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絵本・大型絵本の売上ランキング
福音館書店
こどものとも0.1.2.
2026年06月03日発売
目次:
にょきっ! ちんあなご
藤島由美 作
■内容のご紹介
「おーい あさだよ ちんあなご」と呼ばれて「にょきっ!」と一斉に砂から顔を出した6匹のちんあなごたち。ごはんを食べて、けんかして、仲直り。おさんぽに行って、帰ってきたら、また「バイバーイ」と砂に潜っていきました。縦長の画面で、ユーモアあふれるちんあなごたちの行動を、軽快に描きます。赤ちゃんと繰り返しお楽しみください。
■編集部より
作者の藤島由美さんは『じゃがーくん』(「こどものとも0.1.2.」2021年2月号)を作った後、もう一度縦に開いて展開する赤ちゃん絵本を作りたいと考えていらっしゃいました。また、20年ほど前、新潟の水族館で初めてちんあなごに出会って以来、いつかちんあなごの絵本を作りたいとも思っていたそう。そんなある日、東京のすみだ水族館で、ケンカしたり抱き合ったりするちんあなごを観察していて、縦開きで展開するちんあなごの絵本のアイデアが「にょきっ」と生まれてきたそうです。
貼り絵や、針金を使った立体作品など様々な表現方法を試した末、太い墨線と色鮮やかなアクリル画で、チンアナゴの動きをくっきりと軽快に描きだしてくださいました。
「にょきっ!」と一斉に砂から出てきて、また「ずぶずぶずぶっ」と砂に潜っていくユーモラスな姿をお楽しみください。
■作者のことば
ちんあなごは おしりからもぐります 藤島由美
ちんあなごが穴からすっぽり出るのは、極めてレアな事態だそうです。飼育員さんによれば、お引越しの時とか、ちょっと気分を変えたい時(?)とか。で、一番面白いのは、砂地に戻る時。おしりから埋まっていくところです。一度テレビで見ましたけれど、大笑いです。そこを何とかこの目で見たいものだと、あちこちの水族館に通っていますが、いまだにリアルには見ていません。
おーい、ちんあなご君。なぜ、君たちはおしりからズブズブ入っていくのか! そもそも、なぜ君たちは砂地で伸びたり引っ込んだりするのか! 仲間しかいない水族館の水槽で何をびくびくしているのか! よく見りゃ小さいのに表情すらあるじゃないか! 見れば見るほど、謎が多い。想像力を掻き立てられます。
この何ともフシギなちんあなごに、魂を持っていかれて3年。やっと絵本ができました。フシギな生態をフシギなままに本にしました。でもね、これを見たら、ちんあなごたちは怒るに決まっています。俺たちは、笑かすためにしりから入るんじゃない! と。うんうん、そうだろうそうだろう……。
動物の絵本を描いていていつも心していることは、動物の面白いところをたくさん発見して、それをMAX面白がって描いて、子どもたちに伝えたい、ってことなんですよ。それで、ファンになる子どもが増えれば、動物だってうれしいでしょう、きっと。年間パスポート買ってせっせと出かける甲斐もあるってものです。ちんあなごの水槽にかじりついて長時間離れず、時おり「ねー、ちんさん」などと話しかけたりする、しばらくはまだ、ちょっと変わった人でいさせてください。
■著者情報
藤島由美(ふじしまゆみ)
横浜市生まれ。武蔵野美術大学短期大学部卒業。博報堂勤務を経て、画家。1996年二科展入選以来、2026年3月まで二科会所属。動物をモチーフとした絵本作品に『じゃがーくん』(「こどものとも0.1.2.」2021年2月号)『あさの どうぶつえん』(「こどものとも年少版」2025年2月号)『ベッペじいさんと ねこ』(「こどものとも」2016年6月号/以上、福音館書店)『ツガルさん』(神奈川新聞社)『くさかりやぎさんズ』(チャイルド本社)など。アメーバブログにて「ユミーシカ さんぽ」連載中。
赤ちゃんがいい気持ちになれる絵本
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2026/05/01
