週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー) 発売日・バックナンバー

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週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2018/10/21号

This Week
On the Cover

テイラー・スウィフトさん、トランプ政治に「NO」

10月21日号の表紙は、米人気歌手のテイラー・スウィフトさんです。11月の中間選挙を前にして、1億人を超えるフォロワーがいるという自身のインスタグラムで、民主党候補の支持を表明。性的少数者の権利擁護の立場から共和党の候補を批判し、大きな話題となっているのです。さらには、音楽賞の授賞式に出席した際に、投票に参加するよう呼びかけた結果、若者を中心とした有権者登録が急増しているといいます。一方、トランプ大統領はスウィフトさんのファンと言われていましたが、手痛い攻撃を受けた形。それでも有名ラップ歌手のカニエ・ウェストさんとホワイトハウスで面会するなど、選挙を意識したとみられるアピールに余念がありません。こうした「場外戦」が選挙にどのような影響を及ぼすのか、注目されています。スウィフトさんの話題はニュースのページでも詳報しています。


◇今週の注目記事 ================

◇Special:  英語で歌舞伎! 「平家女護島」を英語字幕で紙上鑑賞
今週号の特集では、歌舞伎を英語字幕で「紙上鑑賞」してみます。東京都千代田区の国立劇場では今月、歌舞伎公演で初めて、英中韓3カ国語のポータブル字幕サービスを導入しました。増え続ける訪日外国人に、日本の伝統芸能の魅力を発信する狙いです。今回は、上演中の「平家女護島」の公演用英語字幕の一部を紹介。あらすじや場面解説を読みながら、英語で歌舞伎の世界に触れていただく趣向です。平家打倒の企てが露見して流罪になった俊寛や、権勢を極めた平清盛らが登場する近松門左衛門の名作。英語で読むと、まるでシェークスピアの悲劇のような迫力も感じられます。あわせて、国立劇場を運営する日本芸術文化振興会に取材し、訪日外国人客らに向けた取り組みについてインタビューしました。歌舞伎の歴史や舞台について英語で説明するためのコーナーもありますので、「おもてなし英語」の学習にもぜひ役立ててください。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京都文京区にある「宇宙ミュージアム TeNQ(テンキュー)」を訪ねます。巨大スクリーンなどを備え、宇宙の魅力や神秘に触れることができます。さらには、東京大学の研究施設の分室もあるのだとか。これまでも数多くの宇宙関連施設を訪れたことがあるリサさんですが、このミュージアムもすっかり気に入ったようです。

◇Novel : The Southern Belle Spy: Behind Enemy Lines エージェント・パール 危険すぎる冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。10月からは新しい連載が始まりました。舞台は第2次世界大戦中の欧州戦線。ドイツ軍から解放されて間もないパリに、一人の米国人女性が現れます。新たに生まれた米国の諜報(ちょうほう)機関、戦略諜報局(OSS)に勤務するエージェントのパール・デュボアです。米南部の裕福な家庭出身ですが、世界各地を旅してきた冒険家でもあり、国の役に立ちたいと志願したのでした。危険な任務に名乗りをあげる彼女の冒険を描きます。作者は、米ミシガン州出身で現在は徳島県に住むスザンヌ鎌田さんです。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、新しいキャラクターが登場します。日本から転校してきたカズ。ハリソンがマリーたち友人に紹介することになります。果たして、どんな少年なのでしょう。今週号でも、スキットに登場する英語表現をおさらいしています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。10月から12月までを担当するのは、ジョーン・アンダーソンさんです。ジョーンさんはスコットランドの出身。子どもの支援を専門とするNGO「セーブ・ザ・チルドレン」への勤務などを経て、仏教哲学を学ぶために来日。現在は東京在住で、フリーランスライターとして活躍しています。今回は、日本のアパートのベランダで取り組むようになった家庭菜園についてです。今は亡きお父さんが熱心な園芸家だったというジョーンさんも夢中になりますが、必ずしも良い成果ばかりがあがっているわけではなさそうです。その理由とは?

◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、奈良・興福寺で中金堂が300年ぶりに再建された話題のほか、マラソンの新たな日本新記録のニュースなどを取りあげています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、ベル・パウリーが引きこもり気味の女性を演じた「マイ・プレシャス・リスト」です。主人公のキャリーはIQ185の天才で、ハーバード大学を飛び級で卒業しましたが、人と交わることが苦手。仕事には就かず、友達もおらず、ニューヨークのアパートで一人暮らしをしています。見かねた父親はどうにかしてキャリーを働かせようとし、キャリーの話し相手になっているセラピストは、年末までになすべきことをリストにしようと提案します。リストにあることを実行に移そうとするキャリーは……。感謝祭から年末にかけての季節を背景に、人とのつながりの大切さを改めて感じさせるこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、フミコがアルバイトをしているコンビニで、カナダ人留学生のリチャードがコピー機を使おうとしています。フミコはあいにく故障していると伝えようとしますが、リチャードはなぜか納得がいかない様子です。いったい何が問題だったのでしょう?

◇英語ガイドに挑戦! 実践編
大手旅行会社に長年勤務し、通訳ガイドの指導などの経験も豊富な根岸正さんによる連載がリニューアル。佐藤道子さんにも新たに筆者に加わってもらった「実践編」です。2020年の東京五輪・パラリンピックを前にして、海外から日本を訪れる観光客をもてなしたいというニーズが高まっています。通訳ガイドやボランティアを目指す読者に向けて、簡単な英語で旅のお手伝いをする秘訣(ひけつ)を伝授します。「実践編」では、実際の観光地を訪ねる想定で、外国からのお客様をご案内してみます。取りあげるスポットは関東圏が多くなりますが、それ以外にお住まいの方も応用が可能です。今回は、江戸時代の街並みを再現している東京都江東区の深川江戸資料館を訪ねます。江戸の街並みを、英語で紹介していきましょう。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Delhi, INDIA
今週号のTravelのコーナーでは、インドのデリーを、かつてこの街に住んでいた旅の筆者が再訪します。デリーには多くの世界遺産があり、ムガール帝国の栄華を今に伝えるフユマーン廟(びょう)や美しいイスラム建築といった名所も見逃せませんが、今回は、街に精通する筆者ならではのおすすめスポットとグルメを紹介してくれました。早朝からヨガなどを楽しむ人でにぎわうロディ・ガーデンで一日をスタートさせ、ダバと呼ばれる屋台や北部カシミール地方の料理を出す食堂などで食べ歩きます。旧市街のオールド・デリーは活気にあふれ、新たな魅力にも事欠かないようです。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は、「言語」をテーマにしたニュースを集めてみました。フランス語を保護する仏政府委員会が「フェイクニュース」の言い換えを提言したというニュースのほか、韓国と北朝鮮の長期にわたる分断の結果、両者の間に言葉の壁が生まれつつあるという話題をお届けします。

◆Weekly Picks  「日本の10年後」 アジア各国の社会問題描く映画の日本版が公開
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナー。今回は、映画をめぐる話題を取りあげます。若手の日本人監督たちがそれぞれの視点に基づいて近未来の日本社会の姿を思い描いた映画「十年 Ten Years Japan」がこのほど、韓国の釜山国際映画祭で初公開されました。2015年の香港版を皮切りに、タイや台湾でも制作されてきた国際映画プロジェクトの最新作となります。総括プロデューサーを是枝裕和監督が務めていることでも話題です。さて、作品は5本の短編からなるオムニバス形式で、超高齢化社会やAI、徴兵制や原発事故といった多彩なテーマが盛り込まれています。11月の日本国内での公開に先立ち、海外通信社のリポートを読んでいきましょう。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/10/14号

This Week
On the Cover
ドナ・ストリックランド氏、55年ぶりに女性がノーベル物理学賞
今週号の表紙は、カナダ・ウォータールー大学のドナ・ストリックランド博士です。レーザー応用技術の研究で今年のノーベル物理学賞を米仏の2氏とともに受賞することが決まりました。この研究が目の近視矯正手術(レーシック手術)などへの応用に道を開いたそうです。ところで近年、ノーベル賞は受賞者が男性に偏っていると批判を浴びています。同氏は物理学賞では1903年のあの「キュリー夫人」のマリー・キュリー(放射線の研究)、63年のマリア・ゲッパートメイヤー(原子核の殻構造の発見)以来、実に55年ぶり3人目の女性の受賞者となります。今年のノーベル賞は化学賞でも米国の女性、フランシス・アーノルド氏が受賞。平和賞も紛争下での女性への性暴力がテーマでした。


◇今週の注目記事 ===============

◇Feature  ノーベル賞科学系3賞を英文記事で読む
今週号の特集では、ノーベル賞のうち、医学生理学、物理学、化学の科学系3賞を特集します。京都大の本庶佑特別教授の医学生理学賞受賞で注目を集めた今年のノーベル賞。最先端の科学研究はどうしても理解するのが難しく、食わず嫌いになりがちですが、英文でその内容を読んでみると、意外とわかりやすい、ということも時にはあるようです。記事ができるだけ専門用語を使わず、わかりやすい言い換えを心がけているからでしょう。今回は、AP通信の配信記事から、受賞した研究成果を解説した記事を拾ってみます。ぜひ読解にチャレンジしてみてください。

◇Essay:Marty’s Playlist
世界的なギタリスト、マーティ・フリードマンさんによる連載です。毎月1曲ずつ、マーティさんが記憶に残る「特別な曲」を紹介してくれます。今週号は、マーティさんが近年、大きな影響を受けたというアンドリューW・Kの「パーティー・一直線!」です。マーティさんによると、プロのミュージシャンの場合、音楽を始めた当初に基本的な演奏スタイルが作られるのが普通で、大人になってから出会った音楽が、最初に音楽の道に進ませたものほどの影響力をもつことはめったにないのだとか。しかし、2001年に発表されたこの1曲は、マーティさんにとって例外的なものになったそうです。今週号の記事では、曲の原題である「Party Hard」という英語表現についても解説しています。興味をもった方はぜひ、オリジナルの楽曲に触れてみてください。

◇森住史の英語のアレコレQ&A
NHKラジオ「入門ビジネス英語」でも講師を務めた森住先生の好評連載を、引き続きお楽しみいただいています。英語学習者からの質問に答える形で、英語の文法や語法などをめぐる素朴な疑問を、先生が分かりやすく解き明かします。今週号は、未来形と現在形の使い分けについてです。「約束は守る」と言う場合、英語では Your secret will be safe with me.とも、 Your secret is safe with me.とも言えそうです。この二つの英語表現には、どのような違いがあるのでしょうか。 話し手が強調したい視点などが関係してくるのですが、例文を使いながら、詳しく解説していきます。

◇地球うおっちんぐ: 被害体験語り始めた女性の勇気たたえたい
アグネス・チャンさんによる人気連載エッセーです。毎月第2週の掲載で、引き続きお楽しみいただきます。今回は、ハリウッドの大物プロデューサーのセクハラに端を発し、米国を中心にうねりを見せる「MeToo」運動についてです。各界の女性たちが自らの性被害の経験を語り始め、加害者を告発しているのです。さらには、トランプ大統領が連邦最高裁判事に指名したブレット・カバノー氏も過去の性的暴行疑惑を告発され、米議会が大きく揺れました。アグネスさんは、忌まわしい過去を語り始めた女性たちの勇気に拍手を送り、社会がより良い方向に変わるきっかけになることを願っています。

◇Novel : The Southern Belle Spy: Behind Enemy Lines エージェント・パール 危険すぎる冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。10月からは新しい連載が始まりました。舞台は第2次世界大戦中の欧州戦線。ドイツ軍から解放されて間もないパリに、一人の米国人女性が現れます。新たに生まれた米国の諜報(ちょうほう)機関、戦略諜報局(OSS)に勤務するエージェントのパール・デュボアです。米南部の裕福な家庭出身ですが、世界各地を旅してきた冒険家でもあり、国の役に立ちたいと志願したのでした。危険な任務に名乗りをあげる彼女の冒険を描きます。作者は、米ミシガン州出身で現在は徳島県に住むスザンヌ鎌田さんです。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「オフィス・企業」に関係のある表現がテーマです。「育児休暇中」や「株式を公開する」は英語でどのように言うのでしょう?

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、1970年代にブームを巻き起こした「スペースインベーダー」の誕生40周年を記念する店舗がオープンしたという話題のほか、マリリン・モンローが所有していたオープンカーが競売にかけられるというニュースなどを取りあげています。

◆句動詞 de 英作文
英語の表現力を磨くコーナーを引き続きお楽しみいただきます。句動詞とは、基本的な動詞と副詞や前置詞を組み合わせた用法のこと。難しい単語に頼るのではなく、こうした基本的な単語を使いこなすことを狙って、英作文にトライしていきます。筆者は専修大学文学部教授の田邉祐司さん。目指すのは「普段着の英語表現」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画のシナリオと対訳
今週紹介するのは、第36代米国大統領のリンドン・B・ジョンソンを追った「LBJ ケネディの意志を継いだ男」です。上院の有力議員だったジョンソンは民主党の大統領予備選でジョン・F・ケネディに敗れ、副大統領を務めます。ダラスでの衝撃的なJFKの暗殺で突然、大統領職に就くことになったジョンソンは、ケネディの遺志を引き継いで公民権法の早期成立に力を尽くします。しかし、ベトナム戦争の泥沼化などで不人気に悩むことになるのです。JFKの影に隠れた存在だったジョンソンの闘いと葛藤に光を当てたこの作品は、ウディ・ハレルソンが主演。英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英文ライティング道場
毎月第2週に掲載される読者参加型のコーナーです。与えられた課題の「和文英訳」に、読者の皆さんが挑戦しています。投稿作品は、大学で教壇に立つ2人の評者によって入念に添削・講評され、紙上で優秀者が発表されます。道場は新たな挑戦者も多く迎え、活況を呈しています。この連載は皆さんの書く力を試す絶好の機会ですので、ぜひ引き続きご参加ください。今回の題材は、終戦直後の戦争孤児について述べた新聞記事の一節です。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、アニメや映画のキャラクターになりきる「コスプレ」です。コスプレとはどんなものかを説明し、日本ではどのような形で発展してきたかを英語で説明していきます。

