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紙版
(298誌) -
デジタル版
(34誌)
看護・医学・医療 雑誌 ランキング
篠原出版新社
医学教育
2026年06月30日発売
目次:
医学教育 第57巻・第3号
【目 次】
57巻6号 特集 論文公募のご案内
特集タイトル 『医学教育における学習者のウェルビーイング:メンタルヘルスと学習環境の再設計』
特集 『医学教育における生成AI 2026:「試行」から「効果検証」へ』
巻頭言
……片岡 裕貴 141
原 著
生成AI動画を用いたプロフェッショナリズム教育:
学生教育と教員FDにおける同一教材の教育的機能に関する混合研究
……三原 弘,長南 行浩,磯山 響子,鵜飼 渉 143
佐藤 直,辻 喜久,杉村 政樹
原 著
生成AIを用いた試験問題作成支援アプリケーションの有用性と受容に関する教員へのアンケート調査
……橋本 恵太郎,前野 貴美,吉原 雅大,古屋 欽司 152
高屋敷 明由美,鈴木 將玄,前野 哲博
総 説
生成AI時代の学術研究出版と査読
……山本 憲 163
短 報
生成AIが作成した読書感想文に対する医学生の認識と批判的吟味
― 教育実践に基づく探索的内容分析 ―
……松岡 徹,笠井 大,佐野 裕樹,古藤田眞和 172
石山 忠彦,小川 覚
実践報告-新たな試み-
生成AIの存在を前提とした臨床推論グループワークの試み
-ソシオマテリアリズムの枠組みを用いた理論的考察-
……生野 真嗣,大塚 勇輝,時信 亜希子,三好 智子 177
片岡 仁美
実践報告-新たな試み-
「思考の代替」から「思考の支援」へ:生成AIを認知的足場として活用した英語医療面接教育の実践
……高橋 良子,日臺 智明,鈴木 沙季, E.H.ジェーゴ 183
視 点
AIカズイストリによる「判断力」の再構築:
医学教育における反省的判断とプロフェッショナリズムの形成
……杉本 俊郎 189
視 点
AI模擬患者に思うこと~模擬患者参加型教育の経験とPIFの視点から~
……幕内 安弥子 192
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原 著
医学教育分野別評価における大規模言語モデルによる判定の量的・質的検証:
役割分離に向けた探索的検討
……小貫 友暉,中村 真理子 195
短報
問題解決型テュートリアルを通した医学生の主観的健康関連ライフスタイルの変化
……春日 秀朗,日高 友郎,遠藤 翔太,増石 有佑 207
各務 竹康
実践報告-新たな試み-
自然科学研究の基礎的な言語ゲームへの誘い:
医学部初年次における日本語読解リテラシー授業の実践と課題
……林 禅之,米岡 裕美,伊澤 宜仁,種田 佳紀 213
中平 健祐
視 点
アートで/が拓く医療者教育研究の可能性
……佐野 樹,木村 武司,宮地 由佳,及川 沙耶佳 219
川島 裕子,錦織 宏
Perspectives 視点
Personalized Learning in Medical Education:
The Role of Person-Centered Analysis Beyond Variable-Centered Analysis
……Houman GOUDARZI,Makoto TAKAHASHI 222
Suggestions from Students 学生からの提案
Medical Education in Australia Post-Covid:A Final-Year Student Perspective
……Zhu Min Xu HILAR 226
論文を読んで
鈴木ら論文「医学生の勤務地志向」:多変量解析における変数選択の妥当性について
……賀來 敦 229
論文を読んで
“鈴木ら論文「医学生の勤務地志向」:
多変量解析における変数選択の妥当性について”への回答
……鈴木 康之 231
訃 報
松尾 理先生.....................232
偲ぶ声
松尾 理先生を偲んで
……鈴木康之 233
訃報
廣橋 一裕先生.....................234
新編集委員の紹介
Dr Hossam Hamdy.....................武田裕子 236
――――――――――――――――――――――――――――――――
第58回日本医学教育学会総会及び学会大会案内(第6報) 前付
第23期日本医学教育学会 第11回理事会議事要旨 237
機関会員・賛助会員一覧 242
投稿規定 246
編集後記.............................武田 裕子 248
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四半世紀以上の歴史となる、日本医学教育学会の機関誌。
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2026/04/30
発売号 -
2026/02/28
発売号 -
2025/12/31
発売号 -
2025/10/31
発売号 -
2025/08/31
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2025/06/30
発売号
総合医学社
消化器内視鏡をこれから始めたい、もっと使いこなしたい医師におすすめです!ポイントがわかる動画つき!