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2026/04/03
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2026/02/03
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2025/12/24
発売号 -
2025/12/03
発売号
白泉社
月刊 MOE(モエ)
2026年06月03日発売
目次:
■ 巻頭特集 山脇百合子 絵本・暮らし・ジブリ
『ぐりとぐら』『いやいやえん』『そらいろのたね』……。世代を超えて愛される絵本作家・山脇百合子さんの絵には、子どもたちが夢中になる不思議な魅力がつまっています。三鷹の森ジブリ美術館の企画展示『山脇百合子の仕事部屋展 ごちゃごちゃから見えるもの』では、好きなものに囲まれたアトリエを初公開。そこにはスタジオジブリの宮﨑駿監督とも通じ合う、創作への情熱が息づいていました。数々の名作を一挙に振り返りながら、愛され続ける秘密に迫ります。
● 百合子さんの絵本と童話
高校生のときに描いた『いやいやえん』幻の挿絵
人気絵本シリーズ「ぐりとぐら」の誕生
姉・中川李枝子とつくった 読み継がれる作品
Column 子どもの本の作家 中川李枝子をつくったもの
そのほかの作家との仕事
海外絵本・童話の仕事
文章も手がけた わが子が主人公の物語
INTERVIEW 元福音館書店編集者・井上博子
● 百合子さんの暮らし
ジブリ美術館に再現された仕事部屋から
● 百合子さんとスタジオジブリ
INTERVIEW 三鷹の森ジブリ美術館館長・安西香月
■ とじこみふろく
ぐりとぐら ポストカード3枚セット
「ぐりとぐら」シリーズの名場面が描かれた、MOEオリジナルのポストカードです!
■ 新作がジブリパークで公開!
宮﨑駿のパノラマボックス
スタジオジブリの宮﨑駿監督の新作は、しかけ絵本のような絵箱「パノラマボックス」。 箱をのぞき込むと、映画のような奥行きのある風景が広がります。2026年7月8日(水)からジブリパークで公開される新作の一部をご紹介します。
■描きおろし 第32回
ヒグチユウコ「日々の綿」
ヒグチユウコさんがニャンコたちとの日常を描く人気のコマ漫画。
■祝! 新刊『プロフェッショナルズ ~プロフェッショナルで勝手に空想タイム~』発売
たなかひかるがとまらない
シュールでナンセンス、へんてこで自由すぎて、予測不能!? 2019年のデビュー以来話題作を連発する、たなかひかるさんの創作の軌跡をたどります。
■ BOOK in BOOK 第5回 森の処方箋
おそわる人/小川糸 森の案内人/萩尾エリ子
初夏になると、ハーバルノートの庭は花の季節を迎えます。色鮮やかなベルガモットのハーブティーや、お茶をジュレにして桃のコンポートとあわせたおやつなど、夏のハーブの楽しみを、萩尾エリ子さんに学びます。
■連載40年で教わった、大切なこと。
ぼのぼの哲学
かわいいのに、考えさせられる。笑いの奥に、私たちが生きていくためのヒントをそっと忍ばせている哲学のような『ぼのぼの』の魅力を深掘りしました。いがらしみきおさんとヨシタケシンスケさんの対談も!
■新刊出版記念
林明子の絵本 子どもの心を描く
2026年4月、林明子さんの作品集『子どもを描く 林明子の世界』(福音館書店)が出版されました。 そこで、MOEの過去のインタビューなどから、林明子さんの絵本の魅力をあらためて紹介します。
■ 15年の時と国を超えて生まれた、いのちを描く絵本
アンネ・ヴァスコ×福田利之
15年前、日本とフィンランド出身の2人が出会い、絵本の種をまきました。種が芽を出しゆっくりと葉を広げるようにしてついに生まれた絵本『アームとイルタ』。作者のアンネ・ヴァスコさんと福田利之さんにお話を聞きました。
■あの名作絵本がそのまま動き出す!?
