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絵本・大型絵本の売上ランキング
福音館書店
こどものとも0.1.2.
2026年08月03日発売
目次:
おふろあひる
たけかわゆうこ 作
■内容のご紹介
かあちゃんあひる、にいちゃんあひる、ちいさいちゃんはおもちゃのあひる。おふろでならんで泳いでいると、ちいさな波がゆらゆらゆら、ちゃぷちゃぷちゃぷとやってきて、最後にはおおきな波がどっぷんこ。波に放りあげられた3わですが、みんなじょうずに水におりることができました! なかよしのあひるたちをあたたかく描いた絵本です。
■編集部より
『おふろあひる』、いかがでしたか? かあちゃんあひる、にいちゃんあひる、ちいさいちゃんの3羽がつくるリズムとそれぞれの擬音語が楽しい絵本です。子どもはちいさいちゃんに心を寄せながら楽しんでくれるのではないでしょうか。
大波で投げ出されても、それぞれの仕方で、ぶじ着水。一度はお風呂の中に潜って見えなくなったちいさいちゃんも、じょうずに顔を出せました。すぽんと勢いよく水面に浮き上がる様子はおもちゃのあひるならではでほほえましく、お風呂で再現したくなります。
この絵本をきっかけに、子どもとのお風呂タイムがもっと楽しくなりますように。
●作者のことば
旅に出たお風呂のあひる たけかわゆうこ
黄色のからだにオレンジのくちばし。お風呂に浮かべて遊ぶあひるは、小さい人のおもちゃだと思っていました。
数年前、海外のファッション誌をぱらぱら見ていたところ、小さな写真に目がとまりました。あのお風呂のあひるが写っているのです。でも……何か違和感が。キャプションを読もうにも外国語で読めません。よく見るとあひるの向こうに橋や船が見えます。橋や船はおもちゃ? 違う! このあひるが大きい? 「どういうこと?」
それはオランダのアーティスト、フロレンティン・ホフマン氏の作品でした。大きなあひるは約17メートルもあり、世界各地の水辺をお風呂に見立てていました。私が雑誌で目にしたのは、その記事だったようです。世界を旅する大きなあひる。いいなぁ、いつか会ってみたいと憧れはふくらむばかり。
時は流れ、大阪のアートのお祭りにこの大きなあひるが来るということを知りました。新幹線・電車を乗り継ぎ、どきどきしながら最寄りの駅から会場へ歩いて向かいました。だんだん見えてくる黄色いあたま……うわぁ、いよいよご対面! 「あれ? 意外と……小さい……」あまりにも憧れがふくらみすぎて、想像上のあひるは、豪華客船クイーン・エリザベスくらいになっていたのでした(大阪に来ていたあひるは9.5メートル)。思ったより小さかったけど、感激は大きなものでした。
私もお風呂のあひるを冒険させてみたくなりました。小さいお風呂もあひるたちにとっては大きな海かもしれません。波が来ても平気! みんなのお風呂でも元気に遊んでくれたらいいな。
■著者情報
たけかわゆうこ
愛知県生まれ。セツ・モードセミナーでイラストレーションを学ぶ。子どもと一緒に楽しむお話をつくることに魅力を感じ、絵本アカデミー警固塾で絵本制作を学ぶ。第38回講談社絵本新人賞佳作受賞。第39回日産童話と絵本のグランプリ佳作受賞。絵本の出版は今作が初めて。福岡県在住。
赤ちゃんがいい気持ちになれる絵本
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2026/07/03
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2026/06/03
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2026/05/01
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2026/04/03
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2026/03/03
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2026/02/03
発売号
福音館書店
こどものとも年少版
2026年08月03日発売
目次:
いかのイカヒコーキ
山﨑克己 作
■内容のご紹介
マナブくんは、写真の向きが分からなくて困っているロボット、ヒューストンを助けてあげることになりました。ヒューストンが次から次へと持ってくる写真は、さて、どっちが上でどっちが下でしょうか? 当たり前過ぎてふだん意識しない上下の向きや重力について、絵本を回して、絵の角度を変えて考える驚きの一作。上下の固定観念をもひっくり返す絵本です。
■編集部より
いかが紙で折って作ったイカヒコーキを、「ウサギくんにとどけー」と飛ばします。ビューンと飛んできたイカヒコーキを、海の向こうのウサギくんは「ホイ キタ」と言って受け止めていきます。カモメやサメのじゃまもなんのその、届いたイカヒコーキをひらいて並べてみると……。ふたりのとぼけたやりとりがユーモラスな絵本です。
絵の著者は、豊かな色彩的センスを持ち、輪郭線を極力省いて面で描く人気イラストレーター、杉山真依子さん。絵本は初挑戦ですが、甘いもの好き(私もそうです)なかたは、スイーツブランド Now on Cheese♪ のイラストでご存知かもしれません。
