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(265誌) -
デジタル版
(92誌)
テクノロジー・科学 雑誌
誠文堂新光社
毎月の天文現象と、新製品のニュースをお伝えします。
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2021/02/05
発売号 -
2021/01/05
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2020/12/04
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2020/11/05
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2020/10/05
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2020/09/04
発売号
日本工業出版
クリーンエネルギー
2021年03月05日発売
目次:
■テクニカルレポート
○低炭素社会実現に向けた都市ガス・水素混焼エンジンの基礎研究を開始/東邦ガス㈱/紺野大統・薮下雅崇・田村守淑
ガスエンジンの水素専焼に関しては予てより、研究がなされているが、エンジンの抜本的改造を伴うため、2050年頃を見据えた脱炭素社会に向けた技術であると推測する。当社では、2050年頃の脱炭素社会と2030年頃の低炭素社会を繋ぐ、トランジション技術として都市ガス・水素混焼ガスエンジンの基礎研究を開始した。本稿では、取り組みの内容、課題および今後の展望などについて紹介する。
○パナソニックの最新ナチュラルチラー/パナソニック㈱/田村朋一郎
蒸発器や吸収器の伝熱促進技術により、従来機に対して大幅な小型軽量化を実現し、業界初の非常用エレベータ一による真空部一体搬入が可能な「モジュール型ナチュラルチラー(エルーラミニ)」を発売した。
○LNGトラック向け小型充填設備の開発/エア・ウォーター㈱/和田彩香
LNGトラック・充填設備の普及を促進すべく、利便性の向上、および設備導入に係る負担軽減をコンセプトとして、インラインでの充填方式を採用した可搬式LNG充填設備を開発した。本装置では設置面積・設備コストの低減、および短時間充填が可能である。
○SDGs、ESG視点から見た次世代のエアコンの開発/㈱GF技研/梅津健児・大捕雅彦・永田富資・桑原永治
現在の空調機は冷暖房機として普及しているが、SDGs視点で捉え直してみると、①地球温暖化防止、カーボンゼロ社会、②コロナ感染症で露見した健康促進に真に貢献する空気調和の実現という目標が見えてくる、そのため開発した新空調技術を活かし商品化、事業化を進めていく。
○世界最大6.2kWの無電力熱エネルギーを輸送できるループヒートパイプの開発/名古屋大学/長野方星・渡邉紀志・上野 藍
近年、自動車の排熱などの未利用熱エネルギーの有効活用が注目されており、熱源から利用先まで熱を高効率に運ぶ技術が期待されている。著者らは、大熱輸送が可能なループヒートパイプの研究開発に取り組み、電力を用いずに6.2kWの世界最大の熱輸送を達成した。
○ハイエントロピー合金ナノ粒子を用いた水素発生反応電極触媒開発/京都大学/草田康平・呉 冬霜・北川 宏
近年、5種以上の構成元素が等モル量程度で固溶したハイエントロピー合金と呼ばれる、新しい種類の合金が着目されている。本稿では、単純な液相還元法によるIrPdPtRhRuハイエントロピー合金ナノ粒子の合成を紹介し、その電子状態とその水素発生反応触媒特性に関して紹介する。
○振動発電用環境適応型圧電体の低温作製と評価/東京工業大学/伊東良晴・舘山明紀・舟窪 浩
圧電膜による振動発電技術は、IoTに向けたバッテリーフリーのセンサ活用のため注目されている。水熱合成法で作製した圧電膜は、自己分極性を有し、厚膜作製が容易であるということが見出され、特性向上につながる知見を得られたので紹介する。
○磁性強誘電体における熱の整流効果の観測/東北大学金属材料研究所/小野瀬佳文
熱の整流効果は、熱流方向の正負によって熱伝導度が異なる現象である。大きな熱整流を持つ素子は熱の有効利用に有用である。我々は、磁性を持つ強誘電体(マルチフェロイクス)において熱の整流を観測することに成功した。整流の方向は磁化と電気分極の外積の方向に表れており、磁化か分極のいずれかが反転すると整流方向も反転することが観測された。このような外場制御可能な熱の整流効果は、将来のスマートな熱マネージメントに資する可能性がある。
○過去最高の室温熱電変換性能指数を示す酸化物の実現/北海道大学/太田裕道
層状コバルト酸化物のナトリウムイオンを様々な金属イオンに置き換えて熱電変換性能指数を調べた。金属イオン層が重くなるにつれて熱伝導率だけが減少することを突き止め、最終的にバリウムイオンに置き換えたとき、室温の熱電変換性能指数ZTが金属酸化物としては過去最高の0.11に達した。
○国際ガス連盟(IGU)による水素の利用拡大に向けた報告/LNG経済研究会/大先一正
温室効果ガス(GHG)排出量ネットゼロの実現に向けては、電化が難しい分野でのエネルギー源としての水素利用の拡大が不可欠なことが明らかとなっているが、そのためには、生産・供給コストの引き下げや供給安定性の向上を可能とする革新的な技術開発、およびその果実を生かす投資の促進が求められている。
■エネルギー事情
○小水力発電の現状と展望/茨城大学/小林 久
固定価格制度(FIT)導入後の小水力発電開発の実態を明らかにするとともに、小水力発電分野における技術開発の概要を整理した。さらに、詳細設計が進んでいるFIP(フィード・イン・プレミアム)制度下、および脱炭素化に向かう未来社会における小水力発電の役割・位置づけについて、所見を取りまとめた。
■フィールドレポート
○宮崎市郡医師会病院へのエネルギーサービスの導入/東京ガスエンジニアリングソリューションズ㈱/片山敬英
TGESと宮崎ガスは2020年8月に移転新築した宮崎市郡医師会病院にてエネルギーサービスを共同で開始した。大幅な省エネと防災性向上を同時達成すべく、高効率CGSや独自の最適制御を導入し、高度な運用管理を実施中である。
○ビール工場排水副生メタンガスを用いたSOFC発電実証/アサヒクオリティーアンドイノベーションズ㈱/川村公人
当社はCO2排出削減を目指し、ビール工場の嫌気性排水処理工程から副生されるカーボンニュートラルなメタンガスを精製し、燃料電池で発電する研究を進め、実用規模の試験を開始した。本稿では、技術課題と解決策、昨年10月に実証プラントで得られた結果を紹介する。
環境と産業経済の共生を追求する
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2021/02/05
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日本工業出版
クリーンテクノロジー
2021年03月05日発売
目次:
■特集:マイクロプラスチックごみを考える
○環境工学的マイクロプラスチック研究の新展開/大阪市立環境科学研究センター/中尾賢志
環境工学的マイクロプラスチック研究についての現状と近年新たな展開をみせるマイクロプラスチック研究について、筆者の研究グループが行ってきた研究成果を交えながら概論的に紹介する。
○海洋プラスチック汚染の解決にむけて/大阪商業大学/原田禎夫
急速に深刻化する海洋プラスチック汚染を受けて、特に「使い捨てプラスチック」の削減は世界的課題である。本稿では、政府による規制や市場ベースのアプローチに加えて、社会的営業免許(SLO:Social License toOperate)の観点からの問題解決の可能性について紹介する。
○食べられるストローの開発とその背景/秋田栄養短期大学/田中景子
管理栄養士として取り組むことが可能なSDGsの対策として、海洋汚染源の一つであるプラスチックストローの代替品開発も急務である。著者らは身近な食材を用い、食べられるストローの開発を進めてきたので紹介する。
○空飛ぶマイクロプラスチックを富士山頂で捕まえる/早稲田大学/大河内博
本稿では、大気中マイクロプラスチックに関するこれまでの知見を整理し、富士山頂で大気中マイクロプラスチックを観測する意義を紹介する。
■解説
○強アルカリ性電解水と微酸性電解水による微生物除去・臭気低減効果/新日本空調㈱/清水一功・高塚 威
本稿では、以前から研究を進めてきた電解水による洗浄技術を酒造用絞り布の洗浄に応用し、強アルカリ性電解水と微酸性電解水による微生物除去、臭気低減効果について従来洗浄(水、薬剤浸漬)と比較検討したので、その結果について紹介する。
○次亜塩素酸ミスト噴霧によるチャタテムシ防除技術の検討/㈱大林組/洲﨑 雄・四本瑞世・緒方浩基
本稿では、生産施設で問題となるチャタテムシを効率よく駆除する方法として、二流体ノズルによる次亜塩素酸ミスト噴霧の有効性を検討した実験について紹介する。また、効率よく噴霧を行うための装置についても解説する。
○次亜塩素酸水を用いたバイオクリーンルームにおける微生物対策予測/清水建設㈱/山田容子・川上梨沙・冨岡一之/大同大学/山口 一
医薬品や食品の生産施設の微生物対策に加え最近のCOVID19流行で、直接的な微生物殺菌技術が求められている。次亜塩素酸水と微酸性電解水の殺菌効果を実大の室空間とCFD解析で検証した結果から、様々な条件下で薬剤の殺菌性能を評価できる手法を提案する。
○薄く軽いN95マスク/㈱ナフィアス/渡邊 圭
COVID-19のパンデミックによって、世界中でその機能の重要性が一層認識されるにいたった医療従事者向けのN95マスクについて、その特徴、概要、機能、現状と課題などについて浮き彫りにする。
○近赤外応答型粉末光カソードにおける水素生成用表面反応場の設計/信州大学/影島洋介
光触媒材料を用いたソーラー水素製造は、太陽光エネルギーを貯蔵・輸送に有利な化学エネルギーの形態に変換する、有望な「人工光合成系」として注目されている。本稿では、光電極表面への“水素生成用反応場”の構築について紹介する。
○インライン全数検査を目指す非接触光表面形状計測システム/埼玉大学/塩田達俊
インライン全数検査を実現するために高速でかつロバスト性をもった計測法の開発が重要であり、二次元断層像のシングルショット撮像に可能性があることを示した。本稿では、100 Hzの振動下においても、1 μm分解能の二次元シングルショット断層画像を鮮明に撮像できることを示し、高いロバスト性を有すことを紹介する。
○化学とバイオの融合に基づく新規光充電機構の創出/鳥取大学/薄井洋行
光電気化学キャパシタは太陽光を電力に変換し、そのまま貯蔵できる新規デバイスである。本稿では、TiO 2とMnO 2からなる複合電極に対し自然界の光合成関連物質を電解液添加剤として適用することで、新しい光充放電機構が創出されることを紹介する。
○新規バイオフィルムコントロール剤/星光PMC㈱/久保 武・五十嵐亮二/筑波大学/山本達也・久能 樹・野村暢彦
細菌の細胞間シグナル伝達を介したバイオフィルム形成の阻害、および剥離作用を有する新規バイオフィルムコントロール剤を開発した。本稿では、その作用メカニズム、および実機サイズのROモジュールを含む評価結果を紹介する。
○製薬機器の粒子封じ込め(コンテインメント)性能評価/㈱住化分析センター/田中佑子
医薬品の製造・開発現場において、高薬理活性物質の取り扱いが増加しており、作業者への曝露や交差汚染を防止するために封じ込め対策が必要である。本稿では、空気中を飛散・浮遊し呼吸によって体内へ取り込まれる、もしくは交差汚染を起こす「粉体」に対する封じ込め性能評価について紹介する。
■製品紹介
○浮遊微粒子を無風で回収する空間クリーナ/㈱TRINC/高柳 順
○水を除菌水に変える「高活性酸素除菌水生成機」/台湾ELECLEAN/陳 建宏/ルナクリエイト㈱/長野 卓
○空気循環式紫外線清浄機/岩崎電気㈱/森 一郎
その研究・設計から維持管理まで
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日本工業出版
ターボ機械
2021年03月05日発売
目次:
■特集:プラントにおける回転機械の設計から運転までの対応
〔巻頭言〕
○プラントにおける回転機械の設計から運転までの対応/東洋エンジニアリング㈱/矢部一明
〔展望・解説〕
○回転機ノズルの許容荷重に対する配管設計対応/日揮グローバル㈱/李日星
○プラントエンジニアリングにおける回転機械の防音・防振設計/千代田化工建設㈱/林慈朗
○建設性と運転性を考慮したターボ機械のエンジニアリング/東洋エンジニアリング㈱/大塚一也
○化学プラントにおける回転機械設備への保全対応/三井化学㈱/金森啓祐・三笘哲郎
○加速度計を用いた軸受振動計測によるターボ機械の設備診断技術/JFEアドバンテック㈱/吉良耕一
○大形電動機のトラブル防止のためにAPIが要求する試験・検査項目/東芝三菱電機産業システム㈱/増田光
■論文