◆日本全国英文表記珍百景
 筆者は、日本国内で目にする英文表記の誤りについて長年研究を続けている小樽商科大学大学院の小林敏彦教授です。各地の商店や飲食店、ホテルや駅などで目にする誤った英文表記を取りあげ、どこに問題があるのかを文法、語法、語彙(ごい)など様々な角度から検証します。小林さんが自ら撮影した写真をもとにわかりやすく解説。「おもてなし」の質の向上にも役立ちそうです。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel Buyukada Island, TURKEY
今週号のトラベルのコーナーでは、トルコ最大の都市イスタンブールからフェリーで渡ったところに浮かぶブユックアダ島を訪ねます。旅の筆者は今回、東京の自宅と、ロシア人家族が住むこの島の家を2週間交換したのです。この「ホーム・エクスチェンジ」をめぐっては筆者はちょっとしたトラブルに見舞われるのですが、それはさておき、島の魅力に触れていきます。島内では車の使用は禁じられており、交通手段は馬車か自転車。オスマン帝国時代などにギリシャ人が建てた瀟洒(しょうしゃ)な建築物が多く残っているそうです。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は経済ニュースを集めました。ドイツの連立政権が大気汚染対策で旧型のディーゼル車の買い替えや改修を促進する施策を打ち出したニュースのほか、米カリフォルニア州が企業に女性取締役を義務付けたという報道をお送りします。

◆Weekly Picks  少なすぎる女性のノーベル賞受賞者
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナー。今回は、このほど発表されたノーベル賞がテーマです。今年のノーベル賞では、物理学賞でカナダのドナ・ストリックランド氏、化学賞でフランシス・アーノルド氏と、2人の女性の受賞が決まりました。しかし、女性の受賞は物理学賞では実に55年ぶり、3人目、化学賞でも5人目に過ぎません。これまで多くの受賞者を出してきたノーベル賞の科学系の3賞ですが、女性はごくわずかにとどまっているのです。女性の科学者の数が少ないというだけでなく、賞の選考過程にも問題があるのでは、と指摘されるようになってきました。AP通信がノーベル賞のこれまでを振り返り、将来を展望します。
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2018/10/7号

This Week
On the Cover

NZ首相、赤ちゃん連れで国連総会に出席

10月7日号の表紙は、9月にあった国連総会からのカットです。ニュージーランドのアーダーン首相が生後3カ月の娘ニーブちゃんを連れて会場に現れ、「国連史上初」として世界中で話題になりました。アーダーン氏は、南アフリカの故ネルソン・マンデラ元大統領の生誕100年を記念する会合に出席。自席を離れて演説をする間には、パートナーのクラーク・ゲイフォードさんが抱っこしていました。ゲイフォードさんは自身のツイッターに、「会議室でおむつを替えているときに入ってきた日本の代表団の驚いた様子を見せたかった」などと投稿しています。一方の国連は、ニーブちゃんにも「ファーストベビー」と印字した身分証を発行し、働く女性リーダーの「子連れ出席」を歓迎しました。

◇今週の注目記事 ================

◇Interview: Speak up @ Work ニューヨーク・タイムズ取材記者 上乃久子さん
「Speak up @ Work」は、仕事で英語を多用している人を訪問してインタビューする企画です。その仕事ではどんな表現が頻繁に使われているのか。働く人たちはどうやって英語力を磨いてきたのか。そんな「働くための英語」を現場から学んでいきます。英語にかかわる仕事に就くことを夢見る中高生や大学生には必見のシリーズです。今週号は、米紙ニューヨーク・タイムズの東京支局で取材記者として働く上乃久子さんに話を聞きました。中学の教科書で初めて英語と出会い、留学の経験もないという上乃さんですが、努力を重ね、英語力を磨いてきました。どのようにキャリアを積み重ねてきたのかを尋ねています。同時に、海外メディアの目に現代の日本がどのように映っているのかも語ってもらいました。

◇Novel : The Southern Belle Spy: Behind Enemy Lines エージェント・パール 危険すぎる冒険
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。さて今週号からは、新しい連載が始まります。舞台は第2次世界大戦中の欧州戦線。ドイツ軍から解放されて間もないパリに、一人の米国人女性が現れます。新たに生まれた米国の諜報(ちょうほう)機関、戦略諜報局(OSS)に勤務するエージェントのパール・デュボアです。米南部の裕福な家庭出身ですが、世界各地を旅してきた冒険家でもあり、国の役に立ちたいと志願したのでした。危険な任務に名乗りをあげる彼女の冒険を描きます。作者は、米ミシガン州出身で現在は徳島県に住むスザンヌ鎌田さんです。

◇和t’s cooking?  白和え
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米ニューヨーク在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。今回は、白和(あ)えを取りあげます。日本で食べる一般的な白和えは、ホウレンソウやニンジンといった野菜を使いますが、筆者はイチジクを合わせます。海外の人たちの味覚に合わせた工夫だそうです。手軽に作ることができるレシピなので、ぜひお試しください。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげていきますので、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、1年後に迫ったラグビー・ワールドカップをめぐる話題のほか、ロンドンに日本のカプセルホテルに着想を得た休憩施設が生まれているといったニュースなどを取りあげています。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、間近に迫った生徒会長選挙が話題になっています。立候補を決めたケイトにアドバイスをするマリーとハリソン。ポスター作りも手伝います。ケイトはどんな考えで立候補を決めたのでしょうか。今週号では、スキットに登場した表現の解説もあります。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。今週号からは、10月から12月までを担当するジョーン・アンダーソンさんの連載が始まります。ジョーンさんはスコットランドの出身。子どもの支援を専門とするNGO「セーブ・ザ・チルドレン」への勤務などを経て、仏教哲学を学ぶために来日。現在は東京在住で、フリーランスライターとして活躍しています。初回の今回は、故郷のスコットランドについて語っています。スコットランドにはさまざまな文化がありますが、今回は特に、伝統的な衣装である「キルト」について説明しています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今週号で紹介するのは、17世紀のオランダが舞台の「チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛」です。孤児として育ったソフィアは、親子ほども年の離れた豪商のコルネリスと結婚し、安定した日々を送っていました。そんなある日、コルネリスが夫婦の肖像画を若い画家のヤンに依頼。ヤンとソフィアは瞬く間に恋に落ちます。2人が将来に向けた思いきった計画を立てたことで、多くの人の運命が変わっていきます。映画では時代背景として、チューリップの球根への投機が過熱した「チューリップ・バブル」も丹念に描いていきます。話題作に相次いで出演して注目を集めるアリシア・ヴィキャンデルが主演するこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる東京周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、初詣でおなじみの川崎大師(川崎市)。特に、別の敷地内にある自動車交通安全祈禱(きとう)殿を訪ねます。駐車場が併設されていてドライバーや愛車への祈禱ができるこの施設がどんなところなのか、リサさんが教えてくれます。

◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。外国人と接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。今回は、タクシー運転手のタダシが、カナダ人観光客のミランダを乗せます。ミランダの顔色が悪そうに見えたので、病気なのかと尋ねたのですが、なぜか気分を害してしまった様子です。いったい何が問題だったのでしょう?

◆翻訳者泣かせの日本語
 日本語に精通した日英翻訳者のクレア田中さんによる連載です。「よろしくお願いします」や「前向きに検討します」といった日本語は、英語に翻訳するのがなかなか難しいものです。ぴったりくる英語にするためにはどんな方法があるのか、実践的なアドバイスをもらいます。今回は、日本語の「おじさん」「おばさん」といった呼び方について考えます。英語では直訳するわけにはいかないようです。

◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「何をやっても悲観的な27歳」「人間の子どもより子犬が好き」の2題をお届けします。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Isle of Wight, ENGLAND
今週号のTravelのコーナーでは、イギリス南部に位置するワイト島を訪ねます。鉄道とフェリーを乗り継いで、ロンドンから2時間あまりのところにあります。この島は、ビクトリア女王がかつて夏の休暇を過ごしたほか、作家のチャールズ・ディケンズや画家のウィリアム・ターナーらもしばしば訪れたことで知られ、家族連れに人気のリゾート地となりました。しかし、飛行機での旅行が一般的になると、スペインのようなほかのリゾート地に観光客を奪われてしまったのだそうです。旅の筆者が島に着くと、昔のロンドンの地下鉄が再利用されているなど、何かとレトロな雰囲気が漂っています。「ビールとクラシックバス」を楽しむというイベントも開かれていて、ちょっとした「時間旅行」の趣でした。静かな島の雰囲気が伝わる写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◇News: 前嶋和弘のGlobal beat ニュースを読み解く
国際ニュースを解説する連載です。上智大学総合グローバル学部の前嶋和弘教授(米国政治)が、世界で話題になっているニュースを外国通信社の配信記事から抜粋して英語の表現や単語を解説し、ニュースの背景も読み解きます。頻出する単語や表現が学べるだけでなく、単発の報道だけではわかりにくいニュースも深く理解できるようになるはずです。今回は、米国の「アファーマティブ・アクション」の現在について解説します。女性や人種的マイノリティーなど、社会的に不利な状況に置かれてきた人々をめぐる進学や就職などでの差別を是正しようという取り組みのことですが、「白人や男性にとっては逆差別ではないか」という議論が根強くあり、大学入学などをめぐり、法廷で長年、争われてきました。トランプ政権が今年に入り、入学をめぐるオバマ前政権の指針を撤回したことで、アファーマティブ・アクションも曲がり角に来ています。

◆Weekly Picks  ネット経由で仕事請け負う「ギグ・エコノミー」は期待はずれ
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今回は、インターネット経由で単発の仕事を請け負う「ギグ・エコノミー」という労働形態について取りあげます。配車サービス「ウーバー」の運転手などが代表例ですが、2008年のリーマン・ショックによる景気後退以降、会社や組織に縛られない柔軟な働き方だとしてもてはやされてきました。しかし、最新の研究結果によると、労働者の収入は期待されたようには伸びておらず、労働市場のあり方を変えるほどの勢いもない、ということが明らかになってきたそうです。
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2018/9/30号

This Week
On the Cover

米監督の新星、キャリー・ジョージ・フクナガさん

9月30日号の表紙は、米国の映画監督のキャリー・ジョージ・フクナガさんです。日系3世を父にもつフクナガさんはここのところ、各方面から引っ張りだこです。人気俳優のエマ・ストーンさんが出演するコメディードラマシリーズ「マニアック」の監督を務めたフクナガさん。ドラマのネット配信が始まるのに先だち、ロンドンで開かれたイベントに登場しました。今回の写真はそのときの一枚です。さらには、あの有名なスパイ映画シリーズ「007」の次回作でもメガホンをとることが発表されました。「007」についての記事は、初級ニュースのページでも紹介していますので、ぜひご覧ください。


◇今週の注目記事 ================

◇Feature: 大使館探訪 スウェーデンの魅力を探る
今週号の特集は、日本にある大使館を訪ねる企画「大使館探訪」。北欧スウェーデンの魅力を探ってみました。9月中旬、スウェーデンでは総選挙があり、反難民、反移民を掲げる極右政党の伸長が注目されました。総選挙の開票に合わせて東京・六本木のスウェーデン大使館で開催された朝食会に参加し、大使のお話に耳を傾けました。このほかにも、スウェーデンをめぐる話題を取りあげます。一世を風靡(ふうび)したグループのABBAのそっくりさんバンドが繰り広げたコンサートや、最近注目のスウェーデン発の映画なども紹介。スウェーデンを知るためのイベントについても触れていますので、参考にしてみてください。

◆Movies  AW名画座
過去の名作を紹介するAW名画座。今年に入り、各界で大きな足跡を残した文化人が相次いで亡くなりました。今回の名画座では、こうした人たちにゆかりの映画を取りあげ、在りし日をしのんでいきます。まずは、「ソウルの女王」と呼ばれたアレサ・フランクリンさんが出演している「ブルース・ブラザース」。フランクリンさんが歌うシーンが見ものです。さらには、米国の作家トム・ウルフさんが原作の「虚栄のかがり火」と、米劇作家のニール・サイモンさんの「裸足で散歩」を。「ティファニーで朝食を」では、5月に亡くなったユベール・ド・ジバンシィさんがデザインしたドレスやコートを、オードリー・ヘップバーンが着こなしています。いずれも、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇Novel : Danny and the Dinner Ladies のアンドリュー・ヒッチェンさんに聞く
 先週号まで掲載していた「Danny and the Dinner Ladies」。今回は、連載を終えた作者のアンドリュー・ヒッチェンさんに話を聞きました。ヒッチェンさんは英国の作家、イラストレーター。これまでもAWで「The Haunted Snow Globe」や「Caught on Camera」といった作品を連載し、イラストも手がけています。インタビューでは、ヒッチェンさんの創作手法や執筆の際に心がけていること、お気に入り、お薦めの作家まで、幅広く聞いています。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京都渋谷区の通称「キャットストリート」を訪ねます。おしゃれなお店が立ち並ぶ「裏原宿」の一角ですが、元はと言えば、1964年の東京五輪を前に、渋谷川にふたをして出来た通りなのだとか。さらに歴史をさかのぼれば、ここはかつて「穏田」と呼ばれ、田んぼが広がるのどかな場所だったと言います。葛飾北斎の「富嶽三十六景」にも描かれた水車があったのも、この場所だそうです。リサさんがそんな街の歴史を振り返り、その魅力を語ります。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号は、マリーと母親のエレンが、モリーおばさんの家に向かいます。エレンがハンドルを握り、マリーがスマートフォンのナビを見て案内しますが、道に迷ってしまいます。米国の生活を紹介するミニコラムも、テーマはずばり「スマホのナビ」です。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。今回は7月から担当してきたスザンヌ鎌田さんの最終回です。スザンヌさんは米ミシガン州生まれ。現在は鳴門教育大准教授を務め、フリーランスライターや小説家としても活躍しています。スザンヌさんは来日する以前、アジアの人たちは感情を表に出すことがないと聞いていましたが、いざ日本に来てみると、多くの人たちが人前で涙を流すことに気づきます。スザンヌさんがそんな日本社会の「ルール」について考えます。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、東京の築地市場で観光客に人気のマグロのせりの見学が終わったというニュースのほか、作家の村上春樹さんをめぐる話題などを取りあげています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、ホテルのコンシェルジュとして働くヒロのもとに、ニュージーランドから来た宿泊客のリチャードがやって来て、駅までの行き方を尋ねます。ヒロは無料の地図を渡しましたが、どうも話がかみ合いません。ヒロの説明のいったい何が問題だったのでしょう?

