果実を手に入れるために、動物たちと伝説の島へと出発します。ともに冒険の旅に出るのは、しっかり者のオウムや怖がりのゴリラなど、様々な動物たちです。ロバート・ダウニーJr.が主演し、エマ・トンプソン、ラミ・マレックらそうそうたる顔ぶれが動物たちの声優を演じるこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇Essay:Street Smart English
 「とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起」などで知られる詩人の伊藤比呂美さんによる連載です。二十数年の間、「移民」として米国と日本を何度となく往復してきた経験に加え、カリフォルニアでの暮らしの中で出会った英語表現や米国文化についてつづっていきます。日本語で執筆する詩人が、どのように異文化と外国語の中で暮らしてきたのか、リアルな体験を踏まえて語ります。英語監修は日本在住歴40年以上のStewart Johnsonさんです。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、川崎市にある「藤子・F・不二雄ミュージアム」を訪ねました。「ドラえもん」や「パーマン」をはじめ、数多くの名作で知られる漫画家が残した原画や、オリジナルの映像が鑑賞できます。カフェやギフトショップも併設され、ドラえもんなどのファンには見逃せない施設だとか。リサさんがたっぷりと魅力を紹介しています。

◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、アイルランドから観光に来たダンが、ミホがアルバイトをしているビジネスホテルに宿泊中です。ミホが部屋の感想を聞いたところ、ダンはあまり気に入っていないような反応だった、というのですが……。いったい何が問題だったのでしょう。

◇カタカナ語がワカラナイ!
 日本語の中で使われるカタカナ語の数は年々増える一方で、日本語の語彙を豊かにするのに一役買っています。しかしながら、日本語のわかる外国人でも、カタカナ語の意味を正確に理解するのは至難の業というのも事実。英語母語話者には通じないおかしな和製英語をはじめ、日本人が英語と思い込んで使っている外国語なども混乱の原因です。この連載では日本で活躍する英国人フリーランスライターのスティーブ・ウォルッシュさんが、自らの経験をもとに、カタカナ語が生んだ誤解やその対処法についてつづってくれます。肩の凝らないエッセーから、カタカナ語を通じる英語に変えるためのヒントを学んでください。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel WALES, from south to north
今週号のトラベルのコーナーでは、グレートブリテン島の南西に位置するウェールズ地方を訪ねます。日本人にとっては昨年のラグビー・ワールドカップでの活躍が記憶に新しいかもしれませんが、旅の筆者が心奪われたのは、面積の大部分を占めるという山地の景観でした。国土の約2割が国立公園に指定されているといい、それだけ美しい自然に恵まれているのだそうです。また、ウェールズは古城がとても多いことでも有名で、世界で最も城の密集度が高いとも言われているのだとか。筆者は古城巡りを楽しみ、さらには古本で有名な街にも足を延ばします。そのほかにも見どころが盛りだくさんの旅行記を、美しい写真の数々と合わせてお楽しみください。

◆Weekly Picks  娘の恐怖和らげるため、父親が思いついた「ゲーム」 シリア
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するこのコーナー。今週は、内戦が続くシリアからの話題。最近、一本の動画が話題を呼びました。外で大きな爆発音が鳴る中、幼い女の子と父親がカメラに向かって笑っている姿が映っているのです。父親は爆音を怖がる娘を見て、「爆弾が落ちる音を聞いたら笑う」という「ゲーム」を考案したといいます。娘の気持ちを和らげたいという父親の思いに共感が広がる一方で、「そうした子どもの姿に心が痛む」という声も上がっています。
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