週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー) 発売日・バックナンバー

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週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2017/11/26号

This Week
On the Cover

地球温暖化の影響を訴えるイヌイット ケイトリン・ベイキーさん

11月26日号の表紙は、Student on Iceというグループのプログラムマネジャーを務めるケイトリン・ベイキーさんです。イヌイットのベイキーさんはカナダ北部の町の出身。大学で学びながら、地球温暖化の影響が現れる最前線である北極圏の現状を、多くの人に見てもらうためのツアーを企画しています。折しも、気候変動枠組み条約締約国会議(COP23)がドイツ・ボンで開かれる中、来日し、先住民が被っている影響について語り合いました。今週号は、ベイキーさんのインタビューのほか、COP23に関するニュースも掲載し、地球環境を考える紙面になっています。


◇今週の注目記事 ================

◇Feature: Speak up @ Work  早川書房のカズオ・イシグロ担当・永野渓子さん
「Speak up @ Work」は、英語を多用する職場を訪問してインタビューする企画です。その職場ではどんな表現が頻繁に使われているのか。働く人たちはどうやって英語力を磨いてきたのか。そんな「働くための英語」を現場から学んでいきます。英語にかかわる仕事に就くことを夢見る中高生や大学生には必見のシリーズです。今週号は、翻訳作品を多く出版している早川書房の編集者、永野渓子さんに話を聞きます。翻訳ミステリーや翻訳文芸を担当する編集部に所属する永野さんは、ノーベル文学賞受賞が決まったカズオ・イシグロさんの担当も務めており、忙しい毎日を送っています。仕事では海外の話題作を常にチェックする必要があり、著作権管理、版権の取得などでも英語は不可欠といいます。どんな意識で英語力を維持しようとしているのか、語ってくれました。

◇Feature: イヌイットの活動家にインタビュー「先住民の知見を生かして」
今週の特集では、表紙でも取りあげたイヌイットの環境活動家、ケイトリン・ベイキーさんのインタビューを紹介します。これまでに50カ国以上の人たちが北極圏を訪れたツアーを企画するグループ「Student on Ice」でプログラムマネジャーを務める彼女は「イヌイットの人々の知見を温暖化研究にとり入れてほしい」と訴えています。氷の生成や動物の渡りのルートなどが、温暖化によってどのように変化しているのか、など、イヌイットの人々の伝統的な知見が生かせる場面は多い、と考えています。
今週号は、「Business News ~ニュースで学ぶ経済英語」はお休みします。

◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミ入れてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。連載が3年目に突入しても、ツッコミの切れ味はますます好調です。今週号では、親の介護を理由にやむなく仕事をやめる「介護離職」の問題について、鋭いツッコミを入れています。「働き盛り世代が離職に追い込まれれば、トリプルパンチを受けることになる」と訴え、彼らの負担を軽減する方法を考えます。子どもが親の介護をするという認識や、融通の利かない働き方を変えていく必要がある、というのがジェイソンさんの主張です。

◇Novel:「The Farmhouse on Windy Hill 風の丘の子どもたち」
これまで「グレイハースト校」シリーズを連載してきたクリストファー・ベルトンさんによる連載です。今回の物語の舞台は、スイス・ジュネーブ。街のはずれに、12人の子どもたちが集まって共同生活を送る小さな農園「ウィンディーヒル」があります。ここには様々な事情で家を出ざるを得なかった子どもたちばかりが集まっていて、最年長のケイトリン・ビューラーがリーダーを務めています。新たにマーク・ザッターという仲間を迎えた農園に、身なりの良い中年男性が現れます。男性は農園のことをあれこれ質問し、去っていきました。「通報されるのではないか」と心配になったケイトリンが、男性の素性を調べると……。イラストはジェイミー・ベルトンさんです。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、休暇を終えたハンナとケイト、ハリソンが、サンクスギビング(感謝祭)をどのように過ごしたかを語り合います。三人三様の休暇だったようですが……。米国の生活を紹介するミニコラムも今回はサンクスギビングがテーマです。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。10月から12月までを担当するのは、英国生まれでその後米国に移住したレスリー・バーリーさんです。2003年に来日し、民間の英会話学校で講師をしています。居酒屋で日本酒を楽しみながら、政治や哲学を語ることもあるというバーリーさん。今回は、日本の駅で繰り広げられる「駆け込み乗車」についての体験を語ってくれています。日ごろ、駆け込み乗車の見事な「技」を見慣れていたバーリーさんでしたが、ある日、友人が同じことを試みると……。

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「容姿、見た目」に関係のある表現がテーマです。日本語で表現する「すごい美人」や「中肉中背」は、英語でどのように言うのでしょうか。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、ローマ法王がミサの最中に携帯電話で写真を撮ろうとする人々に苦言を呈した話題や、ツイッターの制限字数が緩和されたニュースなどを紹介しています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Books:放課後ブッククラブ
英語多読に関する著書がある林剛司さんが、中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナーです。今週号は、Foundation Reading Libraryというシリーズを紹介します。話題にしているのは、米国の小さな町に住むティーンエージャーが繰り広げる学校生活や趣味、友情や初恋などで、読んでいくうちに日常生活の英語をたくさん学ぶことができるといいます。筆者の2人は、日本の大学で英語を教えているそうで、英語教育のプロでもあります。ストーリーの簡単な紹介や登場人物のイラストもあわせて載っているので、読み始める前に目を通しておくと良さそうです。

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介するのは、これまでヒーロー役を演じることが多かったクリス・エヴァンスが、子役との共演を果たした「gifted/ギフテッド」です。独身男のフランクは、7歳の姪(めい)メアリーと2人で暮らしています。彼女には類いまれな数学の才能があるのですが、自分の亡き姉でもあるメアリーの母親の「普通に育てたい」という遺志に従い、メアリーを一般の学校に通わせます。そこに、メアリーに英才教育を受けさせるべきだと主張するフランクの母親が現れます。教育のあり方をめぐる難問も提起するこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、さまざまな動物と触れあうことができる「ペットカフェ」です。犬や猫といったメジャーな動物だけでなく、昨今は「ふくろうカフェ」や「はりねずみカフェ」まで登場したといいます。日本におけるそんなペットカフェ事情を、英語で説明していきます。

◆Dear Annie 十人十色の人生模様
コラムニストのAnnie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答える連載はますます好調です。今回は「再婚するも切り難い元妻との縁」「私の服装をまねる母にイラつく」の相談2題を取りあげています。

上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel: Toledo, SPAIN
今週のトラベルのコーナーは、スペインの古都トレドを訪れました。首都マドリードから南西に約70キロ。岩山の上に築かれたトレドの街は、古くから天然の要塞(ようさい)として栄え、長い歴史のうちに、キリスト、イスラム、ユダヤの三つの宗教が入りまじりました。街に残る古い建物の数々には、それぞれの文化の影響が色濃く残されているそうです。旅の筆者は、街を散策するうちに、丘の上から見える景色に圧倒され、刀剣や象眼細工といった伝統工芸にも魅せられます。さらには、街で愛される伝統の味も楽しむのでした。美しい街並みを伝える写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。


◆Weekly Picks  COP23、「温暖化は不可逆的な転換点に」研究グループが警告
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナーです。今週号は、このほど閉幕した気候変動枠組み条約締約国会議(COP23)での話題を取りあげています。パリ協定の運用ルールが大きなテーマとなったこの会議には、様々な研究者や環境NGOも参加しました。そんな中、ある研究者グループは「地球は、温暖化が暴走を始める臨界点を超えようとしている」と訴え、メディアなどの注目を集めました。どんな事態が想定されるのか、その主張に耳を傾けます。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2017/11/19号

This Week
On the Cover

モリナガ・ヨウさんとGreenville の仲間たち

今週号の表紙は、Asahi Weeklyで1200回を超える長寿連載「やさしい単語で寸劇!The Greenville Story」に、毎週イラストを描いていただいているモリナガ・ヨウさんに、特別な一枚をお願いしました。というのも、当時大学生だったモリナガさんが1987年に、イラストレーターとしてAWでデビューしてから、この秋で30年の節目を迎えたのです。モリナガさんが生み出した Greenville のおなじみのキャラクターが集まって、「30周年」をお祝いしています。イラストにはよく見ると、30年前にAW編集部を訪ねた若き日のモリナガさんの姿も描かれています。

◇今週の注目記事 ================

◇Special: モリナガ・ヨウさん、Asahi Weeklyとともに30年
今週号の特集では、AWでのデビューから30周年の節目を迎えたイラストレーターのモリナガ・ヨウさんのインタビューを掲載しています。現在はイラストルポの名手として知られ、多くの話題作を世に出してきたモリナガさんですが、「The Greenville Story」は「一緒に年を重ねた作品」として、特別の思い入れがあるようです。そんなモリナガさんがAWでどんな仕事をしてきたのかをご紹介。さらに、「The Greenville Story」の歴史を振り返りながら、主要キャラクターを改めてお披露目しています。「Greenville」の文を担当しているケリー湯沢さんからもお祝いのメッセージが届いています。

◇英語ガイドに挑戦!
大手旅行会社に長年勤務し、通訳ガイドの指導などの経験も豊富な根岸正さんによる連載です。2020年の東京五輪・パラリンピックを前にして、海外から日本を訪れる観光客をもてなしたいというニーズが高まっています。通訳ガイドやボランティアを目指す読者に向けて、簡単な英語で旅のお手伝いをする秘訣(ひけつ)を伝授します。毎月の年中行事や観光スポットを案内する設定で、役に立つやさしい表現を紹介。ガイドをする際の心遣いに触れた「ガイドのヒント」もあります。さて、冬の訪れも間近に感じられる季節になりました。今回は、この季節にぜひ案内したい温泉と、そこで楽しむ鍋料理についてです。入浴のマナーなどを英語で伝えましょう。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、さいたま市にある「大宮盆栽村」を訪ねます。関東大震災をきっかけに、東京の盆栽業者が集団移住したこの地には、歴史ある盆栽園とともに盆栽美術館があります。昨今は外国人にも人気の盆栽を求めて、リサさんが歩きます。

◇地球うおっちんぐ: 職場のセクハラは許されません
アグネス・チャンさんによる人気連載エッセーです。米ハリウッド映画界の大物プロデューサーによるセクハラ疑惑をきっかけに、各地で自分も被害を受けたと声を上げる動きが活発になっています。アグネスさんも今回の一連の問題に注目。権限を利用して立場の弱い部下らにセクハラをするメンタリティーを問題視し、厳しい言葉を投げかけます。さらに、「行動することが将来の被害を防ぐ」と呼びかけます。

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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。米国の生活についてのミニコラムもあります。さて今回は、感謝祭(Thanksgiving)を翌日に控え、マリーと兄のジャスティンがお客をもてなす準備を始めます。慣れない手つきのジャスティンですが、マリーの指示を受けながら、パンプキンパイを作ります。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。10月から12月までを担当するのは、英国生まれでその後米国に移住したレスリー・バーリーさんです。2003年に来日し、民間の英会話学校で講師をしています。居酒屋で日本酒を楽しみながら、政治や哲学を語ることもあるというバーリーさん。今回は、パンク・ハードコアのライブ会場で繰り広げられる「モッシング」について語ります。日米両国でライブ会場に足を運んでいるというバーリーさんが、両国の違いを説明してくれています。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では観光地の話題などを紹介。オランダのアムステルダムとオーストラリアの「ウルル」(エアーズロック)で、新たに禁止されるものとは何でしょう?


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、戦時下の英国で、プロパガンダ映画の制作を任された女性脚本家たちの物語「人生はシネマティック!」です。第2次世界大戦で働き盛りの男性が戦地に赴くなか、コピーライターの秘書だったカトリンは、広告のコピーを書く機会を得ます。そのことがきっかけとなり、カトリンは英国情報省映画局に抜擢(ばってき)され、映画の脚本を仕上げることになります。映画の制作陣は、軍部の横やりを受けたり、ベテラン俳優に翻弄(ほんろう)されたりしながら、ドラマチックな映画を作ろうと突き進みますが……。劇中劇が多く、映画作りの雰囲気もたっぷり楽しめるこの作品を、英文のスクリプト(脚本)と対訳でお楽しみください。

◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、ホテルのフロントで米国人観光客を迎えたユカが、相手の名前を尋ねます。うまく聞き取れなかったユカは、名前のつづりを聞くのですが、相手は気を悪くした様子です。いったい何が問題だったのでしょう?


