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紙版
(70誌) -
デジタル版
(9誌)
地方自治・行政 雑誌(デジタル版)
堀之内出版
KOKKO(こっこう)
2021年02月10日発売
目次:
[第一特集] コロナと国立研究機関――科学技術政策のゆくえ
20年続く研究力低迷の脱却を
新型コロナウイルスの感染拡大で科学技術の役割が大きく問われています。現状は、菅義偉首相も「科学技術立国・日本にとって、20年近くも続く研究力の低迷は、国の将来を左右する深刻な事態です」(第204回国会における施政方針演説、2021年1月18日)と言わざるを得ないところまで来ています。ところが、日本政府はこの期に及んでもこの20年近く研究力を低迷させてきた「基礎研究の軽視」と「研究者の雇用・研究環境の劣化」を抜本的に転換しようとしていません。加えて日本政府は、「イノベーション創出」という名のもとで科学技術を目先の利益に従属させる道をさらに強めようとしていて、このままではさらなる研究力低下は不可避です。コロナ禍において新自由主義政策を転換できるかどうかは、日本の科学技術の未来にとっても重要であることを、科学技術政策と国立研究機関のあり方から考察します。
[第二特集] 2021年版「税制改革の提言」
ポストコロナを見据えた税制改革を
政府は3次にわたる補正予算を組み、2020年度の一般会計予算の総額は175兆円にまで膨らみました。とうぜん税収は追いつかないため、20年度の新規国債発行額は、当初予算の32.6兆円から第3次補正予算後で112.6兆円となり、80兆円増加しました。今年度の国債発行額はリーマン・ショック時(2009年度・52兆円)の2倍以上です。新型コロナの経済への影響が落ち着いた段階で増税の議論が始まることはほぼ確実といえます。19年10月に消費税が10%に増税され、20年度予算から国税収入において消費税の割合が最も大きくなりました。1990年度実績と2021年度見通しを比べると、消費税は4.6%→20.3%、所得税は26%→18.7%、法人税は18.4%→8.9%へと推移し、所得税と法人税の減税分が低所得者に負担の重い消費税で穴埋めされてきたことは明白です。コロナ禍は、大企業・富裕層を優遇して減免してきた所得税と法人税を見直すにふさわしいタイミングです。
2021年版「税制改革の提言」では、こうした富裕層優遇の不公平税制の実態と、ポストコロナ社会を支える公正で公平な税制のあり方について提言します。
[第一特集] コロナと国立研究機関
―科学技術政策のゆくえ
◆科学・技術を「イノベーション創出」に従属させる科学技術基本法改定 ……………… 005
野村康秀 日本科学者会議 科学・技術政策委員会
◆データにみる日本の研究力低下と国立試験研究機関の課題 ……………… 033
笠松鉄兵 国公労連書記次長
◆コロナ時代の自然災害対応 ……………… 043
片平 博 土木研究所労働組合委員長
◆国立感染症研究所の役割と課題―感染症対策は国民のいのちと暮らしを守る「安全保障」……………… 049
大門晋平 国公労連中央執行委員・全厚生書記次長
[第二特集] 2021年版「税制改革の提言」
◆2021年版「税制改革の提言」
応能負担の原則で国民本位の税財政及び行政の確立を ……………… 061
日本国家公務員労働組合連合会
[単発]
「国公労連2021年春闘要求・組織アンケート」結果について(2020年9~11月実施) ……………… 109
国公労連調査政策部
[連載] 難民アートプロジェクト 第8回
わたしの名前は収容所 バシールの場合 ……………… 126
西 亮太 中央大学法学部准教授
[連載] スミレとヒマワリ 第10回
核兵器禁止条約の発効にあたって ……………… 134
白神優理子 弁護士
[リレー連載] 運動のヌーヴェルヴァーグ FridaysForFuture④
日本を「気候変動対策の模範生」にするために
FFFが出来ること ……………… 140
時任晴央 Fridays For Future Sendai
[連載] 国家公務員の労働条件Q&A
きほんの「き」から 第30回
霞が関の長時間労働の実態について ……………… 146
国公労連
[連載] スクリーンに息づく愛しき人びと 第41作
子どもたちの受難
『存在のない子供たち』/『異端の鳥』 ……………… 148
熊沢 誠 甲南大学名誉教授
[書評] KOKKO Editor’s Book Review