○遷音速軸流圧縮機動翼列における衝撃波を伴う乱流場のWall-Resolved LES解析/九州大学大学院/齋藤誠志朗・古川雅人・山田和豊/岩手大学/松岡右典/川崎重工業㈱/丹羽直之
■IJFMS論文抄録
○90°ベンド内パルプ液の流れ特性/元・近畿大学/角田勝/近畿大学大学院/今村健太郎
■随筆・サロン
○旋律/宮代 裕
ポンプ・送風機・圧縮機・タービン・回転機械等の専門誌
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日本工業出版
画像ラボ
2021年03月05日発売
目次:
■解説
〔FA 認識・検出〕
○カメラを用いた触覚画像センサとその応用/立命館大学/下ノ村 和弘
カメラを用いた触覚画像センサは、対象物表面の凹凸や硬さなどの触覚情報を、画像あるいは動画像として、高い空間分解能で取得できる。30年以上前から提案されてきた方式であるが、最近、画像解析技術の発展に伴って、研究が活発になっている。本稿では、触覚画像センサの基本的な構造とそのバリエーション、および期待される応用について解説する。
〔物流 画像処理〕
○深度情報を用いた平板状物体表面の破損率推定および傷形状の検討/滋賀県立大学/井口 雅士・酒井 道・宮城 茂幸
物流において利用されるプラスチックパレットの自動検査を意図した平板状物体表面の破損率推定手法を提案するとともに傷形状の取得可能性について検討を行った。実際に3種類の市販の深度カメラを用いてパレットを模擬した物体を撮影し、そこから推定した破損率の精度比較の結果と微細な傷の痕跡画像を示す。
〔ロボットビジョン 3D〕
○物理ベースビジョンの過去・現在・未来/国立情報学研究所/池畑 諭
物理的知見による画像生成のモデル化とその逆問題解決に基づく3次元情報の復元を行う物理ベースビジョンに関する過去、現在、未来について紹介する。
〔ロボットビジョン 認識・検出〕
○ワイヤフレームとの同時学習による単一画像からの深度推定/筑波大学/水沼 佑太/東邦大学/数藤 恭子
近年、単一画像からの機械学習を用いた深度推定手法が多数試みられており、エンコーダデコーダ型のネットワークによりRGB画像と深度のペアを学習する手法などが提案されている。しかしこの手法では十分な精度を得ることが難しく、その要因として三次元構造の情報の不足が考えられる。本稿では、ワイヤフレームとの同時学習によりこれを補い学習する提案手法とその効果を検証する実験結果について紹介する。
〔セキュリティ 基礎研究〕
○画像認識サービスの悪用とその対処法に関する基礎検討/大阪大学/中村 和晃・新田 直子・馬場口 登
深層学習による画像認識を実現するクラウドサービスが発展しつつある一方で、そのようなサービスに対する攻撃の可能性が指摘されている。具体的には、当該サービスの悪用によりその認識モデルを不正に複製する攻撃(ModelExtraction Attack)や、プライバシー情報を含む画像を不正に生成する攻撃(Model Inversion Attack)が懸念される。その実現可能性や対処法に関する我々のこれまでの研究成果について紹介する。
〔インフラ整備 解析・計測〕
○動画による構造物の表面変位計測と損傷分析/(一財)電力中央研究所/高田 巡/日本電気㈱/太田 雅彦
構造物の可視光動画から表面全点の変位・変形を遠隔計測し、損傷状態(ひび割れ・剥離・空洞)を分析する「光学振動解析技術」について、原理および実構造物への適用例を紹介する。
〔放送・通信 ディスプレイ〕
○ディスプレイ映像の色振動を用いた不可視QRコードの研究/東京大学/阿部 知史・福嶋 政期・苗村 健/大阪大学/平木 剛史
本稿は、映像ディスプレイからスマートフォンのカメラに情報を伝送するスクリーンカメラ通信の技術を紹介する。ディスプレイにQRコードなどの情報を可視で表示すると映像コンテンツの見た目を損なってしまうため、人が知覚できないディスプレイの映像に情報をエンコードする必要がある。また、市販の液晶ディスプレイやスマートフォンのカメラでも安定して情報を伝送できることが望ましい。ここでは、不可視のQRコードを映像に埋め込むための、市販のディスプレイやカメラのデバイス特性を考慮した変調プロトコルと、それをカメラで復調する手順について紹介する。
〔画像認識〕
○畳み込みニューラルネットワークを用いた劣化画像のクラス分類/東京工業大学/遠藤 和紀・田中 正行・奥富 正敏
デジタル画像のクラス分類では、劣化のある画像を扱うことが、実務上必要である。本稿では、劣化画像のクラス分類について、劣化パラメータの推定部とクラス分類部からなる畳み込みニューラルネットワークを構築し、その有効性を検証する。
■特集 AI・ディープラーニングを活用した監視カメラ・映像解析ソリューション
○深層学習に基づいた屋外大型駐車場の空きスペースの検出 東京工芸大学/姜 有宣
大型駐車場管理における多大な労働負荷を軽減する目的で、駐車場と道路上の駐車スペースを自動的に検出するシステム開発を意図して、ドローンによるデータ採取と深層学習モデル作成の最適化を行った。
○AIアルゴリズムを搭載したネットワークカメラ「AIカメラ」 アイリスオーヤマ㈱/岡村 響介
近年、生産年齢人口の減少に伴う労働者不足や人件費の上昇により 、企業は少ない労働力で質の高いサービスを提供する必要に迫られている。その課題に対し、AIアルゴリズムを搭載したネットワークカメラを用いたデータ分析を活用することで、多様なニーズに合わせて適切なソリューションを提案する。
○人工知能を活用した人物行動分析システム NECソリューションイノベータ㈱/石寺 永記
カメラ映像に対してAI技術をベースとした映像解析・パターン認識技術と学習データ生成技術を組み合わせて用いることにより、多様な変動要素があってもロバストに人の行動を解析できるシステムについて紹介する。
○監視カメラ映像を活用したAIによる混雑状況の解析 ㈱セキュア 村田 隆英
近年、施設の混雑状況やイベントの動員人数の把握を目的とした人数計測の需要が高まっている。そこで、監視カメラ映像をAIにより解析することで人数計測を自動化するシステムを開発した。本稿では、群衆カウントシステムの代表的な機能と使用事例を紹介する。
○一般的なPCで高速・高精度に群集の人数をカウントする群集計測技術/㈱東芝 山地 雄土・柴田 智行
昨今の新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、密集状態を迅速かつ高精度に検知する技術が注目されている。本稿では、一般的なCPUで高速・高精度に画像に映る人数を計測できる群集計測手法について紹介する。
■シリーズ
○V-ISARイメージング⑦~映像情報の新時代を拓く~/マシンビジョンライティング㈱/増村 茂樹
画像技術の専門誌
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日本工業出版
計測技術
2021年03月05日発売
目次:
■特集:最近の赤外線サーモグラフィとその応用
○熱電対による温度・速度分布測定の試み/滋賀県立大学/出島一仁・河崎 澄・山根浩二/(元)滋賀県立大学/中口翔太
熱電対を格子状に多点結合したアレイ型熱電対を製作し、流路断面における簡便かつ安価な温度・速度分布測定法の開発を試みた事例について紹介する。
○冷却式赤外線サーモグラフィの多彩なモデルと豊富な機能/㈱アイ・アール・システム/山崎博之
研究開発用途で実力を発揮できる、高感度・高速測定が可能な独)InfraTec社製の冷却式赤外線サーモグラフィImageIR.の幅広い製品群とユニークな機能を紹介する。
○遠赤外線カメラを使った体表面温度測定システムと太陽光発電設備火災検出システムへの応用/㈱アートレイ/小森活美
非接触で温度を測定するあるいは熱の分布を監視することなどに使われる遠赤外カメラについて解説し、遠赤外線カメラを用いて体表面温度を測定するシステムの紹介と、再生可能エネルギー法改正に伴う太陽光発電設備向け火災検知システムへの応用例を紹介する。
○冷却型赤外線サーモグラフィの応用事例/㈱ケン・オートメーション/矢尾板達也
高性能な赤外線サーモグラフィとして冷却型の赤外線サーモグラフィがあり、高速撮影、赤外線波長帯、高感度特性といったニーズにあう産業用、研究開発、警備・監視目的、設備保全、生産設備といった各種の適応事例があり、本稿で紹介する。
○赤外線計測技術と熱画像計測装置への適用/㈱チノー/澤田浩一
非接触測温における赤外線計測の放射、反射、透過の測定モデルの説明とそれらを利用して熱画像計測に適用する事例について紹介をする。
○2021年サーモグラフィカメラ動向/フリアーシステムズジャパン㈱/石川友亮
超小型センサー「レプトン」は、携帯用サーモグラフィカメラFLIR ONE PROをはじめとした入門用のサーモグラフィカメラに搭載されており、様々なアプリケーションに合わせて専用モデルの開発を行っている。本稿では、2021年にかけて新しく開発される製品について紹介する。
■製品と技術
○物流用途に特化した温度ロガー/神栄テクノロジー㈱/宮西優喜
物流過程における温度管理へのニーズに応えるべく、新たに温度ロガー「TempView」を製品化する。Bluetooth通信機能を搭載し、スマートフォンやタブレット端末で設定、操作を行う。用途に応じて「保管モード」と「輸送モード」の2種類の測定モードから選択可能で、あらゆる物流過程での温度管理手法に対応する。
○変圧器の常時監視における最新計測技術/ヴァイサラ㈱/荒井良隆
変電所等で使用される変圧器の故障・破損を防ぐためには、変圧器の状態の有効なデータを取得できる、信頼性の高い常時監視装置を選択することが重要だ。本稿では、一般的に使用されてきた技術と赤外線ベースのガス検出方法やガス抽出方法を比較し、最新の計測技術について解説する。
○製品規格JIS B 7997-1に対応したダスト濃度計/㈱田中電気研究所/田中敏文
固定発生源からの煤塵連続測定器「ダスト濃度計」には国内規格が無かったために専ら自主管理計器として使用されている。当社は経産省の新市場創造型標準化制度を活用してダスト濃度計の標準化に取り組み、性能評価方法に続き製品規格を作成・制定に繋げた。
○「スーパーパワー」が威力を発揮/FAROR Technologies, Inc./Leo Martinez
レーザートラッカー技術は近年の目覚ましい発展で高精度測定が鍵を握る様々な用途で一般的なソリューションとなった。FAROの最新機能を持つ機器を使えば見通し線を超えた最も到達しにくい部品を正確に測定し、生産性と効率を大幅に向上させる。
○本質安全防爆対応のインライン屈折(濃度)計/㈱アタゴ/堀口 敦
国内産および日本国内防爆認定を取得した日本初のインライン屈折計を紹介する。接液部の材質を、SUS、Ti、アロイから選択可能。nD表示、Conc表示(検量線データ5種入力可)機能を追加。測定温度を常時表示。屈折計の特徴である、消耗品など交換部品がないメンテナンスフリー製品である。
■連載
○マスフロー千夜一夜物語 第70回/EZ-Japan/黒田 誠
「質量流量計」に分類されるMFC(Mass FlowController)の流量測定センサーとして、熱式、コリオリ式、圧力式(差圧層流式)が存在してる。今回、各々の特性を明らかにして、今後のMFCの流量センサーとしてふさわしい方式とは何か?を考察していきたい。
○食品のトレーサビリティ 第44回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
食品トレーサビリティは食の安心と安全を支える仕組みであるが、安心と安全の範囲が多岐に渡り、拡大し続けている。ことに食品は人の生存に直結するゆえに政治経済との強い関連性がある。元より食品トレーサビリティはBSEを起点として始まったので各国政府が取り組み品目によっては法令化し事業者にとっては義務化となった。食品の安全も政治・経済のツールとなっている。各国間のパワーゲームや為政者のポピュリズムに翻弄されている。
■コラム
○第57回 アインシュタインとマンハッタン計画/山﨑弘郎
■製品ガイド
○変換器
◆年間総目次
やさしい計測システム専門誌
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日報ビジネス
月刊カートンボックス(CARTON BOX)
2021年03月05日発売
目次:
■特集
箱創りと3R
容器包装3R推進のための自主行動計画2020
3R推進団体連絡会フォローアップ報告から
紙製容器包装3R改善事例(2020年度版)
■包装開発ストーリー
新型サイクロン掃除機の適正包装
従来の包装を見直し、包装を最適化/日立物流
オール段ボールや環境配慮の梱包改善
パッケージングコンテストで3作品が入賞/日本トーカンパッケージ
■Market
“ロングセラーへの安心回帰”が続く
コロナ禍のパッケージデザイン好意度調査/プラグ
■箱創りビジネス 生産性向上のヒント
クラウド型の輸送監視システム
貨物の状況を逐次管理、輸送業務効率化に貢献/神栄テクノロジー、応用地質
段ボール市場に進出