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Inner Mongolia Autonomous Region, CHINA
今週号のTravelのコーナーでは、中国北部に位置する内モンゴル自治区を訪ねます。総面積100万平方キロメートルを超える広大な土地に大草原が広がり、古くから遊牧民が暮らしてきたこの地を、旅の筆者は7年前にも訪れたことがあったそうです。そのスケールの大きさにひかれ、今度は馬が好きな娘を連れてやってきました。旅の目的である草原に向かい、以前に筆者がお世話になった家族と再会。伝統的なテントのゲルに寝泊まりし、乗馬を体験します。そんな場所でも近くには観光客向けのリゾート施設が建設され、少しずつ雰囲気を変えつつあるのだとか。筆者はちょっと複雑な気持ちになったようです。広大な自然を写しだした写真の数々とあわせて、旅行記をお楽しみください。

◆Weekly Picks  ロシア革命100周年で記念行事、距離を置くプーチン政権
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナー。今回は、世界初の社会主義国家であるソビエト連邦の誕生に道を開いたロシア革命(十月革命)から100年。節目を迎えたロシアからのレポートです。記念日にあたる11月7日には、モスクワで軍事パレードを含む行事が開かれましたが、プーチン大統領はこうした式典からは距離を置いていたといいます。国の安定を重んじるプーチン氏のスタンスが、反映されているようです。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2017/11/12号

This Week
On the Cover
トランプ大統領が初来日
今週号の表紙は、大統領として初めて来日したトランプ米大統領です。トランプ氏は11月5日に到着すると、安倍晋三首相と松山英樹選手を交えてゴルフをプレー。翌6日に日米首脳会談に臨み、北朝鮮による拉致被害者の家族らとも面会しました。一方で、日米の企業経営者らが集まった会合では、「日本との貿易は公平でない」と対日貿易赤字への不満を表明。「アメリカ・ファースト」を訴える大統領らしく、通商問題では厳しく臨む姿勢を見せています。世界を驚かせた大統領選から1年。トランプ氏からはまだまだ目が離せそうにありません。

◇今週の注目記事 ================

◇Feature : Speak up @ Work ソムリエの森本美雪さん
「Speak up @ Work」は、英語を多用する職場を訪問してインタビューする企画です。その職場ではどんな表現が頻繁に使われているのか。働く人たちはどうやって英語力を磨いてきたのか。そんな「働くための英語」を現場から学んでいきます。英語にかかわる仕事に就くことを夢見る中高生や大学生には必見のシリーズです。今週号は、都心に位置するホテル、コンラッド東京で働き、現在はスキルアップを目指して豪州に活躍の場を移しているソムリエの森本美雪さんに話を聞きました。外国からのお客様をもてなすことも多いソムリエの世界でも、共通語は英語。「外国人恐怖症と呼ばれた」という森本さんは、経験を重ねながら英語を学んでいきました。読者に向けた英語メッセージもいただきました。

◇Essay:Risa’s Journal クロスカルチャーな毎日
リサ・ステッグマイヤーさんによる人気エッセーです。米国と日本の両方の文化の中で育ち、バイリンガルタレントとして活躍してきたリサさんは現在、育児の真っ最中。2人の子どももバイリンガルに育てようと奮闘中です。さて今回は、自身が愛してやまない自転車についてです。子どもの頃から自転車に慣れ親しんだリサさんは、20代でトライアスロンに出会い、再び自転車を愛好するようになりました。日本でもここ数年、自転車がブームとなっていますが、リサさんの目には、欧米と比べると、まだ不十分な点が多いと映ります。誰もが安全に自転車を楽しむためには、どんなことが必要なのでしょうか。

◇森住史の英語のアレコレQ&A
NHKラジオ「入門ビジネス英語」でも講師を務めた森住先生の好評連載を、引き続きお楽しみいただいています。英語学習者からの質問に答える形で、英語の文法や語法などをめぐる素朴な疑問を、先生が分かりやすく解き明かします。許可をもらう表現として、“Do you mind if…?” という質問の仕方があります。多くの英語学習者は、「どうぞ」であれば No、「ダメです」なら Yes と答えましょう、と習ってきたはずですが、実際の会話を聞いていると、必ずしもそうではないようです。正しい答え方はいったいどれなのでしょう?英語ネイティブのものの考え方から、解説していきます。

◇Novel:「The Farmhouse on Windy Hill 風の丘の子どもたち」
これまで「グレイハースト校」シリーズを連載してきたクリストファー・ベルトンさんによる新連載です。今回の物語の舞台は、スイス・ジュネーブ。街のはずれに、12人の子どもたちが集まって共同生活を送る小さな農園「ウィンディーヒル」があります。ここいるのは、様々な事情で家を出ざるを得なかった子どもたちばかり。最年長のケイトリン・ビューラーがリーダーを務めています。新たにマーク・ザッターという仲間を迎えた農園に、ある夜、身なりの良い中年男性が現れます。「農園から追い出されるのではないか」と子どもたちは恐れますが……。イラストはジェイミー・ベルトンさんです。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「接待」に関係のある表現がテーマです。「長居をする」や「たばこの火を貸す」を英語で言うには、どうしたらよいでしょう?

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、英ケンブリッジ大学が、ホーキング博士の博士論文を無料公開したニュースのほか、仏マクロン大統領のペットの話題などを紹介しています。

◆句動詞 de 英作文
英語の表現力を磨くコーナーです。句動詞とは、基本的な動詞と副詞や前置詞を組み合わせた用法のこと。難しい単語を駆使するのではなく、こうした基本的な単語を使いこなすことを狙って、英作文にトライしていきます。筆者は専修大学文学部教授の田邉祐司さん。目指すのは「普段着の英語表現」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Movies 最新映画のシナリオと対訳
今週紹介する作品は、スティーヴン・ソダーバーグ監督がメガホンをとった「ローガン・ラッキー」です。仕事を失い、家族にも逃げられたジミー・ローガンは、人気のイベント、NASCARのレース中に、多額の現金を強奪するという驚くべき計画を立てます。戦地で片腕を失った弟や、服役中の爆破のプロを仲間に巻き込み、計画を実行に移そうとするのです。トランプ大統領を生み出す原動力となったとされる米国の「ラストベルト」を舞台に、「さえない」登場人物たちが繰り広げるドラマは、ソダーバーグ監督の代表作「オーシャンズ」シリーズとはまた違った魅力がありそうです。英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英文ライティング道場
毎月第2週に掲載される読者参加型のコーナー。与えられた課題の「和文英訳」に、読者の皆さんが挑戦しています。投稿作品は、大学で教鞭をとる2人の評者によって入念に添削・講評され、紙上で優秀者が発表されます。道場は新たな挑戦者も多く迎え、活況を呈しています。この連載は皆さんの書く力を試す絶好の機会ですので、ぜひ引き続きご参加ください。今回の題材は、最近の修学旅行事情についての新聞記事です。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、春の花見と並ぶ日本の一大風物詩「もみじ狩り」です。この習慣の起源から、紅葉のメカニズムまでを、英語で解説してきます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel Amsterdam, NETHERLANDS
今回の旅の目的地は、「水の都」の異名をとるオランダのアムステルダムです。かつて世界の商業の中心的な都市だったこともあるこの街は、小さいながらも多くの見どころがあり、旅の筆者は駆け足で著名なスポットを回ります。まずは、日本人観光客も多く訪れる「アンネ・フランクの家」。アンネと家族がナチスの迫害を逃れるために住んでいた家で、彼女の日記の原本も見ることができます。ゴッホ美術館を回り、さらには筆者が長年見たいと思っていたレンブラントの「夜警」を求めて、アムステルダム国立美術館も訪ねます。名物の運河をめぐり、「人の数より多い」と言われる自転車をレンタル。街の魅力を味わいますが、それでも筆者には「まだまだ表面をなぞっただけ」という思いが残ったようです。美しい写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。

◆Business News ~ニュースで学ぶ経済英語~
経済やビジネスに関するニュースを取り上げます。毎月第2、4週に、株式、為替、景気、財政、企業戦略、新商品・サービス、IT(情報技術)など、国内外で起きた注目の報道を選んで、ヒントつきでお届けします。社会人をはじめ、就職活動中の学生の方々も必読です。「経済英語」には難しいイメージがありますが、背景知識があればニュースの理解度がグンとアップします。独特の用語や言い回しを学びながら、グローバル社会で通用する英語力を身につけましょう。今回は、神戸製鋼など日本の大手企業で相次いだ発覚した不祥事をめぐり、「メイド・イン・ジャパン」の信頼が揺らぎつつある、といったニュースなどを取りあげます。

◆Weekly Picks 米有名プロデューサーのセクハラ疑惑で重い口を開き始めた被害者たち
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナーです。今回は、ハリウッドの大物プロデューサーだったハーヴェイ・ワインスタイン氏が、多くの女性から過去のセクハラ行為を訴えられている問題を受けての話題です。米国では、今回の問題に端を発し、各界でセクハラ被害を訴える声が上がり始めています。“Me Too” というハッシュタグを駆使してSNSで体験を共有し、被害を告発する運動も広がりを見せています。ロイター通信の記事は、被害から時を経てもなおも深い心の傷を負ったままの市井の人々に光を当てています。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2017/11/5号

This Week
On the Cover

ハリソン・フォードさん 35年ぶりの「ブレードランナー」

今週号の表紙は、俳優のハリソン・フォードさんです。名作とうたわれ、カルト的な人気を誇ったSF映画「ブレードランナー」の続編が35年ぶりに制作され、日本でも公開されています。旧作で暴走した人造人間を取り締まる刑事を演じたフォードさんは、新作「ブレードランナー 2049」にも出演。このほど、新作のPRのために来日し、記者会見も開きました。時を超えて同じ役を演じることの喜びを語っています。表紙の写真は、朝日新聞の取材に応じた際の撮影です。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: 英語朗読家・青谷優子さんインタビュー
今週号の特集では、英語朗読家として活動する青谷優子さんにインタビューします。NHKで英語アナウンサーとしてキャリアを積んだ後、日本文学の英訳などを朗読する活動を続け、CDブックレットも出しています。青谷さんによると、英語の朗読には、文章の構造がよくわかるようになるなどの学習効果があるのだそうです。朗読を実践するには、どのようなトレーニングが必要なのか、教えてもらいました。また、英語の朗読が実際にどんなものなのか、触れてみましょう。夏目漱石の「夢十夜」から、青谷さんが朗読している英文のテキストを紹介します。

◇和t’s cooking?  海外で見かけた日本食
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米フィラデルフィア在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。さて今回は、「照り焼きチキン」をレシピとともに紹介します。teriyaki は英語になるほど外国人にも親しまれていますが、海外の「テリヤキソース」は日本人になじみのある「照り焼き」とは似て非なるものです。それでも、本来の「照り焼き」を作ってあげると、多くの外国人にも好評なのだそうです。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる東京周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回訪ねたのは、川崎市にある日本民家園。高度経済成長とともに急速に消えつつあった古民家を未来に残そうと、50年前に開園した屋外博物館です。そこでリサさんは、日本の古民家がもつ「マジック」に触れることになりました。

◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。外国人と接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。カナダから観光で来日したジョアンヌが、預けたスーツケースを受け取りに、駅の手荷物預かり所を訪ねます。窓口で担当のリョウが対応しますが、話がかみ合っていない様子です。いったい何が問題だったのでしょう?

◇Essay:マーティにまかせろ Bring it on!
ヘビーメタル・バンド MEGADETH の元ギタリスト、マーティ・フリードマンさんが、読者の皆さんからの様々な質問に英語でお答えします。音楽や外国語の勉強法から人生相談まで、「なんでも来い!」の意気込みで、難問奇問に挑戦してくれます。さて、2020年の東京五輪・パラリンピックを控え、外国人に優しい街づくりを目指している日本ですが、海外から訪れた人たちにとっては、いろいろと不思議に映ることも多いようです。日本に暮らして10年以上がたつマーティさんが、ずばり疑問に答えます。

◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答える人気コーナーです。今回は、「寡黙な夫、睡眠中やたらと冗舌に」「劣悪な商品、奮発したチップ返せ」いったテーマでお届けします。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。国内で報道されたニュースも多く取りあげていきますので、「このニュースは英語でどう報じられているのかな?」といった疑問にも答えていきます。今回は、トランプ大統領の手で20年以上前に描かれたスケッチが1万6千ドルで落札された話題のほか、ローマにある「コロッセオ」で、かつて貧しい平民向けの席だった最上階が公開されたというニュースなどを紹介しています。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。米国の生活を解説するミニコラムもあります。日曜の朝、新聞を読み始めた父親のロイに、トーマスが話しかけます。新聞だけでなく、インターネットなどでもニュースが手軽に読める時代。2人はニュースと新聞について話し合います。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。10月から12月までを担当するのは、英国生まれでその後米国に移住したレスリー・バーリーさんです。2003年に来日し、民間の英会話学校で講師をしています。居酒屋で日本酒を楽しみながら、政治や哲学を語ることもあるというバーリーさん。今回は、愛してやまない趣味の将棋について語り、英語を学ぶ日本人にもメッセージを発してくれています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
 今回紹介する作品は、アクションスターのドウェイン・ジョンソンとコメディアンのケヴィン・ハートが共演したアクションコメディー「セントラル・インテリジェンス」です。高校時代は学校のスターで、将来を期待されていたものの、今は会計士としてさえない日々を送っているカルヴィン。そんな彼のもとに、同級生でいじめられっ子だったロビー(ボブ)から連絡が入ります。マッチョな体形に変身し、今はCIAの捜査官になったというボブに驚くカルヴィンですが、ボブとともに、とんだ騒動に巻き込まれていきます。お互いに「過去」を抱えたデコボココンビが繰り広げるストーリーを、英語による脚本(スクリプト)と日本語の対訳で楽しんでください。