アニメ「ねずみくんのチョッキ」
赤いチョッキがトレードマークのねずみくんが、TVアニメになりました! アニメならではの新鮮な魅力や、制作の裏側をご紹介します。
■初夏のおでかけ特集
ミッフィーに会いに、青森の旅
「誕生70周年記念 ミッフィー展」の巡回に合わせて、今青森にはミッフィースポットがいっぱい! 青森でしか出会えない、スイーツ、宿泊施設、グッズをたっぷりご紹介します。
■大自然と動物たちの、癒やしのフォトエッセイ 第1回
美奈子アルケトビ「砂漠で猫70匹と暮らす」
UAE(アラブ首長国連邦)の砂漠でアラブ人の夫と、約200匹の動物たちと暮らす美奈子アルケトビさん。 動物たちは猫、犬、馬、ウサギからガゼル、ラクダ、鳩、 ハリネズミ……etc. とくに猫は70匹以上もの大家族! 広い空と大地に包まれて育まれた、たくさんの動物たちとの暮らしに癒やされるフォトエッセイの連載がはじまります。
■ 好評連載
ワンワンちゃん 工藤ノリコ
アーティスト・インタビュー 三浦透子
注目の作家インタビュー 愛甲恵子
MOEのおすすめ新刊絵本
今月の展覧会
新刊読みもの
今月のおすすめ映画
絵本とキャラクターのアート・エンターテイメント
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2026/05/02
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2026/04/03
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2026/03/03
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2026/02/03
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2025/12/26
発売号 -
2025/12/03
発売号
福音館書店
こどものとも年少版
2026年06月03日発売
目次:
せんが いっぽん あったとさ
佐武絵里子 作
■内容のご紹介
まっすぐな一本の線があります。線が、ぽこん! と飛び出したと思ったら、ぎざぎざに……。おや? 草になりました。つづいて穴になり、中からうさぎが出てきました! うさぎは猫と犬に出会い、みんなで遊びはじめますが……。一冊すべて、たった“一本の線”でできている、一筆描きの絵本。線から動物たちが現れる面白さと、線だからこそ起きる展開をお楽しみに。
■編集部より
一本の線がいろいろなものになり、生き生きと動き出す本作。たった一本の線のみでお話が構成されていることに、読者のみなさんも驚き、新鮮な気持ちで楽しんでくださるのではないかと思います。
作者の佐武絵里子さんは、デザイナーとしても活躍されています。「一本の線だけで絵本を作ってみたい」。佐武さんからこの作品のアイデアを聞いた時、編集担当は「そんなことができるんだ!」と、ワクワクしました。そして生まれたお話は、一本の線だけでできているとは思えないほど、豊かで魅力的なものでした。たった一本の線からこんなにも多彩なものが生み出され、物語が動き出すことに、小さな子どもたちは夢中になってくれることでしょう。
絵本を読んだ子どもたちが、線の魅力や楽しさに出会い、想像をふくらませて、線と仲良くあそんでくれたらうれしいです。
■作者のことば
線であそぼう 佐武絵里子
『せんが いっぽん あったとさ』というタイトルは、子どもの時好きだった絵描き歌から着想しました。その歌も、一本の線(棒)から始まります。
私はなぜか、「線」というものに昔からとても魅了されています。街を歩いていても、「あ!」と気になるポスターやイラストは線だけで描かれているものが圧倒的に多い! たくさんの線で構成されている帆船のマスト、電車の架線、あみだくじ、雨の降る様子……。「線」を感じるモノがとても気になるのです。
「線」の何がそんなに面白いのだろう?