そんな二人の著者による今月号、当たり前過ぎてふだん意識しない上下の向きや重力について、ひいては、地球と宇宙について、考えるきっかけになれば幸いです。
●作者のことば
イカとなわとび 山﨑克己
このイカヒコーキの絵本を描きながら、ラジオを聞いていると、番組のキャスターが、いつも散歩の途中に「なわとび」をやっていて調子がすこぶる良いとのことだった。私もやってみようと家人に言ったら「年を考えなさい」と言われてしまった。それなら妄想だけなら良いだろうと思いをめぐらせていたら、イカがなわとびしているシーンが頭からはなれなくなった。
なわとびの基本は、地面に2本の足で立ってとぶ。なのでイカは、2本の足で地面に立ち、残りの8本の足で縄をもつ。だから縄は4本もつのがスタンダードだ。縄が4本なので普通にとんでも4重とび、2重とびでとべば8重とび、3重とびでとべば12重とびだ。縄を足に2本ずつもって、普通にとんで8重とび、2重とびでとべば16重とび、3重とびだと24重とびになる。縄を足に3本ずつもって……。もう数えるのがいやだからイカ天とびと呼ぼう。
なわとびの最中のイカはみんな楽しくてしかたない。
「いーれーてー」
と僕が言ったら
「ホイキタッ」
と一緒にとんでくれる。16重とび24重とびイカ天とびと思うまま。
「これはすごい」と、さっそくギネスの判定員がやってきて「認定!!」となり、ギネスブックに載る。「やったぞ!!」と喜んでいたら、「夕飯よ」と家人に呼ばれた。
テーブルにつくと、おいしそうなイカフライが並んでいた。
■著者情報
森川智喜
作家。京都大学大学院理学研究科修士課程修了。専攻は物理学。京都大学推理小説研究会出身。『スノーホワイト 名探偵三途川理と少女の鏡は千の目を持つ』で本格ミステリ大賞受賞。絵本は『アチャチャを つかまえろ!‐ねつの はたらき‐』(「かがくのとも」2022年7月号)に続き2作目。
山﨑克己 作
1954年、東京生まれ。絵本に『タコのたこあげ』(「こどものとも年少版」2019年10月号)『ひとくち どーぞ』(「同」2016年7月号)『おふろ だいきらい』(「同」2012年12月号)『ミケがじゃまして』(「同」2010年9月号)『かめのおひるね』(「こどものとも0.1.2.」2007年11月号・以上、福音館書店)『やまびこポスト』『うどんドンドコ』(ともにBL出版)『おせんべタクシー』(偕成社)『よりみちせんべい』(農文協)『おにぎりやタコジロー』(佼成出版社)など。千葉県在住。
絵本が大好きになる絵本
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2026/07/03
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2026/06/03
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2026/05/01
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2026/04/03
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2026/03/03
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2026/02/03
発売号
福音館書店
ちいさなかがくのとも
2026年08月03日発売
目次:
すなに ぎゅー
古賀充 作
■内容のご紹介
砂に手をぎゅーっと押しつけると……砂にくっきりと手の跡がついた。貝殻をぎゅーっとしたら、砂の上で松ぼっくりを転がしてみたら、どんな跡が残る? 砂さえあれば楽しめる遊びが、造形作家の古賀充さんの手によって、美しい写真絵本となりました。絵本を読んだ後は、ぜひ実際に「すなに ぎゅー」をしてみてください。どんな跡に出会えるでしょうか。
■編集部より
造形作家の古賀充さんによる、初めての「ちいさなかがくのとも」作品です。海に近い場所にお住まいの古賀さんは、砂につく「跡」をテーマに絵本を作ってくださいました。
撮影は自然との闘い、そして共演だったと、古賀さんはおっしゃいます。まず光。写真は自然光で撮られていますが、光が「跡」の凸凹を美しく照らし出すのはほんの一瞬。貝殻の跡の精緻な模様や、枝の跡の素朴な柔らかさなどの質感を伝えるために、古賀さんは毎日どころか、1日に2度3度と砂浜に足を運んで撮影を繰り返し、絵本には、作者会心の写真が揃いました。
担当編集者が最も胸を打たれたのは、砂につけた美しい跡が波に洗われる場面(p22~24)の写真です。もちろん合成写真ではありません。「いい湿り具合の平らな砂面を探す」→「丁寧に跡をつける」→「波を待つ」→「連写する」という工程を、ちょうどいい角度からちょうどいい強さの波が来るまで繰り返す、という方法で撮影してくださったものです。砂、光、風、波、そして作者が織りなす一瞬の奇跡を、絵本でたっぷりお楽しみください。
砂さえあれば、どこでもできる遊び。さあ、あなたは砂にどんな跡をつけますか?
