発売日(2010年01月30日)

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眼科手術
Vol.23 No.1
発行間隔: 季刊
発売日: 1,4,7,10月の30日
紙版
◆巻頭言【松村 美代】 ◆特集 最先端画像診断による手術の評価 坂本 泰二・白神 史雄 編集 論点【坂本 泰二】 画像診断を用いた白内障手術...

眼科手術

Vol.23 No.1

目次: ◆巻頭言【松村 美代】

◆特集 最先端画像診断による手術の評価 坂本 泰二・白神 史雄 編集
論点【坂本 泰二】
画像診断を用いた白内障手術の評価【柴 琢也】
術後濾過胞の画像評価【上野 勇太・川名 啓介・大鹿 哲郎】
黄斑円孔【三田村 佳典】
最先端画像を用いた黄斑上膜の手術の評価【井上 麻衣子・門之園 一明】
糖尿病黄斑浮腫【伊藤 逸毅】
眼窩腫瘍【笠井 健一郎・嘉鳥 信忠・後藤 浩】

◆トピックス
前嚢収縮抑制を目的としたCTR挿入【原田 行規】
涙道閉塞症に対するシース誘導涙管チューブ挿入術においてシースを涙点から摘出する方法の試み【後藤 英樹・宮久保 純子・御宮地達也・宮久保 寛】

◆ニューインストルメント
白内障手術時の前房安定補助器具「オペセーバーR(OPESAVER R)」【岸本 眞人】
机太郎ドライラボ・ウェットラボ-白内障手術訓練キット-【飽浦 淳介】
濾過胞再建用極細クレッセントナイフ「ブレブナイフ」【相良 健】
緑内障術後濾過胞再建鑷子(中野式ラメラーセパレータ)【中野 豊】
ドレープ付き開瞼器【浦野 哲】
Malyugin Ring(瞳孔拡張リング)【留守 良太】

◆ワンポイントアドバイス
繊維柱帯切除術におけるひも付き綿デリコット【結城 賢弥】
前嚢切開時の水晶体動揺を基にしたZinn小帯胞弱度分類【谷口 重雄】

◆第33回日本眼科手術学会インストラクションコース
眼瞼下垂手術-手術機器に応じた術式の選択
円刃刀とスプリング剪刀を用いたスタンダードな眼瞼下垂手術【渡辺 彰英】
炭酸ガスレーザーによる眼瞼下垂手術の実際【宮田 信之・金原 久治・岡田 栄一・水木 信久】
高周波メスを用いた眼瞼下垂手術【兼森 良和】
基礎からの涙道-自己流の通水検査だけで診断していませんか?
パート1:成人編【廣瀬 未央・宮崎 千歌・佐々木 次壽】
パート2:小児編【宮崎 千歌・廣瀬 未央・佐々木 次壽】

◆第32回日本眼科手術学会:原著

ほか

JPL(ジェイピーエル)
No.36
発行間隔: 季刊
発売日: 1,5,8,11月の31日
紙版
最後の忠臣蔵 吉良邸に討ち入りながら、生き延びた男の過酷な一生 The last, survived Samurai of 47 Ronins; Chushingura Nine The Musical ...

JPL(ジェイピーエル)

No.36

目次: 最後の忠臣蔵
吉良邸に討ち入りながら、生き延びた男の過酷な一生
The last, survived Samurai of 47 Ronins; Chushingura

Nine The Musical
9人の女たちを翻弄するグイド・コンティーニの人生
The life of a film director, Guido Contini, with 9 women

2009年末の東京・横浜ライトアップ巡り
Watching around the light-ups in Tokyo & Yokohama in 2009

グルック作曲「思いがけないめぐり会い、またはメッカの巡礼」
La rencontre imprevue-Les pelerins de la Mecque by Gluck

USAレポート USA report
ノヴァ・ルーナ、スプリングスティーン、欲望という名の電車
Nova Luna, Bruce Springsteen, A streetcar named desire

ロメオ・カステルッチ
神曲―地獄篇―煉獄篇―天国篇
La divina commedia by Romeo Castellucci

夏の音楽祭から年末年始に向かって、ヨーロッパ各地の公演より
From Salzburg in summer to Marseille of new-year

Annual Review 血液
2010年版
発行間隔: 年刊
発売日: 毎年1月下旬頃
紙版
目 次 I.造血幹細胞 1. 生体内における造血幹細胞の動態 〈吉原宏樹 須田年生〉 造血幹細胞ニッチ 造血幹細胞の静止期維持機構 造...

Annual Review 血液

2010年版

目次: 目 次
I.造血幹細胞 1. 生体内における造血幹細胞の動態
〈吉原宏樹 須田年生〉
造血幹細胞ニッチ
造血幹細胞の静止期維持機構
造血幹細胞の制御

2. ニッチシグナルと造血幹細胞制御
〈山崎 聡 中内啓光〉
造血幹細胞のニッチ研究
造血幹細胞のLipid-raft集積と細胞内シグナル
代謝,寿命にかかわるAKT-FOXOシグナル経路
造血幹細胞の冬眠を誘導するTGF-βシグナル
TGF-βの活性化機序

3. 新規造血幹細胞マーカーESAM
〈横田貴史 織谷健司 金倉 譲〉
造血幹細胞の純化
造血幹細胞マーカーの変動
新規造血幹細胞マーカーESAMの同定
発生段階の造血幹細胞とESAM
成獣骨髄の造血幹細胞分画におけるESAMの発現
血管内皮関連抗原
臨床応用に向けて

4. 正常および白血病幹細胞におけるEvi-1の機能
〈合山 進 黒川峰夫〉
難治性白血病原因遺伝子Evi-1
Evi-1は初期造血幹細胞の増殖を促進する
Evi-1は胎生期および成体造血幹細胞の維持・増殖に必須の役割をはたす
レトロウイルスによるEvi-1の活性化は,造血細胞のクローナルな増殖をもたらす
Evi-1は白血病細胞の増殖にも重要である
Evi-1と白血病幹細胞
まとめと展望

5. 移植後のドナー型晩期造血不全
〈中尾眞二〉
PNHの発症機序
PNH型血球の検出
移植後晩期造血不全患者におけるドナー型PNH型血球の検出
PIGA遺伝子解析
PIGA変異幹細胞の由来
本研究の生物学的意義

6. 同種造血幹細胞移植後の二次発癌
〈熱田由子〉
最新の知見,固形腫瘍に関して
標準頻度比: 解析方法の解説 最新の知見,PTLTDに関して

II.赤血球系 1. 骨髄不全症候群とリボソームの異常
〈岡田 賢 小林正夫〉
リボソームの構造
Diamond-Blackfan貧血
Dyskeratosis congenita
Shwachman-Diamond症候群
軟骨毛髪低形成症

2. 再生不良性貧血と制御性T細胞
〈高橋義行 小島勢二〉
CD4+CD25+制御性T細胞とは
制御性T細胞と自己免疫疾患再生不良性貧血における自己免疫機序の関与
再生不良性貧血モデルマウスにおける制御性T細胞の働き
ヒト再生不良性貧血における制御性T細胞の減少
ウサギ由来抗胸腺グロブリン処理における制御性T細胞の変化

3. MDSによる造血不全に対する免疫抑制療法
〈石川隆之〉
MDSと再生不良性貧血
免疫抑制療法の成績
免疫抑制療法の適応
MDS治療の多様化と免疫抑制療法

4. Coombs陰性自己免疫性溶血性貧血の病態と診断
〈亀崎豊実〉
AIHAの診断とCoombs陰性AIHA
赤血球結合IgG定量症例からみたCoombs陰性AIHAの病態と診断
Coombs陰性AIHAとCoombs陰性AIHAの臨床背景の比較
Coombs陰性AIHA診断における赤血球結合IgG量のカットオフ値

5. 無効造血によるiron overload
〈川端 浩〉
生体内での鉄の制御機構
ヘプシジンの発現制御機構
無効造血はそれ自体がiron overloadの原因になるか?
βサラセミアにおけるGDF15の過剰発現とiron overload
サラセミア以外の無効造血疾患におけるiron overload
無効造血疾患におけるiron overloadの臨床的な意義

III.白血球系 1. 腫瘍幹細胞を標的とした新しい治療法の開発
〈伊藤圭介〉
各組織での腫瘍幹細胞
白血病幹細胞およびその治療戦略

2. CMLに対する新しいチロシンキナーゼ阻害薬
〈薄井紀子〉
ダサチニブ
ニロチニブ
ボスチニブ
その他開発中の新規チロシンキナーゼ阻害薬
まとめと今後の展望

3. 骨髄増殖性腫瘍に対する新規分子標的薬
〈磯部泰司 小松則夫〉
MPNにおける分子異常
JAK2のPTK活性と分子標的薬
MPNに対する分子標的薬の臨床応用

4. Down症候群に合併したtransient abnormal myelopoiesis・急性白血病の治療
〈工藤寿子〉
GATA-1およびJAK遺伝子変異
一過性骨髄異常増殖症
Down症候群に合併したAMLの治療成績
薬剤感受性とGATA1遺伝子

5. 骨髄由来細胞による癌転移の促進
〈松村 到 金倉 譲〉
癌転移の機構
癌の浸潤における機能
血管新生における機能宿主の腫瘍免疫抑制機能
転移巣形成における機能

IV.リンパ球系 1. 悪性リンパ腫の新たな分類法と予後因子
〈小林幸夫〉
新WHO分類
早期良悪性境界病変
年齢
発生母地によるカテゴリー
中間カテゴリーの増設
皮膚の悪性リンパ腫の分類法との整合性
アジアで提唱されたentity
Modified IPI

2. 血管内大細胞型B細胞リンパ腫の治療
〈島田和之 木下朝博〉
ランダム皮膚生検の役割
FDG-PETの役割
リツキシマブ併用化学療法の役割

3. 小児急性リンパ性白血病治療における微少残存腫瘍量測定の臨床的意義
〈鶴澤正仁〉
MRD測定法
免疫学的MRD測定
分子生物学的MRD測定 PCR-MRD測定の標準化
MRD関連遺伝子

4. ATLの発症機構
〈中畑新吾 森下和広〉
HTLV-1感染症の話題
ATLL細胞におけるゲノム異常解析からのアプローチ
遺伝子発現解析からのアプローチ

5. 多発性骨髄腫における薬剤耐性機序
〈古川雄祐 菊池次郎〉
多発性骨髄腫における薬剤耐性
骨髄腫細胞と骨髄微小環境
骨髄腫細胞の薬剤耐性のメカニズム
骨髄腫細胞の薬剤耐性の解除

6. Th17細胞とGVHD
〈豊嶋崇徳〉
Th1,Th2,Th17の分化
急性GVHDにおけるTh1/Th2パラダイム
急性GVHDにおけるTh17
Th17分化に関与するIL-6,IL-21,IL-23とGVHD
臨床検体を用いたThサブセット解析

V.血小板系 1. クロピドグレル抵抗性と新しい抗血小板薬
〈陣内俊和 堀内久徳〉
ADP受容体P2Y12拮抗薬(チエノピリジン)による抗血小板療法
クロピドグレルの抗血小板効果には個人差が存在する~クロピドグレル抵抗性~
クロピドグレルの代謝と肝代謝酵素cytochrome P450(CYP)
クロピドグレル内服患者の予後とCYP2C19の遺伝子多型
新しいADP受容体拮抗薬

2. キンドリンとインテグリン活性化
〈冨山佳昭 本田繁則〉
インテグリンの構造
αIIbβ3の機能発現機構
Inside-outシグナル
αIIbβ3活性化の最終ステップを担うタリン
αIIbβ3活性化にはタリンとキンドリンの相互作用が必須

3. 癌と血小板
〈井上克枝〉
血小板が癌転移を促進するメカニズム
血小板活性化機構
癌細胞が血小板を活性化するメカニズム―癌細胞側因子
癌細胞が血小板を活性化するメカニズム―血小板側因子
抗転移薬としての抗血小板剤

4. 血小板形態変化の止血にはたす役割
〈高野勝弘 尾崎由基男〉
血小板凝集と形態変化―歴史的背景
Flow chamberモデル
In vivoでの血栓形成
ずり応力の変化による血小板凝集

5. 血管壁維持機能にはたす血小板の役割
〈半田 誠〉
血小板の血管壁維持機能と血小板減少症
生理的血管壁維持機構: 血管内皮細胞と血小板trophogen(steady state interaction)血管壁維持と血小板の役割: non-steady state interaction

VI.凝固線溶系 1. 後天性血友病における免疫応答
〈田中一郎 嶋 緑倫〉
生体の免疫応答と自己寛容
抗第VIII因子自己抗体発生のメカニズム
免疫応答の遺伝的要因
CD4+T細胞エピトープと自己抗体の標的エピトープ
自己抗体のIgGサブクラスの分布

2. プロテインCとプロテインS: 最近の話題
〈宮田敏行〉
動物モデルを用いたAPCの生体保護作用
ApoER2,新規APC受容体
プロテインSの新しい抗凝固作用: TFPIコファクター活性
プロテインS-C4BP複合体のVa不活化におけるAPCコファクター活性
プロテインS遺伝子ノックアウトマウス
日本人の静脈血栓塞栓症(VTE)の遺伝的リスク: プロテインS K196E変異

3. 凝固反応と炎症反応のクロストーク
〈窓岩清治〉
敗血症における活性型プロテインCとPARs活性化
EPCR-活性型プロテインC-PAR1による血管内皮細胞の防御機構
凝固反応と炎症反応の連関にはたす樹状細胞の役割
凝固反応と炎症反応の連関におけるトロンボモジュリンの役割
PAR1シグナルの制御による敗血症治療の可能性

4. 骨髄増殖性疾患と血栓症: 最近の進歩
〈朝倉英策 林 朋恵〉
骨髄増殖性疾患
PV,ETと血栓症
PV,ETにおける血栓傾向の機序
JAK2遺伝子変異と血栓症
PV,ETに対する血栓症対策

5. 産婦人科における血栓と出血
〈小林隆夫〉
産科的塞栓
産科における肺塞栓症
静脈血栓塞栓症予防対策婦人科を含む悪性疾患の予防対策
妊婦の治療・予防対策
産科DICの特徴
産科大量出血への対応

索 引

Annual Review 循環器
2010年版
発行間隔: 年刊
発売日: 毎年1月下旬頃
紙版
I.循環器の生物学 1. 心筒形成に必要なスフィンゴシン1-燐酸シグナルとそのほかの調節機構 〈望月直樹〉   ゼブラフィッシュの解析によ...