世界で4000台以上実績の非接触型「KELVAウェブクリーナー」/ガデリウス・インダストリー
■コンバーター現場検証
板紙・段ボール箱の検査体制を強化
検査装置導入で品質と効率化を両立/日本トーカンパッケージ 厚木工場
■新型コロナウイルスに負けない―箱創り企業の挑戦
Withコロナに役立つ段ボール製品
間仕切りの種類拡充、新商品開発を継続/FUJIDAN
■モノ語りハコ語り
感謝と応援の気持ちを込めて
春の「ご挨拶シーズン」向けプチギフト/おうさまのおやつ「御守茶」
■パッケージ印刷&加工の進化
“イエローバー”解決の鍵は人とプロセス
Push to Stop 2020に高い関心/ハイデルベルグ・ジャパン
新型Latexプリンターを発表
生産性向上と環境配慮を実現/日本HP
最高の段ボールフレキソ印刷を実現する体制
段ボールコンバーターの需要をいかにサポートするか?/BOBST
■寄稿
印刷検査体制の構築に向けて③
印刷現場で検査すべきこと
/大島雅裕氏(ジーティービー 営業部/海外事業部)
先端産業に学ぶフレキソ製版の将来展望
フレキソ製版の課題と半導体襲造プロセスとの共通点/森 英二氏(名宝 代表取締役)
■News&Topics
大型水性デジタル印刷機を導入
小ロット生産の効率化、新規分野への進出も/アサヒパクテム
オンラインでRe-boardセミナー
13回目で初の試み、約300人が同時視聴/日本製図器工業
■連載・寄稿
段ボール包装ABC 物流篇
ものづくり町工場の「4コマ」経営革新術 103
シリーズ 付加価値を生む包装のTPOを考える Ⅱ.各論:人材育成とTPO(上長篇)
技術士包装物流会だより
■サイドニュース
・データウォッチング ・イベントインフォメーションン(日報グループの展示会) ・情報ボックス ・パテント情報 ・統計
・編集後記・編集委員 ・広告索引・次号予定
安全と品質を支えるパッケージ,コンテナー&コンバーティングの専門誌
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月刊自動認識
2021年03月05日発売
目次:
■特集:セキュリティ向上への提案
○秘密分散QRシンボルによる秘匿性と信頼性の確保/テララコード研究所/寺浦信之
QRシンボルを用いて秘密データを伝達する方法として、暗号化が従来用いられてきた。暗号化では、共通鍵の管理、伝達の課題がある。そこで、鍵が不要で、秘匿性と信頼性を同時に実現できる秘密分散QRシンボルを開発したので紹介する。
○FeliCa次世代ICチップの開発/ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ/小笠原詩乃
当社は、FeliCaの次世代ICチップを開発した。現行チップとの互換性を保ちつつ、業界最高レベルの最新セキュリティーに対応し、また新たにクラウド連携で不正利用を防ぐFeliCaセキュアIDなど、三つの新機能を搭載した。
○人工物メトリクスによる真贋判定技術の紹介/シヤチハタ/牧野智成・松岡正弘・登真良
本稿では、当社が開発した個別認証技術の概要と、金沢大学附属病院との実証実験の紹介をはじめ、工業製品や不正流通対策としての本技術の適用可能性について言及する。
○ニューノーマルを支える日立の生体認証技術/日立製作所/真弓武行
新型コロナの影響でオンラインサービス等の利用が増え、より厳格なセキュリティ、特に確実な本人特定と情報漏えい対策が必要とされている。この状況下のセキュリティ実情とその先を見据えた、生体認証による安全で便利な世界の実現をめざした当社の取り組みについて述べる。
○シンプルで低コストな入退室管理システム/ジーエルソリューションズ/斎藤 稔
低コストで入退室管理を実現するスタンドアロン電気錠制御リーダAcCENTiO XRC10シリーズに「XRC10-N1-Lite」が加わった。従来の機能はそのままに【設定カードを使ったカードID登録・削除・全削除】ができるようになってより使いやすくなった製品を紹介する。
○今までにない新発想の電気シリンダー/Keiden/岩永航平
eシリンダーとは、既存の錠前を簡単に電気錠にすることのできる今までにない画期的な製品である。シリンダー部分を交換するだけで、今までのメカニカル錠が信号を受け、施解錠される新発想の電気シリンダーである。また当社独自の技術であるフリー回転ノブ構造によって抜群の防犯性を持ち合わせている。
■Auto-ID Solution
○2パターン認証コードを活用したトレーサビリティシステム/トッパンインフォメディア/柿沼健一
ニーズ、流通経路の多様化が進む現在、商品の安心・安全を確保するため、商品のトレーサビリティが必要とされている。当社が開発した「i2Trace(アイトゥートレース)」は一つのコードから2パターンの認証が可能なシステムで、企業・消費者の双方に最適なトレースソリューションである。
○ARマーカーを「コード」として業務に利用する試み/ワム・システム・デザイン/瀨川侑輝・大貫佑一郎
本稿で紹介させていただくのは、仮想現実の世界でお馴染みのARマーカーを「コード」として実業務で活用するための当社の取り組みの説明である。
■連載
○薬剤師の視点から見た医療安全と自動認識 第45回
シリーズ「病院薬剤師の仕事を知る」注射指示/日本調剤/鈴木高弘
○NFCで始める実践RFID 第101回
これまでのテーマから振り返るRFID/NFC活用のプロセス2/ハヤト・インフォメーション/大坂泰弘
■製品ガイド
○注目の自動認識技術 RFID編
自動認識技術専門誌
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2021/02/05
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アストロアーツ
月刊星ナビ
2021年03月05日発売
目次:
★表紙画像
沼澤茂美さんがNASAのテクスチャーマッピングデータを元に作成した、「ガリレオ衛星の食と掩蔽」です。「ガリレオ衛星の相互現象」は衛星同士の接近や重なりの様子が見どころです。
★近づく、離れる、隠される ガリレオ衛星の相互現象
2021年は6年に1度の「ガリレオ衛星の相互現象」シーズン。見かけ上ある衛星が他の衛星に隠されたり、他の衛星の影に入って暗くなったりという「相互現象」が見られます。現象のしくみと、観望や撮影のポイント、今後の見やすい現象をまとめました。
★「ステライメージ9」 撮影画像でセルフフラット補正
天体画像処理に特化した「ステライメージ」が「9」にアップグレード。画像処理時間の短縮のほか、新機能が搭載されさらに使いやすくなりました。今回は面倒なフラット補正を自動で行ってくれる「セルフフラット補正」を解説します。
★「はやぶさ2」ミッションレポート#18 サンプル取り出し作業は順調に進行中
現在リュウグウのサンプルは観察・計量の真っ最中。これまでの取り出し作業の流れをおさらいしつつ、最新の進捗状況をチェックしましょう。
★天文コミュニティのニューモデル 宇宙×VRでつながろう
アミューズメント施設やイベントで目にすることも増えてきた「ヴァーチャルリアリティ(VR)」。VR空間で天文・宇宙を楽しみ、多くの人とつながる場を提供する「天文仮想研究所」の活動を紹介します。
★エーゲ海の風 第20回「キャラ立ち魔女の個性は古代ギリシアの社会を映す鏡」
ギリシア神話に登場する魔女たちは、メデューサやメディアなど個性的で魅力的なキャラクターばかりです。そんな彼女たちの物語の中では、当時の社会背景を反映したと考えられる描写を数多く見ることができます。
★マユコの星ナビch 突撃!ラボ訪問file8 アルマ望遠鏡で見る衝突銀河! そしてコロナ禍の研究者の本音
YouTubeチャンネル「アスナロサイエンス」で情報発信を行うマユコさん。今回のゲストは「電波天文学」の研究者。コロナ禍の海外研究者の本音にも迫ります。記事のこぼれ話はYouTubeチャンネルにて!
星空の楽しみ方を提案する新しいスタイルの情報誌
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2021/02/05
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2020/10/05
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日報ビジネス
月刊廃棄物
2021年03月05日発売
目次:
特集
これからの廃プラスチック対策
〈寄稿〉
バイデン政権のプラスチック政策 ・・・・・・・同志社大学 名誉教授 郡嶌 孝
〈リポート〉
PETふたを指定袋に ・・・・・・・兵庫県神戸市
施策の「あり方」まとまる ・・・・・・・プラスチック資源循環施策
脱プラ戦略基本法案を発表 ・・・・・・・減プラスチック社会を実現するNGOネットワーク
プラスチック資源を一括で ・・・・・・・東京都多摩市
改革の柱にプラ一括回収 ・・・・・・・東京都日野市
製品プラを分別収集 ・・・・・・・東京都立川市
一括回収でわかりやすく ・・・・・・・群馬県館林市
4月1日からBtoB開始 ・・・・・・・東播磨2市2町/サントリー食品インターナショナル㈱
〈動向〉
廃プラ輸出困難時の動向 ・・・・・・・編集部
PETリサイクル最新動向 ・・・・・・・編集部
〈オブジェクション〉
廃プラスチック対策にオブジェクション
特別寄稿
ポストコロナ社会の食品ロス対策
・・・・・・・愛知工業大学 経営学部経営学科 教授 小林富雄
給食の「食べ残し」削減に向けて
・・・・・・・ (福)山善福祉会 五月丘こども園 園長 境田可奈子
■寄稿・その他リポート・話題・資料など
巻頭言 プラスチック資源循環、本格的な抑制と循環へのチャレンジへ ・・・・・・・・・酒井伸一
リポート 住宅セーフティネット制度で家財整理の重要性を確認 ・・・・・・・・・(一社)家財整理相談窓口が講演会
リポート 一時的に多量に出るごみを扱う ・・・・・・・・・北海道札幌市
告知 2021NEW環境展&地球温暖化防止展 開催概要
話題 「おいしいめやす」で賞味期限の正しい理解へ ・・・・・・・・・消費者庁
話題 食品ロス削減計画を盛り込んだ第5期廃棄物処理計画を策定
ゴミック「廃貴物」第9集刊行記念特別企画 ゴミックで語る、環境課題とごみ減量のゆくえ
コラム環の声 東日本大震災から10年を経て
■シリーズ
自治体TODAY できることからプラごみ削減(千葉県鎌ケ谷市)
生ごみリサイクル基礎講座 vol.71 大学での食品ロス削減アプリ導入 ・・・・・・・・・入江満美
全国リサイクルプラザFile 第68回 バーチャル見学ツアーを開設(猪名川上流広域ごみ処理施設組合)
SDGs時代の環境教育と人づくり・輪づくり vol.12 まとめ ・・・・・・・・・瀬尾隆史
自治体ECOキャラ発掘隊 FILE101 ミリー
■連載
激動30年に学ぶ 自治体のごみ処理政策
第24回(最終回) リサイクルと有価物判断 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・藤波 博
ごみ問題から読み解く“循環政策”のゆくえ
第24回 国際資源循環と廃棄物市場―プラスチック資源循環に向けた今後の政策課題― ・・・・・・・・・・・・・・・・・・石村雄一
阿部鋼といっしょに学ぶ廃棄物処理法
第120回 判例による自治体コンプライアンス(48)―廃棄物処理法違反の告発・公表につき国賠法上の責任が認められた裁判例―
・・・・・・・・・・・・・・阿部 鋼
遺品整理実務スタディ
第59回 組合設立で幅広いサービスを提供 ㈱合祥 代表取締役 齋藤靖守(その2) ・・・・・・・・・・・・・・ 齋藤靖守
浅利美鈴の学生と訪ねる3Rの現場 第45回 歴史とともに歩む刃物 ・・・・・・・・・・浅利美鈴
新 廃棄物のやさしい化学 第72回 エネルギーと廃棄物 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・村田德治
芝田麻里のごみエッセイ 第5回 排出事業者責任と措置命令 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・芝田麻里
現場発 ドイツのごみ事情 vol.72 ライプツィヒ郡の廃棄物政策(3) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・石川堅太郎
ドイツ・EU廃棄物立法と実際
vol.24 新型コロナウイルスと廃棄物処理 ―医療、有害廃棄物の処理・処分の法的枠組み(9)、 BGWの冊子(2)/新型コロナウイルスと廃棄物管理を巡る最新状況 ・・・・・・・・・・・・・・中曽利雄
Topic民間 清掃工場でCO2 回収実証実験 JFEエンジニアリング㈱
Topic民間 東京都内で蛍光灯リサイクルを開始 ㈱田邉商店
Topic自治体 SDGs達成に官民協力 福岡県北九州市
インフォメーション 中央省庁・法制度
フォト記 がんばる自治体
Hard&System NEWS
生ごみリサイクルNEWSフラッシュ
フォト記 はたらく環境機器・システム
ゴミック「廃貴物」