●作者のことば
砂と波と光と風と
古賀充
砂浜を歩いて、波打ち際まで行きます。波で水分をふくんだ砂には、くっきりとしたきれいな足あとが残ります。そこに太陽があたり、光と影が生まれ、形が浮かび上がってきます。美しいあとは、砂と波と光がつくり出していると気がつきました。
絵本づくりは見えない自然との共同作業の日々になりました。太陽は空に弧を描きながら移動して、光と影は刻々と変化していきます。撮影しようという時に影が変わってしまうことや、雲で隠れてしまうこともありました。せっかくつくったあとが、波に消されてしまうこともありました。消されてはつくってを繰り返していると、まるで一人で波と遊んでいるようでした。葉っぱが風で飛ばされてしまい波の上まで追いかけたこともありました。全てが動いている! 自然のいたずらに振り回されることもあれば、全ての要素がぴたっと重なって美しい景色を見せてくれることもあります。そんな時、そこにある自然と気持ちが合わさったようなうれしさを感じます。いつ現れるかわからない良いタイミングを見逃さないようにしっかりと準備をして、毎日毎日、海岸に向かいました。
大きな顕微鏡のように三脚を立てて、カメラを覗き込んで見る砂の表面は、どこか遠い星の地表にも見えてくることもありました。砂から始まった想像を自然はどこまでも広げてくれます。
波は全てのあとを洗い流して、今日も砂浜は、生まれたての美しいキャンバスとなって現れます。子どもの足あと、大人の足あと、犬や鳥の足あと、波の模様や風がつくりだす美しい風紋。砂浜は、私たちの暮らしや目に見えないものを写し出してくれます。足元に広がる
宇宙を、ぜひ砂浜で感じてください。
■著者情報
古賀充
1980年生まれ。造形作家。海が近くにある町に住みながら、生活の中で出会う物を観察し、その物に触れる中での発見や感じたことを、素材と手仕事を通して作品にしている。国内外での展覧会を中心に作品を発表。絵本に『いしころ とことこ』『ピーン』『ゴトガタ トラック』(いずれも「こどものとも年少版」/福音館書店)などがある。神奈川県在住。は本作が初めて。
ちいさなふしぎ、みーつけた!
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2026/07/03
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2026/06/03
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2026/05/01
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2026/04/03
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2026/03/03
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2026/02/03
発売号
福音館書店
かがくのとも
2026年08月03日発売
目次:
やまのてせんが はしる
ケッソクヒデキ 作
■内容のご紹介
東京の街をぐるぐる走る緑色の電車、山手線の1周を描いた絵本です。大崎駅を発車し、渋谷、新宿、池袋、上野、東京、品川といった数々のターミナル駅を経由して、再び大崎駅に戻ってくるまでの約1時間の旅のなかで、山手線はたくさんのお客さんを運び、たくさんの電車と出会います。在来線や私鉄、特急、新幹線など、子どもたちに人気の電車が次々に登場します!