Annual Review 循環器

2010年版

目次: I.循環器の生物学
1. 心筒形成に必要なスフィンゴシン1-燐酸シグナルとそのほかの調節機構

〈望月直樹〉
  ゼブラフィッシュの解析による心筒形成に必須の心臓前駆細胞の正中への移動を調節する因子の解明
  スフィンゴシン1-燐酸のトランスポーターの機能異常でcardia bifidaが生じる
  大規模変異体スクリーニング以外のシグナル解析によって明らかにされてきた遊走障害
  ノックアウトマウス,アフリカツメガエルの解析によって明らかにされた心臓前駆細胞移動の調節機構

2. Wntシグナルと心筋細胞分化
〈塩島一朗〉
  Wntシグナル伝達系
  古典的Wnt経路と心筋細胞分化
  非古典的Wnt経路と心筋細胞分化 今後の展開

3. 心筋ミオシンのリン酸化・活性化と心機能制御
〈高島成二〉
  心筋収縮蛋白群の異常と心筋症
  ミオシン軽鎖およびミオシン軽鎖キナーゼ
  心筋型ミオシンキナーゼと心不全

4. Ang1-Tie2による血管透過性制御
〈福原茂朋 望月直樹〉
  Ang-Tieシステムによる血管透過性制御
  Ang1-Tie2シグナルが血管透過性を抑制する分子メカニズム
  Ang-Tieシステムと炎症反応
  Ang-Tieシステムと血管新生
  Ang-Tieシステムをターゲットにした臨床応用への展望

5. 骨格筋由来液性因子による代謝制御
〈泉家康宏 大内乗有 小川久雄〉
  メタボリックシンドロームに対する運動療法
  骨格筋由来液性因子(マイオカイン)の探索

6. 心移植における免疫学・免疫抑制剤の進歩
〈加藤倫子〉
  現在の基本免疫抑制療法の概要
  拒絶反応発生時の治療
  当院における免疫抑制療法プロトコール

II.疾患の病因と病態
1. Apelin-APJシグナルと動脈硬化
〈濱田樹理 石田純治 深水昭吉〉
  新規循環制御系としてのApelinとAPJ
  動脈硬化におけるApelin-APJシグナルの病態生理学的機能

2. 動脈硬化リスクファクターとしてのCOPD
〈水品百恵 寺本信嗣〉
  慢性全身炎症症候群としてのCOPD
  動脈硬化および心血管疾患とCOPD
  COPDと心血管疾患が関連する大規模臨床試験
  スタチンやACE阻害剤によるCOPDの治療の可能性

3. アンジオテンシンII受容体と個体寿命
〈赤澤 宏 小室一成〉
  個体寿命と老化
  AT1受容体シグナルと老化関連疾患
  RAS抑制薬による個体寿命の延長
  AT1a受容体欠損マウスにおける個体寿命の延長

4. 妊娠高血圧症候群とアンジオテンシンII受容体自己抗体
〈坂田暁子 茂木正樹 伊藤昌春 堀内正嗣〉
  妊娠高血圧症候群の発症機序
  妊娠によるレニン・アンジオテンシン系の変化
  AT1-AAとPIHの相関
  AT1-AAはPIHの原因か,結果か?
  AT1-AAのPIHへの関与: 現時点でわかっているメカニズム
  現在のAT1-AA研究の問題点,今後の展望

5. 大規模エピゲノム解析と生活習慣病
〈酒井寿郎 油谷浩幸〉
  エピゲノムとは
  肥満・生活習慣病発症におけるエピゲノムの関与
  Inbredを用いた太りやすい動物の解析
  マスターレギュレーターである核内受容体PPARγのエピゲノムを介した脂肪細胞分化制御機構
  ChIP on ChipやChIPシーケンスを用いたエピゲノム解析
  PPARγの2つの標的,H3K9メチル化酵素(Setdb1)とH4K20モノメチル化酵素(Setd8)は脂肪細胞分化を制御する
  H3K9のエピゲノム修飾異常マウスは肥満になる

6. 心不全におけるクロマチンリモデリングの役割
〈朝野仁裕〉
  細胞固有の遺伝子転写調節を生み出すエピジェネティクス制御機構の役割
  クロマチンリモデリングとエピジェネティック因子・分子修飾の変化
  従来の心肥大メカニズムの解析からエピジェネティクス研究への発展
  慢性心不全においてクロマチンリモデリングの果たす役割

7. 心筋症の新しい分類について
〈猪又孝元〉
  心筋症分類の新たな潮流~アメリカからの提言
  心筋症分類の新たな潮流~ヨーロッパからの提言
  わが国における心筋症分類の現状と課題

III.診断と治療-最新の進歩
A.虚血性心疾患
1. 薬物溶出ステント留置後のvascular healing
〈中澤 学〉
  通常のステント治癒過程(BMSにおけるarterial healing)
  DESの開発
  DESの病理(剖検例)
  sirolimus vs paclitaxel eluting stent
  次世代の薬物溶出ステント

2. 新しい心肺蘇生法
〈冨永善照 長尾 建〉
  バイスタンダーCPR施行に対する障壁
  臨床,動物実験からのエビデンス(15:2との比較でのエビデンス)
  30:2との比較したエビデンス
  非心原性の心停止
  目撃者のいない心停止

3. 小腸コレステロールトランスポーター阻害薬による脂質改善効果とイベント抑制効果
〈山崎 力〉
  ENHANCE試験
  SEAS試験

4. 日本人におけるアスピリンの有用性
〈副島弘文 小川久雄〉
  アスピリンの一次予防効果
  アスピリンの二次予防効果
  冠動脈疾患患者に対する今後の抗血小板療法

5. PCI(percutaneous coronary intervention)をバックアップとした血栓溶解療法
〈木村一雄 奥田 純〉
  PCIをバックアップとした血栓溶解療法
  PCIをバックアップとした血栓溶解療法が最も治療効果を発揮できる状況

6. DES時代における左主幹部病変に対する治療戦略
〈平山治雄〉
  UPLMTの治療法とPCIの歴史
  DESの種類と有用性
  DESのUPLMTへの使用
  分岐部病変の問題点と対策
  UPLMTに対するDESとCABGの比較試験の分析

7. 心筋虚血に対する細胞移植療法の現況
〈谷口琢也 竹原有史 塘 義明 松原弘明〉
  急性虚血性心疾患に対する細胞移植治療
  低心機能慢性虚血性心疾患に対する細胞移植療法
  重症不全心に対する人工心臓併用の細胞移植治療
  心筋幹細胞による心不全治療
  心筋再生医療の新しい展望
  iPS細胞による重症心不全治療

B.心不全
1. β受容体シグナル伝達系と遺伝子多型
〈吉川 勉〉
  アドレナリン受容体シグナル伝達
  β1受容体遺伝子多型
  β2受容体遺伝子多型
  α受容体遺伝子多型
  GRK遺伝子多型
  遺伝子多型による心不全の病態と予後予測
  遺伝子多型によるβ遮断薬のレスポンダー予測

2. 小児領域における心臓再同期治療の適応と有効性
〈安河内 聰〉
  心臓再同期療法とは
  CRTにおける同期不全 dyssynchrony評価の重要性
  小児における心臓再同期療法の方法
  小児CRTの中・長期予後

3. SASを有する慢性心不全患者の治療
〈百村伸一〉
  心不全に合併するOSAに対する治療
  心不全に合併するCSR-CSAの治療

C.不整脈
1. 心房細動における抗凝固療法の新指針
〈山下武志〉
  これまでの本邦におけるガイドラインとその問題点
  臨床情報の蓄積
  2008年度発表された新指針

2. ARB/ACE-Iによる心房細動抑止効果
〈堀江 稔〉
  高血圧症と心房細動の発症
  心房細動の一次予防とRAAS抑制 心房筋のストレッチのAngiotensin-II receptor

3. Brugada症候群の診療に関するガイドライン
〈大江 透〉
  Brugada症候群の診断に関するガイドライン
  Brugada症候群の治療に関するガイドライン
  Brugada症候群の診療における本邦と外国のガイドラインの相違点

D.心筋症・弁膜症
1. 大動脈弁狭窄症に対する経カテーテル大動脈弁植え込み術
〈原 英彦〉
  大動脈弁狭窄症の実際
  現在行われている経カテーテル大動脈弁植え込み術
  CoreValve ReValving System

2. AAEに対する自己弁温存大動脈基部置換手術の現状(長期成績を含めて)
〈縄田 寛 高本眞一〉
  大動脈弁輪拡張症とは
  自己弁温存大動脈基部置換手術 valve-sparing aortic root replacement(VSARR)の位置づけ
  VSARRの成績
  VSARRの歴史と変遷
  手術適応の決定

E.高血圧・肺高血圧症
1. 高血圧治療ガイドライン2009(JSH2009)
〈荻原俊男〉
  JSH2009ガイドラインの特徴
  リスク層別化と治療方針
  降圧目標
  生活習慣の修正
  降圧薬療法
  脳血管障害を合併する高血圧
  心疾患合併高血圧
  糖尿病,CKD合併高血圧
  高齢者高血圧

2. 仮面高血圧の診断と治療
〈矢野裕一朗 苅尾七臣〉
  血圧を生体の表現形の一つとして捉える
  診断
  頻度
  病態治療

3. 肺高血圧の遺伝子異常
〈森崎裕子 森崎隆幸〉
  肺動脈性肺高血圧の遺伝
  BMPR2遺伝子
  ACVRL1遺伝子 TGF-β/BMPシグナル系異常による肺動脈性肺高血圧症の発症機序
  病態修飾遺伝子

4. 肺動脈性高血圧症における分子標的治療-細胞増殖抑制・血管新生療法-
〈佐地 勉 中山智孝〉
  BMPR2/ALK1とSmad
  肺血管壁と成長因子
  細胞増殖抑制target療法
  骨髄由来血管内皮前駆細胞
  Erythropoietin

5. 肺高血圧症と肺移植
〈伊達洋至〉
  現況
  最近の知見

F.先天性心疾患
1. 成人先天性心疾患の管理ガイドラインACC/AHAについて
〈丹羽公一郎 立野 滋〉
  疫学
  感染性心内膜炎
  妊娠,避妊
  不整脈
  心不全

2. Fontan手術の長期予後と予測因子
〈岸本英文〉
  Fontan手術の成績
  遠隔期の諸問題

3. TAPVCの術式と遠隔成績
〈登坂有子 坂本喜三郎〉
  手術術式
  手術成績
  遠隔成績
  再手術術式
  これからの展望

G.大動脈疾患・末梢動脈疾患・その他
1. 日本人における脳動脈瘤感受性遺伝子座
〈中岡博史 井ノ上逸朗〉
  ゲノム全域連鎖解析
  ゲノム全域関連解析 genome-wide asso‐ciation study(GWAS)

2. 下肢末梢動脈へのカテーテル治療の長期予後
〈緒方信彦 伊苅裕二〉
  はじめに
  腸骨動脈領域
  浅大腿動脈領域
  膝窩動脈以下領域の重症下肢虚血に対するカテーテル治療の成績
  New deviceの中期成績
  今後の展望

3. 高安病診療の最新戦略
〈磯部光章〉
  疾患概念と最近の動向
  診断
  治療

4. 神経調節性失神の診断・治療ガイドライン
〈井上 博〉
  失神の病態・基礎疾患
  神経調節性失神

IV.心臓血管外科
1. Ross手術の遠隔成績
〈森田紀代造〉
  遠隔成績
  autograft dilatationとautograft機能
  小児におけるautograftの成長
  右室流出路再建術式とRoss手術今後の展望

2. 術中感染症の予防について
〈宮原 健〉
  カテーテル関連血流感染症 catheter-related blood stream infec-tion(CRBSI)
  手術部位感染 surgical site infection(SSI)

3. 心筋症に伴う僧帽弁閉鎖不全症の治療
〈小野 稔〉
  機能性MRの病態生理
  機能性MRに対する手術

4. 大動脈弁疾患に対してオリジナル弁尖形成器を使用した大動脈弁形成術
〈尾崎重之〉
  人工弁による大動脈弁置換術とその問題点
  自己心膜を使用した大動脈弁形成術とは
  グルタールアルデハイド処理された自己心膜と石灰化除去後の大動脈弁尖の強度
  自己心膜を使用した大動脈弁形成術の利点
  自己心膜を使用した大動脈弁形成術の耐久性について
  大動脈弁形成術のこれまでの成績
  心臓エコー検査による手術後のARの推移と圧較差の推移
  今後の展望

Annual Review 腎臓
2010年版
発行間隔: 年刊
発売日: 毎年1月下旬頃
紙版
目 次 I.Basic Nephrology 1. アクアポリン2の輸送制御ダイナミクス 〈野田裕美〉 AQP2の細胞内輸送の概略 AQP2のエキソサイトーシス...