『ブラック霞が関』/『彼女の名前は』/『コミュニティ・オーガナイジング』 ……………… 153
KOKKO編集部
「国(くに)」と「公(おおやけ)」を現場から問い直す情報誌
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2020/12/24
発売号 -
2020/11/10
発売号 -
2020/08/10
発売号 -
2020/05/10
発売号 -
2020/02/10
発売号 -
2019/11/10
発売号
バック・アップ
ポリスマガジン
2021年03月20日発売
目次:
〈警察庁〉
令和3年「春の全国交通安全運動」実施
~交通事故の減少傾向は交通安全運動イベント自粛に拘わらず減少継続か~
〈警察庁〉
何故、無くならない児童虐待
~警察から児相への通告数が全国で10万人超え、過去最多に~
〈一般財団法人「日本サイバー犯罪対策センター」〉
コロナ禍のサイバー犯罪
~サイバー攻撃が人の命さえ奪う時代になった~
〈内閣府男女共同参画局〉
4月は「AV出演強要・『JKビジネス』等被害防止月間」
~AV出演強要からレイプドラッグ、デートAVへとエスカレート~
〈法務省〉
第14回「国連犯罪防止刑事司法会議」(通称「京都コングレス」)開催
~刑事司法分野の専門家が世界の犯罪防止・諸課題について議論~
〈経済産業省〉
コロナ禍で第7回「未踏会議2021」開催
~『前人未到』、新型コロナウィルス禍の社会をIT技術が変える~
〈ポリマガレポート〉
マイナンバーカードの普及率低迷は何が原因なのか
~「全国民に持たせたい」から「持たなければ自己証明できない」へ~
筆鋒鋭利(畑中鐡丸)/アフターコロナ・令和の時代を読み解く(続)
何とかせねば!/日本国の喫緊の課題
コロナ禍の政府支援に税の公平性が担保されているか
~観光業と飲食業に振舞われた政府・自治体支援~
東京電力福島第1原発事故から10年
~脱炭素社会の裏に潜む原発回帰~
〈政府〉
法律定義のない『国難』とは何か
~新型コロナウイルス感染拡大下における緊急事態は『国難』である~
いつ開く、東京五輪・パラリンピック断念会見
~2032年、2036年開催を何故言えないのか~
広島選挙区から見えてくる政権与党下野のリアリティ
~政権与党のやりたい放題のツケ、有権者の正義踏み躙る~
検証「愚かな政治家の詭弁が世の中を益々混乱に陥れる」
~棚ボタ政権の醜い茶番を見せられるコロナ禍の有権者は怒っている~
メディアの功罪「週刊誌」を考える
~スクープが日本を救う~
〈中国共産党〉
中国共産党結党100年の風圧
~日本を含め周辺国に広がる警戒感~
OPINION/如何なる勢力も人間を力で抑えることはできない
市民による警察のための警察応援雑誌
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2021/02/20
発売号 -
2020/12/25
発売号 -
2020/11/20
発売号 -
2020/10/20
発売号 -
2020/09/20
発売号 -
2020/08/20
発売号
大月書店
自治と分権
2021年01月15日発売
目次:
随想 地方「自治」の多様性と地方「行政」の画一性……榊原秀訓(南山大学教授)
首長インタビュー 「未来への地方自治」 市立病院を地域医療の中核に「職住近接」で、まちの発展をめざす……影山剛士さん(静岡県湖西市長)、インタビューアー:晴山一穂(福島大学・専修大学名誉教授)
【特集:“コロナ後”のあるべき社会を考える】特別インタビュー① “コロナ後”の地域医療はどうあるべきか――自治体病院は命を守る最後の砦――……邉見公雄(全国公私病院連盟会長)
【特集:“コロナ後”のあるべき社会を考える】特別インタビュー② 敗戦処理・菅短命政権の新自由主義的強権政治――3つのニューディールの潮流のなかで――……二宮厚美(神戸大学名誉教授)
新自由主義による地域の再編とそれへの対抗軸……中山 徹(奈良女子大学教授)
ジェンダー平等のために何が必要か……小宮友根(東北学院大学准教授)
現場レポート コロナの影響と行政への要望は? 商店街訪問でうかがった「生の声」……竹村義明(京都府職員労働組合連合書記長)
現場レポート 大震災から10年、岩手自治労連の運動から見えてきたこと……中野盛夫(岩手県自治体労働組合総連合中央執行委員長)
【弁護団レポート/自治労連弁護団】横浜市交通従組の変形労働時間制問題とのたたかい……穂積匡史(弁護士)
Q&A イチから教えて! 自治体職員の働き方 第3回「非正規・会計年度任用職員」……小尾晴美(中央大学経済学部助教)、山縣宏寿(専修大学経済学部准教授)