■編集部より
四国出身の編集担当にとって、子ども時代の憧れの電車ツートップは「新幹線」と「山手線」でした。特に、都会を颯爽と駆け抜けるあの緑色の車体をテレビや図鑑で目にするたびに、いつか自分も乗ってみたいなと思ったものです。
今でも変わらず、山手線は多くの子どもたちから根強い人気を集めているように感じます。現代の電車好きっ子たちに満足してもらえるものを届けられたらと思い、この絵本を企画しました。
制作にあたっては、今や通勤で頻繁に利用するようになった山手線に、数えきれないくらい乗り込みました。そして、どの地点を描くか、どこでどんな電車をどんな風に登場させるか、作者のケッソクさんと何度も検討を重ねてきました。都内ではよく見かけるおなじみの車両から、ちょっと珍しい車両まで、いろいろな電車が登場します。どうぞ絵の隅々まで眺めて楽しんでくださいね。
●作者のことば
街と電車 ケッソクヒデキ
やまのてせんの絵本を描くにあたり、最初思ったのはやまのてせんの絵本としての面白さがあるのは大前提として、その一方でそれだけではない何かを付け加えられないかという思いがありました。
電車には子供が興味を示すことも多いと聞きますが、この絵本を読むことによって電車だけでなく、それ以外の知識を培ったり、電車以外のものにも興味を持つようになってほしいという思いがあったからです。
そんなところから、ただ山手線を描くのではなく、東京という街と共に山手線を描きたいという思いに至りました。
私自身も普段から山手線は乗る頻度が高く、よく知っているつもりでしたが、色々と調べていくうちに、意外な一面を発見したりすることも多くあり、東京という街の新しい一面を垣間見ることがありました。山手線沿線は東京の一端であり、そのすべてではありませんが、そこから見えてくる街の発展や、周辺に住む人たちや駅との関係性など、街の中の電車という一面がよく見えてきます。
東京という街は良くも悪くも変化が多い街です。実際にこの絵本の制作期間中にも現場はどんどん変わっていき、こちらのスピードが追いつかず困り果ててしまうこともありました。この絵本が出た頃には東京という街はすでに変化していて、違うものになっているかもしれません。
しかし、その東京という街の本質は変わらず、存在し続けていて、その中で山手線も街のインフラとして変化しながらも本質は変わらず東京の街を走っているのだと思います。その様相を描くことで電車は電車だけでは存在できなくて、街や人といっしょに存在するものだということを知ってもらえるような絵本になるといいなと思っています。
そしてこの絵本を読んだ後には山手線に乗って実際の風景と見比べたり、絵本には出てこない所で面白い場所を発見したりと、ただ通りすぎる風景ではなく、そこに新たな興味を見出してもらえたりすると嬉しいです。
■著者情報
ケッソクヒデキ
1974年生まれ。東京工芸大学デザイン科卒業。第106回ザ・チョイス入選、第17回グラフィックアート『ひとつぼ展』入選、3x3 PROFESSIONAL SHOW NO.7,8入選。装画、広告、挿絵、絵本などで幅広く活動する。絵本に『でんしゃでおでかけ』『ひこうきでおでかけ』がある。JAGDA会員、TIS会員。
子どもの強い好奇心=子どもの科学の芽を大きく伸ばす絵本
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2026/07/03
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2026/06/03
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2026/05/01
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2026/04/03
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2026/03/03
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2026/02/03
発売号
福音館書店
こどものとも
2026年08月03日発売
目次:
はいたつやのスピック
くらささら 文/嶽まいこ 絵
■内容のご紹介
チーターのスピックは配達屋さんです。自慢の俊足を生かして、なんでもどこでもスピーディに荷物をお届けします。お客様に確実に荷物を届けるために、時には友だちの助けも借りながら真摯に働く姿は、読者を魅了するでしょう。「こどものとも」2024年5月号『ステッドのホテル』と地つづきの世界をお楽しみください。
■編集部より
どんなものでもどこへでも、びゅんびゅん走って配達してくれるスピックのお仕事ぶり、いかがでしたか。地上最速といわれるスピードと高い身体能力をいかすだけでなく、時には友だちの助けも借りながら、お客様のもとへと駆けていく姿が印象的です。
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、実は絵のなかに『ステッドのホテル』(「こどものとも」2024年5月号)のなかまたちが登場しています。くらささらさんと嶽まいこさんによる動物お仕事シリーズをぜひ2冊とも楽しんでいただけたらうれしいです。