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが、日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回は、日本の文化を代表するとも言える「生け花」を取りあげます。生け花の起源や歴史に加え、こうした芸術を好む日本人の気性について、英語で説明を加えていきます。

◆翻訳者泣かせの日本語
 日本語に精通した日英翻訳者のクレア田中さんによる連載です。日本語をぴったりくる英語に翻訳するための実践的なアドバイスをもらいます。今回は、クレアさんが毎回、翻訳の際に困るという「小学生以下」という日本語の表現について考えてみます。それぞれの国の事情を踏まえると、こうした表現は意味を正確に伝えづらいのだそうです。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Montreal, CANADA
今週号のTravelのコーナーでは、編集チームの記者がカナダ・ケベック州のモントリオールを訪ねます。実はこの街は筆者が生まれ育った場所で、いわば「故郷」。今回、久しぶりに里帰りをすることになったのです。そんな筆者ですが、「言葉」が精神的なバリアーになっていた、といいます。ケベックはフランス語圏で、当時よりもフランス語が広く使われるようになったと聞いており、モントリオールを離れて後はフランス語を使う機会がめったになかったという筆者は、そのことが気になっていたのだとか。さて、久方ぶりに訪ねたモントリオールの街は、かつてにも増して多様性を重んじる都市になっていました。多彩な文化の香りが漂う写真の数々と合わせ、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は、「科学」のニュースを集めてみました。「人々を笑わせ、考えさせる研究業績」に与えられるイグ・ノーベル賞の話題のほか、地球温暖化の影響でハリケーンがさらに強大化するという科学者の分析を紹介した記事をお届けします。

◆Weekly Picks  大坂なおみ選手の人気沸騰 「日本人とは」再考の機会
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナー。今回は、テニスの全米オープンを制し、日本国内でもフィーバーが続く大坂なおみ選手をめぐる話題をお届けします。大坂選手はハイチ出身の父と日本人の母の間に生まれ、日本語が流暢(りゅうちょう)には話せません。日本ではこれまで、日本人の両親のもとに生まれ、日本語を完璧に操る人を「日本人」と見る傾向が強かったのですが、大坂選手の活躍が、こうした狭い「日本人観」を崩すのか、考察します。AP通信の記事は、スポーツだけでなく、学術など様々な分野で、二つ以上の国をバックグラウンドに持つ「日本人」が増えていることにも触れ、日本国籍をめぐる問題点も指摘します。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/9/23号

This Week
On the Cover

安室奈美恵さん引退

9月23日号の表紙は、このほど引退した歌手の安室奈美恵さんです。デビュー以来26年間、音楽面のみならず若者のファッションやライフスタイルにまで影響を与え、その服装やメイクをまねた「アムラー」を生むなど社会現象にまでなった「平成の歌姫」。9月15日には沖縄県宜野湾市で開かれた音楽祭に出演し、最後のステージを務めました。この日、安室さんの故郷である沖縄には、チケットを手に入れた人もそうでない人も、多くのファンが押し寄せ、別れを惜しみました。アジアでも多くのファンを獲得した安室さんは今年、ラストツアーでアジア各国も回っています。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: 「TOKYO GLOBAL GATEWAY」オープン 英語実践の場に
今週号の特集では、このほど東京の臨海副都心地区にオープンした体験型英語学習施設「TOKYO GLOBAL GATEWAY」を訪ねます。海外の病院やホテルのロビーといった疑似空間で英語を話したり、英語を使って映像制作や金融などを学んだりできます。今回の特集では、写真をふんだんに使って施設を紹介するとともに、プログラムを監修した立教大学の松本茂教授に、どのように学習に生かしたらよいかを聞きました。このように、国内でも海外で英語を学んでいるかのような体験ができる「英語村」と呼ばれる施設が、全国各地で増えています。その一部についてもご紹介します。

◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミいれてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。ツッコミの切れ味はますます好調です。ジェイソンさんが今回注目したのは、日本の「ゆるキャラ」。一時のようなブームは過ぎた感はありますが、毎年秋にはグランプリが発表され、相変わらず盛況です。しかし、米国ではこのようなものを見かけるのはスポーツチームのマスコットぐらいではないか、と語るジェイソンさんにとって、不思議に映ることも多いようです。まずは、子どもだけでなく大人も夢中になっている点。さらに、あちこちの自治体などが次々とゆるキャラを作り出すため、乱立気味になっている点です。ジェイソンさんはもう少し効果的なやり方もあるのでは、と考えます。

◇Essay:Risa’s Journal クロスカルチャーな毎日
リサ・ステッグマイヤーさんによる人気エッセーを、引き続きお楽しみいただきます。米国と日本の両方の文化の中で育ち、バイリンガルタレントとして活躍してきたリサさんは現在、育児の真っ最中。2人の子どももバイリンガルに育てようと奮闘中です。さて今回は、最近の子どもたちは習い事などで忙しすぎるのでは、と考えるリサさんが、自身の子どもの頃をちょっと複雑な思いで振り返ります。当時のリサさんは学校が終わると、近所の友人たちと気軽に遊ぶことができ、バレエとピアノのレッスンも週に1回程度だったとか。それでも学年が進むにつれて忙しくなったリサさんは、こうした習い事をやめてしまったのだと言います。

◇Novel : Danny and the Dinner Ladies 魔女から学校を救え
 連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。今週は7月から連載してきた「Danny and the Dinner Ladies」の最終回です。ダニーとジェシカは中学生。ある日、学校の食堂から見慣れたおばさんたちがいなくなり、かわりに新しい女性たちが厨房(ちゅうぼう)に入っていることに気づきます。超常現象を信じるジェシカは、女性たちは魔女だと言いだし、2人は真相を調べることにします。そして、ハロウィーンの夜、すべてが明かされます。これまでAWで「The Haunted Snow Globe」や「Caught on Camera」を連載してきたアンドリュー・ヒッチェンさんが、今回も読者を不思議な世界にご案内します。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、間近に迫ったダンスパーティーについて、ハンナと兄のトーマスが話します。トーマスは女の子をパーティーに誘うつもりですが、誘い方について、ハンナがいろいろとアドバイスをします。話題になっているパーティーは、「ホームカミング・ダンス」と呼ばれるもので、卒業生らを母校に招待して行われるダンスパーティーのこと。米国の生活を紹介するミニコラムでも、こうしたパーティーについて解説しています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。7月から9月までを担当するのは、スザンヌ鎌田さんです。スザンヌさんは米ミシガン州生まれ。俳句の美しさに魅せられて1988年に来日し、徳島県の中学・高校で英語を教えました。現在は鳴門教育大准教授を務め、フリーランスライターや小説家としても活躍しています。今回は、息子さんが拾ってきた子猫をめぐっての出来事です。好奇心の強い子猫は、家から出て「冒険」を繰り返します。夜になっても戻ってこない子猫がいた場所は……。

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「中止・停止」に関係がある表現がテーマです。「雨で中止になる」や「ドタキャンする」は、英語でどのように言ったらよいのでしょうか。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、「ギネス世界記録」の最新版の内容紹介のほか、日本で熱中症の予防に役立つシャツが開発されたといった話題などをお届けします。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、アジアンセレブの恋愛模様をユーモラスに描いたコメディー「クレイジー・リッチ!」です。大学で経済学を教える中国系米国人のレイチェルは、故郷のシンガポールに戻るという交際相手のニックに、一緒に行こうと誘われます。いざシンガポールに着いてみると、ニックの実家は地元では知らない者はいないという大富豪。ニックも多くの独身女性にとって注目の的でした。彼の実家を訪ねたレイチェルでしたが、ニックの母親エレノアとのバトルが待っていました。主要キャストが全員アジア系俳優という作品は、ハリウッドでは1993年の「ジョイ・ラック・クラブ」以来、とも言われています。米国でヒットしているこの映画を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆Books:放課後ブッククラブ
英語多読に関する著書がある林剛司さんが、中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナーです。今週号では、米国で優れた絵本に贈られる権威あるコールデコット賞で、「次点」にあたる Caldecott Honor を受賞した作品を紹介します。一つ目は「When Sophie Gets Angry -Really, Really Angry…」。もう一点は、日本の国語の教科書でも紹介され、よく知られたレオ・レオニの「Swimmy」です。林さんは、もし英語の絵本を読みたいと思ってもどれを選べばよいかわからない、という場合、受賞作の中から興味を持てそうなものを手に取ってみては、と提案しています。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが、日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回は、寿司(すし)の大衆化に大きな役割を果たしてきた「回転寿司」を取りあげます。回転寿司の起源のほか、最近のトレンド、海外進出の様子まで、英語で説明を加えていきます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : The medina of Fez, MOROCCO
今週号のTravelのコーナーでは、モロッコの古都フェズを訪ねます。フェズはモロッコではカサブランカやマラケシュと並ぶ代表的な観光地。城壁に囲まれた旧市街(メディナ)のうち、「古くなったフェズ」という意味がある「フェズ・エル・バリ」という地区を主に歩きました。千年以上の歴史をもつというこの街は、「迷宮」と呼ばれることもあるように、複雑な街路が入り組んでいます。どうしても迷ってしまうのですが、旅の筆者は「それも楽しい」と言います。最古の大学とされるカラウィン・モスクを訪ねますが、こちらはイスラム教徒以外の立ち入りは許されていません。さらに、地元で有名ななめし皮の染色の現場に足を延ばし、その作業に見入ります。人々の生活の息吹に間近に触れることができたようです。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は環境関連のニュースを特集しました。英高級ブランドのバーバリーが製品に毛皮を使わないことを宣言し、売れ残り品の廃棄もとりやめるというニュースのほか、海に漂うプラスチックごみを回収する巨大な装置が太平洋に出航した話題などを紹介しています。

◆Weekly Picks  トランプ政権批判の匿名論説、掲載に踏み切った舞台裏
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。政権幹部が書いたとされるトランプ米大統領を批判した匿名の論評が、米紙ニューヨーク・タイムズに掲載され、話題になっています。トランプ氏の思いつきによる決断を挫折させるために、多くの高官が政権内部で努力している、という衝撃的な内容でした。しかし、新聞が政権幹部による告発を匿名で掲載するのは異例のことです。AP通信の記事は、同紙がどのように掲載を決断するに至ったのかを探っています。また、今回の掲載をどう評価したらよいのか、識者の声も集めています。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2018/9/16号

This Week
On the Cover

大坂なおみ選手、ほろ苦い初優勝

9月16日号の表紙は、テニスの全米オープンで初優勝し、4大大会シングルスでの日本勢初制覇という偉業を成し遂げた大坂なおみ選手(20)です。破竹の勢いで勝ち上がった決勝の相手は、くしくも大坂選手が子どもの頃から憧れていた元世界王者のセリーナ・ウィリアムズ選手。しかし、試合は波乱の展開となりました。主審から警告を受けたウィリアムズ選手がラケットを破壊。さらには主審に激しく詰め寄ってペナルティーを科され、会場は騒然としました。冷静さを保って勝利を挙げた大坂選手は、セリーナ選手から祝福を受けると、ようやく笑顔を見せたのです。セリーナ選手の抗議をめぐる話題は、初級向けニュースでも紹介しています。


◇今週の注目記事 ================

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、世界的に有名なA・A・ミルン原作の童話「くまのプーさん」の続編にあたる「プーと大人になった僕」です。かつて100エーカーの森でプーや仲間たちと遊び回っていたクリストファー・ロビン。大人になって家庭を持ちましたが、仕事に追われる毎日を送っています。仕事のために家族との週末の予定を取りやめざるを得なくなった彼のもとに、突然、プーが現れ、いなくなった森の仲間を捜してほしい、と言いだすのです。クリストファーをユアン・マクレガーが演じ、プーたちがぬいぐるみで登場する「初の実写版」を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇Feature: Winnie-the-Poohを読み解く4冊
今週号の特集では、映画欄で取りあげた「プーと大人になった僕」の公開に合わせ、プーさんのルーツを探る本を、英語児童書のエキスパートである大島英美さんに紹介してもらいます。プーさんが登場したり、プーさんについて論じたりする本は数多く出ていますが、今回紹介するのは厳選した4冊。まずは、A・A・ミルンのオリジナルの童話と、本格デビュー前のプーさんが登場する詩集を。さらに、プーさんを道教の視点から読み解いた「The tao of Pooh」と、プーさんのモデルとなった実在の熊について書いた「Finding Winnie」を紹介します。映画公開にあわせて来日した主演のユアン・マクレガーさんについてのリポートもあわせてお届けしています。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京都豊島区にある「自由学園明日館」を訪ねます。大正時代に羽仁吉一、もと子夫妻が設立した自由学園のかつての校舎で、建築界の巨匠フランクリン・ロイド・ライトが設計しました。1997年に国の重要文化財に指定され、大規模な修復が施されています。現在ではお茶を楽しむことができたり、様々なイベントに利用されたりしています。リサさんが建物の歴史を振り返り、その魅力を語ります。

◇Novel : Danny and the Dinner Ladies 魔女から学校を救え
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。7月からお届けしているのが「Danny and the Dinner Ladies」です。これまでAWで「The Haunted Snow Globe」や「Caught on Camera」を連載してきたアンドリュー・ヒッチェンさんが、今回も読者を不思議な世界にご案内します。ダニーとジェシカは中学生。ある日、学校の食堂から見慣れたおばさんたちがいなくなり、かわりに新しい女性たちが厨房(ちゅうぼう)に入っていることに気づきます。超常現象を信じるジェシカは、女性たちは魔女だと言いだします。2人が真相を調べると……。物語はいよいよクライマックスを迎えます。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号は、マリーと仕事から帰ってきた父親のジョージの会話です。すっかりお疲れのジョージが肩こりを訴えたので、マリーがマッサージを始めます。米国の生活を紹介するミニコラムも、米国のマッサージ事情を紹介しています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。7月から9月までを担当するのは、スザンヌ鎌田さんです。スザンヌさんは米ミシガン州生まれ。現在は鳴門教育大准教授を務め、フリーランスライターや小説家としても活躍しています。そもそもスザンヌさんが最初に来日したのは、俳句の美しさに魅せられてのことでした。その後、徳島県の中学・高校で英語を教える職を得たのですが、現代においても多くの日本人が詩歌に親しんでいることに、新鮮な驚きを感じたようです。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、ニューヨークのタイムズスクエアにハチの大群が現れ、一時騒然となった話題のほか、200年の歴史があるブラジルの国立博物館が大規模な火災の被害に遭ったニュースなどを取りあげています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、ユミコが勤めているドラッグストアに、風邪気味だという米国人観光客のキャシーがやって来ました。ユミコは日本でインフルエンザが流行していると伝えたかったのですが、なぜか大騒ぎになってしまいます。いったい何が問題だったのでしょう?