「線」は、説明しすぎないのです。「線」だけで描かれた絵は、具象として描かれていてもどこか抽象的です。そして「線」にはどこか知らないところに連れていってくれるような、続いていく道のような感覚もあります。
たった一本の直線も、たどっていくとただの直線ではないかもしれない。くねくねしたり、ギザギザしたり、そのうちいろんなものに見えてくる。何にでもなれる。二次元として描かれているのに、立体的にも見えてくる。だまし絵みたいで不思議。すごく複雑になっても、たどってみるとやっぱり一本の線。何だか人の一生のようでもありますね。
そんな一本の線が、いろいろなものに変身しながらお話が進んでいく絵本を描いてみたい、という思いを十年以上も前から温めていました。なるべくお話をシンプルにし、絵が一本の線だけでできていることが際立って、子どもたちが楽しんでくれる絵本にしようと思いました。読んだ後に、子どもたちが線で新しいお話を作ってくれたら、どんなに楽しいでしょう!
ぜひ、「何に見える?」「この後どうなるの?」と、線をたどって楽しんでください。
■著者情報
佐武絵里子(さたけえりこ)
神奈川県生まれ。東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。花王株式会社作成部(パッケージデザイン担当)在籍後、レンデザインスタジオを設立。グラフィックデザインをはじめ、ウェブデザイン、ブックデザインなど、幅広いデザイン制作に従事。絵本に『カエデの あまい みず ―メープルシロップの はなし―』(「かがくのとも」2025年2月号)『のり』(「同」2023年1月号)『あまい とうもろこしと カタイ トウモロコシ』(「同」2007年11月号/すべて福音館書店)などがある。神奈川県横浜市在住。
絵本が大好きになる絵本
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2026/05/01
発売号 -
2026/04/03
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2026/03/03
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2026/02/03
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2025/12/24
発売号 -
2025/12/03
発売号
福音館書店
かがくのとも
2026年06月03日発売
目次:
さかなの くち
大片忠明 作
■内容のご紹介
いろいろな魚の口や歯に注目した絵本です。口や歯の形は、何をどう食べているのかと深く関わっていて、魚によって様々。この絵本では大きく口をあけた魚の正面顔が、何種類も描かれています。マグロ、マンボウ、ホホジロザメやジンベエザメなど、滅多に見られない様々な魚の口をじっくりご覧ください!
■編集部より
この絵本の作者は、2026年度大学入学共通テストに取り上げられた『イワシ』(かがくのとも絵本)をはじめ、さまざまな海の生物を活き活きと描くことに定評がある大片忠明さんです。
魚が獲物を食べようと口を大きく開けているのを見られる機会は、そう滅多にないですよね。でも、この絵本では、さまざまな魚の捕食時の正面顔が描かれています。
その正面顔のシーンで、試みに絵本をだんだん顔に近づけてみたのですが、なんだか自分がその魚の獲物になったような気がして少し怖くなるほどの迫力でした! ぜひお試しください(お子さんにやってみる前に、まずはご自身で体験してみてくださいね)。
■作者のことば
魚の口は面白い
大片 忠明
私は百科事典や図鑑の挿絵を描く仕事を長年やってきました。その中で最も多く描いたのが魚の絵です。
仕事で依頼されて描く魚の絵のほとんどは横から見た絵でした。多くの人にとって、それが一番、魚の全体像が解り易いからでしょう。
魚の生活スタイルはとても変化に富んでいます。そして、その体の形は、生活スタイルにあったものになっています。例えば、速く泳いで獲物を捕らえるマグロは、泳ぐときに水の抵抗が最小限になるような流線型の体を持っていますし、海の底で獲物を待ち伏せするヒラメは水流を受け流して一か所にとどまりやすいような平たい体を持っています。
さらには、体の全体の形がそうであるように、体の一部である口の形も、それぞれの生活スタイルにあったものになっています。今回はその面白さを伝えたくて、いろんな魚の口の特徴が伝わるものを描いてみたくなりました。そして、口を開けた魚が正面から迫ってくるような様子を見せられたら子どもたちが面白がってくれるぞ! と考えました。