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2013/04/10
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2013/01/25
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2012/08/17
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2012/05/07
発売号
フジメディカル出版
実地臨床に則した女性医療の最新情報をまとめた雑誌
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2020/02/10
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2019/10/10
発売号 -
2019/06/10
発売号 -
2019/02/10
発売号 -
2018/10/10
発売号 -
2018/06/10
発売号
照林社
増刊 プチナース
2026年04月10日発売
目次:
実習での事前学習や実習中の困りごとを解決する「ぜんぶガイドシリーズ」から、「がん看護」をテーマにした最新刊が登場!
本書では、がんの基礎知識から主ながんの症状、アセスメント項目や看護ケアまで、1冊でわかるように網羅的にまとめました。共感的なかかわりかた、家族とのコミュニケーションの基本など、がん患者さんを実際に受け持つうえで悩むポイントもしっかりフォローしています。
看護学生はもちろん、がん看護にはじめて携わる看護師にもおすすめです。
Part1 これだけは覚える! 実習で必要ながん看護の基礎知識
Part2 知っておきたい! がん治療の基礎知識
Part3 実習でよく出合う! 主ながんの知識
Part4 ケアと指導のポイントがわかる! がん患者さんの症状と看護
5月増刊では授業、実習で役立つ知識や技術を、11月増刊では国家試験対策に役立つ予想問題集を提供
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2025/10/10
発売号 -
2025/04/10
発売号 -
2024/10/10
発売号 -
2024/04/10
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2023/10/10
発売号 -
2023/04/10
発売号
PSJAPAN(ピーエスジャパン)
2026年03月12日発売
目次:
PSJAPAN(ピーエスジャパン)vol.36(発売日2026年3月12日) の目次
【特 集】乾癬の治療薬2026 注射編
・レミケード
・ヒュミラ
・ステラーラ
・コセンティクス
・ルミセフ
・トルツ
・トレムフィア
・スキリージ
・シムジア
・イルミア
・ビンゼレックス
・スペビゴ
・バイオシミラー
【情 報】
NPO法人 領域横断疾患研究機構 市民公開講座
皮膚疾患情報 掌蹠膿疱症
【連 載】
YOKOのピアカウンセリング
温泉を楽しもう18 菅野真宏(温泉ソムリエマスター)
乾癬ニュース
香りのヒント19 岩田タカ子(嗅覚反応分析士シニアトレーナー)
HIROYUKIのぶらり下関旅
乾癬患者さんのための生活サポートマガジン。「生活の質(QOL)」を高めるため、より多くの医療・生活情報をお届けします
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2025/11/12
発売号 -
2025/07/12
発売号 -
2025/03/12
発売号 -
2024/11/12
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2024/07/12
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2024/03/12
発売号
中外医学社
速く! 鋭く! 正確に! 総勢30以上の連載コンテンツがあらゆる角度から感染症を解き明かします。
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2026/03/10
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2026/01/10
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2025/11/10
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2025/09/10
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2025/07/10