Annual Review 腎臓

2010年版

目次: 目 次
I.Basic Nephrology 1. アクアポリン2の輸送制御ダイナミクス
〈野田裕美〉
AQP2の細胞内輸送の概略
AQP2のエキソサイトーシスに関わる情報伝達系
細胞骨格の役割
AQP2をのせた小胞の管腔膜への癒合
エンドサイトーシス
恒常的リサイクリング
AQP2の新規輸送制御メカニズムの解明
浸透圧変化によるAQP2輸送制御: 細胞容量調節における新たな役割

2. 尿酸の再吸収機構と輸送体病-ゲノムワイド関連解析後の新展開
〈松尾洋孝〉
尿酸輸送体URAT1と腎性低尿酸血症
新規尿酸輸送体GLUT9の発見
その他の尿酸輸送体

3. 母体低栄養がラット胎仔腎の遺伝子発現に及ぼす影響
〈粟津 緑〉
母体低栄養による腎の形態学的変化
母体栄養制限により変化した腎遺伝子群分類
病態に関与する候補遺伝子

4. Podocyte機能を制御するTRPC6の役割
〈神田祥一郎〉
TRPとは
TRPC6変異とFSGS

5. 腎の組織修復: BMP-7調節因子に関する最近の知見
〈柳田素子〉
BMPと腎発生
BMPが腎障害に果たす役割/最近の知見
腎障害とBMP調節分子

6. 血管内皮機能とNOS: 最近の進歩
〈藤乘嗣泰 花村菊乃 衣笠哲史〉
DDAH-ADMA-NOS系におけるDDAH1,DDAH2の機能と局在
アンジオテンシンによるDDAH,NADPH oxidaseの調節とeNOS uncoupling
CKDおよび加齢における内皮機能障害
食塩感受性と内皮NOS
ミトコンドリアmtNOSと内皮機能障害
血管内皮によるアルブミンtranscytosisと内皮機能障害
内皮細胞表面のglycocalyxによるeNOS発現・内皮機能調節

7. CollectrinとACE2: その機能と異常
〈和田 淳 安原章浩 槇野博史〉
ACE2の同定とその機能
ACE2の病態における意義
Collectrinの同定とその機能

8. Neutrophil gelatinase-associated lipocalin(Ngal)の意義
〈向山政志 森 潔 中尾一和〉
Ngalの作用
急性腎障害におけるNgalの意義
CKDにおけるNgalの意義

II.診断・画像診断 1. マス・スクリーニングの標準化: 九州学校腎臓病検診マニュアル
〈二宮 誠〉
海外誌にみた「学校検尿の標準化」に関連する論文
尿検査の標準化
学校検尿における判定基準の標準化
全国の学校検尿の現状
検尿システムの標準化に向けた地域の取り組み
学校検尿の事後措置としての運動制限の問題

2. Bartter症候群とGitelman症候群についての最近の知見-利尿剤負荷試験にて判明したこと
〈神田杏子 野津寛大 飯島一誠 松尾雅文〉
Bartter症候群,Gitelman症候群について
臨床症状について
1型・2型Bartter症候群とGitelman症候群・3型Bartter症候群の差異
それぞれの疾患の利尿剤負荷試験に対する反応

3. 泌尿器科疾患の診断におけるPETの役割
〈大山伸幸 横山 修〉
前立腺癌
膀胱癌
腎癌
精巣腫瘍

III.腎炎・ネフローゼ 1. ヒト膜性腎症の原因抗原: neutral endopeptidaseとM-type phospholipase A2 receptor
〈横山 仁〉
膜性腎症の病因と発症・進展機序における内因性抗原の関与
免疫複合体形成と沈着機序
IgGサブクラスと内因性抗原をめぐる話題

2. IgA腎症国際組織分類(オックスフォード分類)の問題点
〈城 謙輔〉
IgA腎症臨床病理国際組織分類に関するコンセンサス会議の経緯
IgA腎症臨床病理国際組織分類に関する研究方法
IgA腎症国際組織分類(オックスフォード分類)に対する我が国での追試研究
オックスフォード分類と我が国の組織学的重症度分類の比較

3. 腎炎の発症・進展に及ぼすチロシンキナーゼ阻害薬の効果
〈伊與田雅之 柴田孝則 平井優紀 秋澤忠男〉
イマチニブの悪性腫瘍治療薬としての特徴
PDGFとPDGFR 腎炎とPDGF/PDGFRとの関連
PDGF/PDGFRの抑制による腎炎治療
イマチニブの腎炎治療効果と免疫修飾作用
イマチニブの腎線維化抑制効果
その他のチロシンキナーゼ阻害薬

4. Alport症候群マウスに対する低用量放射線の影響
〈片山 鑑 野村信介〉
ACE阻害剤,ARB,シクロスポリンなどについて
骨髄移植が有効であったという報告
腎障害の改善は,移植された正常骨髄によるものではなく,放射線照射によるものであった
今後の展開について

IV.間質・尿細管 1. IgG4関連尿細管間質性腎炎の病態
〈中島 衡〉
臨床的特徴
IgG4抗体産生の機序
アレルギー疾患,蠕虫感染症におけるIgG4抗体の意義
IgG4関連疾患に対する免疫学的解析
IgG4関連疾患に対する遺伝学的解析
今後の展開

2. Peritubular capillaryの特異性: 内皮細胞の性状から
〈山本 泉 高橋孝宗〉
PV-1と隔壁構造の関係
PV-1の発現分布
PV-1の発現調節腎臓におけるPV-1発現の意義

V.腎と高血圧 1. 最新の知見を踏まえた腎臓における(プロ)レニン受容体の意義
〈千本松孝明〉
プロレニン受容体
(プロ)レニン受容体の切断
腎臓での(プロ)レニン受容体の意義

2. 妊娠高血圧症候群/妊娠高血圧腎症の成因
〈小林大介 成田一衛〉
妊娠高血圧症候群発症のメカニズム
VEGF
sFlt-1
Endoglin
COMT(Cathechol-O-methyl-transferase)
Agonistic autoantibodies to angiotensin AT1 receptor(AT1-AA)妊娠高血圧腎症の発症は予測できるか

VI.腎不全 1. AKI(acute kidney injury)の重症度分類
〈菱田 明〉
動向-「急性腎不全」から「AKI」へ-
AKIの診断基準と重症度分類
AKIの診断基準による急性腎不全の頻度と予後
AKIの診断基準と重症度分類の問題点と今後の課題

2. 透析患者の骨病変評価; 骨生検からの知見とその意義
〈矢島愛治 浅宮有香理 岩佐悠子 冨永登志〉
Remodeling
Minimodeling
皮質骨と海綿骨の差異
内科的治療の骨組織に対する影響

3. Calcimimeticsの心血管石灰化抑制作用
〈小尾真樹 永野伸郎〉
心血管石灰化
石灰化部位の性状
Calcimimeticsの異所性石灰化に対する効果

VII.血液浄化法 1. CAPDにおける腹膜硬化症: 規定因子と対策
〈中山昌明〉
腹膜硬化症
EPSと腹膜硬化症
腹膜硬化症への対策-臨床研究

2. JET Study/Co-JET
〈秋澤忠男 下条文武 斎藤 明〉
JET Studyの概略
Co-JETの概略
JET Study登録症例の背景とその後の推移
Co-JETの背景と経過

3. 低出生体重児に対する血液浄化療法
〈高田 彰 石川 健 千田勝一〉
低出生体重児の急性腎不全
低出生体重児に対するCRRT

VIII.移植 1. 移植後悪性腫瘍の現状
〈阿部豊文 市丸直嗣 高原史郎〉
腎移植後悪性腫瘍の頻度と種類
免疫抑制薬と悪性腫瘍
腎移植後悪性腫瘍への対策

2. 臓器取引と移植ツーリズムに関するイスタンブール宣言
〈相川 厚〉
臓器取引,移植商業主義,移植ツーリズムの定義
イスタンブール宣言の原則

IX.小児科領域 1. 補体調節因子異常と腎疾患
〈日高義彦 小池健一〉
補体調節因子
補体調節因子異常と腎疾患

2. ADAMTS13の異常によるTTP/HUSの発症機序
〈芦田 明 玉井 浩〉
血栓性血小板減少性紫斑病/溶血性尿毒症症候群
ADAMTS13
ADAMTS13の著減時における血小板血栓形成機序およびTTP
ADAMTS13異常(先天性TTPと自己免疫性TTP)
治療
TTPにおける腎障害

3. TCF2遺伝子異常と先天性腎尿路奇形
〈中山真紀子 野津寛大 飯島一誠〉
TCF2遺伝子
TCF2遺伝子異常の臨床症状
TCF2遺伝子異常の分子遺伝学
TCF2による腎奇形発症のメカニズム

X.泌尿器科領域 1. Ciliopathies: 多発性嚢胞腎からの新たな疾患概念
〈望月俊雄〉
繊毛の定義,分類,構造
多発性嚢胞腎におけるciliaの役割 Ciliopathiesという疾患概念とその分類
シグナル伝達経路

2. PSAスクリーニング検査がもたらすもの
〈鈴木和浩〉
PSAスクリーニングの普及に伴う前立腺癌の臨床的特徴の推移(チロル前立腺癌検診スタディー)
前立腺癌死亡率データの推移からみた,PSAスクリーニング普及の意義
欧州前立腺癌スクリーニング研究: ERSPC(European Randomized Study of Screening for Prostate Cancer)
米国前立腺癌スクリーニング研究: The Prostate,Lung,Colorectal,and Ovarian(PLCO)Cancer Screening Trial
大規模RCTから得られた結果と日本における前立腺癌の現状からみた解釈

3. 間質性膀胱炎: 最新の知見
〈野宮 明 本間之夫〉
間質性膀胱炎とは
病因・病態
疫学
診断
治療

XI.電解質・酸塩基平衡 1. 電解質輸送体の調節機構についての新たな進展
〈太田哲人 内田信一〉
WNKキナーゼ
PHAIIとWNK4
WNK4の生理的役割
まとめと今後の展望

2. リン恒常性維持の分子機構
〈道上敏美〉
リン恒常性とNa+/Pi共輸送担体
FGF23の作用と疾患との関連
FGF23-bone-kidney axisとKlotho
FGF23の発現・産生制御

XII.治療法 1. 適切な診療ガイドラインの必須要件とは?
〈石川英二 中山健夫〉
EBMと診療ガイドライン
診療ガイドラインの推奨とそのコミュニケーション
診療ガイドラインの評価法
診療ガイドライン作成における利益相反
CKD診療ガイドライン2009の概要

2. 常染色体優性多発性嚢胞腎の治療展望
〈東原英二〉
CaチャンネルとしてのPKD蛋白
Polycystinsは繊毛にあるCaチャンネル
cyclic AMP(cAMP)とvasopressinとsomatostatin
細胞増殖・炎症と多発性嚢胞腎

3. 女子尿失禁に対する最近の治療
〈島田 誠〉
切迫性尿失禁
腹圧性尿失禁

4. 前立腺肥大症に対する新たな低侵襲治療
〈吉村耕治 小川 修〉
レーザー治療
プラズマ・キネティックシステム
その他
ボツリヌス毒素

5. 透析患者に対する最近の治療薬と使い方
〈鈴木正司〉
ネスプ(NESP)
シナカルセト(cinacalcet)
オピオイドκ受容体刺激薬(nalfurafine hydrochloride: TRK-820: レミッチ) 炭酸ランタン(lanthanum carbonate)

索 引

Annual Review 消化器
2010年版
発行間隔: 年刊
発売日: 毎年1月下旬頃
紙版
目 次 I.消化管 1. AIDを介した炎症からの発癌機序 〈高井 淳 丸澤宏之 千葉 勉〉 遺伝子編集酵素AIDとは? AID発現は腫瘍発生に関与...

Annual Review 消化器

2010年版

目次: 目 次
I.消化管 1. AIDを介した炎症からの発癌機序
〈高井 淳 丸澤宏之 千葉 勉〉
遺伝子編集酵素AIDとは?
AID発現は腫瘍発生に関与する AIDは慢性ウイルス性肝炎からの肝発癌に強く関与する
AIDはH. pylori感染による慢性胃炎からの胃癌発生にも深く関与する AIDは潰瘍性大腸炎からのcolitis-associated cancer発生に深く関与する
AIDを標的とした発癌予防の未来像とは?