ただ、いざ描こうとすると、魚が口を開けた様子を正面からとらえているような資料は、ほとんど見つからず、なかなか大変でした。何度も水族館に通ったり、買える魚は買って口を開けてみたりして描き上げました。
そのようにして出来上がったのが今回の『さかなの くち』です。皆さんに「へぇー、この魚の口って、こうなってるんだ!」と思って頂けたら幸いです。
■著者情報
大片忠明(おおかたただあき)
武蔵野美術大学実技専修科卒。国立科学博物館の武田正倫研究室に5年間通い、標本画を学ぶ。『広辞苑』(岩波書店)等、事典や図鑑の挿絵や絵本を手がけている。「かがくのとも」に『イワシ』、『シロナガスクジラ』、『マグロ』、『マッコウクジラ』がある。
子どもの強い好奇心=子どもの科学の芽を大きく伸ばす絵本
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2026/05/01
発売号 -
2026/04/03
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2026/03/03
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2026/02/03
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2025/12/24
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2025/12/03
発売号
福音館書店
ちいさなかがくのとも
2026年06月03日発売
目次:
ぽちっと
ひがしちから 作
■内容のご紹介
今日はおでかけ。お母さんから“ぽちっと とうばん”を任されたちーちゃんは、横断歩道を渡るとき、バスから降りるとき、ボタンを“ぽちっと”押します。最後はインターホンのボタンを“ぽちっと”。ピンポーンと鳴って出てきたのは、大好きなおばあちゃんでした。“ぽちっと とうばん”よくできました。私たちの暮らしを支えるボタンがたくさん登場する絵本です。
■編集部より
この絵本には、子どもたちの大好きなボタンがたくさん登場します。歩行者用信号機のボタンにバスの降車ボタン、折り畳み傘やエレベーター、インターホンのボタンまで。主人公はいろんなボタンを“ぽちっと”押しながらおばあちゃんの家に向かいます。“ぽちっと とうばん”を任された主人公は嬉しそうでもあり、どこか緊張しているようでもあります。
そんな主人公の心情とともに、色も形もさまざまなボタンを描いてくださったのは、ひがしちからさんです。ひがしさんは「“とうばん”の役割を果たす誇らしさ、そして押すと機械が反応を返してくれることの喜びを、この絵本に込めました」と仰います。ボタンを介して機械や道具と通じ合えるということも、子どもがボタンに惹かれる理由かもしれません。
私たちの暮らしは、数多くのボタンに支えられています。押すという操作の簡単さ、そして1つのボタンに1つの機能が対応することのわかりやすさが、ボタンという装置の魅力です。この絵本でも「ボタンを押す」と「何かが起こる」という1対1の対応関係がテンポよく描かれます。
読むと、身近なボタンへの親しみが増す1冊です。どうぞお楽しみください。
■作者のことば
「とうばん」の使命感
僕がよく顔を出している保育園には、「おとうばん」という役目があります。「おとうばん」は日替わりで、選ばれた子どもたちは、クラスを代表して特別な仕事を任されます。歌を歌ったり、給食の手伝いをしたり、出席人数を伝えたり、内容は様々です。子どもたちは「おとうばん」が誇らしいようで、時々、「あのね、わたし きょう、おとうばんなんだ」と教えてくれます。
絵本の中で、ちーちゃんは「ぽちっと とうばん」に任命されます。おばあちゃんの家にはよく行っているようなので、初めてではなさそうです。それでも仕事を任されたからには、できるところを見せたいと頑張ります。
よく見ると、ボタンをぽちっと押す時、ちーちゃんはあまり笑っていません。ぽちっとするのは楽しそうなのに、なぜ笑顔ではないのか。これは、ちーちゃんがぽちっとすることは遊びではなく、大切な仕事だと思っているから。子どもは内容が遊びみたいでも、頼まれた仕事となると真剣なんです。