【シリーズ:自治の歴史と文化】第3回 憲法をわれらの手で――五日市憲法草案……鈴木富雄(「五日市憲法草案の会」事務局長)
《ブックレビュー》尾林芳匡・入谷貴夫編著『PFI神話の崩壊』(自治体研究社)……市川京之助(自治労連愛知県本部・西尾市職員組合)
《ブックレビュー》鴻上尚史・佐藤直樹『同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか』(講談社現代新書)……後藤重人(自治労連愛媛県本部)
自治体日誌
地方自治の発展をめざし憲法の平和的・民主的諸原則を擁護・発展させる理論政策活動を担う季刊誌
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2020/10/15
発売号 -
2020/07/15
発売号 -
2020/04/10
発売号 -
2020/01/10
発売号 -
2019/10/10
発売号 -
2019/07/10
発売号
日本労働組合総連合会
連合
2021年04月01日発売
目次:
・若者の声を社会に
室橋祐貴 一般社団法人 日本若者協議会代表理事
能條桃子 一般社団法人NO YOUTH NO JAPAN 代表理事
車 世栄 高校生
相原康伸 連合事務局長
・逢見会長代行の行不由徑[13]
学生による抵抗運動の歴史
・「在籍型出向の新たな仕組みに関する説明会」を開催
在籍型出向も活用して雇用の維持・確保を
・曖昧な雇用で働く人たち×連合
多様な労働者とつながり、ともに新たな運動を創り出したい
山本昌弘 連合組織企画局長
・コロナ禍の労働相談~働く人々に何が起きているのか~
久保啓子 連合フェアワーク推進センター局長
・コロナ禍の今こそ、あたたかいメッセージを贈ろう!
~#広がれありがとうの輪 & シトラスリボンプロジェクト~
・気になる数字、斜め読み
鈴木不二一 働く文化ネット理事[67]
・ちょこっとチャレンジ
ワークルール検定ドリル[9]
・こころにホットたいむ with 弘子先生[12]
矢吹弘子 矢吹女性心身クリニック院長
・若菜センセイに叱られる!?[12]
首藤若菜 立教大学経済学部教授
・WORLD REPORT[2]
山口博臣 国際労働組合総連合 政策アドバイザー
・パソコンの前でひとりごと[37]
朝比奈あすか 小説家
・ほんワーカー[3]
モニカ
「働く人」という視点から、連合が今いちばん力を注いでいる運動をわかりやすく解説。
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2021/03/01
発売号 -
2021/01/21
発売号 -
2020/12/01
発売号 -
2020/11/01
発売号 -
2020/10/01
発売号 -
2020/09/01
発売号
堀之内出版
POSSE(ポッセ)
2021年04月10日発売
目次:
◆第一特集「非正規差別と働く女性たち」
サービス経済化が進み、女性・非正規労働者は、その経済構造の主要部分に組み込まれている。コロナであらゆる仕事がストップしている状況でも、小売や物流、医療、福祉などの分野で働く労働者たちは「エッセンシャルワーカー」として社会的注目を集めた。ここで働いている労働者の多くが、女性であり、非正規雇用であった。
他方で、女性・非正規労働者の多くは、休業補償がなされず、「会社を守るために」と解雇・雇い止めされ、感染リスクに晒され続けている。
女性・非正規労働者の多くはコロナの下で「エッセンシャル」な存在だとされながら、相変わらず差別されつづけているのだ。第一特集では、コロナが明らかにした構造的な矛盾を様々な角度から分析し、今後の展望を探る。
コロナで顕在化した日本の女性差別をどう乗り越えるか――市場化される公共サービスとケアワーク、そこでの労働運動の役割
竹信三恵子(ジャーナリスト)×蓑輪明子(名城大学経済学部准教授)×今野晴貴(NPO法人POSSE 代表)
サービス経済化と女性の労働力化の問題点
蓑輪明子(名城大学経済学部准教授)
「女性の働き方・生活へのコロナ影響調査」最終報告①
働く女性たちがコロナ禍で直面した多くの困難
青木耕太郎(総合サポートユニオン共同代表)
「女性の働き方・生活へのコロナ影響調査」最終報告②
コロナによる生活困窮で追い詰められる女性たち
渡辺寛人(POSSE 事務局長・本誌編集長)
非正規差別の是正に向けた“職務評価”とパート有期法の活用――最高裁5判決を踏まえ、労働組合が取り組むべき課題は?