◇英語ガイドに挑戦! 実践編
大手旅行会社に長年勤務し、通訳ガイドの指導などの経験も豊富な根岸正さんによる連載がリニューアル。佐藤道子さんにも新たに筆者に加わってもらった「実践編」です。2020年の東京五輪・パラリンピックを前にして、海外から日本を訪れる観光客をもてなしたいというニーズが高まっています。通訳ガイドやボランティアを目指す読者に向けて、簡単な英語で旅のお手伝いをする秘訣(ひけつ)を伝授します。「実践編」では、実際の観光地を訪ねる想定で、外国からのお客様をご案内してみます。取りあげるスポットは関東圏が多くなりますが、それ以外にお住まいの方も応用が可能です。今回は、2回にわたってお届けした鎌倉の後編。多くの外国人観光客でにぎわう大仏に向かいます。

◆翻訳者泣かせの日本語
 日本語に精通した日英翻訳者のクレア田中さんによる連載です。日本語をぴったりくる英語に翻訳するための実践的なアドバイスをもらいます。今回は、「お客様」という日本語をどのように訳すかを考えてみます。英語ではいろいろな表現が考えられますが、使い分けが必要になってきます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Pangkor Islands, MALAYSIA
今週号のTravelのコーナーでは、マレーシア西部のマラッカ海峡に浮かぶリゾートの島、パンコール・ラウと、そのすぐ近くにあるやや大きめのパンコール島を訪ねます。旅の筆者は、ラウ島で印象的な野生動物を目にし、マッサージなどでリラックスした時間を過ごします。レストランの料理長が料理教室を開き、客をパンコール島に連れて行って魚や香辛料などを購入していると聞き、早速ツアーに参加するのです。洗練されたリゾートの島とは少し趣の異なるこちらの島で、筆者は歴史や文化の香りに触れました。野生動物やエキゾチックな雰囲気をとらえた写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は、「ライフスタイル」をテーマにしたニュースを集めてみました。日本では東京五輪に向けて、サマータイムの導入が検討されていますが、本家の欧州では、逆に廃止の議論が盛り上がっているそうです。カフェインを大量に含む「エナジードリンク」が英国で規制されるというニュースも合わせてお届けします。

◆Weekly Picks  博物館の火災で高まるブラジルの政情不安
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナー。今回は、初級向けニュースのページでも扱ったブラジルの国立博物館の火災のニュースをめぐり、その実情と影響に迫るリポートを取りあげます。今回の火災では、南米先住民の装飾品や古代エジプトのミイラなど、貴重な収蔵品の9割が失われたそうです。出火原因は調査中ですが、サッカー・ワールドカップやリオデジャネイロ五輪の開催などのしわ寄せで、文化予算が削られてきたことが背景にあるとの指摘が出ています。市民による火災への抗議行動も起こり、総選挙を控える中、政権への風当たりも強まっているようです。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/9/9号

This Week
On the Cover
安心して学びたい! パレスチナ難民キャンプの学校でも始業式
今週号の表紙は、中東ヨルダンにあるパレスチナ人難民キャンプでの一枚です。世界各地の学校で夏休みが終わり、児童・生徒の声が響くようになりました。当地の学校でも始業式があり、子どもたちが集まりましたが、パレスチナ難民の子どもたちにとり、不安が募る新学期となっています。米トランプ政権は8月末、中東和平交渉を拒否するパレスチナに圧力を加えようと、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への拠出金の停止を表明。最大の資金拠出国が支払いを止めたことで、こうした学校の運営は危機に瀕(ひん)する恐れがあります。「安心して学びたい」という子どもたちの願いはかなうのでしょうか。


◇今週の注目記事 ===============

◇Feature  「クレイジー・リッチ!」、ハリウッドで久々の「アジア系」映画
今週号の特集では、ハリウッドのホットな話題をAP通信の配信記事で紹介します。このほど全米で公開され、ヒットを記録している映画「クレイジー・リッチ!」。アジア系俳優が主要な役どころを占めており、ハリウッドでは異色の作品です。こうした作品は過去にも数が少なく、1961年の「フラワー・ドラム・ソング」や93年の「ジョイ・ラック・クラブ」以来、とも言われています。アジア系の俳優はこれまで、ハリウッドでは大きな役を与えられることが少なかっただけに、今回の作品は彼らにとって特別なものとなったようです。公開に至るまでの経緯に触れつつ、製作に携わった人たちに思いを聞きました。

◇Essay:Marty’s Playlist
世界的なギタリスト、マーティ・フリードマンさんによる連載です。毎月1曲ずつ、マーティさんが記憶に残る「特別な曲」を紹介してくれます。今週号は、1970年代に活躍したバンド、レーナード・スキナードのヒット曲「フリー・バード」です。日本ではそれほど知られているとは言えませんが、マーティさんによると、「米国で最も有名なロックの楽曲かもしれない」のだそうです。マーティさんは当時、首都ワシントンに住んでいて、南部を象徴するバンドと見られていた彼らを、少し冷たいまなざしで見つめていたようですが、その音楽性を今では高く評価しています。この連載では、歌詞からの一節を引用し、英語のフレーズも味わっていきます。興味をもった方はぜひ、オリジナルの楽曲に触れてみてください。

◇森住史の英語のアレコレQ&A
NHKラジオ「入門ビジネス英語」でも講師を務めた森住先生の好評連載を、引き続きお楽しみいただいています。英語学習者からの質問に答える形で、英語の文法や語法などをめぐる素朴な疑問を、先生が分かりやすく解き明かします。今週号は、間接疑問文を作る際に使われる whether と if についておさらいします。二つの単語の用法には共通のものもありますが、どちらか一方しか使えない場合もあります。使い方の違いを細かく解説していきます。

◇地球うおっちんぐ: 東京医大の「女性差別」は言語道断
アグネス・チャンさんによる人気連載エッセーです。毎月第2週の掲載で、引き続きお楽しみいただきます。今回は、このほど発覚した東京医科大の入学試験をめぐる不正について、自身の考えを述べています。東京医大では、女子の合格者数を抑えるために、ひそかに得点操作が行われていました。アグネスさんは、単に女性だという理由で将来を奪われた受験生たちの無念に思いをはせるとともに、その女性差別に怒りをあらわにします。そして、今回の不正発覚をきっかけとして、女性の医師が増えてほしいと願っています。

◇Novel : Danny and the Dinner Ladies 魔女から学校を救え
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。7月からお届けしているのが「Danny and the Dinner Ladies」です。ダニーとジェシカは中学生。ある日、学校の食堂から見慣れたおばさんたちがいなくなり、かわりに新しい女性たちが厨房(ちゅうぼう)に入っていることに気づきます。超常現象を信じるジェシカは、女性たちは魔女だと言いだします。2人が真相を調べると……。これまでAWで「The Haunted Snow Globe」や「Caught on Camera」を連載してきたアンドリュー・ヒッチェンさんが、今回も読者を不思議な世界にご案内します。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「娯楽」に関係のある表現がテーマです。「身軽に旅行をする」や「涙を誘う映画」は英語でどのように言うのでしょう?

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、「エアギター」の世界選手権で日本人女性が優勝したニュースのほか、「ちびまる子ちゃん」で知られる漫画家のさくらももこさんの訃報(ふほう)などをお届けします。

◆句動詞 de 英作文
英語の表現力を磨くコーナーを引き続きお楽しみいただきます。句動詞とは、基本的な動詞と副詞や前置詞を組み合わせた用法のこと。難しい単語に頼るのではなく、こうした基本的な単語を使いこなすことを狙って、英作文にトライしていきます。筆者は専修大学文学部教授の田邉祐司さん。目指すのは「普段着の英語表現」です。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画のシナリオと対訳
今週紹介するのは、自閉症女性の初めての挑戦を描いた「500ページの夢の束」です。肉親と離れて自立支援ホームで暮らす21歳のウェンディは、SF「スター・トレック」が大好き。スター・トレック脚本コンテストに応募しようと、500ページの大作を書き上げます。締め切り間際であることに気づいた彼女は、郵送でなく自らロサンゼルスまで届けようと決心。周囲に黙って出発したものの、行く先々でトラブルに見舞われるのです。主人公を演じるのは、「宇宙戦争」などでかつて名子役として鳴らしたダコタ・ファニング。英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英文ライティング道場
毎月第2週に掲載される読者参加型のコーナーです。与えられた課題の「和文英訳」に、読者の皆さんが挑戦しています。投稿作品は、大学で教壇に立つ2人の評者によって入念に添削・講評され、紙上で優秀者が発表されます。道場は新たな挑戦者も多く迎え、活況を呈しています。この連載は皆さんの書く力を試す絶好の機会ですので、ぜひ引き続きご参加ください。今回の題材は、中東情勢について述べた新聞記事の一節です。かなり歯ごたえがあったのではないでしょうか。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、近年、日本でも注目を集める「サイクリング」です。観光地でも移動の手段として有効利用されているという最近のトレンドのほか、安全上の注意についても、英語で説明を加えていきます。

◆日本全国英文表記珍百景
 筆者は、日本国内で目にする英文表記の誤りについて長年研究を続けている小樽商科大学大学院の小林敏彦教授です。各地の商店や飲食店、ホテルや駅などで目にする誤った英文表記を取りあげ、どこに問題があるのかを文法、語法、語彙(ごい)など様々な角度から検証します。小林さんが自ら撮影した写真をもとにわかりやすく解説。「おもてなし」の質の向上にも役立ちそうです。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel Favignana, ITALY
今週号のトラベルのコーナーでは、イタリア南部シチリア島の西に浮かぶ小さな島、ファヴィニャーナ島を訪ねます。アクアマリンの水をたたえる美しい地中海や、島を一望できるサンタ・カテリーナの砦(とりで)からの見事な眺望などが注目ですが、随所に古くからの島の歴史をしのぶことができるスポットもあります。かつて島は、石灰岩の取引で大きな利益を得ていたそうですが、海辺にも採掘の跡が残ります。また、マグロを加工する工場で栄えた時代もあり、往事を記録する博物館もあるそうです。旅の筆者は、こうした島の歴史をたどりながら、多くのレストランが立ち並ぶ街を歩き、その雰囲気にひたるのでした。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は経済ニュースを集めました。米トランプ政権がオバマ政権時代の気候変動対策を転換し、石炭火力発電所への規制を緩和するニュースのほか、8年間にも及んだ金融支援から脱却したギリシャについてのリポートをお送りします。

◆Weekly Picks  世界中からイスラム教徒が集まる「ハッジ」、通訳が奔走
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナーです。今回は、8月にイスラム教徒が最大の聖地であるサウジアラビアのメッカに集まった「ハッジ」(大巡礼)についての話題をお届けします。イスラム教は近年、世界で最も急速に信者が増えている宗教と言われていますが、たとえば世界最大のイスラム国インドネシアのように、信者が必ずしもアラビア語を話せるとは限りません。そこで現地では、英語だけでなく、フランス語やウルドゥー語など数多くの言語をカバーする通訳たちが大活躍しているそうです。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/9/2号

This Week
On the Cover

アジア大会で6冠、競泳の池江璃花子選手

9月2日号の表紙は、インドネシア・ジャカルタで開催されたアジア大会からの一枚です。競泳女子の池江璃花子選手は史上初めて六つの金メダルを獲得。18歳にして、リレー2種目と個人4種目を制する快挙を成し遂げました。このほかにも日本選手の活躍は目立ちます。男子マラソンで井上大仁選手が1986年以来の優勝を果たすなど、8月26日時点ですでに100個を大きく超えるメダルを得ました。この勢いを、2年後の東京五輪にもつなげてほしいところです。

◇今週の注目記事 ================

◇Feature: グテーレス国連事務総長の長崎演説
去る8月9日、国連のアントニオ・グテーレス事務総長が初めて長崎の平和祈念式典に出席しました。その際、グテーレス氏は核廃絶への強い決意を表明する演説をしました。今週号の特集では、英語での演説の全文を紹介し、訳文も掲載します。同氏は被爆者たちのこれまでの貢献に触れながら、核軍縮をめぐる核保有国の姿勢を批判。「核保有国には核軍縮をリードする特別の責任がある」と述べ、「長崎を核兵器の惨害で苦しんだ地球最後の場所にしよう」と呼びかけています。難しい単語にはヒントをつけていますので、初級の読者もぜひ挑戦してみてください。

◇Novel : Danny and the Dinner Ladies 魔女から学校を救え
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。7月からお届けしているのが「Danny and the Dinner Ladies」です。ダニーとジェシカは中学生。ある日、学校の食堂から見慣れたおばさんたちがいなくなり、かわりに新しい女性たちが厨房(ちゅうぼう)に入っていることに気づきます。超常現象を信じるジェシカは、女性たちは魔女だと言いだします。2人が真相を調べると……。これまでAWで「The Haunted Snow Globe」や「Caught on Camera」を連載してきたアンドリュー・ヒッチェンさんが、今回も読者を不思議な世界にご案内します。

◇和t’s cooking?  日本風カレー
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米ニューヨーク在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。今回は、日本風のカレーを紹介します。カレーは米国でも人気で、インドカレーやタイカレーのレストランは多いのですが、日本のカレーは見た目が悪いと受け取られがちなのだそうです。しかし、いったん口にすれば、そのおいしさのとりこになる人が相次ぐのだとか。今回はどんな食文化の人でも食べやすいように、ルーを手作りするレシピを紹介します。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげていきますので、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、夏の甲子園の結果を伝えるニュースのほか、ロンドンの空港で起きたトラブルの話題などを取りあげています。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回はケイトとハンナが数学の先生について話しています。ケイトの数学の先生は、とても厳しいと評判です。昨年、同じ先生に教わった経験があるハンナが、先生に気に入ってもらうための「秘策」を伝授します。今週号では、スキットに登場した表現から「甘党」を紹介・解説しています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。7月から9月までを担当するのはスザンヌ鎌田さんです。スザンヌさんは米ミシガン州生まれ。俳句の美しさに魅せられて1988年に来日し、徳島県の中学・高校で英語を教えました。現在は鳴門教育大准教授を務め、フリーランスライターや小説家としても活躍しています。今回は、娘さんとニューヨークを旅した際のエピソードを紹介してくれています。これまでイスラム教徒に会ったことがなかった娘さんは、彼らに対して「怖い」という先入観をもっていたそうです。旅先での出会いは、娘さんの気持ちをどのように変えたのでしょうか。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今週号で紹介するのは、ある夫婦の実話を描いた作品「ブレス しあわせの呼吸」です。英国人のロビンは美しいダイアナと結婚し、仲むつまじく暮らしていました。しかし、仕事で訪れたケニアでポリオに感染し、首から下が完全に麻痺(まひ)してしまいます。人工呼吸器なしでは生きられなくなり、絶望のふちに沈むロビンでしたが、ダイアナが励まします。病院を出たいという彼の希望をかなえるために、自宅での介護を始めたダイアナ。ロビンは当初、「余命数カ月」と診断されていましたが、友人が開発した人工呼吸器付きの車いすを使うことで、アクティブな生活を楽しむようになり、外国を旅し、障害をもつ人たちの生活改善に尽力するようになるのです。プロデューサーであるジョナサン・カヴェンディッシュの両親の実話をもとにしているというこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる東京周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、神奈川県藤沢市の観光名所、江の島を訪ねます。リサさんが注目したのは、江の島の誕生にまつわる古い伝説でした。五つの頭をもつ竜がこの地にいたという物語。こうした伝説を踏まえて江の島を訪れると、また新たな発見がありそうです。

◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。外国人と接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。今回は、ホテルのコンシェルジュとして働くヒロミのところに、観光で来日しているニュージーランド人夫妻がやって来ます。お薦めのレストランを知りたいそうですが、妻のベティによると、夫は「魚が苦手」とのこと。ヒロミは「何なら大丈夫か?」と尋ねたつもりでしたが、ベティは怒り出してしまいます。いったい何が問題だったのでしょう?