アンテナ ─日本全国 廃棄物最新ニュース
イベント
広告索引
「月刊廃棄物」バックナンバー紹介
読者プレゼント
読者アンケート
編集部からのお知らせ
本誌編集委員名簿・2021年4月号紹介
ごみ処理・リサイクルの実際的な解決方法を具体的に紹介する廃棄物問題の総合専門誌です。
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日本工業出版
建築設備と配管工事
2021年03月05日発売
目次:
■特集:建築環境計測技術の新動向
○微風速の測定/日本カノマックス㈱/星 明宏
近年では、快適性を向上させる上で微風速を管理することが一般的になってきた。加えてそれらを高い精度で手軽に測定できる風速計への期待も高くなっている。本稿では、微風速の測定と題し、熱式風速計の原理、機能、特長および校正風洞について紹介する。
○住宅における室内外環境情報提供システムの開発/工学院大学/中島裕輔
本稿では、住宅において、様々な室内外環境情報の提供を通じて省エネルギーだけでなく快適性や安全安心を確保するための賢い住まい方全般をサポートするシステム開発について、その機器製作の概要と各種情報提供機能、そして運用実験の結果について紹介する。
○情報分野と連携した室内環境計測機器の製作と実践/静岡理工科大学/鍋島佑基
省エネシステムであるデシカント空調は、システムが省エネルギー性を維持するために精密な制御が必要である。前半は安価なIoTセンサ群による空調自動化を試みを紹介した。後半は、IoTセンサを用いて種々の測定を試みたのでその取り組みを紹介する。
○最近の光環境実測/東京理科大学/吉澤 望
建築光環境の分野における近年の大きな変化・進展の一つとして、輝度および分光特性の測定がより広い範囲で一般的に行われるようになってきた。本稿では、最近の輝度・分光特性実測の動向を説明し、続いて従来の照度測定も含めた現場での光環境実測の方法や課題等を紹介する。
■最新技術情報
○低GLP冷媒R32採用空冷ヒートポンプチリングユニット/ダイキン工業㈱/森下悟史
環境対策が重要性を増す中、当社は2020年2月に地球温暖化影響の低いR32冷媒を採用した8~30HPの空冷ヒートポンプチラーを発売する。最新のマルチエアコンを母体機とすることで、生産性・制御性を向上しつつ、大幅な省エネを実現した。
○小規模改修で簡易陰圧室を構築する技術/ダイダン㈱/篠原拓真
当社の空気清浄・陰圧化ユニット「INFシリーズ」は、一般病室や診察室に小規模な改修工事を行うだけで対象室の簡易的な陰圧化と室内の空気清浄化を両立できる製品である。シリーズには使用目的や設置環境に合わせ3種類の製品がラインアップされている。
○室圧の変更が可能な多用途型簡易クリーンブース/新日本空調㈱/高塚 威・磯 佑輔
陰圧と陽圧に切り替え可能な多用途型簡易クリーンブースを紹介する。オフィスにも設置可能な寸法と重量、タッチパネル式制御、HEPA付FFU、低騒音、内側から組立て可能、標準工事2.5日間などの特徴があり、米国CDCガイドラインの空気感染隔離室に準拠する。
○大規模災害時のBCP支援ツール/大成建設㈱/龍 英夫
災害時のインフラ設備の被害状況と備蓄燃料の使用可能時間を早く正確に情報提供する「見える化」を実現し、予め計画された災害時機能維持時間に合わせて、建築設備を自動的にコントロールする機能を持ち合わせているBCP対応統合型BEMSである。
■シリーズ:第18回 環境・設備デザイン賞
○神戸アイセンター/㈱日本設計 篠原史彦・山崎弘明・柴家志帆
神戸アイセンターは世界初の「眼」のワンストップセンターとして計画された。異なる用途を集積させた当施設のエントランス空間には、視力低下による困難さを抱える人々が気づきや挑戦を促すことを目的とした支援空間「ビジョンパーク」を配置した。「病院へ、遊びに行こう!」というコンセプトで患者さんに限らずあらゆる人々を受け入れる施設である。
○資生堂グローバルイノベーションセンターS/PARK/鹿島建設㈱/佐々木歩・城内 淳・平郡志樹
新しい研究のカタチを目指した資生堂の研究開発拠点。研究フロアは中央のラボに隣接してイノベーションスペースを設ける構成とし、その吹抜は階毎に東、北と交互に位置を替え、オープン階段によって11層が繋がっている。1、2階は街の人々が自由に使えるコミュニケーション施設とした。
■シリーズ:いま知っておきたいIoT・AI関連情報
○第14回「電池はどこまで進化するのか?」/高砂熱学工業㈱/倉田昌典
電池はIoTの普及には不可欠なアイテムであり、蓄電池は電気自動車や太陽光発電などの普及にも必須である。電池の歴史と、原理、現在普及しているリチウムイオン電池の詳細を説明し、電池の課題、開発の方向性などを紹介する。
■連載
○合成高分子樹脂管基礎講座 第12回
合成高分子樹脂管を取り巻く治工具類について/樹脂管コンサルタント/長谷川清
合成高分子樹脂管(ポリエチレン管)を取り巻く治工具類について紹介する。合成高分子樹脂管の全体像を把握する上で治工具類についても一般常識レベルの知識を持つことは必要である。また、治工具類は工事のどの工程でどのように使われるかを把握することが望ましいことから、できるだけ使用法も示して解説する。
■Le petit pouce ペットと暮らす202
○パンダの生命をつなぐ/畑建築デザイン/畑 由起子
建築設備の設計・施工専門誌
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2021/02/05
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日本工業出版
住まいとでんき
2021年03月05日発売
目次:
■特集:デュアルライフと地域工務店
○市内企業と都市部人材を複業でつなぐ「だんだん複業団」プロジェクト
~幸せ実感都市まつやまで複業してみませんか?~/松山市役所 鴻上 哲史
まちの真ん中には、全国に誇る名城・松山城。お散歩気分で歩けば多くの文人墨客に愛された名湯・道後温泉へ。まちに漂うのは、ゆかしい文化の香り。暮らしやすいまち松山市では複業を行う都市部人材と人手不足に悩む企業をつなぐ「だんだん複業団」に取り組んでいる。
○八ヶ岳とのデュアルライフ
MORISH COUNTRYという生業/MORISH COUNTRY/友枝 康二郎
この時代、首都圏より人が少ない田舎にデュアルライフ、もしくは移住する事が有意義になってきた。リモートワークという新たな仕事のスタイルが定着して、首都圏に集中する必要が無くなった。首都圏へ出かけて日帰りも出来る、近すぎず遠すぎない田舎暮らしとしての八ヶ岳山麓。八ヶ岳ライフをしたいと言う方へのアドバイス等を紹介する。
○均一な温熱環境で健康維持 本田邸
~熱中症・ヒートショックの心配も解消 オール電化×ZEH~/アーバンコキタ
標準的に高性能住宅を手掛けるアーバンコキタの提案を受け、オール電化 ×ZEH住宅を建築した本田邸を紹介する。「今は年中均一な温度でとても快適。犬も気持ちよさそうに過ごしています」と笑顔を見せる。そんな本田さんご夫婦に健康やエコを意識した住まいづくりに至った経緯や住まわれてからの実感したことを訊いた。
○防災・家事ラクで、気持ちも健やか 畑中邸
~性能・デザインだけじゃない オール電化×ZEH~/タイコーアーキテクト
高気密・高断熱仕様となる ZEHは、日々の光熱費削減だけでなく、温度差のない均一な温熱環境から、快適性や健康にも寄与する。性能たけてなくデサインにも力を入れるタイコーアーキテクトでZEHを建築した畑中邸を紹介する。災害にも配慮し、いつでも快適で健康的な住まいを持続でき、かつオシャレな住まいにとても満足されている様子だった。
■トピックス
○住宅の省エネ性能の説明義務化へ向けて/住宅技術評論家/南 雄三
省エネ基準適合義務化がなくなって説明義務になり、4月からスタートする。これで楽になったと思う業者も、トーンダウンだと嘆く業者もいる。でも基準をクリアすれば立派に省エネ住宅だと嘯くより、説明の方が本物で、総合的な知識と哲学が必要なのである。
○リモートワーク時代を感じさせる2020年注文住宅動向・トレンド調査の結果/リクルート住まいカンパニー/服部 保悠
生活に大きな変化をもたらした、新型コロナウイルスの感染拡大。未だに先行き不透明な7月から8月にかけて行った本調査では、昨年までとは違う結果が多く見られた。検討きっかけからエリアの重視ポイント、検討方法に至るまで、コロナ禍での「変化」を紹介する。
○fヘーベルメゾンペット共生型賃貸住宅
「+わん+にゃん」/旭化成ホームズ/吉沢 好彦
ペットを飼うのではなく、「ペットと共に生きる。」その為のペット共生賃貸住宅。単なるペット可ではなく、飼い主もペットもストレスなく快適に生活するためにサービス、フォローを工夫したヘーベルメゾン「+わん+にゃん」を紹介する。
○電池はどこまで進化するのか?/高砂熱学工業/倉田 昌典
電池はIoTの普及には不可欠なアイテムであり、蓄電池は電気自動車や太陽光発電などの普及にも必須である。電池の歴史と、原理、現在普及しているリチウムイオン電池の詳細を説明し、電池の課題、開発の方向性などを紹介する。
○コネクテッド家電の冷蔵庫を用いた見守りサービス/日立グローバルライフソリューションズ
日立グローバルライフソリューションズは、コネクテッド家電の冷蔵庫を用いた見守りサービスの提供を開始している。新サービスは、専用のスマートフォンアプリを通じて、インターネット接続された冷蔵庫のドア開閉情報を確認でき、離れた場所からでも家族の暮らしぶりをさりげなく見守れるサービスである。
○ニューノーマルの時代の住まい方に対する意識調査
―最先端でエコな暮らしに関心が高く、住まい方に「レジリエンス性」がある20代―/住環境研究所
住環境研究所は、「ニューノーマルの時代の住まい方に対する意識調査」を実施。ウィズコロナ、ニューノーマルの時代も見据えたこれからの「住まい方」に対する生活者の意識を明らかにすることを目的として、住宅購入者の多数を占める20代~50代の男女既婚者を対象に“してみたい暮らし方や“暮らしたい場所”について調査した。その結果、今後、住宅取得の主役となる20代の「住まい方」に対する意識に特徴を見出した。
○感染症への対応 その歴史的経緯/国立保健医療科学院/小林 健一
感染症はかつて、隔離政策により対処された歴史があるが、今日では患者の人権保証と治療法の探求が同時に求められる。感染症患者を収容する病床では、感染管理上の配慮と患者のQOL確保が重要であり、感染経路に対応した建築設備上の配慮が必要となる。
■プロダクトナビ
○公式オンラインストア「コロナストア」限定モデル衣類乾燥除湿機「スノーホワイト」/コロナ
コロナは、公式オンラインストア「コロナストア」限定モデルとして、衣類乾燥除湿機を「スノーホワイト」を発売した。コロナストア限定衣類乾燥除湿機は、省エネ性やコンパクト設計で好評を得ているスリムタイプの衣類乾燥除湿機のデザイン性を高めて、よりインテリアに溶け込むシンプルデザインとなっている。
○ARCHITRENDZERO(アーキトレンドゼロ)
「改正建築物省エネ法」に対応した3D建築CADシステム/福井コンピュータアーキテクト
福井コンピュータアーキテクトは、2021年4・施・の「改正建築物省エネ法」に対応した 3D建築CADシステム「A RCH ITREN D ZERO」の最新版をリリースした。最新版( Ver.7.2)では、法改正を・据えた機能強化を図って、的確かつスピーディーな省エネ設計に対応していくことで、ユーザーの業務・援を強化していく。
■連載
○暮らしに生きるこだわりの生活家電-昭和・技術ノート-第49回
パイプファン/生活家電研究家/大西 正幸
換気扇は、一般に家電商品と呼ばれる…冷蔵庫、洗濯機、掃除機などに比べて、ややなじみの少ない商品である。トイレの換気扇は、パイプ用ファンが多く、用を足して出てくると、しばらくは匂いが残る。そこで、今回のトイレ用換気扇には人感センサーを取り付け、人がいなくなってから一定の時間が過ぎると止まるようにした。
○常識?非常識?暮らしのなんでも研究室
体調管理万全対策 寝室でも暖房を使おうキャンぺーン開始!/わらっく/室 龍二
寒さとともに、新型コロナウイルスの感染者数も増えてきました。コロナ禍で、人類にとって、ウイルス撃退のリーサルウェポンは、P C R検査でも、ワクチンでもなく、自分の免疫力であることがよく分かりました。免疫を高めるための住環境の改善が必要というテーマなら、医者ではなくても、対策を検討することは可能です。
○子育て真っ最中!団塊Jr.の住まい考171
コロナと親ガチャ/藤原 千秋
コロナ禍により思いがけぬ子どもの変化に対峙することになった筆者。子育て1 9年目にして初めての経験に戸惑いつつ、親子関係そのものを振り返ることに。衝撃的な「親ガチャ」というキーワードから生活を紐解く小文。作者および作品の紹介
■表紙イラスト:青山 めい(愛知県立芸術大学美術学部 デザイン・工芸科デザイン専■作品名:「走り出す春」今年の春は過ごしやすい陽気が長く続くといいな、と言う願いを込めて描きました。早く暖かくなりますように!