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2025/05/10
発売号
医学書院
呼吸器ジャーナル
2026年05月15日発売
目次:
■特集 特発性間質性肺炎を再考する Standard と Unmet medical needs■
特集 特発性間質性肺炎を再考する──Standard と Unmet medical needs(企画:藤澤朋幸)
□I.Standard
間質性肺疾患を疑ったら(馬場智尚)
特発性肺線維症の定義,病態,診断(新井 徹)
特発性間質性肺炎(IIPs)の重症度分類はどう変わったか?(千葉弘文・錦織博貴)
特発性肺線維症(IPF)治療の進歩──抗線維化薬をいつ・どのように使用するか? 今後期待される治療薬は?(杉野圭史)
間質性肺疾患における急性増悪──概念・診断・治療の現在地と課題(片岡健介)
IIPs/ILD診断におけるMDDの現状(古川大記・板東知宏)
ILA,軽微な間質性陰影を見たときどう対応するか?(一門和哉)
進行性肺線維症(PPF)とは?(坂本 晋)
□II.Unmet medical needs ①IIPs/ILD診断と治療
IPF以外の特発性間質性肺炎(non-IPF):新たな国際分類でどう変わったか?(半田知宏)
特発性胸膜肺実質線維弾性症(iPPFE)(立石知也)
分類不能型間質性肺疾患(unclassifiable interstitial lung disease)(榎本紀之)
IIPs・IPAF・膠原病に伴うILDの異同と診断アプローチ・治療戦略(山川英晃)
線維性過敏性肺炎の診断と治療:特発性間質性肺炎との違い(武井玲生仁)
□III.Unmet medical needs ②ILDの合併症と治療
間質性肺疾患合併肺癌(池田 慧)
間質性肺疾患に伴う肺高血圧症──診断と治療の進歩(西山 理)
間質性肺疾患における緩和ケア①──ILD患者に対する緩和ケアの意義(森 雅紀)
間質性肺疾患における緩和ケア②──症状緩和治療の実際,支持療法(松田能宣)
□IV.最近の話題
ビッグデータから明らかになったILDの新知見(穂積宏尚)
旧「呼吸と循環」
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2026/02/15
発売号 -
2025/11/15
発売号 -
2025/08/15
発売号 -
2025/05/15
発売号 -
2025/02/15
発売号 -
2024/11/15
発売号
視覚障害者支援総合センター
【点字版】視覚障害――その研究と情報
2026年07月01日発売
目次:
◆Page1 一筆所感
受賞者にみる視覚障害者の職域拡大
チャレンジ賞・サフラン賞選考委員
榑松 武男
◆特集
チャレンジ賞・サフラン賞受賞者が語る
私の“働き方”
◇「ウィンウィンの協力体制」の 構築を目指して
(株)ラック 次世代サイバー技術本部 グループマネジャー
第19回チャレンジ賞受賞者
外谷 渉
◇働き続けるために
視覚障害者の事務職情報交換室 管理人
第20回サフラン賞受賞者
鈴木 沙耶
◇自分らしく、生徒と共に
橋本市立紀見東中学校 教諭
第20回チャレンジ賞受賞者
大前 雅司
◇「一人じゃない」が原動力
福島県共生社会・女性活躍推進課
第21回サフラン賞受賞者
鈴木 祐花
■名作の彩り
ルノワール、日常にそっと寄り添う光
執筆・編集:吉田奈穂子(筑波大学芸術系)、里村亜呼(筑波大学大学院芸術学学位プログラム)、
山田千鶴、川口楓加、安倍麻衣子(以上、筑波大学芸術専門学群)
協力:半田こづえ(明治学院大学)、中川三千代(筑波大学芸術系研究員)、
全国音訳ボランティアネットワーク
企画・監修:宮坂慎司(筑波大学芸術系)
■共生社会の足音
第132回 無人化の時代に問われるもの
~JR無人駅訴訟判決を読む~
おおごだ法律事務所
弁護士 大胡田 誠
■我が人生は七曲井 私的盲界見聞録
第15回 単独外出に向けてのリハビリ
社会福祉法人 日本盲人福祉委員会
常務理事 指田 忠司
■手でよむ博物館
(72)マングース
桜井記念 視覚障がい者のための手でみる博物館 館長
川又 若菜
見やすさ、読みやすさにあわせて点字・活字・DAISY・CD-Rの4媒体から選べる視覚障害の専門誌
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2026/06/01
発売号 -
2026/05/01
発売号 -
2026/04/01
発売号 -
2026/03/01
発売号 -
2026/02/01
発売号 -
2026/01/01
発売号
視覚障害者支援総合センター
【DAISY版】視覚障害――その研究と情報
2026年07月01日発売
目次:
◆Page1 一筆所感
受賞者にみる視覚障害者の職域拡大
チャレンジ賞・サフラン賞選考委員
榑松 武男