◆翻訳者泣かせの日本語
 日本語に精通した日英翻訳者のクレア田中さんによる連載です。「よろしくお願いします」や「前向きに検討します」といった日本語は、英語に翻訳するのがなかなか難しいものです。ぴったりくる英語にするためにはどんな方法があるのか、実践的なアドバイスをもらいます。今回は、ソーシャルメディアを駆使する際の感情表現について、日本人と英語話者の間にどんな違いがあるかを話題にしています。

◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「バーベキューでベジタリアンの悩み」など、2題をお届けします。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Noirmoutier, FRANCE
今週号のTravelのコーナーでは、フランス中部の大西洋岸に浮かぶノワールムティエ島を訪ねます。フランスを東西に流れるロワール川の河口近くにあり、干潮の時だけ海中から現れる砂州によって、大陸とつながっています。この「海の道」を渡ろうと、多くの観光客が干潮の時間を見計らって押し寄せるのだそうです。さて、島を有名にしているのは、この海の道だけではありません。美食家が愛する名産品があります。一つは、塩田で作られる塩。それから5月の短い期間に限って出荷される「世界で最も高価なジャガイモ」です。旅の筆者は今回、こうした名物を堪能できませんでしたが、フランス人の休暇の楽しみ方の一端を垣間見ることができたようです。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◇News: 前嶋和弘のGlobal beat ニュースを読み解く
国際ニュースを解説する連載です。上智大学総合グローバル学部の前嶋和弘教授(米国政治)が、世界で話題になっているニュースを外国通信社の配信記事から抜粋して英語の表現や単語を解説し、ニュースの背景も読み解きます。頻出する単語や表現が学べるだけでなく、単発の報道だけではわかりにくいニュースも深く理解できるようになるはずです。今回取りあげたのは、最近、米国のメディアで盛んに行われる「Fact check」について解説します。トランプ大統領の発言内容の真偽について、報道機関が客観的データと照らし合わせて明らかにする手法のことです。トランプ氏は自分に批判的なメディアに対し「フェイクニュース」「人々の敵」と非難を繰り返しており、メディアはファクトチェックで対抗していますが、こうした報道をめぐる状況が生まれた背景についても、説明を加えていきます。

◆Weekly Picks  社会運動の応援歌を歌ったアレサ・フランクリンさん
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今回は、8月16日に76歳で亡くなった「ソウルの女王」、アレサ・フランクリンさんの評伝を取りあげます。「Respect」に代表される彼女の歌は強いメッセージ性を持ち、1960年代の公民権運動や、70年代に盛り上がった女性解放運動を代弁する「声」となりました。彼女とマーティン・ルーサー・キング氏との交流、南アフリカのネルソン・マンデラ氏との関係などについて触れながら、彼女の死を悼むオバマ前大統領の声などを紹介しています。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/8/26号

This Week
On the Cover

アートで常識を覆すスプツニ子!さん

8月26日号の表紙は、現代アーティストのスプツニ子!さんです。これまでも時に過激な作品を発表し、見る者の常識的な見方を覆してきましたが、8月中旬には東京・代々木公園で最新作の「レッド・カーペット」を公開しました。シリア難民向けの映画館などを支援するのが狙いの作品で、趣旨に賛同する人たちは自分が好きな映画の一場面のまねをして写真撮影。集まった写真を路上に並べたのです。今回の作品公開に合わせて朝日ウイークリーのインタビューに応じたスプツニ子!さんは「難しく考えがちな支援活動に、楽しみながら参加してもらいたい」と語っています。


◇今週の注目記事 ================

◇Interview: 「人々の想像力かきたてたい」 スプツニ子!さんに聞く
今週号の特集では、現代アーティストのスプツニ子!さんのインタビューを詳報しています。このほど東京・代々木公園で公開した最新作「Red Carpet Love!」の狙いなどについて聴きました。さらには、スプツニ子!さんがアート作品を作り始めたきっかけについても話が及びます。英国人の母と日本人の父の間に生まれ、その容姿をからかわれたこともあるといい、そうした経験が、常識に常に疑問を投げかける彼女の創作活動に深い影響を与えているようです。「アートを通して、人々が想像力を養うきっかけになれば」と語るスプツニ子!さんの、今後の目標についても耳を傾けましょう。

◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミいれてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。ツッコミの切れ味はますます好調です。今年の夏の異常とも言える暑さにすっかりヘトヘトのジェイソンさん。今回は、そんな日本の夏の暑さとその過ごし方にツッコミを入れます。日米での建物の冷房方法や生活様式などの違いを比べながら、なぜ日本の夏がこれほどまでに暑く感じられるのかを考察。もっと夏の過ごし方に融通を利かせてもよいのでは、と提案します。

◇Essay:Risa’s Journal クロスカルチャーな毎日
リサ・ステッグマイヤーさんによる人気エッセーを、引き続きお楽しみいただきます。米国と日本の両方の文化の中で育ち、バイリンガルタレントとして活躍してきたリサさんは現在、育児の真っ最中。2人の子どももバイリンガルに育てようと奮闘中です。今回は7月に引き続き、リサさんの夏休みの思い出を語ってもらいます。リサさんは子どもの頃、夏になると日本を訪れ、祖父母や親戚らと過ごしたのだそうです。そこで過ごした思い出は、リサさんにとって特別なもののようです。夏の終わりが近づくと、リサさんたちは米国に持ち帰るお土産を買いに出かけるのでした。リサさんたちのお気に入りのお土産は、どんなものだったのでしょうか。

◇Novel : Danny and the Dinner Ladies 魔女から学校を救え
 連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。7月から連載中なのは「Danny and the Dinner Ladies」です。ダニーとジェシカは中学生。ある日、学校の食堂から見慣れたおばさんたちがいなくなり、かわりに新しい女性たちが厨房(ちゅうぼう)に入っていることに気づきます。超常現象を信じるジェシカは、女性たちは魔女だと言いだし、2人は真相を調べることにします。これまでAWで「The Haunted Snow Globe」や「Caught on Camera」を連載してきたアンドリュー・ヒッチェンさんが、今回も読者を不思議な世界にご案内します。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。夏休みも終わりに近づいた今回は、ゲームをやっているクリフに、兄のトーマスが語りかけます。まだ読書の宿題が終わっていないというクリフに、本の面白さを伝えようとしています。米国の生活を紹介するミニコラムでは、学校の夏休みの宿題を紹介しています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。7月から9月までを担当するのは、スザンヌ鎌田さんです。スザンヌさんは米ミシガン州生まれ。俳句の美しさに魅せられて1988年に来日し、徳島県の中学・高校で英語を教えました。現在は鳴門教育大准教授を務め、フリーランスライターや小説家としても活躍しています。今回は、自宅で飼っていた長生きの金魚が死んだときのことを語ります。夫とのやりとりを、スザンヌさんはよく覚えていました。

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「観光」に関係がある表現がテーマです。「観光スポット」や「客足」は、英語でどのように言ったらよいのでしょうか。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、米航空宇宙局が太陽のコロナに突入する太陽探査機を打ち上げたニュースのほか、ロサンゼルスの観光名所となっているハリウッドの殿堂をめぐる話題などをお届けします。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、英国ロンドンでシニア世代が活躍する「輝ける人生」です。長年夫に尽くしてきたサンドラは、夫の爵位授与を祝うパーティーで、夫の浮気を知り、家を飛び出します。転がり込んだのは、対照的に気ままな一人暮らしを続けてきた姉のビフの団地でした。夫の裏切りに自信を失い、塞ぎ込むサンドラを立ち直らせようと、ビフはシニア向けのダンス教室に誘います。初めはかたくなだったサンドラですが、やがて心を許すようになり、新たな生き方に目覚めるのです。芸達者な俳優たちが顔をそろえたこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆Books:放課後ブッククラブ
英語多読に関する著書がある林剛司さんが、中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナーです。今週号では、日本の英語学習者を熟知しているRob Waring氏が監修する多読用図書、Page Turnersシリーズから2冊を紹介しています。このシリーズはレベル1から12まで細かく分かれ、アクションやロマンス、スリラーと多彩なジャンルがあるそうで、レベル1から順番に読めば、語彙(ごい)や文法などの復習がしっかりこなせると言います。英語に再チャレンジしている社会人にもお薦めだそうです。今回紹介するのは、「The Beautiful Game」「Hacker」の2冊です。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが、日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回は「台風」を取りあげます。日本列島は台風の通り道にあたり、この季節には特に注意が必要です。台風の発生や発達の仕組みのほか、日本国内への影響などについて、英語で説明を加えていきます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Cartagena, COLOMBIA
今週号のTravelのコーナーでは、南米コロンビアの都市カルタヘナを訪ねます。この地の港は1533年に建設されて以来、大陸各地からの物産を運び出す交易の要衝として栄えてきました。それだけに、海賊による略奪や襲撃のターゲットとされ、町には城壁と要塞(ようさい)が築かれるようになったそうです。この町を「南米の入り口」と呼ぶ旅の筆者は、歴史を振り返りながら、城壁に囲まれた町を歩きます。世界遺産にも登録されている旧市街の町並みだけでなく、人々の気風にも筆者は魅力を感じたようです。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は宗教関連のニュースを特集しました。ローマ・カトリック教会が死刑を一切認めない方針を打ち出し、関係各国にも波紋が広がっているといったニュースなどを紹介しています。

◆Weekly Picks  「日本のサッチモ」、ニューオーリンズの音楽祭で表彰
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今回は、「日本のサッチモ」と呼ばれるジャズトランペット奏者の外山喜雄さんを取りあげます。外山さんは若い頃、サッチモこと故ルイ・アームストロングにあこがれ、その生誕地である米ニューオーリンズに渡り、ジャズを学びます。日本に戻ってミュージシャンとして活動するようになってからもニューオーリンズとの交流は続き、2005年に町がハリケーン・カトリーナに襲われた後にも、楽器などを贈って支援してきました。ニューオーリンズの音楽祭で毎年のように演奏を続けてきた外山さんは、今年、生涯功労賞に相当する賞を受けることになりました。AP通信の記事は、その歩みを紹介しています。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2018/8/19号

This Week
On the Cover

100回目の夢の舞台、熱戦続く高校野球

全国高校野球選手権大会が第100回の記念大会を迎えました。8月19日号は高校野球を特集しています。表紙も熱戦が続く今年の夏の甲子園からのカットを集めました。第100回のボードが大きく掲げられた開会式では、すべての大会に参加してきた「皆勤校」の主将らが行進。大会期間中、松井秀喜氏ら甲子園を彩った「レジェンド」たちが連日、日替わりで始球式を務め、歴史を振り返る機会ともなっています。そんな特別な大会でも、球児たちが一球一球に込める思いはいつもの年と変わりません。アルプススタンドでの応援も、ボルテージが上がっていきます。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: 米国人が見た高校野球/ウィリアム・W・ケリー米エール大名誉教授らが読み解く
100回目の節目を迎えた高校野球をめぐる今週号の特集では、日本の夏の風物詩が米国人の目にどのように映っているのか、エッセーを2題掲載しています。まずは、文化人類学者のウィリアム・W・ケリー米エール大名誉教授の寄稿です。日本の野球に詳しく、阪神タイガースとファンをテーマにした著作もあるケリー氏が、高校野球をめぐり、社会的・文化的な考察をしてくれています。「日本人は高校野球を通じて敗北を受け入れることを学んでいる」という論考には、納得する読者の方も多いでしょう。もう1本は、AW編集チームで英文編集を担当するディヴィッド・マーハーが、甲子園観戦の思い出を語ります。野球ファンの彼は来日後、すっかり甲子園の魔力にとりつかれたと言います。「大会ですべての試合を観戦することが夢」と語りますが、その魅力はいったいどこにあるのでしょうか。

◇英語ガイドに挑戦! 実践編
大手旅行会社に長年勤務し、通訳ガイドの指導などの経験も豊富な根岸正さんによる連載がリニューアル。佐藤道子さんにも新たに筆者に加わってもらった「実践編」です。2020年の東京五輪・パラリンピックを前にして、海外から日本を訪れる観光客をもてなしたいというニーズが高まっています。通訳ガイドやボランティアを目指す読者に向けて、簡単な英語で旅のお手伝いをする秘訣(ひけつ)を伝授します。「実践編」では、実際の観光地を訪ねる想定で、外国からのお客様をご案内してみます。取りあげるスポットは関東圏が多くなりますが、それ以外にお住まいの方も応用が可能です。今回からは2回にわたり、鎌倉を訪ねます。まずは多くの外国人観光客でにぎわう長谷寺に足を向けます。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、かつて「淀橋」と呼ばれていた東京・西新宿を訪ねます。当地の高級ホテルにあるレストランで、誕生日のディナーを楽しむのがリサさんの恒例行事だそうです。眼下の新宿中央公園を眺めながら、かつての浄水場が高層ビル街に姿を変えるに至った街の歴史に思いをはせるのでした。