安全・安心の電化住宅情報誌
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2021/02/05
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2021/01/05
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2020/12/05
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2020/11/05
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2020/10/05
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電気通信協会
電気通信技術の総合情報誌
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2021/02/15
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2020/12/28
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2020/12/01
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2020/11/06
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2020/09/29
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2020/09/03
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エネルギージャーナル社
エネルギーと環境
2021年03月04日発売
目次:
No.2616…2021.3.4
今週号8頁
<第1レポート>
福島県知事、新たな地域づくりで復興再生加速化要請
来週3月11日、東日本大震災の発生後10年を迎え、4月1日には「第
2期復興・創生期間」がスタートする。その中、政府は福島復興再生
協議会を開催。内堀県知事は避難解除の早期実現と復興、カーボンゼ
ロ実現含めた産業再生と創出、汚染水問題の早期解決、最終処分の具
現化などを求めた。
<第2レポート>
導入加速する洋上風力、Jパワーは北海道で72万kW
カーボンニュートラル実現へ向けて風力発電導入の機運が高まって
いる。陸上と洋上風力合計の累積導入量は437万2000kWとなった。国
内の卸電力大手のJパワーは陸上・洋上風力開発に様々な工夫をして
着実に導入量を増やしている。政府も普及促進に向けて系統確保など
のルール整備を進める。
<特別寄稿>
今冬の電力需給逼迫がもたらした市場不安定を考察(下)
今冬の電力需給逼迫への対応策として需要側リソース目線で即効薬
を考えた場合、改正電気事業法に規定する供給能力確保義務と託送供
給義務の対応如何に連動する。結果的には供給危機は関係者の共助と
善意などで回避されたが、今後は旧式石炭火力やDSRなどの公募調達を
考えるべきでは。
<ジャンル別週間情報>
●温対法改正案と自然公園法改正案など閣議決定(環境行政・施策一般)
●経産省、グリーン基金事業の基本方針策定へ(温暖化対策技術)
●経済財政会議、炭素価格付けで「早期に結論を」(地球温暖化対策)
●環境省、3Rから「循環経済」への移行加速化へ(循環経済)
●経産省、30年エネミックス見直しを検討開始(電力・ガス)
●東北電力、再生エネスマート事業で新会社設立へ(電力・ガス)
●森本関電社長、県外中間貯蔵22年末を経産省に報告(原子力一般)
●電事連、23年度までのプルトニウム利用計画を策定(原子力一般)
●再エネTF、建築物省エネ基準全面義務化要求(省・新エネ)
●経産省、改正再生エネ特措法詳細設計取りまとめ(省・新エネ)
●経済産業省人事(エネルギーと環境関連)(組織改正・人事異動)
※今週は<エネ環ダイジェスト>ありません
週刊「エネルギーと環境」とは?
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2021/02/25
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2021/02/18
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2021/02/11
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2021/02/04
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2021/01/28
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2021/01/21
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映像情報メディア学会
映像・情掛メディア関連の論文や解説等
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2021/01/06
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2020/10/28
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2020/09/01
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2020/07/03
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2020/05/02
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2020/03/02
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土木工学社
トンネルと地下構造物の技術誌
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2021/02/04
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2021/01/07
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2020/12/02
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2020/11/05
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2020/10/02
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2020/09/04
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環境新聞社
環境新聞
2021年03月03日発売
目次:
<今週の1面トップ記事>
政府は2月26日、瀬戸内海環境保全特別措置法の改正案を閣議決定した。瀬戸内海では、窒素やリンなどの栄養塩類の削減により水質改善が進む一方で漁業への悪影響も生じていることから、地域の実情に応じて栄養塩類の供給を可能とする制度を創設する。これまでの「規制」中心からきめ細かな「管理」へと水環境行政を転換する。温室効果ガスの吸収源となる藻場の再生・創出を後押しし、海洋プラスチックごみの排出抑制に地域全体で取り組む規定なども盛り込んだ。
<今週の1面トップ記事>
◇経団連・日商、脱炭素へ原発の新増設要請 総合エネ調、30年電源構成の議論着手……2面
◇優れた統合報告書、伊藤忠など77社 GPIFの国内株式運用機関が選定………………3面
◇プラスチック資源の適正循環を目指して62 J&T環境の取り組み………………………4面
◇「豊かで美しい里海」への再生目指し 兵庫県、「栄養塩類の供給」に着手……………5面
◇「ガラスびんの利用が環境貢献につながる」 日本山村硝子、消費者に良さ広く発信…6面
■環境就職ナビ2022ガイド(増刊)……………………………………………………1~8面
地球環境時代の確かな情報源として幅広いジャンルからタイムリーなニュースを提供
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2021/02/24
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2021/02/17
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2021/02/10
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2021/02/03
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2021/01/27
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2021/01/20
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日本工業出版
機械と工具
2021年03月02日発売
目次:
■特集:コスト削減を実現する最新切削工具
○最新切削工具の開発動向を探る/松岡技術研究所/松岡甫篁
コスト削減を実現する切削工具について最新情報の紹介、解説を行う。旋削工具についても言及する。
○AIツールソムリエ/モリマシナリー/西﨑丈夫
AIによる切削工具の寿命判定機能を搭載し、工具管理の高度化を実現するツールストッカである。
<コスト削減のための切削工具とその使い方>
○面取り加工の高速化「トグロンマルチチャンファーTGMTCH」/イワタツール/岩田昌尚従来の7倍以上の高速送りが可能な面取り工具である。
○イスカルの考える良い工具 ヘッド交換式3枚刃;LOGIQ 3 CHAM/イスカルジャパン/長竹誉志
“良い工具”を具現化したNEO LOGIQシリーズの中から、ヘッド交換式3枚刃ドリルを紹介する。
○最新の非鉄用DLCコーティング超硬エンドミル/オーエスジー 川口王嗣
軽量化への対応のため、需要が拡大している非鉄金属の加工に最適な、最新のDLCコーティング超硬エンドミルを紹介する。
○CFRP材料穴加工の新たな進展-斬新なソリッドPCD刃先ドリル-/北京ワールドダイヤモンド工具/李 培/編集:京二/兪 箴潔・庄 瀚林
航空機部品をはじめ、適用が増えているCFRPの穴加工に最適なPCD刃先ドリルである。
○高硬度材の高能率加工用エンドミル「ハード1ラジアスSFSR形」/ダイジェット工業/青木研斗
70HRCまでの高硬度材の高効率加工を可能とする4枚刃ソリッドラジアスエンドミルの狙い、特徴、優位性を解説する。
○コスト削減を実現する「Jシリーズ ヘッド交換式ホルダ」/タンガロイ/小野沢賢
インサート交換、段取り替えを簡単にすることで、設備稼働率の大幅な向上を可能とするヘッド交換式ホルダである。
○切削加工の概念を変える最新小径エンドミル-70HRC高硬度鋼直彫り加工および難削材の高能率加工/日進工具/豊島直樹
70HRC高硬度鋼の直彫り・高能率加工を実現するコーティング小径エンドミル2種を開発した。
○鋼を切削速度1,000m/minで削る「BIDEMICS Type-S」/日本特殊陶業/小池 拓
耐熱合金加工に向けて開発した工具材種を採用し、鋼の高速切削加工を実現する最新工具である。
○チタン合金や高硬度鋼でも安定しためねじ加工を実現する工具-Hyper Z スパイラルタップ チタン合金用-/不二越/芦田孝則
チタン合金、高硬度鋼で、安定したねじ加工を可能とするスパイラルタップの特徴と加工事例を紹介する。
○トータルコスト削減に寄与するAUSP管用ねじ用タップシリーズ/やまわエンジニアリングサービス/加藤享二
トラブルが発生しやすい管用タップ加工で、安定したねじ加工を可能にする専用タップである。
○最新倣い旋削加工システムWalter Turn WL/ワルタージャパン/江越保博
倣い旋削加工用工具を開発した。その狙いと特徴を解説する。
○万能・高精度隅削りカッタ SEC-ウェーブミルWEZ型による低コスト加工の実現/住友電工ハードメタル/森重利紀・辻本翔太・島本陽介
壁面と底面を同時に加工する隅削りカッタの新製品を開発した。フライス加工に必要なさまざまな加工に対応できる万能・高精度カッタである。
■特設記事■Grinding Technology Japan 2021に出会う
○理想構造を追求した最新の超精密研削盤の開発事例/ナガセインテグレックス/新藤良太
■レポート
○世界コマ大戦2020 横浜新市庁舎で開催.優勝は長野県「こましん」・高校生チームが3位/寺崎武彦
■連載
○もっと知りたい物つくり. 工作機械の知られざる物語 続編
「技術の本質」を訪ねて<Ⅰ部>購入した機械を巧みに使ってお金を儲けるには-「利用技術」にみられる創意・工夫 -10-/東京工業大学 名誉教授/伊東 誼
○加工に活かすCVDダイヤモンドの合成から応用まで<12>
塑性加工金型への応用/日本工業大学/竹内貞雄
○【海外技術動向】「これからのワークホールディングはモジュール式で」/ManufacturingEngineering・ContributingEditor/Kip Hanson/翻訳:Generative Arrows/矢生晋介
○古典に学ぶ処世訓/菜根譚に学ぶ生き方の知恵<10>
人生における身の施し方/飯田教育総合研究所/飯田清人
生産加工技術を支える「機械と工具」』としてリニューアル復刊いたしました。
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2021/02/02
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2020/12/28
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2020/12/02
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2020/11/02
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2020/10/02
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2020/09/02
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コロナ社
機械・冶金両技術者の緊密な協力の場とした
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2021/02/01
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2020/12/28
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2020/12/02
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2020/10/29
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2020/10/01
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2020/08/31
発売号
日報ビジネス
イー・コンテクチャー
2021年03月01日発売
目次:
17 特集1 解体工事の高効率化と新技術・ノウハウの傾注
●超高層建築物の解体技法/編集部 ●専用機の導入で、大深度・大口径杭抜き工事に参入へ/斎藤運輸工業(株) ●トライアングル経営強化の一環で、選別施設を全面改修へ/(株)木村土建 ●国内初プラントが2021年8月に完成/(株)田中建設 ●強力二軸で処理困難物に対応/(株)高野 ●塗装剥離技術を基に薬剤開発/ナトコ(株) ●解体から処理、再販まで一貫サービス/(株)スマート
49 特集2 全国で進む建設混廃・分選別システムの導入
● 建設混廃の分選別向上を視野に、段階的に設備更新/(株)環吉 ●破砕と選別の個別配置で、廃棄物の状況に応じた処理フロー選定へ/(有)築館クリーンセンター ●複数次に及ぶ選別工程を経て良質の可燃物・細粒物・重量物を得る/(株)イーシーセンター ●福島が全面改修、混廃の高精度選別等でリサイクル率も向上へ/恵和興業(株) ●国内最大級の能力生かし、顧客の要望に対応/関西クリアセンター(株) ●県下最大級のRPF施設で再資源化を推進/(株)リサイクルクリーン ●選別処理施設を新設/(株)リョクリン
65 特集3 東日本大震災から10年再考! 災害復旧
●震災を契機に協定・指針、今は実効性を着実に積み重ねていく段階/編集部 ●仙台市と円滑連携、他の市町村や災害種別の対応が課題/宮城県解体工事業協同組合 理事長・佐藤正之氏 ●実効性のある指針作りと全体に業務を割り振るリーダー選任を/(株)庄司興業所 代表取締役・庄司肇氏 ●地元業界で平時から、非常時への対応可能な備えが不可欠/(一社)宮城県産業資源循環協会 理事・杉澤養康氏 ●地震・津波・水害等の災害の違いで、災害廃棄物の出方も変わる/(一社)日本災害対応システムズ 事務局長・舟山重則氏 ●台風19号被災後の初動は迅速、実務対応では反省点も/(一社)埼玉県環境産業振興協会 調査研修事業委員長・亀井寿之氏 ●佐賀豪雨での災害廃撤去を経験して/(株)ダイセキ環境ソリューション 事業推進部次長・松竹冬樹氏 ●災害現場からの廃石膏ボード処理で実績/(株)グリーンアローズ九州
33 E-Conインタビュー
協会員数の増員とともに、さらなるスキルアップで、より必要とされる団体へ
(一社)大阪府解体工事業協会代表理事/名和祥行氏
■形態:B5判
■年間購読料 9,600円+税(送料込)
隔月刊(年6回奇数月(1、3、5、7、9、11月)
■冊売り 定価 本体1,714円+税 (送料別)
■申込先: 日報ビジネス(株)
FAX:03-3263-2560(東京) 06-6262-2407(大阪)
>> 見本誌送ります。
SERIES [連載]
4 イーコン・データブック●管理の負担は小さくないが、除却の意向は薄い/空き家所有者実態調査
11 現場発! 解体&建リコンプライアンス●2020年の労災速報値を公表/厚生労働省
14 石膏ボードリサイクル探訪●2020年の労災速報値を公表/厚生労働省
26 コンストラクションを巡る環境諸制度●施行2年目を迎える改正法/出入国管理法
26 コンストラクションを巡る環境諸制度●施行2年目を迎える改正法/出入国管理法
28 21世紀の先端施工●誰でも働ける現場を目指して重機の遠隔操縦を実現へ/コベルコ建機(株)
30 お訪ねします解体現場●堅牢なSRC建物を内装は手作業、躯体は重機で高効率解体/(株)クワバラ・パンぷキン
38 タイムリートピック●転換期を迎えるアスベスト情勢/編集部
40 ビジネス展開の新戦略●国内初、AI ロボで「選別」許可取得/(株)NRS
43 最先端E-Con要素技術●躯体端部の工事に適したはね出し式足場を開発/安藤ハザマ
44 建設リサイクル最前線●業界初の機器を開発・販売などで業界をサポート、多様な製品提供でユーザ ーに対応/ウエダ産業(株)
46 識者・実務者に聞く! 解体事業ビジョン●古紙回収から解体工事業に参入、不動産・建設の新会社も/㈱仙台リサイクルセンター代表取締役社長・沼田隆氏
47 識者・実務者に聞く! 建廃事業ビジョン●2021年度も石膏ボード強含み、木くず弱含みの推移の可能性/㈱ナコード営業本部長・押川祐三氏
59 建設資源―市況キャッチ●プラ系混廃の国内還流が増加、処理費高騰
60 焦点は建物解体!アスベスト被害再発と危機回避●アスベストの関連法改正と制度理解・運用の現実 (2)/大石一成氏
COLUMN [コラム]
1 巻頭言●コロナ禍でも骨太の事業姿勢変わらず
16 木材情報●供給過不足の両極に振れやすい状況、流通等の安定が新たな課題に
32 解体・建廃ひそひそ話
76 循環経済と建設副産物●5機種の新製品を紹介、開発中の車両も披露/(株)諸岡
79 編集手帳●コロナ禍でも進む技術革新と業態改革
NEWS & OTHER [ニュース・その他]
2 トピックス●(株)エコクリーン
48 トピックス●(株)倉敷
64 トピックス●メイコウ工業(有)
77 トピックス●(株)EFAラボラトリーズ
5 列島E-Con
12 品目別建設副産物流通チェック 2020年12~2021年1月
62 テクノロジーニュース
78 購読申込書
80 広告索引+奥付
建物を解体、廃棄物を資源化・リサイクル、土地を浄化し、新たなエコ施工で建設する。
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2021/01/01
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2020/11/01
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2020/09/01
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2020/07/01
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2020/05/01
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2020/03/01
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大河出版
ツールエンジニア
2021年03月01日発売
目次:
特集「試作部品から少ロット生産に対応,金属積層造形機」
●トポロジー最適化と金属積層造形によるびびり振動抑制の試み
―防振性と冷却性能を高めたボーリングバーの開発―
長野県工業技術総合センター 相澤淳平
●金属3Dプリンタ「OPM250L」を活用した簡易金型製作
工程集約による工程管理 工数,リードタイム,工程間待ち時間などの削減
ソディック 金澤祐輔
●歯車仕上げ法の違い 歯車研削とシェービング加工
川崎芳樹
●きさげ作業の一部は,機械加工に替われるか?