以前、絵本を描くとき、子どもたちがどんなふうに遊ぶのか知りたくて、遊び方を指定し、「こんなふうに遊んでほしい」とお願いしたことがあります。すると、子どもたちは、何やら、先生に仕事を頼まれたぞ、しっかりやらねば、という使命感を滲ませて、一所懸命、その遊びをやってくれました。最初から最後まで、一切笑顔なしで。楽しく遊んでいるところを見たかったのに失敗したなあ、と思いつつ、最後、僕が「ありがとう、手伝ってくれて」と声をかけた瞬間、子どもたちは、ぱっと笑顔になって、部屋に戻っていきました。
そんな出来事があったおかげで、「ボタンをぽちっと押す」という魅力的なテーマと、「とうばん」という使命に燃えるちーちゃんの素敵なお話が生まれました。
■著者情報
ひがしちから
1972年大分県に生まれる。筑波大学芸術専門学群視覚伝達デザイン科卒業。2004年、第5回ピンポイント絵本コンペで優秀賞を受賞。受賞作をもとにつくった『えんふねにのって』(ビリケン出版)でデビュー。作品に『ぼくのかえりみち』『いま、なんさい?』『えんふねにのって』(BL出版)『ぼくひこうき』(ゴブリン書房)『ユキコちゃんのしかえし』(偕成社)『おむかえ』『ぐうたらねこ』(佼成出版社)『どーん、じゃんけんぽん』(世界文化社)など多数。挿絵に『魔女のうらないグミ』(PHP)『もみじさん、どうしたの?』(文研出版)など。「ちいさなかがくのとも」に『すすめ! ダンボールごう』(福音館書店)がある。
著者(よみがな)
プロフィール
ちいさなふしぎ、みーつけた!
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2026/05/01
発売号 -
2026/04/03
発売号 -
2026/03/03
発売号 -
2026/02/03
発売号 -
2025/12/24
発売号 -
2025/12/03
発売号
福音館書店
こどものとも
2026年06月03日発売
目次:
題名
アニカのペンキぬり
アニカ・ヒュエット 案・絵
いまいずみさちこ 文
■内容のご紹介
スウェーデンに住む女の子・アニカは、夏休みの間すごす「なつのいえ」にやってきました。今年がいつもと違うのは、自分だけの部屋を作ること! ところがそこは今はまだ物置部屋。アニカはちょっとがっかりしますが、お父さんとお母さんと荷物を運び、壁を大好きな黄色にペンキぬりをして、少しずつ、自分だけの部屋をつくっていくのです。
■編集部より
日本でDIYという言葉が広まり、約30年がたつそうです。いちど、家族や友人と壁をペンキぬりしたことがありますが、お世辞にもきれいとはいえない結果に。それでも、塗りムラやはみだしたペンキを見ると、その日の景色がよみがえる、思い出ぶかい壁になりました。
自分たちの手で壁を塗り、好きな絵を描く。それは「作業」と呼ぶにはもったいない、贅沢なあそびの時間ではないでしょうか。この絵本を通して、そんな自由なワクワクを、お子さんと一緒にお楽しみください。
■作者のことば
日本でDIYという言葉が広まり、約30年がたつそうです。いちど、家族や友人と壁をペンキぬりしたことがありますが、お世辞にもきれいとはいえない結果に。それでも、塗りムラやはみだしたペンキを見ると、その日の景色がよみがえる、思い出ぶかい壁になりました。
自分たちの手で壁を塗り、好きな絵を描く。それは「作業」と呼ぶにはもったいない、贅沢なあそびの時間ではないでしょうか。この絵本を通して、そんな自由なワクワクを、お子さんと一緒にお楽しみください。
■著者情報
アニカ・ヒュエット
小さい頃から絵を描くのが好きで、高校卒業後ベリス・スクール・オブ・コミュニケーションでイラストとデザインを学んだあと、さらにベックマンズ・スクール・オブ・デザインで勉強。以来、イラストレーターとして活躍。独特な色使いのシンプルなテイストに定評があり、商品やパッケージ、広告や出版関係など、数多くの仕事をスウェーデン国内外でこなしている。また、母の子ども時代の実話をもとに1930年代の暮らしを描いた絵本「農場の七人きょうだい」「ギッタの日記」(Raben & Sjogren)で絵本作家デビュー。スウェーデン・ストックホルム在住。
いまいずみさちこ
兵庫県生まれ。上智大学文学部卒業。子どもの本の出版社に勤務した後、2010年に北欧ビジネスに特化した会社を設立。スウェーデンの人気イラストレーター、スティーナ・ヴィルセンのダイバーシティをテーマにした絵本「リトルピンクとブロキガ」シリーズのコーディネートを行い、2012年春には、恵比寿ガーデンプレイスでの体験型子どもイベント「FUN WITH COLOURS」をプロデュースした。大人向けの北欧デザインの仕事が多く、さまざまなブランドやデザイナーと連携しながら、商品、出版、展覧会など、北欧と日本をつなぐ役割を担っている。東京都在住。