◆シミケンの語源でサクサク英単語
「語源によるビジュアル記憶法」という英単語の学習方法を提唱する埼玉県立草加南高校教諭、清水建二さんによる連載です。漢字が「へん」や「つくり」で構成されているように、英単語も接頭辞や語根、接尾辞といったパーツから成り立っています。こうしたパーツを活用し、ボキャブラリーを増やしてしまおう、という狙いです。今回は、「貼り付ける」と「戦術」といった、一見関係のなさそうな単語の、共通の語源を探ります。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel  Singapore: City of the future, today
今回の旅は、シンガポールを訪ねます。旅の筆者がまず目にしたのは、摩天楼が立ち並ぶ大都会です。今やシンガポールのランドマークとなっているマリーナベイ・サンズなどは、まるでSF映画に出てくるような近未来的な構造が印象的でした。一方で、シンガポールには多民族社会としての歴史と伝統をうかがわせるエリアも残されており、インド系住民と中国系住民の歩みを知ることができる博物館にも足を延ばします。さらに筆者は、安くてもおいしい食事がとれる屋台の集まったホーカーズの魅力を語ります。当初は3日間の滞在予定でいた旅の筆者ですが、街の魅力に触れ、結局は滞在を大幅に延長することになったそうです。伝統と現代性が融合した街を写しだす写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。

◆Weekly Picks  衆院選で自民党圧勝 安倍政権は信任されたのか
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナーです。今週号はいつもと趣向を変えて、海外通信社の配信から、先日行われた日本の衆院選の分析記事を紹介します。小池都知事の新党結成、野党・民進党の分裂など、政界の地図が大きく塗り変わった今回の選挙戦。日本の政治は今後、平和憲法の改正などで右傾化を強めるのでしょうか。「日本の有権者は必ずしも、保守的な主義主張に傾斜したわけではない」。AFP時事の記事は識者の声を集めながら、慎重に論じていきます。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2017/10/29号

This Week
On the Cover

いよいよ出番、ハロウィーンのカボチャ

今週の表紙は、目前に迫ったハロウィーンをめぐる一枚です。北米ではこの季節、ハロウィーンの飾りつけ用のカボチャを売る「パンプキンパッチ(畑)」が各地でにぎわいます。入場料を支払って畑に入り、好きなカボチャを選んで買い取り、持ち帰る仕組みです。表紙の写真は米ワシントン州の、一面にカボチャが置かれた畑。ハドソン・ペリー君(5)が真剣に自分のお気に入りを選んでいました。今週号の紙面では、日本でのハロウィーン事情も特集で紹介しています。

◇今週の注目記事 ================

◇Feature:日本でもハロウィーンのカボチャ
日本でもすっかり定着した感のあるハロウィーン。仮装パレードや「トリック・オア・トリート」を楽しむ人たちは多くなりましたが、観賞用のカボチャをくり抜いて作る「ジャック・オー・ランタン」を飾る家庭は、それと比べるとまだ少ないかもしれません。北米ではハロウィーンに欠かせないカボチャ。日本での最新事情を探ってみました。本場と比べるとまだまだ高値ですが、インターネットなどを通じて、販路は確実に拡大しているようです。また、巨大カボチャコンテストに挑戦している農家も取材しました。

◇Special:通訳案内士法の改正を解説
 日本を訪れる外国人観光客に付き添い、旅行案内をする「通訳案内士」。その業務について定めた通訳案内士法がこのほど一部改正され、来年1月に施行されます。これまで国家資格をもつ人だけに認めてきた有償の通訳ガイドが、無資格でも行えるようになり、地域に特化した「地域通訳案内士」の制度も生まれます。訪日外国人客の急激な増加で心配されている将来的なガイド不足を解消するのが狙いです。今週号の特集では、どのような制度変更なのかをわかりやすく解説しますので、2020年の東京五輪に向けてガイドをやってみたいと考えている読者の皆さんは必見です。連載「英語ガイドに挑戦!」でおなじみの根岸正さんによるアドバイスもあります。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、埼玉県入間市の一角にある「ジョンソンタウン」を訪ねます。戦後に進駐した米軍人らが暮らした「米軍ハウス」を改修・保全。まるで米国の町に迷い込んだような雰囲気で、住宅のほかに様々なお店やおしゃれなカフェが立ち並んでいます。リサさんもつい、昔のことを思い出してしまったようでした。

◇英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、秋の伝統行事「お月見」です。日本人でも知っているようでよく知らないお月見のいわれを、英語で解説していきます。

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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。米国の生活についてのミニコラムもあります。さて、いよいよハロウィーンです。お菓子をもらいに出かけたいクリフでしたが、仮装の衣装が用意できない、とのこと。兄のトーマスと姉のハンナが、仮装の手伝いをすることになりました。さて、簡単に準備ができる仮装とは、どんなものだったのでしょう。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。10月から12月までを担当するのは、英国生まれでその後米国に移住したレスリー・バーリーさんです。2003年に来日し、民間の英会話学校で講師をしています。居酒屋で日本酒を楽しみながら、政治や哲学を語ることもあるというバーリーさん。今回は、自身がおすすめする東京都心のスポットを紹介してくれます。日本を訪れた外国人が多く押しかける浅草や東京スカイツリーのような観光地とは違い、その場所は都心の喧噪(けんそう)と目と鼻の先にあり……。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、長崎・対馬で見つかったカワウソをめぐるニュースの続報のほか、「ハリー・ポッター」の映画シリーズにまつわる話題などを紹介しています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies AW名画座
今週は、過去の名作を振り返って紹介するAW名画座をお送りします。テーマは「サウンドトラック」。作中の音楽が高い評価を得た映画を取り上げます。まずは、世界中でディスコブームに火をつけた「サタデー・ナイト・フィーバー」から。ニューヨークの金物屋で働くトニーは、日ごろのもやもやした気持ちをディスコのダンスフロアで発散する青年です。ある日、そのディスコでダンスのうまいステファニーと出会ったことがきっかけで、人間として成長していきます。2作目は1990年代のスコットランドを舞台にした「トレインスポッティング」です。ドラッグと酒におぼれる若者マーク・レントンが再起を目指す物語で、同時代のポップスや70年代のロックが散りばめられています。英文のスクリプト(脚本)と対訳で楽しんでください。

◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する場面をクローズアップ。親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまった失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。豪州から観光で来日したウェンディの趣味は、日本のお城めぐり。明日は有名なお城がある庭園に足を延ばす予定です。でも、あいにくお祭りと重なっていて、ホテルの案内係のケンタロウは、やめたほうがよいと伝えました。しかしなぜか、ウェンディは混乱気味です。何が問題だったのでしょう?


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Dubrovnik, CROATIA
今週号のTravel欄では、「アドリア海の真珠」とたたえられる美しい街、クロアチアのドブロブニクを訪ねます。近年、日本人の間でも観光地として人気が高まっていますが、実はこの街は、1990年代に紛争に巻き込まれ、危機に瀕したことがあるのです。旅の筆者が今回の旅行を思い立ったきっかけも、昨年公開されたクロアチア映画「灼熱(しゃくねつ)」だったそうです。この映画は紛争が起きた91年とその10年後、20年後を舞台にし、紛争に翻弄(ほんろう)される男女を描いた物語です。筆者は、紛争から復興を遂げ、今日の観光都市に発展した街の姿を、追いかけたいと思ったのでした。「ソベ」と呼ばれる民宿でもてなしを受け、世界遺産に登録されている旧市街を散策し、街を展望するスルジ山に登ります。そこには、いまだに紛争の爪痕が色濃く残されていました。美しい写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。

◆Weekly Picks  北朝鮮、外貨稼ぎに美術品輸出 「万寿台創作社」の正体
フィーチャーストーリーや、ニュースを掘り下げた分析記事を紹介するコーナー。今回のテーマは、北朝鮮の技術者集団「万寿台(マンスデ)創作社」です。主に美術品制作を手がけ、精巧な銅像などがアフリカ諸国の指導者らの人気を集めてきました。これまでは芸術活動の一環とみなされてきましたが、北朝鮮の核・ミサイル開発に対する制裁が強化される中で、北朝鮮の外貨稼ぎとしての性格がクローズアップされています。こうした活動にも制裁の網がかけられようとしていますが、一方で、抜け道を指摘する声もあるようです。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2017/10/22号

This Week
On the Cover

米カリフォルニア州で猛威ふるう原野火災

10月22日号の表紙は、大規模な原野火災が猛威をふるっている米カリフォルニア州北部での一枚です。近年、原野火災による被害が相次いでいる同州ですが、今回の火災はその中でも最悪のものとなりました。消防士らの必死の消火活動にもかかわらず、ワイン産地として有名なナパバレーを中心に9万ヘクタール近くを焼き尽くし、少なくとも40人の死者が出る惨事になっています。AWの読者におなじみの「PEANUTS」の作者、故チャールズ・シュルツ氏が長年住んだ自宅も焼失してしまったそうです。詳報はNEWSのページでもお届けしています。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: カズオ・イシグロさんにノーベル文学賞
今週の特集は先週号に引き続き、ノーベル文学賞の受賞が決まった英国の作家、カズオ・イシグロさんがテーマです。今回の受賞を機に、イシグロさんの作品を原書で読んでみようという読者の方も多いと思います。いきなり原書はハードルが高いかな、とお考えの方のために、「入門編」を用意しました。イシグロさんの代表作が原作で、アカデミー賞にもノミネートされた映画「日の名残(なご)り」を、過去の名作を紹介する「AW名画座」風に紹介しました。アンソニー・ホプキンスやエマ・トンプソンが出演した名作を、脚本と対訳でお楽しみください。また、村上春樹さんが受賞を逃したことを残念に思っている方のために、村上さんの作品の翻訳で知られ、イシグロさんの作品にも詳しいカナダ・ヨーク大のテッド・グーセン教授にもインタビューしました。その比較論に耳を傾けてみましょう。

◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミ入れてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。連載が3年目に突入しても、ツッコミの切れ味はますます好調です。今週号では、飲み会や接待ゴルフといった会社でのつきあいにプライベートの時間を割きがちな日本人に向けて、愛情あふれるツッコミを入れています。「人生にはもっと大事なことがあるのでは」と訴えるジェイソンさん。振り返ると、ジェイソンさんの両親はずっと家族との時間を優先してくれたそうで、そのことがいかに現在の自分の財産になっているかを語っています。

◇Novel:「The Farmhouse on Windy Hill 風の丘の子どもたち」
これまで「グレイハースト校」シリーズを連載してきたクリストファー・ベルトンさんによる新連載です。今回の物語の舞台は、スイス・ジュネーブ。街のはずれに、12人の子どもたちが集まって共同生活を送る小さな農園「ウィンディーヒル」があります。ここには様々な事情で家を出ざるを得なかった子どもたちばかりが集まっていて、最年長のケイトリン・ビューラーがリーダーを務めています。さて、いつものようにアルバイトを終えてレマン湖のほとりで休んでいたケイトリンは、見知らぬ少年を見かけます。やはりゆえあって家出してきた少年を、ケイトリンは仲間のもとへ連れて行きます。イラストはジェイミー・ベルトンさんです。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。さて今日は、ハロウィーンの仮装パーティーが開かれています。ジュリアたちは思い思いの仮装で楽しんでいますが、パーティーを主催するハリソンは大忙しのようです。米国の生活を紹介するミニコラムも今回はハロウィーンがテーマです。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。10月から12月までを担当するのは、英国生まれでその後米国に移住したレスリー・バーリーさんです。2003年に来日し、民間の英会話学校で講師をしています。居酒屋で日本酒を楽しみながら、政治や哲学を語ることもあるというバーリーさん。今回は、日本文化クラブの代表を務めていた米国での大学生活を振り返ります。よく日本人の留学生を迎えてパーティーを開いていたバーリーさんですが、あの有名な日本のホラー映画をみんなで見たところ……。

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「疲労」に関係のある表現がテーマです。日本語で表現する「気疲れ」や「やつれる」は、英語でどのように言うのでしょうか。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、ドイツで郵便配達の手伝いをするロボットが登場した話題や、東日本大震災で使われた仮設住宅がハワイで第二の人生を送るというニュースなどを紹介しています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Books:放課後ブッククラブ
英語多読に関する著書がある林剛司さんが、中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナーです。今週号では、Dan Greenburg が書いた The Zack Files というシリーズを紹介します。Zack という少年が体験するちょっと不思議な物語で、シリーズは既に30巻が刊行されています。児童書とはいえ、ある程度の語彙(ごい)力や文法の知識が必要とされますが、「知らない語があっても、まずは読み進めてみて」と林さんは言います。どの巻から読み始めても無理なくストーリーに入っていけるそうなので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょう。

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介するのは、米国で高い評価を受けた社会風刺的なホラー「ゲット・アウト」です。ニューヨークに住むアフリカ系米国人の写真家クリスは、白人の恋人ローズの実家で、週末を過ごすことになります。白人のエリート家族に受け入れられるかを心配するクリスでしたが、ローズの両親らは彼を大歓迎。しかし、クリスは徐々に居心地の悪さと違和感を募らせていきます。ジョーダン・ピールが監督・脚本を務めたこの映画は、人種間の問題を突きつける一風変わったホラー作品に仕上がっています。英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、お寺や神社で参拝客に与えられる印影「御朱印」です。その起源や歴史を説明しつつ、最近はその収集が静かなブームになっていることなどを、英語で解説していきます。

◆Dear Annie 十人十色の人生模様
コラムニストのAnnie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答える連載はますます好調です。今回は「酒飲みの運転手役はもうご免」「見初めた女性の言動に一喜一憂」の相談2題を取りあげています。

上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel: Lausanne, SWITZERLAND
今週のトラベルのコーナーは、スイスのフランス語圏の中心都市ローザンヌを訪ねます。レマン湖のほとりに位置するこの街は、国際オリンピック委員会(IOC)が本部を置き、「オリンピックの首都」と呼ばれています。スポーツ好きな旅の筆者は、湖を見下ろす高台にあるオリンピック・ミュージアムに向かい、過去の五輪の感動を追体験します。街の魅力は、スポーツ関係だけではありません。大学のほか、音楽学校などもあり、芸術活動も盛ん。ローザンヌ大聖堂のような歴史ある建物も数多くあり、街歩きにはうってつけです。優美な雰囲気を伝える写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。