●作者のことば
クリスマスイブのサンタクロース
くら ささら
大学生の時、放送研究部に入っていた。同じ1年の部員に、K君という人がいた。彼はある島から大学入学を機に出てきて、一人暮らしをしている法学部の学生だったのだが、そんな彼が、冬になってピザの配達のアルバイトを始めることになった。「島には信号がなかったから、いちいち信号で止まらなくちゃいけないのにまだ慣れないよ」と言うK君に、部員たちは「そんなんで、バイクで配達できるのか!?」と心配した。
その冬のクリスマスイブの夜。私とN君は、一人暮らしのY子のアパートへ行き、3人でK君がいる店にピザを頼むことにした。Y子が電話で注文して、「今から30分くらいかかるみたい」と言うと、「30分過ぎたらタダになるぞ!」とN君。3人で時計を見つめていると、20分ほどでインターホンが鳴った。
Y子がドアを開けると、サンタクロース姿のK君がいた。「早すぎるよ!」とN君。K君は、部屋の中に部員の3人がいることに驚き、Y子に「電話を取ったの僕だったけど、まさかY子だとは気づかなかったよ。ここに住んでるんだね」と言った。K君が帰り、3人でピザを食べ始めると、それは舌がやけどしそうな熱さだった。「Kは、できたてを信号無視とスピード違反して運んできたのかもしれないな」とN君。「K君は法学部の優等生だから、ルールは守る」「店、実はここから近いから」と私とY子が言うと、「2人ともKのファン?」とN君が笑い、私とY子も笑った。
そんなことを思い出しながら書きました。スピックのお仕事姿を、どうぞ見守ってあげてください。
■著者情報
くらささら
1968年、神奈川県生まれ。青山学院大学文学部英米文学科卒業。『神様の住所』(朝日出版社)にてBunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。絵本に『ジッタとゼンスケ はなみにいく』(「こどものとも」2026年3月号)『よる』(「かがくのとも」2025年11月号/嶽 まいこ絵/ともに福音館書店)など。
嶽まいこ(だけまいこ)
1985年、石川県生まれ。金沢美術工芸大学視覚デザイン専攻卒業。書籍、広告などのイラストレーションを手がけるほか、児童書に『ペンギンのトビオ』(偕成社)『ちいさなクリスマスツリー』(岩波書店)など。絵本に『クックククックレストラン』(「こどものとも年中向き」2024年2月号/くら ささら文/福音館書店)など。
子どもの想像の世界を大きく広げる絵本
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2026/07/03
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2026/06/03
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2026/05/01
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2026/04/03
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2026/03/03
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2026/02/03
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福音館書店
こどものとも年中向き
2026年08月03日発売
目次:
さといもばたけ
大川久乃 文/五十嵐大介 絵
■内容のご紹介
芋掘りといえばジャガ芋やサツマ芋が定番ですが、里芋の畑をご覧になったことはありますか? 大きな葉っぱは、傘にしたくなるくらいの特大サイズ。畑の中に踏み入れば、土の香りと小さな生き物の気配に包まれ、そのまま耳をすませば、風が葉を揺らすかすかな音が聴こえてきます。五感に訴えかけてくる里芋畑の魅力を、詩的な言葉と瑞々しい水彩画によって描きます。
■編集部より
傘にしたくなるほど大きな葉っぱや、ジャングルのようにうねうねと伸びる茎。大川久乃さんは、お子さんと訪れた里芋畑での体験を元に、詩的な言葉を紡いでくださいました。大川さんが子どもの頃によく訪れたという、お祖父さんの畑の記憶も重ねられています。
五十嵐大介さんは、ご自身で里芋を育てたこともあり、畑の緑の瑞々しさと、畑との一体感を、卓抜した表現力で描かれています。里芋が食卓にのぼったら、お芋の来し方に思いを馳せてみてください。
●作者のことば
ある夏のこと 大川久乃
ある年の夏。カンカン照りをさけて、夕方に子どもたちと買い物へ行きました。その日はどうしてか、いつもとちがうスーパーへ散歩をかねて。住宅街の路地をいくつか曲がって、ふいに立ち現れた里芋畑。縁石と白線の上を渡り歩いていた子どもたちの頭や肩は、こちらにせり出して生えている里芋の葉っぱと、こすれ合ってつゆにぬれました。しばらく足をとめ、その大きな葉やたくましい茎や、根元のもりあがった土、においを楽しんで「すごいねえ」と話したら、もう夕日。さあ急ごうとまた歩き出したものの、写真を撮りに戻ったのを覚えています。