2. 炎症性腸疾患と腸管局所免疫
〈久松理一 日比紀文〉
GWASにより加速的に進むIBD疾患関連遺伝子の同定
AutophagyとIBD
腸内細菌による腸管免疫の制御
腸管上皮細胞と免疫担当細胞のクロストーク
局所の免疫担当細胞とIBD

3. H. pylori除菌と胃癌
〈加藤元嗣〉
内視鏡治療後の二次癌に対するH. pylori除菌
本邦での胃癌に対する介入試験
海外での胃癌に対する介入試験
除菌後に発症する胃癌
除菌による変化
胃癌予防としての除菌

4. 胃食道逆流症の原因と治療
〈鈴木秀和 松崎潤太郎 日比紀文〉
GERDの原因
GERDの食道外症候群
内科的治療
外科的治療

5. 「胃潰瘍診療ガイドライン」の有用性
〈山口康晴 高橋信一〉
胃潰瘍診療ガイドラインの検証
第2版での変更点
今後の展望

6. 画像強調観察: 大腸腫瘍性病変におけるAFI/NBI観察の有用性
〈斎藤彰一 田尻久雄 池上雅博〉
自家蛍光内視鏡(Auto Fluorescence Imaging: AFI)
狭帯域内視鏡(Narrow Band Imaging: NBI)

7. カプセル内視鏡の有用性と今後の展望
〈細江直樹 緒方晴彦 日比紀文〉
OGIBに対するカプセル内視鏡の有用性
展望

8. CT colonographyは大腸内視鏡検査を超えるか
〈飯沼 元 森山紀之〉
国立がんセンターにおけるCTCの開発経過
海外におけるCTCの状況
CTCによる大腸表面型腫瘍の診断 我国におけるCTCの現状
我国におけるCTCの将来展望

9. ESDの適応拡大: 上部消化管
〈今枝博之 日比紀文〉
食道表在癌のESD
早期胃癌のESD

10. ESDの適応拡大: 下部消化管
〈黒木優一郎 矢作直久〉
大腸腫瘍に対するESDの適応
大腸腫瘍に対するESDの実際

11. IBD治療における生物製剤の開発状況
〈長堀正和 渡辺 守〉
T細胞抑制
T細胞分化または活性化の抑制
抗接着分子療法自然免疫刺激
その他期待される生物製剤

12. IBDと異なる非特異性の腸潰瘍病変(単純性潰瘍を含む)の病態と診断と治療
〈古賀秀樹 松本主之 飯田三雄〉
非特異性多発性小腸潰瘍症
単純性潰瘍
直腸粘膜脱症候群
急性出血性直腸潰瘍
Cryptogenic multifocal ulcerous stenosing enteritis(CMUSE)

13. 過敏性腸症候群 irritable bowel syndrome(IBS)の病態研究と治療の進歩
〈西澤俊宏 鈴木秀和 日比紀文〉
Rome III診断基準
脳腸相関
粘膜炎症
新規治療薬

14. 大腸癌のリスクファクターとchemoprevention
〈船越信介 高石官均〉
大腸癌の危険因子
大腸癌の防御因子
大腸癌の化学予防(chemoprevention)

15. 消化器癌に対する化学療法の最新情報
〈広中秀一 朴 成和〉
食道癌
胃癌
大腸癌

II.肝臓 1. 肝臓における幹細胞研究の動向
〈丸澤宏之〉
肝再生には肝幹細胞がどの程度かかわっているのか?
骨髄細胞が肝幹細胞になる?
癌にも幹細胞が存在する?
肝癌の幹細胞の正体は?

2. C型肝炎のウイルス学の展開
〈脇田隆字〉
HCVのウイルス学

3. C型肝炎に対する抗ウイルス治療
〈竹原徹郎〉
新規治療法の開発状況
Peg-IFN/RBV治療の最近の動向
抗ウイルス治療の長期成績

4. B型肝炎に対する抗ウイルス治療
〈黒崎雅之 泉 並木〉
治療ガイドライン
Pegylated-interferon(PEG-IFN)
Entecavir(ETV)
Adefovir(ADV)
Telbivudine(LdT) Tenofovir(TDF)
核酸アナログ治療反応性と治療効果
長期予後改善効果

5. 非アルコール性脂肪性肝疾患の治療
〈岡上 武〉
糖尿病合併,非合併NASHに対するpioglitazone投与
metformin
orlistat
他の高脂血症改善剤
抗線維化療法その他の薬剤
瀉血
外科的治療

6. 自己免疫性肝疾患における最近の進歩
〈三宅康広 高木章乃夫 山本和秀〉
自己免疫性肝炎
原発性胆汁性肝硬変
原発性硬化性胆管炎 IgG4関連硬化性胆管炎

7. 薬物性肝障害の現況
〈滝川 一〉
薬物性肝障害(DILI)の現況
DILIと遺伝子多型について
DILIの診断
APAP肝障害
問題点と今後の展望

8. 劇症肝炎の現況
〈桶谷 真 井戸章雄 坪内博仁〉
劇症肝炎の実態
ウイルス性劇症肝炎における劇症化の要因
劇症肝炎の治療
予後予測と肝移植の適応
肝再生医療の展望

9. 肝臓の線維化研究の進展
〈河田則文〉
肝線維化における星細胞の位置づけ
肝線維化の発症・進展
肝線維化の可逆性
肝線維化の治療
肝線維化の評価

10. 肝硬変診療の進歩
〈前田直人 村脇義和〉
肝硬変の成因
肝硬変の診断
肝硬変の治療

11. 肝発癌の分子機構
〈堤 武也 小池和彦〉
HCVによる肝発癌
NASHによる肝発癌

12. 肝癌治療の現況と今後の展開
〈山下竜也 金子周一〉
肝癌の肝切除
肝癌の局所療法
肝癌の肝動脈化学塞栓療法(TACE)
肝癌の化学療法
肝癌の放射線療法

13. 肝癌に対する免疫治療の展望
〈巽 智秀 林 紀夫〉
サイトカイン治療および養子免疫治療
HCCに対する樹状細胞治療
HCCにおける癌抗原の同定と癌抗原腫瘍ペプチドによるペプチドワクチン治療
既存の治療法とHCCに対する癌免疫の活性化
HCCに対する癌免疫治療の新たな治療戦略

14. 脳死肝移植の現況
〈田村純人 菅原寧彦 國土典宏〉
欧米の現況
アジアの現況
本邦の現況
今後の課題

15. 肝疾患における再生治療・細胞療法の展望
〈高見太郎 寺井崇二 坂井田功〉
基礎研究; 骨髄細胞から肝細胞への分化・増殖モデル(GFP/CCl4モデル)
臨床研究; 肝硬変症に対する自己骨髄細胞投与療法(ABMi療法)

III.胆膵 1. モデル動物による膵発癌の分子機構: 最前線
〈濱田 晋 下瀬川徹〉
恒常的活性化型Krasを用いた膵癌モデルマウスの樹立
活性化型Kras発現マウスにおける他遺伝子の変異・ノックアウトによる浸潤癌形成の促進
Lineage tracingによる膵癌発生母地の検討膵の炎症による発癌過程の促進
Kras以外の遺伝子による膵発癌モデル

2. 急性膵炎の発症とオートファジー
〈廣田昌彦 大村谷昌樹 橋本大輔 馬場秀夫〉
膵消化酵素活性化の場
オートファジーとは
急性膵炎におけるオートファジーの意義
急性膵炎発症のオートファジー説

3. 重症急性膵炎におけるperfusion CTの現状と将来
〈辻 喜久 多田真輔 千葉 勉〉
perfusion CTの原理
膵perfusion CTにおける造影剤の投与速度
膵perfusion CT撮像条件と被曝
時間濃度勾配(TDC)とCTの多列化
膵血流解析アルゴリズム
重症急性膵炎におけるperfusion CTの現状と今後
膵悪性疾患へのperfusion CTの応用の現状と今後

4. 急性膵炎の改訂重症度判定基準-解説と問題点
〈真弓俊彦 横江正道〉
改訂診断基準,重症度判定基準
改訂基準の留意点
搬送基準

5. 膵癌の分子標的治療薬
〈古瀬純司 鈴木英一郎 長島文夫〉
上皮成長因子受容体epidermal growth factor receptor(EGFR)tyrosine kinase阻害剤
抗EGFR抗体薬
血管内皮増殖因子vascular endothelial growth factor(VEGF)およびVEGF receptor(VEGFR)阻害剤
その他の分子標的薬

6. ERCP後膵炎の早期診断と予防
〈峯 徹哉 下瀬川徹〉
原因として
重症度については現在もCottonらの分類が用いられている
対処方法
薬剤についてもかなりの治験があるがいずれも効果が少ないとの報告が多い

7. 自己免疫性膵炎のステロイド治療
〈西森 功〉
自然寛解とステロイド治療の適応
膵癌との鑑別を目的としたステロイドによる診断的治療
ステロイドによる初期治療
ステロイド維持療法と再燃
再燃例およびステロイド治療抵抗例の治療

8. 胆汁酸トランスポーター: 基礎と臨床
〈海野倫明 阿部高明〉
胆汁酸の腸肝循環
胆汁酸トランスポーターの遺伝子多型
胆汁酸トランスポーターの発現調節機構
胆汁酸トランスポーターとGd-EOB-DTPA
胆汁酸トランスポーターと癌
胆汁酸レセプターとエネルギー代謝調節
コレステロールトランスポーターと阻害薬

9. 胆石症の発症機序と臨床の最前線
〈菅野啓司 田妻 進〉
インスリン抵抗性と胆石症
FXRα
LXR
NPClLl
スタチン製剤と胆石症

IV.消化器外科 1. 噴門部胃癌の治療戦略
〈梨本 篤 藪崎 裕 中川 悟 石川 卓〉
内視鏡的治療
外科的局所切除
噴門側胃切除
胃全摘

2. Stage IV大腸癌の治療戦略
〈小川真平 板橋道朗 廣澤知一郎 亀岡信悟〉
Stage IV大腸癌の治療方針
Stage IV大腸癌治療の実際

3. 急性膵炎の診療ガイドラインと外科的治療
〈真弓俊彦 高橋英夫〉
急性膵炎診療ガイドライン2010発刊の経緯
急性膵炎診療ガイドライン2010のポイント
外科的治療
胆石性膵炎沈静後

4. 急性胆管炎,胆嚢炎の診療ガイドラインと外科的治療
〈山下裕一〉
標準的治療とガイドライン
急性胆管炎のガイドライン治療
急性胆嚢炎のガイドライン治療
国際ガイドライン

5. 消化器癌における術前化学療法の現況と展望
〈掛地吉弘 吉田倫太郎 前原喜彦〉
食道癌
胃癌
大腸癌

6. 胃悪性リンパ腫の治療戦略
〈熊谷厚志 大山繁和 佐野 武 山口俊晴〉
総論
胃MALTリンパ腫の治療
DLBCLの治療

索 引

Annual Review 呼吸器
2010年版
発行間隔: 年刊
発売日: 毎年1月下旬頃
紙版
目 次 I.呼吸器系の生物学 1. 高齢者肺炎と肺防御機構 〈山谷睦雄 久保裕司 藤野直也〉 高齢者肺炎の特徴 高齢者の免疫低下と対策 ...

Annual Review 呼吸器

2010年版

目次: 目 次
I.呼吸器系の生物学 1. 高齢者肺炎と肺防御機構
〈山谷睦雄 久保裕司 藤野直也〉
高齢者肺炎の特徴
高齢者の免疫低下と対策

2. 気管支喘息の遺伝子多型
〈山口悦郎〉
連鎖解析によるゲノムスキャン
全ゲノム関連解析
喘息のGWAS
総IgE値のGWAS
課題と遺伝子の影響度

3. 細胞死と老化
〈原田さおり 宮崎 徹〉
細胞死(cell death)
老化(aging,senescence)
呼吸器におけるアポトーシスと老化に関する最近の話題

4. ユビキチンとプロテアソームの作動機構と生理機構
〈田中啓二〉
ユビキチンとユビキチンシステム
ユビキチンのホメオスタシス制御
プロテアソームの構造
プロテアソームの多様性

5. エピジェネティック制御と炎症制御の破綻
〈伊藤一洋〉
エピジェネティックス
インフラムエイジング(炎症性老化) 慢性閉塞性呼吸器疾患における炎症制御機能の破綻
治療に関する一考

6. 癌幹細胞をめぐって
〈八戸敏史 永野 修 高橋和久 佐谷秀行〉
肺癌における分子生物学的根拠に基づいた治療戦略
幹細胞と癌幹細胞の概念
癌幹細胞の定義
癌幹細胞と治療抵抗性
癌幹細胞の同定
肺幹細胞-BASCs-
肺癌幹細胞
今後の展開-癌幹細胞を標的とした治療戦略のために-

7. 遺伝子変異と抗がん剤
〈峯岸裕司 弦間昭彦〉
細胞障害性化学療法薬の効果予測因子
EGFR遺伝子変異とEGFRチロシンキナーゼ阻害薬
新規融合型癌遺伝子EML4-ALK
遺伝子多型と抗がん剤の副作用予測

8. 肺損傷におけるHMGB1の意義
〈田坂定智〉
晩期炎症性メディエーターの重要性
HMGB1の機能と作用機序
敗血症におけるHMGB1
ALI/ARDSにおけるHMGB1
HMGB1受容体-RAGE
呼吸管理に伴う肺損傷とHMGB1
ヘムオキシゲナーゼとの関連

II.疾患の病因と病態 1. スタチンのCOPDに対する効果
〈寺本信嗣〉
COPD患者に対するスタチンの効果
スタチンと他剤の併用の効果
スタチンのCOPD患者に対する作用機序
スタチン研究の問題点と今後の課題