◇Business News ~ニュースで学ぶ経済英語~
株式、為替、景気、財政、企業戦略、新商品・サービス、IT(情報技術)など、国内外で起きた注目の経済関連のニュースを選んで、ヒントつきでお届けします。社会人だけでなく、就職活動中の学生も必読です。「経済英語」には難しいイメージがありますが、背景知識があればニュースの理解度がグンとアップします。独特の用語や言い回しを学びながら、グローバル社会で通用する英語力を身につけてください。毎月第2・4週の掲載です。今回は、神戸製鋼のデータ改ざん問題が海を越えて波紋を広げているというニュースと、米トランプ政権がオバマ前大統領時代の気候変動対策を撤回するというニュースをお届けします。

◆Weekly Picks  核兵器禁止条約の立役者にノーベル平和賞
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナーです。今週号は、国際NGOの「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)のノーベル平和賞受賞が決まったニュースを改めてお伝えします。核兵器禁止条約の立役者として知られてはいますが、決して知名度が高いとは言えない団体が、なぜノーベル賞を受賞することになったのでしょう。背景には、一触即発の米国と北朝鮮の関係や、先行きが不透明になってきたイラン核合意の問題などがありそうです。ICANが世界に発したメッセージも見ていきます。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2017/10/15号

This Week
On the Cover

ノーベル文学賞に決まったカズオ・イシグロさん

今週号の表紙は、ノーベル文学賞の受賞が決まったカズオ・イシグロさんです。日本の長崎で生まれ、その後、英国に渡った作家は、映画化されてアカデミー賞にもノミネートされた「日の名残(なご)り」や、ドラマ化されてお茶の間に親しまれた「わたしを離さないで」といった作品で、日本でもよく知られています。受賞を「冗談だと思った」と振り返ったイシグロさん。インタビューでは、日本への思いなども語っています。今週号のAWは、ノーベル賞の特集を組んでいます。核廃絶を推進する国際NGO「ICAN」が受賞する平和賞については、NEWS のページで詳報。特集面では、イシグロさんの受賞を伝える海外の報道のほか、2015年6月に来日した際のイシグロさんの発言などをまとめています。

◇今週の注目記事 ================

◇Special: ノーベル賞特集
今週号の特集では、文学賞受賞が決まったカズオ・イシグロさんについての記事のほか、物理学賞と化学賞という二つの科学系の賞に決まった研究についても、詳しく解説しています。化学賞は、生体内のたんぱく質などの立体構造を詳しく観察できる「クライオ電子顕微鏡」の開発。物理学賞は、「アインシュタインの予言が正しいと証明された」と言われる重力波の観測でした。外国の通信社の英文記事を読むと、難解な研究内容とその成果をわかりやすく説明しようという工夫の跡が見て取れます。英語でのわかりやすい解説が、時には、内容の理解に役立つこともあります。日本語での解説も加えていますので、ぜひ、挑戦してみてください。

◇英語ガイドに挑戦!
大手旅行会社に長年勤務し、通訳ガイドの指導などの経験も豊富な根岸正さんによる連載です。2020年の東京五輪・パラリンピックを前にして、海外から日本を訪れる観光客をもてなしたいというニーズが高まっています。通訳ガイドやボランティアを目指す読者に向けて、簡単な英語で旅のお手伝いをする秘訣(ひけつ)を伝授します。毎月の年中行事や観光スポットを案内する設定で、役に立つやさしい表現を紹介。ガイドをする際の心遣いに触れた「ガイドのヒント」もあります。根岸さんによると、最近は訪日観光客もリピーターが増え、特定の目的をもって旅行する人も多いのだとか。そうした傾向を踏まえ、今回は日本の伝統家屋をテーマに取りあげます。日本家屋の特徴を英語で伝えましょう。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
連載「リサの東京案内」で東京の隠れた魅力を紹介してきたフォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、今度は連載の装いも新たに、東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京都青梅市にある「青梅鉄道公園」を訪ねます。実物の鉄道車両を保存している珍しい公園で、ジオラマなどの展示も充実。多くの子どもたちや鉄道ファンが、目を輝かせています。ここでリサさんはどんなことを学んだのでしょう。

◇地球うおっちんぐ: 子育て論の新刊を執筆中!
アグネス・チャンさんによる人気連載エッセーです。息子さん3人を米国の名門スタンフォード大学に合格させ、その教育法を本にまとめたことがあるアグネスさんですが、現在、新しい子育ての本を準備中だそうです。「親が子どもにしてはいけないこと」について語ったインタビュー動画が、中国のインターネットサイトで大きな反響を呼んだのがきっかけだとか。アグネスさんが掲げる「子育ての禁じ手」はどんなことなのでしょう。また今回は、アグネスさんのご長男も共著者に加わるのが新機軸で、親子で語る子育て論に注目が集まりそうです。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。米国の生活についてのミニコラムもあります。トーマスが選抜バスケットボールチームの選考会に参加する前夜のこと。弟のクリフは、なぜ自分は兄と違い、スポーツが得意でないのかと嘆いています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。10月から12月までを担当するのは、英国生まれでその後米国に移住したレスリー・バーリーさんです。2003年に来日し、民間の英会話学校で講師をしています。居酒屋で日本酒を楽しみながら、政治や哲学を語ることもあるというバーリーさん。今回は、趣味である将棋を楽しもうと出かけたところ、「テロリスト」に間違われそうになったという、ちょっとユニークな経験を振り返ってくれました。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、米国のベンチャー企業が世界の主要都市を短時間で結ぶ宇宙旅客機の計画を打ち出したニュースのほか、日本発の「カップヌードル」をめぐる話題を紹介しています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、ユニークな設定のSF作品「セブン・シスターズ」です。舞台は21世紀中盤の近未来。人口爆発で深刻な食糧難となり、収穫量の多い遺伝子組み換え作物が開発されたものの、その影響で多生児の出生率が急増。1家族につき子どもは1人までしか認められないという法律が施行されます。2人目以降は資源が回復するまで冷凍保存されることとなる極端な管理社会のもと、ある家に七つ子の姉妹が生まれます。隠し通すことを決意した姉妹の祖父は、1週間が7日あることに目を付けて、子どもに曜日の名前を与え、その名に合わせて交代で外出させるようにします。しかしある日、「月曜」が帰宅せず……。スウェーデン生まれの俳優ノオミ・ラパスが1人7役に挑んだこの作品を、英文のスクリプト(脚本)と対訳でお楽しみください。

◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。これまで連載「ヘンな英語修理します」で、日常生活の様々な場面で誤解を招きやすい日本人英語のミスを指摘し、正しい用法を伝授してきました。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、焼き肉レストランで働くエミが、米国からのお客を迎えます。店内で待つようにお願いしたつもりでしたが、なぜか客は気分を害してほかの店へ行ってしまいました。いったい何が問題だったのでしょう?


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Frankfurt, GERMANY
今週号のTravelのコーナーでは、ドイツ南西部ヘッセン州にある大都市、フランクフルトを訪ねます。今や国際的な金融都市として知られますが、旅の筆者は、それとは別の顔に触れます。高層ビルが見下ろすマイン川の岸辺には、多くの美術館や博物館があります。文豪ゲーテの生家に隣接するミュージアムなど、おすすめが目白押しなのだとか。フランクフルトには伝統様式の建築が復元された一角もあり、東京やニューヨークとは違った、のんびりした雰囲気も楽しめるのだそうです。筆者はさらに、郊外の街にも足を延ばします。美しい写真の数々とあわせて、旅行記をお楽しみください。

◆Weekly Picks  ラスベガス銃乱射事件 銃の入手が容易な米国の事情
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナー。今回は、ラスベガスで起きた米国史上最悪と言われる銃乱射事件の続報です。大きな被害を出す乱射事件が後を絶たない米国。銃をめぐる緩やかな規制が、その背景にあります。今回の事件でも、発砲の現場になったホテルの部屋には、20丁を超える銃が散乱していたほか、容疑者の自宅にも大量の銃器が残されていました。さらに実際に使われた凶器には、高速連射が可能になるような改造が加えられていたことがわかってきています。今週号ではNEWSのページでも、こうした銃の改造に対して規制を強化しようという米国内の動きも取りあげています。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2017/10/8号

This Week
On the Cover
スペイン・カタルーニャ州で独立問う住民投票
今週号の表紙は、スペイン北東部のカタルーニャ州で10月1日に実施された独立をめぐる住民投票からの一コマです。スペインからの独立の是非を問うた投票では、独立賛成が90%を超え、プッチダモン州首相が勝利宣言をしました。一方で、中央政府のラホイ首相は、投票は違法との立場で、治安部隊が投票の阻止に動いて独立派と衝突。多くの負傷者が出ています。9月には中東のイラクでも、クルド人主体の自治政府が独立についての住民投票を行い、やはり独立支持が大勢を占めましたが、イラク政府はクルド側への圧力を強め、緊張が高まっています。「独立」をめぐり、世界が揺れています。

◇今週の注目記事 ================

◇Feature : シニアのダンス集団「カンパニー・オブ・エルダーズ」来日
今週号の特集では、全員が60歳以上という英国のダンスカンパニーを紹介しています。ロンドンに拠点を置く「カンパニー・オブ・エルダーズ」で、このほど、彩の国さいたま芸術劇場(さいたま市)で開催されたシニア世代の芸術活動を奨励するワークショップに参加しました。メンバーのうち、79歳にして踊り続けるベッツィ・フィールドさんと、監督のジョス・ジャイルズさんがAWのインタビューに応じています。かつては若くして一線を退くことが多かったダンスの世界でも、「シニア」の活躍が目立つようになってきたといいます。なぜ彼らは、年齢を重ねても踊り続けるのでしょうか。

◇Essay:Risa’s Journal クロスカルチャーな毎日
リサ・ステッグマイヤーさんによる人気エッセーです。米国と日本、両方の文化の中で育ち、バイリンガルタレントとして活躍してきたリサさんは現在、育児の真っ最中。2人の子どももバイリンガルに育てようと奮闘中です。さて今回のテーマは、ハロウィーンです。日本でも近年すっかり定着した感がありますが、リサさんには気になっていることがあります。いわく、「日本のハロウィーンは子どもが主役になっていない」。自身の子ども時代のハロウィーンの、楽しかった思い出も振り返ります。

◇森住史の英語のアレコレQ&A
NHKラジオ「入門ビジネス英語」でも講師を務めた森住先生の好評連載を、引き続きお楽しみいただいています。英語学習者からの質問に答える形で、英語の文法や語法などをめぐる素朴な疑問を、先生が分かりやすく解き明かします。今回寄せられた質問は、「手作りアイスクリームはhandmade? それとも、homemade?」。英英辞典を使い、意味が似た言葉の違いを比較してみましょう。

◇Novel:「The Farmhouse on Windy Hill 風の丘の子どもたち」
これまで「グレイハースト校」シリーズを連載してきたクリストファー・ベルトンさんによる新連載です。今回の物語の舞台は、スイス・ジュネーブ。街のはずれに、12人の子どもたちが集まって共同生活を送る小さな農園「ウィンディーヒル」があります。ここいるのは、様々な事情で家を出ざるを得なかった子どもたちばかり。最年長のケイトリン・ビューラーがリーダーを務めています。さて、いつものようにアルバイトを終えてレマン湖のほとりで休んでいたケイトリンは、見知らぬ少年を見かけます。彼にも何か事情がありそうです。イラストはジェイミー・ベルトンさんです。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「可能性・成功」に関係のある表現がテーマです。「幸運を祈る」や「玉のこしに乗る」を英語で言うには、どうしたらよいでしょう?