夏休みというのに緊張感のある年で、県をまたぐ移動や、お盆の帰省もよくよく考えるよう言われていたころです。わたしが住むあたりは、都内でも農家さんや畑が多いのですが、はじめましての里芋畑は、整備された縁石を乗り越えるような勢いでした。その光景に魅了されてこのおはなしを書いたけれど、絵本の制作が進行していくにつれて、また五十嵐さんの絵がついてからはより一層、わたし自身の感動は深まったように思います。
冒険のような体験は、遠い場所でなくとも、暮らしの中でふとその入り口に立っていることがある。そのようなことも、この作品を通して描けることを嬉しく思います。
娘を連れて、五十嵐さんと編集者さんと一緒に、玉川上水沿いの広大な里芋畑に取材に行ったことも良い思い出。また、優しかった祖父の面影を、これまで以上に懐かしく感じながら文章を書きました。従妹は畑やあぜ道の写真撮影の協力をしてくれました。
■著者情報
大川久乃
絵本童話作家、詩人。絵本に『ぼとぼと おっこちた』(「こどものとも0.1.2.」2024年11月号)『じゃりじゃり あくしゅ』(「ちいさなかがくのとも」2024年3月号)『あわあわ ふわふわ! くまの たんくん』(「同」2023年3月号)『おはなしごほん』(あかね書房)など、詩集に『まくあけ』などがある。
五十嵐大介
漫画家。「月刊アフタヌーン」(講談社)にて四季賞を受賞し、デビュー。漫画作品に『魔女』『海獣の子供』(ともに小学館)『リトルフォレスト』『かまくらBAKE猫倶楽部』(ともに講談社)など、絵本に『バスザウルス』(亜紀書房)『ホタルの光をつなぐもの』(福音館書店)などがある。
物語の楽しさに出会う絵本
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2026/07/03
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2026/06/03
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2026/05/01
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2026/04/03
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2026/03/03
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2026/02/03
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白泉社
月刊 MOE(モエ)
2026年08月03日発売
目次:
■ とじこみふろく
「ちいかわ」ポストカード3枚セット
ちいかわ、ハチワレ、うさぎの、飾っても送ってもうれしいポストカード。
■ 巻頭特集
「ちいかわ」と心に寄り添うキャラクターたち
「ちいかわ」をはじめ、「コウペンちゃん」「mofusand」など、令和の今、多くの人に親しまれているキャラクターたち。彼らは強いヒーローでも、キラキラしたアイドルでもありません。世界を救ったり、誰かを叱咤激励したりするのではなく、私たち人間と同じように日々を生きています。 “推す”存在から、“ともにいる”存在へ——。愛しくてたまらないキャラクターたちが、なぜこれほど人の心をつかむのか。その秘密をお届けします。
● なんか小さくてかわいいやつ ちいかわのキャラクター
● 泣いたり、笑ったりのいろいろな日々 ちいかわ名場面集
● みんなに会える! ちいかわスポット
● ちいかわ初の映画公開 「映画ちいかわ 人魚の島のひみつ」
● 作者があの子に込めた思い キャラクター誕生のひみつ
るるてあ「コウペンちゃん」 Lommy「可愛い嘘のカワウソ」 GOTTE「助六の日常」/ハムスター画家 GOTTEのアトリエ
● 人気絶頂のあの子たちに注目 今をときめくキャラクター
ぢゅの「mofusand」 mikko「Lil ala mode」
● 近年ブームの予感大 ネクストブレイクキャラクター
■ 描きおろし! 第11回
ヒグチユウコ 「いじわるねこ」
絵本「せかいいちのねこ」シリーズの続編。いじわるねこが主人公のお話です。
■ 大自然と動物たちの、癒やしのフォトエッセイ 第2回
美奈子アルケトビ「砂漠でねこ70匹と暮らす」
UAE(アラブ首長国連邦)の砂漠で200匹以上の動物たちと暮らす様子や、興味深い文化のお話をお届けします。第2回は「白いねこのお話」。
■ 眠れない夏の日に
夜の絵本
平安時代から夏は夜が美しいと言われてきました。暑い夏こそ、幻想的な夜の時間を楽しみましょう。夜の情景を描いた30のお話をご紹介します。
■ 生誕85周年記念
永遠の名作絵本 「おさるのジョージ」
アメリカの絵本作家、レイ夫妻の絵本「おさるのジョージ」シリーズ。今年、85周年を記念して大規模な展覧会が開催されます。この機会に、子どもを虜にする作品の魅力をお届けします。