2. COPD: p38MAPK inhibitor
〈室 繁郎 星野勇馬 三嶋理晃〉
蛋白リン酸化酵素と気道炎症
MAPKと炎症
p38MAPK
p38と気道炎症
p38MAPK阻害剤

3. 遷延性咳嗽
〈藤村政樹〉
遷延性咳嗽の原因疾患
遷延性咳嗽に関する前向き臨床研究

4. 肺線維症と血管新生
〈海老名雅仁〉
肺線維症における血管増殖
線維化病変における毛細血管の消失IPF患者肺における血管増殖病変
fNSIP患者肺における肺胞毛細血管の消失
線維化病変における血管消失機序
IPF患者肺における血管増殖病変の意義

5. 肺線維症における線維芽細胞の起源
〈橋本直純〉
肺構成細胞における肺外由来前駆細胞
肺線維症での肺線維芽細胞の多様性
肺線維芽細胞における骨髄由来前駆細胞
骨髄由来前駆細胞の肺傷害部位への遊走
骨髄由来前駆細胞の線維症への関与
Epithelial-mesenchymal transition(EMT)を介した肺構成細胞由来線維芽細胞
Human studies

6. 女性肺腺癌の病因と病態
〈須田健一 富沢健二 光冨徹哉〉
女性肺腺癌の病因
女性肺腺癌の分子病態
女性肺腺癌の病理病態

7. リンパ管新生とリンパ脈管筋腫症
〈熊坂利夫 瀬山邦明〉
リンパ脈管筋腫症とは
LAMに特徴的なリンパ管成長因子VEGF-D
LAMのリンパ管新生とLAM細胞集塊(LCC)
良性腫瘍であるLAMの転移機構の問題点

8. アレルギー性気道炎症とムチン遺伝子
〈武山 廉〉
粘液分泌細胞と気道ムチン遺伝子
アレルギー性気道炎症における粘液分泌の特徴
アレルギー性気道炎症におけるムチン遺伝子発現機構
気道ムチン遺伝子発現調節の新展開
気道リモデリングとムチン遺伝子
気道ムチン遺伝子を標的とした気道過分泌の新しい治療戦略

9. 急性肺損傷における肺胞上皮細胞の傷害と修復
〈林 伸一 橋本 修〉
AECのイオントランスポートシステムと機能障害
急性肺損傷における炎症とアポトーシス
AECの再生におけるstem cell(幹細胞)の役割

III.診断の進歩 1. 悪性中皮腫のバイオマーカー
〈高橋和久〉
中皮腫の腫瘍マーカー
実地臨床で求められている中皮腫のバイオマーカー

2. EBUSの超音波内視鏡
〈木村秀樹 中島崇裕 飯笹俊彦〉
EBUS-TBNAの臨床評価
EBUS-TBNAと遺伝子検索
EBUS-GS(guide sheath)
EBUSとその他の疾患
今後の方向性

3. 肺線維症におけるバイオマーカーの最近の知見
〈高橋弘毅 白鳥正典 千葉弘文〉
バイオマーカーの分子構造,産生,局在,機能
予後予測マーカーとしての血清KL-6
予後予測マーカーとしての血清SP-A,SP-D治療効果を判定する上での血清バイオマーカーの使用価値
肺線維化バイオマーカーに着目した諸外国からの研究発表の増加
バイオマーカーの乖離現象とSP-D自己抗体の出現

4. 二次性間質性肺炎の画像診断
〈酒井文和〉
膠原病肺
慢性過敏性肺炎
喫煙関連間質性肺炎
石綿肺
肺血管炎

5. 肺癌のCT診断
〈森 清志〉
病変の存在診断
病変の質的診断
病変の進展度診断

6. 異常遺伝子を標的とした分子標的治療
〈萩原弘一〉
EGFR遺伝子変異
EGFR遺伝子変異検査陽性患者に対するgefitinibの効果
EGFR遺伝子変異検査
EML4-ALK融合遺伝子

7. IOS(impulse oscillation system)の信頼性・有用性
〈保澤総一郎〉
IOSの原理と臨床的解釈
IOSの信頼性
IOSの臨床的有用性IOSを用いた臨床の実際

8. NO呼気測定は本当に有用か?
〈佐藤隆司 東田有智〉
背景
FeNO測定器と測定法
FeNO濃度と気管支喘息の診断FeNO濃度と喘息管理の評価
FeNOと喘息コントロールの評価今後の展望

9. バーチャル気管支鏡ナビゲーション
〈品川尚文〉
Bf-NAVI
inReach
LungPoint
今後の展望

IV.治療の進歩 1. 特発性肺線維症: ピルフェニドン
〈吾妻安良太〉
ピルフェニドンの開発導入と作用機序研究
我が国のピルフェニドン臨床試験
CAPACITY試験
市販後の経過と問題点
今後の展望

2. 睡眠時無呼吸症候群: ASV
〈赤柴恒人〉
睡眠時無呼吸症候群の治療の動向
ASVの原理
ASVの効果ASV治療の今後の課題

3. 肺動脈性肺高血圧-最近の治療
〈草野研吾〉
治療の原則
肺血管拡張薬
肺移植
分子標的治療薬

4. 急性期呼吸リハビリテーション
〈安藤守秀 神津 玲〉
2つの急性期呼吸リハビリテーション
集中治療室における超急性期呼吸リハビリテーション
一般病棟における急性期から回復期にかけての呼吸リハビリテーション

5. 肺胞蛋白症の治療-最近の進歩
〈田澤立之 中田 光〉
全肺洗浄
GM-CSFの皮下注射での治療
GM-CSFの吸入治療
その他の治療

6. 気管支鏡による慢性閉塞性肺疾患治療の進歩
〈宮澤輝臣 西根広樹 半田 寛〉
COPDの呼吸生理
COPDにおける気道バイパス術や肺容量減量術の現状と問題点

7. 難治性サルコイドーシスについて
〈杉崎勝教〉
難治性の定義について
難治性症例とはどのような症例をさすのか
ステロイド治療抵抗性症例に対する代替治療

8. 肺癌と免疫療法
〈竹之山光広 花桐武志 安元公正〉
肺癌患者の自己癌特異的免疫応答の検出
肺癌に対する腫瘍抗原同定
肺癌における癌ワクチン療法

9. 術前術後補助化学療法
〈内藤陽一 大江裕一郎〉
シスプラチン(CDDP)ベースの術後化学療法の長期観察結果
カルボプラチン(CBDCA)ベースの術前・術後補助化学療法
バイオマーカー
術前補助化学療法vs術後補助化学療法

10. 呼吸器感染症: PK/PD理論
〈山本和子 河野 茂〉
PK/PD理論とは
呼吸器感染症におけるPK/PD
PK/PD理論の耐性菌抑制への応用
PK/PDの臨床応用における問題点

11. Early intervention(wheezy infantへの対応)
〈勝沼俊雄 赤司賢一〉
wheezy infantと乳児喘息
乳児喘鳴(wheezy infant)の臨床診断
wheezy infantの予後
なぜearly interventionか? 気道炎症とリモデリング
3つのメガスタディ: 2006年の衝撃
薬物以外の早期介入手段

12. ARDS-新しい治療標的
〈久保裕司〉
adenosine receptors
angiopoietin
バイオマーカー

索 引

Annual Review 神経
2010年版
発行間隔: 年刊
発売日: 毎年1月下旬頃
紙版
目 次 I.Basic Neuroscience 1.神経生理 1) 反復経頭蓋磁気刺激法によるヒト大脳皮質可塑性 〈濱田 雅 宇川義一〉 メタ可塑性―シ...

Annual Review 神経

2010年版

目次: 目 次

I.Basic Neuroscience
1.神経生理
1) 反復経頭蓋磁気刺激法によるヒト大脳皮質可塑性
〈濱田 雅 宇川義一〉
メタ可塑性―シナプス可塑性の可塑性
ヒトにおけるメタ可塑性
新しいrTMS刺激法―Quadripulse stimulation(QPS)―とメタ可塑性
Gating mechanismとstate dependent effect

2) 小脳皮質の部位局在性
〈杉原 泉〉
小脳の構造の概観と,従来からの小脳の区分の考え方
小脳皮質の分子発現パタンとそれに基づく小脳皮質・小脳核の区分
小脳入出力単一軸索投射の構築と微小モジュール
小脳から大脳連合野への投射
ヒト小脳障害の磁気共鳴画像による小脳の機能局在の解明

2.神経病理
1) αシヌクレインはどこから蓄積するか?
〈村山繁雄 齊藤祐子〉
対象・方法
結果
考察
結語

2) WHO brain tumor classification 2007
〈中里洋一〉
WHO分類の歴史
新規登録の腫瘍型
脳腫瘍WHO分類第4版の問題点

3.生化学(分子生物学)
iPS細胞と神経疾患への今後の展開
〈岡田洋平 岡野栄之〉
iPS細胞の樹立
疾患とiPS細胞
iPS細胞を用いた再生医学 iPS細胞の今後の問題点

4.画像
1) Arterial spin labelingによる脳血流測定
〈松田博史〉
原理と開発の歴史
臨床応用
今後の課題

2) アミロイドイメージング
〈石井賢二〉
アミロイドプローブの開発状況
健常者におけるアミロイドイメージング
軽度認知障害者におけるアミロイドイメージング Alzheimer病におけるアミロイドイメージング
髄液バイオマーカとの関係
AD以外の変性疾患におけるアミロイドイメージング
アミロイドイメージングと根本治療薬治験

II.本年の動向
1) 神経難病疾患の医療費構造解析の問題点
〈荻野美恵子〉
難治性疾患の医療費構造を研究する目的,意義,社会的影響に関する検討
研究班発足以前の特定疾患医療費に関するデータ
特定疾患の医療費調査の方法論の検討および現状把握
限定した特定疾患を用いたパイロットスタディ
保険者情報の検討
各分担研究者による研究

2) Parkinson病の遺伝子治療
〈村松慎一〉
ドパミン合成系酵素の遺伝子導入
神経栄養因子の遺伝子導入
GAD遺伝子の導入
ウイルスベクターと安全性
今後の課題と展望

3) 遺伝性(家族性)プリオン病の遺伝子検査をめぐる諸問題
〈田村智英子〉
遺伝性(家族性)プリオン病の概要
プリオン病の遺伝子検査とその臨床的意義
プリオン病の遺伝子検査や遺伝性プリオン病の相談をめぐって明らかになってきた諸問題
プリオン病の遺伝子検査実施に際して考慮すべき各種指針
神経内科医が遺伝子検査を行う前に考慮すべき点

4) 急性脳炎のグルタミン酸受容体自己免疫病態の解明
〈高橋幸利 最上友紀子 高山留美子〉
NMDA型グルタミン酸受容体に対する抗体の分類
非ヘルペス性急性辺縁系脳炎(脳症)と抗GluRε2抗体
抗GluRε2抗体の病態機能
卵巣奇形腫を伴う非ヘルペス性急性辺縁系脳炎と抗NMDA受容体複合体抗体

5) ファブリ病に関しての調査研究―特に神経症状と治療効果に関して
〈衞藤義勝〉
ファブリ病の遺伝と頻度
病因&病態
ファブリ病の臨床型と臨床症状
末梢神経&自律神経障害
神経障害&精神症状&前庭機能障害
若年性脳梗塞患者にファブリ病患者が高率にみられる
精神症状
ファブリ病の治療

6) 特発性正常圧水頭症の診断と治療
〈石川正恒〉
疫学
iNPH共同研究の結果
NPHの病態

7) もやもや病診断と治療: 最近の動向
〈藤村 幹 冨永悌二〉
疾患概念・疫学
病態・病因
診断
治療
周術期合併症予後と自然歴

III.各種疾患
1.感染・炎症疾患
1) 神経Sweet病
〈久永欣哉〉
Sweet病
神経Sweet病の臨床所見
神経Sweet病から神経好中球病へ

2) HIVの神経合併症up date
〈伊澤良兼〉
HIV感染症と神経疾患
HIV感染症と中枢神経障害
HIV感染症と末梢神経障害

2.脳血管障害
1) t-PAによる血栓溶解療法(ECASS IIIを含めて)
〈青木淳哉 木村和美〉
発症3時間以内のt-PA静注療法
発症3時間以降のt-PA静注療法
t-PA静注療法と血管内治療との併用
t-PA静注療法と経頭蓋超音波との併用
注意すべきポイント
新たなエビデンスその他のt-PA療法

2) Perfusion/diffusion mismatchに関する最近の話題
〈太田晃一〉
DEFUSEのサブ研究
EPITHET
DIAS-2
以上の3研究は何を明らかにし,何を明らかにできなかったのか?
MRA/D Mismatch
ASPECTSによるMR mismatch score
ASIST-Japanによる急性期脳梗塞画像診断実践ガイドライン2007

3) Cerebral Microbleeds
〈今泉俊雄〉
MBとは何か
Microangiopathyの診断とMB
MBの関連因子
関連疾患
MBは無症候性か
MBが認められた場合の対処
鑑別すべき画像所見
MBの診断基準

3.脳腫瘍
1) 悪性グリオーマに対する化学療法update: テモダールおよびその後
〈青木友和〉
Gliadel(BCNUポリマー)
Temozolomide治療抵抗性の最大の原因(MGMTの発現)
高容量Temozolomide投与におけるMGMT耐性の克服