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。新年度から取りあげる本数を増やしました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、東京・上野動物園のパンダの赤ちゃんに名前がつけられた話題や、江戸時代に発生したという「太陽フレア」をめぐる研究などについて取りあげました。

◆句動詞 de 英作文
英語の表現力を磨くコーナーです。句動詞とは、基本的な動詞と副詞や前置詞を組み合わせた用法のこと。難しい単語を駆使するのではなく、こうした基本的な単語を使いこなすことを狙って、英作文にトライしていきます。筆者は専修大学文学部教授の田邉祐司さん。目指すのは「普段着の英語表現」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Movies 最新映画のシナリオと対訳
今週紹介する作品は、議員や官僚に働きかけて特定の政策を実行させる職業、ロビイストを描いた「女神の見えざる手」です。敏腕ロビイストとして活躍するヒロインのエリザベスのもとに、銃擁護団体から、銃規制法案を廃案に持ち込むために女性有権者の支持を集める仕事が舞い込みます。彼女はこれを断り、法案賛成の立場をとる小さなロビー会社に移籍。様々な策を駆使しますが、そんな彼女をわなが待ち構えていました。政治の舞台裏を息もつかせぬ展開で描く社会派ドラマを、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英文ライティング道場
毎月第2週に掲載される読者参加型のコーナー。与えられた課題の「和文英訳」に、読者の皆さんが挑戦しています。投稿作品は、大学で教鞭をとる2人の評者によって入念に添削・講評され、紙上で優秀者が発表されます。道場は新たな挑戦者も多く迎え、投稿者は120人を超えました。この連載は皆さんの書く力を試す絶好の機会ですので、ぜひ引き続きご参加ください。今回の題材は、バブル期にサラリーマンがこぞって買い求めたリゾートマンションのその後をめぐる新聞記事です。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、海外でも広く知られた日本の芸術「浮世絵」です。歴史をたどりつつ、浮世絵がいかに西洋の芸術にも影響を与えたかを英語で解説してきます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel Mount Etna, ITALY
今回の旅の目的地は、イタリア南部のシチリア島。中でも最大の目的は、ヨーロッパ最大の活火山であるエトナ山の登山です。近年も大きな噴火が報じられていますが、登山ツアーの参加者には靴やダウンジャケットなどが用意されるなど、エトナ山は手軽に楽しめる人気の観光スポットのようです。ドラマチックな光景を期待した旅の筆者の「火山体験」に耳を傾けましょう。また、登山の玄関口となる街、カターニアはユネスコの世界遺産に登録されたシチリアの8都市の一つで、火山岩を建築に使ったバロック様式の街並みが楽しめます。周辺にはほかにも、見どころ満載の街がいくつもあるそうで、筆者はさらに足を延ばすのでした。印象的な写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。

◆Business News ~ニュースで学ぶ経済英語~
経済やビジネスに関するニュースを取り上げます。毎月第2、4週に、株式、為替、景気、財政、企業戦略、新商品・サービス、IT(情報技術)など、国内外で起きた注目の報道を選んで、ヒントつきでお届けします。社会人をはじめ、就職活動中の学生の方々も必読です。「経済英語」には難しいイメージがありますが、背景知識があればニュースの理解度がグンとアップします。独特の用語や言い回しを学びながら、グローバル社会で通用する英語力を身につけましょう。今回は、掃除機で有名な英ダイソンが電気自動車に参入するニュースに加え、欧州の鉄道車両製造大手同士の合併の話題を紹介しています。

◆Weekly Picks 米プロスポーツで広がる国歌斉唱中の不起立 トランプ大統領の発言で議論拡散
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナーです。今回は、米国のプロスポーツで、国歌斉唱中の抗議行動が広がっているという話題です。ある有名なアメリカンフットボールの選手が昨年、黒人青年に対する警官の暴行事件に抗議し、国歌斉唱中に起立しなかったことがことの発端でした。今年9月、トランプ大統領が「国歌や国旗を敬わない者はクビだ」などと扇情的な発言をしたことを受け、アメフトだけでなく、大リーグなどほかのスポーツにも抗議行動が拡大したのです。こうした抗議には賛否両論が寄せられています。また、トランプ氏の発言のせいで「焦点が本来の人種差別問題からずれてしまった」と嘆く声も出ているそうです。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2017/10/1号

This Week
On the Cover

独総選挙、メルケル氏が首相4選へ

今週号の表紙は、ドイツのアンゲラ・メルケル首相です。9月24日に投開票された総選挙で、メルケル氏が率いるキリスト教民主・社会同盟が第1党を維持し、同氏の首相4選が確実な情勢になりました。英国が欧州連合(EU)からの離脱を決め、米国ではトランプ大統領が保護主義的な政策を強めるなか、メルケル氏は「リベラリズムの担い手」としての役割が期待されています。今回の選挙結果は、そんな同氏を信任する形となりましたが、一方で、課題も山積しています。選挙では、「反難民」を掲げる新興右翼政党が躍進し、メルケル氏への批判を強めそうです。国内の厳しい政権運営を乗り切り、さらなる存在感を示すことができるか、その手腕が改めて問われそうです。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: Speak up @ Work  カルビーの海外事業担当 伊藤健人さん
「Speak up @ Work」は、英語を多用する職場を訪問してインタビューする企画です。その職場ではどんな表現が頻繁に使われているのか。働く人たちはどうやって英語力を磨いてきたのか。そんな「働くための英語」を現場から学んでいきます。英語にかかわる仕事に就くことを夢見る中高生や大学生には必見のシリーズです。今週号は、スナック菓子メーカーのカルビーで海外事業を担当する伊藤健人さんに話を聞きます。機械・原料の輸出や製品の品質管理、新規の商品開発など、仕事の中身は多岐にわたります。大学生のときに米国に留学し、英語力を磨いたそうですが、その際に実践したユニークな「英語学習法」も披露してくれました。さて、カルビーの製品と言えば、「かっぱえびせん」のように国内で長年親しまれたお菓子を想像しますが、その「かっぱえびせん」も今や世界各地で人気なのだとか。看板商品であるシリアルも、世界中からの原料を使い、作られています。今週の特集では、こうしたスナック菓子やシリアルが世界とどうかかわっているかをビジュアルに解説しています。

◇和t’s cooking?  海外で見かけた日本食
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米フィラデルフィア在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。さて今回は、滑志田さんがこの夏、カナダに旅行した際に見つけた日本食を紹介してもらいます。レストランや地元のスーパーで、いろいろな種類の和食や食材を目にすることができました。豆腐や海藻なども、様々なアレンジで使われているそうです。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
連載「リサの東京案内」で東京の隠れた魅力を紹介してきたフォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、連載の装いも新たに、日帰りで出かけることができる東京周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回訪ねたのは、再開発で様変わりする東京駅の八重洲口です。「八重洲」の地名の由来を説き起こし、最新のグルメスポットも紹介してくれています。

◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。これまで、連載「ヘンな英語修理します」で日常生活の様々な場面で誤解を招きやすい日本人英語のミスを指摘して、正しい用法を伝授してきました。今度の連載のテーマは「おもてなし」。外国人と接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。ホテルのフロント係のタカシが、米国人観光客から宿泊予約を確認する電話を受けました。名前を尋ねたのですが、電話口の相手はなぜか不機嫌そうです。いったい何が問題だったのでしょう?

◇Essay:マーティにまかせろ Bring it on!
ヘビーメタル・バンド MEGADETH の元ギタリスト、マーティ・フリードマンさんが、読者の皆さんからの様々な質問に英語でお答えします。音楽や外国語の勉強法から人生相談まで、「なんでも来い!」の意気込みで、難問奇問に挑戦してくれます。さて、2020年の東京五輪を控え、都心では再開発が各所で進んでいます。今回は、都会に暮らす人々からの質問を取りあげます。住民のマナーに不満をもったり、消えゆく古い街並みを惜しんだり。マーティさんがいつも通り、親身になって相談にのってくれています。

◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答える人気コーナーです。今回は、養子縁組をした母親からの相談のほか、「遠距離の彼女が恋人募集中?!」といったテーマでお届けします。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。国内で報道されたニュースも多く取りあげていきますので、「このニュースは英語でどう報じられているのかな?」といった疑問にも答えていきます。今回は、土星探査機カッシーニがその役目を終えたニュースのほか、動物が絡むユニークな話題などを紹介しています。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。米国の生活を解説するミニコラムもあります。友達のケイトの家族を夕食に招待することになったマリーたち。今日は野菜の直売所に出かけての買い出しです。どんなメニューでもてなすか、コックでもある父親のジョージと相談が始まりました。どんな買い物になるのでしょうか。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。今週号では、10月から12月までを担当する新しい筆者を迎えます。英国生まれでその後米国に移住したレスリー・バーリーさんです。2003年に来日し、民間の英会話学校で講師をしています。居酒屋で日本酒を楽しみながら、政治や哲学を語ることもあるというバーリーさん。今回は、東京とタイで電車に乗り、気づいたことを書いています。日本人の車内マナーについて、ちょっと耳の痛い指摘かもしれません。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
 今回紹介する作品は、SF映画の傑作シリーズの最新作「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」です。人類が退化し、猿に支配された未来の地球を描いたオリジナル版から、舞台を過去に移しています。ウィルスによる突然変異で高度な知能を得た猿たちと、人類の間の戦争が勃発して2年。エイプ(猿)のリーダーであるシーザーは、家族を殺されたことへの復讐のため、冷酷な大佐を追います。敵の要塞(ようさい)にたどり着いたものの捕獲され、監禁されていた仲間たちとともに危機に陥ります。物語を通して、なぜ地球が猿に支配されるようになったのか、その謎が明かされます。英語による脚本(スクリプト)と日本語の対訳で楽しんでください。

◆シミケンの語源でサクサク英単語
「語源によるビジュアル記憶法」という英単語の学習方法を提唱する埼玉県立草加南高校教諭、清水建二さんによる連載です。漢字が「へん」や「つくり」で構成されているように、英単語も接頭辞や語根、接尾辞といったパーツから成り立っています。こうしたパーツを活用し、ボキャブラリーを増やしてしまおう、という狙いです。今回は、「バーテンダー」と「出席」といった、一見関係のなさそうな単語の、共通の語源を探ります。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel  Copacabana & Lake Titicaca, BOLIVIA
今回の旅は、ペルーとボリビアの国境にまたがるティティカカ湖と、観光の起点となる街、コパカバーナを訪ねました。アンデス山中に位置するティティカカ湖は、海抜約3810メートル。南米最大にして、汽船が航行する世界最高所の湖です。ここはかつてのインカ文明の発祥の地とされ、湖に浮かぶ「太陽の島」は、神が太陽を創造した場所として、神聖な場所とされてきたそうです。旅の筆者は、湖に臨む宿泊施設でまずはのんびり。その後、「太陽の島」でのトレッキングに出かけます。高地ならではの酸素の薄さに苦労しながらも、たどり着いた島の頂では、絶景が待ち受けていました。異国情緒あふれる写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。

◆Weekly Picks  米エミー賞授賞式 陰の主役はトランプ大統領
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナーです。今週号は、米国大衆文化の祭典、エミー賞の授賞式での話題です。テレビでの業績をたたえる同賞は、通常であれば政治とは距離を置きますが、今年は違いました。テレビでも話題をさらい続けたトランプ大統領が、陰の主役だったようです。トランプ氏の物まねで人気を集めたコメディー番組が賞を獲得しただけでなく、辞任して間もない前ホワイトハウス報道官のショーン・スパイサー氏が登場し、きわどい冗談を放ちました。今回の式典で披露された「アメリカンジョーク」には、背景事情の解説も加えていますので、ぜひ味わってみてください。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2017/9/24号

This Week
On the Cover

五輪2大会の開催都市が同時決定
9月24日号の表紙は、ニュースの話題からの一枚です。国際オリンピック委員会(IOC)が9月13日、2024年の夏季五輪をパリで、28年大会をロサンゼルスで、それぞれ開催することを決めました。表紙の写真はパリで撮影されたカットで、女性のサングラスに、五輪マークとエッフェル塔が映り込んでいます。今回、IOCが2大会の開催地を合わせて決めた背景には、世界的な五輪招致熱の冷え込みがあります。巨額の費用負担を嫌い、手を挙げる都市が目に見えて減ってきているのです。五輪をめぐる環境の変化は激しく、2020年の東京五輪の動向からも目が離せそうにありません。


◇今週の注目記事 ================

◇Interview: クジラ追い込み漁の議論に一石 映画「おクジラさま」の佐々木芽生監督に聞く
今週の特集は、全国で順次公開されているドキュメンタリー映画「おクジラさま ふたつの正義の物語」を撮った佐々木芽生監督のインタビューです。日本の伝統的沿岸捕鯨を批判的に描いた映画「ザ・コーヴ」以来、攻撃の的となってきた和歌山県太地町を舞台に、漁師と捕鯨反対派の双方を丹念に取材した作品です。佐々木監督はどんな思いで、この映画をつくったのでしょう。地元の漁民らと、捕鯨に反対する団体シー・シェパードのメンバーの双方に話を聞く手法の狙いは、どこにあるのでしょうか。佐々木さんは太地町が抱える状況を、「グローバリズムとローカリズムの対立」と見ています。考え方が対立する者同士はどのように向き合えば良いのか、ヒントを求めて耳を傾けてみましょう。捕鯨に関するシー・シェパードの最近の動きなどについてのニュースも、あわせて掲載しています。

◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミ入れてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。連載が3年目に突入しても、ツッコミの切れ味はますます好調です。今週号では、恋愛や結婚に消極的になっているといわれる日本人に対し、愛情あふれるツッコミを入れてくれています。「収入が少なくて家族を養える自信がない」という声をよく聞きますが、ジェイソンさんは「困難を乗り越えられるのも家族の支えがあってこそ」と主張。自身の奥さんとのなれそめを明かし、人生のパートナーを持つことの意義を熱弁しています。ジェイソンさんが披露する結婚観に、ぜひ耳を傾けてみましょう。

◇Novel:「Caught on Camera 消えた子どもたち」
アンドリュー・ヒッチェンさんによる好評連載小説は、今週号で最終回を迎えます。英国の海辺の小さな町クラウドベリーに、ロンドンから引っ越してきたビリーとその両親。母親は不安障害にさいなまれ、その療養が転居の主な目的でした。しかし落ち着く間もなく、愛犬のモンティが行方不明になってしまいます。愛犬を捜しに出かけたビリーは、大切な人が目の前から消えたという近所の人たちと会い、不思議な写真を目にします。写真には、行方不明になった子どもたちが閉じ込められているのでした。勇気を振り絞って撮影した写真家と対決することになったビリー。写真に閉じ込められた子どもたちは、無事に戻ってこられるのでしょうか。英国の雰囲気たっぷりのストーリーテリングを、ヒッチェンさん自身が手がけたイラストとともに、お楽しみください。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。米国の生活についてのミニコラムもあります。アメリカンフットボールの練習を終えて帰宅したトーマスは、おなかがペコペコ。母親のキャロルに早速、夕食について尋ねます。しかし、夕食の準備はまだ手つかず。メニューについての相談が始まりました。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。今週号は、7月から9月までを担当したレオン・エスベン・大田さんの最終回です。デンマーク人の父親と広島出身の母親の間に生まれ、主にコペンハーゲンで育ったというレオンさんは、俳優やモデルとして活躍し、デザインなどを通して日本とデンマークの架け橋になるための会社を設立。今年は、日本・デンマーク外交関係樹立150周年のアドバイザーも務めています。今回、レオンさんは自身のアイデンティティーについて考えます。デンマーク政府が発表した「デンマーク規範」という取り組みについても触れています。