◇Novel : Danny and the Dinner Ladies 魔女から学校を救え
 連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。7月から始まったのは「Danny and the Dinner Ladies」です。ダニーとジェシカは中学生。ある日、学校の食堂から見慣れたおばさんたちがいなくなり、かわりに新しい女性たちが厨房(ちゅうぼう)に入っていることに気づきます。超常現象を信じるジェシカは、女性たちは魔女だと言いだし、2人は真相を調べることにします。これまでAWで「The Haunted Snow Globe」や「Caught on Camera」を連載してきたアンドリュー・ヒッチェンさんが、今回も読者を不思議な世界にご案内します。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。夏休みも終盤に近づいた今週号では、ジュリアとケイトが新学期に備え、ショッピングセンターで通学用の服を買い求めます。ケイトは通学用のリュックサックも買うのですが、いろいろと2人の好みは分かれるようです。米国の生活を紹介するミニコラムでも、「back-to-school」セールで登校時の服を選ぶ高校生の様子を紹介しています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。7月から9月までを担当するのは、スザンヌ鎌田さんです。スザンヌさんは米ミシガン州生まれ。俳句の美しさに魅せられて1988年に来日し、徳島県の中学・高校で英語を教えました。現在は鳴門教育大准教授を務め、フリーランスライターや小説家としても活躍しています。今回は、子どもの夏休みの宿題について語ります。スザンヌさんが頭を抱えた宿題とは、いったい何だったのでしょうか。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、ベトナムで巨大な手のひらが支える遊歩道が観光客の人気を集めているという話題のほか、メキシコで起きた航空事故のニュースなどを紹介しています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、ミュージカルの「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」です。ブロードウェー・ミュージカルを映画化した2008年の「マンマ・ミーア!」の続編になります。スウェーデンの人気グループABBA(アバ)のヒット曲をふんだんに織り交ぜ、前作の10年後と過去を交互に描いていきます。ギリシャの小島で、母ドナのホテルを改修して再開を控えるソフィは、夫との心のズレで気持ちが沈んでいます。映画では並行して、ドナが若い頃、ソフィの父親候補の3人の男性とどのように出会い、別れたのかが語られていきます。メリル・ストリープら前作のキャストが顔をそろえたこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、ホテルでコンシェルジュとして働いているマキコが、バス旅行に出かける宿泊客を見送ろうとしています。まだ乗車していない米国人のジュディに急ぐように伝えますが、彼女の機嫌を損ねてしまいます。いったい何が問題だったのでしょう?

◆翻訳者泣かせの日本語
 日本語に精通した日英翻訳者のクレア田中さんによる連載です。日本語をぴったりくる英語に翻訳するための実践的なアドバイスをもらいます。今回は、日本でよく見かけるセールスコピーである「こだわりの」という表現について考えてみます。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Alacati, TURKEY
今週号のTravelのコーナーでは、トルコ南西部のイズミル地方で、エーゲ海に突き出た半島に位置するアラチャトゥの町を訪ねます。近隣から様々な民族が移り住んだ歴史を持ち、バルコニーや彩色された窓枠などの特徴をもつギリシャ風の建物を見ることができるそうです。決して有名な観光地とは言えませんが、この地が注目されるようになったのは、いつも吹き続ける「風」がきっかけだったとか。ウィンドサーフィンが盛んで、ワールドカップが開かれるようになり、世界中のファンが「聖地」とも呼ぶのだそうです。10代のころに教わったことがあるという旅の筆者も、久方ぶりにウィンドサーフィンに挑戦してみます。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は、ビジネスに関連するニュースを集めてみました。スターバックスが中国の各都市で、アリババ集団と提携してコーヒーの宅配に乗り出すという話題のほか、販売低迷や欧州の報復関税に悩む米ハーレーが打ち出した新たな戦略についてのニュースを紹介しています。

◆Weekly Picks  鍛錬怠らぬeスポーツのプレーヤーたち
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナー。今回は、対戦型のコンピューターゲームで勝敗を競う「eスポーツ」についてのリポートを取りあげます。ゲームと言えば、「たかだか遊びではないか」と見られがちですが、2022年アジア大会で正式競技になることが決まり、国際オリンピック委員会も将来の五輪採用を模索するなど、新たなスポーツの形として注目を集めています。トップ選手はほかの競技のアスリートたちと同様に、普段から健康を管理し、厳しいトレーニングに励んでいるといいます。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/8/12号




This Week
On the Cover

世界中が暑すぎる!

8月12日号の表紙は、暑さに耐えかねて、仕事帰りに公園の滝に寝転がるベルリンの女性の写真です。この夏、記録的な猛暑に見舞われているのは、日本だけではありません。米カリフォルニア州では気温が50度を超えたところがあり、極度の高温と乾燥で山火事が猛威を振るっています。北欧の北極圏でも、30度超を観測しています。ノルウェーでは、トナカイなどの野生動物が熱波を避けて比較的涼しいトンネルに集まることから、ドライバーは気をつけないといけないそうです。ベルリンの女性のように、人間も水浴びでもしなければ、とても過ごせない酷暑になっています。





◇今週の注目記事 ================



◇Special: 紛争続くウクライナ東部/命を脅かされている子どもたちに平和を

今週は、月に一度連載しているアグネス・チャンさんの「地球うおっちんぐ」の拡大版です。ユニセフのアジア親善大使を務めるアグネスさんが、ウクライナ東部を訪ねました。現地では、独立を訴える親ロシア派と政府軍の間で紛争が続いています。両勢力の支配地域を隔てるコンタクトライン(接触線)周辺の町を歩くと、日常的に砲撃の危機におびえる子どもたちの姿がありました。現場の雰囲気を伝える複数の写真を交えた2ページのリポートをご覧下さい。



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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげていきますので、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、アメコミのヒーロー「アイアンマン」を思い起こさせる空飛ぶスーツをロンドンの百貨店が売り出したというニュースのほか、英国東部の村で開かれたカタツムリレースの話題などを取りあげています。


◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、同級生のハリソンのバンド演奏を公園に聴きに行こうと支度するマリーと母親の会話です。マリーは大勢の友達に声をかけ、ピクニックにしてしまおうという算段のようですが、母エレンも興味をひかれます。


◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。7月から9月までを担当するのはスザンヌ鎌田さんです。米ミシガン州生まれ。俳句の美しさに魅せられて1988年に来日し、徳島県の中学・高校で英語を教えました。現在は鳴門教育大准教授を務め、フリーランスライターや小説家としても活躍しています。今回は、徳島県の豊島にある「心臓音のアーカイブ」を訪ねます。フランスの芸術家クリスチャン・ボルタンスキー氏が、世界中の人々の心臓音を収集しているプロジェクト。スザンヌさんは、そこで自分の鼓動を録音した時の体験を紹介してくれます。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今週号で紹介するのは、犯罪プロフェッショナル集団の活躍を描いた「オーシャンズ」シリーズの最新作「オーシャンズ8」。前作までのリーダー格だったダニー・オーシャンの妹デビー率いる女性チームが、女優の身に付けられた宝石を強奪するという離れ業に挑む物語です。豪華な出演者も見どころで、サンドラ・ブロックのほか、アン・ハサウェイ、ケイト・ブランシェットら人気俳優が集まり、それぞれ魅力を発揮しています。作品の一部を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。


◇Novel : Danny and the Dinner Ladies 魔女から学校を救え
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。7月からお届けしているのが、その第2弾「Danny and the Dinner Ladies」です。ダニーとジェシカは中学生。ある日、学校の食堂から見慣れたおばさんたちがいなくなり、かわりに新しい女性たちが厨房(ちゅうぼう)に入っていることに気づきます。超常現象を信じるジェシカは、女性たちは魔女だと言いだし、2人は真相を調べることにします。これまでAWで「The Haunted Snow Globe」や「Caught on Camera」を連載してきたアンドリュー・ヒッチェンさんが、今回も読者を不思議な世界にご案内します。


◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は「発達障害の彼女の弟、もう限界」の相談をお届けします。



上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◇News: Environment
経済や文化、スポーツ、科学など、さまざまなテーマのニュースを週替わりで紹介しています。今週取り上げたのは「環境」。今年の夏は世界各地が猛暑に見舞われていますが、地球温暖化のため、将来はさらなる熱波や高温になるだろうと専門家たちが警告を発しています。スタンフォード大の研究によると、高い気温と自殺率の増加には相関関係があり、温暖化を抑えないと被害は深刻化しかねないとか。このほか、今後、燃料を化石燃料から再生可能エネルギーに転換していかないならば、冷房需要の増加がさらなる温暖化を招きかねないといった話題も紹介しています。


◆Weekly Picks  子どもが見た戦争の情景、おもちゃ使い再現
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今回は、子どもたちが描いた戦場の絵を、おもちゃを使って再現している米国人写真家ブライアン・マッカーティーさんの活動を取りあげます。ユニークな試みは、紛争地の出来事を自分とは関係ないと考えがちな人々の関心を引くための仕掛けなのだそうです。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/8/5号

This Week
On the Cover

進化する名脇役 サイモン・ペッグさん

8月5日号の表紙は、英国の俳優サイモン・ペッグさんです。トム・クルーズさん扮する敏腕スパイが活躍する映画「ミッション:インポッシブル」シリーズの最新作で、その相棒を演じています。新作の公開に先立って来日したペッグさんはAWのインタビューに応じてくれました。シリーズへの出演はこれが4作目。最初は目立たない役で登場したのですが、徐々に存在感を増し、今ではシリーズに欠かせない重要なキャラクターになりました。その役柄のステップアップを、ペッグさんはハリウッドで活躍するようになった自身の俳優としてのキャリアと重ね合わせているそうです。

◇今週の注目記事 ================

◇Special: 時代の最先端を走り続ける前衛芸術家・草間彌生の世界
今週号はいつものトラベルのコーナーをお休みして、アートを特集します。水玉模様をモチーフにした作品などで知られる草間彌生さんの個展「人生は虹の心」が、インドネシア・ジャカルタの美術館で9月上旬まで開催されています。今回の個展について、美術専門のウェブサイト「Tokyo Art Beat」の英語版編集者、ジェニファー・パストリーさんがリポート。作品の画像をふんだんに紹介しながら、この世界的な前衛芸術家の魅力を探ります。記事では、草間さんのこれまでの歩みも振り返っています。

◇Feature: The Very Hungry Grandpa はらぺこおじいさん
今週号は夏の特別編。連日の猛暑を吹き飛ばしていただこうと、とっておきの「怪談」を読み切りでご用意しました。筆者は、静岡県在住の作家でホラー小説が専門の松浦テリーサさんです。「はらぺこおじいさん」とは、有名な子ども向けの絵本を思い起こさせるかわいいタイトルですが、果たして……。難しい単語などにはヒントや解説をつけていますが、まずはヒントを見ないで、想像力を働かせて読んでみることをおすすめします。

◇Interview: サイモン・ペッグさんに聴く「脇役の妙」
今週号は特集がもう1本。このほど公開の映画「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」で、主人公の相棒を演じている俳優のサイモン・ペッグさんのインタビューを詳報します。自身が演じるベンジー・ダンという脇役は、映画にどのような味を加えているのでしょうか。自身の俳優生活を振り返りながら、脇役を演じることの楽しみを語ってくれています。

◇Novel : Danny and the Dinner Ladies 魔女から学校を救え
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。7月からお届けしているのが、その第2弾「Danny and the Dinner Ladies」です。ダニーとジェシカは中学生。ある日、学校の食堂から見慣れたおばさんたちがいなくなり、かわりに新しい女性たちが厨房(ちゅうぼう)に入っていることに気づきます。超常現象を信じるジェシカは、女性たちは魔女だと言いだし、2人は真相を調べることにします。これまでAWで「The Haunted Snow Globe」や「Caught on Camera」を連載してきたアンドリュー・ヒッチェンさんが、今回も読者を不思議な世界にご案内します。

◇和t’s cooking?  なめろう
今や世界に広がっている和食の「いま」を、英語で紹介する好評連載です。筆者は、外国人向けに日本の家庭料理を教える教室を主宰してきた滑志田(なめしだ)真理さん。現在は米フィラデルフィア在住で、欧米人に受ける和食のアレンジや、海外での和食のトレンドなども随時紹介してもらいます。世界中で人気の和食を英語で紹介するヒントがたっぷり詰まっていますので、海外からのお客さまの「おもてなし」に生かすこともできそうです。今回は、アジを使ったレシピの「なめろう」を紹介します。料理教室で魚のさばき方を教える際、実は滑志田さんはなめろうを選ぶのだとか。生徒たちの多くに好評なのだそうですが、あえてなめろうを選ぶのには、別の理由もあるようです。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆100語で読むニュース
初級者向けにコンパクトなニュースを紹介するコーナーです。語句を解説するヒントも充実しており、英文ニュースの入門編として活用できます。国内で報道されたニュースも多く取りあげていきますので、「このニュースは英語でどう報じられているのか」といった疑問にも答えていきます。今回は、スターバックスがプラスチック製ストローの提供を2020年までに世界全店でやめるというニュースのほか、ブリュッセルやロンドンから届いた話題などを取りあげています。

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回はマリーやハンナたちが、カフェで毎月恒例となっているトリビアクイズに参加します。問題は20問。正解が最も多いチームが優勝というゲームです。順調に回答を続けてきたマリーたちですが、思わぬ難問に頭をひねります。米国の生活を紹介するミニコラムも、人気を集めているというこうしたトリビアクイズについて、紹介しています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。7月から9月までを担当するのはスザンヌ鎌田さんです。スザンヌさんは米ミシガン州生まれ。俳句の美しさに魅せられて1988年に来日し、徳島県の中学・高校で英語を教えました。現在は鳴門教育大准教授を務め、フリーランスライターや小説家としても活躍しています。今回は、娘さんと一緒にパリの街を歩いていたときのエピソードを紹介してくれています。地下鉄に乗り込んだ2人ですが、そこでストリートミュージシャンに遭遇します。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今週号で紹介するのは、全員がスーパーパワーをもつ家族が主人公のアニメ「インクレディブル・ファミリー」です。2004年公開の大ヒット作「Mr.インクレディブル」の続編です。そのパワーが危険視され、ヒーローとしての活動を禁じられたMr.インクレディブルことボブたち一家は、ごく普通の生活を送っていました。そんなある日、妻のヘレンがヒーロー復活のかかった任務を依頼されます。自身が仕事を任されなかったボブは落胆しながらも、家で子どもたちの世話をすることになるのですが、慣れない家事に悪戦苦闘します。そんな中で、新たな敵が家族にも迫るのです。前作と同じメンバーが多く声優として登場するこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、日帰りで出かけることができる東京周辺のお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、神奈川県小田原市にある「江之浦測候所」を訪ねます。測候所という名前がついてはいますが、実は写真家・建築家として知られる杉本博司さんが手がけた複合文化施設です。眼下に相模湾を見渡す高台には、ギャラリーや茶室、庭園などが点在しています。その不思議な魅力に迫ります。

◆デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。外国人と接する場面を取りあげ、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いたりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。今回は、ホテルのベルボーイとして働いているサトルが、米国人宿泊客のアリスを高層階の眺めの良い部屋に案内します。最初は部屋を気に入っていたアリスですが、なぜか急に不機嫌になってしまいました。いったい何が問題だったのでしょう?