子どもの想像の世界を大きく広げる絵本
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2026/05/01
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2026/04/03
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2026/03/03
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2026/02/03
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2025/12/24
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2025/12/03
発売号
福音館書店
こどものとも年中向き
2026年06月03日発売
目次:
でっかい はくさい くださいな
渡辺鉄太 文/北村人 絵
■内容のご紹介
自転車に乗れるようになったりんくんは、お母さんにおつかいをたのまれて、八百屋さんへ白菜を買いにいきます。自転車でびゅんびゅん風を切って走るっていい気持ち! りんくんは八百屋さんで、お母さんがびっくりするような、でっかい白菜を買いました。でっかい白菜を自転車のカゴに乗せて、ぐらぐらしながら家に帰ります。無事に白菜を持って帰れるでしょうか。
■編集部より
はじめて自転車に乗れたときの誇らしさや高揚感を憶えていらっしゃるでしょうか。本作では自転車に乗れるようになったばかりのりんくんが意気揚々とおつかいに出かけます。渡辺鉄太さんのリズミカルな言葉と、北村人さんののびやかな絵が重なり合って、ゆかいなほら話の世界ができあがりました。りんくんの愛らしさに、みなさんもきっと魅了されることでしょう。
実際には、自転車でのおつかいは未就学児には難しいもの。だからこそ子どもたちの挑戦したい気持ちが、この作品を通して自由に大きくふくらんでいくことを願っています。
■作者のことば
息子が買ってきた、でっかい、でっかい白菜 渡辺鉄太
白菜は、図体が大きい割には、地味な野菜かもしれません。少なくとも絵本にはあまり登場しません。でも我が家には欠かせない大事な野菜で、鍋、餃子、野菜炒め、浅漬けなど、しょっちゅう食べています。だから今回は、『でっかい はくさい くださいな』に、その隠れたスターに登場してもらったわけです。
私の書く絵本の物語は、たいがいは本当にあった出来事が元になっています。『でっかい はくさい くださいな』もそうです。メルボルンの我が家から車でちょっと行ったところに大きなアジア人街があって、ここのマーケットでは、白菜でもモヤシでも大根でも豆腐でも何でも売っています。レストランもたくさんあり、ベトナム料理や中華料理は本場さながらの味です。息子は、ここで餃子や麺類を食べるのが大好きなので、自動車の免許を取った時は、真っ先にひとりでここへ運転して餃子を食べに行きました。
その時うちに電話してきて、「今マーケットにいるんだけど何か買って帰ろうか?」と言いました。その声からは、息子の得意そうな顔が目に浮かんできます。「じゃあ、何か好きな野菜でも買ってきてよ」と頼んだところ、史上最高にでっかい白菜を抱えて帰ってきました。私も妻も、「こんなにでっかい、でっかい白菜は見たことない!」と、のけぞりました。それを聞いた息子は、得意そうに「うへん、うへん」と笑いました。
その後しばらく我が家では、せっせと白菜の入った料理を食べました。
■著者情報
渡辺鉄太(わたなべてつた)
1962年、東京都生まれ。大学勤務を経て、現在は子どもの本の創作、翻訳などを行っている。絵本に『ぱくぱく はんぶん』『でっかい さかなつり』(「こどものとも年中向き」2022年4月号)『くつ ぬげた!』(「こどものとも年少版」2022年3月号)、訳書に『どうながのプレッツェルとこいぬたち』(以上、福音館書店)、訳書に『クマと仙人』(父・渡辺茂男との共訳/のら書店)「としょかんねずみ」シリーズ(瑞雲舎)など。オーストラリア在住。
北村人(きたむらじん)