2) 脳腫瘍の免疫療法
〈戸田正博〉
中枢神経系の免疫学的環境
グリオーマに対する免疫療法
腫瘍細胞を利用したワクチン療法(腫瘍抗原の同定を必要としない方法)
同定された腫瘍抗原を用いた腫瘍ワクチン療法
脳腫瘍幹細胞に対する免疫療法

4.外傷
1) 頭部外傷に対する広範囲減圧開頭術の再評価
〈徳富孝志〉
外減圧術の理論的背景と脳への影響
外減圧術の適応について
外減圧術と転帰
合併症

2) 頭部外傷,心停止後症候群に対する低体温療法
〈黒田泰弘 河北賢哉〉
重症頭部外傷に対するTH
冷却方法の検討(多種の病態)
心停止後脳障害に対するTH
TH中の脳血流

5.変性疾患
TDP-43 proteinopathy―その広がりと病因的意義
〈長谷川成人 野中 隆 新井哲明 秋山治彦〉
TDP-43蓄積の広がり
ALSにおけるTDP-43遺伝子変異の発見TDP-43細胞内蓄積モデル
TDP-43の蓄積機構
凝集体形成と神経変性の関係

6.中毒・代謝疾患
1) 薬剤性白質脳症
〈東 麻子 大場 洋〉
フッ化ピリミジン系薬剤(5-FUおよびカルモフール,テガフール)による白質脳症
メトトレキセート(MTX)による白質脳症
シクロスポリン,タクロリムス(FK506)による白質脳症
メトロニダゾールによる白質脳症

2) 肝外シャントによる代謝性脳症
〈大平雅之〉
肝性脳症の概念と分類
通常の肝性脳症の診断と鑑別診断
シャントによる代謝性脳症
診断
臨床分類
治療
予後

7.脱髄・免疫性疾患
1) Sporadic inclusion body myositis
〈久保田暁 清水 潤〉
疫学的・遺伝的側面
感染的側面
病理学的側面
治療的側面

2) 多発性硬化症の抗体治療: NMOを含む
〈真崎勝久 吉良潤一〉
モノクローナル抗体治療薬
Natalizumab
Rituximab
Alemtuzumab
Daclizumab

8.末梢神経障害
1) 抗アセチルコリン受容体抗体陽性の自律神経傷害性ニューロパチー
〈小池春樹 祖父江元〉
Autoimmune autonomic ganglionopathy(AAG)
体位性起立性頻拍症候群 postural tachycardia syndrome(POTS)
慢性偽性腸閉塞症 chronic intestinal pseudo-obstruction(CIP)
その他の免疫性自律神経障害性ニューロパチーと抗ganglionic AChR抗体との関連

2) CTS内視鏡手術
〈江尻荘一 紺野愼一〉
歴史
術式の種類
治療成績
合併症
ECTRの施行状況と今後の展望

9.筋肉疾患
1) Duchenne型筋ジストロフィー治療の過去・現在・未来―どうして生存期間が延びたか
〈川井 充〉
呼吸管理
心不全治療
今後の筋ジストロフィー治療の展望

2) 縁取り空胞を伴う遠位型ミオパチーの治療法開発
〈西野一三 野口 悟〉
DMRVの臨床病理所見
原因遺伝子と遺伝子変異
生化学的異常と分子病態
モデル動物の作製
DMRVマウスを用いた治療研究
低シアル酸とミオパチー

10.自律神経疾患
1) 宇宙医学と自律神経
〈森田啓之〉
心・循環失調の病態
血漿量減少
交感神経
圧受容器反射心機能
血管平滑筋
前庭-血圧反射

2) 人工血圧反射
〈山家智之 三浦英和 白石泰之 吉澤 誠 田中 明〉
生体制御系を模擬した人工血圧反射システム
モック循環回路における人工血圧反射自動制御システムの検証
人工血圧反射の動物実験

11.機能性疾患
1) イオンチャネル異常によるてんかん―最近のトピックス
〈杉浦嘉泰 宇川義一〉
てんかんと活動電位
電位依存性ナトリウムチャネルの異常によるてんかんの病態
内向き整流性カリウムチャネルの異常によるてんかん

2) 抗てんかん薬update
〈須貝研司〉
日本における新規抗てんかん薬の現状と動向
承認新規抗てんかん薬の臨床薬理
新規抗てんかん薬の臨床効果
今後の治験薬
旧来薬の新たな問題

索 引

Annual Review 糖尿病・代謝・内分泌
2010年版
発行間隔: 年刊
発売日: 毎年1月下旬頃
紙版
目 次 I.糖尿病 Overview 〈寺内康夫〉 A.基礎分野での進歩 1. 膵β細胞におけるストレス応答と生存 〈石原寿光〉 膵β細胞と...

Annual Review 糖尿病・代謝・内分泌

2010年版

目次: 目 次
I.糖尿病 Overview
〈寺内康夫〉


A.基礎分野での進歩 1. 膵β細胞におけるストレス応答と生存
〈石原寿光〉
膵β細胞とストレス応答に関する最近の研究動向
小胞体ストレスと酸化ストレス
mRNA翻訳機構
Integrated Stress Re-sponse
膵β細胞におけるmRNA翻訳抑制の重要性: 理論的検討
タンパク合成制御とストレス応答

2. 膵β細胞のオートファジー
〈綿田裕孝〉
はじめに
オートファジーの形態
オートファジー過程に必須な蛋白群
オートファジーの役割
膵β細胞においてはインスリン抵抗性がオートファジーを誘導する
膵β細胞特異的ATG7ノックアウトマウス
膵β細胞における恒常的オートファジーの意義
膵β細胞における誘導的オートファジーの意義
糖尿病の自然史とオートファジー
今後の課題

3. 自律神経を介した肝臓-膵β細胞間連関による膵β細胞量調節機構
〈今井淳太 片桐秀樹〉
マウス肝臓におけるERK経路の活性化はグルコース応答性インスリン分泌を亢進し,膵β細胞の増殖を亢進する
自律神経を介した肝臓-膵β細胞間連関
肝臓-膵β細胞間連関経路は肥満における膵島肥大に関与する
肝臓-膵β細胞間連関経路の活性化による糖尿病再生治療への応用

4. IRS-1/2を介した肝臓でのインスリン情報伝達
〈窪田直人 窪田哲也 門脇 孝〉
肝臓特異的IRS-1欠損マウスは再摂食時に,肝臓特異的IRS-2欠損マウスは絶食時にインスリン抵抗性が認められた
肝臓では,絶食時と摂食直後は主にIRS-2が,その後の再摂食時は主にIRS-1がインスリン作用を担っている
肝臓特異的IRS-1・IRS-2ダブル欠損マウスは重度のインスリン抵抗性を呈し,糖尿病を発症した

5. FoxOファミリーとインスリンシグナル
〈中江 淳 伊藤 裕〉
インスリンシグナルによるFoxO活性調節
FoxOファミリーによるインスリンシグナルの調節

6. アディポネクチン受容体と糖尿病
〈山内敏正 門脇 孝〉
肥満の脂肪組織ではマクロファージの浸潤が認められる!
肥大化した脂肪細胞はMCP-1を多く発現・分泌している!
脂肪細胞特異的MCP-1過剰発現マウスの脂肪組織にはマクロファージの浸潤が認められた!
MCP-1あるいはその受容体CCR2のノックアウトマウスでは,脂肪組織へのマクロファージの浸潤が少ない!
脂肪細胞とマクロファージの相互作用が悪玉アディポカインを増加させる!
善玉アディポカインの存在の可能性
インスリン感受性が良好な小型脂肪細胞でアディポネクチンの発現が亢進している
アディポネクチンは脂肪細胞由来の主要な善玉アディポカインである
アディポネクチンの補充は2型糖尿病モデルマウスの脂肪酸燃焼を促進し,インスリン抵抗性を改善する
アディポネクチン一因子の低下でメタボリックシンドロームの主徴候が出現しうる
アディポネクチンはPPARαを活性化して,脂肪酸燃焼・エネルギー代謝を制御する
アディポネクチンはAMPKを活性化して脂肪酸燃焼を促進する
AdipoRはアディポネクチンの細胞膜表面への結合と作用発現に必要
2型糖尿病ではアディポネクチン低下・アディポネクチン感受性低下の両方が存在する
AdipoRの生理的・病態生理的意義
善玉アディポカインと悪玉アディポカインの相互作用とアディポカインネットワークの破綻

7. グルコキナーゼ活性化薬
〈中村昭伸 寺内康夫〉
グルコキナーゼと糖代謝
グルコキナーゼ活性化薬とは?
グルコキナーゼ活性化薬の膵β細胞機能における作用
グルコキナーゼ活性化薬の肝における作用
膵β細胞量調節機構におけるグルコキナーゼの役割
グルコキナーゼ活性化薬の膵β細胞増殖作用
わが国での臨床応用を含めたグルコキナーゼ活性化薬の今後の展望

B.臨床分野での進歩 1. 日本人2型糖尿病の疾患感受性遺伝子-KCNQ1を中心に
〈安田和基〉
従来の糖尿病感受性遺伝子研究の概観
ゲノムワイド相関解析(GWAS)と糖尿病
2型糖尿病に関連する新規遺伝子KCNQ1の同定
今後の展望

2. 糖尿病大規模臨床研究から学ぶこと(長期)
〈小田原雅人〉
UKPDS
UKPDS長期追跡結果: SU薬・インスリン群と通常療法群の比較
UKPDS長期追跡結果: メトホルミン群と通常療法群との比較
DCCT長期追跡結果
UKPDS,DCCT長期追跡結果が示唆するもの

3. 糖尿病大規模臨床研究から学ぶこと(短期)
〈太田明雄 田中 逸〉
ACCORD試験
ADVANCE試験
VADT試験
5試験(UKPDS,PROactive,ACCORD,ADVANCE,VADT)におけるメタ解析

4. 糖尿病合併症のregression
〈荒木信一 柏木厚典〉
糖尿病性腎症
糖尿病性網膜症
大血管障害

5. インクレチン薬の臨床
〈山田祐一郎〉
多彩なインクレチン作用
インクレチン薬とは
GLP-1受容体作動薬の臨床
DPP-IV阻害薬の臨床
糖尿病診療へのインパクト

6. レニン-アンジオテンシン系と糖尿病の発症
〈小川喜久 向山政志 中尾一和〉
大規模臨床研究におけるRA系抑制薬の糖尿病発症抑制効果
ARBによるインスリン抵抗性改善作用
ARBの脂肪細胞への作用: PPARγ活性化作用
RA系抑制薬の膵保護作用: インスリン分泌の維持
新しいRA系の概念の拡がりと糖尿病発症

II.代 謝 Overview
〈石橋 俊〉


A.基礎分野での進歩 1. FoxO1による代謝制御
〈北村忠弘 北村ゆかり〉
FoxO1による肝糖代謝調節
FoxO1による肝脂質代謝調節
選択的インスリン抵抗性仮説
FoxO1のO-グリコシレーション修飾
FoxO1による中枢性の摂食調節
FoxO1による脂肪細胞のエネルギー代謝調節
FoxO1と動脈硬化

2. Perilipinと脂肪滴
〈三好秀明〉
脂肪細胞における古典的脂肪分解機構
PeriAによる脂質代謝制御機構
PATファミリーと機能的アミノ酸領域
Perilipinの遺伝子多型と肥満関連疾患
PeriAトランスジェニックマウス

3. Metabolic FGFの機能解析
〈稲垣 毅〉
Fibroblast growth factors
FGF19サブファミリー
FGF15/19
FGF21
FGF23
今後の展望

4. 転写因子KLF5による細胞分化・代謝調節
〈大石由美子 真鍋一郎 永井良三〉
Kruppel-like factor(KLF)転写因子
KLF5による脂肪細胞分化調節
KLF5によるエネルギー代謝調節
KLF5の翻訳後修飾による骨格筋代謝調節とPPARδ

5. 胆汁酸による糖・エネルギー代謝調節
〈渡辺光博〉
胆汁酸代謝
胆汁酸による代謝調節
胆汁酸代謝と糖・エネルギー代謝
陰イオン交換樹脂を用いた糖尿病治療への臨床アプローチ

6. ネスファチンによる摂食調節
〈清水弘行〉
ネスファチン/NUCB2と摂食行動
ネスファチン-1の同定
ネスファチン-1末梢投与効果とその効果発現部位の同定

B.臨床分野での進歩 1. レジスチンの臨床的意義
〈大沼 裕 大澤春彦〉
レジスチンの構造
レジスチンの病態生理学的意義
2型糖尿病感受性遺伝子レジスチンSNP-420の同定
血中レジスチン濃度
レジスチンと肥満,インスリン抵抗性,糖尿病
レジスチンと炎症,メタボリックシンドローム,動脈硬化など

2. Vaspinのメタボリック症候群における臨床的意義
〈勅使川原早苗 中司敦子 和田 淳〉
Vaspinの同定とその発現調節
Vaspinのインスリン抵抗性の改善作用
Vaspin RIA測定キットの開発
バイオマーカーとしてのvaspin
Vaspinによる炎症制御によるインスリン抵抗性改善と創薬への展開

3. 血管内皮リパーゼの臨床的意義
〈石田達郎 平田健一〉
ELの分子特性
ELの発現とHDLへの影響
EL遺伝子多型性と血清HDL値の関係
ヒト血中EL濃度とHDL値の関係
ELを制御する薬剤
EL阻害の動脈硬化への影響