◆特集
チャレンジ賞・サフラン賞受賞者が語る
私の“働き方”
◇「ウィンウィンの協力体制」の 構築を目指して
(株)ラック 次世代サイバー技術本部 グループマネジャー
第19回チャレンジ賞受賞者
外谷 渉
◇働き続けるために
視覚障害者の事務職情報交換室 管理人
第20回サフラン賞受賞者
鈴木 沙耶
◇自分らしく、生徒と共に
橋本市立紀見東中学校 教諭
第20回チャレンジ賞受賞者
大前 雅司
◇「一人じゃない」が原動力
福島県共生社会・女性活躍推進課
第21回サフラン賞受賞者
鈴木 祐花
■名作の彩り
ルノワール、日常にそっと寄り添う光
執筆・編集:吉田奈穂子(筑波大学芸術系)、里村亜呼(筑波大学大学院芸術学学位プログラム)、
山田千鶴、川口楓加、安倍麻衣子(以上、筑波大学芸術専門学群)
協力:半田こづえ(明治学院大学)、中川三千代(筑波大学芸術系研究員)、
全国音訳ボランティアネットワーク
企画・監修:宮坂慎司(筑波大学芸術系)
■共生社会の足音
第132回 無人化の時代に問われるもの
~JR無人駅訴訟判決を読む~
おおごだ法律事務所
弁護士 大胡田 誠
■我が人生は七曲井 私的盲界見聞録
第15回 単独外出に向けてのリハビリ
社会福祉法人 日本盲人福祉委員会
常務理事 指田 忠司
■手でよむ博物館
(72)マングース
桜井記念 視覚障がい者のための手でみる博物館 館長
川又 若菜
見やすさ、読みやすさにあわせて点字・活字・DAISY・CD-Rの4媒体から選べる視覚障害の専門誌
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2026/06/01
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2026/05/01
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2026/04/01
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2026/03/01
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2026/02/01
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2026/01/01
発売号
中央法規出版
複雑な制度改正の全体像がわかる
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2021/04/13
発売号 -
2020/08/26
発売号 -
2018/04/04
発売号 -
2017/07/14
発売号
産業開発機構
映像情報メディカルのMRI増刊号2018年版!MRIに携わる放射線医、放射線技師、MRIに関心をもつ方々に最適な一冊
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2025/12/12
発売号 -
2024/12/13
発売号 -
2023/12/15
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2022/12/16
発売号 -
2021/12/10
発売号 -
2020/12/18
発売号
医学出版
消化器内科
2026年04月27日発売
目次:
特集●進行再発大腸癌薬物療法―最新エビデンスの実践―
企画編集/谷口浩也(愛知県がんセンター 薬物療法部 医長)
<特集にあたって>
大腸癌はわが国において罹患数・死亡数ともに多い主要ながんであり,近年も微増傾向である.進行再発例に対する薬物療法はここ十数年で大きく進歩した.フッ化ピリミジン系抗がん薬,オキサリプラチン,イリノテカンといった細胞障害性抗がん薬に加え,抗VEGF抗体薬や抗EGFR抗体薬などの分子標的治療薬が導入され,さらに近年ではMSI-H大腸癌に対する免疫チェックポイント阻害薬,BRAF変異例,HER2陽性例に対するドライバー分子に対する標的治療など,バイオマーカーに基づく個別化医療も急速に進展している.こうした治療の進歩により,進行再発大腸癌の予後は着実に改善している一方で,治療戦略は年々複雑化している.
日本の大腸癌診療では,多くの施設において,薬物療法を消化器外科医が中心となって担ってきた歴史がある.しかし近年,外科医の減少や働き方の変化などを背景に,今後は外科医が薬物療法を継続的に担うことが難しくなる可能性も指摘されている.こうした状況のなか,今後は消化器内科医が積極的にがん薬物療法へ関与するべきであろう.消化器内科医は,消化管の生理・病態に関する深い理解を背景に,腸管機能や栄養状態,胆膵系合併症,腸閉塞など消化器特有の問題を総合的に評価しながら診療を行うことができる.これは進行再発大腸癌患者の長期治療を支えるうえで大きな強みとなる.