翁 登茂二・技術コンサルタント
●大物部品の生産革新をリードする
門型マシニングセンタ「MCR-BⅤ」
多彩な主軸ヘッド,3Dキャリブレーション,
精度安定診断機能,… 一台で加工完結
オークマ 大平紀之
●EV向け電動アクチュエータの小型化と
低コスト化を可能にする磁石材料,愛知製鋼
編集部
●プレーナ(平削り盤)発達史
編集部
●空冷星型航空発動機部品の生産技術
1940年代の機械加工と治具(上)
坂上茂樹
連 載
■渡邊 嘉一 ひすとり
渋澤榮一が惚れた男 その2
京阪電気鐵道株式会社 三浦基弘載
新連載
■5軸加工屋さんといわれるまでの道
―新機軸の加工法を模索して―
第2回 無名町工場のはじめての対外発信
「JIMTOF 2008」
大槇精機 大町亮介
業界通信
■分解してリサイクル
風力タービンブレードの
完全な再生利用に挑む
LMウィンドパワー業界通信
★マシンガイド
工作機関/関連機器
切削工具/作業工具
材料/機械要素
CAM/関連ソフト
測定機/計測機械
★今月のゲスト
ライノス 代表取締役 東野哲也さん
★切削関連セミナー&講習会
★下町の青空 34
メイドインジャパン・バイジャパンで日本復活
田代信雄・東京都
★技能検定練習問題
2020年度 第12回
★ 編集後記
今日の情報・明日の技術、最新の加工・工具技術情報をお届けする!生産現場の必須アイテム!
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2021/01/28
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2020/12/26
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2020/11/30
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2020/11/13
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2020/10/28
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2020/09/30
発売号
産業開発機構
映像情報メディカル
2021年03月01日発売
目次:
特集1:心臓イメージング2021
10 心臓領域におけるRevolution CTの使用経験
石田和史(川崎幸病院)
15 進化を続けるSmart Cardiac Technology
GEヘルスケア・ジャパン株式会社 Imaging本部 CT営業推進部
21 フィリップスCardiac Solution ~画像解析を中心に~
株式会社フィリップス・ジャパン プレシジョン ダイアグノシス事業部
26 循環器画像診断を革新するキヤノンMRI最新技術
キヤノンメディカルシステムズ株式会社 MRI営業部
32 超音波診断装置の伝統に、革新が融合Aplio i-series
キヤノンメディカルシステムズ株式会社 国内営業本部 超音波営業部
38 最新の3Dレンダリング技術とAnatomical Intelligence解析ソフトウェア
株式会社フィリップス・ジャパン プレシジョン ダイアグノシス事業部
43 Climb循環器系動画像ビューワシステムCardiovascular Viewer
株式会社クライムメディカルシステムズ 営業部
特集2:新型コロナウイルス感染症対策製品を探る
48 UV照射+オゾンによる空間殺菌
52 検温モニタリンクシステムを医療機関で活かすヒント
―顔認証型サーモカメラ検温システムの検温機能とAI機能―
56 CT搭載車によるCOVID肺炎診断への一里塚
59 新型コロナウイルス感染症対策関連製品
【特別寄稿】
4 災害とモバイル CT
株式会社フリール
【連載】
CT 救急撮影法
64 戦略的視点で見るCT救急撮影―常に考える意識と行動が患者を救う―
田中善啓(国立病院機構水戸医療センター 放射線科)
72 Topics
80 次回予告
学際的な情報の収集、およびそれらの解説に重点を置き、より確かな情報をより速く読者にお届けいたします
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2021/02/01
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2021/01/01
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2020/12/01
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2020/11/01
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2020/10/01
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化学工業社
新素材から光まで先端技術中心の総合技術誌
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2021/01/04
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2020/11/30
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2020/10/28
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2020/09/29
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2020/08/28
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日本工業出版
環境浄化技術
2021年03月01日発売
目次:
■特集:下水道における資源有効活用技術の最新動向
○下水道資源の有効利用について/国土交通省/村岡正季
下水道事業が建設から維持管理へと移行する現在、人・モノ・カネといった経営資源を取り巻く環境が厳しさを増している。その課題解決のため、当省では広域化・共同化や官民連携、新技術活用、ストックマネジメントなどを推進している。本稿では、下水や下水処理過程で発生する下水道資源の有効活用などを紹介する。
○下水汚泥に含まれるレアメタル等の回収に関する調査/国土交通省 国土技術政策総合研究所/長嵜 真・矢本貴俊・粟田貴宣・田隝 淳
我が国にはレアメタルの鉱山が存在せず、輸入に頼っている。国内でも下水汚泥にレアメタル等が含まれている可能性はあるが、含有量を調査した事例は少ない。そこで、全国各地の下水処理場から採取した下水汚泥について、ICP-MS(誘導結合プラズマ質量分析装置)によるレアメタル等の金属含有量を測定し、採算性を評価した。
○汚泥濃縮液と汚泥コンポストを併用した高タンパク飼料用米の栽培/山形大学/渡部 徹・Pham Viet Dung/岩手大学/伊藤 歩・Phung Duc Luc
下水処理水に含まれる窒素は、人が食べる米としては食味を悪くするため歓迎されない。一方で、飼料用米としてならば、米のなかに高タンパクが蓄積するためにメリットになる。筆者らのグループでは汚泥濃縮液を追肥に用いて、汚泥コンポスト(基肥)との併用で高タンパク飼料用米の栽培に挑戦した。
○消化汚泥中窒素成分のアンモニア化に向けた亜臨界水酸化処理法の適用/清水建設㈱/小島啓輔・加藤雄大・隅倉光博・黒岩洋一
下水汚泥は、窒素成分を多く含んでいることが特徴である。特に、消化汚泥には多くのNH4+-Nが含まれていることがよく知られており、アンモニアストリッピング法などを用いた回収が試みられている。本稿では、消化汚泥中窒素成分由来のアンモニアをエネルギー源として利用することを想定し、消化汚泥に含まれる窒素成分をアンモニアとして回収する方法について、新規に開発した亜臨界水酸化処理法と従来のアンモニアストリッピング法とを比較した例を紹介する。
○リン回収型下水汚泥溶融技術/㈱クボタ 寳正史樹・吉岡洋仁・岡田正治
リン資源循環においては、リンの有効利用と有害物質管理の両立が重要であり、以下の3点が課題と考えられる。①有機有害物質の分解、②リンと重金属類との分離、③高回収率かつ植物生育に有効な形態でのリン回収。本稿では、②と③に焦点をあてて溶融技術を紹介する。
○高効率ガス回収型汚泥消化装置/水ingエンジニアリング㈱/片岡直明/水ingAM㈱/西井啓典
低炭素社会に向けたバイオマスエネルギーの利活用技術として、メタン発酵(嫌気性処理)が注目されている。当社では、下水汚泥のエネルギー回収効率に主眼を置いた高効率ガス回収型汚泥消化装置「セミドライメタン発酵装置」を開発したので、概要を紹介する。
○下水からのリン回収と肥料化による資源循環技術/太平洋セメント㈱/今井敏夫
セメント製造で培われた粉体ハンドリング技術および焼成技術は、資源循環・環境浄化に応用することができる。本稿では、非晶質ケイ酸カルシウム系粉末材を用いた下水からのリン回収・肥料化、および下水汚泥焼却灰の焼成改質による肥料化技術について紹介する。
○下水道を活用した下水熱利用技術について/東亜グラウト工業㈱/柴 博志
下水は年間を通して温度変化が少なく、外気温度と比較して夏は冷たく冬は暖かい特長がある。この下水と外気の温度差は、熱エネルギーとして、空調や給湯、融雪技術などに下水の熱を活用できる。本稿では、平成30年度から令和元年度まで十日町市をフィールドとして実施した「小口径管路からの下水熱を利用した融雪技術の実用化に関する実証研究」(B-DASHプロジェクト)について紹介する。
○FIT制度を活用した消化ガス発電システムの導入による成果/福岡市 道路下水道局/浦本紘享/月島機械㈱/川端友寛
福岡市中部水処理センターでは、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT制度)を活用した新たな消化ガス発電システムを導入した。本稿では、その成果と安定運転の取り組み、さらに今後の事業展望について紹介する。
○高知県での下水汚泥肥料の利用推進/高知県土木部/田中 毅
当県では、下水汚泥を有効利用するために、汚泥処理の持続性の確保、実効性の確保、汚泥由来肥料の利用促進という三つの課題に対して取り組んできた。特に、汚泥肥料の普及促進については様々な取り組みを行っており、本稿で詳しく紹介する。
○下水処理水による鮎養殖/鶴岡市上下水道部/松浦正也/山形大学/渡部 徹/㈱東北サイエンス/松浦友一
鶴岡浄化センターの処理方式は嫌気好気法(AO法)であり、1日に約27,000m3の汚水を処理している。昭和61年からはコンポストセンターで脱水ケーキの肥料化を始めるなど、下水道と食・農の循環を図る「BISTRO下水道」に取り組んでいる。そして、処理水のさらなる活用手法を検討する中、水産関係者と情報交換した際に「鮎の主食となる珪藻類の繁殖」の発想が生まれ、山形県水産振興協会からの協力も得て下水処理水による鮎養殖実験に挑戦した。
■特集:多様な進化を続ける流動層燃焼・焼却技術②
○流動床式ごみ焼却炉は優れているか?/JFEエンジニアリング㈱/鈴木康夫
ごみ焼却炉はストーカ炉が全盛期で、流動床式ごみ焼却炉メーカーは事実上2社となってしまった。本稿では、現状と今後を睨んだ流動床炉の長所と短所を、部外者の立場から紹介する。
○木質バイオマス発電効率向上への取り組み/荏原環境プラント㈱/梶原洋和
当社が提供しているICFB内部循環流動床ボイラは、層内伝熱管を有する独立した熱回収室を設けることで高効率なエネルギー利用を可能としており、木質系燃料を用いたバイオマス発電システムとして一般に利用されている燃焼発電(熱化学的変換+ボイラ・蒸気タービン)プラントの中核技術として適用可能な流動床ボイラである。本稿では、ICFBの基本構成および近年の納入事例とともに、当社での取り組みを紹介する。
○流動床式ガス化燃焼炉/溶融炉による高効率発電/処分場再生システム/㈱神鋼環境ソリューション/青木 勇・砂田浩志・有村 恒
本稿では、流動層技術を活用した特徴的な以下の、三つのシステムについて紹介する。①流動床式ガス化燃焼炉による高効率廃棄物発電システム、②流動床式ガス化燃焼炉による木質バイオマス発電システム、③流動床式ガス化溶融炉による処分場再生システム。また、流動床ガス化燃焼炉を採用した、はつかいちエネルギークリーンセンターでは熱供給事業を行っており、発電と合わせて平均43%と高い総エネルギー効率を実現している実績についても紹介する。
○気泡流動層バイオマス発電プラントについて/㈱タクマ 清水一尭・河野孝志・熊代浩吉
本稿では、FIT導入以降、当社が数多く納入してきた木質バイオマス発電プラントについて、各燃焼方式の特長を紹介し、特に未利用材や一般材を利用した木質バイオマス発電プラントで採用実績の多い、7MW級気泡流動層発電プラントの概要と稼働実績を紹介する。
○汚泥焼却設備の創エネ型システムの実現/三菱重工環境・化学エンジニアリング㈱/伊藤隆行
本稿では、下水汚泥を焼却した廃熱を最大限有効利用した廃熱回収設備と高効率バイナリー発電設備を組み合わせた汚泥焼却システムで、補助燃料をゼロとし、消費電力を上回る発電をすることで実質消費電力ゼロを実現した「エネルギー自立型汚泥焼却炉」について紹介する。
○進化をつづける過給式流動焼却炉/三機工業㈱/半田大介
流動焼却炉のベースとなる流動層技術は、金属精錬、樹脂乾燥、鋳物砂再生などに用いられていたもので、当社はこの流動層技術のポテンシャルの高さを見出し、下水汚泥の焼却炉に転用すべく昭和40年に実証実験を開始し、国内初の流動焼却炉を大阪府下の下水処理施設に納入した。本稿では、省エネの極みとも言える最新型の過給式流動焼却炉の特長を紹介する。