4. 脂質異常症の遺伝素因
〈野原 淳〉
LDL代謝・VLDL代謝に影響する遺伝素因
HDLに影響する遺伝素因
Genome-wide association study

5. FGF21の臨床的意義
〈江藤一弘〉
FGF21の発現調節と作用機構
FGF21の機能
FGF21と疾患
血中FGF21と腎機能
血中FGF21と中性脂肪
血中FGF21とPPARα作動薬
FGF21とPPARγおよびPPARδ作動薬
血中FGF21とインスリン抵抗性
FGF21とやせ・肥満
血中FGFと2型糖尿病

III.内分泌 Overview
〈伊藤 裕〉


A.基礎分野での進歩 1. β-Klothoとコレステロール・胆汁酸代謝,糖代謝の制御機構
〈鍋島陽一〉
β-Klothoの同定,ノックアウトマウスの作成,変異表現型
FGF19 subfamilyのシグナル伝達におけるKlotho familyの機能 FGF21による肥満モデルにおける糖代謝の制御

2. (プロ)レニン受容体
〈市原淳弘 伊藤 裕〉
構造と生体内分布
全長型(プロ)レニン受容体の機能とその意義疾患への関与
可溶性(プロ)レニン受容体
ATP6AP2

3. アルドステロンとその受容体の活性化機構
〈柴田 茂 長瀬美樹 藤田敏郎〉
アルドステロンの電解質調節作用
アルドステロン/MR系の臓器障害作用
アルドステロン/MRシグナルの活性化機構

4. Kisspeptin/metastinと生殖機能制御
〈冨川順子 上野山賀久 束村博子 前多敬一郎〉
キスペプチン(メタスチン)の発見とその機能
生殖制御に関わるキスペプチンの新たな役割
生殖機能を制御するGnRH分泌とエストロジェンのフィードバック機構
キスペプチンによるGnRH分泌の制御

5. FGF23とビタミンD代謝
〈福本誠二〉
FGF23の作用機序
遺伝子改変動物による検討
FGF23によるビタミンD代謝調節

B.臨床分野での進歩 1. 選択的アルドステロンブロッカーの臨床応用
〈西川哲男〉
アルドステロンの作用
抗アルドステロン剤の臨床効果
原発性アルドステロン症(PA)への選択的アルドステロンブロッカーであるエプレレノン(セララ)による治療効果

2. 高血圧治療ガイドライン2009
〈楽木宏実〉
糖尿病合併高血圧
メタボリックシンドローム合併高血圧
その他の代謝疾患合併高血圧
内分泌性高血圧

3. 成人GH分泌不全症とGH補充療法
〈高橋 裕〉
成人GH分泌不全症の疾患概念
成人GH分泌不全症の疫学と成因
成人GH分泌不全症の診断
成人GH分泌不全症の病態と治療効果
成人GH分泌不全症の予後と治療介入の意義
GH補充療法における最近のトピックス

4. アンチエイジングとホルモン
〈柳瀬敏彦 蘆田健二 明比祐子〉
DHEA補充療法
GH補充療法

5. 骨粗鬆症の臨床
〈遠藤逸朗 松本俊夫〉
病因・病態
疫学・予防
治療効果
治療関連事象

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気温が上がり雨も増える今こそ、おうちの中の収納やインテリアを整えて、気持ちよく過ごせる空間にしたいもの。〝夏でも家がきれいな人〞のアイデアを取り入れれば、すっきり涼しい家に変わります。さらに梅雨どきの掃除と予防、部屋干しのコツも紹介!

CONTENTS
・家がきれいな人に教わる夏の部屋づくり
・新常識! 収納スペース新整え術
・カビとにおい悩みをすっきり 梅雨どき掃除&予防術
・部屋干し完全ガイド

<健康>
プレ更年期から要注意!
老けない骨活
最近、顔のたるみや姿勢の崩れが気になる…。その原因は、「骨」にあるのかもしれません。今日から隙間時間ですぐできる、「骨活」を暮らしのなかに取り入れて一生歩ける体を手に入れましょう

<美容・アイテム>
プチプラ&ごほうびアイテム大集結
ビューティ流行大賞2026
愛用の美容アイテムを、読者のリアルなコメントとともにお届けする、毎年恒例の人気企画。定番ものから新顔まで、手ごたえ確かな実力派をカテゴリー別に発表します

<占い>
ラッキーアイテム&アクションも!
ゲッターズ飯田さんの2026下半期開運占い
2026 年の下半期を前向きに乗りきるヒントを、人気占い師のゲッターズ飯田さんが解説。タイプごとの運気をチェックし、日々の行動に活かして、幸運な半年間を目指しましょう

〈読み物〉
STARTO ENTERTAINMENT 所属アイドルによる新たな音楽フェス
The ONE ~一音一生~に潜入!
5 月1 日、2 日に横浜アリーナにて行われた音楽フェスには、グループの垣根を越えてSTARTOアーティストたちが集結! 多幸感にあふれたライブの様子をレポートします

<マネー>
物価高・円安・終わりなき米騒動…etc.
みんなの食費のリアル’26
食品の価格が高騰している今、ESSE読者はどう対策しているのか、なにをすればいいのかを徹底調査。FPの節約アドバイスも紹介します!

<男と花>
曽野舜太さん(M!LK)

<表紙>
有村架純さん

<好評連載〉
Travis Japan の七五三掛龍也さんが登場!
「ノンストップ! ESSE 金曜コーナー『七五三掛 kitchen』」

定期購読(1年プラン)なら1冊:724円

暮らしに役立つ! 賢く生きる女性のための生活情報誌

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  • 2026/04/02
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  • 2026/03/02
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  • 2026/02/02
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  • 2026/01/05
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The Japan Times Alpha(ジャパンタイムズアルファ)

2026年06月19日発売

目次: 今週号の主要コンテンツ





ニュース:国内外の主要な出来事や日本語メディアでは報じないニュースを英語でお届け
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[Top News]
Major quake kills dozens,triggers tsunami in Philippines
フィリピン南部沖でM7.8の地震発生



[National News]
Births hit new low, but drop was smaller than previous year
出生数、過去最少記録も減少率は和らぐ

Shibuya begins handing out 2,000 fines for littering
渋谷区、「ポイ捨て」その場で過料徴収

Nagoya court recognizes AI-created images as child pornography
AI写真も「児童ポルノ」、名古屋地裁が初判断

Osaka police refer three to prosecutors over ‘weight-loss’ drug Mounjaro
糖尿病治療薬不正販売の男女3人を書類送検

Cabinet public affairs secretary launches X account, gains 100,000 followers
内閣広報官、Xの本格運用を開始

Japan officer to be hosted at France’s Space Command as countries’ defense ties deepen
仏航空宇宙軍に日本人連絡官派遣、7月から




[World News]
Kim, Xi agree to boost ties at Pyongyang summit
中朝首脳会談、政治・経済・文化分野で協力拡大へ

Zelenskyy in London for talks with Starmer, Macron and Merz
英仏独首脳がウクライナのゼレンスキー大統領と会談

Montenegro ‘within reach’ of joining EU, says European Commission president
モンテネグロ、2028年のEU加盟へ前進

Truck breakdown strands passengers, leaving at least 49 dead in Sahara Desert
サハラ砂漠で立往生、49人が渇死

Iran soccer team arrives in Mexico for training ahead of World Cup
サッカー W杯に出場するイラン代表、米ビザ発給遅れに不満

Pope Leo tells crowd of 1.2 million in Madrid that God stands with the poor
教皇レオ14世がマドリードで屋外ミサ、120万人が参加



[Business & Tech]
World Cup could cost employers as workers tune into matches, survey finds
W杯観戦で従業員の生産性低下、調査で明らかに

Japanese government and banks granted access to Claude Mythos
日本政府と大手銀、「クロード・ミュトス」の利用権獲得

Israel’s weapons exports reach a record high, with sales doubling in the past 5 years
イスラエルの武器輸出、過去最高を記録

Nvidia bets on AI personal computers with new ‘superchip’ powering Windows laptops
エヌビディア、ウィンドウズ向け新チップを発表

Japan’s department stores gear up for summer gift-giving season
百貨店のお中元商戦が本格化

Robot patrol dogs could be coming to Taiwan’s South China Sea islands
台湾、4足歩行のロボット犬を公開



コラム:ニュース以外の多様なジャンルの読み物記事
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[Essay]
How to ‘print’ lasting memories in your mind by John Maylam

[Odds & Ends]
英語で読む、正しい英語の使い方

[News Talk]
ニュースをテーマにした雑談

[シネマ倶楽部]
最新の洋画を英語のセリフとともに紹介

[Interview]
Bridging cultures with three languages/3つの言語でキャリアを開いた李純貴さん





※この他、多数のコンテンツを掲載しています

定期購読(3年プラン)なら1冊:304円

ニュースの多読で身につく「生きた英語」

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kodomoe(コドモエ)

2026年05月07日発売

目次: 【豪華3大付録】
1 ヨシタケシンスケ プールBAG
2 別冊24P絵本「せかいのことばでこんにちは」中垣ゆたか
3 とじこみ付録 ノラネコぐんだん きおくカード 工藤ノリコ

【巻頭大特集】
ミリオンブックからキャラクターまで、1位を大発表!
No.1絵本

●No.1絵本総選挙
 原ゆたか、松井玲奈、横山だいすけ ほか
●注目の書き手たちが何度もめくった絵本
 伊藤亜和、ふじきみつ彦
●大好きな絵本キャラクターのグッズといつもいっしょ
●ノラネコぐんだんの刺&#32353;でハンドメイド

【第2特集】
うっかり焼けも防ぐ、今どきUVケア全部。
今年こそ、「絶対焼かない!」

【親子時間が楽しくなる記事がいっぱい】
◆夢眠ねむの絵本作家に会いたい!SPECIAL ゲスト:ヨシタケシンスケ
◆子どもも喜ぶ&#9825; 色で遊んで、もっとかわいく 今どきハハコおそろは、“色で”がルールです。
◆“しとしと&キラキラ”を味わう 雨の日工作
◆ぜーんぶカレー粉で! 毎日、カレー宣言
◆混ぜるだけ! レンチンだけ! ひんやりスイーツ
◆ロングインタビュー 辻堂ゆめ
◆100人はいらないけど、いないのも心配…… 友達少ないってダメですか?
◆必要性や効果のほど、費用まで 子どもの歯科矯正、ホントのところ
◆あの頃も、今も、そばにいてくれる 30 年目のたまごっち

【好評連載】
◆食べたいときにすぐ作れる こどもおやつ 福田淳子
◆今井亮の毎日のりきりレシピ
◆ボーネルンドのきせつとあそぼ!
◆季節の絵本ノート
◆書店員さんおすすめ新刊絵本 ほか

参考価格: 750円

「親子時間」を楽しむ子育て情報誌kodomoe(コドモエ)

  • 2026/03/06
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  • 2026/01/07
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  • 2025/11/04
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  • 2025/09/05
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  • 2025/07/07
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  • 2025/05/07
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こどものとも0.1.2.

2026年06月03日発売

目次: にょきっ! ちんあなご
藤島由美 作

■内容のご紹介
「おーい あさだよ ちんあなご」と呼ばれて「にょきっ!」と一斉に砂から顔を出した6匹のちんあなごたち。ごはんを食べて、けんかして、仲直り。おさんぽに行って、帰ってきたら、また「バイバーイ」と砂に潜っていきました。縦長の画面で、ユーモアあふれるちんあなごたちの行動を、軽快に描きます。赤ちゃんと繰り返しお楽しみください。

■編集部より
作者の藤島由美さんは『じゃがーくん』(「こどものとも0.1.2.」2021年2月号)を作った後、もう一度縦に開いて展開する赤ちゃん絵本を作りたいと考えていらっしゃいました。また、20年ほど前、新潟の水族館で初めてちんあなごに出会って以来、いつかちんあなごの絵本を作りたいとも思っていたそう。そんなある日、東京のすみだ水族館で、ケンカしたり抱き合ったりするちんあなごを観察していて、縦開きで展開するちんあなごの絵本のアイデアが「にょきっ」と生まれてきたそうです。

貼り絵や、針金を使った立体作品など様々な表現方法を試した末、太い墨線と色鮮やかなアクリル画で、チンアナゴの動きをくっきりと軽快に描きだしてくださいました。

「にょきっ!」と一斉に砂から出てきて、また「ずぶずぶずぶっ」と砂に潜っていくユーモラスな姿をお楽しみください。

■作者のことば
ちんあなごは おしりからもぐります  藤島由美

ちんあなごが穴からすっぽり出るのは、極めてレアな事態だそうです。飼育員さんによれば、お引越しの時とか、ちょっと気分を変えたい時(?)とか。で、一番面白いのは、砂地に戻る時。おしりから埋まっていくところです。一度テレビで見ましたけれど、大笑いです。そこを何とかこの目で見たいものだと、あちこちの水族館に通っていますが、いまだにリアルには見ていません。

おーい、ちんあなご君。なぜ、君たちはおしりからズブズブ入っていくのか! そもそも、なぜ君たちは砂地で伸びたり引っ込んだりするのか! 仲間しかいない水族館の水槽で何をびくびくしているのか! よく見りゃ小さいのに表情すらあるじゃないか! 見れば見るほど、謎が多い。想像力を掻き立てられます。