◆翻訳者泣かせの日本語
 日本語に精通した日英翻訳者のクレア田中さんによる連載です。「よろしくお願いします」や「前向きに検討します」といった日本語は、英語に翻訳するのがなかなか難しいものです。ぴったりくる英語にするためにはどんな方法があるのか、実践的なアドバイスをもらいます。今回は、公共施設などでよく見かける「ふれあい広場」や「国際交流」といった名称や表記についてです。直訳しただけでは、うまく意味が伝わらないそうです。

◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「20代後半、子を産むべきか悩む」「招待の取り消しは失礼?」の相談2題をお届けします。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◇News: 前嶋和弘のGlobal beat ニュースを読み解く
国際ニュースを解説する新連載です。上智大学総合グローバル学部の前嶋和弘教授(米国政治)が、世界で話題になっているニュースを外国通信社の配信記事から抜粋して英語の表現や単語を解説し、ニュースの背景も読み解きます。頻出する単語や表現が学べるだけでなく、単発の報道だけではわかりにくいニュースも深く理解できるようになるはずです。今回取りあげたのは、米国の連邦最高裁の判事の指名に関するニュースです。中道派のアンソニー・ケネディ判事が高齢のため引退を決めたことで、その後任人事が注目されてきました。トランプ大統領は大方の予想通り、保守派で知られるブレット・カバノー氏を指名し、議会上院での承認が焦点になってきています。最高裁判事の人事が米国政治でなぜこれほどまでに注目を集めるのか、解説していきます。

◆Weekly Picks  野球から姿を消すアフリカ系米国人
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今回は、野球をめぐる米国での話題を取りあげます。70年余り前にジャッキー・ロビンソンがデビューして以来、米大リーグでは多くの黒人のスタープレーヤーが活躍してきました。しかし今、異変が起きていると言います。かつては先発出場選手の約2割を占めたという黒人選手は、7パーセント以下に減少。リトルリーグでも似たようなことが起きているそうです。記事では、バスケットボールのレブロン・ジェームズのような「ロールモデル」が野球には見当たらないため、黒人の子どもたちを引きつけられなくなっている、と分析しています。人気回復を目指す野球関係者の新たな取り組みも紹介しています。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/7/22-29号

This Week
On the Cover

サッカーW杯で多様性の勝利、フランスが2度目の優勝

7月22日-29日合併号の表紙は、フランスの20年ぶり2度目の優勝で幕を閉じたサッカー・ワールドカップ(W杯)からの一枚です。栄冠を手にしたフランス代表は、カメルーンとアルジェリアにルーツをもつ両親のもとに生まれたエムバペ選手に代表されるように、移民など様々な背景をもつプレーヤーたちの活躍が光りました。フランス以外でも、ベルギーやイングランド、スイスなど、今大会で好成績を収めた多くのチームで、こうした多様性を一つにまとめあげたことが、強さの根源になっていたようです。W杯の記事は初級ニュースのページでも扱っています。


◇今週の注目記事 ================

◇Special: ふるさとを英語で案内してみよう!
いよいよ夏休み。観光地が多くの人出でにぎわう季節になりました。2018年は訪日外国人数がこれまでの最速のペースで1千万人を突破し、インバウンド(外国人の訪日旅行)がますます注目を浴びています。首都圏以外の日本の各地でも、外国人観光客の姿が多く見られるようになっています。そこで今週号は、「地元を英語で案内」をテーマにした特集です。このほど刊行された「中学英語で京都を案内しよう〈名所編・伝統産業編〉」(京都新聞社)を題材にして、簡単な英語でのガイドの実例を取りあげます。このほかにも、日本の各地を紹介するためのヒントになる本を紹介します。

◇Special: Speak up @ Work 外国人観光客の誘致を担当、JTBグループの齋藤秀俊さん
「Speak up @ Work」は、仕事で英語を多用している人を訪問してインタビューする企画です。その仕事ではどんな表現が頻繁に使われているのか。働く人たちはどうやって英語力を磨いてきたのか。そんな「働くための英語」を現場から学んでいきます。英語にかかわる仕事に就くことを夢見る中高生や大学生には必見のシリーズです。今週号は、JTBグローバルマーケティング&トラベルの齋藤秀俊さんにご登場いただきます。外国人観光客の誘致・集客がお仕事です。最近の外国人観光客のトレンドなどを聴いたほか、高校の修学旅行が初めての海外体験だったという齋藤さん自身の英語学習法も尋ねています。

◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミいれてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。ツッコミの切れ味はますます好調です。今回は、日本の学校の部活動について、鋭いツッコミを入れています。学校の部活動をめぐっては、スポーツ庁が今年3月、週2日以上の休日を求めるガイドラインを示すなど、見直しの動きが広がっています。それでも、ジェイソンさんの目には、長すぎる拘束時間や厳しすぎる規律など、疑問に映ることが多いそうです。自身の米国での経験と比較しながら、考えを述べていきます。

◇Essay:Risa’s Journal クロスカルチャーな毎日
リサ・ステッグマイヤーさんによる人気エッセーを、引き続きお楽しみいただきます。米国と日本の両方の文化の中で育ち、バイリンガルタレントとして活躍してきたリサさんは現在、育児の真っ最中。2人の子どももバイリンガルに育てようと奮闘中です。今回は7月と8月の2回に分けて、リサさんの夏休みの思い出を語ってもらいます。リサさんは子どもの頃、夏になると日本を訪れ、祖父母や親戚らと過ごしたのだそうです。その際の飛行機の旅は、リサさんの記憶に刻まれています。1970年代はまだ海外旅行がいまのように一般的でなかった時代で、空の旅も今と比べると、ずいぶんとゆったりしたものだったようです。

◇Novel : Danny and the Dinner Ladies 魔女から学校を救え
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。7月から始まったのが、その第2弾「Danny and the Dinner Ladies」です。ダニーとジェシカは中学生。ある日、学校の食堂から見慣れたおばさんたちがいなくなり、かわりに新しい女性たちが厨房(ちゅうぼう)に入っていることに気づきます。超常現象を信じるジェシカは、女性たちは魔女だと言いだし、2人は真相を調べることにします。これまでAWで「The Haunted Snow Globe」や「Caught on Camera」を連載してきたアンドリュー・ヒッチェンさんが、今回も読者を不思議な世界にご案内します。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、マリーが父親のジョージ、兄のジャスティンと一緒に、湖へ釣りに出かけます。湖の上は気分が良さそうですが、マリーはどうも退屈気味のようです。米国の生活を紹介するミニコラムでも、米国の釣り事情を紹介しています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。7月から9月までを担当するのは、スザンヌ鎌田さんです。スザンヌさんは米ミシガン州生まれ。俳句の美しさに魅せられて1988年に来日し、徳島県の中学・高校で英語を教えました。現在は鳴門教育大准教授を務め、フリーランスライターや小説家としても活躍しています。今回は、よく利用するという県立図書館での出来事についてです。本をリクエストすると、購入してもらえることを普段からありがたく思っていたスザンヌさん。自身の小説が初めて出版されたことに気を良くして……。


◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「ネガティブな性格」に関係がある表現がテーマです。「根に持つタイプ」や「そそっかしい」は、英語でどのように言ったらよいのでしょうか。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、東京のお茶の水女子大が国立大学として初めてトランスジェンダーの学生に門戸を開く方針を決めたニュースのほか、サッカーW杯での日本代表の結果を的中させた、あのタコの話題などをお届けします。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、最近、話題作への出演が相次いでいるシアーシャ・ローナン主演の「追想」です。バイオリン奏者のフローレンスと、歴史学者を志す純朴な青年エドワードは結婚式を挙げ、新婚旅行先のチェジル・ビーチで、甘いひとときを過ごすはずでした。しかし、ホテルの部屋で食事をしても会話は弾まず、ぎこちない雰囲気に包まれます。回想の場面から、2人の家庭環境や経済状況などのバックグラウンドの違いが浮き彫りになっていきます。英国の作家イアン・マキューアンの小説を映画化した異色の文芸作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆Books:放課後ブッククラブ
英語多読に関する著書がある林剛司さんが、中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナーです。今週号では、Stink少年を主人公にしたシリーズから、2冊を紹介します。段階別多読図書ではなく、英語のネイティブの子どもたちが読む児童書です。難しい構文や単語は使われない一方で、ネイティブが日常的に使う口語表現があったり、文化的背景や慣習などの知識がないと分かりづらい場面が出てきたりしますが、最初のうちはあまり気にせず、読み続けることが大切だそうです。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが、日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回は、日本の夏の風物詩である「花火」を取りあげます。花火の起源や日本での歴史のほか、各地で開かれる花火大会の模様などについて、英語で説明を加えていきます。

◆Dear Annie 十人十色の人生模様
コラムニストのAnnie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えます。米国の口語表現や米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「年齢を重ねるのが苦痛」「子守の謝礼はお金で欲しい」の相談2題を紹介します。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Malacca, MALAYSIA
今週号のTravelのコーナーでは、マレーシアの港湾都市マラッカを訪ねます。首都クアラルンプールから南へ約150キロ。東西交易の要衝であるマラッカ海峡に面して栄えましたが、それゆえに欧米列強に狙われ、相次いで支配下に置かれたという歴史があります。もとはマラッカ王国の下、イスラム化が進みましたが、その後、ポルトガル、オランダ、英国の手に渡ります。こうした歴史を背景としてマラッカでは、オランダ風の建物やポルトガル時代の古い建造物、英国式のバー、チャイナタウンやイスラム寺院といった具合に、東西の様々な文化が街の中で融合しているのです。旅の筆者も有名な夜市を訪れ、多様な食文化を堪能します。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は教育のニュースを特集しました。米トランプ政権が、大学入学時に人種に配慮する方針を撤回したニュースなどを紹介しています。

◆Weekly Picks  水不足を南極の氷山で解消? 南アフリカ・ケープタウン
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今回は、南アフリカからの話題を取りあげます。深刻な水不足に悩まされている大都市ケープタウンでは、海水の淡水化施設を建設したり、節水を呼びかけたりといった対策がとられていますが、そんな中、約2千キロ離れた南極から、氷山を切り出して船で牽引(けんいん)してくるという壮大なアイデアが浮上しています。氷山を水源にしようと提案した民間業者は自信たっぷりですが、果たして実現するのでしょうか。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2018/7/15号

This Week
On the Cover

西日本で記録的豪雨、広い範囲で被害

7月15日号の表紙は、今月上旬、西日本を襲った記録的豪雨からの一枚です。停滞した梅雨前線の影響で、九州地方から中部地方にかけての広い範囲で大雨が降り、土砂崩れや河川の氾濫(はんらん)などが相次ぎました。各地で大きな被害が出ており、死者・行方不明者が100人を超え、平成に入って最悪の惨事となっています。取り残された人たちや行方不明になっている人たちの懸命の捜索が続く一方で、被災した人たちの生活再建の歩みも始まっています。写真は岡山県倉敷市での撮影。豪雨の報道は初級ニュースのページでも掲載しています。

◇今週の注目記事 ================

◇Special: 山に魅了される人間の深層心理に迫る/ドキュメンタリー映画「クレイジー・フォー・マウンテン」監督に聴く
いよいよ登山シーズンが本格化します。今週号の特集では、このほど日本でも公開されるドキュメンタリー映画「クレイジー・フォー・マウンテン」のジェニファー・ピードン監督のインタビューを紹介します。映画は、世界の山々の美しい映像と、オーストラリア室内管弦楽団の演奏がコラボ。「なぜ人は頂上を目指すのか」という素朴な疑問を持ったピードン監督が、山に魅せられた人々の心理に迫っています。ピードン監督はこのほど朝日ウイークリーのインタビューに応じ、映画の狙いなどについて語りました。一方、この映画では、米俳優のウィレム・デフォーが語るナレーションも魅力の一つです。特集では、そのさわりの部分を、日本語の対訳つきでお届けします。また、映画に登場するダイナミックな写真の数々も、あわせて紹介しています。

◇英語ガイドに挑戦! 実践編
大手旅行会社に長年勤務し、通訳ガイドの指導などの経験も豊富な根岸正さんによる連載がリニューアル。佐藤道子さんにも新たに筆者に加わってもらい、「実践編」が始まりました。2020年の東京五輪・パラリンピックを前にして、海外から日本を訪れる観光客をもてなしたいというニーズが高まっています。通訳ガイドやボランティアを目指す読者に向けて、簡単な英語で旅のお手伝いをする秘訣(ひけつ)を伝授します。「実践編」では、実際の観光地を訪ねる想定で、外国からのお客様をご案内してみます。取りあげるスポットは関東圏が多くなりますが、それ以外にお住まいの方も応用が可能です。今回訪ねるのは、横浜の本牧地区にある三渓園。歴史的にも興味深い日本伝統の建造物を見ることができます。お客様を案内しながら、くつろいだ時間を過ごしていただきましょう。

◇Lisa’s In and Around Tokyo
フォトグラファーのリサ・ヴォートさんが、東京とその周辺の、日帰りで出かけることができるお薦めスポットを訪ね、興味深い切り口で紹介します。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催に向け、英語でお客様を案内するためのヒントがいっぱいです。今回は、東京・大手町のオフィスビル街にあるユニークな施設「大手町牧場」を訪ねます。人材派遣大手のパソナが手がけ、酪農や食育を学ぶことを目的としています。かわいい動物たちと触れあいながら、のんびりした時間を過ごせるというこのスポットの魅力を紹介します。