○循環流動層ボイラ燃焼技術によるバイオマス燃料利用の実績と今後/住友重機械工業㈱/伊藤一芳
当社では、循環流動層ボイラ燃焼技術により低品位石炭、各種バイオマス、廃棄物由来燃料等を利用した発電設備を設計・納入している。同ボイラは2002年の電力小売事業自由化及び新エネ法の制定を転機として、建設廃材、廃プラスティック等を燃料化した新エネルギー燃料の高効率利用を行う設備として開発され、2011年以降現在までは、FIT制度に対応した新ビジネスモデルを展開している。本稿では、今後のFIT制度の終焉と共に、来る再エネ主電源化社会において、バイオマス火力の方向性や位置付けについて紹介する。
○温室効果ガス削減を考慮した発電型汚泥焼却技術/JFEエンジニアリング㈱/岡田悠輔・馬場 圭
当社と日本下水道事業団、川崎市は、国土交通省が実施する下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)として、平成29、30年度に、温室効果ガス削減を考慮した発電型汚泥焼却技術についての実証を行った。本稿では、新型焼却炉「OdySSEA」として商品化した同技術の概要と実証成果について紹介する。
■連載
○硝酸呼吸活性汚泥による汚水処理の技術<参考文献編>
参考資料(1) 廃水処理の歴史/環境微生物工房 定家義人・定家多美子
■コラム
○新年度はカンブリア爆発の時代か/HST
無害化技術を推進する専門誌
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2021/01/01
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2020/09/01
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2020/07/01
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2020/05/01
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2020/03/01
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アグネ技術センター
関連材料及び機器についての新技術の解説
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2021/01/28
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2020/12/28
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2020/11/30
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2020/10/27
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2020/09/29
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2020/08/28
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流通研究社
月刊マテリアルフロー
2021年03月01日発売
目次:
特集//EC時代のリテールロジスティクス
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近年急成長を遂げているEC市場が昨年来その成長速度を加速させている。わが国では2020年初頭から新型コロナ感染症の拡大が始まり,その防止対策として不要不急の外出を控える意識が浸透する中,買い物でオンラインを利用する消費者層がさらに厚みを増したからにほかならない。EC時代を予見する声はかねてからあり,一般的にもその予見は当然のものと認識されていたが,新型コロナの影響により大方の予測をはるかに上回るスピードでその時代が到来したと言っていいだろう。ただ,ECを支える,いやその生命線でもあるリテールロジスティクス体制がそのスピードに追い付いていかなければ,今後のさらなる市場成長はあり得ない。またそのような時代にあってコンビニやスーパーにおけるロジスティクス体制も絶えず見直しを迫られているのが実情だ。そこで本号では,EC時代のリテールロジスティクスをテーマに特集を組んだ。取材は,ファッションEC企業の物流センターやコンビニ向け物流センター,EC企業サポートを標榜する3PL企業,DXソリューション企業,マーケティング支援企業のほか,経済産業省にも及んでいる。本号特集がEC時代におけるリテールロジスティクス体制強化のための示唆となれば幸いである。(編集部)
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■特集
[マガシーク/タクテック]
ファッションECの雄,取り寄せ商品のTC化に挑む
◎GAS+PaLS導入は業界のボトルネック解消への布石
[日立物流首都圏/リコー]
コンビニ向け常温配送センター,自動化と環境負荷低減の両面から部分最適を模索
◎日立物流首都圏のリコー製リライタブルレーザーシステム導入事例
[関通]
物流拠点・サービスの拡充に勢い EC・通販物流支援サービスで快走
◎生産性・業務効率向上で競争力訴求
[経済産業省/日本総研]
青果物流通へのRFID活用で課題鮮明
◎生鮮食品の鮮度可視化と個別追跡管理による食品ロス削減実証実験を実施
[Diezon]
最短7日でネット宅配店舗オープンを実現するデリバリープラットフォーム
◎ネットの時代こそ実店舗が生きる仕組み
[いつも]
メーカー対象のEC総合支援事業で国内外延べ9,821件の実績
◎戦略立案から倉庫保管フルフィルメントまで
■企画
[MFスポットライト]日本テトラパック
食品・飲料の常温流通を可能にするアセプティック充填包装システム
[ASLF2020 注目セッションREPORT 1]トーヨーカネツ
【12/2(水)A5 物流DXセッション】
省人化とソーシャルディスタンス確保を実現する新しい物流ソリューション「フルラインGTPR」
[ASLF2020 注目セッションREPORT 2]Panasonic
【12/2(水)A7 物流DXセッション】
DX活用で,安心・安全な業務と効率化を実現
◎配送業務向けソリューション導入事例・製品のご紹介
[CloseUP]三菱商事
Robowareプラン料金を公開 物流DX加速の独自戦略を展開
◎台数に応じた定額設定でRangerGTP普及を加速
[統計調査REPORT]ローランド・ベルガー
COVID-19がもたらす世界的な消費行動の変化を分析
◎21年も消費支出減少が続く可能性
■連載
[対談シリーズ|リテール物流 6]PALTAC
合言葉は「コストを利益化しよう」 小売業との信頼関係をベースにさらなる効率化へ取り組む
◎サプライチェーンのコストコントロールを積極発信
[連載|医薬品のGDP入門 3]
GDPガイドライン制定の経緯,ガイドラインの対象と適用範囲
◎小山ファーマコンサルティング 代表 小山靖人氏
[システムの眼Ⅱ]56 新型コロナの罠
◎早稲田大学 名誉教授/高橋輝男
[5分で読める教養講座 78《おススメ書籍》ひとくちガイド]
裁判官も人である――心と組織の狭間で(講談社)/デール・カーネギーの知られざるリンカーン――アメリカ合衆国第16代大統領の誰も知らない素顔を暴いた!(PanRolling)/しあわせとお金の距離について――「老後破産教」には、入らない。(晶文社)
◎小泉事務所 代表/小泉 豊
物流現場・人とITを結び付け、ロジスティクスを具現化する
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発売号
電設出版
月刊電設資材
2021年03月01日発売
目次:
◆記事◆
「いざという時に役立つ測定器を使いこなすコツ太陽光発電の異常を突き止める七つ道具」鈎裕之((公社)東京電気管理技術者協会)
太陽光発電設備では今メンテナンスが注目されています。発電効率を落とさず、長い間、発電し続けていくためには欠かせない作業です。正しいメンテナンスを行うためには計測器の選定と使い方が重要となってきます。
今号では太陽光発電に使われる計測器とその特徴、使い方などを分かりやすく解説していただきました。
電気を細かく計測して家庭のエネルギーを上手にコントロールします
「HEMS対応住宅用分電盤「enステーション EcoEye」(ZEH市場での応用)」米本和良、伊藤晴隆(河村電器産業㈱)
カメラの形状別にそれぞれの性能を詳しく解説します
「防犯カメラの種類と特長」高木康之(マスプロ電工㈱)
大切な機器や重要なデータを雷から守ります
「各社の避雷・防雷製品」編集部
構造や種類、特徴を理解して事故を未然に防ぐ
「高圧検相器の動作原理と使用方法」岩島幸雄(中部精機㈱)
スペック項目の統一で他社製品との比較が簡単!
「各社の見積積算システム比較表」編集部
◆連載◆
電線愛好家の女優・タレントの石山蓮華さんが
電線にまつわる日々の徒然をお届けします
「I Love 電線 石山蓮華の電線日記」
◆コラム◆
【ちょっとお得な税金の話】
税理士二見さんの税金に関するコラム
今月は「非正規労働者の正社員転換措置と運用時の注意点」についてです。
【ラクラク健康ライフ】
柔道整復師さんが、いろいろな角度から「からだ」についてのお話をするコラムです。
今月は「持続可能な目標(SDGs(エスディージーズ)」についてです。
【電材レストラン】
ムッシュと美奈子がレストランで食レポします!
光商工㈱「二段警報漏電リレー LEG-300L」の巻
◆調査・動向・資料◆
【設備工事業にかかわる受注調査結果】
電気工事として受注した工事のうち、構内設備設置工事の調査結果をまとめました。
【電設資材の価格展望と動向】
一般社団法人日本電設工業協会提供の電線等の価格展望と動向
【ニュース&トピックス】
電気工事業界のホットな話題が満載!
【電気工事用積算資料】
電設資材積算資料総覧=電気工事の積算資料に必要な材料約2万点を掲載
〔主な項目〕
・電線、ケーブル
・電線接続材
・架線器材
・地中電路材
・配管配線材
・電路資材
・配線器具
・受配電機器
・制御機器
・避雷設備
・計測器、試験器
・電源装置
・防災設備
・照明器具
・空調衛生設備
・放送、情報機器
・工具
・工事用機器
月刊「電設資材」は電設業界唯一の積算資料雑誌で、電気設備と工事に関するあらゆる資材と機器の価格を網羅しています。
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発売号
日本工業出版
建設機械
2021年03月01日発売
目次:
■特集:建設現場におけるドローンの活用
○建築物のドローン点検/日本システムウエア㈱/石川英嗣
近年、点検技能者の高齢化による離職を伴う労働力減少が懸念されている。このような状況における点検現場の生産性向上および維持管理作業の精度向上は、急務である。本稿では、点検技能者の不足を補い、効率よく、漏れなく、確実に建築物を維持管理することを目的として開発した、ひび割れ検出AIソリューションCrackVisionを紹介する。
○斜め往復撮影ドローンの開発/㈱フジタ/上原広行
UAV空中写真測量は、国土交通省が推進する「iConstruction」において、広範囲を効率的に計測できる手法として広く普及している。しかし、事前に設置する標定点の測量、工事進捗による標定点更新に膨大な労力を要しており、タイムリーかつ有効に活用する上で現場実装の隘路となっていた。本稿では、測位が可能な自己定位型UAVを用いて、標定点を完全に省略して作業の省力化を可能にした上で、鉛直誤差を抑制して計測の高精度化を図ることのできる造成地を対象とした「斜め往復撮影」手法を開発した経緯、および本手法の現場検証の結果について紹介する。
○ドローンを用いた橋梁点検の課題、解決方策/大日本コンサルタント㈱/堀田毅・小林大/川田テクノロジーズ㈱/金平徳之・林篤史/㈱FLIGHTS/長嶋友紀
本稿では、橋梁点検において、新技術としてドローンを利用する場合の手順の説明、点検現場にて実際にドローンを運用した経験から得た知見と課題、点検に必要なドローンとカメラの性能、それらの解決方策として開発した機体「マルコⓇ」の概要を紹介する。
○ドローンから知能飛行ロボット「大脳型ドローン」への進化/(一社)日本ドローンコンソーシアム/野波健蔵
本稿では、知能飛行ロボット「大脳型ドローン」への進化について紹介する。
○土地活用におけるレーザードローンの役割/テラドローン㈱/森田雄志
今、業界内外からレーザードローン測量が大きな期待を寄せられている。レーザードローン測量とは、 ドローンに載せた機器で地上から地表に向けてレーザー光線を連続で照射し、その照射距離から地表の状態を計測する方法だ。従来の測量手法では工数がかかる場所や、危険が伴う場所を、短時間で安全に計測可能であるため、注目を集めている。本稿では、当社のレーザードローン測量のさまざまな活用事例を紹介する。
○陸上・水中レーザードローン測量技術の開発事例/㈱アミューズワンセルフ/冨井隆春
当社は、国土交通省の「革新的河川管理プロジェクト」において、グリーンレーザースキャナを搭載したドローン測量技術を開発した。本稿では、その開発内容と河川管理等への適用例を紹介する。
■技術資料
○令和元年千曲川水害後の現状と今後の課題/信州大学/吉谷純一
令和元年東日本台風(台風19号)により、千曲川で観測史上最大水位となる洪水が発生した。長野市より上流では主に侵食による護岸や橋梁の被災、長野市とその下流では多数の箇所で越水氾濫被害が多発した。筆者は地元専門家として、メディア対応や土木学会水工学委員会「令和元年台風19号豪雨災害調査団」中部・北陸地区団長、各種政府委員会委員を務めたほか、災害を契機に沿川住民自治協議会や企業から数多くの講演依頼を受けた。本稿では、この経験から感じた千曲川水害の課題を紹介する。