中村和雄(弁護士)×遠藤公嗣(明治大学教授)
コロナ禍で深刻化する「非正規差別」と闘うユニオン運動
本誌編集部
コロナ禍で変化する「貧困のかたち」と生活保護改革
今岡直之(POSSEスタッフ)
◆第二特集「生きる権利を! コロナ危機下の外国人労働者」
コロナパンデミックの下で、技能実習生が「大量失踪」するなど、国際的批判を受けてきた制度のあり方に再び注目が集まった。コロナは国内の外国人労働者や難民の生存権が脅かされる状況をつくり出した。
第二特集では、国内の外国人労働者や難民の権利を守るための運動から、現在議論されている入管法改正の問題点、コロナ以降の移民政策のあり方などを取り上げる。
外国人労働者抜きには成り立たなくなりつつある日本社会において、コロナはどのような課題を私たちに突きつけているのか。生存権をはじめとする権利を実現するために、どのような取り組みが必要なのだろうか。
「移動の時代」が終わった先に何があるのか?――欧州・豪州の現状から未来を展望する
大石奈々(メルボルン大学准教授)×岡部みどり(上智大学教授)×五十嵐泰正(筑波大学准教授)
コロナによって「崩壊」した技能実習制度と難民を犯罪者にする入管法改正案
指宿昭一(弁護士)
「国産野菜」をつくる技能実習生――新型コロナが可視化した日本農業の構図
荻田航太郎(ブラックバイトユニオン共同代表)
コロナ禍で追い詰められる技能実習生――行政機関が加担する人権侵害の現実
本誌編集部
技能実習生「強制帰国」の闇――「オンライン団体交渉」による権利行使の事例を通じて
本誌編集部
スタバは本当にSDGsを実践しているのか?――技能実習生の人権侵害と取引先企業の責任
本誌編集部
クルド難民の生存権獲得に向けて――相談会とその後の実践から見えた可能性
岩本菜々(POSSE外国人労働サポートセンターボランティア・大学生)
コロナ禍があぶり出した外国人技能実習生の労働問題――帰国もできず、不法滞在に追い込まれる実習生たち
北島あづさ(岐阜一般労働組合執行委員長)
アメリカ「ドリーマー」たちの攻防――非正規滞在の若者による運動はどのように生存権と教育権を実現してきたか
山本健太朗(POSSEボランティア)
◆単発
労働者協同組合法制定の現代的意義と協同労働の展望(上)
大高研道(明治大学政治経済学部教授)
特別定額給付金は労働者の権利向上につながるか?――「恩恵」を求める運動は「権利」の行使を抑制する
青木耕太郎(総合サポートユニオン共同代表)
◆連載
My POSSEノート page9
本気で社会を変える
岩﨑真夕(POSSEボランティアスタッフ)
LGBTQと労働運動の交差点 第3回
仕事があるだけ恵まれていると思え
遠藤まめた(LGBT系ユースの居場所「にじーず」代表)
聡子の部屋セレクション 第3回
レイシズムとは何か
梁英聖(ARIC代表)×梁・永山聡子(社会学者)
海外留学見聞録 No.7
メキシコ グアダラハラ大学
田所真理子ジェイ(POSSEボランティア)
映画のなかに社会を読み解く 第5回
料理と映画『エイブのキッチンストーリー』『シェフ』『二ツ星の料理人』『幸せのレシピ』『ジュリー&ジュリア』
西口想(文筆家・労働団体職員)×河野真太郎(専修大学教授)
現代韓国フェミニズム 第5回
性搾取問題として性売買を見つめる・下
古橋綾(東京外国語大学非常勤講師)
ラダイトと脅迫状 第3回
「ラッドの法廷に提訴されました」
萩田翔太郎
スポーツとブラック企業 第9回
無理のある試合をさせないライスボウルの改革は大英断だ
常見陽平(千葉商科大学国際教養学部准教授)
新世代のための雇用問題総合誌
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2020/12/10
発売号 -
2020/07/25
発売号 -
2020/03/25
発売号 -
2019/11/25
発売号 -
2019/07/25
発売号 -
2019/03/25
発売号
日本医療企画
厚生労働
2021年04月01日発売
目次:
表紙
INTERVIEW:黒木 華(俳優)
目次
特集:誰一人取り残さない社会に向けて
ソーシャル・チャレンジャーズ:東京都豊島区 ひきこもり支援
特別連載 Approaching the essence
特集2:シニア世代の“仕事力”を引き出す
新型コロナウイルス最前線
Notice
今月のPICK UP
改正女性活躍推進法 その1
すごい!医療ベンチャー
ウィズ・ポストコロナ時代の職場環境の再構築
海外からの便り
技能の道 「情報ネットワーク施工」
編集後記・次号予告
1億3000万人の生活を守る政策情報誌
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2021/03/01
発売号 -
2021/02/01
発売号 -
2021/01/01
発売号 -
2020/12/01
発売号 -
2020/11/02
発売号 -
2020/10/01
発売号