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「通信・伝達」に関係のある表現がテーマです。日本語で表現する「添付ファイル」や「固定電話」は、英語ではどのように言うのでしょうか。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、英王室のジョージ王子が初登校したニュースのほか、ロンドンの街を見下ろすランニングトラックが生まれた話題などを紹介しています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Books:放課後ブッククラブ
英語多読に関する著書がある林剛司さんが、中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナーです。今週号では前回に引き続き、権威あるニューベリー賞を受賞した米国の作家、シンシア・ライラントの作品を紹介します。都会に住むブタのPoppleton のシリーズです。林さんによると、シンシア・ライラントの描くストーリーは心温まるものが多く、子どもから大人まで幅広い年齢層のファンがいるのだとか。知らず知らずのうちに口語的な自然な英語にも出合うことができるそうです。

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介するのは、一匹の犬と飼い主の少年の絆を描いた作品「僕のワンダフル・ライフ」です。登場するのは、子犬のベイリーと8歳の少年イーサン。ベイリーは自分の命を救ってくれたイーサンのもとを離れないと誓ったのですが、犬の寿命は短く、やがて別れが訪れます。ベイリーはイーサンに会いたい一心で何度も生まれ変わり、そしてついに、彼と再会するチャンスが巡ってきます。「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」「HACHI 約束の犬」などで知られるラッセ・ハルストレム監督がメガホンをとっています。英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、和食を代表する料理のひとつ、「そば」です。その起源や歴史、様々な食べ方などを英語で解説していきます。

◆Dear Annie 十人十色の人生模様
コラムニストのAnnie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答える連載はますます好調です。今回は「結婚式の『正装』とは?」「スクーター巡り友情の危機」の相談2題を取りあげています。

上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel: Copenhagen, DENMARK
今週のトラベルのコーナーは、デンマークの首都コペンハーゲンを訪ねます。友人に誘われ、気が進まないながらもデンマークへの「エコスタディーツアー」に参加した筆者でしたが、いざコペンハーゲンに到着してみると、街とすっかり肌が合ったようでした。この街は最近、地球温暖化対策に取り組む先進都市として知られ、その一環として、自転車の普及に力を入れています。また、デンマークは椅子などの家具のデザインでも世界にその名を知られています。筆者は美術館などで洗練された北欧デザインに触れ、魅了されます。人々は控えめながらも訪問客にやさしく、筆者はこの街のホスピタリティーがすっかり気に入ったようです。街の息吹を伝える写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。

◇Business News ~ニュースで学ぶ経済英語~
株式、為替、景気、財政、企業戦略、新商品・サービス、IT(情報技術)など、国内外で起きた注目の経済関連のニュースを選んで、ヒントつきでお届けします。社会人だけでなく、就職活動中の学生も必読です。「経済英語」には難しいイメージがありますが、背景知識があればニュースの理解度がグンとアップします。独特の用語や言い回しを学びながら、グローバル社会で通用する英語力を身につけてください。毎月第2・4週の掲載です。今回は、iPhone(アイフォーン)が10周年を迎え、アップル社が新製品を投入する話題のほか、中国が車の「脱ガソリン」を検討しているニュースをお届けします。

◆Weekly Picks トランプの米国で、移民が災害復旧作業に引っ張りだこ
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナーです。今週号は、巨大ハリケーンが襲った米国南部の被災地からのリポートです。大きな被害が出たテキサス州ヒューストンなどで、がれき撤去などの作業の担い手になっているのは多くの場合、不法滞在者を含む移民らだといいます。移民に厳しい姿勢をとるトランプ政権ですが、彼らなしには復興も成り立たないという皮肉な現実がありました。一方で、こうした「日雇い」の労働者たちをめぐっては、賃金の不払いが起きたり、危険な作業環境で働かざるをえなかったりといった問題も潜在しているようです。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2017/9/17号

This Week
On the Cover

注目を集めるカナダのトルドー首相

今週の表紙は、カナダのジャスティン・トルドー首相です。米国のトランプ大統領が世界中の注目を集めるなか、隣国カナダのトルドー首相が話題になることも増えてきました。北米自由貿易協定の撤廃を唱えるトランプ氏には再考を促し、保護主義の立場を強く牽制(けんせい)。難民の受け入れに関してもトランプ政権とは一線を画す姿勢を明確にしています。もともと性的少数者にも深い理解を示すなど、その開かれた考え方は、まさにトランプ氏とは対局をなすようにも映ります。さて、今年はカナダ建国150周年の節目の年にあたります。今週号のAWでは、Travel やSpecial のページなどでカナダからのレポートを掲載し、ちょっとした「カナダ特集」を組んでいます。

◇今週の注目記事 ================

◇Special: Let’s Read Signs in English カナダで見つけた生きた英語
今週号のTravel のページでは、カナダのロッキー山脈をドライブした旅行記を掲載していますが、この Special では、その道すがら、カナダの街や公園で見つけた様々な看板や標識を紹介しています。読者の皆さんも、旅行の際などに看板や標識を見つけ、「どういう意味だろう?」と首をひねった経験はないでしょうか。今回の特集では写真をふんだんに使い、こうしたフレーズがどういう意味なのか、一つ一つ解説していきます。教科書では学べないような、生きた英語がたくさん詰まっていますので、ぜひご覧ください。

◇英語ガイドに挑戦!
大手旅行会社に長年勤務し、通訳ガイドの指導などの経験も豊富な根岸正さんによる連載です。2020年の東京五輪・パラリンピックを前にして、海外から日本を訪れる観光客をもてなしたいというニーズが高まっています。通訳ガイドやボランティアを目指す読者に向けて、簡単な英語で旅のお手伝いをする秘訣(ひけつ)を伝授します。毎月の年中行事や観光スポットを案内する設定で、役に立つやさしい表現を紹介。ガイドをする際の心遣いに触れた「ガイドのヒント」もあります。今回のテーマは、特に外国からの観光客を案内する機会も多い「日本庭園」です。庭園の様式や構成要素を英語で伝えましょう。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
連載「リサの東京案内」で東京の隠れた魅力を紹介してきたフォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、今度は連載の装いも新たに、東京とその周辺、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、伊豆半島・修善寺にあるジオパークミュージアム「ジオリア」を訪ねます。伊豆半島の成り立ちや地形の特徴を体験的に知ることができる施設で、リサさんは大いに知的収穫を得たようです。

◇地球うおっちんぐ: がん体験者にやさしい社会の実現を
アグネス・チャンさんによる人気連載エッセーです。アグネスさんが乳がんの手術を受けてから、今年の10月で10年になるそうです。多くの人ががんにかかる日本ですが、仕事と治療の両立に悩む人が少なくありません。近年、社会の理解が進み、独自の取り組みを始める企業も出てきていますが、まだまだ対策は十分とは言えないようです。がんを経験した「がんサバイバー」の一人としてアグネスさんは、がんになっても安心して暮らせる社会の実現を訴えます。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。米国の生活についてのミニコラムもあります。いよいよ新学期が始まりました。ハンナたちが自分たちの授業を担当する先生について話をしています。生徒たちに先生の好き嫌いがあるのは、洋の東西を問わないようです。ハンナたちが語る先生の評判に、耳を傾けてみましょう。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。7月から9月までを担当するのは、デンマーク人の父親と広島出身の母親の間に生まれ、主にコペンハーゲンで育ったというレオン・エスベン・大田さんです。俳優やモデルとして活躍し、デザインなどを通して日本とデンマークの架け橋になるための会社を設立。今年は、日本・デンマーク外交関係樹立150周年のアドバイザーも務めています。今週号では、日本人の自然を愛する心について語ります。デンマークと日本に共通することとして、自然への愛があるというレオンさんですが、そのデンマークも日本にはかなわない、といいます。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、米メーン州で透明に見える奇妙なロブスターが捕らえられた話題などを取りあげています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、1960年代初頭の米国で、NASAの有人宇宙飛行計画のために奮闘した知られざる女性たちの物語「ドリーム」です。ソ連(当時)との熾烈(しれつ)な宇宙開発競争を繰り広げていたNASAで、計算手として働くドロシー、キャサリン、メアリーの3人の有能な黒人女性たち。白人男性が中心の職場で、理不尽な環境と闘いつつ、たくましく自らの未来を切り開いていきます。そして、キャサリンはその数学的才能を見込まれ、NASAでも優秀な頭脳が集められた宇宙特別研究本部に配属されるのです。見る者を勇気づけるストーリーを、英文のスクリプト(脚本)と対訳でお楽しみください。

◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。これまで連載「ヘンな英語修理します」で、日常生活の様々な場面で誤解を招きやすい日本人英語のミスを指摘し、正しい用法を伝授してきました。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、カナダから観光で日本にやってきたジョンが、仲間とラーメン店に入りました。店員のサヤが注文を尋ねたところ、ジョンは戸惑っている様子です。いったい何が問題だったのでしょう?


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Rocky Mountains, CANADA
今回は、朝日ウイークリー編集部員が夏休みを利用し、カナディアン・ロッキーをドライブした旅行記をご紹介します。実は今回の旅は、結婚25周年を迎えた筆者が、ハネムーンと同じルートをたどり、当時を懐かしむためのものでした。カナダの西の玄関口バンクーバーから大陸横断鉄道に乗ってジャスパーへ。ここからレンタカーで大自然の中を走り抜け、カルガリーに向かう爽快なドライブです。豪快な滝や大氷原の雪上車ツアーなど見どころは盛りだくさん。美しい湖や雄大な山々など、豊かな大自然に圧倒される旅となりました。美しい写真の数々とあわせてお楽しみください。

◆Weekly Picks  中国経済に影 広がり続ける都市と農村の教育格差
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナー。今回は、中国の話題です。中国では都市と農村部の経済格差が大きいとされていますが、地方には学校に通えず、十分な教育を受けられない子どもたちが多くいるそうです。両親が都市部に出稼ぎに出かけ、幼い時期からの教育環境が整っていないことが理由の一つだといいます。経済成長を続け、貧困からの脱却を目指す中国にとって、人材の育成は大きな課題。地方で幼児教育施設を設けるなどの取り組みが急がれているとのことです。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2017/09/10号

This Week
On the Cover
若手の活躍でサッカーW杯出場決定
今週の表紙は、8月31日にあったサッカー・ワールドカップ(W杯)最終予選での一コマです。日本はこの日、オーストラリアを2-0で破り、6大会連続6回目のW杯出場を決めました。勝利を決定づける2点目のゴールを決めた井手口陽介選手(21)が、ほかの選手たちと喜びを分かち合っています。W杯予選で日本が豪州に勝つのは今回が初めてでしたが、井手口選手や浅野拓磨選手(22)ら若手の活躍が、勝利に大きく貢献したと言えそうです。彼らのW杯本大会での活躍も、大いに期待されています。

◇今週の注目記事 ================

◇Interview : 自然と人間社会、そして文化の懸け橋を目指して キム・ユイクさんに聞く
今週号の特集は、中国の上海郊外で、自然と調和して暮らす日本の農村をモデルにした共同体づくりに取り組む韓国人、キム・ユイクさんのインタビューです。もともとはITコンサルタントとしてアジア各国を飛び回っていたキムさんですが、あることがきっかけで、日本の「里山」の考えをベースにした暮らし方に目覚めたといいます。インタビューでは、彼がこうした活動に取り組むことになった経緯とあわせて、日中韓各国の違いについても、自身の考えを語っています。

◇Essay:Risa’s Journal クロスカルチャーな毎日
リサ・ステッグマイヤーさんによる人気エッセーです。バイリンガルタレントとして活躍してきたリサさんは現在、シンガポール在住。仕事場である東京との間を、海をまたいで行き来する毎日です。子育ての真っ最中でもあり、2人の子どもをバイリンガルに育てようと奮闘中です。さて今回のテーマは、「子どものしつけ」。米国と日本で育ち、シンガポールで子育てをしているリサさんは、いろいろな国の子育て文化を見聞きしてきました。しつけに関しては、その土地によって異なる考え方があるといい、また、家庭や個人によってもさまざまです。リサさんによる各国比較と自身の考え方について、耳を傾けてみましょう。

◇森住史の英語のアレコレQ&A
NHKラジオ「入門ビジネス英語」でも講師を務めた森住先生の好評連載を、引き続きお楽しみいただいています。英語学習者からの質問に答える形で、英語の文法や語法などをめぐる素朴な疑問を、先生が分かりやすく解き明かします。今回寄せられた質問は、「when it’s too hot to cook」のためのレシピ、という表現を見て、浮かんだ疑問です。「暑すぎて料理できないときの料理」って、どういう意味?さらに、料理で使ういろいろな基本的な表現を学んでいきます。

◇Novel:「Caught on Camera 消えた子どもたち」
昨年連載した「The Haunted Snow Globe スノードームにとらわれて」でおなじみの、アンドリュー・ヒッチェンさんによる連載小説です。英国の海辺の小さな町クラウドベリーに、ロンドンから引っ越してきたビリーとその両親。母親は不安障害にさいなまれ、その療養が転居の主な目的でした。しかし落ち着く間もなく、愛犬のモンティが行方不明になってしまいます。愛犬を捜しに出かけたビリーは、大切な人が目の前から消えたという近所の人たちと会い、不思議な写真を目にします。写真には、行方不明になった子どもたちが閉じ込められているのでした。ビリーは勇気を振り絞り、撮影した写真家のもとを訪ねますが……。英国の雰囲気がたっぷりのストーリーテリングをお楽しみください。イラストもヒッチェンさん自身が手がけています。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「飾る・外見」に関係のある表現がテーマです。「晴れ着」や「格好をつける」を英語で言うには、どうしたらよいでしょう?