○2020インフラ健康診断書の概要/名古屋大学/中村光
(公社)土木学会では、社会インフラの現状を広く国民に理解してもらい、維持管理・更新の重要性や課題を認識してもらうために、2016年度から社会インフラの健康診断を行い、その結果を「インフラ健康診断書」として公表している。本稿では、道路・鉄道・港湾・河川・水道・下水道部門を取り纏めて公表した、2020年版インフラ健康診断書の概要について紹介する。
○山岳トンネルにおける覆工コンクリートの急速打設システムの開発/㈱奥村組/齋藤隆弘・浜田元・張志
山岳トンネルにおいて覆工コンクリートの急速施工を実現するため、通常と同程度の打設時間で、施工スパン長を18m以上に延長する工法の開発に取り組んだ。施工スパンが長くなるため、ひび割れ発生リスクが増加することが懸念されたため、打設前にセントル中央部に金属製の目地板を設置し、打設後のこの板を引き抜くことで目地を形成して、ひび割れ発生リスクの低減を図る方法を採用した。本稿では、この方法の適用性・有効性を確認するため、実大施工実験を行った内容を紹介する。
○覆工コンクリート施工目地部の一体化防止材料の適用効果に関する研究/佐藤工業㈱/森賢宇・宇野洋志城/東邦化学工業㈱/對馬大郎
山岳トンネルを施工する際、隣接する覆工コンクリートが直接打ち継がれることにより、施工目地部分に不規則なひび割れが発生する場合が少なくない。それは、新旧覆工コンクリートの一体化防止措置が不完全なために、施工目地部分が一体化することに起因するものである。それら不具合を解消するために、トンネル覆工コンクリートの施工目地部分の一体化を防止する方法を模索した。試験室レベルでの試験を経て、道路トンネル建設工事に適用し、実構造物レベルでの効果と適用性について検証した。その結果、品質、作業工程、それに要する手間、材料の面で優位性が認められたのは、製紙業界で実績のある塗布型一体化防止材であった。
○3眼カメラ配筋検査システムを用いた遠隔臨場時の現場生産性・安全性評価/清水建設㈱/吉武謙二・藤井彰・中野貴公・谷村浩輔/シャープ㈱/有田真一
配筋検査の精度維持と省人化・省力化という課題解決のため、3眼カメラ配筋システムを開発した。日射や天候、配筋仕様の異なる15現場での30回以上の試行や、二色トンネルでの遠隔臨場との組み合わせによる試行も実施した。また、国土交通省の「建設現場の生産性を飛躍的に向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト」の試行現場である東根川橋上部工工事では段階確認に初めて適用された。取り組みの結果、平均間隔の規格値を判定するために十分な計測精度を有していること、検査時間を1/3程度に削減できること、高所作業時間削減や省人化効果による新型コロナ感染対策など安全性向上にも貢献できることが明らかになった。
○小断面NATMでの用水路トンネル長距離施工/飛島建設㈱/菅原健・藤本克郎
赤羽根下流工区工事は、東海沖地震を想定した大規模地震対策として、豊川用水の複線化による用水の安定供給を目的に、既設水路に併設する形で計画された全長L=3,429mのパイプライン設置工事である。そのうち、L=3,153mについてはNATM工法でのトンネル区間となっており、内挿管方式の圧力トンネルとなっている。施工場所周辺は葉物の畑に囲まれ、牛舎、豚舎に隣接しており、営農や畜産が盛んな地域となっているため、周辺環境の保全に配慮しつつ、トンネル断面積が約6m2と狭小な長距離トンネルの施工、内挿管挿入およびエアーモルタル充填工事を行うにあたっての技術的な課題・対策・工夫および施工実績について紹介する。
■業界情報
○2020年10月度建設機械出荷金額統計/(一社)日本建設機械工業会
建設機械と機械施工の専門誌
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日本工業出版
検査技術
2021年03月01日発売
目次:
■解説
○光計測の応用による精密研磨製品の欠陥検査技術/産業技術総合研究所/坂田義太朗
応力誘起光散乱法による潜傷(せんしょう)の非破壊検出技術について、技術概要を説明するとともに、実証例について紹介する。また、検出原理の解明に向けて、微小領域での評価結果についても紹介する。
○後方散乱X線撮像装置を用いたCUIスクリーニング検査/日本工業検査/村田倫生
保温材下外面腐食(CUI)が近年問題となり、検査手法も注目を浴びている。当社で大径管や機器のCUIスクリーニング検査用として、後方散乱X線撮像装置の検証を行った。本稿では、検証実験と保温配管に行った事例を紹介する。
○アスベスト建材調査と分析の現状:分析編と法改正編/EFAラボラトリーズ/亀元宏宣・小沢絢子・金子岳史・大田黒信介
日本におけるアスベストを取り巻く情勢は今も変化をし続けており、複雑でわかりにくくなっている。法規制の現状や、アスベスト調査、分析、および今後の動向について1月号に続き紹介する。
■技術トピックス
〔鉄道〕
○鉄道事業者向け新サービスRaiLis/アジア航測/平松孝晋
道路分野の測量技術である「MMS(Mobile Mapping System)」を鉄道の調査・検査等に適用するために開発した、鉄道事業者向けサービス「RaiLis」について紹介する。
〔法規・規格〕
○国内及び海外での火力発電設備規格の相違点/発電設備技術検査協会/小嶋敏雄
火力発電設備の設計、製造、建設に必要な国内規格である「火技解釈」と、同等な海外規格のうちの代表的なものである、ASME規格、及びEN規格における、要求事項等の相違点について簡単に紹介する。
■検査機器
○高加速マイクロフォーカス計測用X線CTシステム/ニコン/青木貴史
X線CTは検査装置として幅広い分野で利活用されているが、より大型・高密度の部品に適応すべく、高加速大出力マイクロフォーカスX線源と、それを用いたCTシステム機を独自に開発した。本稿では、その計測機能開発状況と併せて紹介する。
○可搬型X線断層検査装置/つくばテクノロジー/齊藤典生・王 波・劉 小軍・鈴木修一
1方向X線撮影で判別しにくい重なった画像を、CTではない3方向X線撮影により、断層画像を現場にて瞬時に再構成し、奥行方向の位置を特定して検査できる可搬型X線断層検査装置について解説し、その検査例、撮影例を紹介する。
■特集:インフラストラクチャーで活用される検査・診断・保全技術1
○FBGセンサによる長期モニタリングシステム/IHI検査計測/福本伸太郎
老朽化した橋梁の補修工事を効率的に実施するため、建造物の状態の変化を客観的かつ継続的に把握するための技術としてひずみや温度計測に着目し、5年間を目標としたモニタリングシステムを開発した。
○ドローン機能を活用したポール型点検ロボット/新日本非破壊検査/和田秀樹・下林佑輝
打音検査機とカメラを搭載したドローン機構をポールの先端に取り付け、ドローンの上昇推力で機材の重さを打ち消し、ポールの操作で点検部位に接近・接触して点検を行う点検ロボットについて紹介する。
○永久磁石式全磁束法による非破壊検査/東京製綱テクノス/椎木貞則
永久磁石を用い、従来手法より施工性を改善した永久磁石式全磁束法を開発した。この方法によれば、短時間で多くのロープの検査に電源を必要とせず、実施できる。本稿では、開発経緯や仕様、検査事例等を紹介する。
○非破壊検査技術による鋼管柱路面境界部の腐食診断/アミック/松浦康博/東京理学検査/長嶋功一
非破壊検査技術を用いた鋼管柱路面境界部の効率的な腐食診断方法(スクリーニング方法)を提案するとともに、その方法を用いると調査費用を低減できることを紹介する。
○表面SH波による道路附属物の腐食調査/神鋼検査サービス/仁井嘉之
超音波(表面SH波)を利用して、道路附属物の路面境界部を掘削せずに調査する技術POLESCANNER「ぐる探」と、国土交通省が実施した技術公募の試験結果について紹介する。
試験・検査・評価・診断・寿命予測の専門誌
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日本工業出版
光アライアンス
2021年03月01日発売
目次:
■特集:レーザー加工における最先端技術動向1
○産業界で実用化が進む半導体レーザーによる熱処理技術/丸文㈱/江嶋 亮
半導体レーザは加工対象物に均質かつ局所的に入熱を加えることから、焼入れや肉盛を行うに最適なレーザである。硬化させたい材料にレーザを当て急速に温度を上昇させた後、急激に冷却されることで焼きが入るレーザ焼入れは、局所的な部分焼入れが可能で入熱量を最小限に抑えることができ、歪の少ない焼入れが可能となる。また、他の焼入れ工法とは違い、材料表面付近のみに強固な焼きが入るため、自己冷却による焼入れができることから冷却水などを使用しない。さらに、従来工法に比べて消費電力の少ない環境配慮型の新工法であり、日々の電気代削減にも貢献することができる。レーザ光の熱により溶融する溶融池に粉末や線材を供給するレーザ肉盛は、基材への熱影響も限定的であることから希釈が少なく、耐摩耗や耐腐食などの目的で肉盛する材料の特性を最大限活かすことができる。近年、200μm程度の膜厚を作る通常のレーザ肉盛よりもさらに薄膜となる20~ 30 μmの極薄膜のハイスピードレーザ肉盛の関心が高まっており、溶射やメッキの代替工法としての適用が始まろうとしている。
○ハブラニアンプロットを用いた製造現場における溶込み深さの簡易的予測の試み/大阪産業大学/部谷 学/㈱レーザックス/小澤 健治/㈲アイテックインターナショナル/舟山 博人
製造現場における溶込み深さの簡易的な予測方法としてHablanianplotを使ったデータベース化が有効であることを紹介する。今後、データベース拡充のために、ほかのグループと協力して、さらなる追加実験をする必要がある。
○ICIによるインプロセス溶接モニタの開発/IPGフォトニクスジャパン㈱/住森 大地
当社は「ファイバーレーザを大量生産における工具(ツール)へ」というミッションをもとに、ツールとして必要な加工状況を可視化するICI(Inline CoherentImaging)技術を開発している。レーザ溶接中のキーホール深さの基本的な決定方法を紹介する。
○機械学習を応用したフェムト秒レーザーアブレーション加工量の予測/光産業創成大学院大学/楠本 利行
レーザー加工への機械学習応用が盛んに進んでいる。本稿では、その一つとして、フェムト秒超短パルスレーザー除去加工における、レーザー加工条件および材料物性条件からレーザー加工除去量を予測するモデル作成への機械学習応用の試みについて紹介する。
■特集:医療現場に貢献する光技術3
○転移性脳腫瘍治療における光線力学的治療(photodynamic therapy:PDT)の適応と可能性/国立がん研究センター中央病院/宮北 康二・大野 誠・高橋 雅道・柳澤 俊介・成田 善孝
転移性脳腫瘍の治療成績の改善は、がん全体の治療成績を改善させることと、転移性脳腫瘍に伴う神経症状を改善させ担癌患者の日常の活動範囲や生活の質を維持するためにも必要である。現在の治療法としては手術療法、放射線療法、薬物療法が挙げられるが、我々は新たな治療として光線力学的治療(PDT)の可能性を期待している。本稿では、転移性脳腫瘍に対するPDTの適応、問題点につき検討し、適応拡大へ向けた臨床試験についても紹介する。
○ざ瘡瘢痕に対するレーザーを用いた複合治療/むすび葉クリニック渋谷/淺岡 匠子
ざ瘡後瘢痕に対し、minimally ablative resurfacing laserの一つであるEr:YSGGレーザー、および双極式高周波を用いたフラクショナルRFを用いて治療を行い、それぞれ比較的良好な改善を得た。
■製品特集:光学系設計ソフト活用術2
○照明設計・解析における波動光学や熱・流体解析との連携/サイバネットシステム㈱/笹川 平久
近年、照明設計解析ツールの利用用途が広がってきている。本稿では、照明設計解析ツールLightToolsを用いた化粧品評価、波動光学解析ツール(RSoft)や熱・流体解析ツール(ANSYS)と連携した新しい解析についていくつかの事例を紹介する。
○オプトメカニカルソフトウエア/㈱ノーツアンドクロス 山本 努
照明系のデザイン・解析・最適化・公差解析ツールであるオプトメカニカルソフトウエアTraceProは、立ち上がりの早いラーニングカーブを実現する洗練されたメニュー構造のCADインタフェースと、インタラクティブオプティマイザ・トラレンサを含む強力なデザイン支援機能をもち、デザインから製品の市場投入までの時間短縮をさらに加速する。本稿では、その機能と役割について紹介する。
○プロジェクションヘッドランプの設計手法/㈱オクテック/コプフピエール/Breault Research Organization Inc./Kevin Garcia
ASAP RNextGenを用いた、初期設計から標準模擬試験用に至る、LEDヘッドランプのバーチャル設計手法を式、図を用いて紹介する。ASAP RNextGenが、これらのプロセスを効率よく、分かりやすく表示する環境が準備されている点も紹介する。
○汎用光工学解析ソフトウエア/CBS japan/稲畑 達雄
FREDmpcは、レンズや鏡枠の迷光解析や実画像評価を高精度で行うPCソフト。米国NVIDIA社との協業で、CUDA言語対応により業界初のGPUボード駆動でCPU処理の400~ 1,200倍の高速処理を実現。
■製品技術紹介
○進化する高出力パルスグリーンファイバーレーザーとその機能/スペクトラ・フィジックス㈱/谷本 浩
光技術の融合と活用のための情報ガイドブック
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