さらに,消化器癌の薬物療法は他臓器のがん領域と比較してエビデンスと実臨床のギャップが大きい分野でもある.臨床試験では厳格な選択基準が設けられる一方,実際の診療では高齢患者や併存疾患を有する患者,栄養状態が不良な患者など,多様な背景をもつ患者を診療する必要がある.そのためガイドラインを単純に適用するだけではなく,患者ごとの病態に応じた柔軟な治療戦略が求められる.
一方で近年,AI技術の進歩により,膨大なエビデンスやリアルワールドデータを統合し,最適な治療レジメンを提示するような医療支援システムの実用化も現実味を帯びてきている.将来的には,治療レジメンの候補を提示する役割の多くをAIが担う可能性もあるだろう.しかし,そのような時代において医師に求められる役割は,むしろ一層重要になる.消化器癌診療では薬物療法のみならず,外科手術,放射線治療,IVRなど幅広い治療選択肢が存在する.これらを横断的に理解し,患者ごとに最適な治療戦略を構築する能力は,AIを適切に活用するためにも不可欠である.
さらに重要なのは,治療のマネジメントと患者に向き合う時間である.AIの活用により情報整理や治療選択の負担が軽減されれば,医師はより多くの時間を患者との対話や症状マネジメント,治療継続の支援に充てることができる.こうした「患者に割く時間」の増加こそが,治療継続率や生活の質を高め,最終的には患者アウトカムの向上につながる可能性がある.人口減少社会を迎える日本の医療において,AIを活用しながら質の高い医療を持続可能に提供していくことは,今後の重要な課題である.
本特集では,進行再発大腸癌に対する薬物療法の最新の知見を整理し,消化器内科医が日常診療のなかで理解しておくべきポイントをわかりやすく解説することを目的とした.内視鏡診療を中心とする先生方を含め,多くの消化器内科医にとって本特集が大腸癌薬物療法を身近に感じる契機となり,今後の診療の一助となれば幸いである.
谷口浩也
愛知県がんセンター 薬物療法部 医長
<目次>
1. 大腸癌に対する薬物療法をアップデートする際の心得/谷口浩也
2. 大腸癌に対する免疫チェックポイント阻害薬の最新動向/山本一将,坂東英明
3. RAS野生型大腸癌に対する治療の最適化/武田弘幸
4. RAS変異陽性大腸癌に対する治療の進歩/若林宗弘
5. BRAF V600E変異型大腸癌の化学療法:最新エビデンスと治療戦略/大倉將生,三谷誠一郎
6. HER2陽性大腸癌に対する治療の現状と未来/澤田憲太郎
7. 大腸癌に対する遺伝子パネル検査と標的治療の進歩/山口享子,馬場英司
8. 大腸癌後方治療の選択と工夫/児玉紘幸
9. 高齢者大腸癌薬物療法の安全性と有効性を両立させるアプローチ/石塚千紘,髙島淳生
10. 大腸癌に対するIVR ―肝動注化学療法を中心に―/佐藤健司,田中利洋
11. 大腸癌肝転移に対する手術療法 ―Conversionと肝移植の新展開―/小木曾 聡,伊藤孝司,福光 剣,石井隆道,波多野悦朗
消化器内科領域の臨床に直結する最新で確かな知識をビジュアルに解説する専門誌
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2025/07/11
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2023/11/30
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2023/05/25
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2022/10/25
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2022/09/01
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2022/08/03
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科学評論社
臨床免疫・アレルギー科
2026年06月25日発売
目次: 特集 バリア組織と組織特異的免疫応答
第一線で活躍する免疫研究者およびアレルギー科専門医が、話題のテーマを解説。
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2026/05/25
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2026/04/25
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2026/03/25
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2026/02/25
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2026/01/25
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2025/12/25
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