◇Novel : Danny and the Dinner Ladies 魔女から学校を救え
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。7月から始まったのが、その第2弾「Danny and the Dinner Ladies」です。ダニーとジェシカは中学生。ある日、学校の食堂から見慣れたおばさんたちがいなくなり、かわりに新しい女性たちが厨房(ちゅうぼう)に入っていることに気づきます。超常現象を信じるジェシカは、女性たちは魔女だと言いだし、2人は真相を調べることにします。これまでAWで「The Haunted Snow Globe」や「Caught on Camera」を連載してきたアンドリュー・ヒッチェンさんが、今回も読者を不思議な世界にご案内します。


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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号では、夏休みのアルバイトで、ハリソンがメルバの家の前の塀を塗装します。厳しい日差しが照りつけるなかでの作業になり、メルバがハリソンに声をかけます。米国の生活を紹介するミニコラムも、高校生のアルバイト事情の一端を紹介しています。

◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる外国人による異文化エッセー。7月から9月までを担当するのは、スザンヌ鎌田さんです。スザンヌさんは米ミシガン州生まれ。俳句の美しさに魅せられて1988年に来日し、徳島県の中学・高校で英語を教えました。現在は鳴門教育大准教授を務め、フリーランスライターや小説家としても活躍しています。今回は、スザンヌさんが日本で服を買うときの悩みについてです。かつては日本で自分に合うサイズの服を見つけることが難しかったといいますが、最近は事情が変わってきたようです。

◆100語で読むニュース News in 100 Words
コンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、タイの洞窟に入って連絡がとれなくなっていた少年らが無事でいるところを確認されたというニュースのほか、インドの銀行で起きたハプニングなどを紹介しています。

◆英語豆知識 こぼれっぱなし
 学習院大学文学部の真野泰教授による新連載です。英語をめぐる豆知識を、肩のこらないコラムでお届けします。今回は、野球で使う英語表現について、かつての名著を片手に、さまざまなうんちくを傾けています。


中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する作品は、人気シリーズの最新作「ジュラシック・ワールド/炎の王国」です。最先端の科学技術で現代によみがえった恐竜が巻き起こす恐怖を描くシリーズの第5弾になります。前作で恐竜のテーマパークが壊滅してから3年。舞台となった島で火山が噴火し、生き残った恐竜たちが危険にさらされます。パークの元管理者で今は恐竜保護団体の代表を務めるクレアと、元恐竜監視員のオーウェンは、ある財団の支援を受けて、恐竜の救出を目指して島に向かいます。しかし、その裏では、恐ろしい陰謀が画策されていました。英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◇デイビッド・セインのおもてなしの極意
これまで200冊以上の英会話本を世に送り出してきた英語教育界のカリスマ、デイビッド・セインさん。今度の連載のテーマは「おもてなし」です。日本を訪れた外国人と接する機会を想定し、親切心から発した言葉が、意外にも相手の気分を害してしまったり、誤解を招いてしまったりした失敗例を取りあげます。円滑なコミュニケーションのためのヒントが詰まっています。さて今回は、米国から来日した友人のピーターの観光案内をしているマリアでしたが、ピーターの行方がわからなくなってしまい、宿泊先に電話を入れます。すると、受付のヒロコから意外な返事が返ってきて……。いったい何が問題だったのでしょう?

◆翻訳者泣かせの日本語
 日本語に精通した日英翻訳者のクレア田中さんによる連載です。日本語をぴったりくる英語に翻訳するための実践的なアドバイスをもらいます。今回は、日本食人気に伴い、機会も増えてきているというレシピの翻訳について、考えてみます。しばしば「適量」という表現に出合いますが、英語ではどう訳すべきなのでしょうか。

◆シミケンの比べてわかる英単語
 これまで「語源でサクサク英単語」を連載していた清水建二さんによる新連載です。同じように「投げる」と訳される単語でも、throw とcast、tossでは、使い方や意味あいが違ってきます。使い分けを勉強していきましょう。


上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel : Rangiroa, FRENCH POLYNESIA
今週号のTravelのコーナーでは、有名なタヒチ島がある南太平洋のフランス領ポリネシアを訪ねます。旅の筆者が過ごしたのは、その中でも、ツアモツ諸島にあるランギロア島でした。この島は、モツと呼ばれる小島がいくつもリング上に連なっており、リングの内側には世界でも有数の大きさのラグーンがあります。人口はわずか2500人程度の島ですが、世界中のダイバーあこがれの地と言われるほどの美しい海を誇っており、筆者もシュノーケリングに挑戦してみました。さらに、この地ではブドウが栽培され、サンゴ礁の島では珍しく、ワインが生産されているそうです。筆者はボートに乗ってワイナリーにも出かけていきます。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週は「環境」をテーマとしたニュースを集めてみました。豪州でスーパーの無料レジ袋を廃止したことの余波についてのリポートのほか、気候変動で将来、野菜の生産量に影響が出るといった研究成果などを紹介しています。

◆Weekly Picks  サッカー・ベルギー代表、多言語国家の結束力アップに英語が一役
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナー。今回は、サッカー・ワールドカップで日本代表を破ったことが記憶に新しいベルギー代表チームについてのリポートです。ベルギーの公用語はフランス、オランダ、ドイツの3カ国語あり、それぞれの言語圏の出身者の間では、しばしば「分断」が指摘されてきました。さらに近年は移民出身者もメンバーに入り、チームを一つにまとめるのは一苦労だったようです。そんなチームに、スペイン出身の監督が就任。チームの「共通語」が英語になりました。そのことがチーム内の結束力、さらにはサポーターとの一体感の面で、良い効果があったのだとか。ロイター通信の記事をご紹介します。
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)

2018/7/8号

This Week
On the Cover
サッカーW杯、日本代表8強ならず
今週号の表紙は、ロシアで開催中のサッカー・ワールドカップ(W杯)からの一枚です。決勝トーナメント進出を果たした日本代表は、ベスト16で優勝候補の一角、ベルギーと激突。一時は2-0とリードしながら、大逆転の末、敗れ去りました。写真は試合後、スタンドのサポーターにあいさつをする日本選手たちをとらえています。今大会、日本代表の道のりは決して平坦(へいたん)ではありませんでした。直前に監督交代があり、低い前評判でのスタート。格上のコロンビアを破る活躍を見せた一方で、1次リーグの最終戦の終盤では、決勝トーナメント進出のためにあえて攻撃をせず、味方同士でパスを回し合って物議を醸しました。W杯の報道はニュースの各面でも紹介しています。


◇今週の注目記事 ===============

◇Feature  仏映画監督に聞く 海外進出でぶつかる壁
今週号の特集では、フランスの映画監督、エリック・トレダノさんとオリヴィエ・ナカシュさんのインタビューをお届けします。日本だけでなく世界各国でヒットした「最強のふたり」(2011年)を撮ったコンビです。このほど横浜で開催されたフランス映画祭で、AWのインタビューに応じてくれました。間もなく公開される2人の最新作「セラヴィ!」が海外に進出するにあたり、どんなことが起きたのでしょう。また、「最強のふたり」は米国でリメークされましたが、自身の作品が海外でリメークされることについての思いも語っています。

◇Essay:Marty’s Playlist
世界的なギタリスト、マーティ・フリードマンさんによる新連載です。毎月1曲ずつ、マーティさんが記憶に残る「特別な曲」を紹介してくれます。今週号は、Queenの1974年の作品「Killer Queen」です。マーティさんは当時、ドイツの米軍基地に住み、米軍放送で流れる「アメリカン・トップ40」に夢中だったのだとか。少年時代に楽しんで音楽を聴いていたときと、プロのミュージシャンになってからでは、聴き方に違いが出てくると語ります。この連載では、歌詞からの一節を引用し、英語のフレーズも味わっていきます。興味をもった方はぜひ、オリジナルの楽曲に触れてみてください。

◇森住史の英語のアレコレQ&A
NHKラジオ「入門ビジネス英語」でも講師を務めた森住先生の好評連載を、引き続きお楽しみいただいています。英語学習者からの質問に答える形で、英語の文法や語法などをめぐる素朴な疑問を、先生が分かりやすく解き明かします。今週号は、「英語にも日本語のような『女言葉』はありますか?」という質問に答えます。議論は英語だけでなく日本語にも及び、言語と社会の関係にも踏み込んでいきます。森住先生が語る「言語論」に、ぜひ耳を傾けてください。

◇地球うおっちんぐ: 史上初の米朝首脳会談、2人の握手が本物であらんことを!
アグネス・チャンさんによる人気連載エッセーです。毎月第2週の掲載で、引き続きお楽しみいただきます。今回は、6月に行われたトランプ大統領と金正恩朝鮮労働党委員長による初の米朝首脳会談について、自身の考えを述べています。アグネスさんは今回の会談が「政治的なショー」だったのでは、という疑念がぬぐえないそうです。その成果には冷静な見方を崩していませんが、北東アジアと世界の平和につながる一歩になってほしい、との思いを強くしています。

◇Novel : Danny and the Dinner Ladies 魔女から学校を救え
 新年度から、連載小説が毎週の掲載になりました。続けて読むことができるので、ストーリーの流れが追いやすくなります。7月から始まったのが、その第2弾「Danny and the Dinner Ladies」です。ダニーとジェシカは中学生。ある日、学校の食堂から見慣れたおばさんたちがいなくなり、かわりに新しい女性たちが厨房(ちゅうぼう)に入っていることに気づきます。超常現象を信じるジェシカは、女性たちは魔女だと言いだし、2人は真相を調べることにします。これまでAWで「The Haunted Snow Globe」や「Caught on Camera」を連載してきたアンドリュー・ヒッチェンさんが、今回も読者を不思議な世界にご案内します。

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◆好評連載

初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「生活」に関係のある表現がテーマです。「その日暮らしの生活」や「下積み生活をする」は英語でどのように言うのでしょう?

◆100語で読むニュース News in 100 Words
100語程度の単語でコンパクトにまとめた初心者向けのニュースページです。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるようになっています。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできます。ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、6月21日の「国際ヨガの日」をめぐる話題のほか、手話で会話ができるゴリラとして知られた「ココ」が死んだというニュースなどをお届けします。

◆句動詞 de 英作文
英語の表現力を磨くコーナーを引き続きお楽しみいただきます。句動詞とは、基本的な動詞と副詞や前置詞を組み合わせた用法のこと。難しい単語に頼るのではなく、こうした基本的な単語を使いこなすことを狙って、英作文にトライしていきます。筆者は専修大学文学部教授の田邉祐司さん。目指すのは「普段着の英語表現」です。


中級編

◆Movies 最新映画のシナリオと対訳
今週紹介するのは、英国のアニメーションスタジオ、アードマンが制作した「アーリーマン ダグと仲間のキックオフ!」です。「ウォレスとグルミット」や「ひつじのショーン」で知られるアードマンの作品の魅力といえば、人形を使ったアニメの手作り感でしょうか。今回の作品も、ユーモラスなキャラクターが登場し、ギャグや言葉遊びを繰り出します。石器文化の部族の少年ダグは、谷で平和に暮らしていましたが、青銅器文化で栄える部族のヌース卿の軍勢に、谷を占拠されてしまいます。ダグはサッカーの試合で石器人チームが勝利すれば、谷を取り戻すという約束をとりつけますが、石器人たちはサッカーをやったことがありません。ダグたちの挑戦が始まります。エディ・レッドメインら英国の人気俳優らが声で出演しているこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。

◆英文ライティング道場
毎月第2週に掲載される読者参加型のコーナーです。与えられた課題の「和文英訳」に、読者の皆さんが挑戦しています。投稿作品は、大学で教壇に立つ2人の評者によって入念に添削・講評され、紙上で優秀者が発表されます。道場は新たな挑戦者も多く迎え、活況を呈しています。この連載は皆さんの書く力を試す絶好の機会ですので、ぜひ引き続きご参加ください。今回の題材は、大学教育の現場について述べた新聞記事の一節です。かなり歯ごたえがあったのではないでしょうか。

◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、「ガイドの場面から」と題した筆者自らの体験談も、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、「お中元」です。現代の日本では儀礼的な習慣が廃れつつありますが、お中元とお歳暮の贈答は、まだまだ生活に根ざしています。その歴史的起源のほか、近年のトレンドについて、英語で説明を加えていきます。

◆日本全国英文表記珍百景
 新年度から新たに始まった連載です。筆者は、日本国内で目にする英文表記の誤りについて長年研究を続けている小樽商科大学大学院の小林敏彦教授です。各地の商店や飲食店、ホテルや駅などで目にする誤った英文表記を取りあげ、どこに問題があるのかを文法、語法、語彙(ごい)など様々な角度から検証します。小林さんが自ら撮影した写真をもとにわかりやすく解説。「おもてなし」の質の向上にも役立ちそうです。

上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆Travel Segovia, SPAIN
今週号のトラベルのコーナーでは、スペインの首都マドリードから日帰り圏内にある街、セゴビアを訪ねます。ここは水と緑に恵まれていることから、スペインの人たちは「緑の帯」と呼ぶそうです。歴史的建造物が多く残りますが、その中でも「ローマ水道橋」「アルカサル城」「セゴビア大聖堂」の三つが観光客には人気です。水道橋はローマ帝国がイベリア半島を属国化していた時代の産物で、見事な建築技術を現在に残しており、世界遺産にも登録されています。アルカサル城は、ディズニー映画に登場する城のモデルになったと言われており、その優美な姿が魅力だとか。旅の筆者はこうした観光名所をめぐりつつ、地元の味も楽しみます。美しい写真の数々と合わせ、旅行記をお楽しみください。

◆News
毎月第2週以降、週替わりで経済、科学、文化、スポーツなどの多彩なニュースをお届けします。今週はスポーツをテーマとして、開催中のサッカー・ロシアW杯に関するニュースを特集しています。日本人サポーターのある行動が世界の注目を集めているという話題のほか、イランの女性たちがこれまで許されなかったスタジアムでの試合観戦をしたというニュースをお送りします。

◆Weekly Picks  見直されるアナログのレコード
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた分析記事を紹介するコーナーです。今回は、最初のLPレコードが生まれて70年の節目を迎えたというタイミングに合わせ、アナログのレコードの人気が再燃している、という話題をお届けします。6月21日は、レコード会社大手のコロムビアが初のLP盤を出してから70年のアニバーサリーだったそうですが、CDやネットのストリーミングなどのデジタル音源に押されているはずのレコードの売り上げが、わずかずつではありますが、近年伸びてきているのだそうです。その背景をファンの声を交えながら探っています。
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