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。新年度から取りあげる本数を増やしました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、地中海のマルタでの伝統行事のニュースや、日本の「おくりびと」をめぐっての話題などを取りあげました。

◆句動詞 de 英作文
英語の表現力を磨くコーナーです。句動詞とは、基本的な動詞と副詞や前置詞を組み合わせた用法のこと。難しい単語を駆使するのではなく、こうした基本的な単語を使いこなすことを狙って、英作文にトライしていきます。筆者は専修大学文学部教授の田邉祐司さん。目指すのは「普段着の英語表現」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Movies 最新映画のシナリオと対訳
今週紹介する作品は、2001年9月11日の米同時多発テロを描いた人間ドラマ「ナインイレヴン 運命を分けた日」です。あの日、4機の旅客機が乗っ取られ、そのうちの2機がニューヨークの世界貿易センタービルのツインタワーに突っ込みました。ドラマは、そのビルのエレベーターの中で繰り広げられます。離婚に向けた話し合いのため、ビルにある弁護士事務所を訪れた実業家のジェフリーと妻のイヴ。ビルの保全技術者のエディ、バイクメッセンジャーのマイケル、さらに、恋人に別れを告げに来たティナがエレベーターに乗り合わせます。そんなとき、衝撃音が響き渡ってエレベーターが動かなくなり……。彼らはエレベーターの運行管理者メッツィーのインターホン越しの助言を頼りに、脱出を模索するのです。英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英文ライティング道場
毎月第2週に掲載される読者参加型のコーナー。与えられた課題の「和文英訳」に、たくさんの読者の皆さんが挑戦しています。投稿作品は、大学で教鞭をとる2人の評者によって入念に添削・講評され、紙上で優秀者が発表されます。今回の題材は、タレントの優木まおみさんのインタビューからの一節です。道場は新たな挑戦者も多数迎え、活況を呈(てい)しています。この連載は皆さんの書く力を試す絶好の機会ですので、今後ともぜひご参加ください。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、9月第3月曜日の「敬老の日」です。この祝日の起源から、日本の高齢者事情まで、あれこれ英語で解説していきます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel The Grid: Downtown Melbourne
今回の旅の目的地は、オーストラリア南部の大都市、メルボルンです。旅の筆者は、格子状に道路が張り巡らされた街の中心部を散策します。この格子状の街並みは、19世紀の都市計画の産物だそうで、そこには新旧さまざまな魅力があふれていました。古い伝統的な街並みに、一風変わった新しい建物が次々と加わっています。さらには、筆者のお気に入りであるセンタープレイスという小道は、カフェや小売店が立ち並び、一日中活気があるのだとか。街の風景を切り取った写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。

◆Business News ~ニュースで学ぶ経済英語~
経済やビジネスに関するニュースを取り上げます。毎月第2、4週に、株式、為替、景気、財政、企業戦略、新商品・サービス、IT(情報技術)など、国内外で起きた注目の報道を選んで、ヒントつきでお届けします。社会人をはじめ、就職活動中の学生の方々も必読です。「経済英語」には難しいイメージがありますが、背景知識があればニュースの理解度がグンとアップします。独特の用語や言い回しを学びながら、グローバル社会で通用する英語力を身につけましょう。今回は、米南部を襲ったハリケーン・ハービーによる石油産業への影響のほか、アマゾンによる米高級スーパーの買収のニュースを紹介しています。

◆Weekly Picks 常夏の国で氷上の戦い
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナーです。今回は、南国のマレーシアでウィンタースポーツが盛り上がっているという話題です。首都クアラルンプールで8月に開かれた東南アジア競技大会では、アイスホッケーなどのスケート競技が初めて公式競技として行われました。中には、来年の平昌冬季五輪の出場を目指す競技もあるのだとか。雪や氷とは縁遠い常夏の国で、なじみのないスポーツを普及させるには、関係者の努力が必要で、まさに、東南アジア版「クール・ランニング」のようです。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2017/9/3号

This Week
On the Cover

巨大ハリケーン、米テキサス州を直撃

水浸しの街で、警察官に救助される母親と幼子。今週号の表紙は、巨大なハリケーン「ハービー」の影響で大規模な洪水被害が起きた米南部テキサス州ヒューストンでの一枚です。ハービーは一時、5段階で上から2番目の勢力の「カテゴリー4」にまで到達。その後、熱帯低気圧になりましたが、豪雨で「前代未聞の洪水被害」をもたらしました。米メディアは冠水した民家や、逃げ遅れた人々が救助される様子を次々と報道しています。近年、米国で大きな被害をもたらしたハリケーンと言えば、ニューオーリンズを襲った「カトリーナ」が記憶に新しいところですが、今回も経済的な被害ではカトリーナに匹敵する、とも言われています。


◇今週の注目記事 ================

◇Feature: Speak up @ Work  BBCワールドニュース・レポーター/プレゼンター 大井真理子さん
「Speak up @ Work」は、英語を多用する職場を訪問してインタビューする企画です。その職場ではどんな表現が頻繁に使われているのか。働く人たちはどうやって英語力を磨いてきたのか。そんな「働くための英語」を現場から学んでいきます。英語にかかわる仕事に就くことを夢見る中高生や大学生には必見のシリーズです。今週号は、英国放送協会が手がける海外向けニュース専門チャンネル「BBCワールドニュース」で、日本人初のレポーターとなった大井真理子さんに話を聞きます。現在はシンガポールを拠点にアジア全域を取材する大井さんですが、意外にも、高校時代に豪州に留学したとき、最初は簡単な英語の質問にも答えられなかったのだとか。おすすめの英語勉強法も教えてもらいました。

◇和t’s cooking?  いちご大福
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米フィラデルフィア在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。さて今回は、和菓子がテーマ。外国人にも人気の「いちご大福」のレシピを紹介します。滑志田さんによると、和菓子のメインの材料である「あんこ」は、外国人の多くが好まないのだとか。その理由もあわせて探っていますので、和菓子で外国からのお客様をもてなす際のヒントも得られそうです。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
連載「リサの東京案内」で東京の隠れた魅力を紹介してきたフォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、連載の装いも新たに、日帰りで出かけることができる東京周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回訪ねたのは、横浜のウォーターフロントにある「海外移住資料館」です。19世紀の終わりごろから本格化した日本人の海外移住の歴史と、日系人たちの歩みを知ることができるそうです。日本をまた違った角度から見る視点を提供してくれています。

◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。これまで、連載「ヘンな英語修理します」で日常生活の様々な場面で誤解を招きやすい日本人英語のミスを指摘して、正しい用法を伝授してきました。今度の連載のテーマは「おもてなし」。外国人と接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。成田発ホノルル行きの旅客機の中で、客室乗務員の和子が乗客のシンディに話しかけます。乗客の母親とその子どもが並んで座れるように座席をかわってほしいと頼んだつもりでしたが、なぜかシンディは不満げです。いったい何が問題だったのでしょう?

◇Essay:マーティにまかせろ Bring it on!
ヘビーメタル・バンド MEGADETH の元ギタリスト、マーティ・フリードマンさんが、読者の皆さんからの様々な質問に英語でお答えします。音楽や外国語の勉強法から人生相談まで、「なんでも来い!」の意気込みで、難問奇問に挑戦してくれます。これまでの第2週掲載から、第1週に引っ越しをし、ますます好調です。さて、楽しかった夏休みも終わり。今週号では、ふだんの家庭や職場でのちょっとした悩みをとりあげます。マーティさんがいつも通り、親身になって相談にのってくれています。

◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答える人気コーナーです。今回は「スマホに釘付けの日々に疑問」「編み物会でも話題は政治…苦痛」の相談2題を紹介します。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。国内で報道されたニュースも多く取りあげていきますので、「このニュースは英語でどう報じられているのかな?」といった疑問にも答えていきます。今回は、皆既日食が米国各地で観測されたニュースのほか、卵の汚染問題に揺れる欧州からの話題などを紹介しています。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。新学期を前にして、トーマスの髪が話題になります。長すぎると散髪をすすめる両親に対し、トーマスは長いままがいいと主張します。結局、トーマスが選んだ髪形は? 今回は米国で最近の人気の髪形を紹介しているミニコラムもあります。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。7月から9月までを担当するのは、デンマーク人の父親と広島出身の母親の間に生まれ、主にコペンハーゲンで育ったというレオン・エスベン・大田さんです。俳優やモデルとして活躍し、デザインなどを通して日本とデンマークの架け橋になるための会社を設立。今年は、日本・デンマーク外交関係樹立150周年のアドバイザーも務めています。今回は、食べ物をめぐる話題です。昔は「どんな食べ物でも文句を言わずに食べるように」と教えていたレオンさんの父親ですが、最近は好みが変わってきたのだとか。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
 今回紹介する作品は、リドリー・スコット監督の「エイリアン:コヴェナント」です。かつて世界中を恐怖に陥れた大ヒットシリーズ「エイリアン」。その凶暴な生命体の誕生の謎に迫ります。舞台は、オリジナル作品から時代をさかのぼった2104年。2千人の乗客をのせて植民惑星に向かう宇宙船コヴェナント号が事故に遭い、乗組員は未知の惑星を発見します。地球にも似たその惑星に降り立った彼らは、想像を絶する脅威と向き合うはめになるのです。英語による脚本(スクリプト)と日本語の対訳で楽しんでください。

◆シミケンの語源でサクサク英単語
「語源によるビジュアル記憶法」という英単語の学習方法を提唱する埼玉県立草加南高校教諭、清水建二さんによる連載です。漢字が「へん」や「つくり」で構成されているように、英単語も接頭辞や語根、接尾辞といったパーツから成り立っています。こうしたパーツを活用し、ボキャブラリーを増やしてしまおう、という狙いです。今回は、「トラクター」と「契約」といった、一見関係のなさそうな単語の、共通の語源を探ります。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel  Dorset, BRITAIN
今回は、夏の終わりに、英国南西部のドーセット州を訪ねました。三畳紀からジュラ紀、白亜紀と続く中生代の貴重な地層が見られる有数の場所として知られ、美しい海岸線に恵まれています。また、開発の手があまり及んでおらず、古き良き時代の英国の雰囲気が残る地として、昔から多くの人々を引きつけてきたそうです。旅の筆者にとっても、子どものころからよく夏休みを過ごした特別な場所だった、とのこと。静かな海岸線を歩き、海の幸に舌鼓を打ち、ゆったりと流れる時間を楽しみます。晩夏の海辺の街の情景は、どこか切なく、胸に迫ってきます。美しい写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。

◆Weekly Picks  米南部連合の指導者の子孫、英雄像撤去に理解
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナーです。今週号は、米バージニア州で白人至上主義団体が反対派と衝突し、死傷者が出た事件を受けての話題です。バージニアの事件のきっかけとなり、また事件後にさらに加速しているのが、南北戦争を戦った「英雄たち」の像の撤去です。奴隷制の存続を主張して戦った南軍の英雄たちの像は、人種差別のシンボルとして扱われるようになっています。そこで、AP通信は南部連合の大統領を務めたジェファーソン・デービスや南軍司令官のリー将軍の子孫らにインタビュー。像の撤去についての意見を聴きました。その多くが現状を踏まえ、撤去に理解を示していました。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2017/8/27号

This Week
On the Cover

人生を変えた猫との出会い 世界で注目を集める「ボブ」
8月27日号の表紙は、世界中でいま注目を集めている一匹の猫を紹介しています。その名も「ボブ」。野良猫だったボブは、ロンドンの街でストリートミュージシャンのジェームズと出会い、彼の人生を大きく変えることになります。実際の体験をもとにジェームズが書いた本は映画化され、ロンドンでの封切り時には英王室のキャサリン妃も登場。ボブとの面会を果たしたのです。この映画はいよいよ今月、日本でも公開されます。映画でも自分の役を演じて堂々と「主役」を張ったボブ君はこのほど来日し、Asahi Weeklyの取材に応じてくれました。今週号では映画欄でこの作品「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」を詳しく紹介しています。


◇今週の注目記事 ================

◇Feature: Speak up@Work  サントリースピリッツの中神慶太さん
「Speak up @ Work」は、英語を多用する職場を訪問してインタビューする企画です。その職場ではどんな表現が頻繁に使われているのか。働く人たちはどうやって英語力を磨いてきたのか。そんな「働くための英語」を現場から学んでいきます。英語にかかわる仕事に就くことを夢見る中高生や大学生には必見のシリーズ。月1回程度の掲載を予定しています。今週号は、輸入ウイスキーを国内で売り込むサントリースピリッツの中神慶太さんに話を聞きます。「英語とは縁がなく、集中して勉強した記憶はない」と語る中神さんですが、「習うより慣れろ」の心意気で実践経験を重ね、徐々に英語力を磨いてきたそうです。英語をめぐる失敗談を含め、ざっくばらんに語ってもらっています。

◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミ入れてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。連載が3年目に突入しても、ツッコミの切れ味はますます好調です。今週号は、日本の小学校での英語教育について、率直な意見を披露してくれています。学習指導要領の改訂で、学び始める学年が今の小学5年から3年に早まり、授業は年間35コマと週1コマ程度になる予定ですが、ジェイソンさんは「それでは意味がない」と厳しく指摘しています。ジェイソンさんの提言に耳を傾けてみましょう。

◇Novel:「Caught on Camera 消えた子どもたち」
昨年連載した「The Haunted Snow Globe スノードームにとらわれて」でおなじみの、アンドリュー・ヒッチェンさんによる連載小説です。英国の海辺の小さな町クラウドベリーに、ロンドンから引っ越してきたビリーとその両親。母親は不安障害にさいなまれ、その療養が転居の主な目的でした。しかし落ち着く間もなく、愛犬のモンティが行方不明になってしまいます。愛犬を捜しに出かけたビリーは、大切な人が目の前から消えたという近所の人たちと会い、不思議な写真を目にします。写真には、行方不明になった子どもたちが閉じ込められているのでした。ビリーは勇気を振り絞り、撮影した写真家のもとを訪ねます。今週号ではついに写真の謎が明かされ、物語は佳境に入ってきます。英国の雰囲気たっぷりのストーリーテリングをお楽しみください。イラストもヒッチェンさん自身が手がけています。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。米国の生活についてのミニコラムもあります。ジュリアの家には、おじさんの農場でとれたというたくさんの桃があります。一口食べてみたハンナは、その甘さに感心。大量の桃が傷んでは大変とばかりに、2人で桃を使ったお菓子を作ろうと考え始めます。ネット上のサービスからお気に入りのレシピを探して……。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。7月から9月までを担当するのは、デンマーク人の父親と広島出身の母親の間に生まれ、主にコペンハーゲンで育ったというレオン・エスベン・大田さんです。俳優やモデルとして活躍し、デザインなどを通して日本とデンマークの架け橋になるための会社を設立。今年は、日本・デンマーク外交関係樹立150周年のアドバイザーも務めています。子どもの頃、広島に住むおじいさんから日本のテレビ番組の録画を送ってもらったというレオンさん。お気に入りの一つは「ドラえもん」だったそうです。ドラえもんで人気の秘密道具「どこでもドア」をめぐり、レオンさんは当時の思い出を語ってくれました。

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「説明・納得」に関係のある表現がテーマです。日本語で表現する「腑(ふ)に落ちない」や「一理ある」は、英語ではどのように言ったらよいのでしょうか。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、国際宇宙ステーションに向けて打ち上げた補給物資の中にアイスクリームが登場したニュースなど、楽しい話題を紹介しています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Books:放課後ブッククラブ
英語多読に関する著書がある林剛司さんが、中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナーです。今回は、権威あるニューベリー賞を受賞した米国の作家、シンシア・ライラントの作品を紹介します。ひとりで暮らす Mr. Putter が猫の Tabby と出会い、ともに過ごすシリーズです。林さんによると、シンシア・ライラントの文章は短くてわかりやすく、読んだ後はあたたかい気持ちになるのだとか。ほかにも同じくらいの難易度で読みやすいシリーズがあり、いずれもおすすめだそうです。

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介するのは、ホームレスの青年と一匹の猫の実話に基づいた作品「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」です。ストリートミュージシャンとして日銭を稼ぐジェームズはドラッグからの更生プログラムの最中で、家族にも見放されてどん底の日々を送っていました。そんな中、出会ったボブの世話をするうちに、ボブは肩に乗って路上演奏にもついてくるようになります。その愛らしさにボブは街の人気者になり、ジェームズも次第に強くなっていきます。ボブ自身が「本人役」で出演しているこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。あわせて、映画の原作者でもあるジェームズ・ボーエンさんとボブへの取材の様子も紹介。ジェームズさんのインタビューを掲載しています。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、お祭りなどでおなじみの「法被(はっぴ)」です。その起源を紹介するのに合わせて、日本人にもあまり知られていない「はんてん」との違いなども英語で解説していきます。

◆Dear Annie 十人十色の人生模様
コラムニストのAnnie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答える連載はますます好調です。今回は「猫好きの彼女と住むのはムリ」「子どもの倫理観壊すCMに反対」の相談2題を取りあげています。

上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel: Rishikesh, INDIA
今週のトラベルのコーナーは、ヒマラヤ山脈のふもとに位置するリシケシュを訪ねます。ガンジス川上流のほとりにあり、ヒンドゥー教の巡礼地、ヨガの聖地として広く知られています。川岸には寺院が立ち並び、瞑想(めいそう)する修行者の姿を見かけることも多く、インドのほかの都市のような喧噪(けんそう)とはかけ離れた落ち着いた魅力にあふれています。ところで、この地を一躍有名にしたのはビートルズでした。かつて瞑想を学ぶためにこの街を訪れたのです。かくいう旅の筆者もビートルズの大ファンで、彼らの足跡を追ってリシケシュを訪ねるのも3回目になるのだそうです。そして筆者には今回、もう一つ、心に決めていた旅の目的がありました。エキゾチックな写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。

◇Business News ~ニュースで学ぶ経済英語~
株式、為替、景気、財政、企業戦略、新商品・サービス、IT(情報技術)など、国内外で起きた注目の経済関連のニュースを選んで、ヒントつきでお届けします。社会人だけでなく、就職活動中の学生も必読です。「経済英語」には難しいイメージがありますが、背景知識があればニュースの理解度がグンとアップします。独特の用語や言い回しを学びながら、グローバル社会で通用する英語力を身につけてください。毎月第2・4週の掲載です。今回は、経済制裁が強化される中、北朝鮮の製造現場が意外な活況を呈しているという国境に近い中国東北部からのリポートに加え、自動車メーカーのマツダによる新技術の開発のニュースをお届けします。

◆Weekly Picks 「二重国籍」問題に揺れる豪州ターンブル政権
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介する新コーナーです。さて今週号は、国会議員が「二重国籍問題」に揺れているという話題。といっても、日本のことではなく、オーストラリアのニュースです。豪州の憲法には、国会議員がほかの国籍を保持することを禁じる条項があり、この条項に抵触していることが発覚する議員が相次いでいるそうです。ついにはジョイス副首相がニュージーランド国籍をもっていることがわかり、ターンブル政権は苦しい立場に立たされています。しかし一方で、多民族国家である豪州の現状をふまえれば、こうした古い憲法の規定は見直すべきだという意見も出ているそうです。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2017/8/20号

This Week
On the Cover

「ガラスの天井」を破る 「ワンダーウーマン」のパティ・ジェンキンス監督

今週の表紙は、米国で大ヒットを記録している映画「ワンダーウーマン」の監督、パティ・ジェンキンスさんです。日本での公開に先立って来日し、Asahi Weekly のインタビューに答えてくれました。ヒーローもののアメリカンコミックスを実写化したこの映画は、米国で封切りされた週末に1億ドルの興行収益をあげ、女性監督としての歴代最高の成績を記録しました。しかし、ジェンキンスさんのこれまでの歩みは、容易なことばかりではありませんでした。「ワンダーウーマン」の映画化を提案したのは10年以上前だったそうですが、実現まで長い年月を要しました。米映画界に根強く残る、女性に対する「ガラスの天井」に挑んできたジェンキンスさんのインタビューを、今週は映画欄でも紹介しています。

◇今週の注目記事 ================

◇Special: Summer thrills and chills 英語で読む怪談「スリーピー・ホロウの伝説」
この夏のAWは、Summer thrills and chills と題して「英語で読む怪談」を連続で特集してきました。最終回となる今週号は、米国での「怖い話」の定番、「スリーピー・ホロウの伝説」を取りあげます。19世紀前半の小説家ワシントン・アーヴィングの作品から、一部を抜粋しましたので、ぜひ読んでみてください。難しい表現にはヒントをつけています。舞台は18世紀の終わり、ニューヨーク州のハドソン川のほとりにあるスリーピー・ホロウという小さな村です。独立戦争で激戦が繰り広げられたこの地には、夜な夜な「首なしの騎士」が現れるという伝説がありました。学校の教師として村にやってきたイカボットは夜更けにひとり、家路につきますが……。「首なしの騎士」は、今でも米国ではハロウィーンなどの定番キャラクターなのだそうです。物語の魅力についても、専門家に解説してもらっています。

◇英語ガイドに挑戦!
大手旅行会社に長年勤務し、通訳ガイドの指導などの経験も豊富な根岸正さんによる連載です。2020年の東京五輪・パラリンピックを前にして、海外から日本を訪れる観光客をもてなしたいというニーズが高まっています。通訳ガイドやボランティアを目指す読者に向けて、簡単な英語で旅のお手伝いをする秘訣(ひけつ)を伝授します。毎月の年中行事や観光スポットを案内する設定で、役に立つやさしい表現を紹介。ガイドをする際の心遣いに触れた「ガイドのヒント」もあります。今回のテーマは、前回の「神社」に引き続き、訪日客をお連れすることも多い「寺」。参拝のマナーも英語で伝えましょう。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
連載「リサの東京案内」で東京の隠れた魅力を紹介してきたフォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、今度は連載の装いも新たに、東京とその周辺、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京・羽田空港を訪ねます。「ANA機体工場」で、飛行機について学ぶ人気の見学ツアーに参加しました。機体整備に携わる裏方の人々の苦労を実感したそうです。

◇地球うおっちんぐ: クロアチアへ二人旅
アグネス・チャンさんによる人気連載エッセーです。この夏、次男と2人で、東ヨーロッパのバルカン半島に位置するクロアチアを旅したというアグネスさん。今回は、その旅の様子をリポートしてくれています。多くの遺跡や美しい自然に恵まれ、欧州では人気の観光地となっているこの国の魅力をたっぷりと紹介してくれました。しかし、アグネスさんにとっては、次男とともに過ごした時間が、何よりも貴重だったようです。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。米国の生活についてのミニコラムもあります。家族でワシントンDCを旅行中のマリーたち。今回はベトナム戦争で亡くなった兵士たちをまつった戦没者記念碑を訪ねます。母親のエレンにとっては、おじさんのマークの名も刻まれており、感慨もひとしおだったようです。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。7月から9月までを担当するのは、デンマーク人の父親と広島出身の母親の間に生まれ、主にコペンハーゲンで育ったというレオン・エスベン・大田さんです。俳優やモデルとして活躍し、デザインなどを通して日本とデンマークの架け橋になるための会社を設立。今年は、日本・デンマーク外交関係樹立150周年のアドバイザーも務めています。今週号では、日本語とデンマーク語のバイリンガルとして育てられた自身の生い立ちを振り返っています。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、ハワイ・ホノルル市が歩きスマホを罰する条例を作った話題を取りあげているほか、プロゴルフの松山英樹選手の活躍を紹介しています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、アメコミを実写化して米国で大ヒットしている「ワンダーウーマン」です。女だけが暮らす島で生まれ育ったダイアナは、ある日、島に不時着した飛行士のスティーブから、外界で戦争が起きていると聞き、人類を救うべくロンドンに向かいます。超人的なパワーで戦う彼女の活躍を描きます。女性監督としての興行収益の記録を塗り替えたというこの作品を、英文のスクリプト(脚本)と対訳で楽しんでください。パティ・ジェンキンス監督のインタビューも掲載していますので、あわせてお読みください。

◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。これまで連載「ヘンな英語修理します」で、日常生活の様々な場面で誤解を招きやすい日本人英語のミスを指摘して、正しい用法を伝授してきました。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、米国人観光客のヘンリーが、店員のチエコに婚約者へのお土産について相談しています。それなのになぜか、2人は謝罪し合う事態に……。いったい何が問題だったのでしょう?


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Seville, SPAIN
今回は、スペイン南部アンダルシア州の州都セビリアを訪ねます。スペイン在住の旅の筆者が、その美しさに魅了されたという街を歩きました。この街はかつてイスラム文化繁栄の舞台となり、その後、キリスト教徒によって新たな歴史を重ね、大航海時代にはさらなる発展をとげました。街には、こうした歴史を映し出す建築物が多く残されています。また、スペイン名物のタパスを提供するバルが街の至るところにあり、食の楽しみにもあふれています。美しい街並みとともにロマンチックなひとときを過ごしたり、さらには近代的な空間を体験したりと、さまざまな魅力が詰まっていました。美しい写真の数々とともに、旅行記をお楽しみください。

◆Weekly Picks パレスチナとイスラエルの若者が一緒にサマーキャンプ
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介する新コーナーが始まりました。今回は、米国の夏休みに一般的なサマーキャンプの話題。といっても、パレスチナとイスラエルの若い女性たちが寝起きを共にするという、特別な取り組みを取りあげます。米国の団体が、お互いの理解を深めるために何年にもわたって催してきました。キャンプでは、「敵同士」が自身の体験を語り合い、お互いの生の声に触れていきます。和平の道のりは険しく、見通しはききませんが、こうした取り組みが信頼を醸成し、何かが変わることを期待しているのだそうです。
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