この何ともフシギなちんあなごに、魂を持っていかれて3年。やっと絵本ができました。フシギな生態をフシギなままに本にしました。でもね、これを見たら、ちんあなごたちは怒るに決まっています。俺たちは、笑かすためにしりから入るんじゃない! と。うんうん、そうだろうそうだろう……。

動物の絵本を描いていていつも心していることは、動物の面白いところをたくさん発見して、それをMAX面白がって描いて、子どもたちに伝えたい、ってことなんですよ。それで、ファンになる子どもが増えれば、動物だってうれしいでしょう、きっと。年間パスポート買ってせっせと出かける甲斐もあるってものです。ちんあなごの水槽にかじりついて長時間離れず、時おり「ねー、ちんさん」などと話しかけたりする、しばらくはまだ、ちょっと変わった人でいさせてください。

■著者情報
藤島由美(ふじしまゆみ)
横浜市生まれ。武蔵野美術大学短期大学部卒業。博報堂勤務を経て、画家。1996年二科展入選以来、2026年3月まで二科会所属。動物をモチーフとした絵本作品に『じゃがーくん』(「こどものとも0.1.2.」2021年2月号)『あさの どうぶつえん』(「こどものとも年少版」2025年2月号)『ベッペじいさんと ねこ』(「こどものとも」2016年6月号/以上、福音館書店)『ツガルさん』(神奈川新聞社)『くさかりやぎさんズ』(チャイルド本社)など。アメーバブログにて「ユミーシカ さんぽ」連載中。

赤ちゃんがいい気持ちになれる絵本

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月刊 MOE(モエ)

2026年06月03日発売

目次: ■ 巻頭特集 山脇百合子 絵本・暮らし・ジブリ
『ぐりとぐら』『いやいやえん』『そらいろのたね』……。世代を超えて愛される絵本作家・山脇百合子さんの絵には、子どもたちが夢中になる不思議な魅力がつまっています。三鷹の森ジブリ美術館の企画展示『山脇百合子の仕事部屋展 ごちゃごちゃから見えるもの』では、好きなものに囲まれたアトリエを初公開。そこにはスタジオジブリの宮﨑駿監督とも通じ合う、創作への情熱が息づいていました。数々の名作を一挙に振り返りながら、愛され続ける秘密に迫ります。

● 百合子さんの絵本と童話
高校生のときに描いた『いやいやえん』幻の挿絵
人気絵本シリーズ「ぐりとぐら」の誕生
姉・中川李枝子とつくった 読み継がれる作品
Column 子どもの本の作家 中川李枝子をつくったもの
そのほかの作家との仕事
海外絵本・童話の仕事
文章も手がけた わが子が主人公の物語
INTERVIEW 元福音館書店編集者・井上博子
● 百合子さんの暮らし
ジブリ美術館に再現された仕事部屋から
● 百合子さんとスタジオジブリ
INTERVIEW 三鷹の森ジブリ美術館館長・安西香月

■ とじこみふろく
ぐりとぐら ポストカード3枚セット
「ぐりとぐら」シリーズの名場面が描かれた、MOEオリジナルのポストカードです!

■ 新作がジブリパークで公開!
宮﨑駿のパノラマボックス
スタジオジブリの宮﨑駿監督の新作は、しかけ絵本のような絵箱「パノラマボックス」。 箱をのぞき込むと、映画のような奥行きのある風景が広がります。2026年7月8日(水)からジブリパークで公開される新作の一部をご紹介します。

■描きおろし 第32回
ヒグチユウコ「日々の綿」
ヒグチユウコさんがニャンコたちとの日常を描く人気のコマ漫画。

■祝! 新刊『プロフェッショナルズ ~プロフェッショナルで勝手に空想タイム~』発売
たなかひかるがとまらない
シュールでナンセンス、へんてこで自由すぎて、予測不能!? 2019年のデビュー以来話題作を連発する、たなかひかるさんの創作の軌跡をたどります。

■ BOOK in BOOK 第5回 森の処方箋
おそわる人/小川糸 森の案内人/萩尾エリ子
初夏になると、ハーバルノートの庭は花の季節を迎えます。色鮮やかなベルガモットのハーブティーや、お茶をジュレにして桃のコンポートとあわせたおやつなど、夏のハーブの楽しみを、萩尾エリ子さんに学びます。

■連載40年で教わった、大切なこと。
ぼのぼの哲学
かわいいのに、考えさせられる。笑いの奥に、私たちが生きていくためのヒントをそっと忍ばせている哲学のような『ぼのぼの』の魅力を深掘りしました。いがらしみきおさんとヨシタケシンスケさんの対談も!

■新刊出版記念
林明子の絵本 子どもの心を描く
2026年4月、林明子さんの作品集『子どもを描く 林明子の世界』(福音館書店)が出版されました。 そこで、MOEの過去のインタビューなどから、林明子さんの絵本の魅力をあらためて紹介します。

■ 15年の時と国を超えて生まれた、いのちを描く絵本
アンネ・ヴァスコ×福田利之
15年前、日本とフィンランド出身の2人が出会い、絵本の種をまきました。種が芽を出しゆっくりと葉を広げるようにしてついに生まれた絵本『アームとイルタ』。作者のアンネ・ヴァスコさんと福田利之さんにお話を聞きました。

■あの名作絵本がそのまま動き出す!?
アニメ「ねずみくんのチョッキ」
赤いチョッキがトレードマークのねずみくんが、TVアニメになりました! アニメならではの新鮮な魅力や、制作の裏側をご紹介します。

■初夏のおでかけ特集
ミッフィーに会いに、青森の旅
「誕生70周年記念 ミッフィー展」の巡回に合わせて、今青森にはミッフィースポットがいっぱい! 青森でしか出会えない、スイーツ、宿泊施設、グッズをたっぷりご紹介します。

■大自然と動物たちの、癒やしのフォトエッセイ 第1回
美奈子アルケトビ「砂漠で猫70匹と暮らす」
UAE(アラブ首長国連邦)の砂漠でアラブ人の夫と、約200匹の動物たちと暮らす美奈子アルケトビさん。 動物たちは猫、犬、馬、ウサギからガゼル、ラクダ、鳩、 ハリネズミ……etc. とくに猫は70匹以上もの大家族! 広い空と大地に包まれて育まれた、たくさんの動物たちとの暮らしに癒やされるフォトエッセイの連載がはじまります。

■ 好評連載
ワンワンちゃん 工藤ノリコ

アーティスト・インタビュー 三浦透子
注目の作家インタビュー 愛甲恵子
MOEのおすすめ新刊絵本
今月の展覧会
新刊読みもの
今月のおすすめ映画

参考価格: 990円

絵本とキャラクターのアート・エンターテイメント

  • 2026/05/02
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  • 2026/04/03
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  • 2026/03/03
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  • 2026/02/03
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  • 2025/12/26
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  • 2025/12/03
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こどものとも年少版

2026年06月03日発売

目次: せんが いっぽん あったとさ
佐武絵里子 作

■内容のご紹介
まっすぐな一本の線があります。線が、ぽこん! と飛び出したと思ったら、ぎざぎざに……。おや? 草になりました。つづいて穴になり、中からうさぎが出てきました! うさぎは猫と犬に出会い、みんなで遊びはじめますが……。一冊すべて、たった“一本の線”でできている、一筆描きの絵本。線から動物たちが現れる面白さと、線だからこそ起きる展開をお楽しみに。

■編集部より
一本の線がいろいろなものになり、生き生きと動き出す本作。たった一本の線のみでお話が構成されていることに、読者のみなさんも驚き、新鮮な気持ちで楽しんでくださるのではないかと思います。

作者の佐武絵里子さんは、デザイナーとしても活躍されています。「一本の線だけで絵本を作ってみたい」。佐武さんからこの作品のアイデアを聞いた時、編集担当は「そんなことができるんだ!」と、ワクワクしました。そして生まれたお話は、一本の線だけでできているとは思えないほど、豊かで魅力的なものでした。たった一本の線からこんなにも多彩なものが生み出され、物語が動き出すことに、小さな子どもたちは夢中になってくれることでしょう。

絵本を読んだ子どもたちが、線の魅力や楽しさに出会い、想像をふくらませて、線と仲良くあそんでくれたらうれしいです。

■作者のことば
線であそぼう 佐武絵里子

『せんが いっぽん あったとさ』というタイトルは、子どもの時好きだった絵描き歌から着想しました。その歌も、一本の線(棒)から始まります。

私はなぜか、「線」というものに昔からとても魅了されています。街を歩いていても、「あ!」と気になるポスターやイラストは線だけで描かれているものが圧倒的に多い! たくさんの線で構成されている帆船のマスト、電車の架線、あみだくじ、雨の降る様子……。「線」を感じるモノがとても気になるのです。

「線」の何がそんなに面白いのだろう?
「線」は、説明しすぎないのです。「線」だけで描かれた絵は、具象として描かれていてもどこか抽象的です。そして「線」にはどこか知らないところに連れていってくれるような、続いていく道のような感覚もあります。

たった一本の直線も、たどっていくとただの直線ではないかもしれない。くねくねしたり、ギザギザしたり、そのうちいろんなものに見えてくる。何にでもなれる。二次元として描かれているのに、立体的にも見えてくる。だまし絵みたいで不思議。すごく複雑になっても、たどってみるとやっぱり一本の線。何だか人の一生のようでもありますね。

そんな一本の線が、いろいろなものに変身しながらお話が進んでいく絵本を描いてみたい、という思いを十年以上も前から温めていました。なるべくお話をシンプルにし、絵が一本の線だけでできていることが際立って、子どもたちが楽しんでくれる絵本にしようと思いました。読んだ後に、子どもたちが線で新しいお話を作ってくれたら、どんなに楽しいでしょう!

ぜひ、「何に見える?」「この後どうなるの?」と、線をたどって楽しんでください。

■著者情報
佐武絵里子(さたけえりこ)
神奈川県生まれ。東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。花王株式会社作成部(パッケージデザイン担当)在籍後、レンデザインスタジオを設立。グラフィックデザインをはじめ、ウェブデザイン、ブックデザインなど、幅広いデザイン制作に従事。絵本に『カエデの あまい みず ―メープルシロップの はなし―』(「かがくのとも」2025年2月号)『のり』(「同」2023年1月号)『あまい とうもろこしと カタイ トウモロコシ』(「同」2007年11月号/すべて福音館書店)などがある。神奈川県横浜市在住。

絵本が大好きになる絵本

  • 2026/05/01
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  • 2026/03/03
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  • 2026/02/03
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  • 2025/12/24
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月刊ニュースがわかる

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目次: <巻頭特集>
★千客万来ニッポン どう考える?
全国で外国人観光客を大勢、見かけるようになりました。
外国人観光客が増えれば、経済が活性化し、民間交流を楽しむこともできます。
一方で、混雑やごみ増加などの「オーバーツーリズム」が社会問題になっています。
いい点と悪い点をみなさんはどう考えますか?

<そのほかの特集>
★サッカーW杯を楽しもう
サッカー世界一を争うワールドカップの北中米大会が6月11日~7月19日に行われます。
気になる日本代表の仕上がりは「史上最強」とのこと。
ワールドカップの歴史や豆知識を学びながら、試合を楽しみましょう。

★公害の原点 水俣病70年
公害の原点といわれる水俣病の公式確認から70年。
熊本県水俣市の工場で垂れ流された水銀が原因で、多くの人が脳障害に苦しみました。
治らない病気のため、今もまだ救済を求める声が上がっています。

★教えて! 池上さん「原油と石油は違うもの?」
ジャーナリストの池上彰さんがニュースをわかりやすく解説する好評連載です。
今回のテーマは原油と石油の違い。アメリカ・イスラエルとイランの戦闘でホルムズ海峡が封鎖され、原油の輸入に支障が出ていますが、そもそも原油って何の原料になるのでしょう?

★いきもの生き残り大作戦
いきものは、めまぐるしく変化する地球環境の中、えさの独占を図ったり、効率よく繁殖したりすることで生き残ってきました。
東京・上野の国立科学博物館で7月11日に開幕する「いきもの超ワールド展」から、驚きのサバイバル戦術を紹介します。

★後発地震注意情報ですぐ避難できる準備を
政府は4月に「北海道・三陸沖 後発地震注意情報」を発表しました。
東日本大震災が起こった海域で、大きな地震が続けて発生する可能性が小さいながらも上がったからです。
地震国の日本では、このエリアに限らず、すべての人がすぐ避難できる準備をしておかなければなりません。

★リユース市場が拡大中
学生服をリユース(再利用)する人が増えています。
新品より安いし、資源を大切に使うことにもつながるためです。
さまざまな会社がリユースに参入し、市場がどんどん広がっています。

★読者インタビュー「ホテルの電話オペレーター」
本誌読者があこがれの人に会ってインタビューするコーナーです。
今回は小3女子が、帝国ホテルでお客さまと電話でやり取りするオペレーターを取材しました。
時には英語を交え、口頭で的確に接客するプロの技に驚きました。

他に、次のような4~5月のニュースをのせています。
・アメリカと中国のリーダーが会談。関係安定めざす
・政府が武器輸出を認める
・岩手県大槌町で大規模な森林火災
・部活遠征中のバス事故で高校生が亡くなる
・核拡散防止条約の再検討会議、まとまらず

参考価格: 770円 定期購読(【月額払い】プラン)なら1冊:385円

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