■ 注目の絵本作家インタビュー
森洋子『ある星の汽車』
絶滅した動物たちが乗り合わせる汽車を描き、出版以降、深い感動と話題を読んでいる絵本『ある星の汽車』。作者の森洋子さんを訪ね、作品が生まれるまでや、これまでの絵本づくりについてお話を聞きました。
■ 詩が生まれる場所
谷川俊太郎が暮らした家へ
「生きる」「朝のリレー」「二十億光年の孤独」など多くの人の心に残る詩を紡いできた日本を代表する詩人、谷川俊太郎。現在、自邸を未来に残す取り組みがはじまっています。
■ SF映画&ドラマガイド
人類が夢見た未来の世界
宇宙をめぐる大冒険に、 未知なる存在との遭遇、 人類の倫理を揺さぶるテクノロジーまで——無限の可能性が広がる世界へ踏み出そう。
■ サンリオのニュースポット
山梨いちごの王さまミュージアム
「いちごの王さま」に会いに、サンリオの歴史が学べる新しいミュージアムへ! より一層楽しめる注目ポイントをご紹介します。
■ 注目のNewキャラクター!
mojojojoのかわいいぬいぐるみ
キャラクター界のニューフェイス、「mojojojo」は1つ1つ丁寧につくられたぬいぐるみだと知っていましたか? 生みの親でありぬいぐるみ作家の尾崎歩美さんにお話をうかがいました。
■ 好評連載
ワンワンちゃん 工藤ノリコ
アーティスト・インタビュー 黒木華
注目の作家インタビュー 秋山あゆ子
MOEのおすすめ新刊絵本
今月の展覧会
新刊読みもの
今月のおすすめ映画
絵本とキャラクターのアート・エンターテイメント
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2026/07/03
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2026/06/03
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2026/05/02
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2026/04/03
発売号 -
2026/03/03
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2026/02/03
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鈴木出版
こどものくに チューリップ版
2026年07月20日発売
目次:
内田麟太郎/作
山本祐司/絵
バッタやことりの小さなうんちから、ゾウの大きなうんちまで、動物たちのうんちが楽しく描かれます。ところが最後に現れたのは、みんなを驚かせる程の大きなうんち。思わず笑いながら、ことばのリズムや繰り返しのおもしろさを味わえる絵本です。うんちは元気のしるしという視点も、子どもたちに親しみやすく伝わります。
子どもは絵本の絵を見て、考え、思考力を身につけます。横長ワイド画面で豊かな心も頭も育む月刊おはなし絵本です。
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2026/06/20
発売号 -
2026/05/20
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2026/04/20
発売号 -
2026/03/20
発売号 -
2026/02/20
発売号 -
2026/01/20
発売号
世界文化社
ワンダーえほん
2026年08月01日発売
目次:
■環境「なつの むし みつけた!」
夏に見られる虫たちを取り上げました。体の色やつくり、何をしているかなどじっくり観察してみましょう。
園庭や公園で虫探しができるといいですね。
実物にふれる体験を通して、身近な生き物への興味や関心が広がっていくことでしょう。
■おはなし「ジャングル ぐるぐる」
人気あそびうた作家の鈴木翼さんの楽曲「ジャングルぐるぐる」をもとにしたお話です。
次々に現れる動物たちや、くり返し出てくる「ジャングるるI」の言葉を楽しみながら、探検する気分で読んでください。
■ぴのちゃんといっしょ げんきに すごそう
夏の休日も「早寝・早起き・朝ごはん」の習慣を続けて健やかに過ごしたいですね。
絵本で遊んだあとは、元気でいるために大切なことを話し合ってください。
3歳(年少)児の「生きる力」を育む絵本
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2026/07/01
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2026/06/01
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2026/05/01
発売号 -
2026/04/01
発売号 -
2026/03/01
発売号 -
2026/02/01
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