1981年、東京都生まれ。東海大学教養学部卒業。フリーのイラストレーターとして創作、広告、装画などで幅広く活躍する中、2012年『万次郎さんとおにぎり』で絵本作家デビュー。絵本は他に『万次郎さんとすいか』『万次郎さんとたぬきのこ』(「こどものとも」2021年5月号/以上すべて文・本田いづみ)『せっしゃは にんじゃ』(「こどものとも年中向き」2025年4月号)『こんばんは こんばんは』(「同」2024年5月号/以上、福音館書店)など多数。神奈川県在住。
物語の楽しさに出会う絵本
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2026/05/01
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2026/04/03
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2026/03/03
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2026/02/03
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2025/12/24
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2025/12/03
発売号
世界文化社
ワンダーブック
2026年06月01日発売
目次:
■特集「かっこいいね! サッカーせんしゅ」
ワールドカップの開催に合わせ、世界で活躍するサッカー選手を特集します。
練習風景や試合での様子を見て、スポーツや体を動かすことに興味をもちましょう。
一生懸命取り組む姿やインタビューを通して、子どもたちの「やってみたい」の気持ちを育めるといいですね。
■シールであそぼう! 表現「あめの ひって たのしい!」
梅雨に入り部屋遊びが増えますが、外にはこの時季にしか見ることができない自然がたくさんあります。
雨の中、外に出て雨が大好きな生き物たちを見つけに行くのも楽しいですね。
■食育「おしえて! つよくて げんきな は」
6月は歯と口の健康週間があります。
乳歯を健康に保つことが、スムーズな生え替わりやきれいな歯並びにつながります。
歯によい食べ物やよく噛むことの大事さを知りながら、自分の歯に興味をもち、大切にする気持ちを育みましょう。
4歳(年中)児の「関わる力」を育てる絵本
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2026/05/01
発売号 -
2026/04/01
発売号 -
2026/03/01
発売号 -
2026/02/01
発売号 -
2026/01/01
発売号 -
2025/12/01
発売号
世界文化社
ワンダーランド
2026年06月01日発売
目次:
■わくわくとくしゅう 「ワールドカップを おうえんしよう!」
今月は4年に一度のワールドカップが開催されます。
サッカーが好きな子も、サッカーへの興味が薄い子も、みんなで楽しみながらサッカーとワールドカップを学べる特集です。
いろいろなシーンで使える「応援メガホン」付き。
誰かを応援したり、応援されたりすることが、その人の大きな力になることを感じられるといいですね。
■やってみようおはなし「ふしぎ たのしい シャボンだまあそび」
身近な道具を使ってシャボン玉を作ってみましょう。
ゆっくりやさしく吹いたり、勢いよく吹いたりしてみると、シャボン玉の大きさや形に変化があるでしょうか。
■きもち「こまって いる こが いたら‥‥」
園生活で遭遇するできごとを題材に、子どもたちの考える力を育てるコーナーです。
困っている子がいたら、助けてあげようとするやさしい気持ちが育ってほしいものですね。
ただし、自分が急いでいるときに困っている子と遭遇すると、葛藤も生まれるでしょう。
当番など自分の仕事に責任をもつことも大切です。
どちらかをおろそかにするのではなく、時にはほかの人の力も借りて複数の課題を解決できる力が養われるといいですね。
困っている子の気持ちを考えながら自分のすべきことを見極めることが求められます。
みんなで自分だったらこうするという意見を出し合ってみてもいいですね。
5歳(年長)児の「好奇心」を刺激する絵本
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2026/05/01
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